JP2001206269A - 電動軽車両 - Google Patents
電動軽車両Info
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Links
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
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- TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 6-oxabicyclo[3.2.1]oct-3-en-7-one Chemical compound C1C2C(=O)OC1C=CC2 TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 101001125854 Homo sapiens Peptidase inhibitor 16 Proteins 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の電動二輪車は、車体フレームのほぼ中央
部やデッキの下に配置したバッテリーケースに箱型のバ
ッテリーを収納していたので、厳い外観になり、バッテ
リーケースが車体の重量を増し、車体フレームを折り畳
み可能にデザインする上で重大な支障になっていた。 【解決手段】車体フレーム3の一部を成す前バー21と
後バー23の半分をパイプで形成し、直列に接続するこ
とでモーター53に必要な駆動電圧が得られる充電式の
多数のバッテリー63を、上記パイプで形成した部分に
直列に並べて収納した。従って、車体フレーム3の一部
がバッテリーケースとして利用されるので、特別なバッ
テリーケースが要らず、その分、小型且つ軽量に構成で
きると共に、出っ張りの無いすっきりとした外観にデザ
インすることができ、車体フレームを折り畳み可能にデ
ザインするに当たって、バッテリーが支障になることも
無い。
部やデッキの下に配置したバッテリーケースに箱型のバ
ッテリーを収納していたので、厳い外観になり、バッテ
リーケースが車体の重量を増し、車体フレームを折り畳
み可能にデザインする上で重大な支障になっていた。 【解決手段】車体フレーム3の一部を成す前バー21と
後バー23の半分をパイプで形成し、直列に接続するこ
とでモーター53に必要な駆動電圧が得られる充電式の
多数のバッテリー63を、上記パイプで形成した部分に
直列に並べて収納した。従って、車体フレーム3の一部
がバッテリーケースとして利用されるので、特別なバッ
テリーケースが要らず、その分、小型且つ軽量に構成で
きると共に、出っ張りの無いすっきりとした外観にデザ
インすることができ、車体フレームを折り畳み可能にデ
ザインするに当たって、バッテリーが支障になることも
無い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターの回転力
によって走行する比較的軽量な二輪車などの電動軽車両
に関する。
によって走行する比較的軽量な二輪車などの電動軽車両
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、バッテリー電源のモーターで走
行する簡易な二輪車とか、電動車椅子などの電動軽車両
は、環境問題や弱者対策の上で、今後大きく普及するこ
とが予想される。そして、これら電動軽車両には、使用
者層や使用目的からして、より軽量で安価であることが
要求されると共に、二輪車にあっては運搬の便宜上、よ
りコンパクトに折り畳めることも重要な要素になって来
る。
行する簡易な二輪車とか、電動車椅子などの電動軽車両
は、環境問題や弱者対策の上で、今後大きく普及するこ
とが予想される。そして、これら電動軽車両には、使用
者層や使用目的からして、より軽量で安価であることが
要求されると共に、二輪車にあっては運搬の便宜上、よ
りコンパクトに折り畳めることも重要な要素になって来
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の車両において
軽量化や簡素化を考えるとき大きな問題になるものの一
つが、バッテリーとその搭載形態である。従来、この種
のバッテリーには箱型のものが使用され、車体フレーム
のほぼ中央部やデッキの下に配置したバッテリーケース
に収納することが多用されていたが、この形態では、ど
うしても出っ張りを抑えられず、バッテリーケースが車
体の重量を増す原因になり、車体フレームを折り畳み可
能にデザインする上で大きな支障になってしまう。
軽量化や簡素化を考えるとき大きな問題になるものの一
つが、バッテリーとその搭載形態である。従来、この種
のバッテリーには箱型のものが使用され、車体フレーム
のほぼ中央部やデッキの下に配置したバッテリーケース
に収納することが多用されていたが、この形態では、ど
うしても出っ張りを抑えられず、バッテリーケースが車
体の重量を増す原因になり、車体フレームを折り畳み可
能にデザインする上で大きな支障になってしまう。
【0004】もう一つは、二輪車、特に、車体フレーム
を折り畳み可能なタイプにする場合におけるフットレス
トとスタンド機構の問題である。通常、フットレストは
車体フレームの前後方向における中間部下方に設けられ
る部材であるから、車体フレームを例えば前後2つ折り
可能な形態にするときは、フットレストの位置を固定・
解除自在なるように構成する必要があるため、その分、
構造が複雑になると共に、いちいちその固定や解除をす
るための操作をしなければならないことになってしま
う。また、スタンド機構については、非使用時に跳ね上
げておくための強力なトグルバネが必要であったり、側
方や後方への出っ張りの問題が残る。
を折り畳み可能なタイプにする場合におけるフットレス
トとスタンド機構の問題である。通常、フットレストは
車体フレームの前後方向における中間部下方に設けられ
る部材であるから、車体フレームを例えば前後2つ折り
可能な形態にするときは、フットレストの位置を固定・
解除自在なるように構成する必要があるため、その分、
構造が複雑になると共に、いちいちその固定や解除をす
るための操作をしなければならないことになってしま
う。また、スタンド機構については、非使用時に跳ね上
げておくための強力なトグルバネが必要であったり、側
方や後方への出っ張りの問題が残る。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、バッテリーをこれに専用の搭載手段
を設けなくても収納状に搭載することができて、軽量に
して、外観をすっきりさせることができる新規な電動軽
車両を提供することを目的とする。また、本発明は、ス
タンド機構を折畳み・展開自在な構造にすることで、こ
のスタンド機構がフットレストとしても機能すると共
に、2つ折り車体フレームの内側に完全に収めることが
でき、しかも、跳ね上げ用のトグルバネも不要で、機能
切換えのための操作も簡単で済む新規な電動軽車両を提
供することを目的とする。
されたものであり、バッテリーをこれに専用の搭載手段
