JP2001197676A - 小型電気機器 - Google Patents

小型電気機器

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JP2001197676A
JP2001197676A JP2000006760A JP2000006760A JP2001197676A JP 2001197676 A JP2001197676 A JP 2001197676A JP 2000006760 A JP2000006760 A JP 2000006760A JP 2000006760 A JP2000006760 A JP 2000006760A JP 2001197676 A JP2001197676 A JP 2001197676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A/D変換手段2を一体に備えた1チップタ
イプのマイコン装置44を使用した小型電気機器にあっ
て、内蔵するプログラム3を変更することなく、外部か
ら入力される比較電圧Vrの値を変更するだけで、検知
条件の変化に対応したアナログ電圧値の設定値に対する
比較動作が適切に行える様にする。 【解決手段】 A/D変換手段2における入力ポート1
に比較電圧Vrを入力する一方、検知すべき箇所におけ
る制御動作をさせるべき1または複数の比較値に対応さ
せて1つずつ検知電圧Va・Vb・・・を設定するとと
もに、各検知電圧を個別に異なった入力ポート1に入力
する。更に、検知すべき箇所における電圧値が設定値に
達した時点に、対応する検知電圧が比較電圧Vrに達す
るよう、比較電圧Vrおよび検知電圧の値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気かみそりの様
な二次電池を駆動源として使用した携帯式の小型電気機
器であって、特にその回路制御に1チップタイプのマイ
コン装置を使用したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の小型電気機器は、比較的回
路構成が簡単なため、プリント基板上に部品チップを搭
載してアナログ式に信号処理を行うものが一般的であ
る。一方、制御内容の複雑化にともない、1チップ式の
マイコン装置をその制御の中心として使用し、デジタル
式に信号処理をすることも多くなってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したアナログ式の
回路構成にあっては、抵抗値を変更するなどして回路の
動作条件を容易に変更できる反面、複雑な制御動作を行
わせようとすると、回路構成が複雑となって製造コスト
が上昇する不都合がある。
【0004】逆にデジタル式に回路構成をした場合にあ
っては、マイコン装置のROM内に収納するプログラム
が必要とする制御機能の多くを置き換える結果、実際の
回路構成をそのままにして、プログラムを書き換えるだ
けで制御内容の変更ができる。
【0005】しかしながら、この種の小型電気機器にお
ける制御は、二次電池の端子電圧変化の様なアナログ値
を監視しながら制御を行うものが多く、マイコン装置で
その回路を置き換えるのは限界がある。更に、使用する
二次電池における電池の種類や本数などを変更した際、
その変更に対応して制御値のきめ細かい変更を必要とす
るのに対し、マイコン装置にあっては、その制御内容を
記載したプログラムを一旦ROM化したあとプログラム
の内容を変更するのは極めて難しく、汎用性に欠ける不
都合があった。
【0006】かかる不都合に対し、A/Dコンバータの
様なアナログ回路を同時に備えたマイコン装置も提供さ
れているが、一旦ROM化したプログラムを変更するこ
とが難しいことにはかわりがない。
【0007】本発明は上記した不都合を一挙に解消する
ものであって、A/D変換機能を一体に備えた1チップ
式のマイコン装置を使用しながら、ROM化されたプロ
グラムを変更することなく、アナログ設定データの変更
が容易且つ的確に行える小型電気機器を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型電気
機器は、図1にその概略的な構成を示す如く、複数のア
ナログ電圧入力ポート1・1・・・と、そのアナログ電
圧入力ポート1から入力されたアナログ値をデジタル値
に変換するA/D変換手段2と、変換されたデジタル値
を、固定的に予め内蔵されたプログラム3に従って演算
処理する演算手段4とを一体に備えた1チップタイプの
マイコン装置44を使用している。
【0009】更に上記した各アナログ電圧入力ポート1
に、一定値の比較電圧Vrと、検知すべき箇所の電圧値
に対応して変化する検知電圧Va・Vb・・・とを個別
に入力するとともに、上記した比較電圧Vrの値を、図
10(b)および(c)に例示する如く、検知箇所にお
ける電圧が、所定の制御動作を行わせるべき比較値に一
致する時点における検知電圧に一致させて予め設定する
一方、検知電圧の値が比較電圧Vrを超えるのと連動し
て、演算手段4で所定の演算動作を行わせることを特徴
とする。
【0010】上記した比較電圧Vrを、検知すべき箇所
の種類数に対応させて1つずつ設定する一方、上記した
検知電圧を、制御動作をすべき1または複数種類の比較
値に対応させて1つずつ設定するとともに、二次電池4
7の端子電圧Veの様な、所定の単一の検知個所におけ
