JP2001208364A - 温水の使用熱量管理装置 - Google Patents

温水の使用熱量管理装置

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JP2001208364A
JP2001208364A JP2000018387A JP2000018387A JP2001208364A JP 2001208364 A JP2001208364 A JP 2001208364A JP 2000018387 A JP2000018387 A JP 2000018387A JP 2000018387 A JP2000018387 A JP 2000018387A JP 2001208364 A JP2001208364 A JP 2001208364A
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Yoshikane Kuboya
賢謙 久保谷
Hironobu Yasufuku
洋伸 安福
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Noritz Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]

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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中温水供給システムを用いて必要な温水を
各戸に供給するようにしたものにおいて、各戸毎に温水
の使用熱量を管理することができ、また各戸毎に温水使
用熱量に応じた使用料金を管理することが可能となる温
水の使用熱量管理装置の提供を課題とする。 【解決手段】 中央温水供給部11にて加熱した温水を
各戸に供給するようにした給湯システムにおいて、各戸
毎に温水の使用熱量を管理する装置であって、各戸での
温水の流量を検出する温水流量センサ23と、温水の温
度を検出する湯温センサ24と、使用される水道の水温
を検出する水温センサ25と、前記各センサからの情報
に基づいて温水使用熱量を積算演算するコントローラ3
1と、該コントローラ31で演算された積算温水使用熱
量を表示する表示部32とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温水の使用熱量管理
装置に関し、詳しくは中央温水供給部から温水を各戸に
供給するようにした給湯システムにおいて、各戸毎に温
水の使用熱量を演算して管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気の使用やガスの使用、或いは
水道の使用については、使用料金を徴収するための手段
として電力メータ、ガスメータ、水道メータが各戸に設
置されている。一方、最近では集合住宅等で、コージェ
ネや太陽熱等を利用した集中温水供給システム、或いは
工場等の廃熱を利用した集中温水供給システムが提供さ
れつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の集中温
水供給システムを用いて、例えば比較的小規模の集合住
宅や同じビル内の異なる家庭等に温水を供給する場合に
おいて、該集中温水供給システムが温水供給をカバーす
る複数戸数において、どこがどれだけの温水熱量を使用
しているかについては、これを容易に測定して表示する
といったことは従来なされていなかった。しかしなが
ら、今後、集中温水供給システムによる集合住宅や老人
ホーム等での各部屋への温水供給等において、どこがど
れだけ温水熱量を使用しているかを知ることは、熱量の
使用量に応じて個別に料金を課してゆくといった料金シ
ステムを構築する上でも重要なことである。
【0004】そこで本発明は、集中温水供給システムを
用いて必要な温水を各戸に供給するようにしたものにお
いて、各戸毎に温水の使用熱量を管理することができる
装置の提供を課題とする。また各戸毎に温水使用熱量に
応じた使用料金を管理することが可能となる装置の提供
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の温水の使用熱量管理装置は、中央温水供給
部にて加熱した温水を各戸に供給するようにした給湯シ
ステムにおいて、各戸毎に温水の使用熱量を管理する装
置であって、各戸での温水の流量を検出する温水流量セ
ンサと、温水の温度を検出する湯温センサと、使用され
る水道の水温を検出する水温センサと、前記各センサか
らの情報に基づいて温水使用熱量を積算演算するコント
