JP2001216146A - 無中断ファイル更新処理方式および方法 - Google Patents

無中断ファイル更新処理方式および方法

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JP2001216146A
JP2001216146A JP2000028387A JP2000028387A JP2001216146A JP 2001216146 A JP2001216146 A JP 2001216146A JP 2000028387 A JP2000028387 A JP 2000028387A JP 2000028387 A JP2000028387 A JP 2000028387A JP 2001216146 A JP2001216146 A JP 2001216146A
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JP2000028387A
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Hisakazu Ogura
久和 小倉
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NEC Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】UNIXシステムにおけるファイル更新をサー
ビス中断せずに行う。 【解決手段】旧ファイル51から新ファイル52への更
新時に、外部装置2とのコネクションを持っている実行
部511から実行部521を起動し、コネクション情報
を引継ぎ、更に無中断でファイル更新を行う。このと
き、同時に実行部511と521を一時的に起動状態に
し、実行部511でサービスを実施している間に旧ファ
イル51の各種情報を新ファイル52の構成要素にあっ
たファイル変換を行い新ファイル52のデータ部522
に格納することを実行部521により実施し、実行部5
11を停止した後からすぐに実行部521によるサービ
スを行う。また、旧ファイル51の各種情報を新ファイ
ル52のデータ部522およびファイル構成の変換時に
発生した差分は差分情報として差分ファイル74で保持
し、新ファイル52で展開し情報の整合性を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無中断ファイル更新
処理方式および方法に関し、UNIXシステムにおい
て、ファイル更新時に各種のサービスをすべて中断する
ことなく処理を行う無中断ファイル更新処理方式および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電話系交換システムなどのネットワーク
運用管理プログラムなどにおいては、電話系交換システ
ムサービスにおける新たな機能を提供するためにファイ
ル更新が頻繁化しつつある。ネットワーク運用管理プロ
グラムにおいても電話系交換システムで新たな機能に対
する追従および使用方法の改善等によりファイル更新が
頻繁化している。ネットワーク運用管理プログラムなど
ではUNIXシステムで構築されることが多く、また冗
長構成を有していないことがほとんどである。従来のU
NIXシステムによるネットワーク運用管理プログラム
などは、旧ファイルから新ファイルへの切替時にはサー
ビスを停止し新ファイル起動後に電話系交換システムか
ら各種情報および状態を収集してサービスを開始してい
た。
【0003】以下、上述の従来技術の内容を図14〜1
7に基づいて具体的に説明する。図14は、ファイル更
新前の構成を示す図である。図14の電話系交換システ
ムなど中断することなく連続動作する機能を有する外部
装置20と外部装置20を監視する機能を有するUNI
Xシステム装置10(以降、ファイル更新対象装置1と
称す)で構成し、外部装置20とファイル更新対象装置
10はLANや専用線などの伝送路30で接続する。フ
ァイル更新対象装置10は、外部装置20とファイル更
新前のサービスを提供するソフトウェア13(以降、旧
ファイル13と称す)の間で通信ドライバ17を介して
コネクション30aを確立し、旧ファイル13はコネク
ション識別子13aを用いて認識する。旧ファイル13
は、サービス提供プログラムの実行部131とプログラ
ム動作で必要なデータ部132と各種情報を管理するフ
ァイル133で構成される。なお、データ部132は、
図17に記載されていないメインメモリに格納されてい
る。旧ファイル13は外部装置20と通信ドライバ17
(一般にいうLANドライバ、TCP/IPドライバ)
を介してコネクション30aを確立しサービスを行う。
実行部131はデータ部132とファイル133を使用
して各種情報を管理し、コネクション30aを識別する
コネクション識別子13aを通信ドライバ17とのイン
タフェースとして使用する。
【0004】先ず、ファイル更新を行うと外部装置20
との間のコネクション識別子13aを解放してコネクシ
ョン3aを切断し、データ部132を解放して処理を終
了する。
【0005】図15は、旧ファイル13の終了時の構成
を示す図である。外部装置20とのコネクション30a
が切断されサービスを実行する実行部131が存在しな
い状態である。
【0006】次に、図16に新ファイル起動後の構成を
示す図である。OS18(オペレーティングシステム1
8)から新ファイル14の実行部141を起動し、外部
