JP2001198904A - 木材の乾燥矯正方法 - Google Patents

木材の乾燥矯正方法

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JP2001198904A
JP2001198904A JP2000013856A JP2000013856A JP2001198904A JP 2001198904 A JP2001198904 A JP 2001198904A JP 2000013856 A JP2000013856 A JP 2000013856A JP 2000013856 A JP2000013856 A JP 2000013856A JP 2001198904 A JP2001198904 A JP 2001198904A
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Kazuyoshi Yokoyama
和由 横山
Susumu Murata
進 村田
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YOKOYAMA TEKKO KK
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YOKOYAMA TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材(生材)を乾燥処理して矯正するという
作業を一連の移送状態(ライン化)のもとで効果的に効
率よく行なう。 【解決手段】 木材を間欠的又は連続的に移動しなが
ら、マイクロ波による加熱により一次及び二次乾燥とし
てそれぞれ個別に行なう乾燥工程と、該一次及び二次乾
燥工程のうち少なくとも一方の乾燥工程の後に熱風によ
り乾燥を行なう熱風乾燥工程とをそれぞれ独立した工程
として組合わせて乾燥処理したのち、該木材を移送しな
がら積極矯正する矯正手段に移送して所定の形状に矯正
するようになしたことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、原木から
所定の形状に製材した木材(生材ともいう。)の反りや
曲がり等を矯正して製品として適正な木材を得る乾燥矯
正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の木材の反りや曲がり等を
矯正して製品として適正な木材を得るための手段にあっ
ては、生材である木材を所定の状態に固止しながら高周
波加熱により該木材に反り、曲がり、ねじれ、割れ等が
生じないように乾燥する手段やこの高周波加熱等によっ
て乾燥した木材を上下方向からローラーにより押圧して
矯正する手段がそれぞれ知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た各手段にあっては、、それぞれの独立した形態におけ
る機能しか発揮されておらず、これを木材に対して乾燥
から矯正という一連の移送状態(ライン化)のもとで連
続して行なうように対応することがなされていなかっ
た。そこで、本発明は、マイクロ波による加熱による乾
燥工程及び熱風により乾燥を行なう熱風乾燥工程と、そ
の後の矯正とを合理的に組合わせることによって、木材
(生材)を乾燥処理して矯正するという作業を一連の移
送状態(ライン化)のもとで効果的に効率よく行なうこ
とができる木材の乾燥矯正方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、本発明に係る木材の乾燥矯正方法としては特許
請求の範囲の各請求項に記載したとおりの要件を備える
ものである。したがって、請求項1に記載した発明にお
いては、木材を間欠的又は連続的に移動しながら、マイ
クロ波による加熱により一次及び二次乾燥としてそれぞ
れ個別に行なう乾燥工程と、該一次及び二次乾燥工程の
うち少なくとも一方の乾燥工程の後に熱風により乾燥を
行なう熱風乾燥工程とをそれぞれ独立した工程として組
合わせて乾燥処理したのち、該木材を移送しながら積極
矯正する矯正手段に移送して所定の形状に矯正するよう
になしたことを要旨とするものであり、これによれば、
マイクロ波による加熱乾燥を一次及び二次乾燥工程とし
て個別に行なうことと、熱風により乾燥を行なう熱風乾
燥工程とをそれぞれ独立した工程として組合わせること
によって、木材に対する乾燥を一連の移送状態(ライン