ローラと、該コントローラで演算された積算温水使用熱
量を表示する表示部とを有することを第1の特徴として
いる。また本発明の温水の使用熱量管理装置は、上記第
1の特徴に加えて、コントローラにおいて、温水流量セ
ンサからの情報に基づいて温水使用量も積算することを
第2の特徴としている。また本発明の温水の使用熱量管
理装置は、上記第1又は第2の特徴に加えて、中央温水
供給部に該中央温水供給部と各戸のコントローラとを集
中制御する中央コントローラを設け、該中央コントロー
ラと各戸のコントローラとは通信回線で接続し、中央コ
ントローラから単価データを各戸のコントローラに提供
し、各戸のコントローラでは前記単価データを用いて使
用料金を演算し、該得られた使用料金を表示部に表示す
ると共に、使用料金のデータや積算温水使用熱量や積算
温水使用量のデータを中央コントローラに送るように構
成したことを第3の特徴としている。また本発明の温水
の使用熱量管理装置は、中央温水供給部にて加熱した暖
房温水を各戸に循環供給するようにした給湯システムに
おいて、各戸毎に暖房温水の使用熱量を管理する装置で
あって、各戸での温水の循環流量を検出する循環流量セ
ンサと、循環往路の温度を検出する往路湯温センサと、
循環復路の温度を検出する復路湯温センサと、前記各セ
ンサからの情報に基づいて暖房温水使用熱量を積算演算
するコントローラと、該コントローラで演算された積算
暖房温水使用熱量を表示する表示部とを有することを第
4の特徴としている。また本発明の温水の使用熱量管理
装置は、上記第4の特徴に加えて、中央温水供給部に該
中央温水供給部と各戸のコントローラとを集中制御する
中央コントローラを設け、該中央コントローラと各戸の
コントローラとは通信回線で接続し、中央コントローラ
から単価データを各戸のコントローラに提供し、各戸の
コントローラでは前記単価データを用いて使用料金を演
算し、該得られた使用料金を表示部に表示すると共に、
使用料金のデータや積算暖房温水使用熱量のデータを中
央コントローラに送るように構成したことを第5の特徴
としている。
【0006】上記第1の特徴によれば、中央温水供給部
からの温水が各戸に送られると、その各戸に送られた温
水の流量が温水流量センサで検出され、また温水温度が
湯温センサで検出される。一方、その戸で使用される水
道の水温が水温センサで検出される。そしてその最新の
水温データや温水に関する検出データは情報としてコン
トローラに入力され、温水使用熱量の積算値が演算され
る。そしてこの積算温水使用熱量が表示部に表示され
る。よって第1の特徴によれば、集中温水供給システム
を用いて必要な温水を各戸に供給するようにしたものに
おいて、中央温水供給部から戸別に供給される温水の積
算使用熱量を、戸別に、それぞれ正確に演算して表示す
ることができる。よってまた、温水を供給する側の者に
とっては、戸毎に温水の積算使用熱量を得ることがで
き、戸別の使用料金を課することが容易になる等、温水
使用に対する種々の個別管理が可能となる。
【0007】また上記第2の特徴によれば、上記第1の
特徴による作用効果に加えて、中央温水供給部からの温
水が各戸に送られると、その各戸に送られた温水の流量
が温水流量センサで検出され、その情報がコントローラ
に送られ、温水使用量が積算される。この積算使用量は
表示部に表示することができる。
【0008】また上記第3の特徴によれば、上記第1又
は第2の特徴による作用効果に加えて、各戸のコントロ
ーラと通信回線で接続され中央コントローラから単価デ
ータが前記コントローラに送られ、該コントローラにて
単価データと積算温水使用熱量とから使用料金が演算さ
れ、これが表示部に表示されると共に、その演算された
使用料金のデータが中央コントローラに送られ、温水供
給者の料金管理に用いられる。よって第3の特徴によれ
ば、集中温水供給システムを用いて必要な温水を各戸に
供給するようにしたものにおいて、中央温水供給部から
各戸に送られた温水の使用熱量や使用量に応じた使用料
金を最先の単価データに基づいて演算し、表示すること
ができると共に、中央コントローラ側でも各戸毎の温水
使用熱量を管理することができ、温水利用についての料
金システムを構築することができる。
【0009】また上記第4の特徴によれば、中央温水供
給部で加熱された暖房温水が各戸に循環供給されると、
その各戸に送られた暖房温水の循環流量が循環流量セン
サで検出され、また循環往路の温水温度が往路湯温セン
サで検出され、循環復路の温水温度が往路湯温センサで
検出される。そしてその検出データは情報としてコント
ローラに入力され、暖房温水使用熱量の積算値が演算さ
