JP2001198714A - 切粉取器 - Google Patents

切粉取器

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JP2001198714A
JP2001198714A JP2000003329A JP2000003329A JP2001198714A JP 2001198714 A JP2001198714 A JP 2001198714A JP 2000003329 A JP2000003329 A JP 2000003329A JP 2000003329 A JP2000003329 A JP 2000003329A JP 2001198714 A JP2001198714 A JP 2001198714A
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JP
Japan
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rod
magnet
chip
gas pipe
hole
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Pending
Application number
JP2000003329A
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English (en)
Inventor
Naoto Hirata
直人 平田
Masanori Yu
正紀 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toho Gas Co Ltd filed Critical Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管中に落ちた切粉の除去範囲を拡げること。 【解決手段】切粉取器1は、鉄製ガス管11を穿孔した
ときに同管11の中に落ちた切粉14を除去するために
使用される。本器11は、可撓性を有するロッド2と、
ロッド2の先端に設けられて球形をなすマグネット3と
を備える。ロッド2は、マグネット3よりも細くなって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ガス管
の工事で出る鉄切粉を除去するために使用される切粉取
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ガス管の工事では、鉄製
のガス管をホールカッタ等の穿孔ユニットにより穿孔す
ることがある。この際、穿孔で生じる鉄の切粉がガス管
の中に落ちてしまうことがある。そこで、従来のガス管
工事では、図3に示すような切粉取器21を使用してガ
ス管11の中に落ちた切粉14を除去していた。この切
粉取器21は、ロッド22の先端にマグネット23を埋
め込んだものである。図3において、ガス管11にあけ
られた孔13の周囲に設置されるのは、穿孔作業で使用
されるサドル12である。このサドル12は、穿孔ユニ
ット(図示略)を装着するためのものであり、中心に通
孔16を有する。又、サドル12の上部を包むように装
着されるのは、ノーブローバッグ15である。このバッ
グ15は、穿孔後の孔13からのガス漏れが起きないよ
うに通孔16を覆うためのものである。作業者は、この
バッグ15の中に手を入れて切粉取器21を操作するこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
切粉取器21では、図3からも分かるように、ロッド2
2の太さが孔13の内径に近似しており、しかも、孔1
3の周囲には嵩張るサドル12が設置されることもあっ
て、ロッド22の動きが狭い範囲に限られることになっ
た。即ち、ロッド22の先端のマグネット23は、ガス
管11の中の孔13の真下の狭い範囲にしか届かなかっ
た。このため、孔13の真下から周囲へ飛散した切粉1
4をマグネット23に吸着させることが困難となり、切
粉14の除去が不十分なものとなっていた。
【0004】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、配管中に落ちた切粉の除去範囲
を拡げることを可能にした切粉取りマグネットを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、磁性金属製の配管を穿孔
したときに同配管の中に落ちた切粉を除去するために使
用される切粉取器であって、可撓性を有するロッドと、
そのロッドの先端に設けられたマグネットとを備えたこ
とを趣旨とする。
【0006】上記発明の構成によれば、ロッドが可撓性
を有することから、ロッドの先端部をマグネットと共に
孔から配管の中に挿入して動かしたときにロッドが孔の
縁に当たっても、ロッドに撓みが許容される。従って、
ロッドが撓む分だけ配管の中でのマグネットの動きの範
囲が拡げられる。
【0007】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の発明において、ロッド
は、マグネットよりも細いものであることを趣旨とす
る。
【0008】上記発明の構成によれば、ロッドがマグネ
ットよりも細いことから、配管の孔にマグネットが入れ
ば、その孔はロッドの太さよりも大きいことになり、そ
の大きさ違いの分だけ孔に対するロッドの動きが更に拡
げられる。
【0009】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明におい
て、マグネットは球形をなすことを趣旨とする。
【0010】上記発明の構成によれば、マグネットが球
形をなすことから、ロッドが撓んだときでも、配管の内
壁に対するマグネットの相対的な姿勢は同じとなり、マ
グネットの外周面を常に同じ関係で内壁に接触させるこ
とが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の切粉取器を具体化
した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1に本実施の形態の切粉取器1の正面図
を示す。この切粉取器1は、磁性金属製の配管として鉄
製のガス管を穿孔したときにそのガス管の中に落ちた鉄
の切粉を除去するために使用されるものである。切粉取
器1は、可撓性を有するロッド2と、そのロッド2の先
