JP2001218133A - 被支持体の支持装置 - Google Patents

被支持体の支持装置

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JP2001218133A
JP2001218133A JP2000027183A JP2000027183A JP2001218133A JP 2001218133 A JP2001218133 A JP 2001218133A JP 2000027183 A JP2000027183 A JP 2000027183A JP 2000027183 A JP2000027183 A JP 2000027183A JP 2001218133 A JP2001218133 A JP 2001218133A
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display
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JP2000027183A
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Yoshihiro Chiba
好浩 千葉
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被支持体の可動範囲が広く、形状がスマート
な、被支持体の支持装置を提供する。 【解決手段】 第1および第2のアーム23,25の各
一端が、共通に第2の歯車24に回転自在に結合され、
両アームの各他端に、第1および第3の歯車22,26
が回転自在に結合される。第1の歯車に、ベース21が
回転不能に取り付けられ、第3の歯車には、ディスプレ
イ用の取り付け部材29が回転不能に取り付けられ、第
1および第2の歯車と、第2および第3の歯車との間
に、第1および第2の歯付きベルト27,28がそれぞ
れ掛け渡される。ディスプレイ1の上下・前後方向の移
動に伴い、各アームが回動して、第1または第2の歯車
に第1または第2の歯付きベルトの片側が巻き取られる
ことにより、アームの回動と同大逆向きの回転が第3の
歯車に生じ、両者が相殺されて、取り付け部材とベース
との相対角度は変化せず、ディスプレイはその画面の方
向を保持した状態で移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、小型軽
量のディスプレイなどの被支持体の支持に好適な支持装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば液晶表示装置(ディスプレ
イ)のような、概ね平面状の被支持体を、上下方向や前
後方向に動かしても、ディスプレイの面の法線が一定方
向を向いたままで、平行に動く支持機構(スタンド)が
知られている。
【0003】例えば、図8に示すように、このようなス
タンド10は、長短各2本のロッド11〜14が、結合
軸15によって平行4辺形のリンクに組み立てられて、
一方の短かいロッド13がベース16に固定されると共
に、他方の短かいロッド14にディスプレイ1が取り付
けられている。
【0004】そして、使用者により、図8Bに示すよう
に、ディスプレイ1が前方に動かされても、ディスプレ
イ1の正面が、図8Aに示したと同様な一定方向を向い
ている。
【0005】なお、ベース16は、比較的重くして、机
上に載置されるか、図示は省略するが、クランプあるい
はクリップ状に、机の天板を挟んで固定するような構造
とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のような、リンク
を用いたスタンド10は、前後方向に移動させることは
できるが、上限方向に移動させることができないので、
ディスプレイの可動範囲が限定されるという問題があっ
た。
【0007】また、2本の長いロッド11,12が並ん
で配設される構造であるため、比較的スペースを必要と
すると共に、形状が無骨になるという問題もあった。
【0008】かかる点に鑑み、この発明の目的は、ディ
スプレイのような所定の被支持体を支持するための支持
部材の可動範囲が広く、形状がスマートな、支持装置を
提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明による被支持体の支持装置は、ベー
ス面に垂直な面を備えるベース部材と、上記ベース部材
の上記ベース面に垂直な面に、上記ベース面に平行な方
向に取り付けられた支軸に対して回転不能に結合する第
1の柱状回転伝達部材と、一端部において上記支軸と同
軸の軸に上記第1の柱状回転伝達部材が回動自在に結合
