JP2001214696A - Rcセグメントの有機的なリング継ぎ手 - Google Patents

Rcセグメントの有機的なリング継ぎ手

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JP2001214696A
JP2001214696A JP2000027086A JP2000027086A JP2001214696A JP 2001214696 A JP2001214696 A JP 2001214696A JP 2000027086 A JP2000027086 A JP 2000027086A JP 2000027086 A JP2000027086 A JP 2000027086A JP 2001214696 A JP2001214696 A JP 2001214696A
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ring
ring joint
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光永 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いろいろな工法があるが、セグメント,リン
グ両継ぎ手をRC本体に互いに移動を拘束して一体化
し、それを スライドと挿入によって同時に据え付ける
工法もある。 【解決手段】 RC本体を据え付けるに当たって、セグ
メント継ぎ手をη→≒1に 近づけることを第1とする
ため、リング継ぎ手で拘束しないために オス側(鋼
棒)と メス側(鋼管)の連結であるが、メス側管内に
有機性固着剤料を入れて、これを混合して固着させるま
での間に 適切な タイミングをとることとした。止水ゴ
ムの正常な圧接も含めて、本体回りを 有機的な結合と
なるようにした。また リング継ぎ手の接合面近くの部
品をステンレス鋼として防錆を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルのシール
ド工事に使用されるRCセグメントの継ぎ手金物のうち
トンネル軸方向を連結するリング継ぎ手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本発明のことに関しては 土木学会の ト
ンネル標準仕方書[シールド工法編]・同解説の第2編
覆工の項に セグメントに関する一般的な技術上のこと
が記載されている。第64条の解説 図2.22にはセ
グメントの継ぎ手金物の一般図がある。RCセグメント
はトンネル軸の横断方向の断面に対する外圧にによって
それによる 抵抗力としての モーメントM,剪断力
Q,軸力N が発生し それらの値が計算されるので、こ
れに対して必要な鉄筋を配筋して製作される。このとき
第6章 「セグメントの構造計算」の項には セグメント
継ぎ手とリング継ぎ手との構造的な分担に関する考え方
が記載されている。 これらの考え方や施工上のこと
は、その自動化や省力化に関する施工的な面から種々工
夫された工法が、国内のトンネル技術雑誌「トンネルと
地下」の連載講座 「セグメントの新技術」として 19
98年,Vol 29, No. 9〜 99年,Vol 30,No
7までの11か月間にわたって述べられている。これらの
中に本発明に関連あるものが多いが、とくに それに近
い記事とすれば Vol 30,No 1.〜 No 5に記載さ
れており、これらが「従来の技術」といえよう。これら
を工法毎にまとめることも出来るが 単なる羅列となる
ので、その内の主なものとして 2〜3例について述べ
ることとする。 雑誌のNo6では 金物ではなく 工場
製作上の記事であり、No7は この講座の委員長によ
る全体の総括を纏めた記事となっている。
【0003】ここで、上記の雑誌中のなかで 本発明に
関連ある記事としては数多くあるものの、 そのなかか
ら 本発明との関連から代表的なものを記することとす
る。省力化と自動化を中心とした記事が多く その中か
ら 主なものを述べる。セグメントを据え付けるのに際
して セグメント継ぎ手金物は シールドのエレクターに
よる相接するセグメントとの接合面で互いにスライドし
たり 又 ジャッキによる押し込みによって同時にセグメ
ント,リング継ぎ手が互いに拘束されながら組み立てら
れる構造となっているものが多い。それらの構造上 セ
グメント継ぎ手はスライドによるが 一方のリング継ぎ
手金物は その ジャッキで押し込まれて連結するような
雄と雌の形状をした金物が互いに埋設されており その
組み合わせによって連結される。これらの金物は各様に
工夫されている。リング継ぎ手の 雄側には円錐形状を
横から見て菱形状に 組み合わせたものや 鋸目状のピン
ボルトのものが多く、雌側は接合面内に 鋼製のスプリ
ングやウレタンバネをもち かつ楔を内包した凹部とし
てRC本体内に埋め込み金物となっており、 雄の金物
を受け入れて連結される。セグメント継ぎ手金物は M
による引っ張り側の接合面に 接しさせて アンカーつき
の鋳鋼製の金物を埋設しておき、その金物の双方に設け
てある穴に挿入出来るような H型鋼(レールの頭部の
2つを逆に一体化させた形)を打ち込んで連結する工
法。又 平鋼板を従来の継ぎ手金物のように溶接で組み
立てて ともに 引っ張り側にアンカー筋を付けて埋設し
ておき、 片方は、通常 接合面の平鋼板中央孔の位置に
オス側には 締め付けるボルトの頭部だけを浮かせて
(接合面側に隙間を設けて)鋼製バネ,ワッシャーを頭
部に付けて セットしておき、相手側のメス側の 接合面
内平鋼板にはU字形の凹部が設けておく。ここで オス側
の頭部を メス側に予め設けてある凹部に入れてスライ
ドさせ メス側の平鋼板のU字形に挿入させて連結する工
法である。
【0004】そのほかの例としては、 コーンコネクタ
ー セグメントとして 共に 鋳鉄鋼を用い、セグメント
継ぎ手は くさび式 嵌合構造でH型鋼のフランジの片方
を円錐形型の雄と雌型として セグメントの厚さの中央
に設けた凹凸のホゾに この円錐形型の 2個所を露出さ
せて接合面をスライドさせて連結している。(このH型
鋼の片方のフランジはRCセグメント内に埋設されてい
る。)又 リング継ぎ手は 横側から見て菱形をした円錐
形のアンカー付きMコーン側をRC本体内に埋設して挿
入する円錐形状を雄側とし露出させ、雌側は これを受
ける形の支圧板(ワッシャー)付きの中空コーンを凹部
として埋設しており、これを ジャッキで押して連結し
ている。このセグメント継ぎ手は 曲げ試験を実施して
