JP2001218630A - 書見台 - Google Patents

書見台

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JP2001218630A
JP2001218630A JP2000030185A JP2000030185A JP2001218630A JP 2001218630 A JP2001218630 A JP 2001218630A JP 2000030185 A JP2000030185 A JP 2000030185A JP 2000030185 A JP2000030185 A JP 2000030185A JP 2001218630 A JP2001218630 A JP 2001218630A
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JP2000030185A
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English (en)
Inventor
Tadamasa Tao
忠昌 田尾
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ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Asahi Sekkei Kogyo KK
Original Assignee
ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Asahi Sekkei Kogyo KK
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Publication date
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Priority to US09/777,964 priority patent/US20010011819A1/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42DBOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
    • B42D17/00Hanging or securing devices for books, newspapers or the like

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】書見台の書物受け台の外形の大きさをコンパク
トにするとともに本の取り付けを確実にし、ページ押え
圧の強弱の調整を容易にする。 【解決手段】書見台10の左右両側に設けられている指掛
け具70の付いたページ押え取り付け具22には、各2個の
ページ押え具13が出し入れ及び回転保持自在に取り付け
られている。前記ページ押え取り付け具22は左右横方向
にスライド固定自在に設けられている。書見台中央部地
側には、固定して設けられている地側ストッパー56に、
上下にスライド固定自在にネジ付きピン60を設ける。そ
して、天側に前後にスライド固定自在な天側スライドス
トッパー57を設ける。該天側スライドストッパー57の後
端立上り部には、上下にスライド固定自在にネジ付きピ
ン60が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書見台に係り、ペ
ージを開いた書物(本)がしっかり取り付けられ、開いた
ページの戻り圧(開いたページが閉じようとする反発
力)及びページの重み(たとえば開いたページを逆さま
などにしたとき)を受け止め(ページを押え)るページ
押え部のページ押え圧を調整しながら、一ページ毎確実
にめくることができるようにした書見台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から書見台としては色々な構造のも
のが知られている。例えば本の中央綴じ込み部分を保持
するように中央天地間に亙って凹溝を設け、書見台の左
右両側に磁石あるいはゴム等の弾力体から成る、しまり
ばめ形状の筒状圧接具が納置された穴が、取り付ける本
の大きさに対応する為に固定して複数設けられ、その穴
に1対(左右それぞれ1個)のページ押え具が支持部材
を介して出し入れ回転及び固定(静止)保持自在に取り
付けられている。なお、磁石に対応する支持部材は磁性
体からなり、その吸着力により支持力が得られ、圧接具
の場合は支持部材に対してしまりばめ形状による摩擦抵
抗により支持力を得るものである。該ページ押え具は支
持部材とページ押え部材とで形成されたシングル構造と
し、前記ページ押え部材は略全体又は一部が透明体にな
っている。書見台中央部天地にはそれぞれ固定してピン
の付いたスライドストッパーと書物受け台の一部を起立
縁の構成とした固定ストッパーが設けられている。さら
に地側の左右両側には左右方向にスライド自在のストッ
パーが設けられた構成となっている。(たとえば実公平
5−11773号公報参照) また、取り付ける本の大きさに対応する為に別の方法で
は、書物受け台を前後にスライド固定自在に2分割にし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来の書見台では、
取り付ける本の大きさに対応するためのページ押え具の
位置の変更を、書物受け台に固定して複数設けたページ
押え具を取り付ける穴にページ押え具を差し替えなけれ
ばならず、また、書物受け台を前後にスライド可能に2
分割にした構造においても横方向においては大きな外形
となっていた。そして、書物受け台の表面が平か又は左
右両側から中央部に向かって低く傾斜した傾斜面あるい
は、中央天地間に亙って凹溝を設けた書見台に本を取り
付けると、開いたページは閉じようとする反発作用が働
くと共にページ面が円弧状となる性質がある。(書物受
け台の表面が平たいよりは、中央部に向って低く傾斜あ
るいは、中央部天地間に亙って凹溝のある方がページの
反発力や円弧形状の大きさは緩和されることはゆうまで
もない。)
【0004】さらに、仰向けの状態で本を読む場合、ペ
ージ面が下向きかあるいは斜め下向きとなるので、ペー
ジの重みによるページ押え部材への押え圧(支え圧)が
生ずる。したがって本の大きさ、本の厚み、ページの材
質や厚みなどで閉じようとする反発力の大きさやページ
の重みによりページ面とページ押え部材との間にはさま
ざまな大小の面圧がかかることとなる。そして円弧状に
なったページ面を押える場合は、ページ押え部材の先端
部に集中した圧力がかかることとなり、ページをめくる
場合ページ押え部材からページを引き出し又差し込む場
合大きな力を必要とし、書見台を取り付けた読書スタン
ド等がぐらぐらしたり、又ページを損傷したりする恐れ
があった。しかるに、左右に各1個のページ押え具では
負担が大きすぎた。よって本の取り付けの安定を欠くと
ともに、ページ捲りが困難となる問題点があった。
【0005】ページ押え具をとりつけた穴内には、ペー
ジ押え具の支持部材と嵌合(しまりばめ)状態に取り付け
られるゴム等の弾力体から成る筒状圧接具が納置されて
いる。あるいはページ押え具の支持部材を金属棒とし
て、その支持部材に吸引または吸着する磁石が納置され
ているが、いずれの場合も安定した保持力や大きな保持
力を得る為には、穴取り付け部や支持部材の構成を大き
な構造のものとしなければならず、特に嵌合(しまりば
め)の場合は弾力体のわずかの摩耗でも一定の安定した
保持力が得られにくいという問題点があった。そして一
定の保持力を持ったページ押え具を、押えるページの厚
みの大小や押え圧の調整の為出し入れする場合、ページ
