JP2001201342A - 画像処理装置等 - Google Patents

画像処理装置等

Info

Publication number
JP2001201342A
JP2001201342A JP2000014022A JP2000014022A JP2001201342A JP 2001201342 A JP2001201342 A JP 2001201342A JP 2000014022 A JP2000014022 A JP 2000014022A JP 2000014022 A JP2000014022 A JP 2000014022A JP 2001201342 A JP2001201342 A JP 2001201342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
image data
shadow
sun
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000014022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3757730B2 (ja
Inventor
Norio Tanaka
紀夫 田中
Yasue Nomoto
野本  安栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000014022A priority Critical patent/JP3757730B2/ja
Publication of JP2001201342A publication Critical patent/JP2001201342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3757730B2 publication Critical patent/JP3757730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、測定対象物の底面部の位置が画像デ
ータ上不明である場合や測定対象物が複雑な形状である
場合にも測定対象物の高さを測定することを目的とす
る。 【解決手段】本発明の画像処理総理は、画像データを表
示する表示手段160と、前記画像データの撮影時刻及
び撮影位置から太陽方位及び太陽高度を算出する太陽情
報算出手段130と、前記太陽方位から前記測定対象物
の陰影方位を算出すると共に前記太陽高度から前記測定
対象物の高さの尺度に対応した目盛りを算出して前記目
盛りを有しかつ前記陰影方位に伸びるスケールを生成す
るスケール生成手段140と、前記画像データ上に前記
スケールを表示する画像表示制御手段150と、前記ス
ケールの移動位置の指定を受け付けるスケール情報入力
手段170とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ中の測
定対象物の陰影から測定対象物の高さを算出する画像処
理装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】航空写真データから建造物高度を計算す
る従来の技術として、特開平5−46077号公報には、太陽
光方向に沿って、当該図形中の黒画素数の比率が閾値以
下になるまで建造物底面輪郭線を移動し、その移動距離
と建造物太陽線図の尺度から建造物によって生じた太陽
影長を求め、この太陽影長と航空写真撮影日時の太陽位
置と高度から建造物高度を計算することが記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、建造物底面輪郭線を移動しなければならないた
め、航空写真データ上で建造物が隣接して、測定対象と
する建造物の底面部が他の建造物と重複して、測定対象
とする建造物の底面部の位置が不明な場合は、建造物高
度を計算することができないという課題がある。また、
測定対象とする建造物が複雑な形状、例えば、塔,ガス
タンク等である場合も、建造物高度を計算することがで
きないという課題がある。
【0004】本発明の目的は、測定対象物の底面部の位
置が画像データ上不明である場合や測定対象物が複雑な
形状である場合にも測定対象物の高さを測定することが
でき、測定可能な測定対象物の種類が多い画像処理装置
等を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定対象物が
表示された画像データ上に、前記測定対象物の高さの尺
度に対応した目盛りを有しかつ前記測定対象物の陰影方
位に伸びるスケールを表示する。
【0006】又は、本発明は、上空から地上を撮影した
画像又は映像を表示した画像データ上に、前記画像デー
タの撮影時刻及び撮影位置に対応した太陽方位と反対方
向に伸びるスケールを表示し、前記スケールの始点を前
記測定対象物の陰影の始点に指定すると共に前記スケー
ル上で前記測定対象物の陰影の終点を指定したときに、
前記測定対象物の高さを表示する。