を設けなくても収納状に搭載することができて、軽量に
して、外観をすっきりさせることができる新規な電動軽
車両を提供することを目的とする。また、本発明は、ス
タンド機構を折畳み・展開自在な構造にすることで、こ
のスタンド機構がフットレストとしても機能すると共
に、2つ折り車体フレームの内側に完全に収めることが
でき、しかも、跳ね上げ用のトグルバネも不要で、機能
切換えのための操作も簡単で済む新規な電動軽車両を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の電動軽車両は、複数の車輪を支持
し少なくとも一部がパイプで構成された車体フレーム
と、直流モーターと、直列に接続することで上記モータ
ーに必要な駆動電圧が得られる充電式の複数のバッテリ
ーと、上記モーターの回転を車輪に伝達する回転伝達手
段とを備え、前記複数のバッテリーを車体フレームのう
ちパイプで構成された部分に直列に並べて収納したもの
である。
に、請求項1に記載の電動軽車両は、複数の車輪を支持
し少なくとも一部がパイプで構成された車体フレーム
と、直流モーターと、直列に接続することで上記モータ
ーに必要な駆動電圧が得られる充電式の複数のバッテリ
ーと、上記モーターの回転を車輪に伝達する回転伝達手
段とを備え、前記複数のバッテリーを車体フレームのう
ちパイプで構成された部分に直列に並べて収納したもの
である。
【0007】即ち、本発明では車体フレームの一部がバ
ッテリー収納部として利用されるので、用いるバッテリ
ーのサイズによっては車体フレームのバッテリー収納部
分が多少太くなる程度のことはあっても、全体として
は、バッテリーを納めるための特別な空間を設けないで
済み、その分、小型且つ軽量に構成することができると
共に、出っ張りの無いすっきりとした外観にデザインす
ることができる。
ッテリー収納部として利用されるので、用いるバッテリ
ーのサイズによっては車体フレームのバッテリー収納部
分が多少太くなる程度のことはあっても、全体として
は、バッテリーを納めるための特別な空間を設けないで
済み、その分、小型且つ軽量に構成することができると
共に、出っ張りの無いすっきりとした外観にデザインす
ることができる。
【0008】請求項2に記載の電動軽車両は、前後2つ
の車輪を支持した車体フレームと、直流モーターと、こ
のモーター用のバッテリーと、上記モーターの回転を車
輪に伝達する回転伝達手段と、スタンド機構とを備え、
このスタンド機構は、基端部が車体フレームに回動自在
に支持され先端部にフットレストが取り付けられたフッ
トレストアームと、このフットレストアームよりは短く
基端部が車体フレームに回動自在に支持されたスタンド
アームと、このスタンドアームと上記フットレストアー
ムの各先端部に回動自在に連結されたリンクと、これら
フットレストアームとスタンドアームとリンクのうちの
いずれか所定の構成部材の姿勢変更を阻止するためのス
トッパ手段とを有し、前記リンクをフットレストアーム
に重なるように畳んだ状態ではスタンドアームがフット
レストアームを支持することによってフットレストの位
置が固定され、リンクをフットレストアームに対して開
いて行ってリンクと上記スタンドアームとの連結部が1
つの車輪より低い高さに来たとき上記所定の構成部材が
ストッパ手段によって姿勢変更を阻止されることで車体
の姿勢がスタンド機構によって保持されるようにしたも
のである。
の車輪を支持した車体フレームと、直流モーターと、こ
のモーター用のバッテリーと、上記モーターの回転を車
輪に伝達する回転伝達手段と、スタンド機構とを備え、
このスタンド機構は、基端部が車体フレームに回動自在
に支持され先端部にフットレストが取り付けられたフッ
トレストアームと、このフットレストアームよりは短く
基端部が車体フレームに回動自在に支持されたスタンド
アームと、このスタンドアームと上記フットレストアー
ムの各先端部に回動自在に連結されたリンクと、これら
フットレストアームとスタンドアームとリンクのうちの
いずれか所定の構成部材の姿勢変更を阻止するためのス
トッパ手段とを有し、前記リンクをフットレストアーム
に重なるように畳んだ状態ではスタンドアームがフット
レストアームを支持することによってフットレストの位
置が固定され、リンクをフットレストアームに対して開
いて行ってリンクと上記スタンドアームとの連結部が1
つの車輪より低い高さに来たとき上記所定の構成部材が
ストッパ手段によって姿勢変更を阻止されることで車体
の姿勢がスタンド機構によって保持されるようにしたも
のである。
【0009】即ち、リンクをフットレストアームに折り
重ねた状態では、フットレストアームのうちリンクが重
なっている部分を除く部分と、スタンドアームと、車体
フレームとで側方からみた三角形が形成される。従っ
て、スタンドアームの先端部又はこれとリンクとの連結
部がフットレストアームを支持することになり、それに
よって、フットレストの位置が固定される。この状態
が、フットレスト機構として機能する状態である。ま
た、この状態から、リンクをフットレストアームに対し
て開いて行って、リンクとスタンドアームとの連結部が
車輪より低い高さに来たときは当該所定の構成部材がス
トッパ手段によって姿勢変更を阻止されて、フットレス
トアームとスタンドアームとリンクとの位置関係が定ま
る。従って、上記連結部と別の車輪に車体の荷重がかか
り、それによって車体の姿勢がスタンド機構によって保
持される。この状態が、スタンド機構として機能する状
態である。
重ねた状態では、フットレストアームのうちリンクが重
なっている部分を除く部分と、スタンドアームと、車体
フレームとで側方からみた三角形が形成される。従っ
て、スタンドアームの先端部又はこれとリンクとの連結
部がフットレストアームを支持することになり、それに
よって、フットレストの位置が固定される。この状態
が、フットレスト機構として機能する状態である。ま
た、この状態から、リンクをフットレストアームに対し
て開いて行って、リンクとスタンドアームとの連結部が
車輪より低い高さに来たときは当該所定の構成部材がス
トッパ手段によって姿勢変更を阻止されて、フットレス
トアームとスタンドアームとリンクとの位置関係が定ま
る。従って、上記連結部と別の車輪に車体の荷重がかか
り、それによって車体の姿勢がスタンド機構によって保
持される。この状態が、スタンド機構として機能する状
態である。
【0010】この電動軽車両におけるスタンド機構は、
基本的にはフットレストアームとスタンドアーム及びリ
ンクという3つの部材だけで、スタンドとフットレスト
の両機能を果たすことができる。しかも、これら2つの
機能の切換えは、主として、スタンド機構を折り畳んだ
り展開したりする操作だけで済む。
基本的にはフットレストアームとスタンドアーム及びリ
ンクという3つの部材だけで、スタンドとフットレスト
の両機能を果たすことができる。しかも、これら2つの
機能の切換えは、主として、スタンド機構を折り畳んだ
り展開したりする操作だけで済む。
【0011】本発明におけるストッパ手段は、フットレ
