JP2001209411A - Plcシミュレータ - Google Patents

Plcシミュレータ

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JP2001209411A
JP2001209411A JP2000018060A JP2000018060A JP2001209411A JP 2001209411 A JP2001209411 A JP 2001209411A JP 2000018060 A JP2000018060 A JP 2000018060A JP 2000018060 A JP2000018060 A JP 2000018060A JP 2001209411 A JP2001209411 A JP 2001209411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用されるパソコンの性能に影響を受けるこ
となく、プログラム模擬実行により実現される時間関連
動作を、できる限り実PLCと等価な時間環境で実現さ
せることが可能なPLCシミュレータを提供すること。 【解決手段】 パソコン上の仮想PLCを用いてPLC
用制御プログラムを模擬的に実行させるPLCシミュレ
ータであって、PLC用制御プログラムに使用される各
命令の実PLCにおける実処理時間データを記憶させた
実処理時間データ記憶手段と、仮想PLCにおけるプロ
グラム模擬実行処理において、個々の命令が処理される
毎に、前記実処理時間データ記憶手段に記憶された実処
理時間データを参照して、その命令に対応する実処理時
間を積算して論理時間を生成する論理時間生成手段と、
を有し、前記仮想PLCによるプログラム模擬実行に関
する計時処理を前記論理時間を用いて管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パソコン上の仮
想PLC(仮想プログラマブル・コントローラの意)を
用いてPLC用制御プログラムを模擬的に実行させるP
LCシミュレータに係り、特に、仮想PLCによるプロ
グラム模擬実行に関する計時処理を、命令実処理時間の
積算値である論理時間を用いて管理するようにしたPL
Cシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン上の仮想PLC(所謂PLCエ
ミュレータ)を用いてPLC用制御プログラムを模擬的
に実行させるPLCシミュレータは公知である。
【0003】ところで、従来、この種のPLCシミュレ
ータによるプログラム模擬実行に関する計時処理は、パ
ソコンのハードウェアタイマで規定される実時間に基づ
いて管理されている。ここで、プログラム模擬実行に関
する計時処理には、例えば、タイマ命令で定義されたタ
イマ時間の計時処理や定時割込命令で定義された割込周
期時間の計時処理等が含まれる。
【0004】また、制御プログラムのサイクルタイム
(例えば、入出力更新処理、命令実行処理、周辺サービ
ス処理からなる一連の処理の一巡実行所要時間)の予測
は、PLCのマニュアルに記述されている各命令の処理
時間をユーザ自身が積算することで行われている。サイ
クルタイムを算出する場合、膨大なステップ数の制御プ
ログラムをユーザが計算すると、時間がかかり、計算ミ
スも発生する。
【0005】そこで、サイクルタイム自動試算の一手法
として、PLCシミュレータによるプログラム模擬実行
の際の一巡実行時間をパソコンのハードウェアタイマを
用いて計測することが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パソコン上でPLCの
命令を模擬的に実行した場合における処理時間は、実際
にPLC上で実行した場合の処理時間と異なる。しか
も、この処理時間は、利用するパソコンの性能によって
も異なる。
【0007】従って、プログラム模擬実行に関する計時
処理を、パソコンのハードウェアタイマで規定される実
時間に基づいて管理するPLCエミュレータでは、実P
LCと等価な動作を実現することは困難である。
【0008】特に、パソコン上のタイマを利用して模擬
PLCによりタイマ割込みを生成すると、タイマのクロ
ック周期の相違から設定できる値(精度)に制限が生
じ、制御プログラムで要求する精度が得られない。
【0009】また、PLCシミュレータによるプログラ
ム模擬実行の際の一巡実行時間をパソコンのハードウェ
アタイマを用いて計測する場合にも、同様な理由から、
正確なサイクルタイムを得ることはできない。
【0010】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、その目的とするところは、使用
されるパソコンの性能に影響を受けることなく、プログ
ラム模擬実行により実現される時間関連動作を、できる