装置20とのサービスを開始する準備処理として実行部
141はファイル133を読み込みファイル形式を変換
してファイル143を作成した後、必要な情報をデータ
部142(図に記載されていないメインメモリに格納さ
れている)への展開する。
【0007】この準備処理が完了後、図17に示す外部
装置20とのコネクション30aを確立するコネクショ
ン識別子14aを確保して新ファイル14のサービスを
開始する。サービス開始後に新ファイル14で不要とな
るファイル133を削除してファイル更新が終了する。
【0008】上記従来技術に準じたものとして、例え
ば、特開平11−45174号公報に公開されている。
すなわち、ファイルの交換対象が実行中のプログラムで
あれば、入れ替え前のファイル(プログラム)の処理を
終了してから、入れ替え後のファイルのプログラムを起
動している。特開平7−177543号公報の「無中断
ファイル更新処理方式」では、中央制御装置と主記憶装
置とが運用系および予備系の2重化冗長構成を有してい
るシステムが対象である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の第1の問題
点は、ファイル更新対象装置と外部装置間のコネクショ
ンを一旦切断することである。
【0010】その理由は、ファイル更新対象装置と外部
装置間のコネクションを管理する通信ドライバが使用の
有無を管理しており、更にファイルの更新前では旧ファ
イルとコネクション接続中であるために、この状態で新
ファイルを起動しコネクション確立を実施しても使用中
であり、結局、コネクション接続が失敗となりサービス
の中断が発生するからである。
【0011】第2の問題点は、旧ファイルのコネクショ
ン切断から新ファイルのコネクションを確立までのサー
ビス中断の時間が長いことである。
【0012】その理由は、旧ファイルから新ファイルへ
の各種情報の構成要素を変換し、プログラム実行部がフ
ァイルを介してデータ部(メインメモリに格納)に展開
するために、サービスを開始するまで時間が長く要する
ためである。また、近年大容量化が進みファイルのサイ
ズやファイルからデータ部(メインメモリ)への展開情
報が多くサービス中断時間が更に長くなる。
【0013】本発明の目的は、ネットワーク運用管理プ
ログラムの様にUNIXで構築された外部装置と接続を
必要とするサービスで連続性が必要なシステムに対して
上述の問題点を解決し、すべてのサービスを中断するこ
となくサービスの連続性を確保しうる無中断ファイル更
新処理方式および方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の無中断ファイル更新処理方式は、第1の
装置と複数の第2の装置とをネットワークで接続し、第
1の装置と前記複数の第2の装置との間で通信路を張
り、第1の装置で第2の装置のサービス実行中のファイ
ル上のプログラムを更新するファイル更新処理方式にお
いて、前記第1の装置のプロセッサは、第1のファイル
上のプログラムにより前記第2の装置のサービスを行っ
ている時に前記第1のファイルの更新要求があると、前
記第1のファイルの更新ファイルである第2のファイル
を格納する格納手段と、前記第1のファイル上のプログ
ラムにより稼動しているサービスがすべて終了するまで
処理を継続する継続手段と、前記通信路を張ったままで
前記第2のファイル上のプログラムの処理に前記第1の
ファイル上のプログラムにより稼動しているサービスを
前記パスを張ったままで引き継ぐ引継手段とを有するこ
とを特徴としている。
【0015】更に、前記引継手段は、前記第1のファイ
ル上のプログラムによるサービスを実行するために必要
な第1のコネクション識別子を、前記第2のファイル上
のプログラムによるサービスを実行するための第2のコ
ネクション識別子に引き継ぐことを特徴としている。
【0016】更に、前記引継手段は、ファイル更新時に
第1のファイルのプログラムと第2のファイルのプログ
ラムを並列に起動し、第1のファイル上のプログラムで
稼動中の各サービス処理から第2のファイル上のプログ
ラムで稼動する各サービスに対して第1のファイルの各
種情報を引き継ぐことを特徴としている。
【0017】更に、前記引継手段は、ファイル更新時に
第1のファイルのプログラムでの実行中に発生した引き
継ぎすべく情報を差分情報として前記第2のファイルの
プログラムの処理への引継処理完了まで蓄積し、ファイ
ル更新完了後に前記蓄積手段で蓄積した差分情報を前記
第2のファイルのプログラムの処理に引き継ぐことを特
徴としている。
【0018】更に、上述の無中断ファイル更新処理方式
において、前記第1のファイルの更新情報を引き継ぐ場
合に前記第2のファイルの構成要素が異なるものに対し
て前記各種情報の構成要素の変換を行うことを特徴とし
ている。
【0019】更に、上述の無中断ファイル更新処理方式
において、前記第2のファイルの不備による第1のファ
イルへの復旧時に対して第1のファイル上のプログラム
の処理によるサービスを実行するために必要なコネクシ
ョンを確立した状態で第2のファイルのプログラムの処
理を終了することで第1のファイル上のプログラムおよ
び第2のファイル上のプログラムによるサービスを中断
することなく第2のファイル上のプログラムの処理から
第1のファイル上のプログラムの処理への復旧を行うこ
とを特徴としている。
【0020】また、本発明の第1の無中断ファイル更新