すると共に、上記一端部が上記ベース部材に対してフリ
クション部材を介して取り付けられる第1のアーム部材
と、上記第1の柱状回転伝達部材と同じ太さを有し、上
記第1のアーム部材の他端部において上記支軸に平行な
第1の軸に回転自在に結合する第2の柱状回転伝達部材
と、一端部において上記第1の軸に上記第2の柱状回転
伝達部材が回動自在に結合すると共に、上記一端部が上
記第1のアーム部材の他端部に対してフリクション部材
を介して取り付けられる第2のアーム部材と、上記第1
の柱状回転伝達部材と同じ太さを有し、上記第2のアー
ム部材の他端部において上記支軸に平行な第2の軸に回
転自在に結合する第3の柱状回転伝達部材と、上記第3
の柱状回転伝達部材と回転不能に結合すると共に、上記
第2のアーム部材の他端部とフリクション部材を介して
取り付けられる被支持体を支持するための支持部材と、
上記第1の柱状回転伝達部材と上記第2の柱状回転伝達
部材とを滑りなく連結する第1のループ状運動伝達部材
と、上記第2の柱状伝達部材と上記第3の柱状伝達部材
とを滑りなく連結する第2のループ状運動伝達部材と、
を備え、上記支持部材が上記ベース部材に対して所定の
角度を保持しながら、上記支軸に垂直な方向に移動可能
としたことを特徴とするものである。
【0010】かかる構成の請求項1の発明による被支持
体の支持装置においては、支持部材に支持された被支持
体が、使用者によって上下や前後に動かされると、第1
および/または第2のアーム部材が回動する。
【0011】このとき、第1、第2、第3の柱状回転伝
達部材と、第1、第2のループ状運動伝達部材との間に
滑りがなく、第1の柱状回転伝達部材がベース部に回転
不能の状態で固定されていることにより、第1および/
または第2のアーム部材の回動により、第1または第2
の柱状回転伝達部材に対する第1または第2のループ状
回転伝達部材の巻き付き部分に変化が生じ、第1または
第2のループ状回転伝達部材の片側が巻き取られ、その
反対側が繰り出されるような変化をする。
【0012】そして、第2のループ状運動伝達部材を通
じてその変化分が、第3の柱状回転伝達部材に伝達され
るが、その変化の方向は、逆向きとなる。すなわち、各
アーム部材の回動と同じ大きさで、逆向きの回転が第3
の柱状回転伝達部材に生じる。このため、支持部材とベ
ース部材との相対角度が一定に保たれ、被支持体は、そ
の所定位置における法線の方向を変えることなく、広い
範囲にわたって、使用者の所望する方向への平行移動が
可能となる。
【0013】また、請求項2の発明による被支持体の支
持装置は、請求項1に記載の被支持体の支持装置におい
て、上記第1、第2および第3の柱状回転伝達部材は、
歯数が同一の歯車とされ、上記第1および第2のループ
状運動伝達部材は、上記歯車に噛み合う歯付きベルトと
されてなることを特徴とするものである。
【0014】かかる構成の請求項2の発明による被支持
体の支持装置においては、歯車と歯付きベルトにより、
滑りのない運動を確実に実現することができる。
【0015】また、請求項3の発明による被支持体の支
持装置は、上記ループ状回転伝達部材と当該ループ状回
転伝達部材により連結された2個の上記柱状回転伝達部
材とを収納するように上記第1および第2のアーム部材
を形成したことを特徴とする。
【0016】かかる構成の請求項3の発明による被支持
体の支持装置においては、外観がスマートになると共
に、使い勝手がよくなる。
【0017】また、請求項4の発明による被支持体の支
持装置は、請求項1に記載の被支持体の支持装置におい
て、上記支持部材と上記被支持体との成す角度を変更す
る機能を備えることを特徴とする。
【0018】かかる構成の請求項4の発明による被支持
体の支持装置においては、被支持体を支持部材に対して
任意の角度に固定することができ、使い勝手が一段とよ
くなる。
【0019】また、請求項5の発明による被支持体の支
持装置は、請求項1に記載の被支持体の支持装置におい
て、上記第2の柱状回転伝達部材は、上記第1の柱状回
転伝達部材と同一の2個の柱状回転伝達部材を軸方向に
整列させて結合して形成したことを特徴とするものであ
る。
【0020】かかる構成の請求項5の発明による被支持
体の支持装置においては、部品点数を削減することがで
きると共に、対応するアーム部材との組み立てが容易と
なり、作業性が向上する。
【0021】また、請求項6の発明による被支持体の支
持装置は、上記被支持体は、ディスプレイであることを
特徴とする。
【0022】かかる構成の請求項6の発明による被支持
体の支持装置においては、ディスプレイの画面の角度が
変わることなく、ディスプレイ画面を前後および上下に
移動することができる。
