JP2001199438A - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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JP2001199438A
JP2001199438A JP2000004777A JP2000004777A JP2001199438A JP 2001199438 A JP2001199438 A JP 2001199438A JP 2000004777 A JP2000004777 A JP 2000004777A JP 2000004777 A JP2000004777 A JP 2000004777A JP 2001199438 A JP2001199438 A JP 2001199438A
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Akira Imai
彰 今井
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体内の通気性を良好にすることができ
る運搬用容器を提供する。 【解決手段】 運搬用容器11は、有底四角箱状の容器
本体12と、その容器本体12内に設けられたほぼ四角
錐筒状の空気流通体13とから構成されている。容器本
体12の底壁12a及び各側壁12bには、通風孔18
a,18bが貫設されるとともに、その底壁12aの上
面中央部には、一部の通風孔18aを間に挟む位置に円
孔状の係合凹部19が凹設されている。空気流通体13
の底部21には、前記係合凹部19と係合する円柱状の
係合凸部23が垂下され、容器本体12内に係入するこ
とができるようになっている。空気流通体13の頂部2
2には、通気孔22aが貫設されている。さらに、この
空気流通体13の高さは、容器本体12の半分以上の高
さに形成されるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、野菜や
果物等の食品を、その鮮度を高く保持しながら運搬する
ために使用される運搬用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の運搬用容器として
は、例えば、図5に示されるようなものが知られてい
る。すなわち、この運搬用容器の容器本体31は、ほぼ
有底四角箱状に形成されるとともに、その底壁31a及
び各側壁31bには多数の透孔32が穿設されている。
そして、この容器本体31内に野菜や果物等の食品を収
容して保存及び運搬するとき、透孔32を通して容器本
体31の内外に空気が流通して通気性を高め、食品の発
芽や腐敗を防止して鮮度を高く保持することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
運搬用容器では、容器本体31の中央部に配置される食
品の近くに透孔32が形成されていないことから、そこ
に位置する食品に対しては充分に通気性が高められてい
なかった。このため、それらの食品が発生する熱や湿気
によって食品が発芽したり腐敗したりして長期間の保存
又は運搬には適していなかった。
【0004】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、容器本体内の通気性を良好にすることが
できる運搬用容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の運搬用容器は、底壁及び
側壁からなる容器本体の底壁に通風孔を穿設するととも
に、前記底壁の通風孔上に空気流通体を備え、その空気
流通体を介して容器本体内外の空気を流通させるように
構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、運搬
用容器11は、合成樹脂により有底四角箱状に形成され
た容器本体12と、その容器本体12内に設けられ、合
成樹脂によりほぼ四角錐筒状に形成された空気流通体1
3とから構成されている。この容器本体12は、四角板
状の底壁12aと、その底壁12aの周縁に立設された
側壁12bとから構成されている。
【0007】図2に示すように、容器本体12の底壁1
2a下面周縁部には、前記各側壁12bから連続するよ
うに垂下された底部リブ14aが設けられている。さら
に、この底壁12aの下面には、前記各底部リブ14a
と平行(縦又は横方向)に延びる複数の底壁リブ14b
が垂下され、底壁12aの強度を高く保持することがで
きるようになっている。
【0008】図1及び図2に示すように、前記各側壁1
2bの上端部及び下端部には、各側壁12bの周縁に沿