処理方法は、第1の装置と複数の第2の装置とをネット
ワークで接続し、第1の装置と第2の装置との間で通信
路を張り、第1の装置で第2の装置のサービス実行中の
ファイル上のプログラムを更新するファイル更新処理方
法であって、前記第1の装置のプロセッサは、第1のフ
ァイル上のプログラムにより前記第2の装置のサービス
を行っている時に前記第1のファイルの更新要求がある
と、前記第1の装置と第2の装置との通信路のコネクシ
ョンを引き継ぐ第2のファイルのプログラムの起動ステ
ップと、第1のファイルの各種情報を第2のファイルの
構成要素にあったファイルの変換を行う変換ステップ
と、第1のファイルのプログラムにより処理前記2の装
置のサービスデータを記憶部に格納する格納ステップ
と、第1のファイルと第2のファイルのコネクションの
使用の有無を振り分ける振り分けステップとを有するこ
とを特徴としている。
【0021】また、本発明の第2の無中断ファイル更新
処理方法は、第1の装置と複数の第2の装置とをネット
ワークで接続し、第1の装置と第2の装置との間で通信
路を張り、第1の装置で第2の装置のサービス実行中の
ファイル上のプログラムを更新するファイル更新処理方
法であって、前記第1の装置のプロセッサは、第1のフ
ァイル上のプログラムにより前記第2の装置のサービス
を行っている時に前記第1のファイルの更新要求がある
と、前記第1のファイルのプログラムによる運転中に各
種情報を第1のファイルの構成要素から第2のファイル
の構成要素への変換を行い、変換したデータを記憶部へ
展開し、前記第2のファイルの構成への変換および前記
記憶部への展開中に、前記第1のファイルのプログラム
による前記第2の装置のサービスの処理が発生した場合
に、前記第1のファイルのプログラムの処理から前記第
2のファイルのプログラムの処理へ引き継ぐ必要のある
前記第2の装置からのサービス要求情報を差分ファイル
に差分情報として蓄積し、前記第1のファイルのプログ
ラム運転中に前記差分情報を第2のファイルの構成要素
への変換およびその変換したデータを記憶部へ展開した
後に第1のファイルのプログラムの処理から第2のファ
イルのプログラムの処理への引継を行うことを特徴とし
ている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図2を参照すると、ファイル
の更新の対象となる装置1と、装置1のファイルの更新
を行うかまたは装置1のサービスを受ける複数の外部装
置2と、装置1と外部装置2とをネットワーク網(例え
ば、LAN、回線、専用線等)で接続する伝送路3とか
ら構成される。
【0023】装置1は、プロセッサによりプログラム制
御で動作する制御部4と、制御部4で実行されるプログ
ラムのファイルを記憶する記憶部5と、伝送路3とのイ
ンタフェースの制御を行う入出力部6と、データを保存
するディスク7とから構成される。
【0024】図3を参照すると、記憶部5は、更新前の
ファイルであるファイル51と、装置1により更新され
る新ファイルであるファイル52と、伝送路3の通信プ
ロトコルの制御プログラムである通信ドライバ53と、
オペレーティングシステムのプログラムであるOS54
とを含む。ファイル51は、制御部4のプログラム制御
で必要な各種情報のデータを保存するデータ部512
と、制御部4でプロセッサにより実行されるプログラム
の命令が格納されている実行部511とを含む。ファイ
ル52は、制御部4のプログラム制御で必要な各種情報
のデータを保存するデータ部522と、制御部4でプロ
セッサにより実行されるプログラムの命令が格納されて
いる実行部521とを含む。ファイル51およびファイ
ル52のそれぞれの実行部(プログラム)は、通信ドラ
イバ53とのインタフェースを持っている制御プログラ
ムを含む。
【0025】図4を参照すると、各種情報のデータを保
存するデータファイル71,72と、一時的に保存する
一時ファイル73と、ファイル51の実行部511の処
理からファイル52の実行部521の処理に移行する時
に発生するデータの差分を格納する差分ファイル74と
を含む。なお、一時ファイル73は、新ファイルである
ファイル52の起動前にデータファイル71からコピー
し作成したものであり、ファイル構成変更のために使用
する一時的なファイルである。
【0026】図1を参照すると、更新前のファイルであ
るファイル51(以降、旧ファイル51と称す)と、新
ファイルであるファイル52(以降、新ファイル52と
称す)とが装置1内に共存し、制御部4がプログラム制
御により実行される場合のソフトウェア的な立場から見
た機能ブロック図を示す。従って、各機能の説明は、図
1,2,および3で説明した通りであるが、実行部51
1,521は、制御部4内で実行される場合の構成を示
すことになる。すなわち、実行部511は、制御部4が
旧ファイル51を実行したときの処理を示す機能ブロッ
クを示し、実行部521は、制御部4が新ファイル52
を実行したときの処理を示す機能ブロックを示す。
【0027】図5を参照すると、図5は、図1の制御部
4のファイル更新処理動作における実行部511および
521のプログラム制御による動作を示す詳細な機能ブ
ロック図である。図5において、旧ファイル51の実行
部511は、OS54を介して、通信ドライバ53との
コネクション識別子でインタフェースを持つ信号制御部
5111と、受信した信号を処理する信号処理部511
2と、ファイル更新時に新ファイル52の実行部521