れる。そしてこの積算暖房温水使用熱量が表示部に表示
される。よって第4の特徴によれば、集中温水供給シス
テムを用いて必要な暖房温水を各戸に循環供給するよう
にしたものにおいて、中央温水供給部から戸別に供給さ
れる暖房温水の積算使用熱量を、戸別に、それぞれ正確
に演算して表示することができる。よってまた、暖房温
水を供給する側の者にとっても、戸毎に暖房温水の積算
使用熱量を得ることができ、戸別の使用料金を課するこ
とが容易になる等、温水使用に対する種々の個別管理が
可能となる。
【0010】また上記第5の特徴によれば、上記第4の
特徴による作用効果に加えて、各戸のコントローラと通
信回線で接続され中央コントローラから単価データが前
記コントローラに送られ、該コントローラにて単価デー
タと積算暖房温水使用熱量とから使用料金が演算され、
これが表示部に表示されると共に、その演算された使用
料金のデータが中央コントローラに送られ、温水供給者
の料金管理に用いられる。よって第5の特徴によれば、
集中温水供給システムを用いて必要な暖房温水を各戸に
供給するようにしたものにおいて、中央温水供給部から
各戸に送られた暖房温水の使用熱量や使用量に応じた使
用料金を最先の単価データに基づいて演算し、表示する
ことができると共に、中央コントローラ側でも各戸毎の
温水使用熱量を管理することができ、温水利用について
の料金システムを構築することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施形
態に係る温水の使用熱量管理装置の概略構成図、図2は
本発明の第2の実施形態に係る温水の使用熱量管理装置
の概略構成図である。
【0012】図1を参照して、先ず第1の実施形態を説
明する。図1においてAは中央制御側で、Bは各戸側で
ある。中央制御側Aはいわゆる集中温水供給システムの
温水供給側で、中央温水供給部11と中央コントローラ
12とから設備されている。前記中央温水供給部11
は、該部11において温水を集中的に加熱して供給に供
するところである。中央温水供給部11においてどのよ
うに温水を加熱するかについては、種々の公知の手段を
用いて加熱することができるが、コージェネや太陽熱
等、或いは工場等の廃熱を利用して温水を加熱するよう
にしてもよい。前記中央コントローラ12は中央温水供
給部11を制御すると共に、前記各戸側Bとそれぞれ通
信回線で接続されることにより、双方向の通信が可能と
なり、情報の交換を行う。
【0013】一方、各戸側Bには、各戸別に前記中央温
水供給部11から温水供給路21が配管されており、ま
た当然ながら上水道等の水道管22が配管されている。
各戸には制御機構部20が設けられており、そこに前記
温水供給路21を流れる温水の流量を検出する温水流量
センサ23、温水供給路21を流れる温水の温度を検出
する湯温センサ24、前記水道管22を流れる水の水温
を検出する水温センサ25、水道管22を流れる水の流
量を検出する水量センサ26が設けられている。なお、
符号27は温水の使用端末を示す。また符号28は水道
の使用端末を示す。
【0014】また前記制御機構部20には、戸別のコン
トローラ31と、積算温水使用熱量表示部32と積算温
水使用量表示部33と使用料金表示部34が設けられ、
また表示部32、33、34に表示される内容を、時間
単位、日単位、月単位等を基準としたものに切り換える
表示内容切換手段35が設けられている。
【0015】更に各戸側Bには、コントローラ31を中
央コントローラ12と通信接続するための通信接続手段
36が設けられている。通信は電話回線、CATV、そ
の他の専用回線を用いて行うことができる。
【0016】今、各戸における使用者が温水の使用端末
27を開くと、中央温水供給部11から温水がその戸に
供給される。このとき温水供給路21を通る温水の流量
と温度とが温水流量センサ23と湯温センサ24とで検
出され、このデータがコントローラ31に送られる。ま
た一方、水道管22の水温センサ25からは一番最近に
水道を使用した際に検出された最新の水温データがコン
トローラ31に送られている。コントローラ31では得
られた温水流量データと湯温データと水温データとから
温水使用熱量を演算し、更にこれを積算した積算温水使
用熱量を演算する。即ち、検出された温水流量をV、湯
温をTh、水温をTcとすると、積算温水使用熱量ΣQ
は、ΣQ=Σ{V×(Th−Tc}で演算される。前記
演算された積算温水使用熱量ΣQは積算温水使用熱量表
示部32に表示される。また、前記温水流量センサ23
で検出された温水流量Vはコントローラ31において積
算され、積算温水使用量ΣVとして積算温水使用量表示