【0023】また、請求項7の発明による被支持体の支
持装置は、請求項6に記載の被支持体の支持装置におい
て、上記第1のアーム部材および/または第2のアーム
部材に上記ディスプレイに接続されるケーブルの保持手
段を形成したことを特徴とする。
【0024】かかる構成の請求項7の発明による被支持
体の支持装置においては、ケーブルが邪魔になることが
なく、また、外観がスマートになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照しなが
ら、この発明による被支持体の支持装置の実施の形態に
ついて説明する。
【0026】[実施の形態の構成]この発明の被支持体
の支持装置の実施の形態としてのテレビスタンド(以
下、単にスタンドという)20の基本的構成を図1に示
す。また、その具体的構成を図2に示す。
【0027】図1において、スタンド20の逆「T」字
状のベース21は、図示しない机上に載置される。この
ベース21に第1の歯車22が固定して取り付けられる
と共に、この第1の歯車22の軸を中心として回動可能
に、第1のアーム23の一端部が取り付けられる。この
第1のアーム23の他端部には、第2の歯車24が回転
可能に取り付けられる。
【0028】アーム23の一端部とベース21との取り
付け部には、図1および図2では図示を省略したが、後
述するようにフリクション部材が介在され、このフリク
ション部材による摩擦力よりも大きな力でアーム23を
回動しない限り、アーム23のベース21に対する回動
位置を保持するようにされている。
【0029】また、第2の歯車24の軸を中心として回
動可能に、かつ、図1および図2では図示を省略したフ
リクション部材を介在させた状態で、第1のアーム23
の他端部に対して第2のアーム25が取り付けられる。
したがって、アーム23とアーム25との成す角は、こ
のフリクション部材による大きな力が加わらない限り、
保持されるようにされる。
【0030】アーム25の他端部には、第3の歯車26
が回転可能に取り付けられる。この第3の歯車26に
は、ディスプレイ用の取り付け部材29が固定して取り
付けられ、この部材29にディスプレイ1がほぼ垂直に
取り付けられる。取り付け部材29は、被支持体を支持
するための支持部材を構成する。
【0031】上述の3つの歯車22,24,26は、そ
れぞれの径が等しくされ、同一形状の同じ数(およびモ
ジュール)の歯を備えている。
【0032】そして、第1および第2の歯車22,24
に歯付きベルト27が掛け渡されると共に、第2および
第3の歯車24,26に歯付きベルト28が掛け渡され
る。これらの歯付きベルト27,28は、長さ方向に伸
縮しない素材が用いられている。
【0033】上述のように、ベース21と歯車22とが
回転不能に取り付けられながら、この歯車22に対し
て、アーム23を回動可能とするために、図2に示すよ
うに、例えば、方形の断面に形成されると共に、軸方向
に円形の透孔(無符号)が形成された、回り止め機能を
有する支軸21aが、逆「T」字状のベース21のベー
ス面(机などに載置される面)に垂直な上端部21vに
水平方向に取り付けられる。
【0034】この場合、図3(A),(B)に示すよう
に、アーム23は、第1の歯車22が回転自在に取り付
ける軸23bを備え、この軸23bが、歯車22が回転
不能に取り付けられたベース21の上端部21vの支軸
21aを回転自在に貫通してベース21の上端部21v
に、ナット31により取り付けられる。このとき、アー
ム23は、歯車22および歯付きベルト27を内包する
ようにカバー23Kが設けられ、このカバー23Kとベ
ース21の上端部21vの間の軸23aには、バネワッ
シャー41がフリクション部材として介在するようにさ
れている。
【0035】同様に、アーム25と第3の歯車26とが
回動可能に取り付けられながら、この歯車26に対し
て、ディスプレイ取り付け部材29を回転不能とするた
めに、図2に示すように、例えば、方形の断面に形成さ
れると共に、軸方向に円形の透孔(無符号)が形成され
た、回り止め機能を有する支軸29aが、T字状の取り
付け部材29の後端部に、水平方向に取り付けられる。
【0036】アーム25は、第3の歯車26が回転自在
に取り付ける軸25bを備え、この軸25bが、歯車2
6が回転不能に取り付けられたディスプレイ取り付け部
材29の支軸29aを回転自在に貫通して、ディスプレ
イ取り付け部材29に、ナット33により取り付けられ
る。
【0037】取り付け部材29の前面部29fには、デ
ィスプレイ1を締結するための透孔29b,29cが設
けられる。
【0038】また、アーム23とアーム25の連結部
は、図4に示すように構成されている。すなわち、歯車