とのインタフェースを持つファイル更新制御部5113
と、新ファイル52へのファイルの変換処理期間中に発
生する差分情報を管理する差分管理部5114とで構成
される。新ファイル52の実行部521は、OS54を
介して、通信ドライバ53とのコネクション識別子でイ
ンタフェースを持つ信号制御部5211と、受信した信
号を処理する信号処理部5212と、ファイル更新時に
旧ファイル51の実行部511とのインタフェースを持
つファイル更新制御部5213と、旧ファイル51から
新ファイル52へのファイル変換を行う管理情報変換部
5215と、ファイル変換期間中に旧ファイル51の実
行部511の処理で蓄積した差分ファイル74を各種情
報のデータをデータファイル72およびデータ部522
に反映する差分管理部5214とで構成される。
【0028】旧ファイル51の信号制御部5111は、
新ファイル52の実行部511が差分反映する間、通信
ドライバ53から送受可能な状態とし要求受信時は信号
処理部5112に処理を依頼し新ファイル52の実行部
521がファイル更新開始からファイル変換処理を行う
間、通信ドライバ53からの要求を受信可能とし、新フ
ァイル52が差分反映を行っている間は通信ドライバ5
3からの要求を受信しない様にすることで通信ドライバ
53に対し新ファイル52の実行部521と排他制御を
行う機能を有する。また、旧ファイル51の信号制御部
5111は新ファイル52がファイル変換を行っている
間、受信した要求情報を差分管理部5114に送信し、
通信ドライバ53からの受信した情報の蓄積依頼を行
う。旧ファイル51の信号処理部5112は、信号制御
部5111から受信した要求情報に対する処理を実行し
各種管理情報に反映する機能を有する。旧ファイル51
のファイル更新制御部1313は新ファイル52のファ
イル更新制御部1413とのシーケンスを実現する機能
を有し、図6に旧ファイル51の実行部511と新ファ
イル52の実行部521とのシーケンスを示す。新ファ
イル52の信号制御部5211は、起動直後から旧ファ
イル51の実行部511からの差分反映開始を受信する
までは通信ドライバ53から受信しない様にすることで
旧ファイル51の信号制御部5111と同様に通信ドラ
イバ53の排他制御を実施し、差分反映開始受信後は、
通信ドライバ53から受信可能な状態とし、通信ドライ
バ53との送受を行う機能を有する。新ファイル52の
信号処理部5211は信号制御部5211及び差分管理
部5211から受信した要求を処理する機能を有する。
新ファイル52の管理情報変換部5215は、旧ファイ
ル52で管理した各種情報のファイルを新ファイル52
で動作可能なファイル構成に変換する機能を有し、差分
管理部5214はファイル更新制御部5213からの差
分反映開始を契機に旧ファイル51の差分管理部521
4で蓄積した差分情報を順次、信号処理部5212に送
信する機能を有する。新ファイル52のファイル更新制
御部5213は、旧ファイル51のファイル更新制御部
5113とのシーケンスを実現する機能を有する。
【0029】次に、図1,図2,および図9〜12を参
照して、本発明の実施の形態の概要動作(特に、状態遷
移)について説明する。今、プログラム(サービス提供
プログラム)である旧ファイル51の実行部511が、
制御部4のプロセッサによりOS54を介して起動され
ており、その実行部511が、外部装置2aとの通信路
としてコネクション3aを設定し、外部装置2と論理的
な接続状態になっている。すなわち、ファイル更新前の
制御部4の実行部511は、外部装置2aとOS54、
通信ドライバ53を介してコネクション3a(以降、略
してコネクション3aと呼ぶ)を確立し、コネクション
識別子41aを用いてコネクション3aを認識する。外
部装置2aからのサービス要求に対し、旧ファイル51
の実行部511は、コネクション識別子41aによるコ
ネクション3aの通信路からそのサービス要求を受信す
る。すると、実行部511は、そのサービス要求の処理
を行うことで、各種情報を管理するデータファイル71
およびデータ部512を更新した後にコネクション識別
子41aに対して応答を送信し外部装置2aへ応答を送
信する。このような状態のときに、ファイルの更新要求
が外部装置2bから来ると、制御部4の実行部511
は、外部装置2との通信路を張ってから外部装置2aか
ら新ファイル52を受信する。すると、制御部4の実行
部511は、ファイル更新実行の処理に入り、先ず、受
信した新ファイル52を記憶部5に格納する。新ファイ
ル52の記憶部5への格納後に、制御部4の実行部51
1は、新しいサービスを提供する新ファイル52のプロ
グラムである実行部521を起動する。新ファイル52
の実行部521は、OS53、通信ドライバ53を介し
て外部装置2とコネクション3aを確立し、コネクショ
ン識別子42aを用いてコネクション3aを認識する。
更に、実行部511は、データファイル71のコピーと
して一時ファイル73を作成する。このときの状態が図
9である。
【0030】次に旧ファイル51のデータファイル71
から新ファイル52のデータファイル72への変換(フ
ァイル構成要素(フォーマット)の変換を示し、同じ構
成要素であれば単なるデータの移動を示す)は、新ファ
イル起動前に作成した一時ファイル73とデータファイ
ル72への作成中に外部装置2aのサービスを行うため
に発生する差分情報を蓄積した差分ファイル74とを用
いて実現する。新ファイル52の実行部521は、一時