【0007】又は、本発明は、上空から地上を撮影した
画像又は映像を表示した画像データ上に、前記画像デー
タの撮影時刻及び撮影位置に対応した太陽方位と反対方
向に伸びるスケールを表示し、前記スケール上で前記測
定対象物の陰影の始点及び終点を指定したときに、前記
測定対象物の高さを表示する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の画像処理装置は、1枚の
画像データとその画像データの撮影時刻と撮影位置など
の属性情報を入力し格納しておき、格納した画像データ
の撮影時刻及び撮影位置における太陽方位と太陽高度を
算出し、算出した太陽方位と太陽高度から画像データ上
の測定対象物の高さの尺度に対応した目盛りを有しかつ
前記測定対象物の陰影方位に伸びるスケールを算出し、
画像データ上に表示する。そして、ユーザの指定により
画像データ上でスケールを移動可能にする。また、ユー
ザがスケール上の点を指定、即ち、陰影の終点(スケー
ルの始点が陰影の始点にある場合)又は陰影の始点と陰
影の終点を指定した場合に、測定対象物の高さを表示す
る。
【0009】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0010】図1に、本発明における画像処理装置のブ
ロック図を示す。
【0011】画像データ入力手段100において、上空
(衛星や航空機等)から地上を撮影した画像データ(映
像から得た画像データを含む。)の入力を受け付ける。
画像データ入力手段100は、対象の画像データの提供
形式に対応するものであり、例えば磁気媒体を介する場
合は、磁気媒体の入力装置が相当し、ネットワークを介
する場合は、ネットワークインターフェース機器が相当
する。画像データ格納手段110において、入力された
画像データを格納する。属性情報格納手段120におい
て、当該画像データの属性情報(例えば、画像データの
撮影時刻や画像データの撮影位置等)を格納する。この
属性情報は、画像データに付属して画像データ入力手段
100から入力される情報であるが、別途ユーザが画像
データ入力手段100から入力してもよい。太陽情報算
出手段130において、画像データの撮影時刻及び撮影
位置に対応した太陽方位(太陽光の入射方向)と太陽高
度を算出する。スケール生成手段140において、太陽
方位から測定対象物の陰影方位を算出すると共に太陽高
度から測定対象物の高さの尺度に対応した目盛りを算出
して測定対象物の高さの尺度に対応した目盛りを有しか
つ測定対象物の陰影方位に伸びるスケールを生成する。
スケール情報入力手段170において、ユーザから画像
データ上におけるスケールの表示位置の指定又はスケー
ルの移動位置の指定を受け付ける。また、スケール情報
入力手段170において、ユーザからスケール上の陰影
の終点(スケールの始点が陰影の始点にある場合)の指定
又はスケール上の陰影の始点と陰影の終点の指定を受け
付ける。陰影長さ算出手段180において、ユーザによ
り指定されて得たスケールの始点とスケール上の陰影の
終点との間の距離又は陰影の始点と終点との間の距離と
から画像データ上の測定対象物の陰影長さを算出する。
高さ算出手段190において、測定対象物の陰影長さ、
画像データの撮影時刻及び撮影位置に対応する太陽方位
及び太陽高度から測定対象物の高さを算出する。画像表
示制御手段150において、画像データとスケール及び
/又は測定対象物の高さの表示を制御する。表示手段1
60において、画像データ上にスケール及び/又は測定
対象物の高さを表示する。
【0012】次に、太陽方位および太陽高度と地上の対
象物に発生する陰影との関係について、図2,図3,図
4を用いて説明する。
【0013】図2に、地球と太陽の位置関係の模式図を
示す。尚、説明の便宜上、地球210の周りを太陽が周回
しているように表す。
【0014】地球210は、自転軸230を軸にして約
24時間周期で自転している。地球210は、赤道22
0に対して約23.5 度傾斜し、太陽の周りを約1年掛
けて周回している。この軌道は、黄道240と呼ばれて
いる。この黄道240が、赤道220に対して傾斜して
いることにより、日本などの中緯度地域には、四季が齎
されている。例えば、地球210上で東京は北緯約3
5.5 度地点にあるため、夏至の時に太陽が太陽265
の位置にあるため、夏至の時の東京260では太陽高度
が高くなり、冬至の時に太陽が太陽275の位置にある
ため、冬至の時の東京270では、太陽高度が低くな
る。
【0015】図3に、太陽高度の変化の模式図を示す。
図3は、地球上の北緯36度における年間を通した太陽
高度の変化を表す。理科年表国立天文台編平成11年19
99第72冊暦48ページによれば、北緯36度地点31
0の日出入は、北緯36度地点310の地平線320に
対して、冬至の時は、南中した太陽が太陽330の位置
にあり、地平線320と成す角度が30.6 度である。
春分および秋分の時は、南中した太陽が太陽340の位
置にあり、地平線320と成す角度が54.0度であ