限り実PLCと等価な時間環境で実現させることが可能
なPLCシミュレータを提供することにある。
【0011】この発明のより具体的な目的は、使用され
るパソコンの性能に影響を受けることなく、実PLCと
等価なタイマ動作や割込動作を実現することが可能なP
LCシミュレータを提供することにある。
【0012】この発明のより具体的な他の目的は、使用
されるパソコンの性能に影響を受けることなく、正確な
サイクルタイムを自動試算可能なPLCシミュレータを
提供することにある。
【0013】この発明のさらに他の目的及び作用効果に
ついては、以下の明細書の記載に基づいて、当業者であ
れば容易に理解されるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明のPLCシミュ
レータは、パソコン上の仮想PLCを用いてPLC用制
御プログラムを模擬的に実行させるPLCシミュレータ
であって、PLC用制御プログラムに使用される各命令
の実PLCにおける実処理時間データを記憶させた実処
理時間データ記憶手段と、仮想PLCにおけるプログラ
ム模擬実行処理において、個々の命令が処理される毎
に、前記実処理時間データ記憶手段に記憶された実処理
時間データを参照して、その命令に対応する実処理時間
を積算して論理時間を生成する論理時間生成手段と、を
有し、前記仮想PLCによるプログラム模擬実行に関す
る計時処理を前記論理時間を用いて管理するものであ
る。
【0015】このような構成によれば、仮想PLCによ
るプログラム模擬実行に関する計時処理は論理時間を用
いて管理されるため、使用されるパソコンの性能に影響
を受けることなく、プログラム模擬実行により実現され
る時間関連動作を、できる限り実PLCと等価な時間環
境で実現させることが可能となる。
【0016】本発明の好ましい実施の形態では、実処理
時間データが、命令実行時の処理時間データと命令非実
行時の処理時間データとから構成されており、かつ前記
論理時間生成手段が、個々の命令の実行又は非実行を加
味して、実行処理時間を積算して論理時間を生成する。
【0017】このような構成によれば、個々の命令の実
行又は非実行を加味して、実行処理時間を積算して論理
時間を生成することから、より正確な論理時間の生成が
可能となる。
【0018】この発明の好ましい他の実施の形態では、
仮想PLCによるプログラム模擬実行に関する計時処理
が、タイマ命令又は割込命令の計時処理である。
【0019】このような構成によれば、使用されるパソ
コンの性能に影響を受けることなく、プログラム模擬実
行により実現される時間関連動作を、できる限り実PL
Cと等価な時間環境で実現させることができる。
【0020】この発明の好ましいさらに他の実施形態で
は、仮想PLCによるプログラム模擬実行に関する計時
処理が、PLCのサイクルタイム自動試算のための計時
処理である。
【0021】このような構成によれば、使用されるパソ
コンの性能に影響を受けることなく、正確なサイクルタ
イムを自動試算することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施の
一形態を図1乃至図5の添付図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0023】本発明が適用されたPLCプログラム開発
支援装置の構成図が図1に示されている。
【0024】同図に示されるように、このPLCプログ
ラム開発支援装置1は、市販のパソコン(例えば、Wind
ows95/98/NT4.0等)上に、実PLCの機能を模擬的に実
現するPLCシミュレータ10と、PLCシミュレータ
10を使用してプログラムテストを行う場合のマンマシ
ンインタフェース(MMI)等として機能するデバッガ
20と、HML,プログラムツール,SCADA等を総
称するアプリケーション30とをソフトウェア的に実現
して構成されている。
【0025】PLCシミュレータ10は、仮想PLCに
相当するシミュレーションメイン処理部101と、タイ
ミング処理部102と、制御プログラム103と、ニモ
ニック処理&時間データ(本発明の実処理時間データに
相当)104とを含んでいる。
【0026】シミュレーションメイン処理部101は、
実PLCの機能を模擬的に実現するPLCエミュレータ
を用いて制御プログラム103を実行することにより、
制御プログラム103で規定されたシーケンス制御を行
うように構成されている。このとき、PLCエミュレー
タに対する入力データはデバッガ20等から付与乃至変
更され、制御プログラムの実行の結果として得られる出
力データもデバッガ20等を介して確認可能になされ
る。また、シミュレーションメイン処理部101は、プ
ログラムツール等との通信も実PLC同様に行なう。
【0027】タイミング処理部102は、本発明の要部