ファイル73から新ファイル52の実行部521で動作
可能なファイル構成要素に変換しデータファイル72を
作成し、ファイル構成要素の変換が完了次第、データフ
ァイル72からデータ部522へ展開して新ファイル5
2の動作可能な環境を構築する。新ファイル52の実行
部521がデータファイル72の作成中に、旧ファイル
51の実行部511は、外部装置2aから旧ファイル5
1のデータファイル71に変更が生じるサービス要求を
受信する毎に差分ファイル74に順次蓄積し差分を管理
する。このときの図9からの状態遷移は、図10に示
す。
【0031】次にデータファイル72へのファイル構成
要素変換後に旧ファイル51の実行部511は、差分フ
ァイル73をデータファイル72とデータ部522に反
映し、コネクション識別子41aからコネクション識別
子42aに切り替え、制御を新ファイル52の実行部5
2に移すことによりサービスの継続を実現する。更に、
新ファイル52のデータファイル72作成に用いた一時
ファイル73および差分ファイル74とを新ファイル5
2の実行部522が削除する。このときの図10からの
状態遷移は、図11となる。
【0032】次に制御部4は、旧ファイル51の実行部
511に、旧ファイル51のデータファイル71を削除
させ、データ部512を解放した後に旧ファイル51の
実行処理を終了させ、新ファイル52のみの動作環境と
なりファイル更新を完了する。このときの図11からの
状態遷移は、図12となる。
【0033】次に、図1〜図8を参照して本発明の実施
の形態の動作についての説明する。今、アプリケーショ
ンプログラム(サービス提供プログラム)である旧ファ
イル51の実行部511が、制御部4のプロセッサによ
りOS54を介して起動されており、その実行部511
が、外部装置2aとの通信路としてコネクション3aを
設定し、外部装置2aと論理的な接続状態になってい
る。すなわち、ファイル更新前の制御部4の実行部51
1は、コネクション3aを確立し、コネクション識別子
41aを用いてコネクション3aを認識する。外部装置
2aからのサービス要求に対し、旧ファイル51の実行
部511は、コネクション識別子41aによるコネクシ
ョン3aの通信路からそのサービス要求を受信する。す
ると、実行部511は、そのサービス要求の処理を行う
ことで、各種情報を管理するデータファイル71および
データ部512を更新した後にコネクション識別子41
aに対して応答を送信し外部装置2aへ応答を送信す
る。このような状態のときに、ファイルの更新要求が外
部装置2bから来ると、制御部4の実行部511は、外
部装置2aとの通信路を張り、外部装置2aから新ファ
イル52を受信する。すると、制御部4の実行部511
は、ファイル更新実行の処理に入り、先ず、受信した新
ファイル52を記憶部5に格納する。更に、ファイル更
新実行中の実行部511は、データファイル71を一時
ファイル73にコピーし不変のものとする(図6のシー
ケンスA1および図7のステップB1)。一時ファイル
73へのコピー完了後に、実行部511は、実行部51
1自身をコピーして新しいプロセスを生成(以降、子プ
ロセスと称す)する。すなわち、実行部511は、プロ
グラムであるファイル52の実行部512を制御部4の
プロセッサに従って起動させるように、ファイル更新有
無とコネクション識別子42aをパラメータを制御部4
に渡す。(図7のステップB2)。旧ファイル51の実
行部511は、子プロセスの生成後は差分蓄積開始状態
となり、外部装置2aおよび新ファイル52の実行部5
21からの受信待ちとなる(図7のステップB3,B
4)。
【0034】一方、子プロセス(制御部4で処理)は、
実行部511のコネクション識別子41aと同一値のコ
ネクション識別子42aを引継ぐことで、外部装置2a
と実行部521との間でコネクション(通信路)が確立
した状態となる。子プロセスは、ファイル更新有無とコ
ネクション識別子42aをパラメータとして、新ファイ
ル52の実行部521を起動(図8のステップC1)
し、起動後に旧ファイル51の実行部511に起動完了
通知を送信し起動確認を行う(図6のシーケンスA2,
図8のステップC2)。この時、旧ファイル51と新フ
ァイル52の両方のプログラムが起動し、かつ外部装置
2aから1つのコネクション3aのみ参照可能だが、フ
ァイル更新対象の装置1の制御部4は、旧ファイル51
のコネクション識別子41aと新ファイル52のコネク
ション識別子42aを同一値として保持し、両方のプロ
グラム(実行部511と実行部512)で外部装置2a
との通信が可能な状態となる。実行部521を起動する
際に付加するファイル更新有無は、新ファイル52の実
行部521がデータファイル71から新データファイル
72へのファイル構成変換に対し実行有無を判断するの
に必要となり、コネクション識別子42aは実行部52
1への引継ぎに使用する。
【0035】一方、旧ファイル51の実行部511は、
新ファイル起動のための子プロセス生成後に外部装置2
aのサービス要求(ファイル更新以外の要求)を受信す
ると、サービスの実行を行う(図7のステップB1
0)。更に、実行部511は、データ部521とデータ
ファイル73とに反映するために差分蓄積中であること
を判断(図7のステップB11)し、各種管理情報に差
分が発生する外部装置2aからのサービス要求の場合に
差分ファイル74に差分蓄積を行い(図6のシーケンス
A5および図7のステップB12)、新ファイル52の