る。夏至の時は、南中した太陽が太陽350の位置にあ
り、地平線320と成す角度355が77.5 度にな
る。従って、東京のように北緯にある地点では、冬至か
ら夏至にかけて太陽高度が次第に大きくなり、夏至から
冬至にかけて太陽高度が次第に小さくなる。
【0016】図4に、太陽高度と陰影長さの関係の模式
図を示す。対象物410は、地表面上に存在している立
体構造物(例えば、建築物)を表す。例えば、地表面が
地表面451の位置にある場合、対象物410は対象物
高さ450であり、地表面が地表面461の位置にある
場合、対象物410は対象物高さ460であるとする。
ここで、太陽が、冬至の時の太陽420,春分および秋
分の時の太陽430,夏至の時の太陽440と変化する
と、地表面451に発生する対象物410の陰影は、冬
至の時に陰影長さ421,春分および秋分の時431,
夏至の時441になる。また、地表面461に発生する
対象物410の陰影の長さは、冬至の時に陰影長さ42
2,春分および秋分の時に陰影長さ432,夏至の時に
陰影長さ442になる。以上のように、同一地点におい
てもその撮影時刻によって、太陽高度は絶えず変化して
おり、また、太陽により発生する地上の対象物に生じる
陰影の長さも太陽高度に対応して変化している。
【0017】次に、本発明の画像処理装置の処理につい
て説明する。
【0018】図5に、本発明における画像処理(スケー
ル表示処理)のフロー図を示す。
【0019】画像データ入力処理B.10において、画
像データ入力手段100から画像データの入力を受け付
ける。太陽情報算出処理B.20において、入力された
画像データに付属する画像データの撮影時刻及び撮影位
置に基づき、画像データの撮影時刻及び撮影位置に対応
した対応する太陽情報(太陽方位や太陽高度)を算出す
る。陰影方位算出処理B.30において、算出された太
陽方位から、画像データの撮影時刻及び撮影位置に対応
する陰影方位を算出する。スケール算出処理B.40に
おいて、画像データの表示倍率及び太陽高度から、対象
物の高さの尺度に対応した対象物の陰影長さの目盛りを
算出する。スケール表示処理B.50において、対象物
の高さの尺度に対応した目盛りを有しかつ陰影方位に伸
びるスケールを、画像データ上に表示する。
【0020】次に、上記本発明の画像処理の詳細を説明
する。
【0021】太陽情報算出処理B.20に関し、図6,
図7を用いて説明する。画像データに付属されている属
性情報から画像データの撮影時刻及び撮影時刻における
太陽方位と太陽高度を算出する処理について説明してい
るものである。
【0022】図6に、地球と衛星と撮影対象の位置関係
の模式図を示す。
【0023】地球610と衛星660との位置関係を表
す座標系として、一般に地球の中心から赤道面620上
にX軸630と、Y軸640および極方向にZ軸650
を定義した座標が用いられる。衛星660には、近年の
傾向としてGPS衛星との位置情報により、前述の座標
上における自身の位置情報を検出する機構が搭載されて
おり、その情報は画像データに付属して地上に送信され
る。そのデータにより観測した時点での衛星660の位
置(X座標661,Y座標662,Z座標663)を得るこ
とができる。また、衛星660に搭載されている観測セ
ンサの向き、視線方向の情報も、画像データに付属して
地上に送信されるため、衛星の位置とセンサの視線方向
から地上の撮影対象670を算出し、衛星660が観測
した地上の観測対象670の位置(緯度経度)は求めら
れる。尚、画像データのプロバイダから撮影した画像デ
ータが提供される場合に、画像データの位置情報、即ち
撮影対象670の位置情報を属性情報として、画像デー
タに付属して提供されることが一般化しつつある。
【0024】このように、画像デ―タに付属している属
性情報から緯度経度情報と撮影時刻が求まれば、画像デ
ータの撮影時刻及び撮影位置に対応する太陽高度と太陽
方位が算出可能である。それらは、地球の自転特性と地
球と太陽の位置関係から算出されるが、国立天文台で算
出されるような厳密なものではなく、概算する方法が、
例えば「天体に位置計算 増補版」長沢 工 著 発行
所 (株)地人書館で紹介されているような方式を、一
般的には用いられている。また、他の手段としては、複
数の撮影位置及び複数の撮影時刻における太陽方位と太
陽高度をテーブル化して、データベースとして予め格納
しておき、画像データが入力されたときに、そのテーブ
ルを参照して、入力された画像データに対応した太陽方
位と太陽高度を算出してもよい。
【0025】図7に、本発明における太陽情報格納処理
の模式図を示す。日付欄700と時刻欄710を軸にし
たテーブル740であり、日付及び時刻に対応した太陽
方位を太陽方位欄720に、太陽高度を太陽高度欄73
0に格納する。そして、テーブル740を、例えば緯度
0度から5度刻みに格納する。そして、画像データの属
性情報から得られた撮影位置(画像データの緯度経度)
及び撮影時刻からテーブルを検索することにより、太陽