ストアームとスタンドアームとリンクのうちのいずれか
1つが当接・離間自在に当接したり、或いは係合・解除
自在に係合してその姿勢変更を阻止されるものであれ
ば、どのような形態のものであても良いが、そのストッ
パ手段が働くためにネジを回す等の特別な作業を伴う形
態は望ましく無く、自動的に又はワンタッチの操作で働
くように構成することが望ましい。例えば、スタンドア
ームやフットレストアーム等の回動軌跡に臨むように位
置する係合部(例えば半円形の切欠)を車体フレームに
設けておいて、この係合部に、スタンドアーム等がそれ
自体の又は車体フレーム側の撓み弾性を利用してクリッ
クストップ様に係合するように構成する。
ストアームとスタンドアームとリンクのうちのいずれか
1つが当接・離間自在に当接したり、或いは係合・解除
自在に係合してその姿勢変更を阻止されるものであれ
ば、どのような形態のものであても良いが、そのストッ
パ手段が働くためにネジを回す等の特別な作業を伴う形
態は望ましく無く、自動的に又はワンタッチの操作で働
くように構成することが望ましい。例えば、スタンドア
ームやフットレストアーム等の回動軌跡に臨むように位
置する係合部(例えば半円形の切欠)を車体フレームに
設けておいて、この係合部に、スタンドアーム等がそれ
自体の又は車体フレーム側の撓み弾性を利用してクリッ
クストップ様に係合するように構成する。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載した電
動軽車両において、リンクをフットレストアームに対し
て開いて行ってこのリンクとスタンドアームとの連結部
が車輪より低い高さに来て且つこの連結部がスタンドア
ームの回動中心を通る垂線を越えてスタンドアームが傾
斜姿勢になったとき、このスタンドアームがストッパ手
段に当たってその姿勢変更を阻止されるようにしたもの
である。
動軽車両において、リンクをフットレストアームに対し
て開いて行ってこのリンクとスタンドアームとの連結部
が車輪より低い高さに来て且つこの連結部がスタンドア
ームの回動中心を通る垂線を越えてスタンドアームが傾
斜姿勢になったとき、このスタンドアームがストッパ手
段に当たってその姿勢変更を阻止されるようにしたもの
である。
【0013】この発明は、請求項2のストッパ手段を、
車体の荷重を利用して機能する形態にしたものであっ
て、車体の荷重がスタンドアームの姿勢変更を阻止する
ように働くことでスタンド機構の形状が定まるようにし
たものである。この場合のストッパ手段としては、スタ
ンドアームの回動軌跡に交差するように位置した軸状部
材、その他、様々なものが考えられるが、例えば、車輪
をストッパ手段として利用することもできる。具体的に
は、スタンドアームを後輪(又は前輪)の近くに設けて
おき、リンクをフットレストアームに対して開いて行っ
てスタンドアームが前倒れ(又は後ろ倒れ)に傾斜した
姿勢になるのと略同時にこのスタンドアーム又はリンク
の一部が後輪(又は前輪)に当たって、それ以上スタン
ドアームが回らないようにする。スタンドアームが前倒
れ(又は後ろ倒れ)に傾斜した姿勢になると、車体の荷
重は、このスタンドアームを更に倒そうとする方向へ働
くので、スタンドアームの姿勢は車体の荷重が掛ること
によって確実に保持される。従って、この発明によれ
ば、特別なストッパ手段が不要で済む場合が多く、仮
に、特別なストッパ手段を設けるにしても非常に簡単な
もので済み、いずれにしても機械的な係合動作等を伴わ
ないため、スタンド機構の折畳みや展開に手間取ること
も無い。
車体の荷重を利用して機能する形態にしたものであっ
て、車体の荷重がスタンドアームの姿勢変更を阻止する
ように働くことでスタンド機構の形状が定まるようにし
たものである。この場合のストッパ手段としては、スタ
ンドアームの回動軌跡に交差するように位置した軸状部
材、その他、様々なものが考えられるが、例えば、車輪
をストッパ手段として利用することもできる。具体的に
は、スタンドアームを後輪(又は前輪)の近くに設けて
おき、リンクをフットレストアームに対して開いて行っ
てスタンドアームが前倒れ(又は後ろ倒れ)に傾斜した
姿勢になるのと略同時にこのスタンドアーム又はリンク
の一部が後輪(又は前輪)に当たって、それ以上スタン
ドアームが回らないようにする。スタンドアームが前倒
れ(又は後ろ倒れ)に傾斜した姿勢になると、車体の荷
重は、このスタンドアームを更に倒そうとする方向へ働
くので、スタンドアームの姿勢は車体の荷重が掛ること
によって確実に保持される。従って、この発明によれ
ば、特別なストッパ手段が不要で済む場合が多く、仮
に、特別なストッパ手段を設けるにしても非常に簡単な
もので済み、いずれにしても機械的な係合動作等を伴わ
ないため、スタンド機構の折畳みや展開に手間取ること
も無い。
【0014】請求項4に記載の電動軽車両は、請求項2
又は3に記載した電動軽車両において、車体フレームは
少なくとも前輪側部分と後輪側部分とが関節軸を介して
折畳み自在に連結されており、スタンド機構のフットレ
ストアームとスタンドアームの各基端部はいずれも上記
前輪側部分又は後輪側部分に支持したものである。
又は3に記載した電動軽車両において、車体フレームは
少なくとも前輪側部分と後輪側部分とが関節軸を介して
折畳み自在に連結されており、スタンド機構のフットレ
ストアームとスタンドアームの各基端部はいずれも上記
前輪側部分又は後輪側部分に支持したものである。
【0015】従って、車体フレームを前輪側部分と後輪
側部分との連結部で折り畳む際、リンクをフットレスト
アームに対して開いておけば、車体フレームが折畳まれ
るのに伴って、スタンド機構は、必然的に、スタンド使
用形状に折り畳まれるので、スタンド機構が車体フレー
ムの折畳みを邪魔することがほとんど無い。これによ
り、車体フレームの折畳み形状をよりコンパクトにする
ことができる。
側部分との連結部で折り畳む際、リンクをフットレスト
アームに対して開いておけば、車体フレームが折畳まれ
るのに伴って、スタンド機構は、必然的に、スタンド使
用形状に折り畳まれるので、スタンド機構が車体フレー
ムの折畳みを邪魔することがほとんど無い。これによ
り、車体フレームの折畳み形状をよりコンパクトにする
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る電動二輪車1を図面に従って説明する。 〔A.フレーム〕(図1〜図4) 3は電動二輪車1の車体フレームを示す。この車体フレ
ーム3は、金属製のもので、使用しないときは前後ほぼ
2つ折りできるようになっていて、図1から図3に示す
「使用時形状」になっている状態で左右方向から見て略
三角形を成すメインフレーム5と、下端部に前輪13が
支持され上下方向に対してやや後ろ倒れに傾いたフロン
トフレーム7と、上端部にサドル17が取り付けられた
短いサドルポスト9とから構成されている。
る電動二輪車1を図面に従って説明する。 〔A.フレーム〕(図1〜図4) 3は電動二輪車1の車体フレームを示す。この車体フレ
ーム3は、金属製のもので、使用しないときは前後ほぼ