実行部521からの完了通知が来るまで、受信待ちを繰
り返す。
【0036】一方、子プロセスにより起動された実行部
521は、旧ファイル51の実行部511で作成した一
時ファイル73から新ファイル52で使用可能な構成へ
のファイル構成要素変換とその変換したデータをデータ
部522への展開(記憶部5への展開)を実行部521
で実施し、データファイル72への変換とデータ部52
2への展開(図6のシーケンスA4)が完了次第、不要
となる一時ファイル73を削除し、展開完了通知を旧フ
ァイル51の実行部511に送信する(図8のステップ
C4)。更に、新ファイル52の実行部521は、展開
完了通知を送信後、新ファイル52からのみの信号受信
待ち状態となる(図8のステップC5)。更に、新ファ
イル52の実行部521は、旧ファイル51のコネクシ
ョン識別子41aを引き継いだコネクション識別子42
aにより外部装置2aとのコネクション3aが切断され
ることなくコネクション3aの確立状態を引き継ぐ。こ
の場合、新ファイル52の実行部521は、外部装置2
aから送信されるサービス要求情報を通信ドライバ43
から受信しないようにすることにより外部装置2aから
送信されるサービス要求に対し、旧ファイル51の実行
部511と新ファイル52の実行部521との間で通信
ドライバ17からの受信処理の競合を防止する(図6の
シーケンスA3)。
【0037】次に、図10の旧ファイル51で発生した
差分反映について説明する。旧ファイル51の実行部5
11は、新ファイル52の実行部521から送信した展
開完了通知を受信すると、新ファイル52へ差分反映開
始を送信し(図6のシーケンスA6および図7のステッ
プB9)、差分の蓄積終了(図7のステップB13)後
に通信ドライバ43からの信号受信を止める。
【0038】一方、新ファイル52のファイル実行部5
21は、差分反映開始を受信すると差分ファイル74か
ら差分情報を読み込み、外部装置2aからのサービス要
求を受信した様に処理を行い、差分情報をファイル変換
し、ファイル523およびデータ部522への反映(図
8のステップC8)を行う。ただし、すでに外部装置2
aに対して旧ファイル51の実行部511が応答を送信
しているため、新ファイル52の実行部521は外部装
置2aに対し応答を送信しない。差分反映がすべて完了
すると、新ファイル52の実行部521は、ファイル5
23の作成でファイル変換に使用した差分ファイル74
を削除(図8のステップC9)すると共に、旧ファイル
51の実行部511へ差分反映完了通知を送信する(図
6のシーケンスA7および図8のステップC10)。更
に、新ファイル52の実行部521は差分反映完了通知
を送信し、外部装置2aから受信できる様に通信ドライ
バ43からの信号を待つ。この差分情報を処理している
間は外部装置2aからのサービス要求に対する処理は行
わず通信ドライバ43に要求情報が蓄積するが外部装置
2aとのコネクション3aが切断されず差分情報だけの
短い変換時間で、通信ドライバ43に蓄積されるキュー
を取り出し順次処理が行うことでサービスの中断なしで
旧ファイル51から新ファイル52へのファイル更新が
可能となる。
【0039】一方、旧ファイル51の実行部511は、
差分反映完了を受信すると不要となるデータファイル7
1を削除(図7のステップB8)し、旧ファイル51で
の処理を終了し、図12の構成となる。その後、外部装
置2aからのサービス要求に対し実行部521でサービ
スを実行し応答をコネクション識別子42aを使用して
外部装置2aに返送する(図6のシーケンスA8)。
【0040】以上の説明において、装置1のファイル更
新処理として、サービスを受ける外部装置2を外部装置
2aだけとしたが、複数の外部装置2をサービス受けた
場合も本願発明に含まれる。すなわち、上記の説明のう
ち、通信路が外部装置2のサービスを行う場合は、複数
の通信路が張られ、実行部511から実行部521へ移
行するときに上記で説明したように、実行部521に対
しても複数の通信路が張られることは言うまでもない。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図13を参照すると、
本発明の第2の実施の形態は、旧ファイル51および新
ファイル52の実行部が複数ある点で異なる。すなわ
ち、旧ファイル51の実行部は、実行部a513と、実
行部b514と、実行部c515とから構成される。新
ファイル52の実行部は、実行部a523と、実行部b
524と、実行部c525とから構成される。実行部b
514および実行部b524は、外部装置2とのインタ
フェース処理を行い、実行部c515および実行部c5
25は、各種情報管理処理をそれぞれ行う。
【0042】実行部a513は、ファイル更新の入れ替
え契機を指示する実行部であり、複数の実行部が存在す
る場合には各実行部に対する新ファイル側の差分反映完
了に伴い実行部a523へ通知を行う。実行部a523
は、すべての実行部が完了した段階で全実行部に対して
差分停止通知を送信し終了する。すなわち、旧ファイル
と新ファイルの切替を全実行部同時に実施してもよい。
【0043】本発明の第2の実施の形態の動作について
は、第1の実施の形態の実行部511を実行部a51
3,b514,c515に分け、実行部521を実行部
a523,b524,c525に分けたにすぎないの
で、実質的には、第1の実施の形態の動作と同じなので
説明を省略する。
