JP2001202882A - 蛍光ランプの製造方法およびその装置 - Google Patents

蛍光ランプの製造方法およびその装置

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JP2001202882A
JP2001202882A JP2000012212A JP2000012212A JP2001202882A JP 2001202882 A JP2001202882 A JP 2001202882A JP 2000012212 A JP2000012212 A JP 2000012212A JP 2000012212 A JP2000012212 A JP 2000012212A JP 2001202882 A JP2001202882 A JP 2001202882A
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Nozomi Hashimoto
望 橋本
Tsuguhiro Matsuda
次弘 松田
Hideo Nagai
秀男 永井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光ランプの製造工程においてガラス管の端
部の内外壁に付着した余分な蛍光体を能率よく除去す
る。 【解決手段】 樹脂製の内部材と外部材のそれぞれの角
部でガラス管の端部を内側と外側から挟み、ガラス管
と、内部材及び外部材とのいずれか一方を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光ランプの製造方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプの製造工程において、ガラス
管の内壁に蛍光体を塗布する工程を図6に示す。図6の
(a)において、縦に保持したガラス管62の上端部6
2Aを塗布装置64の下部に位置決めする。塗布装置6
4のノズル65から、液体中に蛍光体の粒子を混入した
蛍光体サスペンション61をガラス管62内に噴射す
る。噴射された蛍光体サスペンション61はガラス管6
2の内壁に付着するとともに、余分な蛍光体サスペンシ
ョンがガラス管62の下端部62Bから流れ落ちる。こ
の時蛍光体サスペンションが下端部62Bの内壁に付着
するとともに、表面張力により外壁にも付着する。塗布
後ガラス管62を乾燥工程(図示省略)に移し、蛍光体
サスペンションを乾燥させる。乾燥後のガラス管62の
下端部62Bの内壁及び外壁には、図6の(a)に示す
ように全周にわたって固化した蛍光体の皮膜である固化
蛍光体66A及び66Bがそれぞれ付着している。ガラ
ス管62の下端部62Bの内壁と外壁に付着している固
化蛍光体66A、66Bはガラス管62の端部を封止す
る工程で障害となる。これを除去しないと端部を完全に
封止することができず不良品が生じるおそれがある。そ
のため、下端部62Bの固化蛍光体66A、66Bを封
止工程の前に除去する必要がある。
【0003】固化蛍光体66A、66Bを除去するため
に、図6の(a)のガラス管62を下方から見た図の
(b)に示すように、ガラス管62の下端部62Bの近
傍に回転するブラシ63を配置する。ガラス管62を矢
印方向にゆっくり回転させながら下端部62Bの周囲を
回転ブラシ63で研磨し、外壁の固化蛍光体66Bを除
去する。またガラス管62の中にブラシ69を挿入して
下端部62Bの内壁の固化蛍光体62Aを除去する。除
去した蛍光体は図示を省略した回収手段により回収され
再使用される。回転ブラシ63、69としては、金属の
ブラシ又は樹脂のブラシが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】金属のブラシを用いた
場合は、ガラス管62の下端部62Bから除去され回収
された蛍光体の粉末の中に金属ブラシの微粉末が混入す
る。回収された蛍光体の粉末から金属の微粉末を取り除
くのは困難である。金属の微粉末が混入した蛍光体は、
蛍光ランプの性能に悪影響を与えるので再使用できな
い。また樹脂のブラシを用いた場合は、ブラシの耐久性
が低いため、頻繁にブラシを交換する必要がある。この
ため装置の維持費が高くなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプの製
造装置は、蛍光体を塗布したガラス管内に挿入され、前
記ガラス管の内壁に接する少なくとも2つの角部を有す
る内部材、前記内部材に結合され、前記内部材の角部に
所定の間隔を保って対向する角部を有する外部材、及び
前記ガラス管の、不要な固化蛍光体が付着した端部が前
記内部材の角部と外部材の角部との間に挿入されたと
き、前記ガラス管と、前記内部材と外部材の結合物との
少なくとも一方を回転させる回転手段を備える。
【0006】樹脂の内部材と外部材の略直角のそれぞれ
2つの角部で、ガラス管の端部を内側と外側から挟み回
転させることにより、ガラス管の端部の内壁及び外壁に
付着した固化蛍光体が前記角部により削り取られる。内
部材と外部材は樹脂製なので削り取った後回収された蛍
光体に金属粉等が混入することはない。また角部は略直
角であるので、摩耗が少なく、耐用寿命が長くなる。
【0007】本発明の他の観点の蛍光ランプの製造装置
は、蛍光体を塗布したガラス管内に挿入され、前記ガラ
ス管の内壁に接する少なくとも4つの角部を有する内部
材、前記内部材に結合され、前記内部材の少なくとも4
つの角部に所定の間隔を保ってそれぞれ対向する角部を
有する外部材、及び前記ガラス管の、不要な固化蛍光体
が付着した端部が、前記内部材の角部と外部材の角部と
の間に挿入されたとき、前記ガラス管と、前記内部材と
外部材との結合物との、少なくとも一方を回転させる回
転手段を備える。樹脂の内部材と外部材の略直角のそれ
ぞれ4つの角部で、ガラス管の端部を内側と外側から挟
み回転させることにより、ガラス管の端部の内壁及び外
壁に付着した固化蛍光体が前記8つの角部で削り取られ
る。角部の数が多いので、削り取りが敏速に行われ削り
取りに要する時間が短い。従って内部材と外部材の耐用
寿命も長くなる。内部材と外部材は樹脂製なので削り取
った後回収された蛍光体に金属粉が混入することはな
い。
【0008】本発明の蛍光ランプの製造方法は、蛍光体
を塗布したガラス管の不要な固化蛍光体が付着した端部
を、前記ガラス管の内壁に接する少なくとも2つの角部
を有する内部材と、前記内部材に結合され、内部材の角
部に所定の間隔を保ってそれぞれ対向する角部を有する
外部材の前記内部材の角部と外部材の角部との間に挿入
するステップ、及び前記ガラス管と、前記内部材と外部
材との結合物との、少なくとも一方を回転させるステッ
プを備える。樹脂の内部材と外部材の略直角の4つの角
部で、ガラス管の端部を内側と外側から挟み回転させる
ことにより、ガラス管の端部の内壁及び外壁に付着した
固化蛍光体が前記4つの角部で削りとられる。角部の数
が多いので、削り取りが敏速に行われ削り取りに要する
時間が短い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蛍光ランプの製造
装置である蛍光体削り取り装置の好適な実施例を図1か
ら図5を参照して説明する。
【0010】《第1実施例》本発明の第1実施例を図1
と図2を参照して説明する。図1の(a)から(c)は
本発明の第1実施例の蛍光ランプの製造装置である蛍光
体削り取り装置の部品及び組み立て品の斜視図である。
図1の(a)は内部材11の斜視図である。内部材11
は、板状の部材であり、後で詳しく説明するように、図
2に示す被加工物であるガラス管17の下端部17Aの
内壁の固化蛍光体を削り取るためのものである。図1の
(b)は外部材12の斜視図である。外部材12は、内
部材11と同程度の厚さの板状部材であり、上部に前記
内部材11の横幅W1にほぼ等しい溝幅W2の凹部14
を有している。横幅W1はガラス管17の内径より短く
なされている。外部材12はガラス管17の下端部17
Aの外壁の固化蛍光体を削り取るためのものである。内
部材11及び外部材12の図の上面部分は面取りするの
が望ましい。内部材11及び外部材12は、シリコンゴ
ムやポリテトラフルオロエチレン(デュポンの商品名で
はテフロン)等の弾力性のある撓みやすい材料で構成さ
れている。内部材11および外部材12は、柔らかすぎ
ると蛍光体を削り取ることが困難となり、硬すぎるとガ
ラス管を傷つけることになるため、硬度が60〜80
(JISスプリング式硬さ)の範囲の材料により構成す
るのが望ましい。
【0011】図1の(c)は、前記の内部材11と外部
材12とを組み合わせた削り取り装置13の斜視図であ
り、図2の(a)に示すように、内部材11と外部材1
2の中央部を二股の保持部材15で挟み、ねじ等で保持
部材15に固定している。内部材11の横幅W1と外部
材12の溝幅W2とがほぼ等しいので、内部材11の角
部11A、11Bと、外部材12の角部12A、12B
とは、ガラス管17の肉厚より少ない微少な間隔を保っ
て対向している。固定部材15の脚部15Aは、削り取
り装置13を回転させる回転軸であり、モータなど回転
駆動源を有する回転機構20に連結されて回転する。
【0012】ガラス管17は、先行する製造工程におい
て、蛍光体が塗布されかつ乾燥された状態にある。ガラ
ス管17の下端部17Aには全周にわたって、図6に示
しかつ前記従来の技術の項で説明した蛍光体の皮膜であ
る固化蛍光体が付着している。図2の(a)に示すよう
に、ガラス管17の上端部17Bは、図示を省略した搬
送機構に連結されて上下に動く治具28に取り付けられ
て削り取り装置1の所定位置に搬送される。ガラス管1
7が削り取り装置13の所定位置に位置決めされると、
治具28が降下し、下端部17Aが図2の(b)に示す
位置に降下して、ガラス管17の下端部17Aは、角部
11Aと12Aとの間及び角部11Bと12Bとの間に
挿入される。即ち、内部材11がガラス管17の中へ挿
入され、外部材12は、図2の(c)の上面図に示すよ
うに円弧状に撓む。これによりガラス管17の下端部1
7Aに過大な力がかかることがなく、ガラス管17が割
れたり、亀裂が生じたりするおそれはない。
【0013】この状態で回転機構20により脚部15A
を例えば図の矢印方向に回転させると、下端部17Aの
内壁に付着した固化蛍光体66Aは内部材11の角部1
1Aと11Bにより削り取られ、外壁に付着した固化蛍
光体66Bは外部材13の角部12Aと12Bにより削
り取られる。削り取り装置13の回転速度は100r.
p.m.以上が望ましい。回転速度が100r.p.m.の
とき、ガラス管17の下端部17Aを約2秒間角部11
Aと12Aとの間及び角部11Bと12Bとの間に挿入
すると、下端部17Aの内壁及び外壁に付着した固化蛍
光体66を完全に除去することができた。削り取り装置
13を常に一定の方向に回転させて削り取りを行うと、
内部材11の角部11A、11Bと外部材12の12
A、12Bの一部のみが大きく摩耗する偏摩耗を生じる
ことがある。この偏摩耗を防ぐためには、回転機構20
の回転方向を1回転毎に反転するのが望ましい。
【0014】《第2実施例》本発明の削り取り装置の第
2実施例を図3を参照して説明する。図3の(a)は、
本実施例における内部材21の斜視図である。内部材2
1は、次の第3実施例の外部材31と組み合わせて、削
り取り装置を構成するのが望ましい。この場合、内部材
21によるガラス管17の内壁の処理と、外部材31に
よる外壁の処理とは、同時に行われず個別のステージで
行われる。内部材21は、所定の厚さをもち傾斜部を上
部にもつ板状部材であり、シリコンゴムやポリテトラフ
ルオロエチレンなどにより形成されている。内部材21
は例えば台形に構成しうる。内部材21の頂部の幅W3
はガラス管17の内径より小さくなされ、下部の幅W4
は前記内径より大きくなされている。内部材21の中央
部には脚部29が固定されている。脚部29は回転機構
20に連結され、所定の回転速度で回転する。
【0015】図3の(b)は、本実施例の削り取り装置
の動作を示す側面図である。第1実施例1において説明
したものと同様の搬送機構に連結された治具28の降下
により、ガラス管17が降下し、内部材21がガラス管
17の下端部17A内に挿入される。内部材21は台形
であるので、ガラス管17の中心線22と内部材21の
中心線23とが多少ずれていても、内部材21はガラス
管17内に挿入される。ガラス管17の下端部17Aは
水平方向に若干移動できるようにしてあるので、内部材
21の頂部が一旦ガラス管17の中に挿入されると、内
部材21がガラス管17内に進入するにしたがい、下端
部17Aは、中心線22が中心線23に一致する位置に
移動する。すなわち、本実施例ではガラス管17と内部
材21は自動調芯機能を備えている。内部材21を回転
させると、下端部17Aの内壁下端の固化蛍光体が除去
される。
【0016】図3の(c)は内部材の他の構成例を示す
斜視図である。図において、内部材26は中央部に凹部
26Aを有している。凹部26Aを設けたことにより山
状部27A、27Bの厚さが薄くなり、山状部27A、
27Bが撓みやすくなる。ガラス管17の下端部17A
に内部材26が挿入されるとき山状部27A、27Bが
撓みやすいので、ガラス管17に加わる力が減少し、ガ
ラス管17が割れたり、亀裂が生じたりするおそれがな
くなる。また内部材26に過大な力が加わらないので寿
命が長くなる。
【0017】《第3実施例》本発明の第3実施例を図4
を参照して説明する。図4の(a)は第3実施例の削り
取り装置の外部材31の斜視図である。外部材31は、
中央部に凹部31Aを有する板状部材であり、シリコン
ゴムやポリテトラフルオロエチレン等の樹脂製である。
凹部31Aの両側には、外側に向かって上昇する斜面部
31Bが形成されている。本実施例の外部材31は、ガ
ラス管36の、端部36Aの直径が他の部分の直径より
小さくなされた斜面部の固化蛍光体を除去するためのも
のである。外部材31の凹部31Aの図の左右方向の幅
W5はガラス管36の下端部36Aの外径よりやや大き
くなされている。また外部材31の幅W6はガラス管3
6の最大外径より大きくなされている。
【0018】本実施例では、外部材31を固定し、ガラ
ス管36が中心線32の回りに回転するよう、治具28
に回転手段が組み込まれているのが望ましい。外部材3
1を回転手段により中心線33の回りに回転してもよ
い。図4の(b)に示すように、回転するガラス管36
の下端部36Aが外部材31の斜面部31Bに接する
と、下端部36Aの端部に付着した固化蛍光体66は斜
面部31Bとの摩擦により削り取られる。外部材31の
幅W6はガラス管36の下端部36Aの外径より大きく
なされているので、ガラス管36の中心線32と外部材
31の中心線33とがずれている場合でも下端部36A
の端部に付着した固化蛍光体66を完全に除去すること
ができる。
【0019】斜面部31Bの斜面は、ガラス管36の斜
面部35の斜面とほぼ並行になるように形成するのが望
ましい。図4の(c)に示すように、中心線32と中心
線33とを合わせて下端部36Aが凹部31Aに入り込
むように外部材31を位置決めすると、下端部36Aの
外壁に付着した固化蛍光体36B、及び斜面部35の外
壁に付着した固化蛍光体35Aを完全に除去することが
できる。
【0020】《第4実施例》本発明の第4実施例を図5
を参照して説明する。図5の(a)は本実施例の削り取
り装置40の斜視図であり、図5の(b)は平面図であ
る。削り取り装置40は、1個の内部材41を2個の外
部材42と43とで挟んだ構成を有する。内部材41、
外部材42、43はシリコンゴムやポリテトラフルオロ
エチレン等の樹脂製である。上部の両端部に面取部を有
する内部材41は、面取部より下の部分の対角線47の
長さがガラス管44の内径より若干短くなされている。
外部材42及び43は上部の内側の角が面取りされてい
る。内部材41、外部材42及び43は、保持部材45
により、内部材41を外部材42と43で挟んだ状態で
ねじ等により固定されている。内部材41の角部41
A、41Bは外部材42の角部42A、42Bにそれぞ
れ対向している。また内部材41の角部41C、41D
は外部材43の角部43A、43Bにそれぞれ対向して
いる。保持部材45は脚部45Aにより図2と同様の回
転機構20に取り付けられている。
【0021】図5の(b)は削り取り装置40にガラス
管44の端部44Aを挿入したときの平面図である。ガ
ラス管44の端部44Aは、角部41Aと角部42Aの
間、角部41Bと42Bの間、角部41Cと43Aの
間、及び角部41Dと43Bの間に挿入される。回転機
構20により脚部45Aが回転すると、ガラス管44の
端部44Aの内壁に付着した固化蛍光体は、内部材41
の4つの角部41A、41B、41C、41Dによって
削り取られる。またガラス管44の端部44Aの外壁に
付着した固化蛍光体は、外部材42の角部42Aと42
B及び外部材43の角部43Aと43Bにより削り取ら
れる。本実施例では、ガラス管44の内壁及び外壁の固
化蛍光体を、それぞれ4個の角部41A、41B、41
C、41Dと4個の角部42A、42B、43A、43
Bで除去するので除去が敏速に行われる。内壁と外壁の
固化蛍光体を、それぞれ2個の角部11A、11Bと角
部12A、12Bとで除去する第1実施例のものに比
べ、約2分の1の時間で除去が完了した。除去に要する
時間が短いため、内部材41、外部材42及び43の耐
用寿命も第1実施例のものより長くなる。
【0022】
【発明の効果】以上各実施例で詳細に説明したように、
本発明によれば樹脂製の内部材と外部材のそれぞれの角
部でガラス管の端部を内側と外側から挟み、ガラス管又
は、内部材と外部材の結合物のいずれかを回転させる。
これにより、ガラス管の端部の内壁及び外壁に付着した
固化蛍光体を除去することができる。樹脂製の内部材と
外部材を用いるので、除去後回収した蛍光体に金属粉が
混入することはない。また、内部材と外部材の略直角の
角部を用いて削り取るので、内部材と外部材の耐用寿命
が長い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例の内部材の斜視図 (b)は本発明の第1実施例の外部材の斜視図 (c)は本発明の第1実施例内部材と外部材を組み合わ
せたの削り取り装置の斜視図
【図2】(a)及び(b)は本発明の第1実施例の削り
取り装置の使用状態を示す斜視図 (c)は同平面図
【図3】(a)は本発明の第2実施例の内部材の斜視図 (b)は本発明の第2実施例の動作状態を示す斜視図 (c)は本発明の第2実施例の内部材の他の例を示す斜
視図
【図4】(a)は本発明の第3実施例の外部材の斜視図 (b)及び(c)は本発明の第3実施例の動作状態を示
す外部材の側面図
【図5】(a)は本発明の第4実施例の削り取り装置の
斜視図 (b)は同平面図
【図6】(a)は蛍光ランプの製造工程において、ガラ
ス管の内面に蛍光体を塗布する工程を示す側面図 (b)は蛍光ランプのガラス管の端部の固化蛍光体を除
去する従来の装置の平面図
【符号の説明】
11 内部材 11A、11B 角部 12 外部材 12A、12B 角部 13 削り取り装置 14 凹部 15 保持部材 15A 脚部 17 ガラス管 17A 下端部 20 回転機構 21 内部材 22 ガラス管の中心線 23 内部材の中心線 26 内部材 26A 内部材の凹部 28 治具 29 脚部 31 外部材 31A 凹部 31B 斜面部 32 ガラス管の中心線 33 外部材の中心線 35 ガラス管の斜面部 35A ガラス管の斜面部に付着した固化蛍光体 36 ガラス管 36A ガラス管の下端部 36B ガラス管の下端部に付着した固化蛍光体 40 削り取り装置 41 内部材 41A、41B、41C、41D 角部 42、43 外部材 42A、42B 角部 43A、43B 角部 45 保持部材 45A 脚部 47 対角線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 秀男 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 5C028 EE10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体を塗布したガラス管内に挿入さ
    れ、前記ガラス管の内壁に接する少なくとも2つの角部
    を有する内部材、 前記内部材に結合され、前記内部材の角部に所定の間隔
    をそれぞれ保って対向する角部を有する外部材、及び前
    記ガラス管の、不要な固化蛍光体が付着した端部が、前
    記内部材の角部と外部材の角部との間に挿入された状態
    で、前記ガラス管と、前記内部材と外部材の結合物と
    の、少なくとも一方を回転させる回転手段を備える蛍光
    ランプの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記内部材の前記ガラス管に挿入される
    部分に傾斜部を有する請求項1記載の蛍光ランプの製造
    装置。
  3. 【請求項3】 前記内部材の傾斜部が凹部を有する請求
    項2記載の蛍光ランプの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記外部材は、中央部に前記ガラス管の
    外径より大きい凹部、及び前記凹部から側面に向かって
    立ち上がる斜面部を有する請求項1記載の蛍光ランプの
    製造装置。
  5. 【請求項5】 前記回転手段は、前記ガラス管と、前記
    内部材と外部材との結合体との、少なくとも一方を一回
    転毎に正逆反転して回転させる請求項1記載の蛍光ラン
    プの製造装置。
  6. 【請求項6】 蛍光体を塗布したガラス管内に挿入さ
    れ、前記ガラス管の内壁に接する少なくとも4つの角部
    を有する内部材、 前記内部材に結合され、前記内部材の少なくとも4つの
    角部に所定の間隔を保ってそれぞれ対向する角部を有す
    る外部材、及び前記ガラス管の、不要な固化蛍光体が付
    着した端部が、前記内部材の角部と外部材の角部との間
    に挿入されたとき、前記ガラス管と、前記内部材と外部
    材との結合物との、少なくとも一方を回転させる回転手
    段を備える蛍光ランプの製造装置。
  7. 【請求項7】 前記内部材及び外部材が、樹脂で形成さ
    れている請求項1から6のいずれかに記載の蛍光ランプ
    の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記樹脂がシリコンゴム又はポリテトラ
    フルオロエチレンのいずれかにより形成されている請求
    項7記載の蛍光ランプの製造装置。
  9. 【請求項9】 蛍光体を塗布したガラス管の不要な固化
    蛍光体が付着した端部を、前記ガラス管の内壁に接する
    少なくとも2つの角部を有する内部材と、前記内部材に
    結合され、内部材の角部に所定の間隔を保ってそれぞれ
    対向する角部を有する外部材の、前記内部材の角部と外
    部材の角部との間に挿入するステップ、及び前記ガラス
    管と、前記内部材と外部材との結合物との、少なくとも
    一方を回転させるステップを備える蛍光ランプの製造方
    法。
JP2000012212A 2000-01-20 2000-01-20 蛍光ランプの製造方法およびその装置 Pending JP2001202882A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102789935A (zh) * 2012-07-10 2012-11-21 宜兴市基业灯具有限公司 一种螺旋式灯管的上粉机

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