JP2001216278A - 情報加工装置、情報加工方法、およびそのコンピュータ・プログラム・プロダクト - Google Patents

情報加工装置、情報加工方法、およびそのコンピュータ・プログラム・プロダクト

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JP2001216278A
JP2001216278A JP2000084348A JP2000084348A JP2001216278A JP 2001216278 A JP2001216278 A JP 2001216278A JP 2000084348 A JP2000084348 A JP 2000084348A JP 2000084348 A JP2000084348 A JP 2000084348A JP 2001216278 A JP2001216278 A JP 2001216278A
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JP2000084348A
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Yasushi Miura
康史 三浦
Minoru Eito
稔 栄藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上でのコンテンツデータ加工に
おける、負荷分散および通信遅延の減少を実現する。 【解決手段】 コンテンツデータと、前記コンテンツデ
ータの加工を行うプログラムコードからなるメッセージ
を受信し、前記コンテンツデータと前記プログラムコー
ドに分離する情報受信部101と、システム情報を取得
するシステム情報取得部102と、前記コンテンツデー
タに対して、前記プログラムコードを実行することによ
り、前記システム情報取得手段から取得したシステム情
報に応じて、前記コンテンツデータの加工を行うプログ
ラムコード実行部104と、前記プログラム実行手段に
よって加工されたコンテンツデータと、前記プログラム
コードを再構成して送信する情報送信部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動エージェントの
コンテンツ加工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワールド・ワイド・ウェブ(WW
W)を用いたショッピングモールなどの種々のサービス
サイトが登場し、利用者もますます増加していくものと
思われる。また、そのようなネットワーク上のサービス
の利用者の負荷を軽減するために、ネットワーク上を移
動しながら、複数のサイトで、利用者の処理を代理実行
する移動エージェントの研究開発がさかんに行われてい
る。それらの研究内容については、例えば Neeran M. K
amik と R. Tripathi 著の"Design Issues in Mobile-A
gent Programming Systems" (IEEE Concurrency, July-
September 1998)に解説されている。
【0003】移動エージェントはネットワーク上のサイ
トで実行されるプログラムとして記述され、ネットワー
クを介してネットワーク上のサイトに移動し、プログラ
ムを実行する。
【0004】従来、移動エージェントは移動先の状況に
関わらず、ネットワーク上を移動していた。そのような
方法では、負荷の高いサイトに移動してプログラムを実
行すると、処理時間がかかり、利用者に対するレスポン
スが遅くなってしまう。
【0005】そのため、移動エージェントの動的実行の
ためのルーティング方法が特開平10−320361号
公報(米国優先権主張番号 08/847079) に提
案されている。この方法は、予め移動先の負荷情報を取
得し、負荷が高い場合には代替サイトを探索し、負荷の
変化に対応している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークに接続す
る機器もPCをはじめ、PDA、携帯電話、カーナビゲ
ーションシステムとその種類は多様化の一途をたどって
いる。それらのネットワーク機器の処理能力、接続回線
速度、表示画面サイズ、表示色などは様々であり、同一
のコンテンツを閲覧した場合でも、機器によっては表示
不可能であったり、内容が十分に表示できないことがあ
る。
【0007】通信速度の面においても、低速の回線速度
しか提供されない場合には、コンテンツをすべて表示す
るのに時間がかかり、ひいては、電話料金が嵩むなどの
問題となる。
【0008】コンテンツ提供者側は、サービスサイトの
負荷が高くなると、利用者に対して十分なサービスの提
供が行えないことから、サイトを増やし負荷を分散させ
るなどの対処が行われている。しかし、サイトを増やす
とサイト間のコンテンツの整合性を保つことが困難とな
ることが問題に挙がっている。
【0009】本発明は、利用者の使用するネットワーク
機器に応じたコンテンツ加工を行う場合に、そのコンテ
ンツを加工する移動エージェント(プログラムコード)
をコンテンツに付加し、コンテンツがサービスサイトか
ら利用者端末まで返送される経路上のサイトで移動エー
ジェントがコンテンツを加工する装置、方法、および、
コンピュータ・プログラム・プロダクトを提案するもの
である。
【0010】つまり、移動エージェント自身がサービス
サイトと利用者端末間を移動する際に、そのサイトのネ
ットワーク通信速度やCPU負荷などのシステム情報を
取得し、その情報に応じたコンテンツの加工を実現する
ことが可能となる。
【0011】これにより、ネットワーク通信速度が遅い
場合には、コンテンツのサイズを小さくしたり、コンテ
ンツ情報の間引きを行うなどの加工処理を施すことによ
り、通信遅延を減少させることができる。
【0012】また、CPU負荷の低いサイトでコンテン
ツ加工処理を実行することにより、負荷分散を行うこと
が可能となり、ひいては通信遅延を減少させることがで
きる。
【0013】さらに本発明は、事前に、あるいは、必要
時にネットワークを介して利用者の端末情報や嗜好情報
を取得し、その情報を移動エージェントの持つコンテン
ツ情報に含ませて持つことにより、利用者端末の処理能
力、表示画面サイズ、表示色に応じたコンテンツ加工
や、利用者の嗜好に応じたコンテンツ加工を行うことが
できる。
【0014】加えて、本発明は、CPU負荷や処理能力
などの要件で、コンテンツ加工を1つのサイトで完結で
きない場合に、その中間処理結果を移動エージェントの
持つコンテンツ情報に含ませて持つことにより、さらに
別のサイトで処理を再開することができ、作業分担によ
る負荷の軽減を実現できる。
【0015】従来例に示した方法(特開平10−320
361)は、サイトごとに実行されるコンポーネント
(プログラムコード)が固定されている環境では有効で
あるが、例えば、プログラムコードの存在するサイトが
すべて利用不可能になった場合には対処できない。
【0016】そこで、本発明ではプログラムを実行する
サイトを固定せず、コンテンツデータ自身にプログラム
コードを付加し、移動中の負荷の低いサイトで実行する
ことで、上記の問題を解決している。つまり、ネットワ
ーク自身を処理系と捉えることで、処理の柔軟性を高め
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る情報加工装置で
は、コンテンツデータと、前記コンテンツデータの加工
を行うプログラムコードからなるメッセージを受信し、
前記コンテンツデータと前記プログラムコードに分離す
る情報受信手段と、システム情報を取得するシステム情
報取得手段と、前記コンテンツデータに対して、前記プ
ログラムコードを実行することにより、前記システム情
報取得手段から取得したシステム情報に応じて、前記コ
ンテンツデータの加工を行うプログラムコード実行手段
と、前記プログラム実行手段によって加工されたコンテ
ンツデータと、前記プログラムコードを再構成して送信
する情報送信手段を有することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載したこの発明に係る情報加
工方法では、コンテンツデータと、前記コンテンツデー
タの加工を行うプログラムコードからなるメッセージを
受信し、前記コンテンツデータと前記プログラムコード
に分離し、システム情報を取得し、前記コンテンツデー
タに対して、前記プログラムコードを実行することによ
り、取得したシステム情報に応じて、前記コンテンツデ
ータの加工を行い、前記プログラム実行手段によって加
工されたコンテンツデータと、前記プログラムコードを
再構成して送信することにより、取得した情報に応じて
前記コンテンツデータの加工処理実行の判断および実行
を行い、前記コンテンツデータをプログラムコードを含
んだメッセージとして通信することを特徴とする。
【0019】請求項3に記載したこの発明に係るコンピ
ュータ・プログラム・プロダクトでは、コンテンツデー
タと、前記コンテンツデータの加工を行うプログラムコ
ードからなるメッセージを受信し、前記コンテンツデー
タと前記プログラムコードに分離するコンピュータで読
み取り可能なシステムコードと、システム情報を取得す
るコンピュータで読み取り可能なシステムコードと、前
記コンテンツデータに対して、前記プログラムコードを
実行することにより、システム情報に応じて、前記コン
テンツデータの加工を行うコンピュータで読み取り可能
なシステムコードと、前記プログラムコードにより加工
されたコンテンツデータと、前記プログラムコードから
なるメッセージを送信するコンピュータで読み取り可能
なシステムコードとを含み、取得したシステム情報に応
じて前記コンテンツデータの加工処理実行の判断および
実行を行い、前記コンテンツデータをプログラムコード
を含んだメッセージとして通信することを特徴とする。
【0020】請求項4に記載したこの発明に係る情報加
工装置では、前記システム情報が、メッセージ送信先と
のネットワーク通信速度であり、前記プログラムコード
が、ネットワーク通信速度に応じた情報加工を行うもの
であり、ネットワーク通信速度に応じてコンテンツデー
タを加工することにより、通信遅延を減少させることを
特徴とする。
【0021】請求項5に記載したこの発明に係る情報加
工方法では、前記システム情報が、メッセージ送信先と
のネットワーク通信速度であり、前記プログラムコード
が、ネットワーク通信速度に応じた情報加工を行うもの
であり、ネットワーク通信速度に応じてコンテンツデー
タを加工することにより、通信遅延を減少させることを
特徴とする。
【0022】請求項6に記載したこの発明に係るコンピ
ュータ・プログラム・プロダクトでは、前記システム情
報が、メッセージ送信先とのネットワーク通信速度であ
り、前記プログラムコードが、ネットワーク通信速度に
応じた情報加工を行うものであり、ネットワーク通信速
度に応じてコンテンツデータを加工することにより、通
信遅延を減少させることを特徴とする。
【0023】請求項7に記載したこの発明に係る情報加
工装置では、前記システム情報が、CPUの負荷であ
り、前記プログラムコードが、CPUの負荷に応じて情
報加工を行うかどうかを判断・実行するものであり、C
PUの負荷に応じてコンテンツデータの加工をすること
により、負荷分散を行うことを特徴とする。
【0024】請求項8に記載したこの発明に係る情報加
工方法では、前記システム情報が、CPUの負荷であ
り、前記プログラムコードが、CPUの負荷に応じて情
報加工を行うかどうかを判断・実行するものであり、C
PUの負荷に応じてコンテンツデータの加工をすること
により、負荷分散を行うことを特徴とする。
【0025】請求項9に記載したこの発明に係るコンピ
ュータ・プログラム・プロダクトでは、前記システム情
報が、CPUの負荷であり、前記プログラムコードが、
CPUの負荷に応じて情報加工を行うかどうかを判断・
実行するものであり、CPUの負荷に応じてコンテンツ
データの加工をすることにより、負荷分散を行うことを
特徴とする。
【0026】請求項10に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記メッセージに、前記コンテンツデー
タの表示を行う端末装置に具備される表示装置の表示能
力情報を含み、前記プログラム処理手段において、前記
表示能力情報に応じた前記コンテンツデータの加工を行
うことを特徴とする。
【0027】請求項11に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、前記メッセージに、前記コンテンツデー
タの表示を行う端末装置に具備される表示装置の表示能
力情報を含み、前記表示能力情報に応じた前記コンテン
ツデータの加工を行うことを特徴とする。
【0028】請求項12に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、前記メッセー
ジに、前記コンテンツデータの表示を行う端末装置に具
備される表示装置の表示能力情報を含み、前記表示能力
情報に応じた前記コンテンツデータの加工を行うことを
特徴とする。
【0029】請求項13に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記メッセージに、前記コンテンツデー
タの要求を行った利用者の嗜好情報を含み、前記プログ
ラム処理手段において、前記嗜好情報に応じた前記コン
テンツデータの加工を行うことを特徴とする。
【0030】請求項14に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、前記メッセージに、前記コンテンツデー
タの要求を行った利用者の嗜好情報を含み、前記嗜好情
報に応じた前記コンテンツデータの加工を行うことを特
徴とする。
【0031】請求項15に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、前記メッセー
ジに、前記コンテンツデータの要求を行った利用者の嗜
好情報を含み、前記嗜好情報に応じた前記コンテンツデ
ータの加工を行うことを特徴とする。
【0032】請求項16に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記メッセージに、前記プログラムコー
ドの中間処理情報を含み、前記中間処理情報を用いて前
記プログラムコード実行の前処理を行う、プログラム前