を構成するものであり、シミュレーションメイン処理部
101における制御プログラム103の実行に際して、
制御プログラム103を構成する各ニモニックコマンド
(命令)毎の処理時間及び通信等の周辺処理時間を積算
し、これにより実行論理時間を生成する。タイミング処
理部102では、制御プログラム103を構成する各ス
テップ毎に処理時間の検証を行うことで、精密な論理時
間が計算可能となされている。また、タイミング処理部
102では、この算出された論理時間に基づいて、シミ
ュレーションメイン処理部101における内部時間制御
及びタイマ制御等を実行するように構成されている。
【0028】制御プログラム103は、シミュレーショ
ンメイン処理部101にて実行されるPLC用プログラ
ムである。この制御プログラム103は、所定のニモニ
ック列(命令列)からなるラダー言語(図8参照)等で
記述されている。
【0029】ニモニック処理&時間データ104は、P
LCタイプ別に異なるニモニック処理(命令)とニモニ
ック処理毎の実行/非実行のデータとを互いに関連づけ
たファイル(図7参照)として構成されている。このニ
モニック処理&時間データ104はパソコンのハードデ
ィスク等の補助記憶装置に格納され、必要により、PL
Cシミュレータ10の起動に先立ってパソコンの主メモ
リ上に展開される。
【0030】デバッガ20は、PLCシミュレータ10
にて制御プログラム103のシミュレーションを実行さ
せる際のマンマシンインタフェース(MMI)として機
能するものである。このデバッガ20を使用することに
より、(1)PLCタイプの指定操作、(2)PLCシ
ミュレータのニモニック処理&時間データの切替え操作
等、(3)シミュレーション結果からサイクルタイムを
読込み、表示する操作、等が実現される。
【0031】アプリケーション30は、PLCの制御プ
ログラム103を開発/動作検証するためのプログラム
ツールや制御システムの運用状態を監視するSCADA
等を総称するものである。
【0032】シミュレーションメイン処理部101とタ
イミング処理部102の詳細構成図が図2に示されてい
る。
【0033】同図に示されるように、シミュレーション
メイン処理部101には、ニモニック実行/非実行処理
時間読込部101aと周辺処理時間算出処理部101b
とが含まれている。また、タイミング処理部102に
は、処理時間積算部102aとタイマ管理部102bと
が含まれている。それらの要素によって、本発明の論理
時間の生成並びにそれを用いた計時動作の管理が行われ
る。
【0034】ニモニック実行/非実行処理時間読込部1
01aは、シミュレーションメイン処理部101におけ
る各ニモニック(命令)の実行/非実行と連動して、実
行時の処理時間(実行処理時間)又は非実行時の処理時
間(非実行処理時間)をニモニック処理&時間データ1
04から読み込み、これをタイミング処理部102へと
提供する機能を有する。
【0035】ニモニック実行/非実行処理時間読込部を
含むニモニック実行処理の全体を示すフローチャートが
図3に示されている。
【0036】同図において、ステップ301(ニモニッ
ク処理読込み)では、制御プログラム103よりニモニ
ック処理(命令コード)を1ステップ分読込む。ステッ
プ302(実行条件成立)では、読込んだニモニック処
理の実行条件が成立しているか否かを検証する。ステッ
プ303(ニモニック処理実行)では、エミュレータを
使用してニモニック処理を模擬的に実行する。ステップ
304(実行処理時間読込み)では、ニモニック処理&
時間データ104より当該ニモニックの実行処理時間を
読込む。ステップ305(非実行処理時間読込み)で
は、ニモニック処理&時間データ104より当該ニモニ
ックの実行処理時間を読込む。ステップ306(タイミ
ング処理部へ通知)では、読込んだニモニック処理時間
をタイミング処理部102の処理時間積算部102aへ
通知する。
【0037】図2へ戻って、周辺処理時間算出部101
bは、通信、拡張ユニット、割込み等に対する処理によ
り周辺処理の時間が異なることを考慮して、各周辺処理
に要する時間を算出式に基づいて論理時間として算出
し、これをタイミング処理部102へと提供する機能を
実現する。
【0038】周辺処理時間算出部を含む周辺処理実行処
理の詳細を示すフローチャートが図4に示されている。
同図において、ステップ401(周辺処理の有無?)で
は、周辺処理の要求があるか否かを検証する。ステップ
402(周辺処理実行)では、周辺処理を実行する。ス
テップ403(処理時間算出)では、実行した周辺処理
に要した時間をそれぞれの処理の計算式により算出す
る。ステップ404(タイミング処理部へ通知)では、
算出した時間をタイミン処理部102の処理時間積算部
102aへ通知する。
【0039】図2へ戻って、処理時間積算部102a