方位と太陽高度を算出することができる。観測される画
像データの地上分解能力が最大でも1m程度であれば、
それほど厳密な位置情報は必要としないため、上記の概
算する方法でもテーブルを検索する方法で得られる程度
の精度で問題は無い。
【0026】次に、陰影方位算出処理B.30に関し、
図8を用いて説明する。図8は、画像データ上の方位を
算出し、太陽方位から陰影方位を算出する方法について
説明している。
【0027】画像データの供給元から提供される画像デ
ータ810は、2次元に配置された画素の集合で構成さ
れており、一般に横方向をピクセル、縦方向をラインと
定義されている。画像データの属性情報に格納されてい
る撮影位置情報には、画像データの四隅の緯度経度情報
821,822,823,824が格納されている。こ
れらの緯度経度情報821(φ1,λ1),822(φ
2,λ2),823(φ3,λ3),824(φ4,λ
4)から同一経度上における緯度の差分を求めることに
より、南北方位830と直交する東西方位840を算出
する。
【0028】次に、太陽方位から陰影方位を算出する。
ここでは、経度36度地点において春分(3月21日
頃)の15時頃に撮影された画像データを一例として説
明する。春分および秋分は、周知のとおり、一日の昼夜
の比率がほぼ等しく、太陽は、東西方位840のほぼ真
東から上り、ほぼ真西に沈む。緯度36度地点の春分に
おける日出時刻は、5時43分頃であり、日入時刻は、
17時54分頃である。また、太陽が真南に位置し、一
日の内で最も太陽高度の高い南中時刻は、11時48分
頃であり、この時の太陽高度は約54度である。同日の
15時頃に撮影された画像の太陽方位850は、真南か
ら南,西とまわる向きに約45度の位置にあり、この時
の太陽高度は約27度になる。陰影方位は、太陽光がほ
ぼ直進することから太陽方位と正反対の方向に発生す
る。図7に示したような太陽方位と太陽高度のテーブル
における太陽方位は、一般に真南を0度として、そこか
ら南,西,北,東とまわる向きで360度までの数値と
して管理している。よって、陰影方位(SD)870は
次式に示すように、当該撮影時刻の太陽方位(S)85
0に対し、180度を加算することにより求められる。
【0029】SD=S+180度次に、スケール算出処
理B.40及びスケール表示処理B.50に関し、図9
を用いて説明する。図9は、スケール算出処理B.30
で算出したスケール940を陰影方位算出処理B.20で
算出した陰影方位に対応させて画像データ910上に表
示している。
【0030】スケール940は、測定対象物920の高
さ(H)の尺度に対応した目盛り950及び目盛り値9
60を有し、かつ測定対象物920の陰影930の方位
(太陽方位と反対方向)に伸びる。このスケール940
は、測定対象物920の高さ(H)が、次式の通りに画
像データの撮影時刻及び撮影位置の太陽高度(SA)と
測定対象物の陰影930の長さ(L)から算出する。即
ち、高さ(H)に適当な、例えば高さ1m,2m,10
mなどの値を当てはめることにより、それに対応する長
さ(L)が求められる。
【0031】H=L×tanSA L=H/tanSA ここで、前述した経度36度地点における春分(3月2
1日頃)の15時頃に撮影された画像データの太陽高度
27度を当てはめるとH=1m,H=2m,H=10m
の場合は、夫々次となる。
【0032】 H=1mのとき、1m/tan27度=約1m H=2mのとき、2m/tan27度=約4m H=10のとき、m10m/tan27度=約20m これらの陰影930の長さ(L)を画像データの画素当
りの分解能(R)で除算すると画像データ上のスケール
長さ(N)が求められる。
【0033】N=L/R 例えば分解能(R)を1mとすると夫々次となる。
【0034】H=1mのとき、1m/1m=1画素 H=2mのとき、2m/1m=2画素 H=10のとき、20m/1m=20画素 陰影930の長さ(L)のスケール表示処理B.40は、
これらの画素値をスケール940の目盛り950及び目
盛り値960とし、陰影方位算出処理B.20で算出し
た陰影方位に向けて表示する。また、このスケール94
0の目盛り950及び目盛り値960は、画像データの表
示倍率に連動して変更する。例えば、画像データの表示
倍率が2倍になれば、スケール長さ(N)の画素数も2
倍にする。
【0035】そして、画像データ上に、前記測定対象物
の高さの尺度に対応した目盛りを有しかつ前記測定対象
物の陰影方位に伸びるスケールを表示することにより、
ユーザは、画像データから測定対象物の高さの概算値を
容易に認識することが可能となる。
【0036】次に、測定対象物の高さを測定する方法に
関し、図9,図10を用いて説明する。図9に、本発明
における高さ測定時の画像データの模式図を示す。ま
た、図10に、本発明における画像処理(高さ測定処
理)のフロー図のフロー図を示す。ユーザがスケール9
40の始点(0点)を陰影930の始点に一致させ、陰
影930の終点を指定して、測定対象物920の陰影9