処理手段を有し、前記プログラム前処理処理手段が、前
記中間処理情報を利用することにより、メッセージ送信
元で行ったコンテンツデータ加工処理を引き続いて行う
ことを特徴とする。
【0033】請求項17に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、前記メッセージに、前記プログラムコー
ドの中間処理情報を含み、前記中間処理情報を用いて前
記プログラムコード実行の前処理を行い、メッセージ送
信元で行ったコンテンツデータ加工処理を引き続いて行
うことを特徴とする。
【0034】請求項18に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、前記メッセー
ジに、前記プログラムコードの中間処理情報を含み、前
記中間処理情報を用いて前記プログラムコード実行の前
処理を行うコンピュータで読み取り可能なシステムコー
ドを含み、前記中間処理情報を利用することにより、メ
ッセージ送信元で行ったコンテンツデータ加工処理を引
き続いて行うことを特徴とする。
【0035】請求項19に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記メッセージに含まれる情報うち、少
なくとも1つがネットワーク上の別の装置に存在し、ネ
ットワーク上の別の装置に存在する情報に対しては、そ
の内容が位置情報であり、前記メッセージに含まれる位
置情報を用いて、ネットワーク上の別の装置に存在する
前記情報を取得するリモート情報取得装置を有し、メッ
セージ中に情報自身ではなく、その位置情報のみ含むこ
とで、メッセージサイズを小さくし、通信遅延を減少さ
せることを特徴とする。
【0036】請求項20に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、前記メッセージに含まれる情報のうち、
少なくとも1つがネットワーク上の別の装置に存在し、
ネットワーク上の別の装置に存在する情報に対しては、
その内容が位置情報であり、前記メッセージに含まれる
位置情報を用いて、ネットワーク上の別の装置に存在す
る前記情報を取得し、メッセージ中に情報自身ではな
く、その位置情報のみ含むことで、メッセージサイズを
小さくし、通信遅延を減少させることを特徴とする。
【0037】請求項21に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、前記メッセー
ジに含まれる情報のうち、少なくとも1つがネットワー
ク上の別の装置に存在し、ネットワーク上の別の装置に
存在する情報に対しては、その内容が位置情報であり、
前記メッセージに含まれる位置情報を用いて、ネットワ
ーク上の別の装置に存在する前記情報を取得するコンピ
ュータで読み取り可能なシステムコードを含み、メッセ
ージ中に情報自身ではなく、その位置情報のみ含むこと
で、メッセージサイズを小さくし、通信遅延を減少させ
ることを特徴とする。
【0038】請求項22に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、コンテンツデータを蓄積するコンテンツ
データ蓄積手段と、前記コンテンツデータの検索を行う
コンテンツデータ検索手段と、前記コンテンツデータの
要求を受け付ける要求受付手段と、要求されたコンテン
ツデータに対して前記コンテンツデータを加工するプロ
グラムコードを選択するプログラムコード選択手段とを
有し、要求されたコンテンツデータに対して、前記コン
テンツデータを加工するプログラムコードを付加するこ
とにより、ネットワーク上のいかなる情報加工装置にお
いてもコンテンツの加工処理を行うことが可能なメッセ
ージを作成することを特徴とする。
【0039】請求項23に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、コンテンツデータを蓄積し、コンテンツ
データを検索し、コンテンツデータの要求を受け付け、
要求されたコンテンツデータに対して前記コンテンツデ
ータを加工するプログラムコードを選択し、要求された
コンテンツデータに対して、前記コンテンツデータを加
工するプログラムコードを付加することにより、ネット
ワーク上のいかなる情報加工装置においてもコンテンツ
の加工処理を行うことが可能なメッセージを作成するこ
とを特徴とする。
【0040】請求項24に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、コンテンツデ
ータの蓄積を行うコンピュータで読み取り可能なシステ
ムコードと、コンテンツデータの検索を行うコンピュー
タで読み取り可能なシステムコードと、要求されたコン
テンツデータに対して前記コンテンツデータを加工する
プログラムコードを選択するコンピュータで読み取り可
能なシステムコードとを含み、要求されたコンテンツデ
ータに対して、前記コンテンツデータを加工するプログ
ラムコードを付加することにより、ネットワーク上のい
かなる情報加工装置においてもコンテンツの加工処理を
行うことが可能なメッセージを作成することを特徴とす
る。
【0041】請求項25に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、利用者の要求を受け付ける利用者要求受
付手段と、利用者要求を送信する利用者要求送信手段
と、コンテンツデータを表示する表示手段とを有し、利
用者の要求を受け付け、利用者要求を送信し、要求に対
して受信したメッセージに含まれるコンテンツデータを
表示することを特徴とする。
【0042】請求項26に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、利用者の要求を受け付け、利用者要求を
送信し、要求に対して受信したメッセージを受信し、前
記コンテンツデータを表示することを特徴とする。
【0043】請求項27に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、利用者の要求
を受け付けるコンピュータで読み取り可能なシステムコ
ードと、利用者要求を送信するコンピュータで読み取り
可能なシステムコードと、コンテンツデータを表示する
コンピュータで読み取り可能なシステムコードを含み、
利用者の要求を受け付け、利用者要求を送信し、要求に
対して受信したメッセージに含まれるコンテンツデータ
を表示することを特徴とする。
【0044】請求項28に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、プログラムコード蓄積手段と、プログラ
ムコード検索手段を有し、利用頻度の高いプログラムコ
ードは、予めそのコピーを持っておくことにより、通信
量を減少させることを特徴とする。
【0045】請求項29に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、プログラムコード蓄積し、プログラムコ
ードを検索し、利用頻度の高いプログラムコードは、予
めそのコピーを持っておくことにより、通信量を減少さ
せることを特徴とする。
【0046】請求項30に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、プログラムコ
ードを蓄積するコンピュータで読み取り可能なシステム
コードと、前記プログラムコードを検索するコンピュー
タで読み取り可能なシステムコードを含み、利用頻度の
高いプログラムコードは、予めそのコピーを持っておく
ことにより、通信量を減少させることを特徴とする。
【0047】請求項31に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記情報受信手段が、メッセージからま
ず前記プログラムコードを分離し、その後、前記コンテ
ンツデータを分離することを特徴とする。
【0048】請求項32に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、メッセージを分離する際に、まず前記プ
ログラムコードを分離し、その後、前記コンテンツデー
タを分離することを特徴とする。
【0049】請求項33に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、コンテンツデ
ータとプログラムコードを分離する前記システムコード
が、メッセージからまず前記プログラムコードを分離
し、その後、前記コンテンツデータを分離することを特
徴とする。
【0050】請求項34に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記情報送信手段が、前記システム情報
取得手段から取得したデータ、前記プログラム手段によ
って加工されたコンテンツデータ、前記プログラムコー
ドのいずれかを1つ以上再構成して送信することを特徴
とする。
【0051】請求項35に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、送信データが、前記システム情報取得手
段から取得したデータ、前記プログラム手段によって加
工されたコンテンツデータ、前記プログラムコードのい
ずれかを1つ以上再構成したものであることを特徴とす
る。
【0052】請求項36に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、前記メッセー
ジを送信するコンピュータで読み取り可能なシステムコ
ードが、前記システム情報取得手段から取得したデー
タ、前記プログラム手段によって加工されたコンテンツ
データ、前記プログラムコードのいずれかを1つ以上再
構成して送信することを特徴とする。
【0053】請求項37に記載したこの発明に係る情報
加工装置では、前記情報送信手段が、前記プログラムコ
ードの実行によって取得したデータ、前記プログラム手
段によって加工されたコンテンツデータ、前記プログラ
ムコードのいずれかを再構成して送信することを特徴と
する。
【0054】請求項38に記載したこの発明に係る情報
加工方法では、送信データが、前記プログラムコードの
実行によって取得したデータ、前記プログラム手段によ
って加工されたコンテンツデータ、前記プログラムコー
ドのいずれかであることを特徴とする。
【0055】請求項39に記載したこの発明に係るコン
ピュータ・プログラム・プロダクトでは、前記メッセー
ジを送信するコンピュータで読み取り可能なシステムコ
ードが、前記プログラムコードの実行によって取得した
データ、前記プログラム手段によって加工されたコンテ
ンツデータ、前記プログラムコードのいずれかを再構成
して送信することを特徴とする。
【0056】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0057】(第1の実施の形態)まず、第1の実施の
形態について説明する。
【0058】本発明の第1の実施の形態として、コンテ
ンツデータ加工装置を示す。図1は本発明の第1の実施
の形態に関わるシステム構成図である。図1において、
101は、コンテンツデータと、前記コンテンツデータ
の加工を行うプログラムコードからなるメッセージを受
信し、前記コンテンツデータと前記プログラムコードに
分離する情報受信部である。102は、システム情報を
取得するシステム情報取得部である。103は、前記シ
ステムデータに対して、前記プログラムコードを実行す
ることにより、前記システム情報取得手段から取得した
システム情報に応じて、前記コンテンツデータの加工を
行うプログラムコード実行部である。104は、前記プ
ログラム実行手段によって加工された静止画データと、
前記プログラムコードを再構成して送信する情報送信部
である。
【0059】なお、上記の各構成要素は、それぞれ、情
報受信部101は本発明の情報受信手段に、システム情
報取得部102はシステム情報取得手段に、プログラム
コード実行部103はプログラムコード実行手段に、情
報送信部104は情報送信手段に該当する。
【0060】本実施形態のハードウェア構成を図2に示
す。なお、図2は基本的に計算機システムの構成と同じ
構成であり、ネットワークを通じて情報を受信する情報
受信部と、情報を送信する情報受信部が追加されたもの
である。図2の構成部分のうち、図1のシステム構成と
同一構成部分については同一番号を付しており、説明は
省略する。
【0061】図2において、201は表示のためのデー
タを記憶するVRAM、202は処理のためのプログラ
ムやデータを実行時に記憶する主記憶装置、203はプ
ログラムやデータを蓄積しておく外部記憶装置、204
は外部記憶装置203に記憶されているプログラムを主
記憶202にロードして実行するCPUである。
【0062】以上のように構成されたコンテンツデータ
加工装置の動作を図3のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0063】ステップ301では、受信メッセージがあ
るかどうかの判断を行い、受信メッセージがある場合に
は、ステップ302に処理を移行し、そうでない場合に
は、ステップ301を繰り返す。
【0064】ステップ302では、コンテンツデータお
よびコンテンツデータを加工するプログラムコードから
なるメッセージを受信する。本実施の形態の例ではメッ
セージは、一つのコンテンツデータと、一つのプログラ
ムコードからなるものとするが、メッセージは複数のコ
ンテンツデータを含んでいてもよいし、複数のプログラ
ムコードを含んでいてもよい。例えば、オブジェクト指
向言語のように複数のクラスを用いて、一連の処理を行
う処理が記述されるものでは、上記のように複数のプロ
グラムコードを含む場合がある。また、コンテンツデー
タの加工を、取得するシステム情報に応じて、複数の処
理の中から選択する場合に、そのプログラムコードを処
理ごとに複数含む場合もある。
【0065】メッセージの受信は、ネットワークを通じ
て行われ、受信したメッセージは一旦外部記憶装置に蓄
積される。外部記憶装置への蓄積が完了すれば、ステッ
プ303に処理を移行する。
【0066】ステップ303では、受信したメッセージ
をコンテンツデータとプログラムコードに展開する。コ
ンテンツデータおよびプログラムコードからなるメッセ
ージは、例えば、UNIX (登録商標)などで用いら
れる tar 形式のアーカイブや、電子メールで用いられ
る MIME 形式のアーカイブ形式などを利用して構成され
る。本実施の形態の例では、アーカイブの形式は MIME
に統一して説明を行うが、必ずしも一つの形式に統一す