2つ折りできるようになっていて、図1から図3に示す
「使用時形状」になっている状態で左右方向から見て略
三角形を成すメインフレーム5と、下端部に前輪13が
支持され上下方向に対してやや後ろ倒れに傾いたフロン
トフレーム7と、上端部にサドル17が取り付けられた
短いサドルポスト9とから構成されている。
【0017】フロントフレーム7の上端部には、前後方
向から見て略U字形をしたハンドル11の下頂部が支持
されている。フロントフレーム7の上下方向における中
間部には、フレーム取付けステー7aが溶接されてい
る。図示を省略したが、ハンドル11には、その左右両
端部を為すグリップと対向するように、後ろブレーキ用
と前ブレーキ用のブレーキレバーが各別に設けられてい
る。
向から見て略U字形をしたハンドル11の下頂部が支持
されている。フロントフレーム7の上下方向における中
間部には、フレーム取付けステー7aが溶接されてい
る。図示を省略したが、ハンドル11には、その左右両
端部を為すグリップと対向するように、後ろブレーキ用
と前ブレーキ用のブレーキレバーが各別に設けられてい
る。
【0018】メインフレーム5は、前端部が上記フレー
ム取付けステー7aに溶接され全体が円筒形をした前バ
ー21と、この前バー21に折り畳み自在に連結された
後バー23と、この後バー23の前バー21に対する姿
勢を固定・解除自在に保持する左右2本の姿勢保持バー
25とで構成されている。メインフレーム5を使用時形
状で見て(以下の形状説明は、この形状において行
う)、前バー21はフレーム取付けステー7aから後ろ
やや斜め上方に向かって延び、後バー23は前バー21
の後端近くから下やや斜め後方へ向かって延び、姿勢保
持バー25はフレーム取付けステー7a近くから後バー
23の下端部まで延びている。
ム取付けステー7aに溶接され全体が円筒形をした前バ
ー21と、この前バー21に折り畳み自在に連結された
後バー23と、この後バー23の前バー21に対する姿
勢を固定・解除自在に保持する左右2本の姿勢保持バー
25とで構成されている。メインフレーム5を使用時形
状で見て(以下の形状説明は、この形状において行
う)、前バー21はフレーム取付けステー7aから後ろ
やや斜め上方に向かって延び、後バー23は前バー21
の後端近くから下やや斜め後方へ向かって延び、姿勢保
持バー25はフレーム取付けステー7a近くから後バー
23の下端部まで延びている。
【0019】前バー21の後端部にはキャップ27が取
り付けられ、このキャップ27の外周面からは左右2枚
の短い連結片29が下方へ向けて突出している。後バー
23は、前バー21よりやや短く、その上半分を為す円
筒部31と、この円筒部31の外周面下端の左右両側部
から略下方へ向かって延びた二股部33と、この二股部
33の下端部に互いに平行に対向して溶接された平板3
5とから構成されている。この平板35に後輪15が支
持されている。
り付けられ、このキャップ27の外周面からは左右2枚
の短い連結片29が下方へ向けて突出している。後バー
23は、前バー21よりやや短く、その上半分を為す円
筒部31と、この円筒部31の外周面下端の左右両側部
から略下方へ向かって延びた二股部33と、この二股部
33の下端部に互いに平行に対向して溶接された平板3
5とから構成されている。この平板35に後輪15が支
持されている。
【0020】円筒部31は、固定バー21と同じ太さの
金属製のもので、その上端部にキャップ37が固定さ
れ、このキャップ37の外周面から1枚の連結片39が
前方へ突出している。この連結片39は前バー21の連
結片29の間に挿入され、これら連結片39と29とが
関節軸41で回動自在に結合されることで、後バー23
と前バー21とが回動自在に連結される。サドルポスト
9は円筒部31の上端近くから上斜め後方へ向かって延
びている。
金属製のもので、その上端部にキャップ37が固定さ
れ、このキャップ37の外周面から1枚の連結片39が
前方へ突出している。この連結片39は前バー21の連
結片29の間に挿入され、これら連結片39と29とが
関節軸41で回動自在に結合されることで、後バー23
と前バー21とが回動自在に連結される。サドルポスト
9は円筒部31の上端近くから上斜め後方へ向かって延
びている。
【0021】姿勢保持バー25は、比較的細身の金属パ
イプから成り、その両端部にはリング状の連結部25a
(図2参照)が固定されていて、全長は前バー21の
1.5倍ぐらいある。フロントフレーム7にはフレーム
取付けステー7aの近くから左右両側へ突出したボルト
43(図2参照)が溶接されており、このボルト43
に、2本の姿勢保持バー25の前側の連結部25aが各
別に外嵌めされると共に抜止め用のナットが取り付けら
れ、それにより、姿勢保持バー25の前端部がフロント
フレーム7に回動自在に支持される。また、後バー23
の平板35にも左右両側へ突出した別のボルト43´
(図2参照)が溶接されていて、このボルト43´には
姿勢保持バー25の後側の連結部25aが通されると共
に、蝶ナット45(図2参照)で着脱自在に固定され
る。(この蝶ナット45は、ワンタッチのロックナット
に代えても良い。)
イプから成り、その両端部にはリング状の連結部25a
(図2参照)が固定されていて、全長は前バー21の
1.5倍ぐらいある。フロントフレーム7にはフレーム
取付けステー7aの近くから左右両側へ突出したボルト
43(図2参照)が溶接されており、このボルト43
に、2本の姿勢保持バー25の前側の連結部25aが各
別に外嵌めされると共に抜止め用のナットが取り付けら
れ、それにより、姿勢保持バー25の前端部がフロント
フレーム7に回動自在に支持される。また、後バー23
の平板35にも左右両側へ突出した別のボルト43´
(図2参照)が溶接されていて、このボルト43´には
姿勢保持バー25の後側の連結部25aが通されると共
に、蝶ナット45(図2参照)で着脱自在に固定され
る。(この蝶ナット45は、ワンタッチのロックナット
に代えても良い。)
【0022】しかして、姿勢保持バー25の後側の連結
部25aが後バー23に固定されている状態では、前バ
ー21と後バー23と姿勢保持バー25との位置関係が
固定することでメインフレーム5が三角形を成す。ま
た、姿勢保持バー25の後側の連結部25aをボルト4
3´から外した状態では、図4に示すように、後輪15
が前バー21に下側から近接するところまで、後バー2
3を折り畳むことができる。このときのメインフレーム
5の形状を、以下、「折畳み完了形状」と言う。
部25aが後バー23に固定されている状態では、前バ
ー21と後バー23と姿勢保持バー25との位置関係が
固定することでメインフレーム5が三角形を成す。ま
た、姿勢保持バー25の後側の連結部25aをボルト4
3´から外した状態では、図4に示すように、後輪15
が前バー21に下側から近接するところまで、後バー2
3を折り畳むことができる。このときのメインフレーム
5の形状を、以下、「折畳み完了形状」と言う。
【0023】〔B.走行機構〕(図1、図4) 後バー23の円筒部31と二股部33とが連続する辺り