いるが 構造的にはヒンジ方式であり それだけで Mを
負担するには 弱体であって 直ぐにリング継ぎ手に 頼
ざるを得ないと考えられる。(このことは 本発明者の
実験によるほか 一般の技術資料に形状は異なるが その
大体の抵抗力は推定できる。)又 この工法の セグメン
ト継ぎ手に埋設された片方のH型鋼のフランジ(アンカ
ー部とある。)と鉄筋との力の伝達が 非常に難しいと
考えられる。なお セグメントとリング継ぎ手は 前記の
工法と同じように RC本体に固定されているので 互い
に移動が拘束されている。これらの工法は いずれも 継
ぎ手の工事費が 非常に高価であると考えられる。
【0005】このほかに ホゾ付きセグメントやハニカ
ムセグメント その他多数あるが トンネル軸に横断方向
のセグメント継ぎ手に関する強力化については、本発明
者による 特開平11−131986(特願平9−316509
…現在申請中 以下「前出願」と略して記すこととす
る。…前記の雑誌に掲載の連載講座には全く関係が無
い。)のほかに下記の PPCセグメント工法(上記の
シリーズ 中 No5 に述べられている。)ぐらい では
なかろうか?と思っている。このPPC工法 のセグメ
ントは コンクリート製のセグメントを1リング組み立
てた後、予め 埋め込まれたシースの中にPC鋼より線
を挿入して緊張・定着することによって ポストテンシ
ョンPC構造の覆工リングを形成する。しかし この工
法も円形ではない 矩形を含む 自由断面形状に対しては
角部を含めて緊張するようなときには 難点があるもの
と考えられる。リング継ぎ手は そのトンネルの特性に
よっては ポストテンションPC構造の覆工リングを形
成する。(又 ホゾやワンタッチ継ぎ手を併用すること
もあるとされている。)この工法でのリング継ぎ手は
セグメント継ぎ手が安定しているので いろいろと幅広
く考えることが出来る。
【0006】ここで、 前記の セグメントとリングの両
継ぎ手が省力化や自動化のために 互いに拘束しあって
ジャッキによって同時に スライドと押し込みにより連
結させることは、接合面に貼り付けてある止水ゴムとの
圧力と滑りが働くので 止水板の厚さにもよるが、 それ
を破壊するとか圧縮力によって セットに支障があり連
結に誤差が生ずることがあるのではなかろうか?。ここ
には 何らかの対策があるものと思うが どの資料にも詳
細が述べられていないのが残念である。
【0007】また RCセグメント本体内の配筋が 外力
によって計算される M,Q,Nに対して設計されて配
筋されているのに、セグメント継ぎ手の弱体化(上記に
述べられたような普通のセグメント継ぎ手では)のため
に 外力による M によって さきに塑性破壊してしま
い、僅かの塑性変形抵抗力が残ることとなる。その構造
物はその力で抵抗しながら RCセグメント本体は 隣り
合うRC本体との接合面でリング継ぎ手による M→Q
となる伝達があり、この Q が → M に変換されて R
C本体内の Mに対する配筋力が互いに 働き合って 構
造物の全体力で抵抗しているものと考えられる。この構
造物は M に対するセグメント継ぎ手でなくて、リング
継ぎ手側の接合面には リング継ぎ手による補強や 特に
ホゾを付けることなどは 型枠費に余分に工事費をかけ
ることとなる。 このように、RC本体内の鉄筋力とセ
グメント継ぎ手えの力の伝達不良による不経済性のある
こと すなわち セグメント継ぎ手の抵抗力不足による不
経済性がある。又 リング継ぎ手金物全体も 非常に高価
なものとなっている。なお 普通のリング継ぎ手は 普通
金錆の発生は避けられないものの 後仕上げ(モルタル
充填)が当面不要であるが リング継ぎ手のオス,メス
の木口面およびオスの接合面での隙間えの浸水による金
錆の発生がある。セグメント継ぎ手は これら工法によ
って 凸方は相手側を凹形にしてスライドさせているの
で ここにはモルタルでの後仕上げが必要となるものが
多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】[従来の技術]では R
Cセグメントのセグメントとリング両継ぎ手に関しては
各種多数の案が工夫されて実工事に採用されている。
しかし、セグメント継ぎ手に関してはその殆どが土木学
会仕方書 第6章 セグメントの構造計算 に関する事項即
ち RCセグメントの円筒状リングの曲げ剛性を ηEI
と考え、その有効率をη≦1として η=0.8〜0.
6 であると述べられている。従って セグメント継ぎ手
に関して 従来の考え方 または この範囲以下のものも
ある。しかし 本発明者は 平成4年 特許願第07363
4号で申請して 特許第2584385号として登録し
てあるが、そのなかで 剪断力Q に関しての不充分な
考え方があったので [0005](番号だけ) に述べたよ
うに 平成9年にこの点を修正改良して出願し、 既に
この「前出願」は公開されており 近日中に審査が開始
される予定である。この考え方を要約すると η≦1で
はなくてη→≒1になるような継ぎ手金物の強度とその
構成に関することを申請して、セグメント継ぎ手 (こ
こでは リング継ぎ手も …今回の出願のことが考え方と
してありながら 適切な剤料とこれに関した工法が見つ
からなかった ために セグメント継ぎ手と同じ工法とな
っている。)の強力化に関するものであった。ただし
重要なトンネルにあっては(例えば 既に完成した 東京
湾海底トンネル)それが リング継ぎ手であっても、
「前出願」によって その埋設ボルト(3)はセグメン
ト全幅の1本ものとし その両端に 3のネジ(7)を付
けて セグメント継ぎ手と同様に 強力に締め付けること
により トンネル軸方向にも 非常に より強力な構造物
とすることが出来たはずである。リング継ぎ手は 設計
する構造物によっては、幅広くこれを考える必要があ
る。我が国は地震国なので 強力化が必要である。本発
明の出願は、セグメント継ぎ手ではなく それと 非常に
関連のあるトンネル軸方向に連結する リング継ぎ手に
関する ものである。従来の技術として[0002]〜[0
006]まで セグメント継ぎ手を含めて 数例を述べ、
[0007]には セグメント継ぎ手の弱体化による その
塑性破壊後のリング継ぎ手えの力の伝わり状況の考え方
を述べて、リング継ぎ手の働きを想定して セグメント
継ぎ手と表裏一連のものであることなどについて述べて
みた。
【0009】RC(セグメント)本体を接合面で連結す
ることは トンネル軸方向や横断方向とも そこに 大き
なクラックが最初からあるのと同じであるので、たとえ
ば 土木学会仕方書に述べられているトンネル軸に横断