ることはない。
【0067】展開されたコンテンツデータとプログラム
コードは、外部記憶装置の同一ディレクトリに保存する
など、容易に対応がとれるように保存する。展開が完了
すれば、ステップ304に処理を移行する。
【0068】ステップ304では、システム情報を取得
する。システム情報とは、接続ネットワークの通信速
度、CPUの負荷、利用可能なメモリサイズ、利用可能
な外部記憶装置のサイズなどの、システム固有の情報で
ある。システム情報は、それぞれのデバイスに対して行
われ、システムの持つ外部記憶装置に保存する。
【0069】なお、システム情報の取得は、メモリ上に
持ってもよい。システム情報をプログラムから取得する
ために、システムにはその情報を取得するためのライブ
ラリが用意され、そのライブラリの API (Application
Programing Interface) を利用して取得するものとす
る。
【0070】システム情報の取得が終了した場合には、
ステップ305に処理を移行する。ステップ305で
は、ステップ303において展開されたプログラムコー
ドを実行する。実行するプログラムは固定され、そのフ
ァイル名で識別を行うものとする。なお、実行プログラ
ムの識別は、必ずしもファイル名を用いて行う必要はな
く、例えば MIME のヘッダなどから識別してもよい。プ
ログラムの実行には、新たなプロセスやスレッドを割り
当て、コンテンツ加工システムがプログラムコード実行
中に別の新たなメッセージを受信した場合においても処
理が可能なようにする。
【0071】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ306に処理を移行する。
【0072】ステップ306では、ステップ305にお
いてプログラムコードを実行した結果出力されたコンテ
ンツデータ、および、プログラムコードを最構成する。
【0073】最構成の方法は、受信したメッセージのア
ーカイブ方法と同じ方法を用いる。再構成が終了すれ
ば、ステップ307に処理を移行する。
【0074】ステップ307では、ステップ306で再
構成されたメッセージをコンテンツデータを要求したネ
ットワーク端末に送信する。なお、送信先はネットワー
ク端末とは限らず、同じコンテンツデータ加工装置の場
合でもよい。
【0075】以上のように、システム情報を取得し、そ
の取得した情報に応じてコンテンツデータの加工処理実
行の判断および実行を行う。
【0076】(実施の形態2)次に、第2の実施の形態
について説明する。
【0077】本発明の第2の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図4は本発明の第2の実施の形態に関
わるシステム構成図である。図4の構成要素のうち、図
1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同一番号
を付し、説明は省略する。401は通信回線の情報を取
得するネットワーク情報取得部である。
【0078】なお、ネットワーク情報取得部401は、
本発明のシステム情報取得手段に該当する。
【0079】本実施形態のハードウェア構成を図5に示
すが、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、説
明を省略する。
【0080】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0081】ステップ601および602は、それぞ
れ、第1の実施の形態におけるステップ301およびス
テップ302と同一の処理を行う。
【0082】ステップ603では、受信したメッセージ
を静止画データとプログラムコードに展開する。静止画
データおよびプログラムコードからなるメッセージは、
例えば、UNIX などで用いられる tar 形式のアーカイブ
や、電子メールで用いられるMIME 形式のアーカイブ形
式などを利用して構成される。本実施の形態の例では、
アーカイブの形式は MIME に統一して説明を行うが、必
ずしも一つの形式に統一することはない。MIME の場
合、受信メッセージは図7に示すような形式で表現され
る。図7の例では、静止画データ (Fuji.png) およびプ
ログラムコード (AgentCode.class) がアーカイブされ
ている。
【0083】展開された静止画データとプログラムコー
ドは、外部記憶装置の同一ディレクトリに保存するな
ど、容易に対応がとれるように保存する。展開が完了す
れば、ステップ604に処理を移行する。
【0084】ステップ604は、第1の実施の形態にお
けるステップ304と同じ処理を行う。
【0085】ステップ605では、ステップ603にお
いて展開されたプログラムコードを実行する。実行する
プログラムは固定され、そのファイル名で識別を行うも
のとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずしもフ
ァイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME のヘッ
ダなどから識別してもよい。プログラムの実行には、新
たなプロセスやスレッドを割り当て、静止画加工システ
ムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセージを
受信した場合においても処理が可能なようにする。
【0086】実行プログラムコードの一部を図8に示
す。図8は、図7に示した MIME によるアーカイブ中の
プログラムコードを展開したものである。図8の例では
言語にJava (登録商標)を利用している。このプ
ログラムコードの処理を説明すると、まず、ネットワー
ク情報を取得し(3−5行目)、もし、取得した回線ス
ピードが一定値より大きい場合には、静止画データのサ
イズと回線スピードを用いて縮小すべきサイズを計算す
る(7−11行目)、その後、計算されたサイズに静止
画データを縮小する(12行目)。つまり、図5のコー
ドを実行することにより、これから送るべき回線のスピ
ードが遅い場合には、送信する静止画データのサイズを
縮小することで画像サイズを小さくし、通信遅延を減少
させることが可能である。本実施例では、言語に Java
を用いたが、Perl やTcl/Tk などの実行環境に依存しな
い言語であれば、どのようなものを用いてもよい。
【0087】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ606に処理を移行する。
【0088】ステップ606では、ステップ605にお
いてプログラムコードを実行した結果出力された静止画
データ、および、プログラムコードを最構成する。最構
成の方法は、受信したメッセージのアーカイブ方法と同
じ方法を用いる。本実施例では、アーカイブに MIME を
利用しているので、 MIME を利用して、上記の2つのデ
ータを再構成する。再構成が終了すれば、ステップ60
7に処理を移行する。
【0089】ステップ607では、ステップ606で再
構成されたメッセージを静止画データを要求したネット
ワーク端末に送信する。なお、送信先はネットワーク端
末とは限らず、同じ静止画データ加工装置の場合でもよ
い。この場合、送信先の静止画データ加工装置において
も上記ステップ601から606と同じ処理を行うこと
により、通信回線速度がさらに遅くなる場合において
も、静止画データを縮小することにより、通信遅延を減
少させることが可能である。
【0090】以上のように、ネットワーク情報を取得
し、その取得した情報に応じて静止画データの加工処理
実行の判断および実行を行うことにより、通信遅延を減
少させることが可能となる。
【0091】なお、本実施例では、静止画データの加工
において、画像の縮小処理を行ったが、静止画データの
サイズを減少させるものであれば、どのような画像処理
を行ってもよい。つまり、静止画データの重要な部分の
み抜き出すような処理や、色数を少なくする処理などで
もよい。
【0092】また、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。
【0093】(実施の形態3)次に、第3の実施の形態
について説明する。
【0094】本発明の第3の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図9は本発明の第3の実施の形態に関
わるシステム構成図である。図9の構成要素のうち、図
1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同一番号
を付し、説明は省略する。901はCPUの情報を取得
するCPU情報取得部である。
【0095】なお、CPU情報取得部901は、本発明
のシステム情報取得手段に該当する。
【0096】本実施形態のハードウェア構成を図10に
示すが、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、
説明を省略する。
【0097】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図11のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0098】ステップ1101および1102は、それ
ぞれ、第1の実施の形態におけるステップ301および
ステップ302と同一の処理を行う。
【0099】ステップ1103では、受信したメッセー
ジを静止画データとプログラムコードに展開する。受信
メッセージは図7の例と同一の形式とする。
【0100】展開された静止画データとプログラムコー
ドは、外部記憶装置の同一ディレクトリに保存するな
ど、容易に対応がとれるように保存する。展開が完了す
れば、ステップ1104に処理を移行する。
【0101】ステップ1104は、第1の実施例におけ
るステップ304と同じ処理を行う。
【0102】ステップ1105では、ステップ1103
において展開されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずし
もファイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME の
ヘッダなどから識別してもよい。プログラムの実行に
は、新たなプロセスやスレッドを割り当て、静止画加工
システムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセ
ージを受信した場合においても処理が可能なようにす
る。
【0103】実行プログラムコードの一部を図12に示
す。図12は、図7に示したMIMEによるアーカイブ中の
プログラムコードを展開したものである。図12の例で
は言語に Java を利用している。このプログラムコード
の処理を説明すると、まず、ネットワーク情報およびC
PU情報を取得し(3−6行目)、もし、取得した回線
スピードが一定値より大きく、CPU負荷が低い場合に
は、静止画データのサイズと回線スピードを用いて縮小
すべきサイズを計算する(8−12行目)、その後、計
算されたサイズに静止画データを縮小する(13行
目)。つまり、図12のコードを実行することにより、
静止画データの加工処理を行う場合にシステムの負荷を
判断し、負荷が高くない場合にその処理を行うことで、
負荷分散を実現している。本実施例では、言語に Java
を用いたが、Perl やTcl/Tk などの実行環境に依存しな
い言語であれば、どのようなものを用いてもよい。
【0104】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ1106に処理を移行する。
【0105】ステップ1106およびステップ1107
では、それぞれ、第2の実施の形態のステップ606お
よびステップ607と同じ処理を行う。
【0106】以上のように、CPU情報を取得し、その
取得した情報に応じて静止画データの加工処理実行の判
断および実行を行うことにより、負荷分散を実現するこ
とが可能となる。
【0107】本実施形態では、用いる通信路は限定せ
ず、LAN、無線ネットワーク、地上波放送、衛星放
送、CATVなどを用いてもよい。
【0108】(実施の形態4)次に、第4の実施の形態
について説明する。
【0109】本発明の第4の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図13は本発明の第4の実施の形態に
関わるシステム構成図である。図13の構成要素のう
ち、図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同
一番号を付し、説明は省略する。
【0110】1301は受信メッセージから静止画デー
タの表示を行う端末装置に具備される表示装置の表示能
力情報を取得する表示能力情報取得部である。
【0111】なお、表示能力情報取得部1301は、本
発明のシステム情報取得手段に該当する。
【0112】本実施形態のハードウェア構成を図14に
示すが、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、
説明を省略する。
【0113】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図15のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0114】ステップ1501および1502は、それ
ぞれ、第1の実施の形態におけるステップ301および
ステップ302と同一の処理を行う。
【0115】ステップ1503では、受信したメッセー
ジを端末表示能力情報、静止画データとプログラムコー
ドに展開する。端末表示能力情報、静止画データおよび
プログラムコードからなるメッセージは、例えば、UNIX
などで用いられる tar 形式のアーカイブや、電子メー
ルで用いられる MIME 形式のアーカイブ形式などを利用
して構成される。本実施の形態の例では、アーカイブの
形式は MIME に統一して説明を行うが、必ずしも一つの
形式に統一することはない。MIME の場合、受信メッセ
ージは図16に示すような形式で表現される。図16の
例では、端末表示能力情報 (Display.xml)、静止画デー
タ (Fuji.png) およびプログラムコード(AgentCode.cla
ss) がアーカイブされ、端末表示能力情報は XML で記
述されている。
【0116】展開された端末表示能力情報、静止画デー