って外方に突出した上部周縁フランジ15a及び下部周
縁フランジ15bが突設され、容器本体12の強度を高
く保持することができるように構成されているうえ、複
数の容器本体12を上下に安定に積み重ねることができ
るように構成されている。
【0009】容器本体12の各コーナ部には、前記上部
周縁フランジ15aと下部周縁フランジ15bとの間を
上下に繋ぐコーナリブ16が突設され、上部及び下部周
縁フランジ15a,15bの強度を高く保持することが
できるように構成されている。さらに、各側壁12bの
外側面中間位置には、前記上部及び下部周縁フランジ1
5a,15b、又はコーナリブ16と平行に延びる側壁
リブ17が横方向又は上下方向に突設され、各側壁12
bの強度を高く保持することができるように構成されて
いる。
【0010】一方、底壁12aには通風孔18aが貫設
され、各側壁12bには通風孔18bが貫設され、容器
本体12内の通気性を良好にすることができるようにな
っている。また、底壁12aの上面中央部には、一部の
通風孔18aを間に挟む位置に、位置決め手段を構成す
る円孔状の4つの係合凹部19が凹設されている。
【0011】空気流通体13は、中央に円孔を有するほ
ぼ四角板状に形成された底部21と、その底部21上に
立設されたほぼ四角錐筒状の頂部22とから構成されて
いる。底部21の各コーナ部下面には、前記各係合凹部
19内に係入される位置決め手段を構成する円柱状の係
合凸部23が垂下され、空気流通体13を底壁12aの
中央に係合載置することができるようになっている。ま
た、頂部22の側面には多数の通気孔22aが円孔状に
貫設され、容器本体12内の通気性を良好にすることが
できるようになっている。
【0012】この空気流通体13の高さは、容器本体1
2の高さ以下に形成されるのが好ましい。この空気流通
体13の高さが容器本体12の高さより高い場合には、
複数の運搬用容器11を上下に積み重ねることができな
い。さらに、前記空気流通体13の高さは、容器本体1
2内の通気性をより一層高めるために、容器本体12の
高さの半分以上の高さに形成されるのがより好ましい。
また、前記通風孔18a,18b及び通気孔22aは、
容器本体12内に収容される収容物が通過することがで
きない大きさに形成されるのが好ましい。
【0013】上記運搬用容器11の作用について以下に
記載する。さて、この運搬用容器11は、空気流通体1
3の各係合凸部23を容器本体12の係合凹部19内に
係入した状態で、容器本体12内の収容空間に、収容物
としてのジャガイモ、タマネギ、リンゴ、ミカン等の食
品を収容して保存及び運搬する。このとき、容器本体1
2内外の空気は、通風孔18a,18bを通って流通さ
れ、容器本体12の底壁12a及び各側壁12b付近に
配置された食品から発生する熱及び湿気を運び去る。
【0014】さらに、底壁12aの中央に位置する通風
孔18aを通って空気流通体13内に流入する空気は、
通気孔22aを通って上方又は側方に抜ける。続いて、
この空気は、空気流通体13の付近、すなわち容器本体
12の中央付近に配置された食品の隙間を通過しなが
ら、それらの食品から発生する熱や湿気を含んで、容器
本体12の上部開口部又は通風孔18bから容器本体1
2外に流出される。その逆に、容器本体12の上部開口
部又は通風孔18bから流入し、空気流通体13を通っ
て通風孔18aから容器本体12外に流出されることも
ある。
【0015】一方、複数の運搬用容器11を上下に積み
重ねる場合には、まず、下方に位置する容器本体12の
上部周縁フランジ15a上に、上方に位置する容器本体
12の下部周縁フランジ15bを載置する。このとき、
上方に位置する容器本体12の底部リブ14aが、下方
に位置する容器本体12の上部開口部内に係入され、上
下の運搬用容器11同士の位置ずれが防止される。
【0016】そして、このように上下に積み重ねられた
運搬用容器11内に収容された食品から発生する熱や湿
気は、前記と同様に通風孔18a,18b及び通気孔2
2aを通って流通する空気とともに容器本体12の外部
に排出され、運搬用容器11内に熱や湿気が籠もるのが
防止される。また、このように多段に積み重ねられた運
搬用容器11においては、主として温度差によって空気
が上下方向に移動されることから、各運搬用容器11の
収容空間内の通気性が良好に確保される。
【0017】上記実施形態によって発揮される効果につ
いて、以下に記載する。 ・ この運搬用容器11は、底壁12a及び各側壁12
bに通風孔18a,18bを穿設するとともに、底壁1
2aの通風孔18a上に空気流通体13を備え、その空
気流通体13を介して容器本体12内外の空気を流通さ
せるように構成したものである。このため、容器本体1
