JP2001202546A - テスト投票方法及び投票集計システム - Google Patents

テスト投票方法及び投票集計システム

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JP2001202546A
JP2001202546A JP2000012903A JP2000012903A JP2001202546A JP 2001202546 A JP2001202546 A JP 2001202546A JP 2000012903 A JP2000012903 A JP 2000012903A JP 2000012903 A JP2000012903 A JP 2000012903A JP 2001202546 A JP2001202546 A JP 2001202546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の端末装置から使用者各々が一斉に投票
信号を入力しても、地上局側で迅速に受信処理ができる
投票集計システムを実現する。 【解決手段】 テスト投票を開始すると、地上局AP1,AP
2,…から多数の端末装置M11,M12,…にテスト投票開始信
号を送信し、各端末装置が自装置の使用者がテスト投票
動作に要した時間を計測し、このテスト投票動作時間を
地上局に送信する。地上局においては、各端末装置から
送られてきたテスト投票動作時間を登録する。そして投
票動作解析装置2が地上局から各端末装置のテスト投票
動作時間データを受け取り、これに基づいて、本番投票
時に全端末装置が投票操作を完了するまでに要すると見
込まれる無送信時間tsを決定し、地上局に設定する。こ
れにより、地上局は適切な無送信時間を用いて各端末装
置ごとに時間差を持たせた投票信号送信遅延時間を設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テスト投票方法及
び投票集計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、変復調方式に周波数ホッピングス
ペクトル拡散方式(Frequency Hopping Spread Spectru
m)を、アクセス制御にCSMA/CA(Carrier Sense
Multiple Access with Collision Avoidance)を使用
した無線LANの送信データ遅延機能を有する無線端末
が注目され、普及されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる無線
LANを応用して投票システムを構築しようとすると、
次のような問題点がある。1つの地上局と交信する多数
の無線端末を出席者に渡し、地上局の指令により例えば
賛否の意志を無線端末を用いて応答してもらうような使
い方をする場合、応答が一時に集中するために地上局が
その応答を効率よく処理できず、地上局の受信処理に時
間がかかる場合がある。
【0004】このことは特に、地上局が多数の無線端末
から応答信号を受信した後にさらに別の処理をしなけれ
ばならないようなシステムで、全体的な処理時間を極力
短くしたい場合に問題となる。例えば、ある会合への出
席者が無線端末を使用して何かに関する賛否の投票を行
い、地上局でその結果を受信し、賛成率/反対率を処理
し、その結果を電光掲示板を通じて表示して直ちに出席
者に知らせるような場合、図8に示すように集計結果の
表示までに長い時間がかかるという問題がある。
【0005】この図8について詳しく説明すると、タイ
ミングt1において投票開始のアナウンスがあると、出
席者は自分の持っている無線端末から賛否データを設定
し、送信する。これを投票動作とするが、この度数分布
は同図の曲線100に示すように正規分布に近い形をと
ることが予想される。その平均値はμであり、投票動作
はその数倍の時間で完了し、タイミングt2において完
了する。各無線端末からは投票操作が行われると直ちに
無線送信が行われ、地上局には一斉に無線信号が到来す
る。そのため、地上局側では応答データが互いに干渉し
合って効率良くその応答データを収集することができな
い。このため、地上局側では実際には、タイミングt3
になってようやく応答データの収集が完了することにな
る。司会者は時間を見計らい、タイミングt4で投票終
了をアナウンスし、集計処理を指示する。この後、所要
のデータ処理時間の経過したタイミングt5においてデ