の背面には左右に並んだモーター取付けブラケット51
が取り付けられ、このモーター取付けブラケット51
に、比較的小型の直流モーター53(図2、図3では図
示を省略してある)が取り付けられている。このモータ
ー53の出力軸には小径なスプロケットホィール55が
固定されている。また、後輪15のハブには大径なスプ
ロケットホィール57が取り付けられており、これらス
プロケットホィール55と57にチェーン59が無端状
に掛け渡されている。従って、後輪15はモーター53
で回転される。
の背面には左右に並んだモーター取付けブラケット51
が取り付けられ、このモーター取付けブラケット51
に、比較的小型の直流モーター53(図2、図3では図
示を省略してある)が取り付けられている。このモータ
ー53の出力軸には小径なスプロケットホィール55が
固定されている。また、後輪15のハブには大径なスプ
ロケットホィール57が取り付けられており、これらス
プロケットホィール55と57にチェーン59が無端状
に掛け渡されている。従って、後輪15はモーター53
で回転される。
【0024】モーター53の上側には、後バー23に固
定された制御ボックス61が配置されている。この制御
ボックス61には、後述するバッテリーを電源とするモ
ーター駆動回路等が設けられていて、ハンドル11のグ
リップに設けられた図示しないアクセルの操作によって
モーター53の回転速度が変更され、それによって、走
行速度が調節される。
定された制御ボックス61が配置されている。この制御
ボックス61には、後述するバッテリーを電源とするモ
ーター駆動回路等が設けられていて、ハンドル11のグ
リップに設けられた図示しないアクセルの操作によって
モーター53の回転速度が変更され、それによって、走
行速度が調節される。
【0025】〔C.バッテリーの搭載〕(図1) メインフレーム5の前バー21と後バー23の円筒部3
1はバッテリーケースを兼ねていて、ここに鉛型のバッ
テリー63が多数収納されている。このバッテリー63
は、端子電圧2ボルトの充電式のもので、外形は軸方向
長さが短い円柱形をしており、前バー21に収納した8
個と円筒部31に収納した4個を全て直列に接続して、
出力電圧が24ボルトになるようにしてある。
1はバッテリーケースを兼ねていて、ここに鉛型のバッ
テリー63が多数収納されている。このバッテリー63
は、端子電圧2ボルトの充電式のもので、外形は軸方向
長さが短い円柱形をしており、前バー21に収納した8
個と円筒部31に収納した4個を全て直列に接続して、
出力電圧が24ボルトになるようにしてある。
【0026】〔D.スタンド機構〕(図1〜図4) 71はスタンド機構を示す。このスタンド機構71は、
駐車時における車体姿勢の保持機能と、走行中使用する
フットレスト機能を兼ねたもので、それぞれ比較的細い
金属パイプで形成されたフットレストアーム73と、ス
タンドアーム75と、リンク77とで変形自在(折畳み
・展開自在)に構成されている。
駐車時における車体姿勢の保持機能と、走行中使用する
フットレスト機能を兼ねたもので、それぞれ比較的細い
金属パイプで形成されたフットレストアーム73と、ス
タンドアーム75と、リンク77とで変形自在(折畳み
・展開自在)に構成されている。
【0027】〔D−1.構造〕フットレストアーム73
は、左右2本の金属パイプ81と、左右方向へ延びるス
テップ軸83と、このステップ軸83に固定された連結
ブラケット85等により構成されている。ステップ軸8
3の両端側の部分が、厚肉なゴムチューブで被われたフ
ットレスト83aになっている。ステップ軸83のうち
左右のフットレスト83aに各別に近い位置に連結ブラ
ケット85が溶接されており、この連結ブラケット85
とステップ軸83とで為す隅角に左右2本の金属パイプ
81の一端が溶接されている。金属パイプ81の他端部
には被支持リング87が固定されている。
は、左右2本の金属パイプ81と、左右方向へ延びるス
テップ軸83と、このステップ軸83に固定された連結
ブラケット85等により構成されている。ステップ軸8
3の両端側の部分が、厚肉なゴムチューブで被われたフ
ットレスト83aになっている。ステップ軸83のうち
左右のフットレスト83aに各別に近い位置に連結ブラ
ケット85が溶接されており、この連結ブラケット85
とステップ軸83とで為す隅角に左右2本の金属パイプ
81の一端が溶接されている。金属パイプ81の他端部
には被支持リング87が固定されている。
【0028】後バー23の円筒部31の上端近くからは
支持ボルト89が左右両側へ突出している。この支持ボ
ルト89は、その先端側半分程度が螺軸になっていて、
この螺軸の部分にフットレストアーム73の被支持リン
グ87が外嵌めされ、螺軸の先端には抜止め用のナット
が取り付けられる。これにより、フットレストアーム7
3の一端部が後バー23の上端近くに回動自在に支持さ
れ、そのステップ軸83側の部位は左右の姿勢保持バー
25の内側を通ってこのバー25より下に突出する。
支持ボルト89が左右両側へ突出している。この支持ボ
ルト89は、その先端側半分程度が螺軸になっていて、
この螺軸の部分にフットレストアーム73の被支持リン
グ87が外嵌めされ、螺軸の先端には抜止め用のナット
が取り付けられる。これにより、フットレストアーム7
3の一端部が後バー23の上端近くに回動自在に支持さ
れ、そのステップ軸83側の部位は左右の姿勢保持バー
25の内側を通ってこのバー25より下に突出する。
【0029】スタンドアーム75は、左右2本の金属パ
イプ91と、これら金属パイプ91の先端どうしを連結
した左右方向へ延びるスタンドバー93とで構成されて
いる。金属パイプ91はフットレストアーム73の金属
パイプ81の3分の2余りの長さで、その基端部には被
支持リング95が固定されている。後バー23の二股部
33における上端部近くには、左右方向を向いた支持ボ
ルト97が設けられている。この支持ボルト97にスタ
ンドアーム75の被支持リング95が外嵌めされ、支持
ボルトの先端には抜止め用のナットが取り付けられる。
これにより、スタンドアーム75の基端部が後バー23
の中間部辺りに回動自在に支持される。
イプ91と、これら金属パイプ91の先端どうしを連結
した左右方向へ延びるスタンドバー93とで構成されて
いる。金属パイプ91はフットレストアーム73の金属
パイプ81の3分の2余りの長さで、その基端部には被
支持リング95が固定されている。後バー23の二股部
33における上端部近くには、左右方向を向いた支持ボ
ルト97が設けられている。この支持ボルト97にスタ
ンドアーム75の被支持リング95が外嵌めされ、支持
ボルトの先端には抜止め用のナットが取り付けられる。
これにより、スタンドアーム75の基端部が後バー23
の中間部辺りに回動自在に支持される。
【0030】リンク77は、左右2本の金属パイプ99
と、これら金属パイプ99の各中間部に掛け渡されたス
トッパバー101とから成り、金属パイプ99はフット
レストアーム73の金属パイプ81の3分の1余りの長
さを有する。これら金属パイプ99は、その一端部がス