30の長さを特定する場合を示す。
【0037】スケール移動位置入力処理において、スケ
ール情報入力手段170から画像データ910上のスケ
ール940の移動位置の指定を受け付ける。このとき、
ユーザは、スケール940の始点(0点)を陰影930の
始点に一致させる。尚、スケール情報入力手段170か
ら画像データ910上のスケール940の表示位置の指
定を受け付けて、その指定位置をスケール940の始点
としてスケール940を表示してもよい。このとき、ユ
ーザは、スケール940の表示位置を陰影930の始点に
一致させる。そして、陰影終点入力処理において、スケ
ール情報入力手段170からスケール940上の陰影9
30の終点の指定を受け付ける。このとき、ユーザは、
カーソル980を測定対象物920の陰影930の終点
に一致させて、測定対象物920の陰影930の終点を
指定する。陰影長さ算出処置において、スケール940
の始点(移動位置を指定された点)から陰影930の終
点(カーソル980で指定された点)に至るまでの距
離、即ち画素値を積算し、陰影長さを算出する。高さ算
出処理において、陰影長さから測定対象物940の高さ
を算出する。高さ表示処理において、画像データ910
上に測定対象物940の高さを測定値970として表示
する。
【0038】また、測定対象物の高さを測定する他の方
法に関し、図11,図12を用いて説明する。図11
に、本発明における高さ測定時の画像データの模式図を
示す。また、図12に、本発明における画像処理(高さ
測定処理)のフロー図のフロー図を示す。ユーザが陰影
930の始点と陰影930の終点を指定して、測定対象
物920の陰影930の長さを特定する場合を示す。
【0039】スケール移動位置入力処理において、スケ
ール情報入力手段170から画像データ910上のスケ
ール940の移動位置の指定を受け付ける。そして、陰
影始点入力処理において、スケール情報入力手段170
からスケール940上の陰影930の始点の指定を受け
付ける。このとき、ユーザは、カーソル990を測定対
象物920の陰影930の始点に一致させて、測定対象
物920の陰影930の始点を指定する。陰影終点入力
処理において、スケール情報入力手段170からスケー
ル940上の陰影930の終点の指定を受け付ける。こ
のとき、ユーザは、カーソル980を測定対象物920
の陰影930の終点に一致させて、測定対象物920の
陰影930の終点を指定する。陰影長さ算出処置におい
て、陰影930の始点(カーソル990で指定された
点)から陰影930(カーソル980で指定された点)
の終点に至るまでの距離、即ち画素値を積算し、陰影長
さを算出する。高さ算出処理において、陰影長さから測
定対象物940の高さを算出する。高さ表示処理におい
て、画像データ910上に測定対象物940の高さを測
定値970として表示する。
【0040】尚、上記のように、スケール940上の1
点又は2点の指定を受け付けて、測定対象物940の高
さを表示する場合は、スケール940に目盛り950や
目盛り値960の表示はなくてもよい。
【0041】また、本発明における画像処理(スケール
表示処理及び高さ表示処理)は、画像処理装置内に組み
込まれてもよいし、画像処理プログラムとして記録媒体
(例えば、フロッピーディスク,CD−ROM,CD−
R,DVD−ROM,DVD−RAM)に記録されても
よい。
【0042】上記本発明の実施の形態によれば、建造物
底面輪郭線を必要としないと共にスケールが任意に移動
可能であるため、画像データ上で建造物が隣接して、測
定対象物の底面部が他の建造物と重複して、測定対象物
の底面部の位置が不明な場合でも、迅速かつ容易に測定
対象物の高さを測定することができる。また、上記本発
明の実施の形態によれば、建造物底面輪郭線を必要とし
ないと共にスケールが任意に移動可能であるため、測定
対象物が複雑な形状(例えば、塔,ガスタンク等)で測
定対象物の上面部の形状と底面部の形状とが相違する場
合にも、迅速かつ容易に測定対象物の高さを計算するこ
とができる。そして、これにより、画像処理装置,画像
処置方法,画像処理プログラムを記録した記録媒体で、
測定可能な測定対象物の種類が多くなるという効果を奏
する。
【0043】また、画像データ上の測定対象物の陰影が
発生する近辺に輝度の低い部分が現れることがあるが、
それが構造や塗装などによるものか、陰影によるものな
のか判断に迷うことがある。しかし、上記本発明の実施
の形態によれば、陰影方位に伸びるスケールを表示する
ため、陰影の発生する方向が特定でき、測定対象物の陰
影であるか、それ以外の構造物であるかの識別が容易に
なるという効果を奏する。
【0044】また、上記本発明の実施の形態によれば、
ステレオペアのように1つの測定対象物の高さを得るた
めに複数の画像データを必要とすることがなく、1つの
測定対象物に対し1つの画像データで測定対象物の高さ
を測定することができる。
【0045】尚、画像データが幾何学的な歪等の補正処
理が施されていない場合は、幾何学的な歪係数を参照し