ータ集計が完了し、最終結果が掲示板に表示されること
になるのである。
【0006】これを避けるためには、地上局が管理する
多数の端末装置ごとに送信タイミングをあらかじめずら
して割り当てておき、多数の無線端末の使用者各々が一
斉に応答信号を入力しても、各無線端末から地上局へは
送信タイミングに自動的に時間差をもって送信させるよ
うにすれば、多数の端末装置の使用者各々が一斉に応答
信号を入力しても、地上局側で迅速に受信処理ができる
ようになる。
【0007】しかしながら、この場合、多数の出席者が
端末装置を用いて賛否投票の操作を完了するのに要する
時間が出席者の年代層その他の要因により大きく異なる
ことが予想される。したがって、どのような会合でも適
用できるような長い時間を設定すれば、最終的な集計、
表示までに要する時間が長くなりすぎることがあり、逆
に短い時間を設定すれば、多くの出席者が端末装置から
投票操作する前にその装置の送信タイミングが来てしま
い、結局、賛否投票から漏れてしまうことが起こり得
る。
【0008】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたもので、投票に先立つ適当な機会に出席者全員に
投票の模擬操作(テスト投票操作)を行ってもらい、そ
の際に全出席者が投票操作を完了するのに要する時間を
計測し、これを無送信時間として地上局側に登録し、そ
の後の本番の投票時には全出席者の投票信号を漏れなく
集計することができるようにしたテスト投票方法及び投
票集計システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
ピュータを用いたテスト投票方法において、地上局から
多数の端末装置にテスト投票開始信号を送信する段階
と、各端末装置が、自装置の使用者がテスト投票動作に
要した時間を計測する段階と、各端末装置が計測したテ
スト投票動作時間を地上局に送信する段階と、地上局に
おいて各端末装置から送られてきたテスト投票動作時間
を登録する段階と、投票動作解析装置が、前記地上局が
登録している前記各端末装置のテスト投票動作時間デー
タに基づいて、本番投票時に全端末装置が投票操作を完
了するまでに要すると見込まれる無送信時間を決定し、
地上局に設定する段階とから成るものである。
【0010】請求項1の発明のテスト投票方法ではテス
ト投票を開始すると、地上局から多数の端末装置にテス
ト投票開始信号を送信し、各端末装置が、自装置の使用
者がテスト投票動作に要した時間を計測し、このテスト
投票動作時間を地上局に送信する。地上局においては、
各端末装置から送られてきたテスト投票動作時間を登録
する。そして投票動作解析装置が地上局から各端末装置
のテスト投票動作時間データを受け取り、これに基づい
て、本番投票時に全端末装置が投票操作を完了するまで
に要すると見込まれる無送信時間を決定し、地上局に設
定する。これにより、地上局は現実のテスト投票によっ
て得られた適切な無送信時間を用いて各端末装置ごとに
時間差を持たせた投票信号送信遅延時間を設定するでき
ることになる。
【0011】請求項2の発明は、賛否投票操作ができる
複数の端末装置と、当該端末装置と伝送路によって接続
された地上局と、当該地上局と伝送路によって接続され
た投票集計装置及び投票動作解析装置とから構成される
投票集計システムにおいて、前記端末装置各々は、前記
地上局から投票指示信号を受信した時点から、無送信時
間に自装置に割当てられている順位に応じた送信タイム
ラグ分だけ加算した投票信号送信遅延時間を設定する投
票信号送信遅延時間設定手段と、賛成・反対のような投
票信号を入力するための投票信号入力手段と、投票信号
入力手段による投票信号を記憶する投票信号記憶手段
と、投票指示信号を受信した時点から、前記投票信号送
信遅延時間設定手段が設定している投票信号送信遅延時
間が経過した時に前記投票信号記憶手段に記憶されてい
る投票信号を送信する投票信号送信手段と、前記地上局
から送られて来るテスト投票開始信号を受信して、当該
信号の受信時点から投票信号入力があるまでの投票動作
時間を計測する時計手段と、当該時計手段の計測した投
票動作時間を前記地上局に送信する投票動作時間送信手
段とを有し、前記地上局は、前記複数の端末装置にブロ
ードキャストによりテスト投票開始信号を送信するテス
ト投票開始信号送信手段と、前記複数の端末装置から送
られてきた前記投票動作時間を順次登録し、前記投票動
作解析装置に送信する投票動作時間登録手段と、前記投
票動作解析装置から送られてきた無送信時間と共に、自