は、シミュレーションメイン処理部101で実行したニ
モニック処理の時間及び周辺処理時間を読込み、読み込
まれた値をそれまでの論理時間に積算する機能を有す
る。また、処理時間積算部102aは、スキャニング型
PLCの1サイクルの処理時間(所謂サイクルタイム)
を計算すると共に、カレンダ時間の生成も行う機能を有
する。
【0040】タイマ管理部102bは、処理時間積算部
102aにおける積算結果からタイマ定時割込み起動条
件や設定されたタイマの起動条件をチェックし、条件が
満たされた場合に割込み等を生成する機能を有する。
【0041】タイミング処理部の動作を示すフローチャ
ートが図5に示されている。同図において、ステップ5
01(ニモニック処理/周辺処理時間読込み)では、先
ほど説明したニモニック実行/非実行処理時間読込部1
01a及び周辺処理時間算出部101bよりの処理時間
を読込む。ステップ502(処理時間積算)では、読込
んだ処理時間を処理時間データに加え、サイクルタイム
とカレンダ時間を計算する。ステップ503(タイマ値
検証)では、積算した処理時間を用いて、タイマ値を処
理時間分だけ減算する。ステップ504(タイムアウト
?)では、タイムアウト条件が成立したか否かを検証す
る。ステップ505(タイマ割込み生成)では、シミュ
レーションメイン処理部101に対してタイマ割り込み
等を生成する。
【0042】以上説明したように、この実施形態では、
ニモニック実行/非実行処理時間読込部101a並びに
周辺処理時間算出部101bと、処理時間積算部102
aとで本発明の論理時間生成手段を構成している。
【0043】そして、この論理時間生成手段で生成され
た論理時間を用いて、タイマ管理部102において、タ
イマ値の検証(ステップ503)及びタイマ割込の生成
(ステップ505)を行っている。また、処理時間積算
(ステップ502)で得られた論理時間に基づいて、サ
イクルタイムの自動試算を行っている。すなわち、こう
して得られた論理時間を基準として、入出力更新処理、
命令実行処理、周辺サービス処理の一巡実行時間を測定
することで、サイクルタイムの試算を行っている。
【0044】そのため、この実施形態によれば、使用さ
れるパソコンの性能に影響を受けることなく、実PLC
と等価なタイマ動作や割込動作を実現したり、或いは正
確なサイクルタイムを自動試算することが可能となる。
【0045】なお、本発明の要旨とするところは、パソ
コン上の仮想PLCを用いてPLC用制御プログラムを
模擬的に実行させるPLCシミュレータであって、PL
C用制御プログラムに使用される各命令の実PLCにお
ける実処理時間データを記憶させた実処理時間データ記
憶手段と、仮想PLCにおけるプログラム模擬実行処理
において、個々の命令が処理される毎に、前記実処理時
間データ記憶手段に記憶された実処理時間データを参照
して、その命令に対応する実処理時間を積算して論理時
間を生成する論理時間生成手段と、を有し、前記仮想P
LCによるプログラム模擬実行に関する計時処理を前記
論理時間を用いて管理する、ことにほかならない。
【0046】従って、プログラム模擬実行に関する計時
処理としては、単に、タイマ処理、定時割込処理、サイ
クルタイム試算処理に限定されるものではない。その他
の任意の計時処理が含まれることは言うまでもない。ま
た、本発明のサイクルタイム試算処理には、プログラム
全体が複数のタスクに分割構成されている場合、タスク
単位で実行所要時間の試算が可能となされている。この
ようにタスク毎の実行所要時間がわかると、サイクルタ
イムを短縮する場合に効率がよい。すなわち、実行所要
時間が大なるタスクが判れば、そのタスクに関して集中
的にデバッグを行うことにより、サイクルタイムを効果
的に短縮することができる。
【0047】
【実施例】以下に、この発明の好適な一実施例を図6乃
至図9の添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0048】本発明が適用されたPLCプログラム開発
支援装置の一実施例を示す構成図が図6に示されてい
る。
【0049】同図に示されるように、この実施例にあっ
ては、実際の制御システムと同様にSCADAがシステ
ム監視として接続された環境で、図8に示される制御プ
ログラムを検証するシステムを構成している。
【0050】PLCシミュレータ10Aに対する入力に
ついてはデバッガ20Aから仮想的に与えられる。性能
評価のために、PLCタイプAとPLCタイプBについ
てシミュレーションの結果を比較する。
【0051】PLCタイプを指定することにより、図7
(a),(b)に示されるようなニモニック処理&時間
データ104(A),(B)を展開し、ニモニック処理
制御プログラムとして図8に示されるニモニックプログ
ラムをシミュレーションメイン処理部101Aに展開し