押え具だけを持って片手で行う場合保持力の作用によ
り、書物受け台がぐらぐらして出し入れの操作が困難で
あった。
【0006】さらに、書見台に本をしっかりと取り付け
るため、すなわち取り付けた本の落下防止や左右あるい
は上下に本がずれるのを防ぐために、書見台の中央部の
天側(後部)及び地側(手前側)にそれぞれ固定して設
けたピンを本の厚みの中間部を開いて綴じ込み部のペー
ジ間に差し込んで取り付ける。その場合ピンが固定して
設けられていると、本のページ厚が薄いと本の綴じ込み
部へのピンの当接がゆるすぎ、すなわち、ピンが下部側
の綴じ込み部に強く当接される程、安定した取り付けと
なる。また、本のページが厚すぎると綴じ込み部のペー
ジ間にピンを差し込むのが困難となる。特に中央部に凹
溝のある書見台に表紙の厚い(硬い)本を取り付ける場
合、本の中央の綴じ込み部が沈まない(綴じ込み部が凹
溝部に当接しない)のでピンの位置が上方の高い位置を
必要とする。そして本を取り付ける時にピンを上方の高
い位置にセットしていると、本の綴じ込み部にピンを差
し込む場合、開いた本の綴じ込み部のV字形状とピンの
間には空間があるので取り付けが容易となる。したがっ
てピンの上下方向へのスライドによる調整は必要なこと
である。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、書見台に本を取り付ける際、書物受け台の外形
寸法を大きくせずに本の大きさに対応するために、左右
のページ押え具を取り付けるページ押え取り付け具を左
右にスライド固定自在とすることができると共に、書見
台に本を取り付ける際、取り付けの安定と本の厚みや表
紙の厚さ(硬さ)に対応するため、天側、地側、にそれ
ぞれ設けたネジ付きピンを上下方向にスライド固定自在
にすることができる。また、ページ押え部材とページ面
との間の面圧の大小に対応する為に、ページ押え具の出
し入れを容易にして押え圧の調整を行い、さらにページ
押え具の保持力の安定を図る構造を提供することを目的
としている。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の書見台においては、左右のページ押え具を
取り付けたページ押え取り付け具が左右の横方向あるい
は、取り付ける本が大きくなるにつれて、ページ押え部
材で本の前後(地、天)の、より中央部を押える為に、
書物受け台中央部より横外方向に向って天側寄りの斜め
横方向にスライド固定自在にして、書物受け台の外形寸
法を大きくすることなく本の大きさに対応する構成とな
っている。(請求項1・2及び図1・34参照)
【0009】また、開いた本の閉じようとする反発力
と、それに共うページ面の円弧形状の矯正並びに書見台
を逆さま(仰向け)状態にしたときのページの重みによ
るページ押え部材への圧力(押え圧)を減少せしめるた
め、書見台の左右両側にそれぞれページ押え具を複数設
けている。すなわちシングル構造のページ押え具を左右
に2個あるいは3個ずつ設ける構成、あるいは左右に上
下に2段になった二重構造のページ押え具を設けた構
成、あるいは左右に2個ずつ設けた穴にそれぞれシング
ル構造のページ押え具と二重構造のページ押え具を設け
た構成にしている。(請求項3〜11参照)
【0010】よって、書見台の左右両側にそれぞれ2個
のシングル構造のページ押え具が設けられた構成におい
ては、2個のページ押え具のページ押え部材の内任意の
各1個で開いたページ面を押え、もう1個の各ページ押
え部材で開いた本の表紙又は両開きにした任意のページ
間に差し込むように、それぞれページ押え部材を回転し
て取り付ける。その時上部側のページ押え具を上下に出
し入れして調整しページ面を軽く押える。下側のページ
押え具はページ面を強く押えるように調整する。(請求
項4及び図8・9・10.参照)
【0011】同じく、書見台の左右両側に3個ずつ設け
られたシングル構造のページ押え具では、3個の内任意
のページ押え部材の各1個で両開きの開いたページ面を
やや軽く押え、別の任意のページ押え部材の各1個で表
紙又は開いたページ面と表紙間の任意のページ間に差し
込んで強くページを押える。そして残りの各ページ押え
部材で主に表紙を強く押えるように取り付ける。(請求
項5及び図11・12・13参照)
【0012】同じく、左右両側に設けられたページ押え
具は、上下2段になった二重構造のページ押え具で、上
段側のページ押え部材で開いたページ面をやや軽く押
え、下段側で表紙又は両開きにした任意のページ間にペ
ージ押え部材を差し込みページ面を強く押えるように取
り付ける。(請求項6〜10及び図14・15参照)
【0013】同じく、書見台の左右両側に設けられた2
個の穴にそれぞれ取り付けられたシングル構造のページ
押え具と、上下2段になった二重構造のページ押え具の
構成では、二重構造の上段側のページ押え部材で両開き
のページ面をそれぞれやや軽く押え、下段側のページ押
え部材で開いたページと表紙との間の任意のページ間に
回転して差し込んでページ面を強く押えるように取り付
ける。そして残りのページ押え部材で主に表紙をそれぞ
れ強く押えるように取り付ける。(請求項11及び図1
6・17・18参照)
【0014】書物受け台の左右両側に設けた上下2段に
なった二重構造のページ押え具のうち下段側のページ押
え具の支持部材を中空の筒状とし、上段側のページ押え
具の支持部材を出し入れ回転自在に前記支持部材の中空
内に挿入し、その挿入した支持部材の途中の一部に穴又
は溝を設け、その穴又は溝部には前記中空の内面に当接
する板バネや棒状のバネあるいはバネにかえてゴム等の
弾力体を取り付け、板バネ(棒状のバネ)あるいは弾力
体の中空内面への押し圧による摩擦抵抗により、上段側
のページ押え具を下段側のページ押え具に対して固定
(静止)保持するものである。(請求項6・7・8・9
及び図25・26参照)
【0015】上記二重構造のページ押え具の下段側の支
持部材の中空内に、出し入れ回転自在に挿入した上段側
の支持部材の中空内部の挿入先端部にはバネ掛け具が設
けられ、下段側の中空の支持部材の先部には、ページ押
え取り付け具に設けられた穴から支持部材の抜け止めを
兼ねたバネ取り付け具が固着して設けられている。前記
バネ掛け具と前記バネ取り付け具との間には前記中空の
内径より小さい外径の引きバネが、前記バネ掛け具と前
記バネ取り付け具とに掛け止めして設けられている。該
引きバネの引っ張り力により上段側のページ押え具が下
段側のページ押え具に固定保持自在に取り付いている。
(請求項10及び図28参照)
【0016】書物受け台の左右両側に設けられているペ
ージ押え取り付け具を構成する穴取り付け部には穴が設
けられている。その穴には、ページ押え具の支持部材が
貫通して取り付けられている。前記穴内には、前記支持
部材に押し圧状態に当接するゴム等の弾力材を用いた抵
抗体と、その抵抗体を押し圧する押しバネが納置されて
いる。よって支持部材と抵抗体の当接部の摩擦抵抗によ
り、ページ押え具をページ押え取り付け具に出し入れ回
転及び固定(静止)保持自在にして取り付けることとな
る。また、前記抵抗体を押し圧する押しバネにかえて板
バネとしても同じ効果を有するものである。(請求項1
2・13及び図19〜24参照)
【0017】書物受け台の左右両側に設けられているペ
ージ押え取り付け具を形成する穴取り付け部に設けられ
ている穴には、ページ押え具の支持部材が出し入れ回転
及び固定保持自在に貫通して取り付けられている、この
貫通した支持部材の先端には、前記穴の内径より大きい
外幅の止め具が固着して取り付けられている。前記穴取
り付け部の貫通出側の端面部と、前記止め具との間には
押しバネが取り付けられて、ページ押え具を保持する構
造となっている。(請求項14及び図29参照)上記い