装置に属する複数の端末装置ごとに割り付けた送信順位
及び順位間の送信タイムラグをパラメータ情報として前
記端末装置それぞれに投票開始情報と共にブロードキャ
ストにより送信する投票開始情報送信手段と、前記複数
の端末装置から送られてきた前記投票信号を順次登録
し、前記投票集計装置に送信する投票情報登録手段とを
有するものである。
【0012】請求項2の発明の投票集計システムでは、
本番の投票に先立って各端末装置の投票信号送信遅延時
間を妥当なものに設定するためにテスト投票を実行す
る。このテスト投票では、投票動作解析装置が地上局に
テスト投票を指示し、地上局からブロードキャストによ
り各端末装置にテスト投票開始信号を送信する。
【0013】各端末装置では、テスト投票開始信号を受
信すると、投票指示を使用者に知らせると共に時計手段
により使用者が投票信号入力手段により投票操作を行う
までの投票動作時間を計測し、投票動作時間送信手段が
この投票動作時間を地上局に送信する。
【0014】地上局側ではすべての端末装置から投票動
作時間が送られて来ると、その投票動作時間データを投
票動作解析装置に送信する。そして投票動作解析装置で
は、多数の端末装置それぞれの投票動作時間データを解
析し、端末装置に設定するのにふさわしい無送信時間を
決定して地上局に渡し、テスト投票を終了する。地上局
では投票動作解析装置からこの無送信時間を受け取る
と、これをパラメータ情報の一部として、自装置に属す
る各端末装置に対する投票送信パラメータを演算する。
そしてその演算結果を各端末装置ごとに個別に送信す
る。これを受けた各端末装置の投票信号送信遅延時間設
定手段が、自装置に他装置と異なる投票信号送信遅延時
間を設定する。
【0015】この後、投票集計装置から本番投票の開始
指令を地上局に発せられると、地上局はブロードキャス
トによって各端末装置に投票開始信号を送信する。そし
て各端末装置がこの投票開始信号を受信したなら、使用
者に投票開始を知らせ、また時計手段は投票信号送信遅
延時間に到達するまで計時を開始する。この間に出席者
各自が自分用の端末装置の投票信号入力手段を操作して
投票信号を入力すると、その投票信号をいったん投票信
号記憶手段に登録しておき、自装置の投票信号送信遅延
時間が経過するまで待機する。そして、投票信号送信遅
延時間が経過すると、投票信号送信手段が投票信号記憶
手段に保持されている投票信号を地上局に送信する。
【0016】これにより、地上局側では、多数の端末装
置の使用者各々が一斉に投票信号を入力することがあっ
ても、多数の端末装置各々から個別の異なったタイミン
グに送られてくる投票信号を受信してトラヒックジャム
が発生するのを避け、迅速に受信処理する。
【0017】また、テスト投票によって実際の投票動作
時に必要とする無送信時間を現実の環境、例えば、出席
者の特性、システムの応答性能などに応じて逐次妥当な
ものに設定して、多数の端末装置による投票を漏らさず
に集計する。
【0018】請求項3の発明は、請求項2の投票集計シ
ステムにおいて、前記端末装置の投票信号送信遅延時間
設定手段が前記投票信号送信遅延時間として、無送信時
間tsと所定のタイムラグΔt及び自機に割当てられた
送信順位mとから、Tm=ts+m×Δtにより求めた
遅延時間Tmを設定するものである。
【0019】請求項3の発明の投票集計システムでは、
地上局側からの投票指示信号を受信したなら、投票信号
送信遅延時間設定手段が設定している投票信号送信遅延
時間Tmが経過したタイミングに投票信号記憶手段に記
憶されている投票信号を地上局側に送信する。したがっ
て、多数の端末装置各々がテスト投票で決定された適切
な無送信時間tsと所定のタイムラグΔt及び自機に割
当てられた送信順位mとから、Tm=ts+m×Δtに
より求めた遅延時間Tmの遅延の後に投票信号を地上局
側に送信し、地上局側ではトラヒックジャムが発生する
のを避けて迅速にかつ確実に受信処理する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の投票集計システムの
構成を示している。地上局AP1,AP2,…は投票集
計装置1及び投票動作解析装置2と有線LAN3によっ
て接続されていて、地上局AP1,AP2,…と端末装
置M11,M12,…,M21,M22,…とは無線L
ANで接続されている。この無線LANには、変復調方
式に耐ノイズ性に優れた周波数ホッピングスペクトル拡
散方式を使用し、アクセス制御にCSMA/CAを使用