24の一部はアーム23内に、歯車24の他部はアーム
25内に、、設けられている。そして、この例において
は、アーム23の他端側には、軸23bに平行に軸23
aが設けられ、この軸23aが回転自在に歯車24を貫
通してアーム25側にまで延長され、軸23aの先端側
がナット32により固定されることにより、アーム23
とアーム25とが結合される。
【0039】この場合において、図4に示すように、ア
ーム23とアーム25のカバー面の間にバネワッシャー
42がフリクション部材として介在するようにして設け
られる。したがって、このバネワッシャー42により、
前述したように、アーム23とアーム25とが所定の摩
擦力により、外力がかかるまで互いの角度を保持するよ
うにされる。
【0040】なお、図2においては、上述のような、第
1および第3の歯車22,26の回転不能かつ回動可能
の機能を直感的に示すために、それぞれ対応の支軸21
a,29aが歯車22,26と結合したように描いてあ
る(図2の歯車22,26の軸近傍の方形の網点部
分)。
【0041】また、図2では、図面を見やすくするた
め、第1〜第3の歯車22,24,26の各端面と、対
応する歯付きベルト27,28の各端縁とを整列させて
描いてあるが、一般に、歯車22,26の厚みは、歯付
きベルト27,28の幅よりも若干大きく設定されると
共に、第2の歯車24の軸方向の長さは、歯付きベルト
27,28の幅と間隔の和よりも若干大きく設定され
る。
【0042】一方、図2に示すように、アーム23は、
前述のように、カバー兼用として、適宜の合成樹脂から
形成され、その内側に、第1および第2の歯車22,2
4に対応して、円柱状の1対の回転軸23a,23bが
配設される。
【0043】同様に、第2のアーム25も、カバー兼用
として、適宜の合成樹脂から形成され、その内側に、第
2および第3の歯車24,26に対応して、円柱状の1
対の回転軸25a,25bが配設される。
【0044】図2では、アーム23およびアーム25の
内部を観察できるように、互いに向き合う面側のカバー
は省略して示してある。
【0045】上述のようなカバー兼用アーム23,25
により歯車22,24,26や歯付きベルト27,28
が覆われることにより、外観がスマートになると共に、
使い勝手がよくなる。
【0046】そして、両アーム23、25の奥行き方向
の側面には、それぞれ複数の「L」字型の保持部材23
c,25cが形成されて、ディスプレイ1に電源および
信号を供給するためのケーブル(図示は省略)を弾性的
に保持することにより、ディスプレイ1を支持する場合
の使い勝手と外見とを良くすることができる。あるい
は、図2に破線で示すように、アーム23の幅方向の側
面に、ケーブル収納用の溝23gを形成することもでき
る。また、アームの中にケーブルを隠すように構成する
こともできる。
【0047】なお、上述のようなアーム23,25の回
転軸23a〜25bに対しては、図示は省略するが、適
宜の抜け止め部材もしくは締結部材が結合される。
【0048】また、この実施の形態では、各構成要素の
諸元は、例えば、次のようである。即ち、歯車22,2
4,26の直径は、いずれも20mmとされ、アーム
(兼カバー)23,25の長さは、25cm程度とさ
れ、歯付きベルト27,28の幅は、10mmとされ
る。
【0049】そして、被支持体としてのディスプレイ1
は、例えば、12インチ型液晶表示装置とされ、その質
量は例えば2kg程度とされる。
【0050】[ディスプレイの上下移動]まず、図1を
参照しながら、この発明の実施の形態におけるディスプ
レイの上下方向の移動について説明する。
【0051】初期状態で、スタンド20は、図1に実線
で示すように、一方のアーム23が直立すると共に、他
方のアーム25が前下方に傾いて、屈曲した状態にあ
り、ディスプレイ1は、図1に実線で示すような、比較
的低い位置にあるものとする。
【0052】次に、使用者によってディスプレイ1が動
かされ、図1に鎖線で示すような、ディスプレイ1uの
位置まで、上方に移動したとする。
【0053】このディスプレイ1uの位置への上方移動
に伴って、第2のアーム25と第2の歯付きベルト28
とは、図1に鎖線で示すように、第2の歯車24の軸を
中心として、反時計方向に、図の例ではほぼ90゜回動
し、スタンド20は上方に伸長した状態になる。
【0054】上述のように、第2のアーム25と第2の
歯付きベルト28とが、第2の歯車24の軸を中心とし
て回動しても、この第2の歯車24は、前述のように、
ベース21に回転不能に取り付けられた第1の歯車22
と、歯付きベルト27を介して結合しているので、この
第2の歯車24は回転し得ない。