て補正処理を施すことが好ましい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、測定対象物の底面部の
位置が画像データ上不明である場合や測定対象物が複雑
な形状である場合にも測定対象物の高さを測定すること
ができ、画像処理装置等が測定可能な測定対象物の種類
が多くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像処理装置のブロック図。
【図2】地球と太陽の位置関係の模式図。
【図3】太陽高度の変化の模式図。
【図4】太陽高度と陰影長さの関係の模式図。
【図5】本発明における画像処理(スケール表示処理)
のフロー図。
【図6】地球と衛星と撮影対象の位置関係の模式図。
【図7】本発明における太陽情報格納処理の説明図。
【図8】本発明における陰影方位算出処理の説明図。
【図9】本発明における高さ測定時の画像データの模式
図。
【図10】本発明における画像処理(高さ測定処理)の
フロー図。
【図11】本発明における高さ測定時の画像データの模
式図。
【図12】本発明における画像処理(高さ測定処理)の
フロー図。
【符号の説明】
100…画像データ入力手段、110…画像データ格納
手段、120…属性情報格納手段、130…太陽情報算
出手段、140…スケール生成手段、150…画像表示
制御手段、160…表示手段、170…スケール情報入
力手段、180…陰影長さ算出手段、190…高さ算出
手段、210,610…地球、220…赤道、230…
自転軸、240…黄道、260,270…東京、26
5,275,330,340,350,420,43
0,440…太陽、310…北緯35度地点、320…
地平線、410…対象物、421,422,431,4
32,441,442…陰影長さ、450,460…対
象物高さ、451,461…地表面、B.10…画像デ
ータ入力処理、B.20…太陽情報算出処理、B.30
…陰影方位算出処理、B.40…スケール算出処理、
B.50…スケール表示処理、620…赤道面、630
…X軸、640…Y軸、650…Z軸、660…衛星、
661…X座標、662…Y座標、663…Z座標、6
70…観測対象、700…日付欄、710…時刻欄、7
20…太陽方位欄、730…太陽高度欄、740…テー
ブル、810…画像データ、821,822,823,
824…緯度経度情報、830…南北方位、840…東
西方位、850…太陽方位、870…陰影方位、910
…画像データ、920…測定対象物、930…陰影、9
40…スケール、950…目盛り、960…目盛り値、
970…測定値、980,990…カーソル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象物が表示された画像データ上に、
    前記測定対象物の高さの尺度に対応した目盛りを有しか
    つ前記測定対象物の陰影方位に伸びるスケールを表示す
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】衛星又は航空機から地上を撮影した画像デ
    ータを表示する表示手段と、前記画像データの撮影時刻
    及び撮影位置から太陽方位及び太陽高度を算出する太陽
    情報算出手段と、前記太陽方位から前記測定対象物の陰
    影方位を算出すると共に前記太陽高度から前記測定対象
    物の高さの尺度に対応した目盛りを算出して前記目盛り
    を有しかつ前記陰影方位に伸びるスケールを生成するス
    ケール生成手段と、前記画像データ上に前記スケールを
    表示する画像表示制御手段と、前記スケールの移動位置
    の指定を受け付けるスケール情報入力手段とを備えた画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】上空から地上を撮影した画像データを表示
    する表示手段と、前記画像データの撮影時刻及び撮影位
    置から太陽方位及び太陽高度を算出する太陽情報算出手
    段と、前記太陽方位から前記測定対象物の陰影方位を算
    出して前記陰影方位に伸びるスケールを生成するスケー
    ル生成手段と、前記スケールの移動位置の指定及び前記
    スケール上の1点の指定を受け付けるスケール情報入力
    手段と、前記スケールの移動位置の指定点と前記スケー
    ル上の1点の指定点との間の距離から前記測定対象物の
    陰影長さを算出する陰影長さ算出手段と、前記陰影長さ
    から前記測定対象物の高さを算出する高さ算出手段と、
    前記画像データ上に前記測定対象物の高さを表示する画
    像表示制御手段とを備えた画像処理装置。
  4. 【請求項4】上空から地上を撮影した画像データを表示
    する表示手段と、前記画像データの撮影時刻及び撮影位
    置から太陽方位及び太陽高度を算出する太陽情報算出手
    段と、前記太陽方位から前記測定対象物の陰影方位を算
    出して前記陰影方位に伸びるスケールを生成するスケー
