JP2001197998A - 回転飲食台における商品保温方法およびその装置 - Google Patents

回転飲食台における商品保温方法およびその装置

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JP2001197998A
JP2001197998A JP2000014296A JP2000014296A JP2001197998A JP 2001197998 A JP2001197998 A JP 2001197998A JP 2000014296 A JP2000014296 A JP 2000014296A JP 2000014296 A JP2000014296 A JP 2000014296A JP 2001197998 A JP2001197998 A JP 2001197998A
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JP
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mounting table
crescent chain
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magnet
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JP2000014296A
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Nobuo Tokuno
信雄 徳野
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Japan Crescent Co Ltd
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Japan Crescent Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】美味しく食することができない商品の回収作業
およびコストを激減させ、安全性に優れた回転飲食台に
おける商品保温方法および装置を提供する。 【解決手段】基台12の上方に商品14を巡回搬送させ
るクレセントチェーン22が設けられてなる回転飲食台
において、クレセントチェーン22上に止着させた、4
0度〜50度の温度を一定時間発熱維持する発熱剤26
を内装させてなる載置台28上に、商品14を載置さ
せ、発熱剤26の発熱により、商品14を保温すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転飲食台を設置
した飲食店において、巡回搬送されている商品を容易に
保温することができる商品保温方法および装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転飲食台を設置した飲食店にお
いて、商品である寿司は、通常、商品皿上に載置させて
回転飲食台上を巡回搬送させている。
【0003】また、商品である寿司を美味しく食するた
めには、舎利の温度が人肌(25度〜35度前後)で、
刺身等のネタの温度が冷たいと最適であることが、知ら
れている。
【0004】また、商品を保温するために回転飲食台上
にヒーター部材等を装着させたものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記の通り、回
転飲食台上で巡回搬送されている商品である寿司は、時
間の経過と共に、舎利の温度が低下し、美味しく食する
ことができないことが問題となっていた。
【0006】このため、舎利の温度が低下した寿司が載
置された商品皿の回収作業は、商品皿の巡回時間あるい
は巡回数により回収することが常であるが、季節により
温度、湿度が増減するため、その季節に応じた寿司の巡
回時間あるいは巡回数を、調理人、従業者は経験則とし
て習得しておく必要があり、経験が浅い調理人、従業者
にとってこの回収作業が非常に面倒であることが問題と
なっていた。
【0007】また、商品を保温するために回転飲食台上
に装着させたヒーター部材は、電気ヒーター型が主流で
あり、製造コスト、電気料金、等が高騰することが問題
となっていた。
【0008】また、ヒーター部材は電気ヒーター型であ
るため、不用意に手、指等が触れ、客ばかりでなく従業
者でも火傷を負う等の危険性があることが問題となって
いた。
【0009】本発明は、美味しく食することができない
商品の回収作業およびコストを激減させることができ、
安全性に優れた回転飲食台における商品保温方法および
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台の上方に
商品を巡回搬送させるクレセントチェーンが設けられて
なる回転飲食台において、クレセントチェーン上に止着
させた、40度〜50度の温度を一定時間発熱維持する
発熱剤を内装させてなる載置台上に、商品を載置させ、
載置台に内装させた発熱剤の発熱により、商品を保温す
ることを特徴とするもの、または載置台のクレセントチ
ェーンへの止着手段を、上面を鉄製素材により成形した
クレセントチェーンと、底面に磁石を装着させた載置台
とし、磁石の磁力により載置台をクレセントチェーン上
に止着させることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る回転飲食台における
商品保温装置は、図1〜図4に示すように、以下の構成
からなるものである。
【0012】本発明で使用する回転飲食台は、基台12
の上方に、商品14、本発明においては舎利16上に刺