ずれのページ押え具もそれを出し入れする場合、ページ
押え取り付け具に設けられている指掛け具の上面又は裏
面に指を掛け、別の指をページ押え具の支持部材の下端
先部及び上端側のページ押え部材の上面に掛け(乗せ)
て、前記指掛け具を支点にして、指で押し上げたり又は
押し下げてページ押え具を出し入れする構造となってい
る。(請求項17及び図37参照)
【0018】書物受け台中央部の地側に設けられている
ネジ付きピンは、地側ストッパーをなす書物受け台に一
体構造に設けられている起立縁に上下に渡って長穴を設
け、その長穴に介設して上下にスライド固定自在につま
み部を設けたネジ付きピンが取り付いた構造となってい
る。(請求項15及び図32参照)
【0019】書物受け台中央部の天側には、前後(地・
天)にスライド固定自在にした天側スライドストッパー
が設けてあり、その天側スライドストッパーの天側末端
部は、L型の立上り(起立縁)部が設けられた構造となっ
ており、その立上り部には上下に渡って長穴を設け、そ
の長穴に介設して上下にスライド固定自在につまみ部を
設けたネジ付きピンが取り付いた構造となっている。
(請求項16及び図30・32参照)
【0020】書物受け台の左右両側に設けられているペ
ージ押え取り付け具の外側横端には、ページ押え具を出
し入れする時に指を掛ける、指掛け具が固着して設けら
れている。(請求項17及び図6・7参照)
【0021】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図1〜図5に示される実
施例では、書物受け台11の左右両側の、天地間の任意の
中間の裏面には、ページ押え取り付け具22(後述する図
6・7参照)を取り付けるためのスライド空間29(後述
する図30参照)を形成するガイド69が固着又は、書物
受け台11に一体構造に取り付けられている。前記スライ
ド空間29を形成するガイド69の裏面(外面)には、左右
方向に長い長穴67が設けてある。(図5参照) ページ押え取り付け具22は、穴取り付け部26とスライド
板27が形成され、前記穴取り付け部26には、ページ押え
具13を取り付ける穴59が2個貫通して設けられている。
そして前記スライド板27の先部にはネジ穴28が設けられ
ている。そして、略全体あるいは先部が透明体からなる
ページ押え部材14と支持部材15で固着又は一体構造で形
成されたページ押え具13において、前記支持部材15を前
記ページ押え取り付け具22の穴59に出し入れ回転及び固
定(静止)保持自在に挿入(貫通)して取り付けられて
いる。そして、それぞれの穴59にページ押え具13が取り
付けられたページ押え取り付け具22を前記スライド空間
29内に取り付けて、スライド空間29の裏面(外面)に設
けられている長穴67を介して止めネジ62が、スライド板
27に設けられているネジ穴28に取り付けられる。(後述
する図30参照)
【0022】次に、書物受け台11の中央部の天地間に亙
って凹溝52が設けてあり、中央部地側には凹溝52に連設
した立上り(起立縁)部を持った地側ストッパー56が設け
てある。その地側ストッパー56の中央部には上下に渡っ
て長穴67bが設けられ、その長穴67bにはつまみの付いた
ネジ付きピン60が上下にスライド固定自在に取り付いて
いる。(後述する図32参照) そして、地側左右両側には回転ストッパー58が回転静止
保持自在に設けられている。
【0023】次に、書物受け台の中央部裏側には、ガイ
ド69aによって形成されたスライド空間29aが主に天側に
向かって開口して設けられている。スライド空間29aの
裏面(外面)には図5に示すように、主に天側寄りに長
穴67aが設けられている。前記スライド空間29a内には天
側スライドストッパー57の一部がスライド自在に納置さ
れる。前記天側スライドストッパー57の後部はL型の立
上り(起立縁)部がある。その立上り部には上下に渡って
長穴67bが設けられ、つまみの付いたネジ付きピン60が
上下にスライド固定自在に取り付けられている。(後述
する図31参照) 天側スライドストッパー57のスライド部にはネジ穴28が
設けてある。前記長穴67aを介してネジ穴28に止めネジ6
2が取り付けられている。そして、書物受け台11の中央
部裏側の天地の中間部には、支柱68が取り付けられてい
る。
【0024】図6・図7に示される実施例では、ページ
押え取り付け具22は指掛け具70の付いた穴取り付け部26
とスライド板部27から形成され、穴取り付け部26の内部
は空洞になっている。その空洞に連通する穴59が2個貫
通して設けられている。スライド板部27の先部にはネジ
穴28が設けられている。前記空洞内には前記穴59に取り
付けられるページ押え具の支持部材を保持する押しバネ
などで押し圧される抵抗体などが納置されることとな
る。(後述する図19〜24参照)
【0025】図8〜図10に示される実施例(使用例)
では、書物受け台11の一方の片側において、ページ押え
具13が2個出し入れ回転及び固定(静止)保持自在にペ
ージ押え取り付け具22に、前後に並べて取り付けられて
いる。2個の内主に手前側のページ押え具13のページ押
え部材14で本の表紙あるいは、開いたページ厚の任意の
ページ間に差し込み、主に書物受け台11の中央部方向に
ページ押え部材14を向けて、強くページ48を押えて取り
付ける。そして、主に後部側のページ押え具13のページ
押え部材14で、書物受け台11の中央部方向の横向きかや
や斜め手前向きにして、開いたページ48面をやや軽く押
えて取り付けている。
【0026】図11〜図13に示される実施例(使用
例)では、書物受け台11の一方の片側において、ページ
押え具13が3個出し入れ回転及び固定(静止)保持自在
にページ押え取り付け具32に、前後に並べて取り付けら
れている。3個の内主に手前のページ押え具13のページ
押え部材14で、主に本の表紙を強く押えて取り付ける。
中側のページ押え部材14で、主に開いたページ厚の任意
のページ間に差し込み強くページ48を押えて取り付け
る。そして、主に後側のページ押え部材14で開いたペー
ジ面をやや軽めに押えて取り付ける。いずれのページ押
え部材14も書物受け台11の中央部方向の横向きか斜め横
向きに取り付けられている。
【0027】図14・図15に示される実施例(使用
例)では、書物受け台11の一方の片側において、ページ
押え具23・53が上下に2段になった二重構造(後述する
図25・26参照)になって、ページ押え取り付け具12に取
り付けられている。2段になっている下段側のページ押
え具23のページ押え部材24を本の表紙あるいは、開いた
ページ厚の任意のページ間に差し込み、主に書物受け台
11の中央部方向に向けて強くページ48を押えて取り付け
る。そして、上段側のページ押え具53のページ押え部材
44で、開いたページ面を書物受け台11の中央部方向の横
向きかやや斜め手前横向きにして軽めにページ48を押え
て取り付けられている。
【0028】図16〜図18に示される実施例(使用
例)では、書物受け台11の一方の片側において、シング
ル構造のページ押え具13と上下2段になった二重構造の
ページ押え具23・53が、ページ押え取り付け具22に任意
の配置で前後に並べて取り付けられている。任意の配置
において、主に手前側に配置されたシングル構造のペー
ジ押え具13のページ押え部材14で、主に本の表紙を強く
押えて取り付ける。そして、主に後側の二重構造の下段
側のページ押え具23のページ押え部材24で、開いたペー
ジ面と表紙との間の任意のページ間に差し込み、書物受
け台11の中央部方向の横向きかやや斜め手前横向きにし
て、強くページ48を押えて取り付ける。そして、二重構
造の上段側のページ押え具53のページ押え部材44で、書
物受け台11の中央部方向の横向きかやや斜め手前横向き