タ、およびプログラムコードは、外部記憶装置の同一デ
ィレクトリに保存するなど、容易に対応がとれるように
保存する。展開が完了すれば、ステップ1504に処理
を移行する。
【0117】ステップ1504は、第1の実施の形態に
おけるステップ304と同じ処理を行う。
【0118】ステップ1505では、ステップ1503
において展開された端末表示能力情報ファイルから、端
末表示能力情報を取得する。本実施の形態では、端末表
示能力は XML で記述されているので、 XML パーサを利
用してその内容を取得する。
【0119】所得した内容はシステム内に保存され、 A
PI を用いて取得できるようにする。
【0120】ステップ1506では、ステップ1503
において展開されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずし
もファイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME の
ヘッダなどから識別してもよい。プログラムの実行に
は、新たなプロセスやスレッドを割り当て、静止画加工
システムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセ
ージを受信した場合においても処理が可能なようにす
る。
【0121】実行プログラムコードの一部を図17に示
す。図17は、図16に示した MIME によるアーカイブ
中のプログラムコードを展開したものである。図17の
例では言語に Java を利用している。このプログラムコ
ードの処理を説明すると、まず、端末表示能力情報を取
得し(3−5行目)、もし、取得した端末表示能力にお
いて表示可能色が少ない場合には、静止画データを減色
する(11行目)。つまり、図17のコードを実行する
ことにより、これから送るべき端末の表示能力が低い場
合には、送信する静止画データを端末に適応させること
により、閲覧させることが可能である。本実施例では、
言語に Java を用いたが、Perl やTcl/Tk などの実行環
境に依存しない言語であれば、どのようなものを用いて
もよい。
【0122】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ1507に処理を移行する。
【0123】ステップ1507およびステップ1508
では、それぞれ、第2の実施の形態のステップ606お
よびステップ607と同じ処理を行う。
【0124】以上のように、端末表示能力情報を取得
し、その取得した情報に応じて静止画データの加工処理
実行の判断および実行を行うことにより、端末における
静止画データの閲覧を可能とする。
【0125】本実施形態では、用いる通信路は限定せ
ず、LAN、無線ネットワーク、地上波放送、衛星放
送、CATVなどを用いてもよい。
【0126】(実施の形態5)次に、第5の実施の形態
について説明する。
【0127】本発明の第5の実施の形態として、動画加
工装置を示す。図18は本発明の第5の実施の形態に関
わるシステム構成図である。図18の構成要素のうち、
図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同一番
号を付し、説明は省略する。1801は受信メッセージ
中に存在する利用者の嗜好情報を取得する嗜好情報取得
部である。
【0128】なお、嗜好情報取得部1801は、本発明
のシステム情報取得手段に該当する。
【0129】本実施形態のハードウェア構成を図19に
示すが、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、
説明を省略する。
【0130】以上のように構成された動画加工装置の動
作を図20のフローチャートを参照しながら説明する。
【0131】ステップ2001および2002は、それ
ぞれ、第1の実施の形態におけるステップ301および
ステップ302と同一の処理を行う。
【0132】ステップ2003では、受信したメッセー
ジを嗜好情報、動画データとプログラムコードに展開す
る。嗜好情報、動画データおよびプログラムコードから
なるメッセージは、例えば、UNIX などで用いられる ta
r 形式のアーカイブや、電子メールで用いられる MIME
形式のアーカイブ形式などを利用して構成される。
【0133】本実施の形態の例では、アーカイブの形式
は MIME に統一して説明を行うが、必ずしも一つの形式
に統一することはない。MIME の場合、受信メッセージ
は図21に示すような形式で表現される。図21の例で
は、嗜好情報 (Preference.xml)、動画データ (News.mp
g)、動画データのインデックス(News.idx)、およびプロ
グラムコード (AgentCode.class) がアーカイブされ、
嗜好情報および動画データのインデックスは XML で記
述されている。
【0134】本実施の形態において、動画データはニュ
ース番組であり、その内容は動画データのインデックス
に記述されている。
【0135】展開された嗜好情報、動画データ、および
プログラムコードは、外部記憶装置の同一ディレクトリ
に保存するなど、容易に対応がとれるように保存する。
【0136】展開が完了すれば、ステップ2004に処
理を移行する。
【0137】ステップ2004は、第1の実施の形態に
おけるステップ304と同じ処理を行う。
【0138】ステップ2005では、ステップ2003
において展開された嗜好情報ファイルから、嗜好情報を
取得する。本実施の形態では、利用者の嗜好は XML で
記述されているので、 XML パーサを利用してその内容
を取得する。所得した内容はシステム内に保存され、 A
PI を用いて取得できるようにする。
【0139】ステップ2006では、ステップ2003
において展開されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずし
もファイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME の
ヘッダなどから識別してもよい。プログラムの実行に
は、新たなプロセスやスレッドを割り当て、静止画加工
システムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセ
ージを受信した場合においても処理が可能なようにす
る。
【0140】実行プログラムコードの一部を図22に示
す。図22は、図21に示した MIME によるアーカイブ
中のプログラムコードを展開したものである。図22の
例では言語に Java を利用している。このプログラムコ
ードの処理を説明すると、まず、嗜好情報および動画デ
ータのインデックスを取得し(3−7行目)、取得した
嗜好情報とインデックスから動画データのシーンカット
を行う(11行目)。つまり、図22のコードを実行す
ることにより、これから送るべき動画において、不必要
と思われるシーンを削除し、利用者の好みのシーンのみ
を送信することが可能である。本実施の形態では、言語
に Java を用いたが、Perl やTcl/Tk などの実行環境に
依存しない言語であれば、どのようなものを用いてもよ
い。
【0141】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ2007に処理を移行する。
【0142】ステップ2007およびステップ2008
では、それぞれ、第2の実施の形態のステップ606お
よびステップ607と同じ処理を行う。
【0143】なお、本実施の形態では嗜好情報のみで加
工処理を行ったが、ネットワーク情報などのシステム情
報をさらに条件に加えてもよい。
【0144】本実施形態では、用いる通信路は限定せ
ず、LAN、無線ネットワーク、地上波放送、衛星放
送、CATVなどを用いてもよい。
【0145】(実施の形態6)次に、第6の実施の形態
について説明する。
【0146】本発明の第6の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図23は本発明の第6の実施の形態に
関わるシステム構成図である。図23の構成要素のう
ち、図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同
一番号を付し、説明は省略する。
【0147】2301は受信メッセージ中に含まれる中
間処理情報を取得し、メッセージ送信元で行った静止画
データ加工処理を引き続いて行えるようにする中間処理
情報取得部である。
【0148】なお、中間処理情報取得部2301は、本
発明の中間処理情報取得手段に該当する。
【0149】本実施形態のハードウェア構成を図24に
示すが、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、
説明を省略する。
【0150】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図25のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0151】ステップ2501および2502は、それ
ぞれ、第1の実施の形態におけるステップ301および
ステップ302と同一の処理を行う。
【0152】ステップ2503では、受信したメッセー
ジを中間処理情報、静止画データとプログラムコードに
展開する。中間処理情報、静止画データおよびプログラ
ムコードからなるメッセージは、例えば、UNIX などで
用いられる tar 形式のアーカイブや、電子メールで用
いられる MIME 形式のアーカイブ形式などを利用して構
成される。本実施の形態の例では、アーカイブの形式は
MIME に統一して説明を行うが、必ずしも一つの形式に
統一することはない。MIME の場合、受信メッセージは
図21に示すような形式で表現される。図26の例で
は、中間処理情報 (Args.xml)、静止画データ (Fuji.pn
g)、動画データのインデックス(News.idx)、およびプロ
グラムコード (AgentCode.class) がアーカイブされ、
中間処理情報は XML で記述されている。
【0153】展開された中間処理情報、動画データ、お
よびプログラムコードは、外部記憶装置の同一ディレク
トリに保存するなど、容易に対応がとれるように保存す
る。展開が完了すれば、ステップ2504に処理を移行
する。
【0154】ステップ2504は、第1の実施の形態に
おけるステップ304と同じ処理を行う。
【0155】ステップ2505では、ステップ2503
において展開された中間処理情報ファイルから、中間処
理情報を取得する。本実施の形態では、中間処理情報は
XMLで記述されているので、XML パーサを利用してその
内容を取得する。中間処理情報は、メッセージ送信元に
おいて、次のシステムで必要な情報を書き出したもので
ある。本実施の形態では、メッセージ送信元のCPU負
荷が高いため、画像加工処理のうち縮小サイズの計算の
み行ったものであり、その計算結果が中間処理情報に記
述されている。
【0156】ステップ2506では、ステップ2505
で取得した中間処理情報を実行プログラムの引数として
設定する。実行するプログラムは固定され、最初に実行
されるメソッドも固定されているものとする(本実施の
形態では start である)。中間処理情報は、メソッド
start の引数に設定される。
【0157】ステップ2507では、ステップ2503
において展開されたプログラムコードを実行する。プロ
グラムの実行には、新たなプロセスやスレッドを割り当
て、静止画加工システムがプログラムコード実行中に別
の新たなメッセージを受信した場合においても処理が可
能なようにする。
【0158】実行プログラムコードの一部を図27に示
す。図27は、図26に示した MIME によるアーカイブ
中のプログラムコードを展開したものである。図27の
例では言語に Java を利用している。このプログラムコ
ードの処理を説明すると、まず、CPU負荷情報を取得
し(3−5行目)、CPU負荷が高くない場合には、画
像の縮小処理を行う(7行目)。画像縮小処理を行うに
あたって、さらにCPU負荷が高くない場合には縮小処
理まで行い、そうでない場合には、縮小サイズのみ計算
する(8−16行目)。
【0159】つまり、図27のコードを実行することに
より、これから送るべき静止画について、静止画加工処
理を行うがCPU負荷に応じて処理を段階的に行うこと
が可能となる。本実施の形態では、言語に Java を用い
たが、Perl やTcl/Tk などの実行環境に依存しない言語
であれば、どのようなものを用いてもよい。
【0160】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ2508に処理を移行する。
【0161】ステップ2508およびステップ2509
では、それぞれ、第2の実施の形態のステップ606お
よびステップ607と同じ処理を行う。
【0162】なお、本実施の形態ではCPU情報のみで
加工処理を行ったが、ネットワーク情報などのシステム
情報をさらに条件に加えてもよい。
【0163】本実施形態では、用いる通信路は限定せ
ず、LAN、無線ネットワーク、地上波放送、衛星放
送、CATVなどを用いてもよい。
【0164】(実施の形態7)次に、第7の実施の形態
について説明する。
【0165】本発明の第7の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図28は本発明の第7の実施の形態に
関わるシステム構成図である。図28の構成要素のう
ち、図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同
一番号を付し、説明は省略する。
【0166】2801は受信メッセージに含まれる位置
情報を用いて、ネットワーク上の別の装置に存在する情
報を取得するリモート情報取得部である。
【0167】なお、リモート情報取得部2801は、本
発明のリモート情報取得手段に該当する。
【0168】本実施形態のハードウェア構成を図29に
示すが、図1に示した第1の実施の形態と同一であり、
説明を省略する。
【0169】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図30のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0170】ステップ3001および3002は、それ