身等のネタ18が載置された寿司が載置された商品皿2
0を、巡回搬送させるクレセントチェーン22が設けら
れ、基台12の外周縁にカウンター24が設けられてな
るものである。
【0013】本例において、商品皿20は、使用後の洗
浄が不要で、衛生的で、取扱い易く、使捨て可能な紙皿
である。
【0014】40度〜50度の温度を一定時間発熱維持
する発熱剤26を内装させてなる載置台28を、クレセ
ントチェーン22上に止着させてある。
【0015】本例において、発熱剤26は、空気と接触
することにより発熱する一般に販売されている使捨てカ
イロと同等で、主に活性炭、水、バーミキュライト等を
成分とし、平均温度40度〜50度を18時間程度持続
する効果があるもので、この発熱により商品14である
寿司を食するのに最適とされる舎利温度が25度〜35
度前後の温度を長時間維持することが可能となる。
【0016】また、発熱剤26は、使用中断する場合、
外袋等に入れ密封することにより、1〜2日以内に再使
用(再利用)することが可能である。
【0017】また、載置台28の上面は、内装させた発
熱剤26から発熱された熱の伝導効率および載置させた
商品皿20の安定性を考慮し、商品皿20を載置させた
際に商品皿20底面に密着するように、湾曲させてあ
る。
【0018】また、発熱剤26の載置台28への内装手
段は、発熱剤26を内装させるために載置台28の中央
に形成された円筒型の通孔30と、通孔30の両端縁に
係止させ、小孔32が形成された止板34と、により構
成され、載置台28の通孔30内に発熱剤26を挿入さ
せた後、通孔30の両端縁に止板34を係止させること
により行う。
【0019】また、止板34に形成された小孔32によ
り発熱剤26から発熱された熱が載置台28上方に伝導
する。
【0020】載置台28のクレセントチェーン22への
止着は、クレセントチェーン22上部のプレート36上
面を鉄製素材により成形し、載置台28の底面に磁石3
8を装着させ、磁石38の磁力により載置台28をクレ
セントチェーン22のプレート36上に止着させて行
う。
【0021】本装置を使用して回転飲食台のクレセント
チェーン22上を巡回搬送させる商品皿20に載置され
た商品14を保温する方法を以下に詳述する。
【0022】予め、外袋等に封入された発熱剤26を開
封し、載置台28に内装させる。
【0023】この際、載置台28の通孔30内に発熱剤
26を挿入させた後、通孔30の両端縁に止板34を係
止させることにより、発熱剤26を載置台28に内装さ
せる。
【0024】次に、発熱剤26を内装させた載置台28
を、順次クレセントチェーン22上に止着させる。
【0025】この際、載置台28のクレセントチェーン
22への止着は、クレセントチェーン22上部の、上面
が鉄製素材により成形されたプレート36上面に、載置
台28の底面に装着させた磁石38の磁力により、載置
台28を止着させて行う。
【0026】次に、商品14、舎利16上に刺身等のネ
タ18が載置された寿司を載置させた商品皿20を、ク
レセントチェーン22上に止着させた載置台28上に載
置させ、順次供給する。
【0027】このように、クレセントチェーン22のプ
レート36上に止着された各載置台28上に載置された
各商品皿20上の商品14は、載置台28の通孔30の
上端縁に係止された止板34の小孔32にから伝導され
る発熱剤26から発熱された熱により、常時商品14で
ある寿司の舎利16の温度が、食するのに最適とされる
25度〜35度前後に長時間維持され、商品劣化を防止
することができると共に、舎利16の温度が低下した商
品14である寿司が載置された商品皿の回収作業を激減
させることができる。
【0028】また、保温のために使用される発熱剤26
は、一般に販売されている使捨てカイロと同等であるた
め、不用意に手、指が触れても火傷を負う等の危険性が
全くなく、安全性に優れ、従来の電気ヒーター型のヒー
ター部材に比べ電気料金がかかることもなく、低コスト
とすることができる。
【0029】また、発熱剤26の発熱効果がなくなった
場合には、載置台28の通孔30の両端縁に係止された
止板34を取外し、発熱剤26を取出し、新しい発熱剤
26を挿入させた後、再び通孔30の両端縁に止板34
を係止させることにより、発熱剤26を交換する。
【0030】また、営業時間終了後、発熱剤26は、各
載置台28から取外し、外袋等に入れ密封することによ
り、1〜2日以内に再使用(再利用)することができ
る。
【0031】また、クレセントチェーン22のプレート
36上面が鉄製素材により成形され、載置台28の底面
に磁石38が装着されているため、保温の必要がない通
常商品のみを提供する際、載置台28をクレセントチェ
ーン22のプレート36から容易に取外すことができ
る。
【0032】なお、本例において、商品皿20は紙皿で
あるが、プラスチック製皿、陶磁器製皿とすることは自
由である。
【0033】また、発熱剤26は、空気と接触すること
により発熱する一般に販売されている使捨てカイロと同
等であるが、レンジで加熱することにより40度〜50
度の温度を数時間維持できる発熱剤としてもよく、その
他40度〜50度の温度を一定時間維持できる発熱剤を
使用することは自由である。
【0034】また、載置台28の上面は、内装させた発
熱剤26から発熱された熱の伝導効率および載置させた
商品皿20の安定性を考慮し、湾曲させてあるが、発熱
剤の熱の伝導効率および商品皿20の安定性を考慮しな
ければ、平板状としてもよい。
【0035】また、載置台28の通孔30の両端縁に係
止させる各止板34には小孔32がそれぞれ形成されて
いるが、通孔30の上端縁に係止させる止板34のみに