にして、開いたページ48面をやや軽く押えて取り付けら
れている。
【0029】図19・図20に示される実施例では、ペ
ージ押え部材14と支持部材15とで構成された、ページ押
え具13を取り付けるためのページ押え取り付け具12の穴
取り付け部26には、上下に穴59が貫通して1個設けられ
ている。前記穴59に連設して前記穴取り付け部26の内部
には空洞が設けられている。前記穴59にはページ押え具
13の支持部材15が貫通して取り付けられている。貫通し
た支持部材15の先端には穴59の内径より大きい外幅の止
め具17が固着して取り付いている。前記穴59に連設した
空洞には前記穴59に貫通して取り付けられた支持部材15
の外周の一部に押し圧状態に当接する抵抗体41と、その
抵抗体41を押し圧する押しばね39が納置されている。
【0030】図21・図22に示される実施例では、ペ
ージ押え取り付け具22の穴取り付け部26には、内部の
空洞に一体的に連設して上下に貫通した穴59が2個設け
られている。前記2個の穴59には共にページ押え部材14
と支持部材15から構成されたページ押え具13の前記支持
部材15が貫通して取り付けられている。貫通した支持部
材15の先端には穴59の内径より大きい外幅を持った止め
具17が固着して取り付いている。2個の貫通した穴59に
一体に連設して設けられた空洞には、前記2個の穴59に
貫通して取り付けられたそれぞれの支持部材15の外周の
一部に押し圧状態に当接する抵抗体41が2個納置され、
前記2個の抵抗体41を共に押し圧する押しバネ39aが取
り付けられている。
【0031】図23・図24に示される実施例では、ペ
ージ押え取り付け具22を形成する穴取り付け部26には、
内部の空洞に一体に連設して上下に貫通した穴59が2個
設けられている。前記2個の穴59には共にページ押え部
材14と支持部材15で構成されているページ押え具13の前
記支持部材15が貫通して取り付けられている。2個の貫
通した穴59に一体構造に連設して設けられた空洞には、
前記2個の穴59に貫通して取り付けられて、前記支持部
材15の外周の一部に押し圧状態に当接する抵抗体41aが2
個納置されている。そして、その両方の抵抗体41aを共
に押し圧する板バネ40(棒状のバネ)が納置されてい
る。
【0032】図25・図26・図27に示される実施例
では、ページ押え取り付け具12・22・42を形成する穴取
り付け部26には、ページ押え具を取り付ける穴59が貫通
して設けられている。そしてページ押え部材24と中空の
丸パイプ状からなる支持部材25から形成されたページ押
え具23の前記支持部材25が、前記穴59に出し入れ回転及
び固定(静止)保持自在に貫通して取り付けられてい
る。貫通した支持部材25の先端には、穴59の内径より大
きい外幅を有する止め具17aが固着して取り付いてい
る。穴59に貫通して取り付いた前記中空構造の支持部材
25の中空内には、ページ押え部材44と支持部材45からな
るページ押え具53・63の前記支持部材45が挿入された、
上下2段になった二重構造のページ押え具53・23(図2
5)又は63・23(図26)の構成となっている。前記貫
通した支持部材45の先端には支持部材25の中空の内径よ
り大きい外幅を有する止め具17bが固着して取り付いて
いる。中空内の前記支持部材45を形成する棒状の一部に
は穴54あるいは溝64(図27参照)が設けてあり、その穴
54あるいは溝64には前記支持部材25の中空の内面を押し
圧状態にする、板バネ36(図25)又は弾力体37(図26)
あるいは板バネ36a弾力体37a(図27)が取り付けられて
いる。そして下段側のページ押え具23に取り付けられた
上段側のページ押え具53・63を、該下段側のページ押え
具23に対して、出し入れ回転及び固定(静止)保持自在
にした取り付けとなっている。
【0033】図28に示される実施例では、ページ押え
取り付け具12・22・42を形成する穴取り付け部26には、
ページ押え具を取り付ける穴59が貫通して設けられてい
る。その穴59には、ページ押え部材24と中空の丸パイプ
状からなる支持部材25から形成されたページ押さえ具33
の前記支持部材25が出し入れ回転及び固定(静止)保持
自在に貫通して取り付けられている。貫通した支持部材
25の先端には穴59の内径より大きい外幅を有するバネ取
り付け具18が固着して取り付いている。前記支持部材25
の中空内には、ページ押え部材44と支持部材55とで形成
されたページ押え具73の前記支持部材55が挿入されて取
り付けられている。よって上下2段になった二重構造の
ページ押え具73・33の構成となっている。前記挿入され
た中空内の支持部材55の先端にはバネ掛け具19が設けら
れ、前記支持部材25の先端に取り付けられているバネ取
り付け具18と前記バネ掛け具19との間には引きバネ16が
取り付けられている。そして、上段側の支持部材55の中
途には下段側の支持部材25の中空の内面に押し圧状態に
当接する板バネ36・36aあるいは弾力体37・37a(図25・
26・27参照)が取り付けられている。よって、上段側の
ページ押え具73を出し入れ回転及び固定保持自在に下段
側のページ押え具33に取り付けている。
【0034】図29に示される実施例では、ページ押え
取り付け具12・22・32・42を形成する穴取り付け部26に
は穴59が貫通して設けてある。その穴59にはページ押
え部材14と支持部材15で形成されたページ押え具13の該
支持部材15が出し入れ回転及び固定保持自在に貫通して
取り付けられている。貫通した支持部材15の先端には、
押しバネ38を受ける止め具17が固着して取り付いてい
る。穴取り付け部26の穴59の出側端面66と前記止め具17
との間の支持部材15の外周には押しバネ38が取り付けら
れている。
【0035】図30に示される実施例では、書物受け台
11に取り付けられているページ押え取り付け具のスライ
ド板部27(図6・図7参照)及び書物受け台11の中央
部天側に設けられた天側スライドストッパー57(図1
・図5参照)のスライド側先部にそれぞれネジ穴28を設
けている。書物受け台11の裏面にはガイド69・69aで形
成されたスライド空間29・29a(図1〜図5参照)が設
けてあり、ガイド69・69aには長穴67・67aが設けられて
いる。スライド空間29・29aに差し込まれているスライ
ド板部27と天側スライドストッパー57の先部のネジ穴28
には、長穴67・67aを介して止めネジ62が取り付けら
れている。
【0036】図31に示される図30の変形例による実
施例では、スライド板部27及び天側スライドストッパ
ー57にネジ穴28に替えて長穴67・67aを設け、
書物受け台11の裏面のガイド69・69aに長穴67
・67aに替えてネジ穴28を設ける。そのネジ穴28
には前記長穴67・67aに当接するピンの付いた止め
ネジ62aが取り付けられている。
【0037】図32に示される実施例では、書物受け台
11の中央部地側及び天側にそれぞれ固定及びスライド式
に設けられている地側ストッパー56及び天側スライドス
トッパー57(図1参照)にはそれぞれ上下に長く長穴67
bが設けてあり、その長穴67bにナット61と共に介設して
つまみの付いたネジ付きピン60が取り付けられている。
【0038】図33に示される実施例では、書見台に本
を取り付ける場合本の中間のページを開き、ネジ付きピ
ン60を上方から下方の綴じ込み部46に押し込むようにス
ライド47させて取り付ける。
【0039】図34に示される実施例では、書見台20・
30を形成する書物受け台21・31の左右両側に設けられて
いるページ押え具13の付いたページ押え取り付け具42
は、書物受け台21・31の中央部より天側斜め横方向に傾