方向の RCセグメントを組み立てた自由断面を含めた
構造物の 曲げ剛性 ηEIの η=1 は決して有り得ない
が、 η→≒1 に限りなく近づけることは可能であって
RCセグメント内の Mに抵抗する主力鉄筋 相当以上
のセグメント継ぎ手の挿入(採用)と、これの連結の構成
と金物の強力化の改善によって可能となる。このとき
ある事情で 配筋した主力鉄筋が 外力による M に対し
て不足の時は、ここで 同上仕方書の 解説図2、14と
その説明から引用すると M=M(1)+M(2)と
し、 それに配筋した主力鉄筋と対等のセグメント継ぎ
手で M(1)まで 抵抗できるとすると、(このとき
M(1)がM(2)に比べて小さいときは、RC本体内
の主力鉄筋とそれと一体となるセグメント継ぎ手を対応
させて大きくして M(1)を大きくする必要があ
る。)このことによって η→≒1となり η≒1 と近
くなって M(1)→≒1*EIと考えることが出来る。
ここで 実務者は M(1)の値が 大体数値的に解るの
で これによって M(2)=M−M(1)となりM
(2)を η と ζ の関係から 隣接するRC本体接合
面の リング 継ぎ手の追加補強によって 定性的(定量
的)に計算出来るのである。これによって 外圧が通常
であって RC本体内の 軸力 N もあるので M に対し
て無理のない時のリング継ぎ手は、ηの値も明らかでな
い時には 少し多めに使用していた。しかし Mに対して
RC本体内主力鉄筋とセグメント継ぎ手が上記にように
充分であれば、リング継ぎ手として 簡易に設計するこ
とが出来る。しかし、構造物の重要性や外力の不安定さ
など その目的によっては リング継ぎ手の設計にあたっ
ては 幅の広い考え方による設計が いろいろと採用され
ることとなる。
【0010】このように、リング継ぎ手は セグメント
継ぎ手との関連が重要なので、本発明におけるリング継
ぎ手は「従来の技術」の項で述べたような セグメント
継ぎ手と互いに拘束しあう一体化とは異なり、RC本体
とセグメント継ぎ手の連結が最優先であり その締め付
けが終了するまでの間に それに支障のないように、
(RC本体内の主鉄筋と セグメント継ぎ手が一体とな
るまで)リング継ぎ手は その締め付けによる僅かの移
動に対して 自由に対応できる必要がある。この時の固
着には 所要のタイミングの遅れが必要となるが、それ
を満足する工法には いろいろあろうが、この本発明で
は リング継ぎ手の固着に 工事実績のある 高分子系の
剤料を採用することとした。これの固着前後の RCセ
グメント本体とセグメント,リング継ぎ手の組み合わせ
が 接合面の止水ゴムも含めて 全体が 有機的な結合で
あり かつ 合理的な構成となることである。又 このリ
ング継ぎ手の連結には 接合面(2)で 露出するところ
は僅かであるが、この部分には 工事中の錆止め亜鉛メ
ッキのほかに この接合面(2)近くの小部分に 非常に
僅かなので その最小限部分にステンレス鋼材を使用す
ることとする。これにより 金錆発生を防ぎ あと処理を
全く不要な工法とする。ただし このRC本体の最も重
要である セグメント継ぎ手の強力な連結部には 金錆の
防止は勿論 さらに 強固にするために この空所内は 入
念なモルタル充填による あと仕上げをする。これらの
自由断面を含む構造物全体は セグメント継ぎ手とリン
グ継ぎ手 及び 接合面(2)での 止水ゴムの正常な圧
接も含めて有機的に組み合わされて その構成の合理性
が発揮されて施工性も非常に良い。本発明では これら
の部分に採用されるものは 全て 市販の鋼材ままの使用
とその加工 さらには 固着剤料などにもさらなる経済性
の追究を図らなければならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】[従来の技術]と 前項
の課題の項で述べたように、本発明のリング継ぎ手は
前記[0002]〜[0006]の リング継ぎ手とセグメ
ント継ぎ手の自動化と省力化による工法と同じようなも
のに見えるが、それとは基本的に異なるのである。本工
法は RC本体とセグメント継ぎ手の一体化及び接合面
で止水ゴムの無理のない正常な圧接を最重要視してい
る。 まず RC本体内の主力鉄筋とセグメント継ぎ手が
充分に締め付けられて この両者が一体となって η→
≒1 となることである。その間、リング継ぎ手は 挿入
されて所定の位置にセットされているが、まだ 固定さ
れていない状態でいる。これは セグメント継ぎ手の締
め付けの間ルーズな状態 すなわち ( 19 )内の固着剤料
(19、4c)がジャッキで押されながらも 硬化してい
ない状態でいるので、接合面(2)に接着している止水
ゴムには無理な力が働かずに正常にに圧接される。この
ためには 18の型枠セット用ネジ(18、3)の外径
に対して 19の型枠セット用ネジ(19,3) は勿論 固
着剤流出止め金具(19、4)の 内径に 必要な余裕が
あり その上に 固着剤流出止めパッキン(19、4a)
の 圧密性(弾力性)が適正であることも必要である。
その後に シールドによる掘削の進行に伴って 適当な時
間の経過を経て固着剤料が硬化するので、まずは セグ
メント継ぎ手の締め付けが リング継ぎ手に拘束されず
に施工できるので、RC本体の接合面にある 止水ゴム
の圧密 と圧接が ゴムに疵(きず)を付けること無く
全体を正常に据え付けることができることとなる。
【0012】RC本体とセグメント継ぎ手が強力に締め
付けられて、RC本体内主力鉄筋の断面積相当以上の断
面積を有する(引張り強度で)セグメント継ぎ手が「前
出願」による継ぎ手金物の使用によって η→≒1を全
うできるので、リング継ぎ手はただ 添える位いでも良
いこととなる。しかし 構造的に必要なときには 課題
の項の[0009]で述べたように リング継ぎ手によっ
て補強して増強することもある。本発明によるリング継
ぎ手は 上記のセグメント継ぎ手と表裏一体のものであ
り、セグメント継ぎ手が強力となれば 使用目的や外圧
の状況によって幅の広い使い方が出来ることとなる。本
発明では RC本体が円筒形状(または 自由断面形状)
に組み立てられた時に、その中の主鉄筋とセグメント継
ぎ手が一体となって 外力に対する抵抗力があることに
なる。この円筒状構造体がシールド機外に出ても リン
グ継ぎ手は 単に 添えている状態で良いこととなる。こ
のことは 他の工法によるリング継ぎ手との異なりを示
している。又 外力による M (ここに +N を考慮し
ても)に対しての配筋力が 不足の時は それを補う働き
を定量的な計算によって 隣接するRC本体との接合面