小孔32を形成させ、通孔30の下端縁に係止させる止
板34には小孔32を形成させなくてもよい。
【0036】また、発熱剤26の載置台28への内装手
段は、載置台28の通孔30と、通孔30の両端縁に係
止させる、小孔32が形成された止板34と、によるも
のであるが、発熱剤26を容易に交換できる他の構造を
採用することは自由である。
【0037】また、発熱剤26の形状は円板型に限定さ
れることはなく、他の形状とすることは自明である。
【0038】また、載置台28のクレセントチェーン2
2への止着手段は、クレセントチェーン22上部の、上
面が鉄製素材により成形されたプレート36上面に、載
置台28の底面に装着させた磁石38の磁力により、載
置台28をクレセントチェーン22のプレート36上に
止着させるものであるが、プレート36の適所に鉄製素
材を貼着させてもよく、また載置台28をクレセントチ
ェーン22に容易に止着できる例えばクレセントチェー
ン22のプレート36に形成させた凹部(図示略)に、
載置台28の底面に形成させた突部(図示略)を、嵌入
する等、載置台28をクレセントチェーン22に止着で
きる構造を採用することは自由である。
【0039】また、載置台28に載置される商品14は
舎利16上に刺身等のネタ18を載置させた寿司であ
り、この寿司を商品皿20に載置させて載置台28上に
載置させて提供するものに限定されることはなく、商品
14を保温を必要とする焼き物類、揚げ物類とし、鉄板
等の食器上に載置させて載置台28上に載置させて提供
することは自由である。
【0040】また、本発明の方法に使用する装置は本例
に限定されることはない。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る回転飲食台における商品保
温方法および装置によれば、40度〜50度の温度を一
定時間発熱維持する発熱剤を内装させた載置台をクレセ
ントチェーン上に止着させ、この載置台上に商品を載置
させることにより、載置台に内装された発熱剤の発熱に
より商品を保温するため、商品が寿司である場合、舎利
の温度が食するのに最適とされる25度〜35度前後に
長時間維持され、商品劣化を防止することができると共
に、舎利の温度が低下した商品である寿司が載置された
商品皿の回収作業を激減させることができる。
【0042】また、保温のために使用される発熱剤は、
40度〜50度の温度を一定時間発熱維持するため、不
用意に手、指が触れても火傷を負う等の危険性が全くな
く、安全性に優れ、従来の電気ヒーター型のヒーター部
材に比べ電気料金がかかることもなく、低コストとする
ことができる
【0043】また、載置台のクレセントチェーンへの止
着手段を、上面を鉄製素材により成形したクレセントチ
ェーンと、底面に磁石を装着させた載置台とし、磁石の
磁力により載置台をクレセントチェーン上に止着させる
ことにより、載置台を極めて容易にクレセントチェーン
へ脱着することができ、載置台未使用時には容易に載置
台をクレセントチェーンから取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品保温装置の要部分解斜視図。
【図2】同、縦断面図。
【図3】同、載置台とクレセントチェーンを示す要部斜
視図。
【図4】同、全体斜視図。
【符号の説明】
12 基台 14 商品 20 商品皿 22 クレセントチェーン 26 発熱剤 28 載置台 38 磁石

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送さ
    せるクレセントチェーン(22)が設けられてなる回転飲食
    台において、クレセントチェーン(22)上に止着させた、
    40度〜50度の温度を一定時間発熱維持する発熱剤(2
    6)を内装させてなる載置台(28)上に、商品(14)を載置さ
    せ、載置台(28)に内装させた発熱剤(26)の発熱により、
    商品(14)を保温することを特徴とする回転飲食台におけ
    る商品保温方法。
  2. 【請求項2】 載置台(28)のクレセントチェーン(22)へ
    の止着手段を、上面を鉄製素材により成形したクレセン
    トチェーン(22)と、底面に磁石(38)を装着させた載置台
    (28)とし、磁石(38)の磁力により載置台(28)をクレセン
    トチェーン(22)上に止着させることを特徴とする請求項
    1記載の回転飲食台における商品保温方法。
  3. 【請求項3】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送さ
    せるクレセントチェーン(22)が設けられてなる回転飲食
    台において、40度〜50度の温度を一定時間発熱維持
    する発熱剤(26)を内装させてなる載置台(28)を、クレセ
    ントチェーン(22)上に止着させてなり、載置台(28)に内
    装させた発熱剤(26)の発熱により、載置台(28)上に載置
    させた商品(14)を保温することを特徴とする回転飲食台
    における商品保温装置。
  4. 【請求項4】 載置台(28)のクレセントチェーン(22)へ
    の止着手段を、上面を鉄製素材により成形したクレセン
    トチェーン(22)と、底面に磁石(38)を装着させた載置台
    (28)とし、磁石(38)の磁力により載置台(28)をクレセン
    トチェーン(22)上に止着させることを特徴とする請求項
    3記載の回転飲食台における商品保温装置。
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