ぞれ、第1の実施の形態におけるステップ301および
ステップ302と同一の処理を行う。
【0171】ステップ3003では、受信したメッセー
ジを静止画データとプログラムコードに展開する。ここ
で、静止画データはデータ自身が含まれず、データの存
在する場所が記述されているものとする。静止画データ
およびプログラムコードからなるメッセージは、例え
ば、UNIX などで用いられる tar 形式のアーカイブや、
電子メールで用いられる MIME 形式のアーカイブ形式な
どを利用して構成される。本実施の形態の例では、アー
カイブの形式は MIME に統一して説明を行うが、必ずし
も一つの形式に統一することはない。MIME の場合、受
信メッセージは図31に示すような形式で表現される。
図31の例では、静止画データ (Fuji.xml) およびプロ
グラムコード (AgentCode.class) がアーカイブされて
いる。
【0172】本実施の形態では、静止画データの記述に
は XML を用い、静止画データの存在場所は URL (Unifo
rm Resource Locator) を用いる。図31の例では、lin
kタグで静止画データの存在場所を指定している。
【0173】展開された静止画データとプログラムコー
ドは、外部記憶装置の同一ディレクトリに保存するな
ど、容易に対応がとれるように保存する。展開が完了す
れば、ステップ3004に処理を移行する。
【0174】ステップ3004は、第1の実施の形態に
おけるステップ304と同じ処理を行う。
【0175】ステップ3005では、ステップ3003
において展開されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずし
もファイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME の
ヘッダなどから識別してもよい。プログラムの実行に
は、新たなプロセスやスレッドを割り当て、静止画加工
システムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセ
ージを受信した場合においても処理が可能なようにす
る。
【0176】実行プログラムコードの一部を図32に示
す。図32は、図31に示した MIME によるアーカイブ
中のプログラムコードを展開したものである。図32の
例では言語に Java を利用している。このプログラムコ
ードの処理を説明すると、まず、ネットワーク情報を取
得し(3−5行目)、もし、取得した回線スピードが一
定値より大きい場合には、ネットワークを通して静止画
データを取得する。静止画データの取得は、前記の静止
画データの存在する場所を XMLファイルから取り出し、
その URL から行う(8行目)。その後、静止画データ
のサイズと回線スピードを用いて縮小すべきサイズを計
算する(9−12行目)、その後、計算されたサイズに
静止画データを縮小する(13行目)。つまり、図32
のコードを実行することにより、必要な時点で静止画デ
ータをネットワーク経由で取得することにより、メッセ
ージのサイズが小さくなり、通信遅延を減少させること
が可能である。本実施例では、言語に Java を用いた
が、Perl やTcl/Tk などの実行環境に依存しない言語で
あれば、どのようなものを用いてもよい。
【0177】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ3006に処理を移行する。
【0178】ステップ3006では、ステップ3005
においてプログラムコードを実行した結果出力された静
止画データ、および、プログラムコードを最構成する。
【0179】最構成の方法は、受信したメッセージのア
ーカイブ方法と同じ方法を用いる。本実施例では、アー
カイブに MIME を利用しているので、 MIME を利用し
て、上記の2つのデータを再構成する。再構成が終了す
れば、ステップ3007に処理を移行する。
【0180】ステップ3007では、ステップ3006
で再構成されたメッセージを静止画データを要求したネ
ットワーク端末に送信する。なお、送信先はネットワー
ク端末とは限らず、同じ静止画データ加工装置の場合で
もよい。この場合、送信先の静止画データ加工装置にお
いても上記ステップ3001から3006と同じ処理を
行うことにより、通信回線速度がさらに遅くなる場合に
おいても、静止画データを縮小することにより、通信遅
延を減少させることが可能である。
【0181】以上のように、ネットワーク情報を取得
し、その取得した情報に応じて静止画データの加工処理
実行の判断および実行を行うことにより、通信遅延を減
少させることが可能となる。
【0182】なお、本実施の形態のステップ3006に
おいて、出力された静止画データ自身を再構成せずに、
その存在場所を記述した記述データを用いることによ
り、さらに通信コストを低減できる。
【0183】なお、本実施の形態では、静止画データの
加工において、画像の縮小処理を行ったが、静止画デー
タのサイズを減少させるものであれば、どのような画像
処理を行ってもよい。つまり、静止画データの重要な部
分のみ抜き出すような処理や、色数を少なくする処理な
どでもよい。
【0184】また、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。
【0185】(実施の形態8)次に、第8の実施の形態
について説明する。
【0186】本発明の第8の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図33は本発明の第8の実施の形態に
関わるシステム構成図である。図33の構成要素のう
ち、図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同
一番号を付し、説明は省略する。
【0187】3301はコンテンツデータを蓄積するコ
ンテンツデータベース、3302はコンテンツデータベ
ース3301の検索を行うコンテンツデータ検索部、3
303はコンテンツデータの要求を受け付けるコンテン
ツ要求受付部、3304は要求されたコンテンツデータ
に対して、前記コンテンツデータを加工するプログラム
コードを選択するプログラムコード選択部である。
【0188】なお、上記構成要素において、それぞれ、
コンテンツデータベース3301は本発明のコンテンツ
データ蓄積手段に、コンテンツデータ検索部3302は
コンテンツデータ検索手段に、コンテンツ要求受付部3
303は要求受付手段に、プログラムコード選択部33
04はプログラムコード選択手段に該当する。
【0189】本実施形態のハードウェア構成を図34に
示す。図34の構成要素は図2および図33の構成要素
からなり、同一部分には同一番号を付し、説明は省略す
る。
【0190】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図35のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0191】ステップ3501では、コンテンツデータ
ベース3301に蓄積される静止画の要求があるかどう
かの判断を行い、静止画の要求がある場合にはステップ
3502に処理を移行し、そうでない場合にはステップ
3501を繰り返す。
【0192】ステップ3502では、受信したコンテン
ツ要求を受け付ける。コンテンツ要求は、例えば WWW
(World Wide Web) の場合、Web ブラウザからの要求で
ある。受け付けられたコンテンツ要求は、キューに入れ
られ順次処理される。
【0193】ステップ3503では、コンテンツ要求で
指定されたコンテンツをコンテンツデータベースから検
索する。データベースにはコンテンツとそのメディアタ
イプも対にして蓄積されており、検索結果はその双方が
出力されるものとする。
【0194】ステップ3504では、ステップ3503
で検索されたコンテンツに対して、そのコンテンツを加
工するプログラムコードを選択する。その選択方法は、
例えば、ステップ3503で検索されたコンテンツに付
随するメディアタイプとプログラムコードの対応表を持
ち、検索結果に応じて表を参照することにより行う。
【0195】なお、表形式ではなく選択ルールを持ち、
選択ルールの組み合わせからログラムコードを選択して
もよい。また、コンテンツ要求に含まれる情報を用いて
選択してもよい。
【0196】ステップ3505は、第1の実施の形態に
おけるステップ304と同じ処理を行う。
【0197】ステップ3506では、ステップ3504
において選択されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。プログラムの実行には、新たなプロセス
やスレッドを割り当て、静止画加工システムがプログラ
ムコード実行中に別の新たなコンテンツ要求を受信した
場合においても処理が可能なようにする。
【0198】実行プログラムコードの一部を図8に示
す。図8は、図7に示した MIME によるアーカイブ中の
プログラムコードを展開したものである。図8の例では
言語にJava を利用している。このプログラムコードの
処理を説明すると、まず、ネットワーク情報を取得し
(3−5行目)、もし、取得した回線スピードが一定値
より大きい場合には、静止画データのサイズと回線スピ
ードを用いて縮小すべきサイズを計算する(7−11行
目)、その後、計算されたサイズに静止画データを縮小
する(12行目)。つまり、図5のコードを実行するこ
とにより、これから送るべき回線のスピードが遅い場合
には、送信する静止画データのサイズを縮小することで
画像サイズを小さくし、通信遅延を減少させることが可
能である。本実施例では、言語に Java を用いたが、Pe
rl やTcl/Tk などの実行環境に依存しない言語であれ
ば、どのようなものを用いてもよい。
【0199】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ3507に処理を移行する。
【0200】ステップ3507では、ステップ3506
においてプログラムコードを実行した結果出力された静
止画データ、および、プログラムコードをメッセージと
して構成する。構成の方法は、例えば、MIME を利用し
て、上記の2つのデータをアーカイブする。構成例を図
7に示す。構成が終了すれば、ステップ3508に処理
を移行する。
【0201】ステップ3508では、ステップ3507
で構成されたメッセージを静止画データを要求したネッ
トワーク端末に送信する。なお、送信先はネットワーク
端末とは限らず、同じ静止画データ加工装置の場合でも
よい。この場合、送信先の静止画データ加工装置におい
て、第2の実施の形態に記述した、ステップ601から
606と同じ処理を行うことにより、通信回線速度がさ
らに遅くなる場合においても、静止画データを縮小する
ことにより、通信遅延を減少させることが可能である。
【0202】以上のように、要求されたコンテンツデー
タに対して、前記コンテンツデータを加工するプログラ
ムコードを付加することにより、ネットワーク上のいか
なる情報加工装置においてもコンテンツの加工処理を行
うことが可能なメッセージを作成することを可能とす
る。
【0203】なお、本実施の形態では選択されたプログ
ラムコードの実行を行っているが、プログラムコードの
実行は必ずしも必要ではなく、検索されたコンテンツデ
ータと選択されたプログラムコードを単にメッセージと
して構成し、送信してもよい。
【0204】また、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。
【0205】(実施の形態9)次に、第9の実施の形態
について説明する。
【0206】本発明の第9の実施の形態として、静止画
加工装置を示す。図36は本発明の第9の実施の形態に
関わるシステム構成図である。図36の構成要素のう
ち、図1に示した第1の実施の形態と同一のの部分には
同一番号を付し、説明は省略は省略する。3601は利
用者の要求を受け付ける利用者要求受付部、3602は
利用者要求を送信する利用者要求送信部、3603はコ
ンテンツデータを表示するディスプレイ表示部である。
【0207】なお、上記構成要素において、それぞれ、
利用者要求受付部3601は本発明の利用者受付手段
に、利用者要求送信部3602は利用者要求送信手段
に、ディスプレイ表示部3603はコンテンツ表示手段
に該当する。
【0208】本実施の形態のハードウェア構成を図37
に示す。図37の構成要素は図2の構成要素からなり、
同一部分には同一番号を付し、説明は省略する。
【0209】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図38のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0210】ステップ3801では、利用者から静止画
像の要求を受け付ける。静止画像の要求は、例えば、WW
W の場合、ブラウザを用いて行う。静止画データが階層
的に分類され、利用者はその階層をたどることにより、
所望のデータを指定する。なお、要求する静止画データ
は、Web サーバ上に存在する検索サービスを利用するこ
とにより、指定してもよい。
【0211】ステップ3802では、ステップ3801
において、利用者の指定した静止画データの要求を送信
する。例えば、WWW の場合、ブラウザが静止画データの
要求を行う。この場合、要求画像は URL で指定され
る。例えば、"mediaserver. Trl.mei.co.jp/Mountain/
Fuji.png" のように指定される。静止画データの要求
は、別の静止画加工装置に送信される。要求の送信後
は、指定した静止画データの含まれるメッセージの受信
を待つ。
【0212】ステップ3803からステップ3807
は、第2の実施の形態のステップ601からステップ6
05と同じ処理を行う。
【0213】ステップ3808では、ステップ3807
で加工された静止画データを表示する。静止画データの
表示には、ステップ3801で利用したブラウザ上に行
ってもよいし、専用のアプリケーションを用いて行って
もよい。
【0214】以上のようにて、利用者の要求を受け付
け、その要求を送信し、要求に対して、受信したメッセ
ージに含まれる静止画データを表示することが可能とな
る。
【0215】なお、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。ただし、地上波放送や衛星放送など