【0055】そして、アーム25の回動角相当分だけ、
この第2の歯車24に対する歯付きベルト28の噛み合
い位置が変化し、図1においては、歯付きベルト28の
下側が第2の歯車24に巻き取られるように変化すると
共に、歯付きベルト28の上側が繰り出されるように変
化する。
【0056】一方、第2の歯車24側での、歯付きベル
ト28の巻き取りと繰り出しに応じて、アーム25の回
動角相当分だけ、第3の歯車26が、逆向きである時計
方向に回転する。
【0057】前述のように、この歯車26には、ディス
プレイ取り付け部材29が回転不能に取り付けられてお
り、この取り付け部材29も、アーム25の回動角相当
分だけ、時計方向に回転することになる。
【0058】このようにして、ディスプレイ1の上方移
動に対応する、アーム25の回動角とディスプレイ取り
付け部材29の回転角とが相殺されて、この取り付け部
材29とベース21との相対的な角度は変化せず、ディ
スプレイ1は、例えば画面の中心のような所定位置にお
ける法線の方向を変えることなく、上方に平行移動す
る。
【0059】なお、上方に変位したディスプレイ1を初
期の位置まで戻すときも、上述と同様に、アーム25の
回動角とディスプレイ取り付け部材29の回転角とが相
殺されて、この取り付け部材29とベース21との相対
的な角度は変化せず、ディスプレイ1は下方に平行移動
する。
【0060】[ディスプレイの前方移動]次に、図5を
も参照しながら、この発明の実施の形態におけるディス
プレイの前方方向の移動について説明する。
【0061】スタンド20が、前出図1に実線で示すよ
うに屈曲した状態から、ディスプレイ1が、使用者によ
って動かされて、図5に鎖線で示すような、ディスプレ
イ1fdの位置まで、前方に移動したとする。
【0062】このディスプレイ1fdの位置への移動に
伴って、第2のアーム25と第2の歯付きベルト28と
が、初期状態と同様に、下方に傾くと共に、第1のアー
ム23と第1の歯付きベルト27とは、前出図1に示し
た直立状態から、第1の歯車22の軸を中心として、時
計方向にほぼ45゜回動し、スタンド20は下方に伸長
した状態になる。
【0063】上述のように、第1のアーム23と第1の
歯付きベルト27とが、第1の歯車22の軸を中心とし
て回動しても、この歯車22は、前述のように、ベース
21に回転不能に取り付けられて回転せず、歯付きベル
ト27の第1の歯車22に対する噛み合い位置が、前出
図1に示した直立状態からアーム23の回動角相当分だ
け、歯付きベルト27の左側が巻き取られると共に、歯
付きベルト27の右側が繰り出されるように変化する。
【0064】第1の歯車22に対する、歯付きベルト2
7の巻き取りと繰り出しに応じて、アーム23の回動角
相当分だけ、第2の歯車24が反時計方向に回転する。
そして、この第2の歯車24の回転が、歯付きベルト2
8を介して、第3の歯車26に伝達され、この歯車26
も、アーム23の回動角相当分だけ、反時計方向に回転
する。
【0065】前述のように、第3の歯車26には、ディ
スプレイ取り付け部材29が回転不能に取り付けられて
おり、この取り付け部材29も、アーム23の回動角相
当分だけ、反時計方向に回転する。
【0066】このようにして、ディスプレイ1の前方移
動に対応する、アーム23の回動角とディスプレイ取り
付け部材29の回転角とが相殺されて、この取り付け部
材29とベース21との相対的な角度は変化せず、ディ
スプレイ1fdは、画面の所定位置における法線の方向
を変えることなく移動する。
【0067】更に、使用者によってディスプレイ1fd
の位置からさらに動かされ、図5に鎖線で示すような、
ディスプレイ1fの位置まで、前上方に移動した場合に
は、このディスプレイ1fdの前上方移動に伴って、第
2のアーム25と第2の歯付きベルト28とが、第2の
歯車24の軸を中心として、反時計方向にほぼ45゜回
動し、スタンド20は前上方に伸長した状態になる。
【0068】この場合、第2の歯車24は、前述のよう
に、ベース21に回転不能に取り付けられた第1の歯車
22と、歯付きベルト27を介して結合されており、回
転し得ない。
【0069】そして、歯付きベルト28の第2の歯車2
4に対する巻き付き位置が、アーム25の回動角相当分
だけ、歯付きベルト28の下側が巻き取られると共に、
上側が繰り出されように変化し、第2の歯車24側で
の、歯付きベルト28の巻き取りと繰り出しに応じて、
アーム25の回動角相当分だけ、第3の歯車26が時計
方向に回転する。
【0070】この歯車26は、前述のように、ディスプ
レイ取り付け部材29が回転不能に取り付けられてお
り、この取り付け部材29も、アーム25の回動角相当
分だけ、時計方向に回転する。