部33に表示される。
【0017】更に前記中央コントローラ12と戸別のコ
ントローラ31とが通信回線で接続された構成において
は、温水供給者側において設定された単位熱量当たりの
単価データが中央コントローラ12から戸別のコントロ
ーラ31に供給され、この単価データと前記積算温水使
用熱量とから使用料金が演算され、この使用料金が使用
料金表示部34に表示される。これによって、使用者は
温水使用による使用料金を常に知ることができる。また
前記演算された使用料金のデータは、コントローラ31
から中央コントローラ12に送られる。これにより温水
供給者側は各戸における温水使用による使用料金を常に
把握することができる。なお単純には、前記積算温水使
用量を用いて使用料金を演算するようにすることも可能
である。
【0018】また前記積算温水使用熱量、積算温水使用
量、及び使用料金は、表示内容切換手段35で切り換え
ることで、時間単位でも、日単位でも、月単位でも、そ
れぞれ積算温水使用熱量表示部32、積算温水使用量表
示部33、使用料金表示部34に切り換え表示できる。
【0019】図2を参照して、本発明の第2の実施形態
を説明する。図2においてもAは中央制御側で、Bは各
戸側である。また中央制御側Aはいわゆる集中温水供給
システムの温水供給側で、中央温水供給部51と中央コ
ントローラ52とから設備されている。前記中央温水供
給部51は、該部51において循環温水を集中的に加熱
して各戸Bへの循環供給に供するところである。中央温
水供給部51において循環温水をどのように加熱するか
については、上記第1の実施形態において説明したと同
様に種々の公知の手段を用いることができる。前記中央
コントローラ52は中央温水供給部51を制御すると共
に、前記各戸側Bとそれぞれ通信回線で接続されること
により、双方向の通信が可能となり、情報の交換を行
う。
【0020】一方、各戸側Bには、各戸別に前記中央温
水供給部51からの循環温水供給路61が配管されてい
る。該循環温水供給路61は循環往路61aと循環復路
61bからなる。また各戸には制御機構部60が設けら
れており、そこに前記循環温水供給路61の循環流量を
検出する循環流量センサ63、循環往路61aを流れる
循環温水の温度を検出する往路湯温センサ64、前記循
環復路61bを流れる暖房温水の水温を検出する復路湯
温センサ65が設けられている。前記循環温水供給路6
1の循環往路61aを送られてくる循環温水は、ポンプ
66、各開閉弁67を介して暖房温水の使用端末68に
導かれ、更に循環復路61bを通って中央温水供給部5
1に戻る。
【0021】また前記制御機構部60には、戸別のコン
トローラ71と積算暖房温水使用熱量表示部72と使用
料金表示部74が設けられ、また表示部72、74に表
示される内容を、時間単位、日単位、月単位等を基準と
したものに切り換える表示内容切換手段75が設けられ
ている。
【0022】更に各戸側Bには、コントローラ71を中
央コントローラ52と通信接続するための通信接続手段
76が設けられている。通信は上記第1の実施態様と同
様に電話回線、CATV、その他の専用回線を用いて行
うことができる。
【0023】今、各戸における使用者が温水の何れかの
暖房温水の使用端末68を使用すると、中央温水供給部
51から温水がその戸に供給される。このとき循環温水
供給路61の循環往路61aを通る循環温水の流量と温
度とが循環流量センサ63と往路湯温センサ64とで検
出され、また循環復路61bの温度が復路湯温センサ6
5で検出され、コントローラ71に送られる。コントロ
ーラ71では得られた循環温水流量データと循環往路6
1aの湯温データと循環復路61bの湯温データとから
暖房温水使用熱量を演算し、更にこれを積算した積算暖
房温水使用熱量を演算する。即ち、検出された暖房温水
流量をV、往路湯温をTh、復路湯温をTcとすると、
積算暖房温水使用熱量ΣQは、ΣQ=Σ{V×(Th−
Tc}で演算される。前記演算された積算暖房温水使用
熱量ΣQは積算暖房温水使用熱量表示部72に表示され
る。
【0024】更に前記中央コントローラ52と戸別のコ
ントローラ71とが通信回線で接続された構成において
は、温水供給者側において設定された単位熱量当たりの
単価データが中央コントローラ52から戸別のコントロ
ーラ71に供給され、この単価データと前記積算暖房温
水使用熱量とから使用料金が演算され、この使用料金が
使用料金表示部74に表示される。これによって、使用
者は温水使用による使用料金を常に知ることができる。
また前記演算された使用料金のデータは、コントローラ
71から中央コントローラ52に送られる。これにより
