JP2001216171A - 仮想計算機システム - Google Patents

仮想計算機システム

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JP2001216171A
JP2001216171A JP2000022657A JP2000022657A JP2001216171A JP 2001216171 A JP2001216171 A JP 2001216171A JP 2000022657 A JP2000022657 A JP 2000022657A JP 2000022657 A JP2000022657 A JP 2000022657A JP 2001216171 A JP2001216171 A JP 2001216171A
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operating
operating system
computer
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Hisashi Yoshikawa
寿士 吉川
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実計算機上で動作するオペレーティングシステ
ムに障害が発生した場合であっても、このオペレーティ
ングシステムのもとで構築された仮想計算機上の動作を
すべてを継続させることを可能とする仮想計算機システ
ムを提供する。 【解決手段】仮想計算機120a〜120cをシミュレ
ートするホストOS110に障害が発生した際、動作継
続モジュール112は、たとえば仮想計算機120a上
で動作するゲストOS13aが保有するページテーブル
と一致させるように実計算機100上のメモリページを
再配置し、ゲストOS130aが保有する入出力装置設
定情報と一致させるように実計算機100上のハードウ
ェアの状態を再設定した後、このゲストOS130aを
仮想計算機120a上から実計算機100上に移動させ
てその動作を継続させるとともに、仮想計算機120b
〜120cのシミュレートを継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1台の実計算機
で複数の仮想計算機を稼働させる仮想計算機システムに
係り、特に、実計算機上で動作するオペレーティングシ
ステムに障害が発生した場合であっても、このオペレー
ティングシステムのもとで構築された仮想計算機上の動
作をすべて継続させることを可能とする仮想計算機シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】1台のコンピュータ上で複数のオペレー
ティングシステムを同時に動作させるものとして仮想計
算機システムが存在する。この仮想計算機システムは、
実計算機上に複数の仮想計算機を論理的に構築し、この
構築した複数の仮想計算機上でそれぞれオペレーティン
グシステムやユーティリティを含む各種アプリケーショ
ンプログラムを動作させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
汎用的なオペレーティングシステムをホストOSとして
実計算機上で動作させ、このホストOSが備えるモニタ
機能や同ホストOSにより実行制御されるモニタプログ
ラムにより複数の仮想計算機を構築する仮想計算機シス
テムも出現している。これにより、比較的安価に仮想計
算機システムを構築することが可能になってきている。
【0004】しかしながら、この種の仮想計算機システ
ムでは、このホストOSに障害が発生した場合、このホ
ストOSのもとで構築された仮想計算機上の動作がすべ
て停止してしまうといった問題があった。
【0005】このようなことから、たとえば特開平5−
12045号公報に記載された仮想計算機システムで
は、仮想計算機を実現するソフトウェアであるモニタプ
ログラムの不良時に、予め定められた仮想計算機上で動
作していたオペレーティングシステム(ゲストOS)を
実計算機上で動作させている。
【0006】しかしながら、この仮想計算機システムに
おいても、予め定められた1台の仮想計算機上の動作の
みを継続可能とするに止まり、その他すべての仮想計算
機上の動作が停止するといった問題は、依然として解決
されてはいなかった。
【0007】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたものであり、実計算機上で動作するオペレーティン