タンドアーム75のスタンドバー93の両端部に回動自
在に連結されると共に、その他端部がフットレストアー
ム73の連結ブラケット85に回動自在に連結されてい
る。
と、これら金属パイプ99の各中間部に掛け渡されたス
トッパバー101とから成り、金属パイプ99はフット
レストアーム73の金属パイプ81の3分の1余りの長
さを有する。これら金属パイプ99は、その一端部がス
タンドアーム75のスタンドバー93の両端部に回動自
在に連結されると共に、その他端部がフットレストアー
ム73の連結ブラケット85に回動自在に連結されてい
る。
【0031】〔D−2.フットレストとしての機能〕
(図1、図2) このように構成されたスタンド機構71をフットレスト
として機能させる場合は、これを図1及び図2に示す
「フットレスト使用形状」にする。即ち、メインフレー
ム5が使用時形状になっている状態で、リンク77をフ
ットレストアーム73に重なるように折り畳むと、スタ
ンドアーム75がその先端部(スタンドバー93)でフ
ットレストアーム73の中間部より先端側へある程度寄
った部位を略後側から支える恰好になって、フットレス
トアーム73とスタンドアーム75と後バー23とで三
角形が形成される。この三角形によって、フットレスト
アーム73とスタンドアーム75と後バー23との位置
関係が固定し、フットレストアーム73は後バー23の
上端近くから前下方へ斜めに延びる姿勢に落ち着き、そ
のフットレスト83aは、姿勢保持バー25の中間部の
やや下方に位置する。この状態でのフットレスト83a
の高さは、サドル17に腰掛けた通常の体格の者にとっ
て、その足を乗せるのに丁度良い高さになっている。
(図1、図2) このように構成されたスタンド機構71をフットレスト
として機能させる場合は、これを図1及び図2に示す
「フットレスト使用形状」にする。即ち、メインフレー
ム5が使用時形状になっている状態で、リンク77をフ
ットレストアーム73に重なるように折り畳むと、スタ
ンドアーム75がその先端部(スタンドバー93)でフ
ットレストアーム73の中間部より先端側へある程度寄
った部位を略後側から支える恰好になって、フットレス
トアーム73とスタンドアーム75と後バー23とで三
角形が形成される。この三角形によって、フットレスト
アーム73とスタンドアーム75と後バー23との位置
関係が固定し、フットレストアーム73は後バー23の
上端近くから前下方へ斜めに延びる姿勢に落ち着き、そ
のフットレスト83aは、姿勢保持バー25の中間部の
やや下方に位置する。この状態でのフットレスト83a
の高さは、サドル17に腰掛けた通常の体格の者にとっ
て、その足を乗せるのに丁度良い高さになっている。
【0032】〔D−3.スタンドとしての機能〕(図
3) また、スタンド機構71を、駐輪時のスタンドとして機
能させる場合は、これを、図3に実線で示す「スタンド
使用形状」に変形させる。即ち、図1に示すフットレス
ト使用形状になっている状態から、先ず、フットレスト
アーム73をほぼ上方へ移動させて、図3に二点鎖線で
示すようにスタンドアーム75とリンク77とを側方か
ら見て一直線状にする。この操作は、例えばフットレス
ト83aを掴んで行い、次いで、これを後方へ戻す。す
ると、図3に一点鎖線で示すように、リンク77がフッ
トレストアーム73に対して開いて行って、フットレス
トアーム73とスタンドアーム75とリンク77は後バ
ー23と共に四辺形を形成して行き、スタンドバー93
が着地する。図3は、スタンド機能が働いて後輪15が
浮いた状態を示しているので、スタンドバー93の着地
は、概ね同図に示すA点に来たところで為される。
3) また、スタンド機構71を、駐輪時のスタンドとして機
能させる場合は、これを、図3に実線で示す「スタンド
使用形状」に変形させる。即ち、図1に示すフットレス
ト使用形状になっている状態から、先ず、フットレスト
アーム73をほぼ上方へ移動させて、図3に二点鎖線で
示すようにスタンドアーム75とリンク77とを側方か
ら見て一直線状にする。この操作は、例えばフットレス
ト83aを掴んで行い、次いで、これを後方へ戻す。す
ると、図3に一点鎖線で示すように、リンク77がフッ
トレストアーム73に対して開いて行って、フットレス
トアーム73とスタンドアーム75とリンク77は後バ
ー23と共に四辺形を形成して行き、スタンドバー93
が着地する。図3は、スタンド機能が働いて後輪15が
浮いた状態を示しているので、スタンドバー93の着地
は、概ね同図に示すA点に来たところで為される。
【0033】この状態から車体を多少前方へ押すか、又
は、車体の後部を少し持ち上げながらスタンドアーム7
5を後ろ側へ軽く蹴って、このスタンドアーム75を、
同図に実線で示すように、これの回動支点を通る垂線H
より後ろに位置させる。これにより、このスタンドアー
ム75がやや前倒れの姿勢になると共に、後輪15が浮
いて車体重量のほぼ半分がスタンドアーム75にかかる
ので、車体にはスタンドバー93を支点として前方への
移動力が生じる。これにより、フットレストアーム73
とリンク77が相対的に後方へ引っ張られ、その結果、
ストッパバー101が後輪15に当接して、それ以上、
フットレストアーム73とリンク77がスタンドアーム
75に近づくのを阻止される。しかして、スタンド機構
71の形状が固定されて、車体の姿勢がスタンド機構7
1によって保持される。
は、車体の後部を少し持ち上げながらスタンドアーム7
5を後ろ側へ軽く蹴って、このスタンドアーム75を、
同図に実線で示すように、これの回動支点を通る垂線H
より後ろに位置させる。これにより、このスタンドアー
ム75がやや前倒れの姿勢になると共に、後輪15が浮
いて車体重量のほぼ半分がスタンドアーム75にかかる
ので、車体にはスタンドバー93を支点として前方への
移動力が生じる。これにより、フットレストアーム73
とリンク77が相対的に後方へ引っ張られ、その結果、
ストッパバー101が後輪15に当接して、それ以上、
フットレストアーム73とリンク77がスタンドアーム
75に近づくのを阻止される。しかして、スタンド機構
71の形状が固定されて、車体の姿勢がスタンド機構7
1によって保持される。
【0034】〔D−4.折畳み〕メインフレーム5を折
り畳む際は、スタンド機構71をスタンド使用形状にす
るときと同じように、リンク77をフットレストアーム
73に対して開く。即ち、この場合は、スタンド機構7
1をスタンド使用形状にしながらメインフレーム5を前
記折畳み完了形状にする。この状態が、図4に示す状態
であり、スタンド機構71の全体は、側方から見て、前
バー21と後バー23との間に収まる。
り畳む際は、スタンド機構71をスタンド使用形状にす
るときと同じように、リンク77をフットレストアーム
73に対して開く。即ち、この場合は、スタンド機構7
1をスタンド使用形状にしながらメインフレーム5を前
記折畳み完了形状にする。この状態が、図4に示す状態
であり、スタンド機構71の全体は、側方から見て、前
バー21と後バー23との間に収まる。
【0035】尚、図4の符号105は、いわゆる「バ