温水供給者側は各戸における温水使用による使用料金を
常に把握することができる。
【0025】また前記積算暖房温水使用熱量及び使用料
金は、表示内容切換手段75で切り換えることで、時間
単位でも、日単位でも、月単位でも、それぞれ積算暖房
温水使用熱量表示部72、使用料金表示部74に切り換
え表示できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項1に記載の温水の使用熱量管理装置によれば、中央
温水供給部にて加熱した温水を各戸に供給するようにし
た給湯システムにおいて、各戸毎に温水の使用熱量を管
理する装置であって、各戸での温水の流量を検出する温
水流量センサと、温水の温度を検出する湯温センサと、
使用される水道の水温を検出する水温センサと、前記各
センサからの情報に基づいて温水使用熱量を積算演算す
るコントローラと、該コントローラで演算された積算温
水使用熱量を表示する表示部とを有するので、集中温水
供給システムを用いて必要な温水を各戸に供給するよう
にしたものにおいて、中央温水供給部から戸別に供給さ
れる温水の積算使用熱量を、戸別に、それぞれ正確に演
算して表示することができる。よってまた、温水を供給
する側の者にとっては、戸毎に温水の積算使用熱量を得
ることができ、戸別の使用料金を課することが容易にな
る等、温水使用に対する種々の個別管理が可能となる。
また請求項2に記載の温水の使用熱量管理装置によれ
ば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、コ
ントローラにおいて、温水流量センサからの情報に基づ
いて温水使用量も積算するので、中央温水供給部から戸
別に供給される温水の積算使用量を、戸別に、それぞれ
正確に演算して表示することができる。勿論、個別の使
用料金を単純に温水の使用量で課することも可能とな
る。また請求項3に記載の温水の使用熱量管理装置によ
れば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果に加
えて、中央温水供給部に該中央温水供給部と各戸のコン
トローラとを集中制御する中央コントローラを設け、該
中央コントローラと各戸のコントローラとは通信回線で
接続し、中央コントローラから単価データを各戸のコン
トローラに提供し、各戸のコントローラでは前記単価デ
ータを用いて使用料金を演算し、該得られた使用料金を
表示部に表示すると共に、使用料金のデータや積算温水
使用熱量や積算温水使用量のデータを中央コントローラ
に送るように構成したので、集中温水供給システムを用
いて必要な温水を各戸に供給するようにしたものにおい
て、中央温水供給部から各戸に送られた温水の使用熱量
や使用量に応じた使用料金を最先の単価データに基づい
て演算し、表示することができると共に、中央コントロ
ーラ側でも各戸毎の温水使用熱量を管理することがで
き、温水利用についての料金システムを構築することが
できる。また請求項4に記載の温水の使用熱量管理装置
によれば、中央温水供給部にて加熱した暖房温水を各戸
に循環供給するようにした給湯システムにおいて、各戸
毎に暖房温水の使用熱量を管理する装置であって、各戸
での温水の循環流量を検出する循環流量センサと、循環
往路の温度を検出する往路湯温センサと、循環復路の温
度を検出する復路湯温センサと、前記各センサからの情
報に基づいて暖房温水使用熱量を積算演算するコントロ
ーラと、該コントローラで演算された積算暖房温水使用
熱量を表示する表示部とを有するので、集中温水供給シ
ステムを用いて必要な暖房温水を各戸に循環供給するよ
うにしたものにおいて、中央温水供給部から戸別に供給
される暖房温水の積算使用熱量を、戸別に、それぞれ正
確に演算して表示することができる。よってまた、暖房
温水を供給する側の者にとっても、戸毎に暖房温水の積
算使用熱量を得ることができ、戸別の使用料金を課する
ことが容易になる等、温水使用に対する種々の個別管理
が可能となる。また請求項5に記載の温水の使用熱量管
理装置によれば、上記請求項4に記載の構成による効果
に加えて、中央温水供給部に該中央温水供給部と各戸の
コントローラとを集中制御する中央コントローラを設
け、該中央コントローラと各戸のコントローラとは通信
回線で接続し、中央コントローラから単価データを各戸
のコントローラに提供し、各戸のコントローラでは前記
単価データを用いて使用料金を演算し、該得られた使用
料金を表示部に表示すると共に、使用料金のデータや積
算暖房温水使用熱量のデータを中央コントローラに送る
ように構成したので、集中温水供給システムを用いて必
要な暖房温水を各戸に供給するようにしたものにおい
