JP2001201330A - 位置決め装置および位置決め方法 - Google Patents

位置決め装置および位置決め方法

Info

Publication number
JP2001201330A
JP2001201330A JP2000011212A JP2000011212A JP2001201330A JP 2001201330 A JP2001201330 A JP 2001201330A JP 2000011212 A JP2000011212 A JP 2000011212A JP 2000011212 A JP2000011212 A JP 2000011212A JP 2001201330 A JP2001201330 A JP 2001201330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffracted light
silicon wafer
intensity
positioning
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000011212A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Otsuka
謙一 大塚
Chihiro Sada
ちひろ 佐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tani Denkikogyo Co Ltd
Original Assignee
Tani Denkikogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tani Denkikogyo Co Ltd filed Critical Tani Denkikogyo Co Ltd
Priority to JP2000011212A priority Critical patent/JP2001201330A/ja
Publication of JP2001201330A publication Critical patent/JP2001201330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面にパターンが形成されたシリコンウェハ
1のθ方向の位置決めを容易に行うことができる位置決
め装置および位置決め方法を提供する。 【解決手段】 シリコンウェハ1の表面の回路パターン
2a〜2nに照射手段によりレーザ光を投光する。回路
パターン2a〜2nにより反射した前記レーザ光の回折
光は、受光スクリーン3により拡散された後、受光素子
4によって受光される。この受光信号から前記回折光の
強度を求めるとともに、該求められた回折光強度と、設
定した回折光強度か、又は予め正しい位置に配置された
シリコンウェハ表面にレーザ光を照射しその回折光から
求めておいた回折光強度とを比較する。この比較結果の
偏差出力は、シリコンウェハ1のθ角度のずれ量(正し
い位置からのずれ量)に相当し、該偏差出力が零になる
ようにシリコンウェハ1を回転させて位置を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップ、
チップスケールパッケージ(CSP)、ボールグリッド
アレイ(BGA)、マルチチップモジュール(MCM)
の基準マーク、ランド、バンプのθ角位置ずれ等を認識
し位置決めを行う位置決め装置および位置決め方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ICには、例えば図7に示すような回路
パターンを形成するために例えば図8のような認識マー
クが付与されている。ICなどの半導体チップのウェハ
にバンプ印刷を行う場合において、前記ICに付与され
た認識マークを基準とし、ステッパによりステップ露光
を行っているので、ウェハ全体に対しては認識マークを
付与しないことが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウェハの認識マークと
ICの認識マークでは、ほぼ一桁スケールの違いがあ
り、ウェハにバンプ印刷するときは概略の位置を決めて
おくためにウェハの角度を決めておく必要がある。
【0004】また従来、印刷装置や検査装置にウェハな
どの基板を搬入する場合に、印刷、検査するウェハ定位
置に対して、搬入したウェハの位置が、図9に示すよう
にX、Y方向だけでなくθ方向(角度)にずれることが
ある。この場合、例えばIC上に形成されたX、Y方向
のパターンの間隔に基づいてθ方向のずれを回転補正す
ることは非常に難しいものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、θ方向(角度)に対して容易に位置決めを
行うことができる位置決め装置および位置決め方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するための本発明の位置決め装置は、表面にパターンが
形成された基板に対してレーザ光を照射する照射手段
と、前記レーザ光の回折光を検出する回折光検出手段
と、前記回折光検出手段で検出された回折光に応じて前
記基板の位置を決定する位置決め手段とを備えたことを
特徴としている。
【0007】また上記の課題を解決するための本発明の
位置決め方法は、表面にパターンが形成された基板に対
してレーザ光を照射するとともに、該レーザ光の回折光
を検出し、前記検出された回折光に応じて前記基板の位
置を決定することを特徴としている。 (2)レーザ光を、例えばウェハなどの基板表面に照射
したときの回折光を、例えば拡散板などにより拡散し、
検出する。この検出された回折光の強度と、設定回折光
強度、又は予め正しい位置に配置されたウェハ表面にレ
ーザ光を照射しその回折光から求めておいた回折光強度
とを比較し、その偏差に基づいてウェハの位置を補正す
ることにより、θ方向(角度)に対する位置決定が容易
に行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施形態例を説明する。図1は本発明の位置決め装置お
よび位置決め方法の原理を表しており、図2は本発明の
位置決め装置のブロック図である。これらの図において
1は、その表面に、等間隔に微細に形成された回路パタ
ーン2a〜2nを有したシリコンウェハである。このシ
リコンウェハ1の表面には図2の照射手段11によりレ
ーザ光が投光される。
【0009】シリコンウェハ1表面の回路パターン2a
〜2nにより反射した前記レーザ光の回折光は、シリコ
ンウェハ1から所定距離隔てて対向配設された受光スク
リーン3により拡散された後、回折光検出手段12とし
ての受光素子4によって受光される。この受光信号は位
置決め手段13の回折光強度演算部13aに導かれる。
【0010】回折光強度演算部13aは、前記受光素子
4で検出された回折光の強度を求めるとともに、該検出
された回折光強度と、設定した回折光強度か、又は予め
正しい位置に配置されたシリコンウェハ表面にレーザ光
を照射しその回折光から求めておいた回折光強度とを比
較する。
【0011】ここでシリコンウェハ1表面の回路パター
ン2a〜2nで反射するレーザ光の回折光の様子は図3
のとおりであり、回路パターン2a〜2nから発生する
回折光パターンは図4〜図6のとおりである。図3にお
いて図1と同一部分は同一符号をもって示しており、図
4は予め正しい位置に配置したシリコンウェハ表面にレ
ーザ光を照射したときのその回折光のパターンの画像を
示し、図5、図6はシリコンウェハを図4の位置から所
定角度回転したときの回折光パターンの画像を示してい
る。また図4〜図6においてレーザビームの大きさは2
mm径、パターンサイズは120μm径である。
【0012】前記図4と図5、図6からわかるように、
シリコンウェハ1の回転角度(θ角)に応じて回折光の
様子、すなわち回折光強度が異なるので、図4と例えば
図5、図6の回折パターンの回折光強度を比較すること