【0071】このようにして、ディスプレイ1fdの前
上方移動に対応する、アーム25の回動角とディスプレ
イ取り付け部材29の回転角とが相殺されて、この取り
付け部材29とベース21との相対的な角度は変化せ
ず、ディスプレイ1fdは、画面の所定位置における法
線の方向を変えることなく、前上方に平行移動する。
【0072】なお、前上方に変位したディスプレイ1f
が、アーム25に関して、ディスプレイ1fdと対称な
位置まで、使用者によって動かされる場合も、上述と同
様にして、ディスプレイ1fの上方移動に対応する、ア
ーム25の回動角とディスプレイ取り付け部材29の回
転角とが相殺されて、この取り付け部材29とベース2
1との相対的な角度は変化せず、ディスプレイ1fは上
方に平行移動する。
【0073】また、上方に平行移動したディスプレイ1
fを、前方のディスプレイ1fの位置を経由して、前下
方のディスプレイ1fdの位置まで下げ、更に初期の位
置まで戻すときも、上述と同様に、両アーム23,25
の回動角と、ディスプレイ取り付け部材29の回転角と
が相殺されて、この取り付け部材29とベース21との
相対的な角度は変化せず、ディスプレイ1は平行に移動
する。
【0074】[ディスプレイの後方移動]次に、図6を
も参照しながら、この発明の実施の形態におけるディス
プレイの後方移動について説明する。
【0075】スタンド20が、前出図1に実線で示すよ
うに屈曲した状態から、使用者によってディスプレイ1
が動かされ、図6に鎖線で示すような、ディスプレイ1
rの位置まで、後方に移動したとする。
【0076】このディスプレイ1rの位置への後方移動
に伴って、第1のアーム23と第1の歯付きベルト27
とが、前出図1に示した直立状態から、第1の歯車22
の軸を中心として、反時計方向にほぼ45゜回動し、後
上方に傾くと共に、第2のアーム25と第2の歯付きベ
ルト28とが、第1のアーム23と第1の歯付きベルト
27とに対し、ほぼ45゜の角間隔を保って水平方向と
なり、スタンド20は後方に屈曲した状態になる。
【0077】上述のように、第1のアーム23と第1の
歯付きベルト27とが、第1の歯車22の軸を中心とし
て回動しても、この歯車22は、前述のように、ベース
21に回転不能に取り付けられて回転せず、歯付きベル
ト27の第1の歯車22に対する巻き付き位置が、前出
図1に示した直立状態から、アーム23の回動角相当分
だけ、歯付きベルト27の右側が巻き取られると共に、
歯付きベルト27の左側が繰り出されるように変化す
る。
【0078】第1の歯車22側での、歯付きベルト27
の巻き取りと繰り出しに応じて、アーム23の回動角相
当分だけ、第2の歯車24が時計方向に回転する。そし
て、この第2の歯車24の回転が、歯付きベルト28を
介して、第3の歯車26に伝達され、この歯車26も、
アーム23の回動角相当分だけ、時計方向に回転する。
【0079】前述のように、第3の歯車26には、ディ
スプレイ取り付け部材29が回転不能に取り付けられて
おり、この取り付け部材29も、アーム23の回動角相
当分だけ、時計方向に回転する。
【0080】このようにして、ディスプレイ1の後方移
動に対応する、アーム23の回動角とディスプレイ取り
付け部材29の回転角とが相殺されて、この取り付け部
材29とベース21との相対的な角度は変化せず、ディ
スプレイ1fdは、画面の所定位置における法線の方向
を変えることなく、後方に平行移動する。
【0081】なお、後方に変位したディスプレイ1r
を、前出図1に実線で示すような初期の位置まで戻すと
きも、上述と同様に、アーム23の回動角とディスプレ
イ取り付け部材29の回転角とが相殺されて、この取り
付け部材29とベース21との相対的な角度は変化せ
ず、ディスプレイ1は前方に平行移動する。
【0082】上述のように、この実施の形態では、2本
のアーム23,25の各一端と共通の歯車24とが、回
転自在に結合されると共に、両アーム23,25の各他
端に、歯車22,26が回転自在にそれぞれ結合され
て、一方の歯車22には、ベース21が回転不能に取り
付けられると共に、他方の歯車26には、ディスプレイ
取り付け部材29が回転不能に取り付けられ、共通の歯
車24と歯車22,26との間に、歯付きベルト27,
28がそれぞれ掛け渡された構成とされる。
【0083】これにより、取り付け部材29に取り付け
られたディスプレイ1が、使用者によって上下や前後に
動かされるとき、第1または第2のアーム23,25が
回動して、第1または第2の歯車22,24に第1また
は第2の歯付きベルト27,28の片側が巻き取られる
ことにより、各アームの回動と同大逆向きの回転が第3
の歯車26に生じ、両者が相殺されて、取り付け部材2