化)のもとで効果的に効率よく行なうことができるもの
である。
【0005】また、請求項2に記載した発明によれば、
請求項1記載の木材の乾燥矯正方法に対して、一次乾燥
工程の前処理として乾燥すべき木材の少なくとも表面を
湿潤するための水の噴霧工程を付加することによって、
マイクロ波による加熱乾燥をより効果的に助長すること
ができるものである。なお、この請求項2における水の
噴霧工程にあっては、木材に対して水を霧状態又はシャ
ワー状態等で吹付ける場合を総称していうものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
を参照して説明する。まず、本実施の形態における乾燥
矯正方法に使用される各装置の一例として図1〜11に
したがって説明すると、図1において、1は乾燥矯正工
場としての独立した室全体を示し、該室1内には、大別
すると、所定の形状に製材した木材(生材)を各装置
(手段)に移送するローラー或いはチェーンコンベヤ等
の各搬送手段、マイクロ波による各加熱乾燥装置、押圧
ローラー等を装備した各矯正装置等が所定の配列(図で
は5列平行状態)で設置されている。
【0007】この、室1内の一方側には所定の形状に製
材した木材Wの搬入部位としての第1の移送手段2が設
置され、この第1の移送手段2は既存のチェーンコンベ
ヤ2aと1列目の移送ラインL1に対応するローラーコ
ンベヤ2bとから構成されている。
【0008】そして、この1列目の移送ラインL1には
木材Wの移送方向に沿って第1の移送手段2におけるロ
ーラーコンベヤ2bの次に水の噴霧装置3が設置され、
この水の噴霧装置3は図2、3に示すように、両側に搬
入,搬出口を備えた単体の室内に例えば、該第1の移送
手段2における木材Wの移送位置と同一面に装設された
各移送ローラー3aを挟んで、例えば、上下部位に配設
されたシャワー口3b、3bから水をシャワー状態で上
下方向から噴射(噴霧状態でもよい)するように構成さ
れている。なお、シャワー口3b、3bを両側方にも追
加して上下及び両側方の4方向から噴射するようにして
もよい。
【0009】この噴霧装置3の次には一次乾燥工程とし
てのマイクロ波による加熱乾燥を行なう第1の加熱乾燥
装置(マイクロ波オーブン装置)4が設置され、この第
1の加熱乾燥装置4は図2、3に示すように、両側に搬
入,搬出口を備えた単体の室内に例えば、前記第1の移
送手段2における木材Wの移送位置と同一面に装設され
た移送ベルト4aが装設されているとともに、2つの既
存のマイクロ波発生装置4b、4bが組付けられてい
て、該移送ベルト4a上の木材に対してマイクロ波を照
射するように構成されている。なお、室内にはマイクロ
波の照射を一様にする攪拌ファン4c、4c及び上部に
は換気ファン4d、4dがそれぞれ設けられている。ま
た、マイクロ波発生装置4b、4bによるマイクロ波は
各導波管4e、4eによって第1の加熱乾燥装置4の室
内に導かれるように構成されている。
【0010】次に、第1の加熱乾燥装置4の次には水分
絞り平滑化装置5が設置され、この水分絞り平滑化装置
5は図6、7に示すように、前記第1の移送手段2にお
ける木材Wの移送位置と同一面に装設された各移送ロー
ラー5aと、移送される木材Wを上下方向から押圧する
各押圧ローラー5bと、移送される木材Wを両側方から
押圧する各押圧ローラー5cとから構成されている。
【0011】そして、1列目の移送ラインL1の終端部
位には次の2列目の移送ラインL2の始端部位に木材W
をに受け渡し移送する第2の移送手段6が設置され、こ
の第2の移送手段6は既存のチェーンコンベヤとローラ
ーコンベヤとから構成されている。
【0012】2列目の移送ラインL2の始端部位には第
1の熱風乾燥装置7が設置されており、この第1の熱風
乾燥装置7は、図4、5に示すように、一側方に搬入口
を備えかつ他の端部側(図において右側)に搬出口を備
えた単体の室内に例えば、前記第2の移送手段6におけ
る木材Wの移送位置と同一面に装設された移送ローラー
7aが装設されているとともに、4つの既存の熱風発生
装置7b〜7bが組付けられていて、該移送ローラー7
a上の木材に対して熱風を吹付けるように構成されてい
る。なお、室内の上部には換気ファン7c、7cがそれ
ぞれ設けられている。また、熱風発生装置7b〜7bに
よる熱風は熱風用導管7d〜7dによって第1の熱風乾
燥装置7の室内に導かれるように構成されている。
【0013】この第1の熱風乾燥装置7の次には二次乾
燥工程としてのマイクロ波による加熱乾燥を行なう第2
の加熱乾燥装置8が設置され、この第2の加熱乾燥装置
8は前述した第1の加熱乾燥装置4と同様に構成されて
おり、各部の構成については該第1の加熱乾燥装置4と
同様な符号を付してその説明を省略する。なお、第2の
加熱乾燥装置8においては、1つの既存のマイクロ波発
生装置8bにて構成することもできる。
【0014】この第2の加熱乾燥装置8の次、すなわ
ち、2列目の移送ラインL2の終端部位と次の3列目の
移送ラインL3の始端部位には木材Wをに受け渡し移送
する第3の移送手段9が設置され、この第3の移送手段
9は既存のチェーンコンベヤとローラーコンベヤとから
構成されている。
【0015】3列目の移送ラインL3における第3の移
送手段9の次には三次乾燥工程としてのマイクロ波によ
る加熱乾燥を行なう第3の加熱乾燥装置10が設置さ
れ、この第3の加熱乾燥装置10は前述した第1の加熱
乾燥装置4と同様に構成されており、各部の構成につい
ては該第1の加熱乾燥装置4と同様な符号を付してその
説明を省略する。なお、第3の加熱乾燥装置10におい
ては、第2の加熱乾燥装置8と同様に1つ既存のマイク
ロ波発生装置10bにて構成することもできる。
【0016】そして、3列目の移送ラインL3の終端部
位には次の4列目の移送ラインL4の始端部位に木材W
をに受け渡し移送する第4の移送手段11が設置され、
この第4の移送手段11は既存のチェーンコンベヤとロ
ーラーコンベヤとから構成されている。
【0017】4列目の移送ラインL4の始端部位には第
2の熱風乾燥装置12が設置されており、この第2の熱
風乾燥装置12は、前述した第1の熱風乾燥装置7と同
様に構成されており、各部の構成については該第1の熱
風乾燥装置7と同様な符号を付してその説明を省略す
る。
【0018】この第2の熱風乾燥装置12の次には木材
を移送しながら上下方向或いは両側方から押圧して矯正
する矯正装置13が設置されており、この矯正装置13
は図8、9に示すように、前記第1の移送手段2におけ
る木材Wの移送位置と同一面に装設された各移送ローラ
ー13aと、移送される木材Wを上下方向から押圧する
上下の各押圧ローラー13bと、移送される木材Wを両
側方から押圧する側方の各押圧ローラー13cとから構
成されている。
【0019】そして、4列目の移送ラインL4の終端部
位には次の5列目の移送ラインL5の始端部位に木材W
をに受け渡し移送する第5の移送手段14が設置され、
この第5の移送手段14は既存のチェーンコンベヤとロ
ーラーコンベヤとから構成されている。
【0020】5列目の移送ラインL5における第5の移
送手段14の次には木材Wを所定の厚さに固定化するた
めの固定化装置15が設置されており、この固定化装置
15は図10、11に示すように、前述した水平絞り平
滑化装置5とほぼ同様に前記第1の移送手段2における
木材Wの移送位置と同一面に装設された各移送ローラー
15aと、移送される木材Wを上下方向から押圧する上
下の各押圧ローラー15bと、移送される木材Wを両側
方から押圧する側方の各押圧ローラー15cとから構成
されている。
【0021】そして、この固定化装置15の次には製品
としての木材Wを搬出する第6の移送手段16が設置さ
れ、この第6の移送手段16は既存のローラーコンベヤ
から構成されている。
【0022】続いて、上述のように構成された各装置の
作用とともに、本実施の形態の乾燥矯正方法について説
明する。
【0023】まず、乾燥矯正工場の室1内において、原
木から所定の形状に製材した木材(生材)W(本実施の
形態では、例えば、厚さ45mm、幅120mm、長さ
4000mmを使用した場合について説明する。)を搬
入部位から順次1列目の移送ラインL1における第1の
移送手段2上に搬入すると、木材Wが該第1の移送手段
2によって噴霧装置3を経て一次乾燥工程としての第1
の加熱乾燥装置4内に移送される。この移送速度は所定
の速度に予め設定するものである。
【0024】この場合、木材Wが噴霧装置3を通過する
とき、該木材Wは原木から製材した状態であるので生材
として所要の水分を含むものであるが、さらに木材Wに
対して噴霧装置3により水を噴霧することよって該木材
Wの表面全体にわたって水分が含まれるようにして第1
の加熱乾燥装置4から第2の熱風乾燥装置12まで順
次、昇温、乾燥する過程において表面割れ等を起さない
ようにするものである。
【0025】そして、噴霧装置3を通過した木材Wが一
次加熱乾燥工程である第1の加熱乾燥装置4によって一
次加熱乾燥されるものである。すなわち、第1の加熱乾
燥装置4内において、マイクロ波(例えば、最大照射出
力10Kw,周波数2450MHz)を木材Wに照射す
る。この場合、木材Wはマイクロ波の照射によって短時
間に約100℃位まで加熱されるように送材スピード等
で照射する時間を設定して、その加熱状態は前述した噴
霧装置3による水の湿潤状態によって内部から表面に至
るほぼ全体が加熱されるものであり、木材Wの含水率が
約80〜60%位に達するまで行なわれるものである。
【0026】なお、この第1の加熱乾燥装置4における
マイクロ波の照射においては、木材Wを移送ベルト4a
により移送しながら行なったり、また、一時的に停止し
て行なうことが選択的になされるものである。
【0027】ついで、第1の加熱乾燥装置4により加熱
された木材Wが水分絞り平滑化装置5に移送される。こ
の水分絞り平滑化装置5において、木材Wは上下の押圧
ローラー5b或いは側方の押圧ローラー5cにより移送
されながらプレスされた状態でその水分が絞り取られ、
一次的な平滑化も行なわれるものである。なお、最終的
には矯正装置13の後端部と固定化装置15で行われる
ものである。
【0028】そして、水分絞り平滑装置5を通過した木
材Wが第1の移送手段6により2列目の移送ラインL2
における第1の熱風乾燥装置7内に移送される。この第
1の熱風乾燥装置7において、木材Wはその熱風により
その水分が蒸発されて乾燥されるものである。この場合
は、木材Wを移送しながら行なうことが望ましいが、該
熱風乾燥装置7の容量や必要とするエネルギー、設置ス
ペース等の関係でオーブン形式としてもよい。
【0029】ついで、水分絞り平滑化装置5から搬出さ
れた木材Wが二次加熱乾燥工程である第2の加熱乾燥装
置8によって二次加熱乾燥されるものである。すなわ
ち、第2の加熱乾燥装置8内において、マイクロ波(例
えば、最大照射出力5Kw,周波数2450MHz)を
木材Wに照射する。この場合、木材Wはマイクロ波の照
射によって短時間に約100〜130℃位まで再度加熱
されるもので、この状態は、木材Wの含水率が約40%
位に達するまで行なわれるものである。
【0030】そして、第2の加熱乾燥装置8を通過した
木材Wが第3の移送手段9により3列目の移送ラインL
3における三次加熱乾燥工程である第3の熱風乾燥装置
10内に移送される。すなわち、この第3の熱風乾燥装
置10内において、マイクロ波(例えば、最大照射出力
5Kw,周波数2450MHz)を木材Wに照射する。
この場合、木材Wはマイクロ波の照射によって短時間に
約100〜130℃位まで再度加熱されるもので、この
状態は、木材Wの含水率が約20%以下に達するまで行
なわれるものである。
【0031】そして、第3の熱風乾燥装置10を通過し
た木材Wが第4の移送手段11により4列目の移送ライ
ンL4における第2の熱風乾燥装置12内に移送され
る。この第2の熱風乾燥装置12において、再び、木材
Wはその熱風によりその水分が蒸発されて乾燥されるも
のである。この場合も前述した第1の熱風乾燥装置7の
ように、木材Wを移送しながら行なうことが望ましい
が、オーブン形式としてもよい。
【0032】本実施の形態においては、上記したマイク
ロ波による第1の加熱乾燥装置4、熱風による第1の熱
風乾燥装置7、マイクロ波による第2及び第3の加熱乾
燥装置8、10、熱風による第2の熱風乾燥装置12ま
での間における乾燥度合い、処理時間等で段階的(独立
的)に乾燥処理が行なわれるものである。
【0033】続いて、第2の熱風乾燥装置12より乾燥
された木材Wが矯正装置13に移送される。この矯正装
置13において、木材Wは上下の押圧ローラー13b或
いは側方の押圧ローラー13cにより押圧された状態で
移送されながらその形状が上下方向或いは両側方向にお
いて矯正されるものである。
【0034】ついで、矯正装置13により形状が矯正さ
れた木材Wが第5の移送手段14により5列目の移送ラ
インL5における固定化装置15に移送され、この固定
化装置15において、上下方向から押圧する上下の押圧
ローラー15b或いは側方の押圧ローラー15cにより
形状を上下方向或いは両側方向において固定化(製品と
しての形状固定)されるものである。
【0035】そして、固定化装置15により製品として
の形状固定した木材Wは、第6の移送手段16により搬
出部位に移送されるものである。
【0036】このようにして、原木から所定の形状に製
材した木材(生材)Wを乾燥しかつ矯正して所定の形状
の製品としての木材Wを得るものである。
【0037】なお、本実施の形態では、移送ラインを5
列に構成したがこの列数は図示のものに限定するもので
はなく、また、各装置の配置順序も図示例に限定するも
のではない。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明にあっては、マイ
クロ波による加熱乾燥を一次及び二次乾燥工程として個
別に行なうことと、熱風による乾燥を行なう熱風乾燥工
程とをそれぞれ独立した工程として組合わせることによ
って、木材に対する乾燥を一連の移送状態(ライン化)
の中で図ることができるとともに、該一連の移送状態
(ライン化)のもとで効果的かつ効率よく乾燥矯正の作
業を行なうことができる。
【0039】また、請求項2に記載した発明にあって
は、請求項1記載の木材の乾燥矯正方法に対して、一次
乾燥工程の前処理として乾燥すべき木材の少なくとも表
面全体を湿潤するための水の噴霧工程を付加することに
よって、マイクロ波による加熱乾燥をより効果的に助長
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥矯正工場としての室内における各搬送手段
及び各装置の配置に係る一例を示す説明図である。
【図2】噴霧装置及び第1の加熱乾燥装置を平面的に示
す説明図である。
【図3】同じく、噴霧装置及び第1の加熱乾燥装置を側
面的に示す説明図である。
【図4】熱風乾燥装置を平面的に示す説明図である。
【図5】同じく、熱風乾燥装置を側面的に示す説明図で
ある。
【図6】水分絞り平滑化装置を平面的に示す説明図であ
る。
【図7】同じく、水分絞り平滑化装置を側面的に示す説
明図である。
【図8】矯正装置を平面的に示す説明図である。
【図9】同じく、矯正装置等を側面的に示す説明図であ
る。
【図10】固定化装置を平面的に示す説明図である。
【図11】同じく、固定化装置を側面的に示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2 第1の移送手段 3 噴霧装置 4 第1の加熱乾燥装置 5 水分絞り平滑化装置 6 第2の移送手段 7 第1の熱風乾燥装置 8 第2の加熱乾燥装置 9 第3の移送手段 10 第3の加熱乾燥装置 11 第4の移送手段 12 第2の熱風乾燥装置 13 矯正装置 14 第5の移送手段 15 固定化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B250 FA53 HA03 3L113 AA02 AA03 AB02 AC01 AC07 AC25 AC27 AC31 AC36 AC48 AC52 AC63 AC69 BA05 DA01 DA04 DA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材を間欠的又は連続的に移動しなが
    ら、マイクロ波による加熱により一次及び二次乾燥とし
    てそれぞれ個別に行なう乾燥工程と、該一次及び二次乾
    燥工程のうち少なくとも一方の乾燥工程の後に熱風によ
    り乾燥を行なう熱風乾燥工程とをそれぞれ独立した工程
    として組合わせて乾燥処理したのち、該木材を移送しな
    がら積極矯正する矯正手段に移送して所定の形状に矯正
    するようになした木材の乾燥矯正方法。
  2. 【請求項2】 一次乾燥工程の前処理として乾燥すべき
    木材の少なくとも表面を湿潤するための水の噴霧工程を
    付加してなる請求項1記載の木材の乾燥矯正方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1367347A3 (en) * 2002-05-07 2006-08-16 Microglass S.R.L. Device for wood treatment
US11958047B2 (en) 2018-06-29 2024-04-16 Shell Usa, Inc. Electrically heated reactor and a process for gas conversions using said reactor

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