2内の通気性を良好にすることができる。その結果、運
搬用容器11内に収容されている食品の発芽や腐敗等の
不具合の発生を効果的に抑制することができ、長期間の
保存や運搬を可能にすることができる。
【0018】・ 底壁12aと空気流通体13の底部2
1との間に位置決め手段としての係合凹部19及び係合
凸部23が設けられていることから、容器本体12内の
通気性を最も良好にすることができる位置に空気流通体
13を配置することができるとともに、容器本体12内
に収容物を安定に収容することができる。また、この運
搬用容器11は、空気流通体13を容易に脱着すること
ができるように構成されていることから、熱や湿気によ
って不具合が発生しない収容物を収容する際には、空気
流通体13を取り外すことによって、通常の運搬用容器
として使用することも可能である。このとき、容器本体
12内の収容空間を広く利用することができる。
【0019】・ 空気流通体13の高さを容器本体12
の半分以上の高さに形成することによって、容器本体1
2の中央部付近における通気性を良好にすることができ
る。 ・ 空気流通体13がほぼ四角錐筒状に形成されている
ことから、複数の空気流通体13同士を上下に重ね合わ
せ(積み重ね)てネスティング状態で収納することがで
きる。このため、使用していない複数の空気流通体13
を小さくコンパクトに収納することができる。
【0020】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 図3に示すように、多数の通気孔22aを貫設した
四角板の中央部を山なりに屈曲させるとともに、両側部
を逆方向に屈曲させた形状に成形することによって、空
気流通体13を正面ほぼ逆V字状に形成すること。又
は、前記図3に示されるような2つの空気流通体13
を、それらの中央部で直交するように結合させた形状に
形成すること。
【0021】或いは、空気流通体13の頂部22を、例
えば、三角錐筒状、六角錘筒状、八角錘筒状等の多角錐
筒状、三角錐台筒状、四角錐台筒状、六角錘台筒状、八
角錘台筒状等の有蓋若しくは無蓋多角錘台筒状、円錐筒
状、有蓋若しくは無蓋円錐台筒状、楕円錘筒状、有蓋若
しくは無蓋楕円錘台筒状に形成すること。
【0022】このように構成した場合、運搬用容器11
内の通気性を良好にすることができる。さらに、これら
の空気流通体13は、頂部22が上方ほど狭まるテーパ
形状に形成されるとともに、内部が中空(ほぼ筒状)に
形成されていることから、同じ種類の空気流通体13同
士を上下にネスティング状態で重ね合わせ(積み重ね)
ることができる。このため、容器本体12から取り外さ
れた使用していない複数の空気流通体13を小さくコン
パクトに積み重ねて収納することができる。
【0023】・ 空気流通体13の頂部22を、例え
ば、三角筒状、四角筒状、六角筒状、八角筒状等の多角
筒状、円筒状、楕円筒状、又は平面星型筒状に形成する
こと。 ・ 図4に示すように、空気流通体13をほぼ有蓋円筒
状又は有蓋多角筒状に形成するとともに、その上端面に
通気孔22aを貫設すること。或いは、空気流通体13
を、収容物よりも小さい径の円筒状若しくは多角筒状に
形成するか、又は収容物よりも大きい径の円筒状若しく
は多角筒状に形成し、さらにその上端部を網で覆うこ
と。さらに、前記空気流通体13の高さを、容器本体1
2の高さとほぼ等しい高さに形成すること。
【0024】このように構成した場合、図4に示される
ように、複数の運搬用容器11を上下に積み重ねたと
き、各空気流通体13が上下に揃って配置される。この
とき、それらの空気流通体13同士は、組合わせられる
ことによって煙突のような役割を果たし、上下に積み重
ねられた複数の運搬用容器11内の通気性を非常に良好
にすることができる。
【0025】・ 底壁12aの下端部を厚く形成し、そ
の側面にフォークリフトのフォークを挿入するためのフ
ォーク挿入孔を穿設することによって、パレット一体型
(パレットボックスタイプ)の運搬用容器とすること。
このとき、運搬用容器11をフォークリフトによって容
易に運搬することができる。
【0026】・ 容器本体12の上部開口部に係合する
蓋体を設けること。さらに、この蓋体に多数の通風孔を
貫設するのが好ましい。 ・ 底壁12aの上面中央部に位置する空気流通体13
の下端部に、例えば、図2に二点鎖線で略示される小型
扇風機24を配設すること。さらにこのとき、前記小型
扇風機24の近傍又は容器本体12の外部に、小型扇風
機24の駆動源としての図示しないバッテリーユニット
(例えば電池ボックスや太陽光発電装置等)を配設する
こと。また、この小型扇風機24の羽根24aを回転さ
せるための回転軸24bを回動可能に構成し、小型扇風