グシステムに障害が発生した場合であっても、このオペ
レーティングシステムのもとで構築された仮想計算機上
の動作をすべて継続させることを可能とする仮想計算機
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明の仮想計算機システムは、実計算機上
で動作するホストOSに障害が発生したときに、このホ
ストOSのもとで構築された複数の仮想計算機上でそれ
ぞれ動作するゲストOSのいずれか1つをホストOSに
移行させ、この移行した新たなホストOS(旧ゲストO
S)にその他の仮想計算機の動作を継続させるようにし
たものであり、そのために、実計算機上で動作する第1
のオペレーティングシステムにより複数の仮想計算機が
論理的に構築される仮想計算機システムにおいて、前記
第1のオペレーティングシステムに障害が発生したとき
に、前記複数の仮想計算機上でそれぞれ動作する第2の
オペレーティングシステムの中のいずれか1つを前記実
計算機上で動作させてその動作を継続させるとともに、
その他の仮想計算機上の動作を継続させる動作継続手段
を具備することを特徴とする。
【0009】そして、他の仮想計算機の動作を継続させ
つつ、いずれかの仮想計算機上で動作するゲストOSを
実計算機上で動作するホストOSに移行させるために、
この発明の仮想計算機システムは、前記動作継続手段
が、(1)前記仮想計算機上から前記実計算機上に移行
させるオペレーティングシステムが保有するページテー
ブルと一致させるように前記実計算機のメモリページを
再配置する手段、(2)前記仮想計算機上から前記実計
算機上に移行させるオペレーティングシステムが保有す
る入出力装置設定情報と一致させるように前記実計算機
のハードウェアの状態を再設定する手段、(3)通常稼
働時、前記第2のオペレーティングシステムからの要求
に応じて前記第1のオペレーティングシステムにより代
理実行された仕掛中の入出力処理を記録する手段と、前
記オペレーティングシステムの移行時、前記記録された
仕掛中の入出力処理を再実行する手段、等を具備するよ
うにしたものである。
【0010】この発明の仮想計算機システムにおいて
は、実計算機上で動作するホストOSに障害が発生した
場合であっても、仮想計算機上から実計算機上に移行さ
せたゲストOS(新ホストOS)にその他の仮想計算機
上の動作を継続させるため、仮想計算機上から実計算機
上に移行させたゲストOSおよびそのゲストOSに実行
制御されるアプリケーションプログラムのみならず、そ
の他の仮想計算機上で動作するゲストOSおよびそのゲ
ストOSに実行制御されるアプリケーションプログラム
の動作をも継続させることが可能となる。
【0011】また、この発明の仮想計算機システムは、
実計算機上で動作するホストOSのもとで構築された複
数の仮想計算機上の中のいずれか1つを待機系としてサ
スペンド状態に保持しておき、ホストOSに障害が発生
したときに、そのサスペンド状態に保持しておいた仮想
計算機上で動作するゲストOSをホストOSに移行さ
せ、この移行した新たなホストOS(旧ゲストOS)に
その他の仮想計算機の動作を継続させるようにしたもの
であり、そのために、実計算機上で動作する第1のオペ
レーティングシステムにより複数の仮想計算機が論理的
に構築される仮想計算機システムにおいて、前記複数の
仮想計算機上の中のいずれか1つを待機系としてサスペ
ンド状態に保持するサスペンド手段と、前記第1のオペ
レーティングシステムに障害が発生したときに、前記サ
スペンド手段によりサスペンド状態に保持された仮想計
算機上で動作する第2のオペレーティングシステムを前
記実計算機上で動作させて前記第1のオペレーティング
システムとして動作させ、その他の仮想計算機上の動作
を継続させる動作継続手段とを具備することを特徴とす
る。
【0012】この発明の仮想計算機システムにおいて
は、待機系の仮想計算機をサスペンド状態に保持してお
くため、待機時のオーバヘッドを減らすことが可能とな
り、かつ、サスペンド状態に保持された仮想計算機上で
動作するゲストOSを実計算機上で動作するホストOS
へと移行させるため、この移行に費やされる時間をより
短かくすることが可能となる。
【0013】また、この発明の仮想計算機システムは、
実計算機上で動作するホストOSのもとで構築された複
数の仮想計算機上の中の2つ以上を待機系としてサスペ
ンド状態に保持しておき、ホストOSに障害が発生した
ときに、そのサスペンド状態に保持しておいた仮想計算
機上で動作するゲストOSをホストOSに移行させ、こ
の移行した新たなホストOS(旧ゲストOS)にその他