斜してスライド固定保持自在に取り付けられている。
【0040】図35に示される実施例では、書見台20・
30を形成する書物受け台21・31の左右両側部は、書物受
け台21・31の中央部に対して左右外側に高く傾斜した構
造となっている。そして、その傾斜方向に左右にスライ
ド固定自在にしたページ押え具13の取り付けられたペー
ジ押え取り付け具12・22・42が左右両側に設けられてい
る。
【0041】図36に示される実施例(使用例)では、
書物受け台11・21の中央部に設けられている凹溝52部に
綴じ込み部46を乗せて、その綴じ込み部46のページ中間
部にはネジ付きピン60が挟み込まれている。書物受け台
11・21の左右両側に設けられているページ押え具が、上
下2段になった二重構造のページ押え具の取り付けられ
たページ押え取り付け具12あるいは左右両側にシングル
構造の2個のページ押え具が取り付けられているページ
押え取り付け具22・42の構成で、本の取り付け時あるい
は使用途中の左右のページ数の厚みにより、左側はペー
ジ数が少ないので1個のページ押え具でページ48を押え
て使用している。一方右側はページ数が多いので2個の
ページ押え部材で開いた上面のページ48とその下の任意
のページ48間を押えて使用している。
【0042】図37に示される実施例(使用例)では、
書物受け台11の左右両側に設けたページ押え取り付け具
22に2個づつシングル構造のページ押え具13を取り付け
た書見台10に本を取り付け、回転自由49なページ押え具
13のページ押え部材14で任意の方向の任意のページ押え
代65にして開いたページ面をやや軽く押え、2個の内の
もう一方のページ押え部材14を任意のページ間に差し込
んでページを強く押えている。中央部の天地に設けられ
ている天側スライドストッパー57と地側ストッパー56に
それぞれ取り付けられているつまみの付いたネジ付きピ
ン60を本のページ数の中間の綴じ込み部46に挟み込んで
いる。地側左右両側には回転自在に回転ストッパー58が
上向きにして取り付いている。左から右にページをめく
る場合、指でページの左下部をつまみ手前中央寄りにペ
ージ押え部材14から引き抜くように取り出し、(この時
ページ押え代65が大きすぎるとページが引き出しにく
く、ページ押え代65が少なすぎるとページ押え部材14か
らページが外れやすくなる)そして、つまんだページを
反転させて右側のページ押え部材14のページ押え面部に
すべり込ませるように差し込む。(この場合もページ押
え代65が小さいと差し込み易いがページが外れやすい状
態をともなう。)
【0043】図38に示される実施例(使用例)では、
シングル構造のページ押え具13が2個設けられている。
そして、ページの左下部をつまみ任意のページ数を少し
持ち上げ、下側の静止状態に保持されたページ押え部材
14を前記持ち上げたページの下に回転して差し込む。
【0044】図39に示される実施例(使用例)では、
本を取り付けた書見台10・20・30を電灯51の付いた読書
スタンド50にページ面を下方斜め向きに取り付けてい
る。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を得ることが
できる。
【0046】書見台の左右両側に設けているページ押え
具を取り付けたページ押え取り付け具を、書見台中央部
から左右の外側の横方向にスライド固定自在にすること
により、書物受け台の外形寸法を大きくすることなく、
取り付ける本の大きさに対応してページ押えをすること
ができるので、書物受け台の左右の横方向の外形の大き
さをコンパクトな構造とすることができる。(請求項1
及び図1参照)
【0047】書見台の左右両側に設けているページ押え
具を取り付けたページ押え取り付け具を、書見台中央部
から左右の外側に向ってやや天側斜め横方向にスライド
固定自在にすることにより、取り付ける本の大きさの横
方向の大きさに対応すると共に、取り付ける本の大きさ
が大きくなる程、ページ押え具の位置を横天側斜め方向
に移動させることになるので、必然的にページ押え部材
で押えるページ面の位置をページの前後の中央部に近い
位置にセットすることとなるので本の取り付けとページ
めくりが安定したものとなる。(請求項2及び図34参
照)
【0048】書見台の左右両側に複数設けたページ押え
具のうち、シングル構造のページ押え具が2個ずつ取り
付けられた構成においては、2個の内の任意の各1個で
開いたページ面をやや軽く押え、別の各1個で本の表紙
あるいは開いたページと表紙との間の任意のページ間に
ページ押え部材を差し込んでページを強く押えるように
取り付ける。(請求項4及び図8・9・10参照)
【0049】同じく、書見台の左右両側に複数設けたペ
ージ押え具のうち、シングル構造のページ押え具が3個
づつ取り付けられた構成に置いては、3個の内の任意の
各1個で開いたページ面をやや軽く押え、別の各1個で
開いたページと表紙との間の任意のページ間にページ押
え部材を差し込んでページを強く押えるように取り付け
る。そして、残りの各1個で主に本の表紙を強く押えて
取り付ける。(請求項5及び図11・12・13参照)
【0050】同じく、書見台の左右両側に複数設けたペ
ージ押え具は、上下2段になった二重構造のページ押え
具を各1組取り付けた構成においては、上段側の各ペー
ジ押え具で開いたページ面をやや軽く押え、下段側で本
の表紙あるいは開いたページと表紙との間の任意のペー
ジ間に各ページ押え部材を差し込んでページを強く押え
て取り付ける。(請求項6及び図14・15参照)
【0051】同じく、書見台の左右両側に複数設けたペ
ージ押え具のうち、シングル構造のページ押え具と二重
構造のページ押え具がそれぞれ1個と1組取り付けられ
た構成においては、二重構造の上段側のページ押え具で
開いたページ面をやや軽く押え、下段側で主に開いたペ
ージと表紙との間の任意のページ間にページ押え部材を
差し込んでページを強く押えて取り付ける。そしてシン
グル構造のページ押え具で主に本の表紙を強く押えて取
り付ける。(請求項11及び図16・17・18参照)
【0052】上記のごとく複数のページ押え具を取り付
けることにより、開いたページ面を押える押さえ圧を小
さくしてめくりやすくする為に、開いたページとページ
中間部に差し込んで取り付けられているページ押え部材
との間のページ数を調整して行う。(すなわち、ページ
数が少ない程開いたページ面を軽く押える様にすること
が容易になる。)そして、ページ中間部に差し込んで取
り付けたページ押え部材で他の(下の)ページを強く押
えて上側のページ押え部材の負担を軽くする。
【0053】また、両側に3個づつページ押え具がある
構成では、主に本の表紙を押えて取り付けられているペ
ージ押え具においては、取り付けた本が大きく、しかも
ページ数が多い場合はページ押え部材をページの中間部
に差し込んで取り付けて3個のページ押え部材で、ペー
ジの閉じようとする反発力やページの重みを分散して支
持することもできる。
【0054】よって、ページ押え具を複数設けることに
より、ページの閉じようとする反発力やページの重みを
分散して支持することになるので、書見台へ本をしっか
り取り付けることができると共に押え圧の調整がたやす
いので、以下にのべるページめくりが容易になる。
【0055】すなわち、ページを1枚指で挟み(つま
み)手前中央寄りにページ押え部材から引き出し、引き
出したページを反対側のページ押え部材の下に差し込む
時において、ページ面とページ押え部材との間の面圧が
強すぎると、ページ押え部材とそれに当接するページ面
及び引き出すページ面とその下のページ面との摩擦抵抗
が大きすぎて、ページを引き出す場合に大きな力が必要
となる。また、引き出すページの下のページが一緒にく