【0044】本発明の実施の形態では、新ファイル起動
後のファイル構成変換やメインメモリ展開の間に発生し
た差分情報を差分ファイルによる蓄積で説明したがファ
イルである必要はない。
【0045】また、本発明の実施の形態では、実行部内
にファイル更新制御部及び差分管理等の機能ブロックを
説明したが1つの実行部内である必要はない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、旧ファイルの通信ドライバとのインタフェースを
持っている実行プログラムから新ファイルの実行プログ
ラムを起動するだけで接続先の外部装置からは無中断で
ファイルを更新することができることにある。その理由
は、UNIXの引継ぎ機能を利用し、通信ドライバとの
インタフェース情報を引継ぎ新ファイルのプログラムで
起動するためである。
【0047】第2の効果は、バージョンアップ等で旧フ
ァイルから新ファイルへの大幅な変更に対する機能拡充
でも入れ替え後すぐにサービスが継続できることにあ
る。その理由は、旧ファイルでサービスを継続している
間に新ファイルが起動し旧ファイルで使用したファイル
から新ファイルへの構成要素に変換した後に新ファイル
としてのサービスを開始するためである。
【0048】第3の効果は、新ファイルで不具合が発生
し旧ファイルに戻すことが発生しても無中断で戻すこと
ができることにある。その理由は、新ファイルへのファ
イル変換と記憶部への展開および差分ファイルの反映を
実施している間でも、旧ファイルのプログラム処理と新
ファイルのプログラム処理とがともに外部装置とのコネ
クションが確立した状態(旧ファイルのプログラム処理
および新ファイルのプログラム処理のコネクション識別
子が同一である)で起動するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すソフトウェア
的な立場から見たシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態を示すシ
ステムの概要の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の記憶部の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のディスクの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図1の制御部のファイル更新処理動作における
各実行部のプログラム制御による動作を示す詳細な機能
ブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるファイル更新時の
シーケンスを示す図である。
【図7】本発明の旧ファイル側の実行内容を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の新ファイル側の実行内容を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の実施の形態におけるファイル更新時の
状態遷移図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるファイル更新時
の状態遷移図である。
【図11】本発明の実施の形態におけるファイル更新時
の状態遷移図である。
【図12】本発明の実施の形態におけるファイル更新時
の状態遷移図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態を示すソフトウェ
ア的な立場から見たシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図14】従来技術におけるファイル更新時の状態遷移
図である。
【図15】従来技術におけるファイル更新時の状態遷移
図である。
【図16】従来技術におけるファイル更新時の状態遷移
図である。
【図17】従来技術におけるファイル更新時の状態遷移
図である。
【符号の説明】
1 装置 2,20 外部装置 3,30 伝送路 4 制御部 5 記憶部 6 入出力部 7 ディスク 10 ファイル更新対象装置 51 旧ファイル 131,141,511,521 実行部 132,142,512,522 データ部 133,143 ファイル 513,523 実行部a 514,524 実行部b 515,525 実行部c 17,53 通信ドライバ 18,54 OS 71,72 データファイル 73 一時ファイル 74 差分ファイル 5111,5211 信号制御部 5112,5212 信号処理部 5113,5213 ファイル更新制御部 5114,5214 差分管理部 5215 管理情報変換部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の装置と複数の第2の装置とをネッ
    トワークで接続し、第1の装置と前記複数の第2の装置
    との間で通信路を張り、第1の装置で第2の装置のサー
    ビス実行中のファイル上のプログラムを更新するファイ
    ル更新処理方式において、前記第1の装置のプロセッサ
    は、第1のファイル上のプログラムにより前記第2の装
    置のサービスを行っている時に前記第1のファイルの更
    新要求があると、前記第1のファイルの更新ファイルで
    ある第2のファイルを格納する格納手段と、前記第1の
    ファイル上のプログラムにより稼動しているサービスが
    すべて終了するまで処理を継続する継続手段と、前記通
    信路を張ったままで前記第2のファイル上のプログラム
    の処理に前記第1のファイル上のプログラムにより稼動
    しているサービスを前記パスを張ったままで引き継ぐ引
    継手段とを有することを特徴とする無中断ファイル更新
    処理方式。
  2. 【請求項2】 前記引継手段は、前記第1のファイル上
    のプログラムによるサービスを実行するために必要な第
    1のコネクション識別子を、前記第2のファイル上のプ
    ログラムによるサービスを実行するための第2のコネク
    ション識別子に引き継ぐことを特徴とする請求項1記載
    の無中断ファイル更新処理方式。
  3. 【請求項3】 前記引継手段は、ファイル更新時に第1
    のファイルのプログラムと第2のファイルのプログラム
    を並列に起動し、第1のファイル上のプログラムで稼動
    中の各サービス処理から第2のファイル上のプログラム
    で稼動する各サービスに対して第1のファイルの各種情
    報を引き継ぐことを特徴とする請求項1または2記載の
    無中断ファイル更新処理方式。
  4. 【請求項4】 前記引継手段は、ファイル更新時に第1
    のファイルのプログラムでの実行中に発生した引き継ぎ
    すべく情報を差分情報として前記第2のファイルのプロ
    グラムの処理への引継処理完了まで蓄積し、ファイル更
    新完了後に前記蓄積手段で蓄積した差分情報を前記第2
    のファイルのプログラムの処理に引き継ぐことを特徴と
    する請求項1,2,または3記載の無中断ファイル更新
    処理方式。
  5. 【請求項5】 前記第1のファイルの各種情報を引き継
    ぐ場合に前記第2のファイルの構成要素が異なるものに
    対して前記各種情報の構成要素の変換を行うことを特徴
    とする請求項3記載の無中断ファイル更新処理方式。
  6. 【請求項6】 前記第2のファイルの不備による第1の
    ファイルへの復旧時に対して第1のファイル上のプログ
    ラムの処理によるサービスを実行するために必要なコネ
    クションを確立した状態で第2のファイルのプログラム
    の処理を終了することで第1のファイル上のプログラム
    および第2のファイル上のプログラムによるサービスを
    中断することなく第2のファイル上のプログラムの処理
    から第1のファイル上のプログラムの処理への復旧を行
    うことを特徴とする請求項1記載の無中断ファイル更新
    処理方式。
  7. 【請求項7】 第1の装置と複数の第2の装置とをネッ
    トワークで接続し、第1の装置と第2の装置との間で通
    信路を張り、第1の装置で第2の装置のサービス実行中
    のファイル上のプログラムを更新するファイル更新処理
    方法であって、前記第1の装置のプロセッサは、第1の
    ファイル上のプログラムにより前記第2の装置のサービ
    スを行っている時に前記第1のファイルの更新要求があ
    ると、前記第1の装置と第2の装置との通信路のコネク
    ションを引き継ぐ第2のファイルのプログラムの起動ス
    テップと、第1のファイルの各種情報を第2のファイル
    の構成要素にあったファイル変換を行う変換ステップ
    と、第1のファイルのプログラムにより処理前記2の装
    置のサービスデータを記憶部に格納する格納ステップ
    と、第1のファイルと第2のファイルのコネクションの
    使用の有無を振り分ける振り分けステップとを有するこ
    とを特徴とする無中断ファイル更新処理方法。
  8. 【請求項8】 第1の装置と複数の第2の装置とをネッ
    トワークで接続し、第1の装置と第2の装置との間で通
    信路を張り、第1の装置で第2の装置のサービス実行中
    のファイル上のプログラムを更新するファイル更新処理
    方法であって、 前記第1の装置のプロセッサは、第1のファイル上のプ
    ログラムにより前記第2の装置のサービスを行っている
    時に前記第1のファイルの更新要求があると、前記第1
    のファイルのプログラムによる運転中に各種情報を第1
    のファイルの構成要素から第2のファイルの構成要素へ
    の変換を行い、変換したデータを記憶部へ展開し、前記
    第2のファイルの構成への変換および前記記憶部への展
    開中に、前記第1のファイルのプログラムによる前記第
    2の装置のサービスの処理が発生した場合に、前記第1
    のファイルのプログラムの処理から前記第2のファイル
    のプログラムの処理へ引き継ぐ必要のある前記第2の装
    置からのサービス要求情報を差分ファイルに差分情報と
    して蓄積し、前記第1のファイルのプログラム運転中に
    前記差分情報を第2のファイルの構成要素への変換およ
    びその変換したデータを記憶部へ展開した後に第1のフ
    ァイルのプログラムの処理から第2のファイルのプログ
    ラムの処理への引継を行うことを特徴とする無中断ファ
    イル更新処理方法。
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Cited By (4)

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