端に固定されたマグネット3とを備える。ロッド2は、
ピアノ線等の鉄製線材より形成され、外力を受けて多少
折れ曲がっても元の形状に復帰するようになっている。
ロッド2の基端には柄4が設けられる。マグネット3は
球形をなす。このマグネット3の外径は、ガス管にあけ
られる孔の大きさに応じて設定することができる。ロッ
ド2は、マグネット3よりも細くなっている。この実施
の形態では、口径「25〜40mm」のガス管に対し
て、マグネット3の外径が「18〜21mm」に、ロッ
ド2の外径が「1〜2mm」にそれぞれ設定される。
【0013】図2に切粉取器1の使用状態を示す。ガス
管11の工事では、穿孔に際してガス管11の上にサド
ル12が固定される。そして、このサドル12に装着さ
れた穿孔ユニット(図示略)により、ガス管11に孔1
3があけられる。この際、ガス管11の中に落ちた鉄の
切粉14を切粉取器1を使用して除去するのである。
【0014】切粉14の除去に際して、作業者は、サド
ル12に装着されたノーブローバッグ15の中に手を入
れて切粉取器1を操作することになる。即ち、作業者
は、図2に実線で示すように、ロッド2の先端部をマグ
ネット3と共に孔13からガス管11の中に入れて動か
す。この際、孔13の真下に落ちた切粉14は、ロッド
2を孔13にほぼ垂直に入れるだけでマグネット3に容
易に吸着させて除去することができる。
【0015】特に、この実施の形態の切粉取器1では、
ロッド2が可撓性を有することから、図2に二点鎖線で
示すように、ロッド2を孔13に斜めに入れてマグネッ
ト3を動かしたときに、ロッド2が孔13の縁に当たっ
ても、ロッド2にある程度の撓みが許容されることにな
る。従って、ロッド2が撓む分だけガス管11の中でマ
グネット3が動く範囲が拡げられる。この結果、ガス管
11の中に落ちた切粉14の除去範囲を拡げることがで
きる。これにより、孔13の真下から周囲へ飛散した切
粉14を含めて切粉14をマグネット3に吸着させるこ
とができ、ガス管11の中に落ちた切粉14をより十分
に除去することができるようになる。
【0016】この実施の形態の切粉取器1によれば、ロ
ッド2がマグネット3よりも細くなっている。従って、
ガス管11の中にマグネット3を入れた状態では、孔1
3がロッド2の太さよりも大きいことから、その大きさ
の違いの分だけ孔13に対するロッド2の動きが更に拡
げられる。この意味で、ガス管11の中に落ちた切粉1
4の除去範囲を更に拡げることができ、切粉取器1によ
る切粉除去機能を更に高めることができる。
【0017】この実施の形態の切粉取器1によれば、マ
グネット3が球形をなしている。従って、図2に二点鎖
線で示すように、ロッド2が撓んだときでも、ガス管1
1の内壁に対するマグネット3の相対的な姿勢を実線で
示す場合と同じにすることが可能となり、マグネット3
の外周面を常に同じ関係で内壁に接触させることが可能
となる。この意味でも、切粉取器1による切粉除去機能
を更に高めることができる。
【0018】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で
構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
【0019】例えば、前記実施の形態では、マグネット
3を球形としたが、マグネットを球形以外の形状にして
もよい。
【0020】前記実施の形態では、切粉取器1をガス管
11の穿孔工事に使用する場合について説明したが、ガ
ス管11以外の配管の穿孔工事に使用してもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、配管中
に落ちた切粉の除去範囲を拡げることができ、切粉をよ
り十分に除去することができるという効果を発揮する。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、切粉の除去範囲を更に拡げ
ることができ、切粉除去機能を更に高めることができる
という効果を発揮する。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、切粉除去機能
を更に高めることができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、切粉取器を示す正面図で
ある。
【図2】同じく、切粉取器の使用状態を示す断面図であ
る。
【図3】従来例に係り、切粉取器の使用状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 切粉取器 2 ロッド 3 マグネット 11 ガス管(配管) 13 孔 14 切粉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性金属製の配管を穿孔したときに同
    配管の中に落ちた切粉を除去するために使用される切粉
    取器であって、 可撓性を有するロッドと、 前記ロッドの先端に設けられたマグネットとを備えたこ
    とを特徴とする切粉取器。
  2. 【請求項2】 前記ロッドは、前記マグネットよりも
    細いものであることを特徴とする請求項1に記載の切粉
    取器。
  3. 【請求項3】 前記マグネットは球形をなすことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の切粉取器。
JP2000003329A 2000-01-12 2000-01-12 切粉取器 Pending JP2001198714A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7394650B2 (en) 2004-06-30 2008-07-01 Molex Incorporated Hinge for an electronic device
JP2015044283A (ja) * 2013-07-31 2015-03-12 野田金型有限会社 エルボの製造方法、切削工具、及び、エルボ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7394650B2 (en) 2004-06-30 2008-07-01 Molex Incorporated Hinge for an electronic device
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