っついてきて引き出すのが困難となる。また反対側のペ
ージ押え部材に差し込むのも同じく困難であるので、上
記のごとく左右に複数設けたページ押え具の使用により
開いたページの押さえ圧をできるだけ小さい押さえ圧に
しておくことが可能となるのでページめくりが容易とな
る。
【0056】ページをめくり続けると左右の内一方では
ページ数が減って開いたページ面を押えているページ押
え圧が小さくなる。そして小さくなりすぎるとページ押
え部材からページが外れやすくなる場合がある。特にペ
ージ表面が円弧状になっている場合が外れやすくなる。
その場合は早めにページ押え具を押し下げて押え圧を調
整する。
【0057】そして、更にページをめくり続けていると
上部側のページ押え部材とその下側のページ押え部材と
の間のページがなくなることとなる。その時は下側のペ
ージ押え部材を回転させてページ面から外す。その場合
下側のページ押え部材で押えられていたページは閉じよ
うとするが、上側のページ押え部材で受け止められるこ
ととなる。そして回転して外した下側のページ押え部材
を任意のページ間に回転して戻してしっかりと押えてお
く。この回転してページ面から外し又戻す場合下側のペ
ージ押え部材を、上側のページ押え具で支持されるペー
ジ数だけ減らしてページ間に差し込むことになるが、ペ
ージ押え具は静止状態に保持されているので、ページ押
え具は出し入れすることなく上部側のページ押え部材で
支持するページ数だけページ外側の地側の隅端を少し持
ち上げてその持ち上げたページの下にページ押え部材を
回転させて戻すだけで一連の操作をすることができる。
そしてページ押え部材をページ間に差し込んだ後にペー
ジ数が減った分、ページ押え部材を押し下げてページを
しっかりと押えることになる。(図38参照)この動作を
繰返して使用することとなる。
【0058】次に、めくった(引き出した)ページを反
転させながら反対側のページ押え部材の下に差し込む場
合においては、ページ数がだんだん増えることとなるの
で差し込みにくくなったらそのつどページ押え具を取り
付けた穴から引き出して調整する。そしてページ数の増
加でページを閉じようとする反発力やページの重みで上
部側のページ押え部材の押え圧(支え圧)が大きくなり
すぎて調整しにくくなったら、ページの中間に差し込ん
でいた下部側のページ押え部材を回転させてページ面か
ら外す。この場合でも押えられていたページは上部側の
ページ押え部材で受け止められるのでページが閉じるこ
とはない。そして外した下部側のページ押え部材をやや
上に引き出して回転して戻し、開いたページ面を強く押
えた後、上部側のページ押え具をやや引き出して、下部
側のページ押え部材との間に少し隙間を開け、めくった
ページを差し込みやすい状態に調整する。この動作を繰
返して使用することとなる。
【0059】なお、書見台の左右両側にそれぞれ3個の
ページ押え具の付いた構成、すなわち二重構造のページ
押え具ともう1個のシングル構造のページ押え具又はシ
ングル構造のページ押え具が3個備えられている書見台
では、書見台に本を取り付ける時、あるいは読書終了間
際のどちらかにページ数が片寄っていてページ数が少な
い側では3個のページ押え具の内少なくとも1個は使用
しなくても支障をきたすことがない場合もある。もとも
とページ数が少なくて押え圧が小さい為、使い勝手に支
障が生じることはなくページ数が多くなって使用しても
よい。
【0060】ページ押え取り付け具を形成する穴取り付
け部には、ページ押え具の支持部材を出し入れ及び回転
固定(静止)保持自在に取り付ける穴が設けてあり、そ
の穴に連設して空洞が設けられている。その空洞内には
前記穴に貫通して取り付けられた前記支持部材の円周の
一部に当接して抵抗体が設けられ、その抵抗体を押し圧
する押しバネ又は板バネ等が設けられた構成において
は、押しバネ又は板バネ等の押し圧力により支持部材と
抵抗体の当接部に支持部材の出し入れ及び回転時に摩擦
抵抗が生じ、支持部材を固定(静止)する保持力が働く
こととなる。よって抵抗体に摩擦抵抗の大きい弾力体を
用い、そして、強い押しバネ(板バネ等)を使用すると
大きな保持力を得ることとなる。そして、支持部材の貫
通した先端部には押しバネ(図29参照)を取り付ける
場合の押しバネ受けを兼ねた止め具を設けているので支
持部材が穴から抜け出るのを防止している。(図19〜
24参照)
【0061】ページ押え取り付け具に取り付けられた上
下2段になった二重構造のページ押え具では、上段側の
ページ押え具の棒状からなる支持部材の一部に穴あるい
は溝を設け、鋼製のバネあるいはゴム等の弾力体からな
る圧接具を前記穴あるいは溝に取り付けて、下段側の中
空の支持部材の内面に圧接具が圧接状態に当接されてい
る構成では、上段側の支持部材に設けられている圧接具
の下段側の支持部材の内面への圧接抵抗により、下段側
の支持部材に出し入れ及び回転固定(静止)保持自在に
上段側の支持部材が取り付けられることとなり、上段側
のページ押え部材と下段側のページ押え部材との間のペ
ージ数の増減に対応するとともに、比較的小さい保持力
にして、ページめくりが容易なようにやや軽めの押え圧
の調整を上段側のページ押え具を出し入れすることによ
り行うこととなる。よって開いたページ面を押える押え
圧は、主に小さい押え圧でよいので、二重構造のページ
押え具では上段側のページ押え具は小さな押え圧の使用
に適した構造となっている。また、下段側の支持部材を
貫通して取り付いている上段側の支持部材の先端部に
は、止め具を設けているので下段側の支持部材から抜け
出るのを防止している。そして、ページ押え取り付け具
の穴から貫通して取り付けられている下段側の支持部材
の先端に設けられている止め具は、押しバネ(図29参
照)を取り付ける場合の押しバネ受けを兼ねて取り付け
られ、ページ押え取り付け具の穴から抜け出るのを防止
している。しかも、ページ押え具が上下に2段の二重構
造であるためコンパクトな構成となっている。(図25
・26参照)
【0062】上下に2段になった別の二重構造(図28参
照)のページ押え具で、ページ押え取り付け具の穴取り
付け部の穴に貫通して取り付けられている下段側のペー
ジ押え具の中空の支持部材の先端には、その支持部材の
取り付け穴からの抜け出し防止と図29の押しバネを取
り付ける場合の押しバネ受けを兼ねたバネ取り付け具が
取り付けられている。上段側の支持部材は下段側の中空
の支持部材に挿入して取り付けられ、その挿入した支持
部材の先端にはバネ掛け具が取り付けられている。その
バネ掛け具と下段側のバネ取り付け具との間には引きバ
ネが取り付けられている。よって上段側のページ押え部
材にページ押え圧が働くと、下段側のページ押え具の支
持部材に支持されて引きバネの引っ張り力作用すること
となる。したがってある一定の押え圧が常時ページ面を
押えることとなるので、上段側で押えるページ数の増減
によっても常に一定の押え圧が得られたままでページめ
くりができることとなるので押え圧の調整を減らすこと
ができる。しかも図25・26のごとく、上段側の支持
部材に圧接具を設けた構造と合わせた構成にすると、引
っ張りの保持力と静止の保持力の強弱の組み合わせによ
り、いろんな保持力を得ることができるので使い勝手の
安定と容易さを広く選べることとなる。
【0063】ページ押え取り付け具に設けた穴内に、出
し入れ及び回転固定(静止)保持自在に貫通して取り付
けられた、ページ押え具の支持部材の先端に取り付けら
れている止め具は、支持部材が取り付け穴より抜け出す
のを防止すると共に押しバネ受けを兼ね、穴出側端面部
と止め具との間に設けられている押しバネは、ページ押
え具のページ押え部材で押えられているページ数が、あ
る一定以上のページ数の重みやページの閉じようとする
反発力により穴から支持部材が抜け出ようとする力が働