機24による送風方向を随時又は適宜変化させることが
できるように構成するのが好ましい。
【0027】このように構成した場合、空気流通体13
内外の空気を小型扇風機24によって強制的に流通させ
ることができることから、容器本体12の中央部付近に
おける通気性を非常に良好にすることができる。
【0028】・ 底壁12aの上面中央部に位置する空
気流通体13の下端部に、防腐剤又は防カビ剤を配置す
ること。このとき、収容物としての食品の腐敗をより一
層効果的に防止することができる。
【0029】・ 底壁12a及び側壁12bから選ばれ
る少なくとも1種にメッシュ状の通風孔18a,18b
を貫設すること。さらに、空気流通体13にもメッシュ
状の通気孔22aを貫設するのが好ましい。このとき、
容器本体12内の通気性をより一層良好にすることがで
きる。
【0030】・ 通風孔18a,18b及び通気孔22
aから選ばれる少なくとも1種を網で覆うこと。このと
き、収容物が通風孔18a,18b又は通気孔22aを
通って外に落ちるのを防止することができる。
【0031】・ 容器本体12内に複数の空気流通体1
3を配設すること。さらに、前記複数の空気流通体13
は、容器本体12内でほぼ等間隔に分散されて配設され
るのが好ましい。このとき、運搬用容器11内の通気性
をさらに良好にすることができる。
【0032】・ 位置決め手段としての係合凹部19
を、底壁12aの中央部において四角枠状又は円環状に
凹設するとともに、空気流通体13の底部21の下面
に、係合凸部23を四角枠状又は円環状に突設するこ
と。さらに、前記係合凹部19と係合凸部23とを凹凸
関係によって係脱可能に構成するのが好ましい。
【0033】・ 位置決め手段としての係合凹部19及
び係合凸部23の代わりに、例えば、底壁12a及び底
部21に円孔状の固定孔を貫設し、底壁12aと底部2
1とを固定ネジ又はボルトとナットによって固定するこ
とができるように構成すること。このとき、底壁12a
と空気流通体13とをより強力に固定することができ
る。
【0034】・ 底壁12aの中央部上面に係合凸部2
3と同形状の凸部を設けるとともに、空気流通体13の
底部21下面に係合凹部19と同形状の凹部を設けるこ
と。 ・ 位置決め手段としての係合凹部19及び係合凸部2
3を省略すること。このとき、運搬用容器11の構成を
簡略化することができる。
【0035】・ 容器本体12と空気流通体13とを合
成樹脂により一体成形すること。或いは、容器本体12
と空気流通体13とを合成樹脂により別体で成形した
後、両者を熱融着することによって固定すること。
【0036】・ 容器本体12の側壁12bに通風孔1
8bを設けないこと。さらにこのとき、空気流通体13
の下方に設けられた通風孔18a以外の通風孔18aを
省略してもよい。このように構成した場合でも、空気流
通体13を介して容器本体12内外の空気を流通させる
ことができる。
【0037】・ 空気流通体13の高さを容器本体12
の半分未満の高さに形成すること。このとき、運搬用容
器11内により多くの収容物を収容することができる。 ・ 容器本体12及び空気流通体13から選ばれる少な
くとも1種を、例えば、金網、籐、竹又はゴムによって
網状に形成すること。このとき、運搬用容器11の通気
性をより一層向上させることができる。
【0038】・ 通風孔18a、18b又は通気孔22
aを、例えば、三角孔状、四角孔状、六角孔状、八角孔
状等の多角孔状、円孔状又は楕円孔状に形成すること。 ・ 容器本体12を折り畳み可能に構成すること。例え
ば、容器本体12を構成する各側壁12bの下端部を底
壁12aに対しそれぞれ内方に回動可能となるようにヒ
ンジ部を設けるとともに、各側壁12bの上部又は中央
部に、隣接する側壁12b同士を係合させるための係合
手段を設けること。或いは、各側壁12bを上部側壁片
と下部側壁片とから構成し、その下端部及び中央部にヒ
ンジ部を設けるとともに、各側壁12bの上端部に四角
枠状の枠部材を設け、各側壁12bが中央部で折り畳ま
れるように構成すること。
【0039】このように構成した場合、空気流通体13
を取り外した後に容器本体12を折り畳むことによっ
て、収容物が収容されていないときの容器本体12を小
さくコンパクトにすることができることから、その運搬
用容器11の収納空間を小さくすることができる。特
に、容器本体12の大きさが大きいときには効果的であ
る。
【0040】・ 空気流通体13をほぼ板状に折り畳む
ことができるように構成すること。このようにした場合
には、複数の空気流通体13を小さくコンパクトに収納
することができる。