て実行する。
【0052】制御プログラムの各コマンド(命令)を実
行し、各コマンドの実行/非実行により処理時間をニモ
ニック処理&時間データ104(A),(B)から読込
みタイミング処理部102で積算を行う。
【0053】以下に、具体的なシミュレーション結果に
ついて述べる。
【0054】[PLCタイプA(図7(a)参照)が指
定された場合] (1)処理時間の積算 図8において、符号で示されるコマンド(命令)LD
が条件成立(“1”)の場合、符号で示されるコマン
ド(命令)OUTは実行となり、その場合の処理時間の
積算は0.05+0.20=0.25μsとなる。
【0055】これに対して、コマンド(命令)LDが条
件不成立(“0”)の場合、続くコマンド(命令)OU
Tは非実行となり、その場合の処理時間の積算は0.0
5+0.05=0.10μsとなる。
【0056】(2)タイミング管理 図8において、符号で示されるコマンド(命令)LD
実行前に設定されていたタイマの値(残り時間)がタイ
ムアウトまで0.15μsであれば、コマンド(命令)
LDの実行によりタイマの値は0.10μsとなり、続
くコマンド(命令)OUTの実行によりタイマの値は−
0.10usとなって婦の値となるから、タイムアウト
条件の成立と判定される。これにより、タイムアウト割
込み等を生成する。
【0057】(3)時間管理 図8において、符号で示されるコマンド(命令)LD
実行前のカレンダ時間が、ベース時間xx年xx月xx
日0時0分0秒000ms000μsからの経過時間と
して600000000μsであれば、コマンド(命
令)LD、OUTの実行によりカレンダ時間は6000
00025usとなる。このようにコマンド(命令)の
処理時間を積算することにより、カレンダ時間を論理的
に進め、アプリケーションなどを含んだ制御システムと
しての時間管理を可能とする。
【0058】(4)サイクルタイムの計算 上述の(2)タイミング管理並びに(3)時間管理によ
り、シミュレート時にPLCシミュレータ10Aの入力
を、デバッガ20Aやアプリケーション30Aにより、
実運用システムと同じような条件で与えることが出来る
ため、制御命令の実行/非実行も実運用時と同じように
発生する。そのため、上述の(1)処理時間の積算に従
って処理時間を積算することで、実機PLCに近いサイ
クルタイムを得ることが出来る。
【0059】従って、制御システムとしての一連の工程
を行い、サイクルタイムをシミュレータ内部、あるいは
1サイクル毎にデバッガで読込み、履歴を取ることでシ
ステムとして必要となるサイクルタイムを検証すること
ができる。
【0060】[PLCタイプB(図7(b)参照)が指
定された場合] (1)処理時間の積算 図8において、符号で示されるコマンドLDが条件成
立(“1”)の場合には、続くコマンド(命令)OUT
は実行となり、その場合の処理時間の積算は0.08+
0.30=0.38μsとなる。
【0061】[PLCタイプ毎のデータ切替え/サイク
ルタイムの表示]上述の例で明らかなように、PLCタ
イプのデータが異なることで積算時間が異なりサイクル
タイム及びタイミングが異なってくる。デバッガ20A
よりPLCタイプ指定をすることで、PLCシミュレー
タ10Aでは展開するデータをPLCタイプAか、PL
CタイプBかを切替えることができる。また、デバッガ
20Aではそれぞれのデータでシミュレーションした結
果を表示する。
【0062】一連の工程において、図9のような結果が
得られたと仮定して、そのときの制御システムの要求仕
様が『処理時間は120ms以下』であれば、PLCタ
イプAの性能が必要となることが判る。
【0063】なお、図9に示される『サイクルタイム』
とは、命令実行処理、入出力更新処理、周辺サービス処
理(通信ユニット、拡張ユニット、割り込みユニット等
に対する処理等)からなる一連の工程の一巡所要時間の
ことである。また、ここで言う『PLCタイプ』とは、
ハードウェアと一対一に対応するタイプ種別のことであ
り、製品としての型式等が同一でもハードウェアが異な
ればPLCタイプは異なる。
【0064】以上の実施形態並びに実施例によれば、次
のような格別の作用効果を得ることができる。
【0065】(1)パソコン上でPLCの制御プログラ
ムを実機と論理的に同じタイミングでデバッグ乃至テス
トすることができる。
【0066】(2)パソコンのシミュレーション環境で
制御プログラムを実行するだけで、自動的にサイクルタ
イムを短時間で知ることができる。
【0067】(3)ニモニック命令の実行/非実行を考
慮に入れた、誤差の少ないサイクルタイムを得ることが
可能になる。
【0068】(4)PLCタイプ毎のサイクルタイムを
容易に得ることができ、制御システムの用途に合ったP
LCタイプを選択することが容易となる。
【0069】(5)PLCだけでなく、制御システム全
体でPLCシミュレータのタイマを参照することによ
り、制御システム全体としてのテストを行うこともでき
る。
【0070】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、使用されるパソコンの性能に影響を受けること
なく、プログラム模擬実行により実現される時間関連動
作を、できる限り実PLCと等価な時間環境で実現させ
ることが可能なPLCシミュレータを提供することにあ
る。
【0071】また、この発明によれば、使用されるパソ
コンの性能に影響を受けることなく、実PLCと等価な
タイマ動作や割込動作を実現することが可能なPLCシ
ミュレータを提供することができる。
【0072】さらに、この発明によれば、使用されるパ
ソコンの性能に影響を受けることなく、正確なサイクル
タイムを自動試算可能なPLCシミュレータを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたPLCプログラム開発支援
装置の構成図である。
【図2】シミュレーションメイン処理部とタイミング処
理部の詳細構成図である。
【図3】ニモニック実行/非実行処理時間読込部を含む
ニモニック実行処理の全体を示すフローチャートであ
る。
【図4】周辺処理時間算出部を含む周辺処理実行処理の
詳細を示すフローチャートである。
【図5】タイミング処理部の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明が適用されたPLCプログラム開発支援
装置の一実施例を示す構成図である。
【図7】ニモニック処理&時間情報データをPLCタイ
プ別に表にして示す図である。
【図8】PLCプログラムのニモニック表記の一例を示
す図である。
【図9】PLCタイプ別サイクルタイム測定結果を表に
して示す図である。
【符号の説明】
1 PLCプログラム開発支援装置 10 PLCシミュレータ 20,20A デバッガ 30,30A アプリケーション 101,101A シミュレーションメイン処理
部 101a ニモニック実行/非実行処理時間読込
部 101b 周辺処理時間算出部 102,102A タイミング処理部 102a 処理時間積算部 102b タイマ管理部 103 制御プログラム 104,104(A),104(B) ニモニッ
ク処理&時間データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 CC11 EE02 EE41 EE56 5H004 GA28 MA02 MA37 5H220 EE12 HH01 JJ19 JJ24 JJ26 JJ57 KK08 LL01 LL04 LL06 5H223 CC03 CC08 DD03 EE19 FF05 FF08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン上の仮想PLCを用いてPLC
    用制御プログラムを模擬的に実行させるPLCシミュレ
    ータであって、 PLC用制御プログラムに使用される各命令の実PLC
    における実処理時間データを記憶させた実処理時間デー
    タ記憶手段と、 仮想PLCにおけるプログラム模擬実行処理において、
    個々の命令が処理される毎に、前記実処理時間データ記
    憶手段に記憶された実処理時間データを参照して、その
    命令に対応する実処理時間を積算して論理時間を生成す
    る論理時間生成手段と、を有し、 前記仮想PLCによるプログラム模擬実行に関する計時
    処理を前記論理時間を用いて管理する、PLCシミュレ
    ータ。
  2. 【請求項2】 実処理時間データが、命令実行時の処理
    時間データと命令非実行時の処理時間データとから構成
    されており、かつ前記論理時間生成手段が、個々の命令
    の実行又は非実行を加味して、実行処理時間を積算して
    論理時間を生成する、請求項1に記載のPLCシミュレ
    ータ。
  3. 【請求項3】 仮想PLCによるプログラム模擬実行に
    関する計時処理が、タイマ命令又は割込命令の計時処理
    である、請求項1又は2に記載のPLCシミュレータ。
  4. 【請求項4】 仮想PLCによるプログラム模擬実行に
    関する計時処理が、PLCのサイクルタイム自動試算の
    ための計時処理である、請求項1又は2に記載のPLC
    シミュレータ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のPL
    Cシミュレータの機能の全部又は一部を実現するための
    コンピュータプログラムを格納した記録媒体。
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