き、押しバネが端面部に作用してページ押え具が取り付
け穴内から抜けだす方向(上下方向の内上部方向)に対
抗することとなる。前記ページ押え取り付け具に設けら
れている穴内に納置されている磁石や抵抗体などの固定
(静止)保持力と合せて設けると、ページ数が多くなる
程ページ押え具により大きな保持力を必要とするのでそ
れに対応することとなる。そして、押しバネの保持力よ
り静止する保持力を強くした構成にしておくと、ページ
押え具は常時静止状態に保持されることとなるので、ペ
ージ押え具を回転して操作するとき、あるいは出し入れ
して押え圧の調整をするときに使い勝手が容易である。
このバネの使用はシングル構造のページ押え具のみなら
ず二重構造の下段側のページ押え具においても使用可能
にして同じ効果を有するものである。(図29参照)そ
して、上記いずれのページ押え具もそれを出し入れする
場合、ページ押え取り付け具に設けられている指掛け具
の上面又は裏面に指を乗せ(掛け)、別の指をページ押え
具の支持部材の下端先部及び上端側のページ押え部材の
上面に掛け(乗せ)て、前記指掛け具を支点にして、指で
押し上げたり又は押し下げてページ押え具を出し入れす
るので、書見台が出し入れの時にぐらぐらすることなく
微小な出し入れも容易に行うことができる。
【0064】書見台中央部地側には、本取り付け面に対
して立ち上がり部を設けて構成された地側ストッパーが
有り、その中央部には上下にスライド固定自在にネジ付
きピンが設けられている。書見台に本を取り付ける場合
ページ中間部を開き、上下の内上部側にセットしていた
ネジ付きピンを開いたページの中間の綴じ込み部に挟み
やや強く押し下げてピンで綴じ込み部を押し圧するよう
にして本を書見台にしっかりと取り付ける。よって上下
にスライドすることにより本の厚みに対応するとともに
取り付け時ピンをページ間に挟み込むのを容易にでき
る。特に中央部に凹溝のある書見台では、表紙の厚い
(硬い)本を取り付ける時、本の綴じ込み部が凹溝部に
当接し(沈ま)ないのでネジ付きピンを本の綴じ込み部
に挟み込む場合ピンの位置は上下の内上側の位置を必要
とする。したがってピンの上下のスライドは必要であ
る。しかるに使用中での本の左右前後のずれや、仰向け
状態に使用する場合の本の落下を後述する天側のネジ付
きピンを使用することと合せて防ぐこととなる。
(図1〜5・図32参照)
【0065】また、書見台中央部の天側には前後にスラ
イド固定自在に天側スライドストッパーが設けられてい
る。その天側ストッパーの後端の立上り部には、前記地
側のネジ付きピンと同じく上下にスライド固定自在にネ
ジ付きピンが設けられている。よって前記地側のネジ付
きピンと同じ取り付け要領と効果を得るとともに、スラ
イド間隔の大きさ分書見台の縦方向(前後方向)の外形
の大きさをコンパクトな構造とする効果を有する。(図
1〜5・図30・31・32参照)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る書見台の平面図で
ある。
【図2】図1のI−I線による矢視図である。
【図3】図1のII-IIによる矢視図である。
【図4】図1のIII-III線による矢視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る書見台の裏面図で
ある。(図1の裏面図である。)
【図6】本発明の一実施の形態に係るページ押え取り付
け具の略平面図である。
【図7】同略正面図である。
【図8】ページ押え具取り付け部の実施例(使用例)を
示した平面図である。
【図9】同正面図である。(一部断面)
【図10】同右側面図である。
【図11】ページ押え具取り付け部の実施例(使用例)
を示した平面図である。
【図12】同正面図である。(一部断面)
【図13】同右側面図である。
【図14】ページ押え具取り付け部の実施例(使用例)
を示した平面図である。
【図15】同正面図である。(一部断面)
【図16】ページ押え具取り付け部の実施例(使用例)
を示した平面図である。
【図17】同正面図である。(一部断面)
【図18】同右側面図である。
【図19】ページ押え具の支持部材に当接した抵抗体廻
りの要部拡大した断面平面図である。
【図20】同縦断面図である。
【図21】図19の変形例を示した断面平面図である。
【図22】同縦断面図である。
【図23】図21の変形例を示した断面平面図である。
【図24】同縦断面図である。
【図25】ページ押え具取り付け部の実施例を示した縦
断面図である。
【図26】図25の変形例を示した縦断面図である。
【図27】図25・26の上段側支持部材の一部拡大図
である。
【図28】ページ押え具取り付け部の実施例を示した縦
断面図である。
【図29】ページ押え具取り付け部の実施例を示した縦
断面図である。
【図30】ページ押え取り付け具及び天側のスライドス
トッパーのスライド先部のスライド固定自在にした要部
拡大縦断面図である。
【図31】図30の変形例を示した要部拡大縦断面図で
ある。
【図32】天側及び地側のネジ付きピンをスライド固定
自在にした要部拡大縦断面図である。
【図33】本の綴込み部のネジ付きピン取り付け位置の
要部拡大図である。
【図34】本発明の一実施の形態の変形例に係る書見台
の平面図である。
【図35】本発明の一実施の形態の変形例に係る書見台
の縦断面図である。
【図36】本発明の一実施の形態の使用例を示した縦断
面図である。
【図37】本発明の一実施の形態のページめくりの状態
を示した斜視図である。
【図38】本発明の一実施の形態の使用例を示した一部
斜視図である。
【図39】書見台をスタンドに取り付けた一実施の形態
の全体側面図である。
【符号の説明】
10・20・30 書見台 11・21・31 書物受け台 12・22・32・42 ページ押え取り付け具 13・23・33・53・63・73 ページ押え具 14・24・44 ページ押え部材 15・25・45・55 支持部材 16・16a 引きバネ 17・17a・17b 止め具 18・18a バネ取り付け具 19・19a バネ掛け具 26 穴取り付け部 27 スライド板部 28 ネジ穴 29・29a スライド空間 36 板バネ 37 弾力体 38 押しバネ 39・39a 押しバネ 40・40a 板バネ 41・41a 抵抗体 46 綴込み部 47 スライド 48 ページ 49 回転自由 50 スタンド 51 電灯 52 凹溝 54 穴 56 地側ストッパー 57 天側スライドストッパー 58 回転ストッパー 59 穴 60 ネジ付きピン 61 ナット 62 止めネジ 62a ピン付き止めネジ 64 溝 65 ページ押え代 66 端面部 67・67a・67b 長穴 68 支柱 69・69a ガイド 70 指掛け具

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書物受け台の左右両側にページ押え具を取
    り付けたページ押え取り付け具を設け、また、地側の中
    央部には固定状態にピンが取り付けられたストッパーが
    固定して設けられている。前記地側の左右両側にストッ
    パーが回転自由に取り付いている。また、天側には前後
    (地、天)にスライド自在にしたストッパーが設けられ
    ている。また、前記ページ押え具を支持部材と略全体あ
    るいは先部が透明板体からなるページ押え部材とで形成
    したシングル構造のページ押え具と、該ページ押え具の
    支持部材を前記書物受け台の左右両側に設けたページ押
    さえ取り付け具を形成する穴取り付け部に設けた穴内に
    挿入し、それぞれ出し入れ回転及び固定保持自在に配置
    し、前記ページ押え部材と書物受け台との間隔を該支持
    部材を介して調整できるように保持する為に、前記穴内