    ル生成手段と、前記スケール上の2点の指定を受け付け
    るスケール情報入力手段と、前記スケール上の2指定点
    間の距離から前記測定対象物の陰影長さを算出する陰影
    長さ算出手段と、前記陰影長さから前記測定対象物の高
    さを算出する高さ算出手段と、前記画像データ上に前記
    測定対象物の高さを表示する画像表示制御手段とを備え
    た画像処理装置。
  5. 【請求項5】測定対象物が表示された画像データの撮影
    時刻及び撮影位置を受け付ける画像データ入力処理と、
    前記画像データの撮影時刻及び撮影位置から太陽方位及
    び太陽高度を算出する太陽情報算出処理と、前記太陽方
    位から前記測定対象物の陰影方位を算出する陰影方位算
    出処理と、前記太陽高度から前記測定対象物の高さの尺
    度に対応した目盛りを有するスケールを算出するスケー
    ル算出処理と、前記画像データ上に前記陰影方位に伸び
    るスケールを表示するスケール表示処理とを有する画像
    処理プログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】測定対象物が表示された画像データの撮影
    時刻及び撮影位置を受け付ける画像データ入力処理と、
    前記画像データの撮影時刻及び撮影位置から太陽方位及
    び太陽高度を算出する太陽情報算出処理と、前記太陽方
    位から前記測定対象物の陰影方位を算出する陰影方位算
    出処理と、前記画像データ上に前記陰影方位に伸びるス
    ケールを表示するスケール表示処理と、前記スケールの
    移動位置の指定を受け付けるスケール移動位置入力処理
    と、前記スケール上の1点の指定を受け付ける陰影終点
    入力処理と、前記スケールの移動位置の指定点と前記ス
    ケール上の1点の指定点との間の距離から前記測定対象
    物の陰影長さする陰影長さ算出処理と、前記陰影長さか
    ら前記測定対象物の高さを算出する高さ算出処理と、前
    記画像データ上に前記測定対象物の高さを表示する高さ
    表示処理とを有する画像処理プログラムを記録した記録
    媒体。
  7. 【請求項7】測定対象物が表示された画像データの撮影
    時刻及び撮影位置を受け付ける画像データ入力処理と、
    前記画像データの撮影時刻及び撮影位置から太陽方位及
    び太陽高度を算出する太陽情報算出処理と、前記太陽方
    位から前記測定対象物の陰影方位を算出する陰影方位算
    出処理と、前記画像データ上に前記陰影方位に伸びるス
    ケールを表示するスケール表示処理と、前記スケールの
    1点の指定を受け付ける陰影始点入力処理と、前記スケ
    ールの他の1点の指定を受け付ける陰影終点入力処理
    と、前記スケール上の2指定点間の距離から前記測定対
    象物の陰影長さする陰影長さ算出処理と、前記陰影長さ
    から前記測定対象物の高さを算出する高さ算出処理と、
    前記画像データ上に前記測定対象物の高さを表示する高
    さ表示処理とを有する画像処理プログラムを記録した記
    録媒体。
  8. 【請求項8】測定対象物が表示された画像データ上に、
    前記測定対象物の高さの尺度に対応した目盛りを有しか
    つ前記測定対象物の陰影方位に伸びるスケールを表示す
    る画像処理方法。
  9. 【請求項9】上空から地上を撮影した画像又は映像を表
    示した画像データ上に、前記画像データの撮影時刻及び
    撮影位置に対応した太陽方位と反対方向に伸びるスケー
    ルを表示し、前記スケールの始点を前記測定対象物の陰
    影の始点に指定すると共に前記スケール上で前記測定対
    象物の陰影の終点を指定したときに、前記測定対象物の
    高さを表示する画像処理方法。
  10. 【請求項10】上空から地上を撮影した画像又は映像を
    表示した画像データ上に、前記画像データの撮影時刻及
    び撮影位置に対応した太陽方位と反対方向に伸びるスケ
    ールを表示し、前記スケール上で前記測定対象物の陰影
    の始点及び終点を指定したときに、前記測定対象物の高
    さを表示する画像処理方法。
JP2000014022A 2000-01-19 2000-01-19 画像処理装置等 Expired - Fee Related JP3757730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014022A JP3757730B2 (ja) 2000-01-19 2000-01-19 画像処理装置等

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014022A JP3757730B2 (ja) 2000-01-19 2000-01-19 画像処理装置等