ン」タイプの普通自動車における荷物収納空間を示し、
メインフレーム5とハンドル11を折り畳んだ状態の電
動二輪車1は、この荷物収納空間105にコンパクトに
収まる。電動二輪車1は以上のように構成されている。
ン」タイプの普通自動車における荷物収納空間を示し、
メインフレーム5とハンドル11を折り畳んだ状態の電
動二輪車1は、この荷物収納空間105にコンパクトに
収まる。電動二輪車1は以上のように構成されている。
【0036】〔E.使用方法〕しかして、電動二輪車1
を使用する時は、メインフレーム5を開き、走行時はス
タンド機構71をフットレスト使用形状にする。走行す
るときは、サドル17に腰掛け、片足を一方のフットレ
スト83aに乗せ、制御ボックス61に設けられている
電源スイッチを投入した後、アクセルを操作して走り出
し、別の足を他方のフットレスト83aに乗せる。駐輪
するときは、スタンド機構71をスタンド使用形状にす
る。自動車等に乗せて運ぶときは、リンク77をフット
レストアーム73に対して開くと共に蝶ナット45を取
外して、メインフレーム5を2つ折りに畳むと良い。
を使用する時は、メインフレーム5を開き、走行時はス
タンド機構71をフットレスト使用形状にする。走行す
るときは、サドル17に腰掛け、片足を一方のフットレ
スト83aに乗せ、制御ボックス61に設けられている
電源スイッチを投入した後、アクセルを操作して走り出
し、別の足を他方のフットレスト83aに乗せる。駐輪
するときは、スタンド機構71をスタンド使用形状にす
る。自動車等に乗せて運ぶときは、リンク77をフット
レストアーム73に対して開くと共に蝶ナット45を取
外して、メインフレーム5を2つ折りに畳むと良い。
【0037】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、多数のバッテリーを、車体フレー
ムの一部を構成する2つのパイプ状部分に分けて収納す
るようにしたが、必要なバッテリーの数や車体フレーム
の形態によっては、全てのバッテリーを1つのパイプ状
部分に収めても良いし、3本以上のパイプ状部分に分け
て収めるようにしても良い。
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、多数のバッテリーを、車体フレー
ムの一部を構成する2つのパイプ状部分に分けて収納す
るようにしたが、必要なバッテリーの数や車体フレーム
の形態によっては、全てのバッテリーを1つのパイプ状
部分に収めても良いし、3本以上のパイプ状部分に分け
て収めるようにしても良い。
【0038】また、実施の形態においては、スタンド機
構をスタンド使用形状に保持するための手段として、リ
ンクに設けたストッパバーを後輪に当接させるようにし
たが、この手段がこのようなものに限られることは無
い。例えば、ストッパバー101を省略するか又は別の
位置に設けて、ステップ軸83が後輪15に当接するこ
とでスタンド機構71がそれ以上折り畳まれないように
しても良い。あるいは、ストッパバー101とステップ
軸83の中間部をいずれも省略すると、スタンドバー9
3が後輪に当たるまでスタンドアーム75が倒れたとこ
ろで、それ以上スタンド機構71が折り畳まれるのを阻
止されるので、この手段によっても可能である。この
他、スタンドアーム75が二股部33の前側面に当接す
ることで、スタンドアームの姿勢を規制するという手段
も考えられるし、姿勢保持バーに半円形の係合部を設け
ておいて、この係合部にフットレストアームやスタンド
アームを(これらの撓み弾性を利用して)係合させるこ
とで当該アームの位置を規制するという手段も考えられ
る。
構をスタンド使用形状に保持するための手段として、リ
ンクに設けたストッパバーを後輪に当接させるようにし
たが、この手段がこのようなものに限られることは無
い。例えば、ストッパバー101を省略するか又は別の
位置に設けて、ステップ軸83が後輪15に当接するこ
とでスタンド機構71がそれ以上折り畳まれないように
しても良い。あるいは、ストッパバー101とステップ
軸83の中間部をいずれも省略すると、スタンドバー9
3が後輪に当たるまでスタンドアーム75が倒れたとこ
ろで、それ以上スタンド機構71が折り畳まれるのを阻
止されるので、この手段によっても可能である。この
他、スタンドアーム75が二股部33の前側面に当接す
ることで、スタンドアームの姿勢を規制するという手段
も考えられるし、姿勢保持バーに半円形の係合部を設け
ておいて、この係合部にフットレストアームやスタンド
アームを(これらの撓み弾性を利用して)係合させるこ
とで当該アームの位置を規制するという手段も考えられ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にあって
は、車体フレームの一部がバッテリー収納部として利用
されるので、バッテリーを納めるための特別な空間を設
けないで済み、その分、小型且つ軽量に構成することが
できると共に、出っ張りの無いすっきりとした外観にデ
ザインすることができる。
は、車体フレームの一部がバッテリー収納部として利用
されるので、バッテリーを納めるための特別な空間を設
けないで済み、その分、小型且つ軽量に構成することが
できると共に、出っ張りの無いすっきりとした外観にデ
ザインすることができる。
【0040】請求項2又は請求項3の発明によれば、ス
タンド機構は、基本的にはフットレストアームとスタン
ドアーム及びリンクという3つの部材だけで、スタンド
とフットレストの両機能を果たすことができ、しかも、
これら2つの機能の切換えは、主として、スタンド機構
を折り畳んだり展開したりする操作だけで済む。
タンド機構は、基本的にはフットレストアームとスタン
ドアーム及びリンクという3つの部材だけで、スタンド
とフットレストの両機能を果たすことができ、しかも、
これら2つの機能の切換えは、主として、スタンド機構
を折り畳んだり展開したりする操作だけで済む。
【0041】特に、請求項3の発明によれば、特別なス
トッパ手段が不要で済む場合が多く、仮に、特別なスト
ッパ手段を設けるにしても非常に簡単なもので済み、い
ずれにしても機械的な係合動作等を伴わないため、スタ
ンド機構の折畳みや展開に手間取ることも無い。
トッパ手段が不要で済む場合が多く、仮に、特別なスト
ッパ手段を設けるにしても非常に簡単なもので済み、い
ずれにしても機械的な係合動作等を伴わないため、スタ
ンド機構の折畳みや展開に手間取ることも無い。
【0042】請求項4の発明によれば、車体フレームを
前輪側部分と後輪側部分との連結部で折り畳む際、リン
クをフットレストアームに対して開いておけば、車体フ
レームが折畳まれるのに伴って、スタンド機構は、必然
的に、スタンド使用形状に折り畳まれるので、スタンド
機構が車体フレームの折畳みを邪魔することがほとんど
無い。これにより、車体フレームの折畳み形状をよりコ
ンパクトにすることができる。
前輪側部分と後輪側部分との連結部で折り畳む際、リン
クをフットレストアームに対して開いておけば、車体フ
レームが折畳まれるのに伴って、スタンド機構は、必然