    には前記支持部材に、しまりばめ状態に当接する硬質ゴ
    ム等の弾力体による筒状の圧接具あるいは、前記支持部
    材を金属棒にして、その金属棒に吸引または吸着する磁
    石を納置している書見台において、前記ページ押え具が
    取り付いている前記ページ押え取り付け具は、それぞれ
    左右横方向にスライド固定保持自在に設けられた書見
    台。
  2. 【請求項2】請求項1記載の書見台において、前記書物
    受け台の左右両側のページ押え具の付いた前記ページ押
    え取り付け具は、それぞれ書物受け台中央部より横天側
    寄りの斜め横方向にスライド固定自在に設けた書見台。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のいずれかに記載の書見台
    において、前記書物受け台の左右両側の前記ページ押え
    取り付け具を形成する穴取り付け部に設けられた複数の
    穴には、共に複数のシングル構造の前記ページ押え具が
    出し入れ回転及び固定保持自在に設けられている書見
    台。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の書見台に
    おいて、前記書物受け台の左右両側にそれぞれ設けられ
    ている前記ページ押え取り付け具を形成する穴取り付け
    部には、それぞれ穴が2個設けられている。その穴には
    シングル構造の前記ページ押え具の支持部材が貫通状態
    にして、それぞれ2個取り付けられた書見台。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかに記載の書見台
    において、前記書物受け台の左右両側にそれぞれ設けら
    れている前記ページ押え取り付け具を形成する穴取り付
    け部には、それぞれ穴が3個づつ設けられ、その穴には
    前記ページ押え具の支持部材が貫通状態にして、シング
    ル構造の前記ページ押え具がそれぞれ3個取り付けられ
    た書見台。
  6. 【請求項6】請求項1又は2のいずれかに記載の書見台
    において、前記書物受け台の左右両側に設けられている
    前記ページ押え取り付け具を形成する穴取り付け部には
    それぞれ穴が1個設けられ、その穴内には、略全体ある
    いは先部が透明板体からなるページ押え部材と支持部材
    から形成されたページ押え具の前記支持部材が貫通して
    取り付けられている。前記支持部材は中空構造からな
    り、この支持部材の中空内には略全体あるいは先部が透
    明板体からなるページ押え部材と支持部材から形成され
    た別のページ押え具の前記支持部材が出し入れ回転及び
    固定保持自在に取り付けられた上下2段になった二重構
    造のページ押え具が設けられた書見台。
  7. 【請求項7】請求項1・2又は6のいずれかに記載の書見
    台のうち、前記上下2段になった二重構造のページ押え
    具を設けた書見台において、上段側の前記ページ押え具
    の支持部材の一部に穴あるいは溝を設け、その支持部材
    の穴あるいは溝に、前記支持部材の外径より大きい外幅
    を有する圧接具を設け、前記二重構造の下段側のページ
    押え具の支持部材の中空の内面に、前記圧接具が圧接状
    態に当接して、前記上段側の支持部材が下段側の前記支
    持部材の中空内に貫通して取り付けられている書見台。
  8. 【請求項8】請求項1・2又は6・7のいずれかに記載の
    書見台において、前記圧接具を鋼製のバネとした書見
    台。
  9. 【請求項9】請求項1・2又は6・7のいずれかに記載の
    書見台において、前記圧接具をゴム等の弾力体とした書
    見台。
  10. 【請求項10】請求項1・2又は6乃至9のいずれかに記
    載の書見台において、前記下段側のページ押え具の中空
    の支持部材内に挿入された前記上段側のページ押え具の
    支持部材の先端部には前記中空の内径より小さい外幅の
    バネ掛け具が固着して設けられ、下段側の前記ページ押
    え具の中空の支持部材の先部には前記中空の支持部材の
    外径より大きい外幅を有するバネ取り付け具が固着して
    設けられている。前記バネ掛け具と前記バネ取り付け具
    との間には、前記中空の内径より小さい外径の引きバネ
    が前記バネ掛け具と前記バネ取り付け具に掛け止めして
    設けられた書見台。
  11. 【請求項11】請求項1乃至3又は6乃至10のいずれか
    に記載の書見台において、前記書物受け台の左右両側に
    設けられている前記ページ押え取り付け具を形成する穴
    取り付け部には穴がそれぞれ2個設けられ、その左右の
    任意の各1個の穴にはシングル構造の前記ページ押え具
    が取り付けられ、もう一方の各穴には上下2段になった
    二重構造の前記ページ押え具が取り付けられた書見台。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれかに記載の書
    見台において、前記書物受け台の左右両側に設けた前記
    ページ押え取り付け具を形成する穴取り付け部に設けた
    穴には、前記ページ押え具の支持部材が貫通して取り付
    けられている。前記穴には、その穴に連通して空洞が設
    けられ、その空洞には前記穴内に貫通して取り付けられ
    ている前記支持部材に当接する抵抗体と、その抵抗体を
    押し圧する押しバネが納置された構造の前記ページ押え
    取り付け具を設けた書見台。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12記載の書見台におい
    て、前記穴に連通して設けられた空洞内に納置されてい
    る前記抵抗体を板バネで押し圧する構造とした前記ペー
    ジ押え取り付け具を設けた書見台。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13のいずれかに記載の書
    見台において、前記書物受け台の左右両側の前記ページ
    押え取り付け具を形成する穴取り付け部の穴には、前記
    ページ押え具の支持部材が出し入れ固定及び回転自在に
    貫通して取り付いている。その貫通した支持部材の先端
    には、前記穴の内径より大きい外幅を有する止め具が固
    着して取り付けられている。前記穴取り付け部の貫通出
    側の端面部と前記止め具との間には、前記貫通した支持
    部材を内芯状態にして押しバネが取り付けられた書見
    台。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14のいずれかに記載の書
    見台において、前記書物受け台中央部地側に固定して設
    けられている地側ストッパーに、上下にスライド固定自
    在にしたネジ付きピンを設けた書見台。
  16. 【請求項16】請求項1乃至15のいずれかに記載の書
    見台において、前記書物受け台中央部天側に、前後にス
    ライド固定自在にした天側スライドストッパーを設け、
    前記天側スライドストッパーの後部L型立上がり部に、
    上下にスライド固定自在にしたネジ付きピンを設けた書
    見台。
  17. 【請求項17】請求項1乃至16のいずれかに記載の書
    見台において、前記ページ押え取り付け具の外側横端
    に、指掛け具を固着して設けた書見台。
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