に 同じ リング継ぎ手の鋼棒の追加による剪断力Q が
Mに転換されて それが抵抗力となって追加することが
できるのである。
【0013】ここで 本発明によるリング継ぎ手の工法
を具体的に述べることとする。使用する材料は全て市販
の鋼材のままとし 異型鋼棒はオス方として 型枠セット
用オスネジ(18、3)を付け、又 メス方として リン
グ継ぎ手金物メス側鋼管(底のある厚肉鋼管)(19)
の入り口からの内面に 型枠セット用メスネジ(19、
3)を付け (19)に(18,3)を挿入して連結さ
せる。ここで (18、3)を 挿入するだけで 硬化す
る 固着剤料が必要である。従来は 高分子系 A, Bの2
液を回転による混合で硬化する剤料は昔からの工事で
ロックアンカー等に多く採用されていた。しかし 挿入
だけで硬化する剤料は なかなか 見つからなかった。し
かし 最近 国内西部のJR幹線で トンネル内のコンク
リート塊の崩落事故があり、ここの緊急復旧工事に当た
って コンクリート孔に ネジ付き鋼棒を挿入するだけで
硬化させた固着剤料の採用があったとの情報を得て、
それの技術資料を調べた結果、硬化までに適切な時間の
遅れがあり、そのうえ ある範囲内での時間の延長も可
能であることも解り、硬化後には コンクリート以上の
強度が出ることなどの 多くのテスト結果を知ることが
出来た。このほかに 坑内での使用に当たって、発生す
るガスによる人的障害のないことも確認された。この剤
料の商品名は「ケミカル アンカー」であり、その使用
実績は 20〜30年間に及ぶとのことであった。(他
にも同等のもがあるかも知らないが今のところ不明であ
る。)このことから この固着剤料(19、4c)を オ
ス,メスの鋼材を添付図のとうり実物を製作し、(1
9)内に予めセットし、又 固着剤流出止め金具(パッ
キン付き)(19、4)も付けて、18の型枠セット用
ネジ(18、3)を挿入した。中にセットした固着剤料
(19、4c)は(18、3)の挿入によって包装の容
器は破壊して 内部の液体は容器の材料と混合されて流
動化した。このような実物大テストを実際に行った。そ
の挿入時の状況 特に(18、3)のパッキンとの接触
とそこから固着剤料の流出止め状況などを観察し、それ
らの良好であることや 液体の流動性の状態を確認し
た。又 テストして充填された金物全体を実験室に搬入
し、切断も数箇所にわたって行い、その充填の状況や強
度などを確認した。
【0014】固着剤流出止め金具(19、4)は、 底
のある厚肉鋼管(19)の接合面(2)から直ぐの入れ
口からのメスネジ(19、3)を利用して取り付ける。
この鋼管(19)に挿入される(18、3)との空間に
固着剤料(19、4c)が充填されて固着したとき この
双方のネジが摩擦抵抗を増加させることとなる。このと
き(19、4)には固着剤流出止めパッキン(19、4
a)を接着させてある。このパッキンは [図 4]の正面
図のように 挿入する(18、3)のネジに食い込ませ
てある。これは ネジ山の斜め線に対応出来るように 流
動化した固着剤料のネジ沿いからの流出を最小限とし、
(18、3)の挿入の最終時近くから管内の空気に続い
て固着剤の残余が流出孔(19、4b)から流出して(1
9)内は(19、4c)によって充満する。このとき R
Cセグメント毎に 流出孔の位置が大体 中央の上部にな
るように (19、4)を(19、3)のネジに回転さ
せることが必要である。(このネジのピッチは通常2〜
2.5位なので 下〜上に修正するのに最大でも180
゜回転させる必要があり(19、4)は1〜1.2mm位
前後することなる。)通常は坑内に搬入する前に抗外で
設定するが、坑内の切羽には 常時担当者がいるので こ
のことは その他のことも含めて坑内の切羽で抗外での
セットの状況をチェックすることが必要であるが これ
は容易である。
【0015】固着剤流出止めパッキン(19、4a)に
ついてであるが、この小さな部品の性状が重要である。
(19、4c)を(18、3)との接触個所からの 洩
れを最小限とし、RC本体のセグメント継ぎ手との充分
な締め付けによる 僅かの移動に対する 自由度と、接合
面(2)の 止水ゴムの正常な圧接の達成 及び (18)
側の L型押え金具(18、4)と (19)側の固着剤
流出止め金具(19、4)の 間に挟まれながら 止水ゴ
ムによる接合面(2)の開き(この開きは≠0)による
このパッキンの働きを全うすることの出来る材料であ
ることである。このパッキンの1部品で 5役位を 同時
に対応出来ることが必要である。今回のテストによって
その弾力性,圧縮性(その圧縮量)の対応性の良さと
強さを持っており、さらに加工が容易であり 価格が非
常に 安価であるが確認された。この材料を採用するま
でには 普通の生ゴム性の材料からはじめ 多くの材料に
関して幅広く調査した。(この 商品名は… ファイング
ロス である。)
【0016】「従来の技術」で 述べた 各種の工法による
金錆の少ないことに関しては [0005]での RC本体
に埋め込まれたシースの中にPC鋼より線を入れて締め
付け、そのあとシース内にグラウトを実施する PPC
セグメント工法位いが 工事の終了後に 金錆も出ないの
ではなかろうか。その他の工法 例えば ハニカム工法で
は鋼棒が表に出ていないが RC本体内をパイプと鋼棒
がコンクリート内に埋め込まれているだけである。ワン
パス,コッター工法ではセグメント継ぎ手や そのリン
グの金物が、又 その他の工法などで(工法名を記する
だけで 詳細の不明のものもある。)金錆の発生する工
法が多いと考えられる。本発明では リング継ぎ手で 挿
入する方の(18、3)のネジに固定(点溶接)するL
型押え金具(18、4)と(19、3)の入れ口に ネ
ジ込む 固着剤流出止め金具(19、4)をステンレス
鋼とする。この2部品は いずれも適正な大きさで 市販
のままのステンレス鋼管に ネジ は連続して加工し こ
れを図の大きさに切断して仕上げるが、この2部品は非
常に小さく 1個当たりの重量は極めて小さい。なお
(19、3)の接合面(2)に接する僅か15〜20m
m位いを (19)の厚肉鋼管と同じ(内径,厚さ≒)
ステンレス鋼管を普通鋼管に これ専用の溶接棒を使用
して溶接し、その後に メスネジ(19、3)を付ける
ことなどの 最小限の配慮によって 接合面(2)からの
浸水による錆の発生は完全に防止できる。「前出願」に
よるセグメント継ぎ手個所は M に対して最重要な個所
であり、強力な連結後その継ぎ手の空所はモルタルで入
念に充填して仕上げる。これによって 全体がよくな
り、2次覆工を完全に無くして その 経済性を図ること