により、検出したシリコンウェハ1が正しい(所望の)
位置に配置されているか、及びずれている場合はどの程
度ずれているか等がわかる。
【0013】したがって回折光強度演算部13aの偏差
出力はシリコンウェハ1のθ角度のずれ量(正しい位置
からのずれ量)に相当し、位置決め手段13は前記偏差
出力が零になるようにシリコンウェハ1を回転させて位
置を補正する。これによって、シリコンウェハ1のθ方
向(角度)の位置決定が容易に行える。
【0014】尚前記位置決め時には、前記レーザ光の回
折光の検出を、例えば前記シリコンウェハ1上の2箇所
で行い、それら回折光強度に基づいて位置を決定する
(回転角度を決める)ようにしても良い。
【0015】尚本発明はシリコンウェハ1の位置決めに
適用するに限らず、フリップチップ、チップスケールパ
ッケージ(CSP)、ボールグリッドアレイ(BG
A)、マルチチップモジュール(MCM)等の位置決め
にも適用することができる。またさらに、例えば研削面
加工したものや、表面に一方向に加工されたヘアライン
加工物に対しても適用することができ、それらの場合も
前記と同様の作用、効果を奏する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザの
回折現象を用い、回折光強度を利用して基板の位置を決
めるようにしたので、基板、例えばシリコンウェハのθ
方向(角度)の位置決定、位置補正が容易に行える。
【0017】また位置決定、位置補正に要する時間は短
いので、ICなどの半導体チップのウェハにバンプ印刷
を行う場合の処理時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す全体構成図。
【図2】本発明の一実施形態例のブロック図。
【図3】本発明の一実施形態例の要部斜視図。
【図4】本発明の一実施形態例による回折光パターンの
画像の一例を示す説明図。
【図5】本発明の一実施形態例による回折光パターンの
画像の他の例を示す説明図。
【図6】本発明の一実施形態例による回折光パターンの
画像の他の例を示す説明図。
【図7】シリコンウェハ上の回路パターンを示す平面
図。
【図8】IC上の認識マークを示す平面図。
【図9】位置決め時のθ角度ずれを示す説明図。
【符号の説明】
1…シリコンウェハ、2a〜2n…回路パターン、3…
受光スクリーン、4…受光素子、11…照射手段、12
…回折光検出手段、13…位置決め手段、13a…回折
光強度演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA20 AA39 BB02 CC19 CC25 FF48 GG04 HH13 JJ05 JJ14 JJ15 PP13 QQ25 TT02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にパターンが形成された基板に対し
    てレーザ光を照射する照射手段と、前記レーザ光の回折
    光を検出する回折光検出手段と、前記回折光検出手段で
    検出された回折光に応じて前記基板の位置を決定する位
    置決め手段とを備えたことを特徴とする位置決め装置。
  2. 【請求項2】 表面にパターンが形成された基板に対し
    てレーザ光を照射するとともに、該レーザ光の回折光を
    検出し、前記検出された回折光に応じて前記基板の位置
    を決定することを特徴とする位置決め方法。
JP2000011212A 2000-01-20 2000-01-20 位置決め装置および位置決め方法 Pending JP2001201330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000011212A JP2001201330A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 位置決め装置および位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000011212A JP2001201330A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 位置決め装置および位置決め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001201330A true JP2001201330A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18539105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000011212A Pending JP2001201330A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 位置決め装置および位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001201330A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5118957A (en) Method and apparatus for precisely detecting surface position of a patterned wafer
KR101187061B1 (ko) Ic 제조 동안 다중층 오버레이 측정 및 교정 기법
JP3402750B2 (ja) 位置合わせ方法及びそれを用いた素子の製造方法
JP2004006895A (ja) スキャタロメトリ識別法を利用したオーバーレイ測定
US5073918A (en) Angle detector device for silicon wafers
US4558225A (en) Target body position measuring method for charged particle beam fine pattern exposure system
US4702606A (en) Position detecting system
TWI274965B (en) Wafer aligner with wee (wafer edge exposure) function
US20150116686A1 (en) Edge-dominant alignment method in exposure scanner system
JPH0480762A (ja) 位置検出装置及びその検出方法
US20050259272A1 (en) Method of wafer height mapping
JP3244783B2 (ja) 位置合わせ装置及び方法、並びにこれを用いた露光装置と半導体デバイス製造方法
JP2001201330A (ja) 位置決め装置および位置決め方法
JPH1126379A (ja) 露光装置およびデバイス製造方法
JPH07130641A (ja) 位置検出装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法
JP3313543B2 (ja) 露光装置用位置合せ装置及び位置合わせ方法
JPH10209010A (ja) 荷電ビーム露光方法,荷電ビーム露光装置およびパレット
JP3547554B2 (ja) 露光時のウェハ傾き検出方法
JPH0239520A (ja) レジスト膜厚の測定方法
JPH0630332B2 (ja) 位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法
KR100834222B1 (ko) 반도체 웨이퍼용 노광 장치의 프리 얼라인먼트 방법
JPS632346A (ja) ワ−ク位置検出方法およびその位置検出装置ならびにワ−ク
JPS6254434A (ja) 露光方法
KR200197856Y1 (ko) 칩 수평도 측정 반도체장치
JPH02152220A (ja) 位置合せ方法