的に、スタンド使用形状に折り畳まれるので、スタンド
機構が車体フレームの折畳みを邪魔することがほとんど
無い。これにより、車体フレームの折畳み形状をよりコ
ンパクトにすることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る電動二輪車を、車体
フレームの一部を切り欠いて示す側面図である。
フレームの一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】図1に示す電動二輪車の要部を拡大した斜視図
である。
である。
【図3】図1の電動二輪車におけるスタンド機構を変形
させる操作を示す一部切断状態の要部拡大側面図であ
る。
させる操作を示す一部切断状態の要部拡大側面図であ
る。
【図4】図1に示す電動二輪車の折り畳み状態を示す図
である。
である。
13…車輪 15…車輪 21…(車体フレームの)パイプで構成された部分 31…(車体フレームの)パイプで構成された部分 3…車体フレーム 53…モーター 63…バッテ
リー 55、57、59…回転伝達手段 71…スタンド機
構 83a…フットレスト 73…フットレストアーム 75…スタンドアーム 77…リンク 101…ス
トッパ手段 21…(車体フレームの)前輪側部分 23…(車体フレームの)後輪側部分 41…関節軸
リー 55、57、59…回転伝達手段 71…スタンド機
構 83a…フットレスト 73…フットレストアーム 75…スタンドアーム 77…リンク 101…ス
トッパ手段 21…(車体フレームの)前輪側部分 23…(車体フレームの)後輪側部分 41…関節軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山脇 一 静岡県浜松市有玉西町2358番地 有限会社 ハマ零内 Fターム(参考) 5H115 PG10 PI16 PI29 PU02 TO21 UI12 UI32 UI34 UI35 UI40
Claims (4)
- 【請求項1】複数の車輪を支持し少なくとも一部がパイ
プで構成された車体フレームと、直流モーターと、直列
に接続することで上記モーターに必要な駆動電圧が得ら
れる充電式の複数のバッテリーと、上記モーターの回転
を車輪に伝達する回転伝達手段とを備え、前記複数のバ
ッテリーを車体フレームのうちパイプで構成された部分
に直列に並べて収納したことを特徴とする電動軽車両。 - 【請求項2】前後2つの車輪を支持した車体フレーム
と、直流モーターと、このモーター用のバッテリーと、
上記モーターの回転を車輪に伝達する回転伝達手段と、
スタンド機構とを備え、このスタンド機構は、基端部が
車体フレームに回動自在に支持され先端部にフットレス
トが取り付けられたフットレストアームと、このフット
レストアームよりは短く基端部が車体フレームに回動自
在に支持されたスタンドアームと、このスタンドアーム
と上記フットレストアームの各先端部に回動自在に連結
されたリンクと、これらフットレストアームとスタンド
アームとリンクのうちのいずれか所定の構成部材の姿勢
変更を阻止するためのストッパ手段とを有し、前記リン
クをフットレストアームに重なるように畳んだ状態では
スタンドアームがフットレストアームを支持することに
よってフットレストの位置が固定され、リンクをフット
レストアームに対して開いて行ってリンクと上記スタン
ドアームとの連結部が1つの車輪より低い高さに来たと
き上記所定の構成部材がストッパ手段によって姿勢変更
を阻止されることで車体の姿勢がスタンド機構によって
保持されることを特徴とする電動軽車両。 - 【請求項3】請求項2に記載した電動軽車両において、
リンクをフットレストアームに対して開いて行ってこの
リンクとスタンドアームとの連結部が車輪より低い高さ
に来て且つこの連結部がスタンドアームの回動中心を通
る垂線を越えてスタンドアームが傾斜姿勢になったと
き、このスタンドアームがストッパ手段に当たってその
姿勢変更を阻止されることを特徴とする電動軽車両。 - 【請求項4】請求項2又は3に記載した電動軽車両にお
いて、車体フレームは少なくとも前輪側部分と後輪側部
分とが関節軸を介して折畳み自在に連結されており、ス
タンド機構のフットレストアームとスタンドアームの各
基端部はいずれも上記前輪側部分又は後輪側部分に支持
したことを特徴とする電動軽車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015851A JP2001206269A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 電動軽車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015851A JP2001206269A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 電動軽車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001206269A true JP2001206269A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18543083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000015851A Pending JP2001206269A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 電動軽車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001206269A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2088068A1 (en) * | 2008-02-05 | 2009-08-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
CN111959643A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-20 | 济南圆纯设计有限公司 | 一种两轮车车腿支撑系统 |
-
2000
- 2000-01-25 JP JP2000015851A patent/JP2001206269A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2088068A1 (en) * | 2008-02-05 | 2009-08-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
CN111959643A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-20 | 济南圆纯设计有限公司 | 一种两轮车车腿支撑系统 |
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