が出来る。
【0017】リング継ぎ手に関する補強のことである
が、セグメント継ぎ手の強力化によって、リング継ぎ手
は細い鋼棒とそれに対応した細い鋼管との連結で、通常
の剪断力Qによる伝達となり 構造体としては完成され
る。しかし 外圧の増や 外圧の偏圧及び岩盤の膨張性圧
力(偏圧性のときもある)など 国内での 多くの断層帯
や地質の変化は 将来トンネルの深層化によって安定化
すると発言する方がおられるが、国内の地質との対応に
関しては このことを再考する必要がある。本発明者は
北海道の日高山脈中その他で トンネルや土工工事に当
たって 非常に 数多くの断層に遭遇している。本州の中
央部では 更に 多いのではないかと思われる。全世界的
に地震の多発列島であることを忘れることは出来ない。
このことを考えると 構造物の重要性にもよるが、セグ
メント継ぎ手の重要性は勿論 リング継ぎ手もその数や
径→大による補強について、責任のある設計者による判
断によっての対応が必要となる。なお 本発明の接合面
(2)はホゾ無しの平面とすることによって 型枠の経
済性をはかる。以下の項で 図の説明から 補足的な事項
を述べることとする。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を 若干 具体的
な実施例を含めて 図面を参照して説明する。図1は 本
発明の代表的な図面である。 接合面(2)で接し合っ
て オス側鋼棒(18)がメス側鋼管(底のある厚肉鋼
管)(19)えの挿入が終わって連結終了の状態を示
す。ただし、固着剤料(19、4c)を入れていないの
で それの充満されていない状態を示す。相接する
(2)の隙間が0となって表現されているが、実際には
止水ゴムの正常な圧接があるので この様なことはなく
僅かの隙間のあるものとなる。しかし ここでは止水ゴ
ムが完全に圧縮されて、(2)が接し合ったものとして
図化したのである。(18)には型枠セット用ネジ(オ
スネジ)(18、3)があって、そのネジを利用して
(2)にL型の 縦面が接するような位置の(18、
3)に点溶接で固定した L型押え金具(18、4)の
水平部が、メス側鋼管(19)の入れ口 内面の型枠セ
ット用ネジ(19、3)にネジ入れた 固着剤流出止め
金具(19、4)に接着した 固着剤流出止めパッキン
(19、4a)を 押しながら接触している状態を示して
いる。この時、RC本体とセグメント継ぎ手の締め付け
によるRC本体の移動が(18、3)の移動となり、メ
ス側鋼管のメスネジ(19、3)や固着剤流出止め金具
(19、4)の内径が(18、3)に対して余裕をつけ
ることが 必要である。
【0019】このような関係の中にあって、実際に オ
ス,メスの連結時には 上記のような状態となるが、
(19)の中に 固着剤料(19,4c)が図 3 のよう
に 予めセットしてあって、(18、3)の挿入によっ
て (19、4c)の固着剤料が破壊されて流体化してい
る中を (18、3)の挿入が進む時 (19、4a)の
パッキンは (18、3)のネジ山に接しており 中の
流体の流出を最小限に止めている。この接しているパッ
キンは 非常に 柔軟性があり 図 1では ネジ(18、
3)には食い込んだ形に表現されていないが、図 4 の
正面図に示すようにこのネジ高さの1/2以上(18、
3)のネジ山に食い込み、このネジに接触して 固着剤
料(19、4c)の(18、3)沿いからの流出を止め
ながら 上記のように (18、4)が パッキン(1
9、4a)を押すようになって(18)と(19)の連
結の終了となる。このようにして、セグメント継ぎ手の
充分な締め付けが終了し 又 各接合面での止水ゴムの正
常な圧接も行われている。このとき (2)の隙間の大
小が、止水ゴムの圧接状態の変わることもあるので、
(18、4)のパッキン(19、4a)との圧接が正常
となるように、(19、4)の(19、3)の 入れ口
個所で当初の 設定位置と (18、4) L型の水平長
さの調整により、それらの各目的がで余裕のある状態で
設定が出来ることとなる。このことも パッキン(1
9、4a)の柔軟性が大きく貢献している。
【0020】本発明は 前記のように セグメント継ぎ手
の強力化による工法との組み合わせによるものであり、
本構造の根幹であるセグメント継ぎ手のRC本体との
強力な締め付けによるRC本体の移動することに対する
リング継ぎ手の対応がよく かつ RC本体の止水ゴム
の正常な圧接の終了など、そのために 固着剤料の有機
物の採用や それに 上記のパッキン(19、4a)の働
きがあるが、このリング継ぎ手に 剪断力Qに対する補
強としての オス側鋼棒(18)には(18、2)、ま
た メス側鋼管の補強としての(19、2)の 接合面
(2)から僅かにRC本体内えの埋設による 継ぎ手に
よる金錆発生の防止対策などがある。この金錆発生防止
対策に(2)に近い個所の僅かの ステンレス鋼材によ
る 完全の金錆防止対策がある。すなわち オス側鋼棒の
(2)に接するL型押え金具(18,4)とメス側鋼管
の(2)に直近の固着剤流出止め金具(19、4)及び
メス側鋼管の(2)に直接接する鋼管本体の僅か1部
(15mm前後)をステンレス鋼とし、専用の溶接棒に
よって溶接する。この個所は この僅かの部分のステン
レス鋼材採用により 完全の防錆が出来る。この継ぎ手
金物は 工事中 電気亜鉛メッキ使用だけで行う。ただし
セグメント継ぎ手だけは 連結後 その締め付け空所内
は この構造物の最重要部分であるため 「前出願」でも
述べているような 簡易な型枠の連続使用とその機械化
によって 入念にモルタルの充填を実施して、全くの2
次覆工のない 安全でかつ経済的な構造物として完成す
ることが出来る。
【0021】なお この継ぎ手は 剪断力Qばかりでなく
外力によっては 引張力Tが働くこともあるので オス
側鋼棒には RC本体内の異型鋼棒の延長で、メス側鋼
管では(19、5)の鋼管表面凹部のほかに 底板の代
わりに それに対応した異型鋼棒をネジ切りして延長さ
せることも出来る。
【0022】図 2に示される実施例では、図 1の実施
例として その殆どを説明したが、追加すべきこととし
ては、(18、3)に固定した(18、4)はステンレ
ス鋼でありRC本体は 型枠本体(12)の側壁面が接
合面(2)となっており、L型の 縦部は RC本体の中
に埋設される。(18、3)ネジに接する水平部は 表
に出るが これがネジを覆い かつ 連結時には メス側の
パッキン(19、4a)を押すこととなる。なお (1
8、3)の先端の 点線で示した円錐形状は、室内で実