の、単方向型の通信路を利用して静止画データを受信す
る場合には、利用者の要求は、それ以外の通信路(例え
ば、LANやCATVなど)を利用する。
【0216】(実施の形態10)次に、第10の実施の
形態について説明する。
【0217】本発明の第10の実施の形態として、静止
画加工装置を示す。図39は本発明の第10の実施の形
態に関わるシステム構成図である。図39の構成要素の
うち、図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には
同一番号を付し、説明は省略する。3901はプログラ
ムコードを蓄積するプログラムコードデータベース、3
902はプログラムコードデータベース3901から、
プログラムコードを検索するプログラムコード検索部で
ある。
【0218】なお、プログラムコードデータベース39
01、および、プログラムコード検索部3902はそれ
ぞれ、本発明のプログラムコード蓄積手段、および、プ
ログラムコード検索手段に該当する。
【0219】本実施形態のハードウェア構成を図40に
示す。図40のハードウェア構成図の各構成要素は図1
に示した構成要素および図39に示した構成要素からな
るので、同一の番号を付し、説明は省略する。
【0220】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図41のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0221】ステップ4101およびステップ4102
は、それぞれ、第1の実施の形態におけるステップ30
1およびステップ302と同じ動作を行う。
【0222】ステップ4103では、受信したメッセー
ジを静止画データとプログラムコードに展開する。ここ
で、プログラムコードはコード自身が含まれず、コード
の存在する場所が記述されているものとする。静止画デ
ータおよびプログラムコードからなるメッセージは、例
えば、 UNIX などで用いられる tar 形式のアーカイブ
や、電子メールで用いられる MIME 形式のアーカイブ形
式などを利用して構成される。本実施の形態の例では、
アーカイブ形式は MIME に統一して説明を行うが、必ず
しも一つの形式に統一することはない。MIME の場合、
受信メッセージは図42に示すような形式で表現され
る。図42の例では、静止画データ (Fuji.png) および
プログラムコード (AgentCode.xml) がアーカイブされ
ている。
【0223】本実施の形態では、プログラムコードの記
述には XML を用い、プログラムデータの存在場所は UR
L (Uniform Resource Locator) を用いる。図42の例
では、link タグでプログラムコードの存在場所を指定
している。
【0224】展開された静止画データとプログラムコー
ドは、外部記憶装置の同一ディレクトリに保存するな
ど、容易に対応がとれるように保存する。展開が完了す
れば、ステップ4104に処理を移行する。
【0225】ステップ4104では、第1の実施の形態
のステップ304と同じ動作を行う。
【0226】ステップ4105では、ステップ4103
において展開された実行すべきプログラムコードをプロ
グラムコードデータベースから検索する。実行するプロ
グラムは図42に示したように、ネットワーク上の存在
場所が URL を用いて指定されている。プログラムコー
ドデータベースからの検索には、URL を用いる。検索の
結果、プログラムコードがプログラムコードデータベー
スに存在した場合にはステップ4106に、そうでない
場合にはステップ4107に処理を移行する。
【0227】ステップ4106では、検索されたプログ
ラムコードを、ステップ4103において展開されたデ
ィレクトリに移動する。その後、ステップ4109に処
理を移行する。
【0228】なお、本実施の形態では、プログラムコー
ドデータベースに存在すれば、そのコードを無条件に利
用するが、ネットワーク上のプログラムコードとのバー
ジョンを比較して、新しい方を利用する方法を用いても
よい。その場合、ネットワーク上のプログラムコードの
方が新しい場合には、ステップ4107に処理を移行す
る。
【0229】ステップ4107では、プログラムコード
データベースにプログラムコードが保存されていなかっ
たことから、URL を用いて、その存在場所からプログラ
ムコードを取得し、ステップ4103において展開され
たディレクトリに置く。
【0230】プログラムコードの取得には、例えば、HT
TP などのプロトコルを用いるが、同等の機能を有する
プロトコルであればどのようなプロトコルを用いてもよ
い(FTP など)。プログラムコードの取得が終了すれ
ば、ステップ4108に処理を移行する。
【0231】ステップ4108では、ステップ4107
で取得したプログラムコードを、再利用するために、プ
ログラムコードデータベースに登録する。その場合、プ
ログラムコードのキーには URL を用いる。登録が終了
すれば、ステップ4109に処理を移行する。
【0232】ステップ4109では、プログラムコード
を実行する。プログラムの実行には、新たなプロセスや
スレッドを割り当て、静止画加工システムがプログラム
コード実行中に別の新たなメッセージを受信した場合に
おいても処理が可能なようにする。プログラムコードの
実行が終了すれば、ステップ4110に処理を移行す
る。
【0233】ステップ4110では、ステップ4109
においてプログラムコードを実行した結果出力された静
止画データ、および、ステップ4103において展開さ
れたプログラムコードの存在場所が記述されたデータを
再構成する。再構成の方法は、受信したメッセージのア
ーカイブ方法と同じ方法を用いる。本実施例では、アー
カイブに MIME を利用しているので、 MIME を利用し
て、上記の2つのデータを再構成する。再構成が終了す
れば、ステップ4111に処理を移行する。
【0234】ステップ4111では、ステップ4110
で再構成されたメッセージを静止画データを要求したネ
ットワーク端末に送信する。なお、送信先はネットワー
ク端末とは限らず、同じ静止画データ加工装置の場合で
もよい。
【0235】以上のように、利用頻度の高いプログラム
コードは、予めそのコピーを持っておくことにより、通
信量を減少させることが可能となる。
【0236】なお、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。
【0237】(実施の形態11)次に、第11の実施の
形態について説明する。
【0238】本発明の第11の実施の形態として、静止
画加工装置を示す。図43は本発明の第11の実施の形
態に関わるシステム構成図である。図43の構成要素
は、図1に示した第1の実施の形態と同一の構成であ
り、説明は省略する。
【0239】本実施形態のハードウェア構成を図44に
示す。図44のハードウェア構成図の各構成要素は図1
に示した構成要素および図43に示した構成要素からな
るので、同一の番号を付し、説明は省略する。
【0240】以上のように構成された静止画加工装置の
動作を図45のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0241】ステップ4501およびステップ4502
は、それぞれ、第1の実施の形態におけるステップ30
1およびステップ302と同じ動作を行う。
【0242】ステップ4503では、受信したメッセー
ジのからプログラムコードのみを抜き出す。受信したメ
ッセージは、例えば電子メールで用いられる MIME 形式
などのアーカイブ形式を利用して構成される。本実施の
形態の例では、アーカイブの形式は MIME に統一して説
明を行うが、必ずしも一つの形式に統一することはな
い。MIME の場合、受信メッセージは図7に示すような
形式で表現される。図7の例では、静止画データ (Fuj
i.png) およびプログラムコード(AgentCode.class) が
アーカイブされている。このプログラムコードの名前
は、AgentCode.classと固定されており、そのキーワー
ドを探すことでプログラムコードのみを抜き出す。
【0243】ステップ4504およびステップ4505
では、それぞれ、第1の実施の形態におけるステップ3
04およびステップ305と同じ動作を行う。
【0244】ステップ4506では、ステップ4503
で展開したプログラムコードが、メッセージに含まれて
いるデータを参照あるいは加工するかどうかの判定を行
う。ステップ4505におけるプログラムコードの実行
中に、データを参照・加工すれば、そのデータは展開さ
れておらず、オペレーティングシステムによる例外処理
が発生する。その例外が起こるかどうかで、データを参
照・加工するかを判定する。なお、同様の機能を有する
方法であれば、いかなる方法を用いてデータに対する参
照・加工が行われるかどうかの判定を行ってもよい。
【0245】ステップ4507では、データの展開を行
う。データの展開は既存の MIMEの展開方法を用いる。
【0246】ステップ4508およびステップ4509
では、それぞれ、第1の実施の形態におけるステップ3
06およびステップ307と同じ動作を行う。なお、ス
テップ4508において、ステップ4507で展開され
なかったデータは、再構成時には、再構成のために処理
は必要なく、そのまま用いるものとする。
【0247】以上のように、メッセージ中のデータを実
際に利用されるまで展開を行わないことにより、静止画
データ加工装置におけるデータ処理時間を短縮する。す
なわち、取得したシステム情報により、プログラムコー
ドがデータを加工しない場合にはデータの展開時間を省
くことができる。これは、データのサイズが大きくなる
ほど有効である。
【0248】なお、本実施例では、用いる通信路は限定
せず、LAN、無線ネットワーク、地上波放送、衛星放
送、CATVなどを用いてもよい。
【0249】(実施の形態12)次に、第12の実施の
形態について説明する。
【0250】本発明の第12の実施の形態として、状況
監視装置を示す。図46は本発明の第12の実施の形態
に関わるシステム構成図である。図46の構成要素のう
ち、図1に示した第1の実施の形態と同一の部分には同
一番号を付し、説明は省略する。4601は監視カメラ
であり、一定間隔で撮影した画像をシステム情報取得部
に渡す。
【0251】本実施形態のハードウェア構成を図47に
示すが、図1に示した第1の実施の形態および図46に
示した第12の実施の形態と同一の部分には、同一の番
号を付し、説明は省略する。
【0252】以上のように構成された状況監視装置の動
作を図48のフローチャートを参照しながら説明する。
【0253】ステップ4801およびステップ4802
は、それぞれ、第1の実施の形態におけるステップ30
1およびステップ302と同一の処理を行う。
【0254】ステップ4803では、受信したメッセー
ジを送信先データとプログラムコードに展開する。送信
先データおよびプログラムコードからなるメッセージ
は、例えば、UNIX などで用いられる tar 形式のアーカ
イブや、電子メールで用いられる MIME 形式のアーカイ
ブ形式などを利用して構成される。本実施の形態の例で
は、アーカイブの形式は MIME に統一して説明を行う
が、必ずしも一つの形式に統一することはない。MIME
の場合、受信メッセージは図49に示すような形式で表
現される。図49の例では、送信先データ (sendTo.tx
t) およびプログラムコード (AgentCode.class) がアー
カイブされている。
【0255】展開された送信先データとプログラムコー
ドは、外部記憶装置の同一ディレクトリに保存するな
ど、容易に対応がとれるように保存する。展開が完了す
れば、ステップ4804に処理を移行する。
【0256】ステップ4804では、システム情報を取
得する。システム情報は、状況監視装置に接続されてい
る監視カメラの動作状況である。システム情報をプログ
ラムから取得するために、システムにはその情報を取得
するためのライブラリが用意され、そのライブラリの A
PI (Application Programing Interface) を利用して取
得するものとする。システム情報の取得が終了した場合
には、ステップ4805に処理を移行する。
【0257】ステップ4805では、ステップ4803
において展開されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずし
もファイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME の
ヘッダなどから識別してもよい。プログラムの実行に
は、新たなプロセスやスレッドを割り当て、状況監視シ
ステムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセー
ジを受信した場合においても処理が可能なようにする。
【0258】実行プログラムコードの一部を図50に示
す。図50は、図7に示したMIMEによるアーカイブ中の
プログラムコードを展開したものである。図50の例で
は言語に Java を利用している。このプログラムコード
の処理を説明すると、まず、監視カメラの稼動状況を取
得し(3−5行目)、もし、監視カメラが稼動していれ
ばその画像を取得する(6−8行目)。本実施例では、
言語にJava を用いたが、Perl やTcl/Tk などの実行環
境に依存しない言語であれば、どのようなものを用いて
もよい。
【0259】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ4806に処理を移行する。
【0260】ステップ4806では、ステップ4805
で取得したカメラ画像を加工する。
【0261】カメラ画像の加工は第4の実施の形態のス
テップ1506に示したものと同じ動作を行う。つま
り、端末表示能力情報を取得し、その取得した情報に応
じてカメラ画像の加工を行う。
【0262】ステップ4807では、ステップ4806
で加工されたカメラ画像データを再構成する。再構成の
方法は受信したメッセージのアーカイブ方法と同じ方法
を用いる。本実施の形態では、アーカイブに MIME を利
用しているので、MIMEを利用して上記のカメラ画像デー
タを再構成する。
【0263】ステップ4808では、ステップ4807
で加工されたカメラ画像を送信先データに記述された送
信先に送信する。
【0264】以上のように、カメラから画像を取得し、
指定された送信先に送信する。
【0265】なお、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。
【0266】(実施の形態13)次に、第13の実施の
形態について説明する。
【0267】本発明の第13の実施の形態として、状況
監視装置を示す。図51は本発明の第13の実施の形態
に関わるシステム構成図である。図51の構成要素は図
46に示した第12の実施の形態と同一であり、同一番
号を付して説明は省略する。
【0268】本実施形態のハードウェア構成を図52に
示すが、図47に示した第12の実施の形態と同一であ
り、同一の番号を付し、説明は省略する。
【0269】以上のように構成された状況監視装置の動
作を図53のフローチャートを参照しながら説明する。
【0270】ステップ5301からステップ5304
は、それぞれ、第12の実施の形態におけるステップ4
801およびステップ4804と同一の処理を行う。
【0271】ステップ5305では、ステップ5303
において展開されたプログラムコードを実行する。実行
するプログラムは固定され、そのファイル名で識別を行
うものとする。なお、実行プログラムの識別は、必ずし
もファイル名を用いて行う必要はなく、例えば MIME の
ヘッダなどから識別してもよい。プログラムの実行に
は、新たなプロセスやスレッドを割り当て、状況監視シ
ステムがプログラムコード実行中に別の新たなメッセー
ジを受信した場合においても処理が可能なようにする。
【0272】実行プログラムコードの一部を図54に示
す。図54は、図7に示したMIMEによるアーカイブ中の
プログラムコードを展開したものである。図54の例で
は言語に Java を利用している。このプログラムコード
の処理を説明すると、まず、監視カメラの稼動状況を取
得し(3−5行目)、もし、監視カメラが稼動していれ
ばそのカメラの角度を変更する(7−9行目)。その
後、変更結果を取得しファイルに書き出す(10−12
行目)。本実施例では、言語にJava を用いたが、Perl
やTcl/Tk などの実行環境に依存しない言語であれば、
どのようなものを用いてもよい。
【0273】プログラムコードの実行が終了した場合に
は、ステップ5306に処理を移行する。
【0274】ステップ5306では、ステップ5305
で取得したカメラ角度情報を加工する。カメラ画像の加
工は第4の実施の形態のステップ1506に示したもの
と同じ動作を行う。つまり、端末表示能力情報を取得
し、その取得した情報に応じてカメラ角度情報の加工を
行う。
【0275】ステップ5307では、ステップ5306
で加工されたカメラ角度情報を再構成する。再構成の方
法は受信したメッセージのアーカイブ方法と同じ方法を
用いる。本実施の形態では、アーカイブに MIME を利用
しているので、MIME を利用して上記のカメラ画像デー
タを再構成する。
【0276】ステップ5308では、ステップ5307
で加工されたカメラ角度情報を送信先データに記述され
た送信先に送信する。
【0277】以上のように、カメラの角度を遠隔で変更
し、その結果を指定された送信先に送信する。
【0278】なお、用いる通信路は限定せず、LAN、
無線ネットワーク、地上波放送、衛星放送、CATVな
どを用いてもよい。
【0279】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように、本
発明は、利用者の使用するネットワーク機器に応じたコ
ンテンツ加工を行う場合に、そのコンテンツを加工する
移動エージェント(プログラムコード)をコンテンツに
付加し、コンテンツがサービスサイトから利用者端末ま
で返送される経路上のサイトで移動エージェントがコン
テンツを加工する装置、方法、および、コンピュータ・
プログラム・プロダクトを提案するものである。
【0280】つまり、移動エージェント自身がサービス
サイトと利用者端末間を移動する際に、そのサイトのネ
ットワーク通信速度やCPU負荷などのシステム情報を
取得し、その情報に応じたコンテンツの加工を実現する
ことが可能となる。
【0281】これにより、ネットワーク通信速度が遅い
場合には、コンテンツのサイズを小さくしたり、コンテ
ンツ情報の間引きを行うなどの加工処理を施すことによ
り、通信遅延を減少させることができる。
【0282】また、CPU負荷の低いサイトでコンテン
ツ加工処理を実行することにより、負荷分散を行うこと
が可能となり、ひいては通信遅延を減少させることがで
きる。
【0283】さらに本発明は、事前に、あるいは、必要
時にネットワークを介して利用者の端末情報や嗜好情報
を取得し、その情報を移動エージェントの持つコンテン
ツ情報に含ませて持つことにより、利用者端末の処理能
力、表示画面サイズ、表示色に応じたコンテンツ加工
や、利用者の嗜好に応じたコンテンツ加工を行うことが
できる。
【0284】加えて、本発明は、CPU負荷や処理能力
などの要件で、コンテンツ加工を1つのサイトで完結で
きない場合に、その中間処理結果を移動エージェントの
持つコンテンツ情報に含ませて持つことにより、さらに
別のサイトで処理を再開することができ、作業分担によ
る負荷の軽減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態のハードウェア構成
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャート
【図4】本発明の第2の実施の形態のシステム構成図
【図5】本発明の第2の実施の形態のハードウェア構成
【図6】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフロー
チャート
【図7】本発明の第2の実施の形態のメッセージの例を
示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態のプログラムコード
の例を示す図
【図9】本発明の第3の実施の形態のシステム構成図
【図10】本発明の第3の実施の形態のハードウェア構
成図
【図11】本発明の第3の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図12】本発明の第3の実施の形態のプログラムコー
ドの例を示す図
【図13】本発明の第4の実施の形態のシステム構成図
【図14】本発明の第4の実施の形態のハードウェア構
成図
【図15】本発明の第4の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図16】本発明の第4の実施の形態のメッセージの例
を示す図
【図17】本発明の第4の実施の形態のプログラムコー
ドの例を示す図
【図18】本発明の第5の実施の形態のシステム構成図
【図19】本発明の第5の実施の形態のハードウェア構
成図
【図20】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図21】本発明の第5の実施の形態のメッセージの例
を示す図
【図22】本発明の第5の実施の形態のプログラムコー
ドの例を示す図
【図23】本発明の第6の実施の形態のシステム構成図
【図24】本発明の第6の実施の形態のハードウェア構
成図
【図25】本発明の第6の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図26】本発明の第6の実施の形態のメッセージの例
を示す図
【図27】本発明の第6の実施の形態のプログラムコー
ドの例を示す図
【図28】本発明の第7の実施の形態のシステム構成図
【図29】本発明の第7の実施の形態のハードウェア構
成図
【図30】本発明の第7の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図31】本発明の第7の実施の形態のメッセージの例
を示す図
【図32】本発明の第7の実施の形態のプログラムコー
ドの例を示す図
【図33】本発明の第8の実施の形態のシステム構成図
【図34】本発明の第8の実施の形態のハードウェア構
成図
【図35】本発明の第8の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図36】本発明の第9の実施の形態のシステム構成図
【図37】本発明の第9の実施の形態のハードウェア構
成図
【図38】本発明の第9の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャート
【図39】本発明の第10の実施の形態のシステム構成
【図40】本発明の第10の実施の形態のハードウェア
構成図
【図41】本発明の第10の実施の形態の動作を示すフ
ローチャート
【図42】本発明の第10の実施の形態のメッセージの
例を示す図
【図43】本発明の第11の実施の形態のシステム構成
【図44】本発明の第11の実施の形態のハードウェア
構成図
【図45】本発明の第11の実施の形態の動作を示すフ
ローチャート
【図46】本発明の第12の実施の形態のシステム構成
【図47】本発明の第12の実施の形態のハードウェア
構成図
【図48】本発明の第12の実施の形態の動作を示すフ
ローチャート
【図49】本発明の第12の実施の形態のメッセージの
例を示す図
【図50】本発明の第12の実施の形態のプログラムコ
ードの例を示す図
【図51】本発明の第13の実施の形態のシステム構成
【図52】本発明の第13の実施の形態のハードウェア
構成図
【図53】本発明の第13の実施の形態の動作を示すフ
ローチャート
【図54】本発明の第13の実施の形態のプログラムコ
ードの例を示す図
【符号の説明】
101 情報受信部 102 システム情報取得部 103 プログラムコード実行部 104 情報送信部 201 VRAM 202 主記憶装置 203 外部記憶装置 204 CPU 401 ネットワーク情報取得部 901 CPU情報取得部 1301 表示能力情報取得部 1801 嗜好情報取得部 2301 中間処理情報取得部 2801 リモート情報取得部 3301 コンテンツデータベース 3302 コンテンツデータ検索部 3303 コンテンツ要求受付部 3304 プログラムコード選択部 3601 利用者要求受付部 3602 利用者要求送信部 3901 プログラムコードデータベース 3902 プログラムコード検索部 4601 監視カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 AA03 BB19 BB28 BB47 BB48 BB58 GG09 5B089 GA11 GB03 GB08 JA21 JB07 KA06 KA07 KC44 KH04 KH23 MA03 5B098 AA10 GA04 GA05 GC17 GC18 GD02 GD03

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツデータと、前記コンテンツデ
    ータの加工を行うプログラムコードからなるメッセージ
    を受信し、前記コンテンツデータと前記プログラムコー
    ドに分離する情報受信手段と、 システム情報を取得するシステム情報取得手段と、 前記コンテンツデータに対して、前記プログラムコード
    を実行することにより、前記システム情報取得手段から
    取得したシステム情報に応じて、前記コンテンツデータ
    の加工を行うプログラムコード実行手段と、 前記プログラム実行手段によって加工されたコンテンツ
    データと、前記プログラムコードを再構成して送信する
    情報送信手段を有し、 前記システム情報取得手段から取得した情報に応じて前
    記コンテンツデータの加工処理実行の判断および実行を
    行い、前記コンテンツデータをプログラムコードを含ん
    だメッセージとして通信することを特徴とする情報加工
    装置。
  2. 【請求項2】 コンテンツデータと、前記コンテンツデ
    ータの加工を行うプログラムコードからなるメッセージ
    を受信し、前記コンテンツデータと前記プログラムコー
    ドに分離し、システム情報を取得し、前記コンテンツデ
    ータに対して、前記プログラムコードを実行することに
    より、取得したシステム情報に応じて、前記コンテンツ
    データの加工を行い、前記プログラム実行手段によって
    加工されたコンテンツデータと、前記プログラムコード
    を再構成して送信することにより、取得した情報に応じ
    て前記コンテンツデータの加工処理実行の判断および実
    行を行い、前記コンテンツデータをプログラムコードを
    含んだメッセージとして通信することを特徴とする情報
    加工方法。
  3. 【請求項3】 (1)メッセージの送受信およびプログ
    ラムコードを実行する、コンピュータで読み取り可能な
    システムコードを有するコンピュータで使用可能な媒体
    と、 (2)前記媒体に具体化されたコンピュータで読み取り
    可能なシステムコードとを含むコンピュータプログラム
    プロダクトであって、コンテンツデータと、前記コンテ
    ンツデータの加工を行うプログラムコードからなるメッ
    セージを受信し、前記コンテンツデータと前記プログラ
    ムコードに分離するコンピュータで読み取り可能なシス
    テムコードと、 システム情報を取得するコンピュータで読み取り可能な
    システムコードと、 前記コンテンツデータに対して、前記プログラムコード
    を実行することにより、システム情報に応じて、前記コ
    ンテンツデータの加工を行うコンピュータで読み取り可
    能なシステムコードと、前記プログラムコードにより加
    工されたコンテンツデータと、前記プログラムコードか
    らなるメッセージを送信するコンピュータで読み取り可
    能なシステムコードとを含み、取得したシステム情報に
    応じて前記コンテンツデータの加工処理実行の判断およ
    び実行を行い、前記コンテンツデータをプログラムコー
    ドを含んだメッセージとして通信することを特徴とする
    コンピュータ・プログラム・プロダクト。
  4. 【請求項4】 前記システム情報が、メッセージ送信先
    とのネットワーク通信速度であり、前記プログラムコー
    ドが、ネットワーク通信速度に応じた情報加工を行うも
    のであり、ネットワーク通信速度に応じてコンテンツデ
    ータを加工することにより、通信遅延を減少させること
    を特徴とする請求項1記載の情報加工装置。