【0041】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記底壁と空気流通体の底部との間に位置決め
手段を設けた請求項1に記載の運搬用容器。
【0042】このように構成した場合、容器本体内に収
容物を安定に収容することができる。 (2) 前記空気流通体の高さを容器本体の半分以上の
高さに形成した請求項1又は前記(1)に記載の運搬用
容器。
【0043】このように構成した場合、容器本体の中央
部付近における通気性を良好にすることができる。 (3) 前記側壁に通風孔を穿設した請求項1、前記
(1)及び前記(2)のいずれかに記載の運搬用容器。
【0044】このように構成した場合、容器本体内の通
気性をより高めることができる。 (4) 前記位置決め手段を、空気流通体の底部に設け
られた係合凸部と、底壁に設けられた係合凹部とから構
成した前記(1)から前記(3)のいずれかに記載の運
搬用容器。
【0045】このように構成した場合、空気流通体を底
壁上に容易に係合させることができる。 (5) 前記空気流通体を各側壁からほぼ均等な位置に
設けた請求項1及び前記(1)から前記(4)のいずれ
かに記載の運搬用容器。
【0046】このように構成した場合、容器本体内の通
気性を良好にすることができる。 (6) 前記空気流通体の下端部に小型扇風機を配設し
た請求項1及び前記(1)から前記(5)のいずれかに
記載の運搬用容器。
【0047】このように構成した場合、容器本体内の通
気性をより一層良好にすることができる。 (7) 前記空気流通体の下端部に防腐剤又は防カビ剤
を配置した請求項1及び前記(1)から前記(6)のい
ずれかに記載の運搬用容器。
【0048】このように構成した場合、容器本体内の収
容物の腐敗をより一層効果的に防止することができる。 (8) 前記空気流通体をネスティング状態で積み重ね
ることができる形状に形成した請求項1及び前記(1)
から前記(7)のいずれかに記載の運搬用容器。
【0049】このように構成した場合、使用していない
複数の空気流通体同士を上下に重ね合わせて載置するこ
とができることから、それらを小さくコンパクトに収納
することができる。
【0050】(9) 前記ネスティング状態で積み重ね
ることができる形状は、空気流通体の頂部が上方ほど狭
まるテーパ形状に形成されるとともに、内部が中空に形
成された形状である前記(8)に記載の運搬用容器。
【0051】このように構成した場合、使用していない
複数の空気流通体を小さくコンパクトに収納することが
できる。 (10) 前記空気流通体を容器本体とほぼ同じ高さに
形成するとともに、その上端部に通気孔を穿設した請求
項1及び前記(1)から前記(9)のいずれかに記載の
運搬用容器。
【0052】このように構成した場合、運搬用容器を多
段積みしたときの各運搬用容器の通気性を良好にするこ
とができる。 (11) 前記通風孔の大きさを、容器本体内に収容さ
れる収容物の大きさよりも小さく形成した請求項1及び
前記(1)から前記(10)のいずれかに記載の運搬用
容器。
【0053】このように構成した場合、容器本体内に収
容物を確実に収容することができる。 (12) 底壁及び側壁からなる容器本体の底壁に通風
孔を穿設するとともに、前記底壁の通風孔上に空気流通
体を備え、その空気流通体を介して容器本体内外の空気
を流通させるように構成した保存用容器。
【0054】このように構成した場合、保存用容器内の
通気性を良好にすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
運搬用容器によれば、容器本体内の通気性を良好にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の運搬用容器の一部を破断した分解
斜視図。
【図2】 実施形態の運搬用容器を示す断面図。
【図3】 実施形態以外の空気流通体を示す斜視図。
【図4】 実施形態以外の運搬用容器を示す断面図。
【図5】 従来の運搬用容器を示す断面図。
【符号の説明】
11…運搬用容器、12…容器本体、12a…底壁、1
2b…側壁、13…空気流通体、18a,18b…通風
孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁及び側壁からなる容器本体の底壁に
    通風孔を穿設するとともに、前記底壁の通風孔上に空気
    流通体を備え、その空気流通体を介して容器本体内外の
    空気を流通させるように構成した運搬用容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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