施したテストでは、(19)えの挿入に 実線のネジ状
のままと 円錐形状のものを2つの形状を比較した。僅か
に 円錐形の方がスムーズに挿入出来たと思われる。
(このことは 図 1にもあるが同じことである。)実工
事に当たってはさらなる検討を行うこととする。
【0023】図 3に示される実施例では、図1での説
明と若干重複するが説明することとする。図 1にセッ
トされていなかった 固着剤料(19、4c)がある。
工事の方法などは [0019] の終わりの4〜5行に 当
初の設定位置について述べているが、この 図 に示す位
置よりも接合面 (2)の方に 出した方が良いと考えら
れる。室内で行ったテストでも(19、4)に接着して
あるパッキン(19、4a)に伸縮性が有ることと、流
出孔(19、4b)の上方えの位置調整のために 僅かに
(19)の奥側に移動することがあるので 入れ口より
も少し出るくらいでも良い。このような簡単な配慮によ
って (18、4),(19、4a)のパッキンを経て
(19、4)との連結は 非常に余裕のあることとな
る。なお (18、4)と(19、4)のステンレス鋼
使用と さらに この図による接合面(2)側から 僅か
15mmくらいステンレス鋼管を溶接することにより普通
鋼材は 固着剤料などに包まれて(2)からの浸水から
完全に保護されるので 金錆の発生は防止出来る。
【0024】[図 4] は [図 3]の A-A 視である。正
面図 であるが 上記したように 殆ど説明してある。た
だ (19、4a)の パッキンの切れ線であるが これは
(18、3)の オスネジが僅かに斜めのため (1
8、3)の挿入による固着剤料の混合液体の流出防止と
めの働きをすることを期待した。室内でのテストでは
これのないものとの比較では あまり差がなかった。ネ
ジのピッチが大きい時には 効果が有るかもしれない。
【0025】[図 5]についてであるが、[0002] の
文中に記した 連載講座 「セグメントの新技術」の中に
矩形断面の自由断面に関して、外圧による曲げモ−メ
ント図による モーメント値の小さい個所に セグメント
の継ぎ手を連続して いわゆるいも継ぎとして採用した
設計があった。理のかなった工法ではあると思われた。
これに対して この図 5は 絵図のような表現で、たと
えば 円筒形断面であれば据え付けるRC本体も 1/2
ずつの 普通の千鳥組であれば、いずれも左右対称で 同
じ形状のセグメントの組み合わせで施工はできる。これ
を自由断面シールドで 構造上 継ぎ手を千鳥組として
左右対称の A型と、B1, B2 の 左寄りと右寄りの 2種を
加えて 3型の組み合わせとして、その単なる絵図として
書いてみたものである。なお この絵図に セグメント継
ぎ手は 全く図化しないで リング継ぎ手のみを 絵とし
たものである。また これに 外圧の大きの違いによるリ
ング継ぎ手の単純で 補強の無い場合 と 外圧の大きさ
や変化のために リングの補強鋼棒(18'),(19')を追加し
た場合などを 示している。詳細の図 としては 見直し
をしなければならないが、ただ RC本体の継ぎ手個所
は すこしでも 千鳥組となるような 絵としたものであ
る。図のなかに RC本体の中央に (20)として グ
ラウト ホールをしめしている。これは 切羽でトラブル
が発生したときに ジャッキが故障して RC本体を押す
ことが出来ないような場合は(万一 このよなことがあ
っても ある時間待てば固着剤も硬化するが、これもな
らない時)先行の(20)から 新設の(20)を 簡単
な工具によって引っ張って 硬化するのを待つことが出
来る。なお 断面の円形の保持、または 自由断面の保持
など 固着剤の未硬化を利用した修正などにも この先行
のグラウトホールを利用した 金物による桁ようなもの
を利用して それに 楔を打ち込んで 行なうことが出来
る。
【0026】又 固着剤料(19、4c)をメス側鋼管(1
9)内にセットして 切羽の所定の位置にセットして オス
側鋼棒(18)を挿入する前に破損した場合のどうする
かに関してもどう対処するかである。これに関しては
固着剤料の流動化の状態では(19、4)を外して そ
の中の液体を除去して、入れ口のネジを ガスバーナー
で焼いて除去して全てを入れ直す。なお (19、4c)
が硬化したときは、ドリル状の工具で取り壊して、入れ
口は勿論 内部も同じくガスバーナーで焼いて除去す
る。その他はは 前記と同じとする。
【0027】図 6は 明細書の本文中に、本発明が
「前出願」との関連が非常に深いので 度々その部品の
番号を使っているので 説明を理解しやすくするために
その代表図として [図 1]を添付しただけである。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように 構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
その 主な点を記載することとした。
【0029】[従来の技術] で述べられている 省力化と
自動化のために セグメント,リングの両継ぎ手金物は
RC本体に固定されており、互いに動きを拘束された状
態で所定のいちにセットされて固定される。したがって
双方の継ぎ手はRC本体を経由して互いにその動きが
拘束されており、エレクターとジャッキによる スライ
ドと押しによってセットされている。この状態のなかで
セグメント継ぎ手は外力による M によって破壊されて
しまい 極端な表現をすれば、無用の長物となってしま
う。それと 接合面(2)に貼ってある止水ゴムは正常
に(疵もつかずに)接着しているだろうか?。本発明では
これとは全く異なって、セグメント継ぎ手は RC本体
とを まず 強力に一体化する(曲げ剛性 η→≒1のた
め)ことである。そのために リング継ぎ手の固着剤料
未硬化状態の中で RC本体の僅かな移動に対しも 順
応しながら (拘束されていない状態で) 充分な締め付け
による一体化が行われる。この間RC本体の リング継
ぎ手はジャッキで押された状態で止水ゴムにも無理な力
が働かずに正常に圧接されている。このような状態のな
かで セグメント継ぎ手は充分に締め付けられて最も安
定して強力になる。 リング継ぎ手の連結は 固着剤硬化
の進行によって 構造物全体が自然に外力を受けても良
いように かつ 止水ゴムも正常に落ち着くこととなっ
て、全てが 無理な連結ではない 自然な順序で実施され
ることとなる。
【0030】本 リング継ぎ手は、添付図のように 全て
市販のままの鋼材を使用し、オスは異型鋼棒に型枠にセ
ット用のオスネジ(18、3)を加工して 異型鋼棒部