の仮想計算機の動作を継続させるようにし、かつ、この
移行させた新ホストOSにさらなる障害が発生したとき
に、サスペンド状態に保持されたその他の仮想計算機上
で動作するゲストOSをホストOSにさらに移行させる
ようにしたものであり、そのために、実計算機上で動作
する第1のオペレーティングシステムにより複数の仮想
計算機が論理的に構築される仮想計算機システムにおい
て、前記複数の仮想計算機上の中の2つ以上を待機系と
してサスペンド状態に保持するサスペンド手段と、前記
第1のオペレーティングシステムに障害が発生したとき
に、前記サスペンド手段によりサスペンド状態に保持さ
れたいずれかの仮想計算機上で動作する第2のオペレー
ティングシステムを前記実計算機上で動作させて前記第
1のオペレーティングシステムとして動作させ、その他
の仮想計算機の動作を継続させる動作継続手段とを具備
し、前記動作継続手段が、前記仮想計算機上から前記実
計算機上に移行させたオペレーティングシステムにさら
なる障害が発生したときに、前記サスペンド手段により
サスペンド状態に保持された残りのいずれかの仮想計算
機上で動作する第2のオペレーティングシステムを前記
実計算機上にさらに動作させることを特徴とする。
【0014】この発明の仮想計算機システムにおいて
は、ホストOS上で一時的な障害が連続して発生した場
合であっても、仮想計算機の動作を迅速に継続させるこ
とが可能となる。
【0015】また、この発明の仮想計算機システムは、
前記仮想計算機上から前記実計算機上に移行させたオペ
レーティングシステムに前記第2のオペレーティングシ
ステムが動作する仮想計算機を新たに構築させるバック
アップ生成手段をさらに具備し、前記サスペンド手段
が、前記バックアップ生成手段により構築された仮想計
算機を待機系としてサスペンド状態に保持することが好
ましい。
【0016】これにより、ホストOSが障害を発生させ
た際の仮想計算機の動作継続を無制限に支援することが
可能となる。
【0017】また、この発明の仮想計算機システムは、
前記バックアップ生成手段が、前記仮想計算機上から前
記実計算機上に移行させたオペレーティングシステムの
アイドル時にのみ前記仮想計算機の構築指示を行うこと
が好ましい。
【0018】これにより、待機系の仮想計算機の新たな
構築をホストOSやその他の仮想計算機のシステム性能
を落とすことなく行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明の実施形態に
係る仮想計算機システムの構成図である。図1に示すよ
うに、この仮想計算機システムでは、実計算機100上
で汎用的なオペレーティングシステムであるホストOS
110が動作し、このホストOS110により複数の仮
想計算機120a〜120cが構築される。そして、こ
の複数の仮想計算機120a〜120c上で汎用的なオ
ペレーティングシステムであるゲストOS130a〜1
30cがそれぞれ動作し、このゲストOS130a〜1
30cにより各種アプリケーションプログラム140a
〜140fが実行制御される。このホストOS110と
して動作する汎用的なオペレーティングシステムと、仮
想計算機120a〜120c上でゲストOS130a〜
130cとして動作する汎用的なオペレーティングシス
テムとは、同じであっても良いし異なっていても良い。
また、このゲストOS130a〜130c間も、互いに
同じであっても良いし異なっていても良い。適用条件と
しては、仮想計算機をシミュレートするためのモニタ機
能を有し、かつ、実計算機100の主メモリに格納され
た、後述する障害検出部111および動作継続モジュー
ル112に制御を移せるものであればよい。また、仮想
計算機120a〜120cは実計算機100と同じハー
ドウェア構成を持ち、ゲストOS130a〜130c
は、実計算機100と同じハードウェア構成を認識して
いる。
【0020】この仮想計算機120a〜120cは、制
御情報121a〜121cをもとにホストOS110に
よりシミュレートされる論理的な存在であってその実体
は空である。より具体的には、この仮想計算機システム
では、ゲストOS130a〜130cから仮想計算機1
20a〜120cに向けた入出力処理等の要求は、すべ
てホストOS110により実計算機100に向けて代理
実行され、その実行結果がホストOS110を介してゲ
ストOS130a〜130cに返却されるようになって
いる。
【0021】これにより、ゲストOS130a〜130
cに対してあたかも仮想計算機120a〜120cが実
在するかのごとく見せ掛けることができ、1台の実計算
機100上で複数のゲストOS130a〜130cを同
時に動作させることを可能としている。
【0022】また、この仮想計算機システムでは、障害
検出部111および動作継続モジュール112を設けて
いる。そして、この実施形態の仮想計算機システムは、
この障害検出部111および動作継続モジュール112
を設けることにより、ホストOS110に障害が発生し
たときであっても、ゲストOS130a〜130cの中
のいずれか1つ、たとえばゲストOS130aを、仮想
計算機120a上から実計算機100上に移動させてホ
ストOS110として動作させ、その他の仮想計算機1
21b〜121cの動作を継続させることを可能とした
点を特徴とするものであり、以下、この点について詳述
する。
【0023】障害検出部111は、ホストOS110の
アサートやパニックルーチンによりホストOS110の
障害を検出し、その旨を動作継続モジュール112に通
知するためのものである。
【0024】そして、動作継続モジュール112は、ホ
ストOS110の障害時に、たとえばこのホストOS1
10により構築された仮想計算機120b〜120c上
の動作をゲストOS130aが継続できるようにするた
めのものであり、図2に示すように、ページ置き換え部
1121、入出力装置初期化部1122、ディスパッチ
部1123、入出力処理記憶部1124および入出力処
理再実行部1125を備えている。
【0025】ページ置き換え部1121は、たとえばゲ
ストOS130aを仮想計算機120a上から実計算機
100上に移動させる場合に、このゲストOS130a
が仮想計算機120aのアドレス空間を管理するために
保有するページテーブルと一致させるように、実計算機
100上のメモリページを再配置するためのものであ
る。仮想計算機120a〜120c上で動作するゲスト
OS130a〜130cと実計算機100上で動作する
ホストOS110とでは、ページテーブルの内容が異な
っているのが一般的である。したがって、そのままで
は、ゲストOS130aを仮想計算機120a上から実
計算機100上に移行させてホストOS110として動
作させることはできない。そこで、この仮想計算機シス
テムでは、このページ置き換え部1121を設けること
により、この問題を解決する。
【0026】入出力装置初期化部1122は、たとえば
ゲストOS130aを仮想計算機120a上から実計算
機100上に移行させる場合に、このゲストOS130
aが仮想計算機120aの入出力装置の状態を管理する
ために保有する入出力装置設定情報と一致させるよう
に、実計算機100上のハードウェアの状態を再設定す
るためのものである。ゲストOS130a〜130cに
より設定がなされた仮想計算機120a〜120cの入
出力装置の状態とホストOS110により設定がなされ
た実計算機100の入出力装置の状態とでは、その内容
が異なっているのが一般的であり、つまり、それぞれが
保有する入出力装置設定情報の内容が異なっているのが
一般的である。したがって、そのままでは、ゲストOS
130aを仮想計算機120a上から実計算機100上
に移行させてホストOS110として動作させることは
できない。そこで、この仮想計算機システムでは、この
入出力装置初期化部1122を設けることにより、この
問題を解決する。
【0027】そして、ディスパッチ部1123は、ペー
ジ置き換え部1121および入出力装置初期化部112
2により、たとえば仮想計算機120aと同じ状態に整
えられた実計算機100上にゲストOS130aを移動
させる、つまり、ゲストOS130aをディスパッチン
グするためのものである。
【0028】また、入出力処理記録部1124および入
出力処理再実行部1125は、障害によりクラッシュし
た旧ホストOS110が代理実行した後、仕掛中の状態
にあるゲストOS130a〜130cの入出力処理等の
要求を、たとえば旧ゲストOS130aである新ホスト
OS110に再代理実行させるためのものである。
【0029】ここでは、まず、図3を参照して、入出力
処理記録部1124の動作原理について説明する。
【0030】前述のように、この仮想計算機システムで
は、ゲストOS130a〜130cから仮想計算機12
0a〜120cに向けた入出力処理等の要求をホストO
S110が実計算機100に向けて代理実行し、その実
行結果をホストOS110を介してゲストOS130a
〜130cに返却することにより、ゲストOS130a
〜130cに対してあたかも仮想計算機120a〜12
0cが実在するかのごとく見せ掛け、1台の実計算機1
00上で複数のゲストOS130a〜130cを同時に
動作させることを可能としている。
【0031】そこで、入出力処理記録部1124は、ホ
ストOS110が代理実行したゲストOS130a〜1
30cの入出力処理等の要求を、制御情報121a〜1
21cの一項目である入出力処理情報1211a〜cと
して記録する。また、入出力処理記録部1124は、こ
の代理実行された入出力処理等の要求が仕掛中かどうか
も入出力処理情報1211a〜cとして記録する。
【0032】図4は、障害が発生し、ホストOS110
がクラッシュしたために、動作継続モジュール112が
ゲストOS130aを実計算機100上で動作させて仮
想計算機120b〜120cの動作を継続させた状態を
示す図である。そして、この仮想計算機システムの状態
が、図1の状態から図4の状態に変化したことを前提と
して、図5を参照しながら、入出力処理再実行部112
5の動作原理について説明する。
【0033】入出力処理再実行部1125は、制御情報
121a〜121cを参照し、仕掛中である旨を示す入
出力処理情報1211a〜cが記録された入出力処理等
の要求を検索する。そして、このとき検出された入出力
処理等の要求を実計算機100に向けて再代理実行す
る。なお、この場合のように、ゲストOS130aが仮
想計算機120a上から実計算機100上に移動した場
合、仮想計算機120aをシミュレートするために用い
られていた制御情報121aは、この入出力処理等の要
求の再代理実行にのみ用いられ、この再代理実行の完了
後、実計算機100の主メモリから解放される。
【0034】以上のように、この仮想計算機システムに
おいては、(1)ゲストOS130a〜130cが保有
するページテーブルと一致させるように実計算機100
上のメモリページを再配置する、(2)ゲストOS13
0a〜130cが保有する入出力装置設定情報と一致さ
せるように実計算機100上のハードウェアの状態を再
設定する、(3)旧ホストOS110が代理実行した
後、仕掛中の状態にある入出力処理等の要求を新ホスト
OS110に再代理実行させる、等の機能をもつことに
より、ホストOS110に障害が発生した場合であって
も、たとえば仮想計算機120a上から実計算機100
上に移動させたゲストOS130aおよびこのゲストO
S130aにより実行制御されるアプリケーションプロ
グラム140a〜140bのみならず、仮想計算機12
0b〜120c上でそれぞれ動作するゲストOS130
b〜130cおよびこのゲストOS130b〜130c
により実行制御されるアプリケーションプログラム14
0c〜140fも引き続き動作させることが可能とな
る。
【0035】なお、さらなる信頼性向上を図るため、動
作継続モジュール112によりゲストOS130aが実
計算機100上に移動した場合に、図6のように、新ホ
ストOS130aのバックアップの1つとなるゲストO
S130dが動作する仮想計算機120dを、新たに新
ホストOS130aにより構築させるようにしても良
い。また、この場合には、システム性能を落とすことが
ないように、新ホストOS130aが待機状態にある
時、いわゆるアイドル時にのみ、この仮想計算機120
dの構築を行うことが好ましい。
【0036】次に、図7および図8を参照して、この仮
想計算機システムのゲストOSからホストOSへの切替
に関する動作手順を説明する。
【0037】図7は、この仮想計算機システムの動作継
続に関わる通常動作時の動作手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0038】通常動作時、ホストOS110は、ゲスト
OS130a〜130cからの入出力処理等の要求を受
け取ると(ステップA1)、この受け取った入出力処理
等の要求を動作継続モジュール112の入出力処理記録
部1124により制御情報121a〜121cの入出力
処理情報1211a〜1211cとして記録する(ステ
ップA2)。そして、この記録した入出力処理等の要求
を実計算機100に向けて代理実行する(ステップA
3)。
【0039】図8は、この仮想計算機システムの動作継
続に関わるオペレーティングシステム切替時の動作手順
を説明するためのフローチャートである。ここでは、ゲ
ストOS130aを仮想計算機120a上から実計算機
100上に移動させることを前提とする。
【0040】ホストOS110の障害が障害検出部11
1により検出されると、その旨が動作継続モジュール1
12に通知され、この通知を受けた動作継続モジュール
112では、まず、ページ置き換え部1121が、ゲス
トOS130aが仮想計算機120aのアドレス空間を
管理するために保有するページテーブルと一致させるよ
うに、実計算機100上のメモリページを再配置する
(ステップB1)。
【0041】次に、入出力装置初期化部1122が、ゲ
ストOS130aが仮想計算機120aの入出力装置の
状態を管理するために保有する入出力装置設定情報と一
致させるように、実計算機100上のハードウェアの状
態を再設定する(ステップB2)。
【0042】そして、ディスパッチ部1123が、ペー
ジ置き換え部1121および入出力装置初期化部112
2により仮想計算機121aと同じ状態に整えられた実
計算機100上にゲストOS130aを移動させ(ステ
ップB3)、入出力処理再実行部1125が、仕掛中の
状態にある入出力処理等の要求を実計算機100に向け
て再代理実行する(ステップB4)。
【0043】このように、この仮想計算機システムは、
実計算機上で動作するオペレーティングシステムに障害
が発生した場合であっても、このオペレーティングシス
テムのもとで構築された仮想計算機すべてを継続して動
作させる。
【0044】なお、この実施形態では、稼働状態(アク
ティブ状態)にある仮想計算機上で動作するゲストOS
を実計算機上に移行させる例を説明したが、この移行を
より短時間で行うために、いずれかの仮想計算機をバッ
クアップ用として位置づけて一時停止状態(サスペンド
状態)に保持しておくのも有効である。待機系の仮想計
算機をサスペンド状態に保持しておくことで、待機時の
オーバヘッドを減らすことが可能となる。
【0045】また、このサスペンド状態に保持されたバ
ックアップ用の仮想計算機を複数構築しておき、いずれ
かの仮想計算機上で動作するゲストOSが実計算機上に
移行した後にさらなる障害が発生したときに、サスペン
ド状態にある残りの仮想計算機上で動作するゲストOS
を実計算機上にさらに移行させるようにすれば、実計算
機上で動作するホストOSに一時的な障害が連続して発
生したときの対処も迅速に行えるようになり、より信頼
性を向上させることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の仮想計
算機システムによれば、実計算機上で動作するホストO
Sに障害が発生したときに、このホストOSのもとで構
築された複数の仮想計算機上でそれぞれ動作するゲスト
OSのいずれか1つをホストOSに移行させ、この移行
した新たなホストOS(旧ゲストOS)にその他の仮想
計算機の動作を継続させるようにしたことから、仮想計
算機上から実計算機上に移行させたゲストOSおよびそ
のゲストOSに実行制御されるアプリケーションプログ
ラムのみならず、その他の仮想計算機上で動作するゲス
トOSおよびそのゲストOSに実行制御されるアプリケ
ーションプログラムの動作をも継続させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る仮想計算機システム
の構成図。
【図2】同実施形態の動作継続モジュールの構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施形態の動作継続モジュールの入出力処理
記録部の動作原理を説明するための図。
【図4】同実施形態の仮想計算機システムがゲストOS
をホストOSに切替えて仮想計算機の動作を継続させた
状態を示す図。
【図5】同実施形態の動作継続モジュールの入出力処理
再実行部の動作原理を説明するための図。
【図6】同実施形態の仮想計算機システムがゲストOS
をホストOSに切替えた後に新たなゲストOSを構築さ
せた状態を示す図。
【図7】同実施形態の仮想計算機システムの動作継続に
関わる通常動作時の入出力処理手順を説明するためのフ
ローチャート。
【図8】同実施形態の仮想計算機システムの動作継続に
関わるオペレーティングシステム切替時の動作手順を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
100…実計算機 110…ホストOS 111…障害検出部 112…動作継続モジュール 120a,120b,120c…仮想計算機 121a,121b,121c…制御情報 130a,130b,130c…ゲストOS 140a,140b,140c…アプリケーションプロ
グラム 1121…ページ置き換え部 1122…入出力装置初期化部 1123…ディスパッチ部 1124…入出力処理記録部 1125…入出力処理再実行部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実計算機上で動作する第1のオペレーテ
    ィングシステムにより複数の仮想計算機が論理的に構築
    される仮想計算機システムにおいて、 前記第1のオペレーティングシステムに障害が発生した
    ときに、前記複数の仮想計算機上でそれぞれ動作する第
    2のオペレーティングシステムの中のいずれか1つを前
    記実計算機上で動作させてその動作を継続させるととも
    に、その他の仮想計算機上の動作を継続させる動作継続
    手段を具備することを特徴とする仮想計算機システム。
  2. 【請求項2】 実計算機上で動作する第1のオペレーテ
    ィングシステムにより複数の仮想計算機が論理的に構築
    される仮想計算機システムにおいて、 前記複数の仮想計算機上の中のいずれか1つを待機系と
    してサスペンド状態に保持するサスペンド手段と、 前記第1のオペレーティングシステムに障害が発生した
    ときに、前記サスペンド手段によりサスペンド状態に保
    持された仮想計算機上で動作する第2のオペレーティン
    グシステムを前記実計算機上で前記第1のオペレーティ
    ングシステムとして動作させ、その他の仮想計算機上の
    動作を継続させる動作継続手段とを具備することを特徴
    とする仮想計算機システム。
  3. 【請求項3】 実計算機上で動作する第1のオペレーテ
    ィングシステムにより複数の仮想計算機が論理的に構築
    される仮想計算機システムにおいて、 前記複数の仮想計算機上の中の2つ以上を待機系として
    サスペンド状態に保持するサスペンド手段と、 前記第1のオペレーティングシステムに障害が発生した
    ときに、前記サスペンド手段によりサスペンド状態に保
    持されたいずれかの仮想計算機上で動作する第2のオペ
    レーティングシステムを前記実計算機上で前記第1のオ
    ペレーティングシステムとして動作させ、その他の仮想
    計算機上の動作を継続させる動作継続手段とを具備し、 前記動作継続手段は、前記仮想計算機上から前記実計算
    機上に移行させたオペレーティングシステムにさらなる
    障害が発生したときに、前記サスペンド手段によりサス
    ペンド状態に保持された残りのいずれかの仮想計算機上
    で動作する第2のオペレーティングシステムを前記実計
    算機上でさらに動作させることを特徴とする仮想計算機
    システム。
  4. 【請求項4】 前記動作継続手段は、前記仮想計算機上
    から前記実計算機上に移行させるオペレーティングシス
    テムが保有するページテーブルと一致させるように前記
    実計算機のメモリページを再配置する手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の仮想計算機
    システム。
  5. 【請求項5】 前記動作継続手段は、前記仮想計算機上
    から前記実計算機上に移行させるオペレーティングシス
    テムが保有する入出力装置設定情報と一致させるように
    前記実計算機のハードウェアの状態を再設定する手段を
    具備することを特徴とする請求項1、2または3記載の
    仮想計算機システム。
  6. 【請求項6】 前記動作継続手段は、 通常稼働時、前記第2のオペレーティングシステムから
    の要求に応じて前記第1のオペレーティングシステムに
    より代理実行された仕掛中の入出力処理を記録する手段
    と、 前記オペレーティングシステムの移行時、前記記録され
    た仕掛中の入出力処理を再実行する手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の仮想計算機
    システム。
  7. 【請求項7】 前記仮想計算機上から前記実計算機上に
    移行させたオペレーティングシステムに前記第2のオペ
    レーティングシステムが動作する仮想計算機を新たに構
    築させるバックアップ生成手段をさらに具備し、 前記サスペンド手段は、前記バックアップ生成手段によ
    り構築された仮想計算機を待機系としてサスペンド状態
    に保持することを特徴とする請求項2または3記載の仮
    想計算機システム。
  8. 【請求項8】 前記バックアップ生成手段は、前記仮想
    計算機上から前記実計算機上に移行させたオペレーティ
    ングシステムのアイドル時にのみ前記仮想計算機の構築
    指示を行うことを特徴とする請求項7記載の仮想計算機
    システム。
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