9とベース21との相対角度が一定に保たれ、ディスプ
レイ1は、画面の所定位置における法線の方向を変える
ことなく、広い範囲に亘って、使用者の所望する方向に
平行移動することができる。
【0084】[他の実施の形態]前述の実施の形態で
は、ディスプレイの(画面の)向きが正面方向に固定さ
れているが、ディスプレイ取り付け部材には、図7に示
すように、ディスプレイの向きを上下左右に変えるよう
な、いわゆる首振り機構31を組み込むことにより、被
支持体の視認性を向上させて、使い勝手を一段とよくす
ることもできる。
【0085】すなわち、この例においては、図7に示す
ように、アーム25の他端側には、取り付け部材29を
取り付けるための取り付け部材保持部材51が、軸25
bに回転自在に貫通して取り付けられ、ナット34によ
り固定される。取り付け部材保持部材51には、歯車2
6が前述と同様に回転不能に取り付けられる。
【0086】そして、取り付け部材保持部材51に設け
られる軸51aには、バネワッシャー43を介して取り
付け部材29がナット35により取り付けられる。
【0087】この例の場合、取り付け部材29は、バネ
ワッシャー43により、保持部材51に対して任意の角
度位置に保持される。したがって、デスプレイ1の面方
向を、使用者が望む方向にすることができる。
【0088】また、前述の実施の形態では、相対的な
「滑り」がない回転伝達手段として、歯車と歯付きベル
トの組み合わせを用いたが、これに限られるものではな
く、両者の間に滑りの無いものであれば、どのようなも
のも使用できる。例えば、チェーンとスプロケットの組
み合わせのような、滑りがない回転伝達手段を用いるこ
ともできる。
【0089】そして、前述の実施の形態では、第2の歯
車24として、軸方向に長い単一の歯車を用いたが、前
述と同様の回り止め機能を有する結合部材(図示は省
略)などにより、第1および第3の歯車22,26と同
一形状の2個の歯車を、適宜の間隔を置いて、一体に結
合することにより、それぞれ対応するアーム23,25
との組立を容易にすることもできる。
【0090】更に、ベース21に対して、その支軸21
aを中心に、第1のアーム23を持ち上げるような付勢
機構(図示は省略)と、第1のアーム23に対して、そ
の回転軸23aを中心に、第2のアーム25を持ち上げ
るような付勢機構(図示は省略)とを備えることによ
り、前述のようなディスプレイの移動を軽快にすること
ができる。
【0091】また、前述の実施の形態における、カバー
兼用の2つのアーム23,25の長さは、互いに等しく
する必要はなく、ディスプレイなどの大きさに応じて、
それぞれ適宜に設定することができる。
【0092】また、歯付きベルト27,28は、歯車2
2,24,26とかみ合って移動する範囲に歯があれば
よいが、全体に歯がある方が作り易い。
【0093】また、ベース21は、比較的重くして、机
上に載置するようにしてもよく、図示は省略するが、ク
ランプあるいはクリップ状に、机の天板を挟んで固定す
るような構造としてもよい。
【0094】前述の実施の形態では、ディスプレイを被
支持体として説明したが、被支持体はディスプレイに限
らず、掲示板や譜面台のような、使用者の視認の対象と
なるものであってもよい。
【0095】また、前述の実施の形態では、2組のアー
ムと回転伝達手段とを用いたが、3組以上のアームと回
転伝達手段とを用いて、更に広範囲の平行移動を可能に
することもできる。
【0096】また、フリクション部材としてのバネワッ
シャーは一例であり、その他種々のフリクション構成を
用いることはいうまでもない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、使用者の所望する広い範囲にわたって、被支持体の
一面の向きを一定に保持した状態で被支持体を移動させ
ることができる。したがって、この発明を液晶ディスプ
レイのようなフラットディスプレイの支持装置に適用し
た場合に、その効果は大きい。
【0098】また、この発明によれば、外観がスマート
にすることができると共に、使い勝手をよくすることが
できる。また、組み立てが容易となって、作業性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による被支持体の支持装置の実施の形
態の基本的構成を示す側面図である。
【図2】この発明の実施の形態の具体的構成を示す斜視
図である。
【図3】この発明の実施の形態の要部を説明するための
側面図である。
【図4】この発明の実施の形態の要部を説明するための
側面図である。
【図5】この発明の実施の形態の前方伸長状態を示す側
面図である。
【図6】この発明の実施の形態の後方屈曲状態を示す側