て、中央温水供給部から各戸に送られた暖房温水の使用
熱量や使用量に応じた使用料金を最先の単価データに基
づいて演算し、表示することができると共に、中央コン
トローラ側でも各戸毎の温水使用熱量を管理することが
でき、温水利用についての料金システムを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る温水の使用熱量
管理装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る温水の使用熱量
管理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
A 中央制御側 B 各戸側 11 中央温水供給部 12 中央コントローラ 20 制御機構部 21 温水供給路 22 水道管 23 温水流量センサ 24 湯温センサ 25 水温センサ 26 水量センサ 27 温水の使用端末 28 水道の使用端末 31 コントローラ 32 積算温水使用熱量表示部 33 積算温水使用量表示部 34 使用料金表示部 35 表示内容切換手段 36 通信接続手段 51 中央温水供給部 52 中央コントローラ 60 制御機構部 61 循環温水供給路 61a 循環往路 61b 循環復路 63 循環流量センサ 64 往路湯温センサ 65 復路湯温センサ 66 ポンプ 67 開閉弁 68 暖房温水の使用端末 71 コントローラ 72 積算暖房温水使用熱量表示部 74 使用料金表示部 75 表示内容切換手段 76 通信接続手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央温水供給部にて加熱した温水を各戸
    に供給するようにした給湯システムにおいて、各戸毎に
    温水の使用熱量を管理する装置であって、各戸での温水
    の流量を検出する温水流量センサと、温水の温度を検出
    する湯温センサと、使用される水道の水温を検出する水
    温センサと、前記各センサからの情報に基づいて温水使
    用熱量を積算演算するコントローラと、該コントローラ
    で演算された積算温水使用熱量を表示する表示部とを有
    することを特徴とする温水の使用熱量管理装置。
  2. 【請求項2】 コントローラにおいて、温水流量センサ
    からの情報に基づいて温水使用量も積算することを特徴
    とする請求項1に記載の温水の使用熱量管理装置。
  3. 【請求項3】 中央温水供給部に該中央温水供給部と各
    戸のコントローラとを集中制御する中央コントローラを
    設け、該中央コントローラと各戸のコントローラとは通
    信回線で接続し、中央コントローラから単価データを各
    戸のコントローラに提供し、各戸のコントローラでは前
    記単価データを用いて使用料金を演算し、該得られた使
    用料金を表示部に表示すると共に、使用料金のデータや
    積算温水使用熱量や積算温水使用量のデータを中央コン
    トローラに送るように構成したことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の温水の使用熱量管理装置。
  4. 【請求項4】 中央温水供給部にて加熱した暖房温水を
    各戸に循環供給するようにした給湯システムにおいて、
    各戸毎に暖房温水の使用熱量を管理する装置であって、
    各戸での温水の循環流量を検出する循環流量センサと、
    循環往路の温度を検出する往路湯温センサと、循環復路
    の温度を検出する復路湯温センサと、前記各センサから
    の情報に基づいて暖房温水使用熱量を積算演算するコン
    トローラと、該コントローラで演算された積算暖房温水
    使用熱量を表示する表示部とを有することを特徴とする
    温水の使用熱量管理装置。
  5. 【請求項5】 中央温水供給部に該中央温水供給部と各
    戸のコントローラとを集中制御する中央コントローラを
    設け、該中央コントローラと各戸のコントローラとは通
    信回線で接続し、中央コントローラから単価データを各
    戸のコントローラに提供し、各戸のコントローラでは前
    記単価データを用いて使用料金を演算し、該得られた使
    用料金を表示部に表示すると共に、使用料金のデータや
    積算暖房温水使用熱量のデータを中央コントローラに送
    るように構成したことを特徴とする請求項4に記載の温
    水の使用熱量管理装置。
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