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001201342A true JP2001201342A (ja) 2001-07-27
JP3757730B2 JP3757730B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=18541539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000014022A Expired - Fee Related JP3757730B2 (ja) 2000-01-19 2000-01-19 画像処理装置等

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3757730B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081821A1 (ko) * 2010-10-29 2012-06-21 이영섭 선박용 전자 천측 항법 시스템
JP2013113809A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nec Networks & System Integration Corp 距離計測システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081821A1 (ko) * 2010-10-29 2012-06-21 이영섭 선박용 전자 천측 항법 시스템
JP2013113809A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nec Networks & System Integration Corp 距離計測システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3757730B2 (ja) 2006-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101885356B1 (ko) 대상물의 위치 정보 측정 장치 그리고 그 제어 방법
CN104462776B (zh) 一种低轨道地球观测卫星对月球绝对辐射定标方法
Li et al. The global image of the Moon obtained by the Chang’E-1: Data processing and lunar cartography
CN106767714B (zh) 提高卫星图像定位精度的等效失配模型多级标校方法
US7339731B2 (en) Self-aligning telescope
CN104913780B (zh) 集成gnss和ccd天顶筒的高精度垂线偏差快速测量方法
CN105928525B (zh) 一种卫星对月定标的姿态确定方法
US7482564B2 (en) High definition telescope
Stone et al. The Flagstaff astrometric scanning transit telescope (FASTT) and star positions determined in the extragalactic reference frame
Poli A rigorous model for spaceborne linear array sensors
CN105444778B (zh) 一种基于成像几何反演的星敏感器在轨定姿误差获取方法
CN104833336A (zh) 一种基于图像特征的卫星侧摆角获取方法
CN110929427A (zh) 一种遥感卫星视频成像快速仿真方法
CN115511956A (zh) 一种无人机成像定位方法
CN105486315B (zh) 遥感卫星对月绝对定标姿态调整方法
CN105446346A (zh) 遥感卫星对月相对定标姿态调整方法
CN114001756B (zh) 一种小视场星敏感器外场地面寻星方法
CN107705272A (zh) 一种空间影像的高精度几何校正方法
Wu et al. Photogrammetric evaluation of Mariner 9 photography
CN107421504A (zh) 月基对地观测光电影像的拍摄时间计算方法
CN104458653B (zh) 一种测量大天顶距处的大气折射值的方法和系统
CN111366149A (zh) 一种基于月相的太阳矢量方向的提取方法
JP2001201342A (ja) 画像処理装置等
CN108931259B (zh) 一种月基对地观测图像模拟的方法
Kirk et al. Near-complete 1-m topographic models of the MSL candidate landing sites: Site safety and quality evaluation

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees