JP2001208640A - 免震床の静的試験方法および装置 - Google Patents

免震床の静的試験方法および装置

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JP2001208640A JP2000019338A JP2000019338A JP2001208640A JP 2001208640 A JP2001208640 A JP 2001208640A JP 2000019338 A JP2000019338 A JP 2000019338A JP 2000019338 A JP2000019338 A JP 2000019338A JP 2001208640 A JP2001208640 A JP 2001208640A
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floor
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measuring device
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Katsuhiro Goto
克弘 後藤
Kyukichi Sugiyama
久吉 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器類を設置する免震床の静的試験方法を正
確かつ迅速に行う。 【解決手段】 スクリュージャッキ20を免震床1に着
脱自在に連結して免震床1を水平方向に往復移動させ
る。その際にスクリュージャッキ20に加わる圧縮応力
または引張応力を圧縮−引張両用型の荷重測定器24で
計測し、免震床1の水平方向の変位を変位測定器9で測
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工場や種々の施設に
設置される制御装置や回転機械などの機器類を免震的に
設置するために使用される免震床を静的に試験する方
法、およびその試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場や種々の施設には大型の制御装置や
回転機械などの機器類が設置されるが、これらの機器類
は一般に高価で重要なものが多く、地震や周囲から伝搬
する振動により損傷したり寿命が短くなることを防止す
る必要がある。そこで重要な機器類は免震床上に設定さ
れることが多い。そして、設定以上の強い地震に対し
て、少なくとも二次元的に免震床がコンクリート基面に
対して移動できるように緩衝装置が働く。一般に免震床
は基礎コンクリート上に複数の免震機構を設置し、それ
ら免震機構の上に床基盤を取り付けて構成される。その
ような免震機構としては、例えば少なくとも二次元にス
プリングを免震床と基礎コンクリートとの間に介装する
とともに、免震床の下面に回動球を介在させて免震床を
基礎コンクリートに対して移動自在に形成したものが知
られている。或いは、剛性の高い金属板とゴム等の弾性
板を交互に積み重ねた積層式のものその他が知られてい
る。
【0003】このように構成される免震床は、設定値以
上の地震に対して、予め設計許容された水平方向の最大
変位量、すなわ設計許容変位量内では自由に変位が可能
でなければならない。しかし免震床の周囲に敷設される
配管やケーブル等が工事ミスなどにより免震床に接触
し、免震床の変位を妨げることがある。そこで従来から
このような敷設ミスを発見し修正するために、免震床の
設置およびその周囲における種々の工事が完了した後、
免震床に水平方向の静荷重を加えてその変位量を試験す
る静的試験が行われている。図8は従来の免震床の静的
試験方法を示す正面図、図9はその平面図である。これ
らの図において免震床1は、例えば基礎コンクリート2
上に複数の免震機構3を設置し、その免震機構3の上に
床基盤4を水平に取り付けて構成され、機器は床基盤4
上にボルト等により固定して設置される。なお免震床1
の静的試験を行う際には、実際の機器を免震床1上に載
置して試験を行う。
【0004】図示の免震機構3は回動球6を有する転動
式のもので、重力荷重による静止摩擦力以上の水平応力
(始動力)が床基盤4に加わると、回動球6が始動して
床基盤4を水平方向に移動させる。なお床基盤4と基礎
コンクリート2の間にはXおよびY方向にそれぞれ図示
しないバネ機構が介在され、そのバネ定数により床基盤
4の水平応力−変位量(移動量)の関係が決まる。静的
試験装置は床基盤4に取り付けるロードセル等の荷重測
定器7と、その荷重測定器7を引っ張るチェーンブロッ
ク8と、床基盤4に連結される変位測定器9を備えてい
る。変位測定器9は基礎コンクリート2に設置される本
体10と、本体10から繰り出されるワイヤー11と、
ワイヤー11の先端部に取り付けられたマグネットスタ
ンド12を有し、そのマグネットスタンド12を床基盤
4に磁着させるようになっている。そしてワイヤー11
の繰り出し量が変位量に比例するので、その繰り出し量
を変位量として電気信号に変換して出力する。なお、変
位測定器9はチェーンブロック8による引っ張り方向の
両側にそれぞれ設けられ、水平方向の移動が左右不均一
になる場合でもその挙動を正確に測定できるようになっ
ている。
【0005】上記装置で免震機構3の静的試験を行うに
は、先ず図示のように荷重測定器7および変位測定器9
をそれぞれ所定位置に取り付け、チェーンブロック8を
固定金具13と荷重測定器7の間に連結して床基盤4を
+X方向に設計許容変位量、またはそれ以下の所定量だ
け引っ張る。そして荷重測定器7による荷重(引張応
力)測定値の変化に対する変位測定器9による変位測定
値の変化から+X方向の荷重−変位関係を知ることがで
きる。続いて−X方向、+Y方向、−Y方向についても
同様に試験を繰り返す。そして床基盤4が移動中にケー
ブル等の障害物に接触すると、単位荷重増加量あたりの
変位増加量が正常値より大きく低下するので、それによ
り障害物の有無を見分けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の静的試験方法では人力によるチェーンブロッ
ク操作のために微小な摩擦力を判断することが困難であ
り、細いケーブルが免震床に接触または干渉していても
気づかないことがある。またチェーンブロック操作およ
び免震床への荷重測定器の取り付け操作が+X方向、−
X方向、+Y方向、−Y方向の4回、さらにそれらの取
り外し操作が4回必要になり、試験に要する時間が長く
労力も大きいという問題がある。そこで本発明はこのよ
うな問題を解決することを課題とし、そのための新しい
免震床の静的試験方法およびその方法に使用する装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の免震床
の静的試験方法は、スクリュージャッキを使用し、その
スクリュージャッキを免震床に着脱自在に連結して免震
床を水平方向に往復移動させ、その際にスクリュージャ
ッキに加わる圧縮応力または引張応力を圧縮−引張両用
型の荷重測定器で計測すると共に、免震床の水平方向の
変位を変位測定器で測定することを特徴とするものであ
る(請求項1)。上方法によれば、スクリュージャッキ
の精密な移動調整性能を利用して免震床を水平方向に往
復移動させるので、免震床に加える水平応力を精密且つ
微妙に変化させることができる。そのため微小な摩擦力
を判断することが可能で、細いケーブルが免震床に接触
または干渉している場合でもそれを知ることができる。
また免震床への荷重測定器の取り付けおよびその取り外
しも、それぞれ2回でよい。即ち、+X,−Xの両方向
の測定を一度の取付で行なえる。同様に+Y,−Yの両
方向の測定も一度の取付で行なえるからである。上記方
法において、荷重測定器からの荷重測定値と変位測定器
からの変位測定値を演算装置に入力し、荷重−変位曲線
を出力して表示することができる(請求項2)。そのよ
うにすると試験中にリアルタイムで荷重−変位の関係が
分かるので、免震床に接触または干渉している物体をよ
り迅速に知ることができる。
【0008】また本発明の免震床の静的試験装置は、ウ
ォームギア機構を介して回転操作部により往復駆動され
る駆動軸を有するスクリュージャッキと、該スクリュー
ジャッキに加わる圧縮応力および引張応力を測定するた
めに前記駆動軸に連結された圧縮−引張両用型の荷重測
定器と、免震床の変位を測定するために免震床に連結さ
れる変位測定器を備えていることを特徴とするものであ
る(請求項3)。上記装置を使用することにより、本発
明の免震床の静的試験方法を好適に実施することができ
る。上記装置において、荷重測定器からの荷重測定値と
変位測定器からの変位測定値により荷重−変位曲線を演
算する演算装置と、該演算装置からの演算結果の出力を
表示する表示装置を含むことができる(請求項4)。こ
のように構成することにより、試験中にリアルタイムで
荷重−変位の関係が分かるので、免震床に接触または干
渉している物体をより迅速に知ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の静的試験方法を実施す
る試験装置の1例を示す正面図、図2は図1の平面図で
あって、従来の静的試験装置図8および図9と同じ部分
には同一符号が付されている。なおこの例では、図8と
同じ免震床に本発明の静的試験装置を適用している。本
静的試験装置はウォームギア機構21を介して回転操作
部22により往復駆動される駆動軸23を有するスクリ
ュージャッキ20と、スクリュージャッキ20に加わる
圧縮応力および引張応力を測定するために駆動軸23に
連結される荷重測定器24と、免震床1の変位を測定す
るために免震床1に連結される変位測定器9を備えてい
る。なおスクリュージャッキ20は、例えば実開平4−
19598号公報に記載されているようなものを使用す
ることができる。
【0010】図3に示すように、ウォームギア機構21
は回転操作部22の回転軸22aに設けたウォーム25
とそれに歯合する中空のウォームギア26とを有し、そ
のウォームギア26の中空内周面に内ネジが形成され、
その内ネジがネジ棒からなる駆動軸23に螺着されてい
る。なお、ウォームギア26はその軸線方向には移動し
ないように図示しない本体に支持されている。また、回
転操作部22にはハンドル22bが取り付けられ、その
ハンドル22bにより手動で回転軸22aを正回転また
は逆回転することにより駆動軸23が往復移動する。な
お回転軸22aに可逆モータ等の回転駆動装置を連結
し、駆動軸23の往復駆動を遠隔操作で行うこともでき
る。駆動軸23の最大ストロークは免震床1の設計許容
変位量以上の値とされる。機器を設置する免震床1にお
ける設計許容変位量は、通常X方向およびY方向共に±
250mm程度であるから、その最大ストロークを50
0mm以上に設定すればよい。
【0011】荷重測定器24は荷重に応じて電気抵抗が
変化するロードセル式を使用することができ、特に本発
明では圧縮応力および引張応力を共に測定できる圧縮−
引張両用型の荷重測定器が使用される。このような荷重
測定器は例えば荷重零のときの抵抗値を基準として、圧
縮応力が加わるとそれに比例して抵抗値が増加し、引張
応力が加わるとそれに比例して抵抗値が減少するので、
その抵抗値の変化により圧縮領域から引張領域まで連続
的に測定することができる。このような圧縮−引張両用
型の荷重測定器として、例えば株式会社共和電業(KY
OWA)から市販されている引張圧縮両用型LUK−B
S等を使用することができる。
【0012】図4に荷重測定器24とそれを免震床1の
床基盤4の端部に着脱自在に連結する連結金具27、お
よび荷重測定器24に連結された駆動軸23の関係を示
す。連結金具27はL型とされ、その一方の片には荷重
測定器24を連結する複数のボルト孔(図示せず)が設
けられ、他方の片には床基盤4に連結する複数のボルト
孔28が設けられている。そして円板状の荷重測定器2
4が複数のボルト29で連結金具27に連結され、連結
金具27はボルト孔28を利用して図1のように床基盤
4に着脱自在に連結される。荷重測定器24の中央部に
はねじ孔が形成され、そのねじ孔に駆動軸23の先端部
がねじ結合している。なお荷重測定器24の出力信号は
ケーブル30を経て後述する演算装置31に入力され
る。
【0013】図1において、変位測定器9は基礎コンク
リート2に設置される本体10と、本体10から繰り出
されるワイヤー11と、ワイヤー11の先端部に取り付
けられたマグネットスタンド12により構成される。変
位測定器9で測定できる最大変位量はワイヤー11の繰
り出し量により決まり、前述のように免震床1の設計許
容変位量が±250mm程度である場合には、ワイヤー
11の繰り出し最大量を500mm以上に設定する。図
5は演算装置31のブロック図である。演算装置31は
パソコン等を使用して構成することができ、図示の例で
はI/O(入力/出力)インターフェイス32、CPU
(中央演算装置)33およびメモリ装置34を有してお
り、周辺機器としてキーボード等の入出力装置35およ
びディスプレイやプリンター等の表示装置36が接続さ
れる。入出力装置35から例えば演算式や演算係数の設
定、表示形式の設定等を入力することができる。
【0014】荷重測定器24の出力信号と2つの変位測
定器9の出力信号は、I/Oインターフェイス32を経
てCPU33に入力され、CPU33で荷重測定器24
の出力信号の変化を例えばX軸、それに対応する変位測
定器9の出力信号のいずれか一方もしくは両方の平均値
の変化をY軸にプロットする演算、すなわち荷重−変位
曲線の演算が行われる。そしてその演算結果は表示装置
36にリアルタイムで表示される。なお、この演算プロ
グラムは予めメモリ装置34に記憶しておく。
【0015】次に上記装置により免震床1の静的試験を
行う方法を説明する。先ず図4のように荷重測定器24
をボルト29で連結金具27に連結すると共に、その荷
重測定器24にスクリュージャッキ20の駆動軸23の
先端部をねじ込み連結する。次に図1(図2)のように
免震床1の+X方向の延長上にスクリュージャッキ20
を設置し、その駆動軸23に連結した連結金具27を床
基盤4の端部にボルトで連結する。さらに床基盤4のY
方向の両側における所定位置に変位測定器9をそれぞれ
設置し、各マグネットスタンド12を床基盤4に磁着さ
せることにより変位測定器9と床基盤4を連結する。
【0016】次にスクリュージャッキ20の回転操作部
22を回転し、駆動軸23を+X方向に設計許容変位量
まで移動させて免震床1に静荷重を加えていく。次いで
駆動軸23を元の位置まで戻し、さらに今度は−X方向
に設計許容変位量まで連続的に駆動軸23を移動して免
震床1に反対方向の静荷重を加えていく。そして最後に
駆動軸23を元の位置まで戻す。この一連の操作により
免震床1は±X方向に静荷重が加えられるが、その際の
スクリュージャッキ20の駆動軸23に生じる引張応力
および圧縮応力の変化は荷重測定器24で連続的に測定
され、免震床1の±X方向の変位の変化は変位測定器9
で連続的に測定される。なお駆動軸23に生じる引張応
力および圧縮応力と免震床1に加わる±X方向の静荷重
は同一である。荷重測定器24の出力と変位測定器9の
出力は演算装置31に入力されて荷重−変位曲線が演算
され、その演算結果が表示装置36にリアルタイムで表
示される。
【0017】次に免震床1の±Y方向についても上記と
同様に試験し、演算装置31で荷重−変位曲線を演算し
て表示装置36にリアルタイムで表示させる。図6は免
震床1に±X方向の静荷重を加えたときに表示装置36
に表示される荷重−変位曲線であり、免震床1にケーブ
ル等の障害物が接触していない正常な状態を示すもので
ある。図中は+X方向へ引張静荷重を加えていくと
き、はそれを基に戻すとき、は−X方向へ圧縮静荷
重を加えていくとき、はさらにそれを基に戻すときの
それぞれの曲線で、全体としてヒステリシス状の軌跡を
示す。なお零点からの始点までの距離は免震機構3に
おける回動球6の静止摩擦力に対抗する始動力を表し、
各曲線の傾斜は免震床1のバネ定数により決まる。図7
は免震床1にケーブル等の障害物が接触している場合の
荷重−変位曲線の説明図である。免震床1が点Aまで変
位したとき障害物に接触し、それ以上荷重を加えても変
位しないか、または変位量が減少し、例えば点線のよう
な状態となる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の免震床の静的試験
方法は、スクリュージャッキを免震床に着脱自在に連結
して免震床を水平方向に往復移動させ、その際にスクリ
ュージャッキに加わる圧縮応力または引張応力を圧縮−
引張両用型の荷重測定器で測定し、免震床の水平方向の
変位を変位測定器で測定するようにしたので、免震床に
加える水平応力を精密且つ微妙に変化させることができ
る。そのため微小な摩擦力を判断することが可能であ
り、細いケーブルが免震床に接触または干渉している場
合でもそれを知ることができる。また免震床への荷重測
定器の取り付けと取り外しを2回行うだけで、±X,±
Yの4方向の試験を行うことができる。上記方法におい
て、荷重測定器からの荷重測定値と、変位測定器からの
変位測定値とを演算装置に入力し、荷重−変位曲線を出
力して表示するようにすると、試験中にリアルタイムで
荷重−変位の関係が分かり、免震床に接触または干渉し
ている物体をより迅速に知ることができる。
【0019】また本発明の免震床の静的試験装置は、ウ
ォームギア機構を介して回転操作部により往復駆動され
る駆動軸を有するスクリュージャッキと、該スクリュー
ジャッキに加わる圧縮応力および引張応力を測定するた
めに駆動軸に連結された圧縮−引張両用型の荷重測定器
と、免震床の変位を測定するために免震床に連結される
変位測定器を備えており、上記免震床の静的試験方法を
好適に実施することができる。また上記装置において、
荷重測定器からの荷重測定値と変位測定器からの変位測
定値により荷重−変位曲線を演算する演算装置と、該演
算装置からの演算結果の出力を表示する表示装置を含む
ことができ、そのように構成すると試験中にリアルタイ
ムで荷重−変位の関係が分かり、免震床に接触または干
渉している物体をより迅速に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静的試験方法を実施する試験装置の1
例を示す正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2におけるウォームギア機構21の拡大平面
図。
【図4】図1における荷重測定器24、連結金具27お
よび駆動軸23の連結状態を示す斜視図。
【図5】演算装置31のブロック図。
【図6】免震床1に±X方向に静荷重を加えたときの荷
重−変位曲線の説明図。
【図7】免震床1に障害物が接触している場合の荷重−
変位曲線の説明図。
【図8】従来の免震床の静的試験方法を示す正面図。
【図9】従来の免震床の静的試験方法を示す平面図。
【符号の説明】 1 免震床 2 基礎コンクリート 3 免震機構 4 床基盤 5 試験ブロック 6 回動球 7 荷重測定器 8 チェーンブロック 9 変位測定器 10 本体 11 ワイヤー 12 マグネットスタンド 13 固定金具 20 スクリュージャッキ 21 ウォームギア機構 22 回転操作部 22a 回転軸 22b ハンドル 23 駆動軸 24 荷重測定器 25 ウォーム 26 ウォームギア 27 連結金具 28 ボルト孔 29 ボルト 30 ケーブル 31 演算装置 32 I/Oインターフェイス 33 CPU 34 メモリ装置 35 入出力装置 36 表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の静荷重と変位の関係を試験す
    る免震床の静的試験方法において、 スクリュージャッキ20を免震床1に着脱自在に連結し
    て免震床1を水平方向に往復移動させ、その際にスクリ
    ュージャッキ20に加わる圧縮応力または引張応力を圧
    縮−引張両用型の荷重測定器24で計測すると共に、免
    震床1の水平方向の変位を変位測定器9で測定すること
    を特徴とする免震床の静的試験方法。
  2. 【請求項2】 荷重測定器24からの荷重測定値と変位
    測定器9からの変位測定値を演算装置31に入力し、荷
    重−変位曲線を出力して表示する請求項1に記載の免震
    床の静的試験方法。
  3. 【請求項3】 水平方向の静荷重と変位の関係を試験す
    る免震床の静的試験装置において、 ウォームギア機構21を介して回転操作部22により往
    復駆動される駆動軸23を有するスクリュージャッキ2
    0と、該スクリュージャッキ20に加わる圧縮応力およ
    び引張応力を測定するために前記駆動軸23に連結され
    た圧縮−引張両用型の荷重測定器24と、免震床1の変
    位を測定するために免震床1に連結される変位測定器9
    を備えていることを特徴とする免震床の静的試験装置。
  4. 【請求項4】 荷重測定器24からの荷重測定値と変位
    測定器9からの変位測定値により荷重−変位曲線を演算
    する演算装置31と、該演算装置31からの演算結果の
    出力を表示する表示装置36を含む請求項3に記載の免
    震床の静的試験装置。
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