している。なお、以下の説明では、地上局AP1,AP
2,…は10台、端末装置M11,M12,…は100
0台規模のシステムを考えている。また、端末装置M1
1,M12,…が賛否データを地上局AP1,AP2,
…のいずれに送信するかはあらかじめ決定していて、宛
先アドレスとして登録されているものとする。
【0021】地上局AP1,AP2,…はLAN接続に
必要な装置と記憶装置、制御演算処理装置を備え、後述
する各処理機能を果たすのに必要なプログラムが組み込
まれたコンピュータで構成されている。そしてこの地上
局AP1;AP2;…それぞれは、自身の受け持つ端末
装置M11,M12,…;M21,M22,…からの無
線信号を受信し、投票テストの場合には投票動作解析装
置2に対して、本番の投票の場合には投票集計装置1に
対して送信する。
【0022】投票動作解析装置2はホストコンピュータ
で構成され、本番前のテスト投票段階で地上局AP1,
AP2,…からの情報を受信して、統計的な手法によっ
て投票動作時間の平均値、最大値、分散値、異常値など
を決定する。またこれらの値を用いて、後述する妥当な
無送信時間tsを決定し、また投票動作時間が異常に長
い端末装置を特定し、その動作異常の確認を行う。
【0023】投票集計装置1もホストコンピュータで構
成され、各地上局AP1,AP2,…から賛否データを
受信すれば、賛成率/反対率のような必要な集計演算を
実行し、その集計結果は会場に設置されている電光掲示
板(図示せず)に表示して出席者に知らせる処理を行
う。なお、投票集計装置1と投票動作解析装置2とは1
つのホストコンピュータにそれぞれの処理機能を組み込
んで構成することができる。
【0024】端末装置M(以下、M11,M12,…の
個別の識別が必要な場合以外は、Mで代表させる)は図
2に示す構成であり、送受信・復変調部11、フレーム
制御部12、受信情報解析部13、遅延時間計算部1
4、時計部15、投票開始表示部16、賛否データ設定
部17、賛否データ記憶部18、そして送信情報作成部
19を備えている。
【0025】送受信・復変調部11は、地上局AP(以
下、AP1,AP2,…の個別の識別が必要な場合以外
は、APで代表させる)と無線信号の送受信を行い、無
線パケットの変復調を実行する。フレーム制御部12
は、送受信・復変調部11と無線パケットの授受を行
い、無線パケットの作成・分解を実行する。受信情報解
析部13は、受信した無線パケットから制御情報を取り
出して内容を解析し、テスト開始情報であればその旨を
時計部15と投票開始表示部16に出力し、当該内容が
後述するような無送信時間ts、送信タイムラグΔt及
び送信順位mのパラメータ情報であればその情報を遅延
時間計算部14へ送り、さらに時計部15へ送る。
【0026】遅延時間計算部14は、後述する処理によ
ってパラメータ情報から遅延時間Tmを計算し、その値
を時計部15へ出力する。時計部15は、受信情報解析
部13からテスト開始情報を受け取ると、投票動作時間
の計測を開始し、賛否データ設定部17から賛否データ
が設定されると、このタイミングで投票動作時間の計測
を終了し、送信情報作成部19へ投票動作時間を含む送
信情報作成を指示する。時計部15はまた、遅延時間計
算部14から遅延時間Tmを受け取り、受信情報解析部
13から投票開始情報を受ければ時間計測を開始し、遅
延時間Tmが経過した後、送信情報作成部19に対して
送信指令を出力する。
【0027】投票開始表示部16は、受信情報解析部1
3からのテスト投票あるいは本番投票のいずれかの投票
開始情報を受けて投票開始表示灯(図示せず)を点灯さ
せて出席者に投票操作を促す。賛否データ設定部17は
出席者の賛否の入力操作を受けて賛否データを設定し、
そのデータを賛否データ記憶部18に記憶させる。
【0028】送信情報作成部19は、時計部15から送
信指令を受信した時に、テスト投票である場合には投票
動作時間を含む送信情報を作成し、また本番投票の場合
には賛否データ記憶部18より賛否データを取り出し、
送信に必要な情報を作成してフレーム制御部12へ出力
する。
【0029】次に、上記構成の投票集計システムの動作
について説明する。
【0030】<本番投票>図3(a)におけるF0は無
線LANで送信される無線パケットのフレームフォーマ
ットである。このフレームフォーマットF0において、
Pは同期確立、同期維持のための物理層に対して与える
ダミー領域、Fは該フレームの有効情報の実質的な先頭
を示し、FCにはホッピング情報を設定する。DAは宛
先のMACアドレスであり、SAは送信元のMACアド
レスである。さらにIは情報部であり、ここにパラメー
タ情報、テスト投票開始情報、本番投票開始情報及び賛
否データが設定される。FCSはフレームチェックシー
ケンスである。
【0031】図4のフローチャートに示すように、投票
開始に先立って、地上局AP1;AP2;…それぞれか
ら自装置が管理している端末装置M11,M12,…;
M21,M22,…;…それぞれへパラメータ送信が行
われる。図3(b)におけるF1はパラメータ送信時の
無線パケットの内容である。このパラメータは、無送信
時間ts、遅延定数Δt、倍数mより成る。受持つ端末
装置Mの台数がnである場合、地上局APからはmの値
を1〜nの範囲で1刻みで変えて各端末装置Mに送信す
る。例えば、地上局AP1が端末装置M11,M12,
…,M1nを受け持っているとすれば、端末装置M11
に対してはm=1を送信し、端末装置M12に対しては
m=2を送信し、以下同様にして、端末装置M1nに対
してはm=nを送信するのである(ステップS10〜S
25;S100)。なお、無送信時間tsは後述するテ
スト投票時の時間計測の結果から設定されたものであ
る。
【0032】端末装置Mは受信情報解析部13でパラメ
ータ情報を確認した後、遅延時間計算部14へそのパラ
メータを出力する。遅延時間計算部14では遅延時間T
mを次の式によって計算し、
【数1】Tm=ts+m・Δt その値を時計部15へ送る(ステップS105,S11
0)。
【0033】投票開始のアナウンスと共に、地上局AP
が投票開始情報をブロードキャストで端末装置Mに送信
する(ステップS30,S35)。図3(c)のF2は
このときの無線パケットの内容を示している。
【0034】このブロードキャストの無線パケットで
は、発信元である地上局AP側のMACアドレスと共に
データIとして投票開始の情報を送ることにより、多数
の端末装置Mは自装置が所属する地上局APからのブロ
ードキャストの無線パケットを受信して投票開始を認識
することになる。そのために、端末装置Mでは、受信情
報解析部13において投票開始情報を抽出し、投票開始
表示部16に送って投票開始表示灯を点灯させると共
に、時計部15へその情報を送る(ステップS115,
S120)。
【0035】出席者は投票開始のアナウンスの指示によ
り賛否データを賛否データ設定部17によって設定す
る。この賛否データは賛否データ記憶部18にいったん
記憶される(ステップS125,S130)。
【0036】時計部15が投票開始情報を受けて計測を
始め、遅延時間Tmが経過すると、送信指令を送信情報
作成部19へ出力する。送信情報記憶部19はこれを受
けると、賛否データ記憶部18より賛否データを取り出
し、送信に必要な情報を作成してフレーム制御部12、
送受信・復変調部11を介して地上局APへ無線パケッ
トとして送信する(ステップS135,S140)。こ
のときの無線パケットは、図3(d)に示すフォーマッ
トである。つまり、自装置を受け持つ地上局APのMA
Cアドレスを宛先アドレスDAとし、自装置のMACア
ドレスを送信元アドレスSAとし、賛否データをIに設
定して送信するのである。
【0037】地上局AP側では、自分の受け持つ多数の
端末装置Mのすべてから賛否データを受信するまでその
内容を保持しておき、最終的に投票集計装置2に送信す
る(ステップS40〜S50)。
【0038】投票集計装置2は、すべての地上局AP
1,AP2,…から賛否データを有線LAN3を通じて
受信すれば、投票集計を行い、賛成率・反対率などを集
計演算し、その結果を会場の電光掲示板(図示せず)に
表示して出席者に示す。
【0039】以上の一連の動作の流れが図5に示してあ
る。投票開始に先立って地上局AP1;AP2;…から
フォーマットF1で自装置の受け持つすべての端末装置
M11,M12,…;M21,M22,…;…にパラメ
ータ情報(ts,Δt,m)を送信する。各端末装置M
11,M12,…はそのパラメータ情報を用いて遅延時
間Tmを計算し、時計部15に設定する。
【0040】ここでtsは出席者が投票操作に必要とす
る時間にふさわしい余裕時間を付加した時間、例えば、
数秒間に設定する。また、Δtは、端末間の送信間隔で
あり、この数値は端末間の送信動作が干渉しない最小値
に設定する。mには各端末装置ごとに1ずつ異なった数
値が割当てられる。
【0041】この後、司会者により投票開始のアナウン
スがあり、地上局APが投票集計装置2側から投票集計
指令を受け取ると、各地上局APからフォーマットF2
のデータがブロードキャストで各端末装置Mに送信され
る。各端末装置Mはこの投票指令を受けて、自機の投票
データ送信遅延時間Tmの計時を開始する。出席者各自
は投票開始のアナウンスを聞いて、賛否の投票操作を自
分の端末装置M上で行う。この操作時間が本発明では無
送信時間tsとして設定した時間である。通常、この操
作に要する時間は数秒程度である。
【0042】各端末装置Mは入力された賛否データを記
憶部18に保持しておき、時計部15が計測する遅延時
間Tmが経過した時点で賛否データを含むフォーマット
F3の送信情報を地上局APに順に送信することにな
る。
【0043】例えば、いま、地上局AP1が受け持つ端
末装置M11,M12,…,M1nをグループ1とする
と、このグループ1の端末装置M11にはT1=ts+
1・Δt、端末装置M12にはT2=ts+2・Δt、
…、端末装置M1nにはTn=ts+n・Δtが順次設
定される。したがって、賛否データの送信は、この順
に、遅延時間T1,T2,…,Tnをおいて順に賛否デ
ータを地上局AP1へ送信することになる。
【0044】これにより、図8に示した従来技術のよう
に、地上局AP1,AP2,…が多数の端末装置M1
1,M12,…からの送信データが一斉に到来してトラ
ヒックジャムを起こし、最終的に全端末装置からの送信
データを受信し終えるまでにかかる時間が遅くなってし
まうということがなく、遅延時間Tnが経過した時点で
全端末装置からの賛否データを受信し終えて、それに続
く処理に移行することができるようになる。
【0045】<テスト投票>投票集計装置1から地上局
AP1,AP2,…を通して多数の端末装置M11,M
12,…に送信されるパラメータ情報のうち、特に無送
信時間tsについては、出席者の属性(年代層、性別、
職業など)により最適な値は大きく異なることが予想さ
れる。そこで投票動作解析装置2が、出席者に本番の投
票に先立ってテスト投票を行ってもらい、そのときに出
席者全員が投票操作を完了するまでの時間を計測し、こ
れに基づいて無送信時間を出席者の特性に応じた妥当な
ものに設定する。
【0046】このために、図6のフローチャートに基づ
くテスト投票処理を本番投票に先立って実行する。ま
ず、投票動作解析装置2はテスト開始情報を全地上局A
P1,AP2,…にLAN3を通じて送信する(ステッ
プS200)。
【0047】各地上局AP1,AP2,…はテスト開始
情報をブロードキャストによって各端末装置M11,M
12,…;M21,M22,…に送信する(ステップS
205)。
【0048】各端末装置Mは、受信情報解析部13で地
上局APからの受信情報を解析し、テスト開始情報を受
信したのであれば、その旨を投票開始表示部16と時計
部15へ出力する。これにより、時計部15は投票開始
動作時間の計測を開始する。また投票開始表示部16は
投票開始表示灯(図示せず)を点灯させ、その端末装置
Mの使用者に投票開始可の旨を伝える(ステップS21
0)。
【0049】端末装置M各々の使用者は、投票開始表示
灯が点灯するのを見て、賛否データの設定操作を賛否デ
ータ設定部17によって行うと、設定信号が送信情報作
成部19へ送られ、また設定操作信号が時計部15にも
送られる(ステップS215,S220)。時計部15
は設定操作信号を受け取ると、投票動作時間の計測を終
了し、その計測時間を送信情報作成部19へ送る。送信
情報作成部19は、これらの賛否設定データと計時デー
タを受け取ると、送信情報を作成し、フレーム制御部1
2、送受信・変復調部11を通じて、地上局APへその
送信情報を無線送信する(ステップS225,S23
0)。
【0050】各地上局APは受持ちの端末装置Mそれぞ
れからの送信情報を受信すると、図7に示すような投票
動作時間テーブルTBに各端末装置Mからのデータを書
き込む(ステップS235)。そして各地上局APが自
装置の受け持つ端末装置Mのすべてから送信情報を受け
取ると、端末装置MごとのMACアドレス、端末番号、
投票動作時間を投票動作解析装置2へLAN3を通じて
送信する(ステップS245)。なお、故障している端
末装置Mがあれば、それからの送信信号が受信できない
ことになるので、タイムアウト時間、例えば、1分間〜
5分間(特に限定されず、会場規模によってさらに長い
時間を設定する必要がある場合もあり得る)を設定して
おき、この時間が経過すれば送信信号を送ってこない端
末装置Mがあっても受信を打ち切り、投票動作解析装置
2へ上記の情報を送信する。そしてこの場合には、送信
情報を送ってこなかった端末装置Mについては、そのデ
ータがブランクになり、投票動作解析装置2側で当該端
末装置Mに故障発生していると判断する。
【0051】投票動作解析装置2は、各地上局APから
の情報を受信し、統計的手法を用いて投票動作時間の平
均値、最大値、分散値、異常値などを決定する。そして
これらの値から、妥当な無送信時間tsを決定し、地上
局APに送信し、そのパラメータ情報の中の無送信時間
tsを更新登録させる(ステップS250〜S26
5)。
【0052】このようにして、本番の投票に先立つ適当
な機会、例えば、開会してすぐに、あるいは本番の投票
の開始直前にテスト投票を行い、各地上局APのパラメ
ータ情報のうち、無送信時間tsを更新設定することに
より、実際の出席者が操作に慣れているかいないか、反
応が早いか遅いかなどにより妥当な無送信時間tsを実
計測して設定することができ、これに続く本番の投票集
計が速く、漏れなく行えることになる。
【0053】なお、このテスト投票動作の場合、多数の
端末装置Mから時間差を設けずに投票動作時間情報が地
上局APに一斉に送信されることになる。しかしこれは
テスト投票であって実際の投票ではないので、最終集計
までに従来同様の時間がかかっても不都合が起こらな
い。そこで、このテスト投票の際には、地上局APは受
け付けられる信号から順次受け付け、受持ちの全端末装
置Mからの投票動作情報をテーブルTBに登録できた時
点で投票動作解析装置2にそのデータを送信することに
している。
【0054】また、上記の実施の形態では地上局APを
10台、端末装置Mを各地上局APごとに100台ずつ
程度の規模の無線投票システムについて説明したが、こ
れに限定されることはなく、会場の出席者の数によって
増減することができる。またコストの削減のために、地
上局1台について端末装置10台程度を最小システム
と、これを出席者数に見合う規模まで拡大して全システ
ムを構成することもできる。
【0055】さらに、上記の実施の形態では無線LAN
で端末装置Mと地上局APとを接続したが、これに限ら
ず、一般的な有線LANを採用することもでき、また伝
送方式も特に限定されることはない。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明のテスト投
票方法によれば、地上局は現実のテスト投票によって得
られた適切な無送信時間を用いて各端末装置ごとに時間
差を持たせた投票信号送信遅延時間を設定することがで
き、本番の投票時に多数の端末装置の使用者各々が一斉
に投票信号を入力することがあっても、多数の端末装置
各々から個別の異なったタイミングに送られてくる投票
信号を受信してトラヒックジャムが発生するのを避け、
多数の投票信号を迅速に受信処理できるようになる。
【0057】請求項2の発明の投票集計システムによれ
ば、地上局側では、多数の端末装置の使用者各々が一斉
に投票信号を入力することがあっても、多数の端末装置
各々から個別の異なったタイミングに送られてくる投票
信号を受信してトラヒックジャムが発生するのを避け、
迅速に受信処理することができる。
【0058】また、テスト投票によって実際の投票動作
時に必要とする無送信時間を現実の環境、例えば、出席
者の特性、システムの応答性能などに応じて逐次妥当な
ものに設定して、多数の端末装置による投票を漏らさず
に集計することができる。
【0059】請求項3の発明の投票集計システムによれ
ば、請求項2の発明の効果に加えて、多数の端末装置各
々がテスト投票で決定された適切な無送信時間tsと所
定のタイムラグΔt及び自機に割当てられた送信順位m
とから、Tm=ts+m×Δtにより求めた遅延時間T
mの遅延の後に投票信号を地上局側に送信することがで
き、地上局側ではトラヒックジャムが発生するのを避け
て迅速にかつ確実に受信処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のシステム全体を示
すブロック図。
【図2】上記の実施の形態における端末装置の機能的構
成を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態において無線LANで用いる
データフォーマットを示す説明図。
【図4】上記の実施の形態による無線投票処理のフロー
チャート。
【図5】上記の実施の形態の本番投票処理を示すタイム
チャート。
【図6】上記の実施の形態によるテスト投票処理のフロ
ーチャート。
【図7】上記の実施の形態において地上局の記憶装置に
登録される投票動作時間テーブルの説明図。
【図8】従来例の無線投票システムの動作を示すタイム
チャート。
【符号の説明】
1 投票集計装置 2 投票動作解析装置 3 有線LAN 11 送受信・変復調部 12 フレーム制御部 13 受信情報解析部 14 遅延時間計算部 15 時計部 16 投票開始表示部 17 賛否データ設定部 18 賛否データ記憶部 19 送信情報作成部 AP,AP1,AP2,… 地上局 M,M11,M12,…,M21,M22,… 端末装
置 TB 投票動作時間テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いたテスト投票方法に
    おいて、 地上局から多数の端末装置にテスト投票開始信号を送信
    する段階と、 各端末装置が、自装置の使用者がテスト投票動作に要し
    た時間を計測する段階と、 各端末装置が計測したテスト投票動作時間を地上局に送
    信する段階と、 地上局において各端末装置から送られてきたテスト投票
    動作時間を登録する段階と、 投票動作解析装置が、前記地上局が登録している前記各
    端末装置のテスト投票動作時間データに基づいて、本番
    投票時に全端末装置が投票操作を完了するまでに要する
    と見込まれる無送信時間を決定し、地上局に設定する段
    階とから成るテスト投票方法。
  2. 【請求項2】 賛否投票操作ができる複数の端末装置
    と、当該端末装置と伝送路によって接続された地上局
    と、当該地上局と伝送路によって接続された投票集計装
    置及び投票動作解析装置とから構成される投票集計シス
    テムにおいて、 前記端末装置各々は、 前記地上局から投票指示信号を受信した時点から、無送
    信時間に自装置に割当てられている順位に応じた送信タ
    イムラグ分だけ加算した投票信号送信遅延時間を設定す
    る投票信号送信遅延時間設定手段と、 賛成・反対のような投票信号を入力するための投票信号
    入力手段と、投票信号入力手段による投票信号を記憶す
    る投票信号記憶手段と、 投票指示信号を受信した時点から、前記投票信号送信遅
    延時間設定手段が設定している投票信号送信遅延時間が
    経過した時に前記投票信号記憶手段に記憶されている投
    票信号を送信する投票信号送信手段と、 前記地上局から送られて来るテスト投票開始信号を受信
    して、当該信号の受信時点から投票信号入力があるまで
    の投票動作時間を計測する時計手段と、 当該時計手段の計測した投票動作時間を前記地上局に送
    信する投票動作時間送信手段とを有し、 前記地上局は、 前記複数の端末装置にブロードキャストによりテスト投
    票開始信号を送信するテスト投票開始信号送信手段と、 前記複数の端末装置から送られてきた前記投票動作時間
    を順次登録し、前記投票動作解析装置に送信する投票動
    作時間登録手段と、 前記投票動作解析装置から送られてきた無送信時間と共
    に、自装置に属する複数の端末装置ごとに割り付けた送
    信順位及び順位間の送信タイムラグをパラメータ情報と
    して前記端末装置それぞれに投票開始情報と共にブロー
    ドキャストにより送信する投票開始情報送信手段と、 前記複数の端末装置から送られてきた前記投票信号を順
    次登録し、前記投票集計装置に送信する投票情報登録手
    段とを有することを特徴とする投票集計システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置の投票信号送信遅延時間設
    定手段は、前記投票信号送信遅延時間として、無送信時
    間tsと所定のタイムラグΔt及び自機に割当てられた
    送信順位mとから、Tm=ts+m×Δtにより求めた
    遅延時間Tmを設定することを特徴とする請求項2に記
    載の投票集計システム。
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WO2018020544A1 (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 三菱電機株式会社 固定無線通信装置および移動無線通信装置

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