は RC本体に埋設される。メス側は底のある厚肉鋼管
の内面に型枠にセット用のメスネジ(19、3)を加工
されて RC本体に埋設される。なお オス側には縦面を
(2)に接しさせた L型押え金具(18、4)を、メ
ス側には その内部には固着剤料(19、4c)をセット
し、内面のメスネジ(19、3)の入れ口に固着剤流出
止め金具(パッキン付き)(19、4)を流出孔(1
9、4b)が上になるようにして(19、4)を取り付
ける。この状態で、リング継ぎ手は ジャッキ で押され
て(18)が(19)に 挿入して 固着剤料が破壊され
て流動化し、上記のようにRC本体を中心に全体が自然
に一体化する。ここに 使用材料がすべて市販の材料を
そまま自動化で製作すので非常に経済的である。
【0031】この リング継ぎ手の 連結時 接合面
(2)に接する僅かの部品を ステンレス鋼にする事に
よって、(2)からの浸水による 金錆の発生を防止し
て (本発明に非常に関連のある セグメント継ぎ手は
RCセグメントの 本体内空所内の連結であり、この部
分は 入念なモルタル充填に行い 万全を期す事となるが
リング継ぎ手は セットそのままで 完全な防錆が完了
するので、RC本体全体が完全な構造物となるので 2
次覆工無で 漏水もなく完成するので 非常に経済的であ
る。
【0032】リング継ぎ手の メス側の 固着剤流出止め
パッキンは、多くの市販品のなかから選択した部品であ
るが、この部品の伸縮性,弾力性は非常に優れており
上記の明細書のなかで 詳細に述べているが、1部品で
5役ぐらいを 同時に働く重要な部品でありながら 値段
が非常に安価であることを 特筆することとする。
【0033】固着剤料である ケミカルアンカーである
が、単価的にはさほどのものではないが、強度上 高い
ほうになるので この強度や硬化時間との関係など、土
木的な立場から これらの 調整テストを実施する事とし
て 進行中である。これによって更なる安価の方向にな
るものと考えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】有機的なリング継ぎ手の連結された状態 .
(固着剤料の充填のない状態。)
【図2】挿入する異型鋼棒にRC本体の型枠にセット用
オスネジを付けた状態。
【図3】図 2の鋼棒 挿入を受け入れる底付きの厚肉鋼
管であり、内面には 型枠にセット用のメスネジを付け
中にはガラス容器に入れた固着剤をセットしてある状
態。
【図4】
【図5】の 入り口を正面から見た図であり パッキン付
き 固着剤流出防止金具があり その上部に小さい流出孔
が見える。
【図6】坑内のシールド内でのRCセグメントのリング
継ぎ手だけの組み立て状況の略図を示す。この図は 分
かり易く絵画的に図示し (18),(19) は 小,大
に差をつけて 大きく見せている。
【符号の説明】
RC(セグメント) 接合面 2(1).止水ゴム, 2(2).止水ゴムの溝, 3.埋設ボルト, 3(1).3の外径, 3(2).3に対する余裕径, 4.3のナット, 4(1).4の外径 , 円筒形継ぎ手金物 5(1).5の押え金物. 5(2).5(1)の固定ナット, 5(3).5(2).のワッシャー, 六角形継ぎ手金物, 6(1).6の内空部内径, 6(2). 6の底板, 6(3).6と4間の滑材, 7. 3のネジ, 8.5と6の締め付け用ネジ, 9.締付け用空所 (=13+14), 10.友回り防止用ピン, 11.10のための円形孔, 12.型枠の本体, 13.14の台座, 14.空所の抜型 , 14(1).抜型の本体, 14(2).抜型の着脱部, 14(3).抜型の分割面, 14(4).14の脱型用切欠き, 14(5).埋め込み補強金物, 14(6).14の内面, 15.3と14のセット用金具, 15(1).15のセット用ネジ , 15(2).セットの検査と掃除用孔, 16.12に固定した15用の金具, 17.14を固定するネジ, 17(1).17用の埋め込み金物, (注記)図中ではなく、[特許請求の範囲]と[要約書]中
の説明に使う記号について 下記のように追記する。 η(イータ).ηEI(曲げ剛性の有効率η≦1) ζ(ゼータ).曲げモーメントMに対する割増率(ζ≦
1) なお 上記の符号が さきに 出願した 特開平11―13
1986(特願平9−316509号 現在申請中)に
採用した符号であるが、本発明と非常に関連があり こ
の明細書中に そのまま使用しているので [図6]として
上記の [図1]を添付した。 下記の 18以降の符号は
本発明に 新たに追加して使用するものである。なお
本申請用の符号の書き方を 前回申請時と 区別し易くす
るため 少し変えて下記のようにした。 18.オス側鋼棒,(全長) 18'.18の補強用オス側鋼棒, 18、D. 18鋼棒の外径, 18、L. 18鋼棒の全長,(=18、l1.+18、
l2.) 18、l1. 18鋼棒の埋設長さ, 18、l2. 18鋼棒の型枠セット用ネジの長さ, 18、1. 18の 異型鋼棒部,(RC本体内に埋設す
る) 18の補強板,(接合面(2)近くでRC本体内に埋
設) 18の型枠セット用ネジ,(オスネジ) L型押え金具,(18の(2)の個所に溶点接して1
9、4a.を押さえる。) 19.メス側鋼管,(底のある厚肉鋼管) 19'. 19の補強用メス側鋼管,(セグメント継ぎ手
による M に対する抵抗力不足時に リング継ぎ手を追
加して補強する。) 19の埋設部全体,(引張力増強のため 鋼管の底に異
型鋼棒を付けて増長する時の全体を示す。) その鋼棒
も含めた全体を示す。), 19、D.19鋼管の外径, 19、d.19鋼管の内径, 19、L.19鋼管の全長, 19、t. 19鋼管の厚さ, 19,2.19の補強板,(接合面(2)の近く.RC
本体内に埋設) 19,3.19の型枠セット用ネジ,(メスネジ) 19,4. 固着剤流出止め金具,(リング状パッキン
接着付き) 19,4a. 固着剤流出止めパッキン,(材料の商品名
は…フアイングロス) 19、4b. 流出孔, 19,4c. 固着剤料,(18、3 を 19内に固着す
る剤料,商品名は …ケミカル アンカー ) 19、5.(19)外面に設けた凹形の溝(この溝はラ
ンダムで良い) 20. グラウト ホール,(エレクター用を兼ねる,内
面は角ネジが多く、プラグを付属している。)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月7日(2000.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】有機的なリング継ぎ手の連結された状態 .