  5. 【請求項5】 前記システム情報が、メッセージ送信先
    とのネットワーク通信速度であり、前記プログラムコー
    ドが、ネットワーク通信速度に応じた情報加工を行うも
    のであり、ネットワーク通信速度に応じてコンテンツデ
    ータを加工することにより、通信遅延を減少させること
    を特徴とする請求項2記載の情報加工方法。
  6. 【請求項6】 前記システム情報が、メッセージ送信先
    とのネットワーク通信速度であり、前記プログラムコー
    ドが、ネットワーク通信速度に応じた情報加工を行うも
    のであり、ネットワーク通信速度に応じてコンテンツデ
    ータを加工することにより、通信遅延を減少させること
    を特徴とする請求項3記載のコンピュータ・プログラム
    ・プロダクト。
  7. 【請求項7】 前記システム情報が、CPUの負荷であ
    り、前記プログラムコードが、CPUの負荷に応じて情
    報加工を行うかどうかを判断・実行するものであり、C
    PUの負荷に応じてコンテンツデータの加工をすること
    により、負荷分散を行うことを特徴とする請求項1記載
    の情報加工装置。
  8. 【請求項8】 前記システム情報が、CPUの負荷であ
    り、前記プログラムコードが、CPUの負荷に応じて情
    報加工を行うかどうかを判断・実行するものであり、C
    PUの負荷に応じてコンテンツデータの加工をすること
    により、負荷分散を行うことを特徴とする請求項2記載
    の情報加工方法。
  9. 【請求項9】 前記システム情報が、CPUの負荷であ
    り、前記プログラムコードが、CPUの負荷に応じて情
    報加工を行うかどうかを判断・実行するものであり、C
    PUの負荷に応じてコンテンツデータの加工をすること
    により、負荷分散を行うことを特徴とする請求項3記載
    のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
  10. 【請求項10】 前記メッセージに、前記コンテンツデ
    ータの表示を行う端末装置に具備される表示装置の表示
    能力情報を含み、 前記プログラム処理手段において、前記表示能力情報に
    応じた前記コンテンツデータの加工を行うことを特徴と
    する請求項1記載の情報加工装置。
  11. 【請求項11】 前記メッセージに、前記コンテンツデ
    ータの表示を行う端末装置に具備される表示装置の表示
    能力情報を含み、 前記表示能力情報に応じた前記コンテンツデータの加工
    を行うことを特徴とする請求項2記載の情報加工方法。
  12. 【請求項12】 前記メッセージに、前記コンテンツデ
    ータの表示を行う端末装置に具備される表示装置の表示
    能力情報を含み、 前記表示能力情報に応じた前記コンテンツデータの加工
    を行うことを特徴とする請求項3記載のコンピュータ・
    プログラム・プロダクト。
  13. 【請求項13】 前記メッセージに、前記コンテンツデ
    ータの要求を行った利用者の嗜好情報を含み、 前記プログラム処理手段において、前記嗜好情報に応じ
    た前記コンテンツデータの加工を行うことを特徴とする
    請求項1記載の情報加工装置。
  14. 【請求項14】 前記メッセージに、前記コンテンツ
    データの要求を行った利用者の嗜好情報を含み、 前記嗜好情報に応じた前記コンテンツデータの加工を行
    うことを特徴とする請求項2記載の情報加工方法。
  15. 【請求項15】 前記メッセージに、前記コンテンツデ
    ータの要求を行った利用者の嗜好情報を含み、 前記嗜好情報に応じた前記コンテンツデータの加工を行
    うことを特徴とする請求項12記載のコンピュータ・プ
    ログラム・プロダクト。
  16. 【請求項16】 前記メッセージに、前記プログラムコ
    ードの中間処理情報を含み、 前記中間処理情報を用いて前記プログラムコード実行の
    前処理を行う、プログラム前処理手段を有し、 前記プログラム前処理処理手段が、前記中間処理情報を
    利用することにより、メッセージ送信元で行ったコンテ
    ンツデータ加工処理を引き続いて行うことを特徴とする
    請求項1記載の情報加工装置。
  17. 【請求項17】 前記メッセージに、前記プログラムコ
    ードの中間処理情報を含み、 前記中間処理情報を用いて前記プログラムコード実行の
    前処理を行い、メッセージ送信元で行ったコンテンツデ
    ータ加工処理を引き続いて行うことを特徴とする請求項
    2記載の情報加工方法。
  18. 【請求項18】 前記メッセージに、前記プログラムコ
    ードの中間処理情報を含み、前記中間処理情報を用いて
    前記プログラムコード実行の前処理を行うコンピュータ
    で読み取り可能なシステムコードを含み、 前記中間処理情報を利用することにより、メッセージ送
    信元で行ったコンテンツデータ加工処理を引き続いて行
    うことを特徴とする請求項3記載のコンピュータ・プロ
    グラム・プロダクト。
  19. 【請求項19】 前記メッセージに含まれる情報うち、
    少なくとも1つがネットワーク上の別の装置に存在し、
    ネットワーク上の別の装置に存在する情報に対しては、
    その内容が位置情報であり、 前記メッセージに含まれる位置情報を用いて、ネットワ
    ーク上の別の装置に存在する前記情報を取得するリモー
    ト情報取得装置を有し、 メッセージ中に情報自身ではなく、その位置情報のみ含
    むことで、メッセージサイズを小さくし、通信遅延を減
    少させることを特徴とする請求項1記載の情報加工装
    置。
  20. 【請求項20】 前記メッセージに含まれる情報のう
    ち、少なくとも1つがネットワーク上の別の装置に存在
    し、ネットワーク上の別の装置に存在する情報に対して
    は、その内容が位置情報であり、 前記メッセージに含まれる位置情報を用いて、ネットワ
    ーク上の別の装置に存在する前記情報を取得し、 メッセージ中に情報自身ではなく、その位置情報のみ含
    むことで、メッセージサイズを小さくし、通信遅延を減
    少させることを特徴とする請求項2記載の情報加工方
    法。
  21. 【請求項21】 前記メッセージに含まれる情報のう
    ち、少なくとも1つがネットワーク上の別の装置に存在
    し、ネットワーク上の別の装置に存在する情報に対して
    は、その内容が位置情報であり、 前記メッセージに含まれる位置情報を用いて、ネットワ
    ーク上の別の装置に存在する前記情報を取得するコンピ
    ュータで読み取り可能なシステムコードを含み、 メッセージ中に情報自身ではなく、その位置情報のみ含
    むことで、メッセージサイズを小さくし、通信遅延を減
    少させることを特徴とする請求項3記載のコンピュータ
    ・プログラム・プロダクト。
  22. 【請求項22】 コンテンツデータを蓄積するコンテン
    ツデータ蓄積手段と、前記コンテンツデータの検索を行
    うコンテンツデータ検索手段と、前記コンテンツデータ
    の要求を受け付ける要求受付手段と、 要求されたコンテンツデータに対して前記コンテンツデ
    ータを加工するプログラムコードを選択するプログラム
    コード選択手段とを有し、 要求されたコンテンツデータに対して、前記コンテンツ
    データを加工するプログラムコードを付加することによ
    り、ネットワーク上のいかなる情報加工装置においても
    コンテンツの加工処理を行うことが可能なメッセージを
    作成することを特徴とする請求項1記載の情報加工装
    置。
  23. 【請求項23】 コンテンツデータを蓄積し、 コンテンツデータを検索し、 コンテンツデータの要求を受け付け、 要求されたコンテンツデータに対して前記コンテンツデ
    ータを加工するプログラムコードを選択し、 要求されたコンテンツデータに対して、前記コンテンツ
    データを加工するプログラムコードを付加することによ
    り、ネットワーク上のいかなる情報加工装置においても
    コンテンツの加工処理を行うことが可能なメッセージを
    作成することを特徴とする請求項2記載の情報加工方
    法。
  24. 【請求項24】 コンテンツデータの蓄積を行うコンピ
    ュータで読み取り可能なシステムコードと、 コンテンツデータの検索を行うコンピュータで読み取り
    可能なシステムコードと、 要求されたコンテンツデータに対して前記コンテンツデ
    ータを加工するプログラムコードを選択するコンピュー
    タで読み取り可能なシステムコードとを含み、 要求されたコンテンツデータに対して、前記コンテンツ
    データを加工するプログラムコードを付加することによ
    り、ネットワーク上のいかなる情報加工装置においても
    コンテンツの加工処理を行うことが可能なメッセージを
    作成することを特徴とする請求項3記載のコンピュータ
    ・プログラム・プロダクト。
  25. 【請求項25】 利用者の要求を受け付ける利用者要求
    受付手段と、利用者要求を送信する利用者要求送信手段
    と、 コンテンツデータを表示する表示手段とを有し、 利用者の要求を受け付け、利用者要求を送信し、要求に
    対して受信したメッセージに含まれるコンテンツデータ
    を表示することを特徴とする請求項1記載の情報加工装
    置。
  26. 【請求項26】 利用者の要求を受け付け、利用者要求
    を送信し、要求に対して受信したメッセージを受信し、
    前記コンテンツデータを表示することを特徴とする請求
    項2記載の情報加工方法。
  27. 【請求項27】 利用者の要求を受け付けるコンピュー
    タで読み取り可能なシステムコードと、 利用者要求を送信するコンピュータで読み取り可能なシ
    ステムコードと、 コンテンツデータを表示するコンピュータで読み取り可
    能なシステムコードを含み、 利用者の要求を受け付け、利用者要求を送信し、要求に
    対して受信したメッセージに含まれるコンテンツデータ
    を表示することを特徴とする請求項3記載のコンピュー
    タ・プログラム・プロダクト。
  28. 【請求項28】 プログラムコード蓄積手段と、プログ
    ラムコード検索手段を有し、利用頻度の高いプログラム
    コードは、予めそのコピーを持っておくことにより、通
    信量を減少させることを特徴とする請求項19記載の情
    報加工装置。
  29. 【請求項29】 プログラムコード蓄積し、プログラム
    コードを検索し、利用頻度の高いプログラムコードは、
    予めそのコピーを持っておくことにより、通信量を減少
    させることを特徴とする請求項20記載の情報加工方
    法。
  30. 【請求項30】 プログラムコードを蓄積するコンピュ
    ータで読み取り可能なシステムコードと、前記プログラ
    ムコードを検索するコンピュータで読み取り可能なシス
    テムコードを含み、 利用頻度の高いプログラムコードは、予めそのコピーを
    持っておくことにより、通信量を減少させることを特徴
    とする請求項21記載のコンピュータ・プログラム・プ
    ロダクト。
  31. 【請求項31】 前記情報受信手段が、メッセージから
    まず前記プログラムコードを分離し、その後、前記コン
    テンツデータを分離することを特徴とする請求項1記載
    の情報加工装置。
  32. 【請求項32】 メッセージを分離する際に、まず前記
    プログラムコードを分離し、その後、前記コンテンツデ
    ータを分離することを特徴とする請求項2記載の情報加
    工方法。
  33. 【請求項33】 コンテンツデータとプログラムコード
    を分離する前記システムコードが、メッセージからまず
    前記プログラムコードを分離し、その後、前記コンテン
    ツデータを分離することを特徴とする請求項3記載のコ
    ンピュータ・プログラム・プロダクト。
  34. 【請求項34】 前記情報送信手段が、前記システム情
    報取得手段から取得したデータ、前記プログラム手段に
    よって加工されたコンテンツデータ、前記プログラムコ
    ードのいずれかを1つ以上再構成して送信することを特
    徴とする請求項1記載の情報加工装置。
  35. 【請求項35】 送信データが、前記システム情報取得
    手段から取得したデータ、前記プログラム手段によって
    加工されたコンテンツデータ、前記プログラムコードの
    いずれかを1つ以上再構成したものであることを特徴と
    する請求項2記載の情報加工方法。
  36. 【請求項36】 前記メッセージを送信するコンピュー
    タで読み取り可能なシステムコードが、前記システム情
    報取得手段から取得したデータ、前記プログラム手段に
    よって加工されたコンテンツデータ、前記プログラムコ
    ードのいずれかを1つ以上再構成して送信することを特
    徴とする請求項3記載のコンピュータ・プログラム・プ
    ロダクト。
  37. 【請求項37】 前記情報送信手段が、前記プログラム
    コードの実行によって取得したデータ、前記プログラム
    手段によって加工されたコンテンツデータ、前記プログ
    ラムコードのいずれかを再構成して送信することを特徴
    とする請求項1記載の情報加工装置。
  38. 【請求項38】 送信データが、前記プログラムコード
    の実行によって取得したデータ、前記プログラム手段に
    よって加工されたコンテンツデータ、前記プログラムコ
    ードのいずれかであることを特徴とする請求項2記載の
    情報加工方法。
  39. 【請求項39】 前記メッセージを送信するコンピュー
    タで読み取り可能なシステムコードが、前記プログラム
    コードの実行によって取得したデータ、前記プログラム
    手段によって加工されたコンテンツデータ、前記プログ
    ラムコードのいずれかを再構成して送信することを特徴
    とする請求項3記載のコンピュータ・プログラム・プロ
    ダクト。
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