面図である。
【図7】この発明の他の実施の形態の要部の構成を示す
図である。
【図8】従来の被支持体の支持装置の構成例を示す側面
図である。
【符号の説明】
1…液晶表示装置(ディスプレイ)、20…スタンド
(支持装置)、21…ベース、21a…回り止め用支
軸、22…歯車、23…アーム、23a,23b…回転
軸、24…歯車、25…アーム、25a,25b…回転
軸、26…歯車、27,28…歯付きベルト、29…デ
ィスプレイ取り付け部,29a…回り止め用支軸、29
b,29c…取り付け用透孔、41、42、43…バネ
ワッシャー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース面に垂直な面を備えるベース部材
    と、 上記ベース部材の上記ベース面に垂直な面に、上記ベー
    ス面に平行な方向に取り付けられた支軸に対して回転不
    能に結合する第1の柱状回転伝達部材と、 一端部において上記支軸と同軸の軸に上記第1の柱状回
    転伝達部材が回動自在に結合すると共に、上記一端部が
    上記ベース部材に対してフリクション部材を介して取り
    付けられる第1のアーム部材と、 上記第1の柱状回転伝達部材と同じ太さを有し、上記第
    1のアーム部材の他端部において上記支軸に平行な第1
    の軸に回転自在に結合する第2の柱状回転伝達部材と、 一端部において上記第1の軸に上記第2の柱状回転伝達
    部材が回動自在に結合すると共に、上記一端部が上記第
    1のアーム部材の他端部に対してフリクション部材を介
    して取り付けられる第2のアーム部材と、 上記第1の柱状回転伝達部材と同じ太さを有し、上記第
    2のアーム部材の他端部において上記支軸に平行な第2
    の軸に回転自在に結合する第3の柱状回転伝達部材と、 上記第3の柱状回転伝達部材と回転不能に結合すると共
    に、上記第2のアーム部材の他端部とフリクション部材
    を介して取り付けられる被支持体を支持するための支持
    部材と、 上記第1の柱状回転伝達部材と上記第2の柱状回転伝達
    部材とを滑りなく連結する第1のループ状運動伝達部材
    と、 上記第2の柱状伝達部材と上記第3の柱状伝達部材とを
    滑りなく連結する第2のループ状運動伝達部材と、 を備え、上記支持部材が上記ベース部材に対して所定の
    角度を保持しながら、上記支軸に垂直な方向に移動可能
    としたことを特徴とする被支持体の支持装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の被支持体の支持装置にお
    いて、 上記第1、第2および第3の柱状回転伝達部材は、歯数
    が同一の歯車とされ、上記第1および第2のループ状運
    動伝達部材は、上記歯車に噛み合う歯付きベルトとされ
    てなる被支持体の支持装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の被支持体の支持装置にお
    いて、 上記ループ状回転伝達部材と当該ループ状回転伝達部材
    により連結された2個の上記柱状回転伝達部材とを収納
    するように上記第1および第2のアーム部材を形成した
    ことを特徴とする被支持体の支持装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の被支持体の支持装置にお
    いて、 上記支持部材と上記被支持体との成す角度を変更する機
    能を備えることを特徴とする被支持体の支持装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の被支持体の支持装置にお
    いて、 上記第2の柱状回転伝達部材は、上記第1の柱状回転伝
    達部材と同一の2個の柱状回転伝達部材を軸方向に整列
    させて結合して形成したことを特徴とする被支持体の支
    持装置。
  6. 【請求項6】上記被支持体は、ディスプレイであること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の被
    支持体の支持装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の被支持体の支持装置にお
    いて、 上記第1のアーム部材および/または第2のアーム部材
    に上記ディスプレイに接続されるケーブルの保持手段を
    形成したことを特徴とする被支持体の支持装置。
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