(固着剤料の充填のない状態。)
【図2】挿入する異型鋼棒にRC本体の型枠にセット用
オスネジを付けた状態。
【図3】図2の鋼棒 挿入を受け入れる底付きの厚肉鋼
管であり、内面には 型枠にセット用のメスネジを付け
中にはガラス容器に入れた固着剤をセットしてある状
態。
【図4】図3の 入り口を正面から見た図であり パッキ
ン付き 固着剤流出防止金具があり その上部に小さい流
出孔が見える。
【図5】坑内のシールド内でのRCセグメントのリング
継ぎ手だけの組み立て状況の略図を示す。この図は 分
かり易く絵画的に図示し (18),(19) は 小,大
に差をつけて 大きく見せている。
【図6】特願平 9−316509の 図1を示す。(本
発明者が RCセグメントの継ぎ手金物…として申請し
たときの 代表図であり その図の部品番号を 本申請の
明細書中の各所に採用しているので参考図として 添付
した。)
【符号の説明】 1.RC(セグメント) 2.接合面 2(1).止水ゴム 2(2).止水ゴムの溝 3.埋設ボルト 3(1).3の外径 3(2).3に対する余裕径 4.3のナット 4(1).4の外径 5 円筒形継ぎ手金物 5(1).5の押え金物 5(2) 5(1)の固定ナット 5(3).5(2).のワッシャー 6 六角形継ぎ手金物 6(1).6の内空部内径 6(2). 6の底板 6(3).6と4間の滑材 7. 3のネジ 8.5と6の締め付け用ネジ 9.締付け用空所 (=13+14) 10.友回り防止用ピン 11.10のための円形孔 12.型枠の本体 13.14の台座 14.空所の抜型 , 14(1).抜型の本体 14(2).抜型の着脱部 14(3).抜型の分割面 14(4).14の脱型用切欠き 14(5).埋め込み補強金物 14(6).14の内面 15.3と14のセット用金具 15(1).15のセット用ネジ 15(2).セットの検査と掃除用孔 16.12に固定した15用の金具 17.14を固定するネジ 17(1).17用の埋め込み金物 (注記)図中ではなく、[特許請求の範囲]と[要約書]中
の説明に使う記号について 下記のように追記する。 η(イータ).ηEI(曲げ剛性の有効率η≦1) ζ(ゼータ).曲げモーメントMに対する割増率(ζ≦
1) なお 上記の符号が さきに 出願した 特開平11―13
1986(特願平9−316509号 現在申請中)に
採用した符号であるが、本発明と非常に関連があり こ
の明細書中に そのまま使用しているので [図6]として
上記の [図1]を添付した。 下記の 18以降の符号は
本発明に 新たに追加して使用するものである。なお
本申請用の符号の書き方を 前回申請時と 区別し易くす
るため 少し変えて下記のようにした。 18.オス側鋼棒,(全長) 18'.18の補強用オス側鋼棒, 18、D. 18鋼棒の外径, 18、L. 18鋼棒の全長,(=18、l1.+18、
l2.) 18、l1. 18鋼棒の埋設長さ, 18、l2. 18鋼棒の型枠セット用ネジの長さ, 18、l. 18の 異型鋼棒部,(RC本体内に埋設す
る) 18、2.18の補強板,(接合面(2)近くでRC本
体内に埋設) 18、3、18の型枠セット用ネジ,(オスネジ) 18,4,L型押え金具,(18の(2)の個所に溶点
接して19、4a.を押さえる。) 19.メス側鋼管,(底のある厚肉鋼管) 19'. 19の補強用メス側鋼管,(セグメント継ぎ手
による M に対する抵抗力不足時に リング継ぎ手を追
加して補強する。) 19,l、19の埋設部全体,(引張力増強のため 鋼
管の底に異型鋼棒を付けて増長する時の全体を示す。)
その鋼棒も含めた全体を示す。), 19、D.19鋼管の外径 19、d.19鋼管の内径 19、L.19鋼管の全長, 19、t. 19鋼管の厚さ, 19,2.19の補強板,(接合面(2)の近く.RC
本体内に埋設) 19,3.19の型枠セット用ネジ,(メスネジ) 19,4. 固着剤流出止め金具,(リング状パッキン
接着付き) 19,4a. 固着剤流出止めパッキン,(材料の商品名
は…フアイング ロス) 19、4b. 流出孔, 19,4c. 固着剤料,(18、3 を 19内に固着す
る剤料,商品名はケミカル アンカー ) 19、5.(19)外面に設けた凹形の溝(この溝はラ
ンダムで良い) 20. グラウト ホール,(エレクター用を兼ねる,内
面は角ネジが多く、プラグを付属している。)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 トンネル軸方向のリング継ぎ手は オス
    ネジ(18、3)付きオス側鋼棒(18)をメスネジ
    (19、3)付きの 底のあるメス側鋼管(19)に挿
    入して連結することとしたが、これら双方につけるネジ
    は RCセグメント製作時の型枠とのセット用であり、
    (19、3)の接合面(2)側入り口には パッキン
    (19、4a)を接着した 固着剤料流出止め金具(1
    9、4)を付け、(19、3)側の内部には固着剤料
    (19、4c)を(18、3.)の挿入前にセットして
    おくが、この挿入だけによって 破壊され その内部の液
    体が混合さされて(19、3)内全体の空間に充満する
    が (19、4)によって 固着剤料の流出が最小限に止
    められ、挿入の最終時には 固着剤料の残余は空気に続
    いて流出孔(19、4b)から流出し、(19)の内部
    は(18、3)を一体となり(19、4c)によって充
    満される。この時(19、d)や(19、4)の内径が
    (18、3)付きの(18)の外径に対して余裕がある
    ことと、(19,4C)が 固着までに適正な時間の遅
    れがあるので セグメント継ぎ手と RC本体との一体化
    に 有効で充分な締め付けができる。このほか、接合面
    (2)附近の一部にステンレス鋼の使用により 金錆の
    流出もないようにする。このように 継ぎ手全体の構成
    が有機的であり かつ 固着剤料やそれと関連する材料が
    有機材料であることから、これらの構成による全体の機
    能と材料使用を含めた総合体を特徴とする有機的なリン
    グ継ぎ手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003253996A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Yamax Corp セグメント結合金具
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