る電圧値を抵抗5で分圧し、個別にアナログ電圧入力ポ
ート1に入力する。更に、各検知電圧の値を、上記した
検知個所における電圧値Veが各比較値に達した際に比
較電圧Vrの値に一致する様に、抵抗5の分圧比を設定
することが好ましい。
【0011】上記した検知電圧を、二次電池47におけ
る充電時あるいは放電時の少なくとも何れか一方での端
子電圧Veとし、各検知電圧の値が比較電圧Vrを超え
る毎に、演算手段4が表示手段6で所定の電池容量表示
を行わせる様に構成することができる。
【0012】上記した検知電圧を、二次電池47の充電
時に電気かみそりのモータ19を駆動中における端子電
圧Veとし、検知電圧が比較電圧Vrを上回ると、制御
手段7でモータ19に印加される電圧値を実質的に低下
させる制御動作を行うことも可能である。
【0013】更に上記した検知電圧を、二次電池47の
充電時における電池温度に比例した電圧とし、検知電圧
が比較電圧Vrを超えると、充電手段8による二次電池
47に対する充電を制限する制御が制御手段7で行われ
る様に構成してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記の如く、A/D変換手段2
を一体に備えた1チップタイプのマイコン装置44を使
用した小型電気機器にあって、A/D変換手段2におけ
る1または複数の入力ポート1に比較電圧Vrを入力す
る一方、検知すべき箇所における制御動作をさせるべき
1または複数の比較値に対応させて1つずつ検知電圧を
設定するとともに、各検知電圧を個別に入力ポート1に
入力し、更に上記した比較電圧Vrの値を、検知箇所に
おける電圧が所定の制御動作を行わせるべき比較値に一
致する時点における検知電圧に一致させて予め設定する
ことにより、内蔵するプログラム3を変更することな
く、比較電圧Vrの値を変更するだけで検知条件の変化
に適応した表示あるいは制御動作が行える。
【0015】更に上記した検知電圧を、検知箇所におけ
る電圧を抵抗5で分圧して取り出す一方、1つの比較電
圧Vrを使用することにより、比較電圧Vrの設定ミス
を最小限に抑制できる。更に、分圧比の大きさにしたが
った順序で検知電圧Va・Vb・Vcが比較電圧Vrに
達するため、検知時期の逆転に起因する誤表示が未然に
防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる小型電気機器
を、図2〜図5に例示するロータリー式の電気かみそり
に実施した一例に基づいて説明するがこれに限らず、二
次電池に対する充放電回路を備えた各種の小型電気機器
に対しても略同様に実施できることは勿論である。
【0017】電気かみそり10は図2(a)および図3
に示す様に、本体ケース11の上端位置に、内刃12と
内刃の洗浄機構13を収納するとともに上方が開口した
ヘッド部14を揺動自在に備え、更にヘッド部14にお
ける開口を閉じる様に、内刃12と接する網刃状の外刃
15を備えた外刃ホルダ16を配設している。
【0018】内刃12は周面に螺旋状の刃部17を設け
た円筒状であって、その両端から回転軸18を外方向に
延ばしてヘッド部14内の上方で水平に支持するととも
に、その一方の回転軸18には、モータ19の回転軸間
を図示しない複数段のギヤからなる減速機構で接続して
いる。
【0019】内刃の洗浄機構13は、ヘッド部14の側
面に備えた着脱ボタン21を指先で押すと、外刃ホルダ
16が図4で示す上方の洗浄位置に移行するのと連動し
て動作するものであって、内刃12に当接して内刃12
に付着した毛屑を払い落とすブラシ部23と、外刃ホル
ダ16の移動状態を検知する外刃ホルダ検知部24と、
外刃ホルダ16の取り外し時にモータ19を強制的に停
止する安全部25とから構成される。
【0020】ブラシ部23は、内刃12の下方にあって
内刃12と略同一の幅を有する帯状あるいは筒状のブラ
シ体26と、そのブラシ体26を上下移動させるバネ体
27とから構成される。
【0021】そして図3に例示する如く、外刃ホルダ1
6がヘッド部14に正常にセットされて外刃15と内刃
12が接している期間中、バネ体27は圧縮されてブラ
シ体26を内刃12から離間させているが、図4の様に
着脱ボタン21が押されて外刃ホルダ16が洗浄位置に
移行するのと連動して、バネ体27はブラシ体26を内
刃12の下面に圧接させる。かかる状態で内刃12を回
転駆動させると、ブラシ体26が内刃12の周面に摺接
し、刃部17に溜まった毛屑を強制的に払い落とす。
【0022】外刃ホルダ検知部24は、外刃ホルダ16
側に固定された1つの磁石28と、ヘッド部14側に固
定された第1および第2の2つのリードスイッチSW1
・SW2とから構成される。そして、図3の様にして外
刃ホルダ16を正常にセットした際に、磁石28を第2
リードスイッチSW2の配設位置と一致させることによ
り、磁石28で第2リードスイッチSW2をオンさせて
制御部20に外刃ホルダ16が正常にセットされている
ことを知らせる。
【0023】また、図4の様に外刃ホルダ16を洗浄位
置に移行させた際、磁石28を第1リードスイッチSW
1の配設位置と一致させることにより、磁石28で第1
リードスイッチSW1をオンさせ、外刃ホルダ16が洗
浄位置にまで上昇したことを制御部20に知らせる。
【0024】更に、外刃ホルダ16を図5の様にヘッド
部14から完全に取り外すと、第1および第2のリード
スイッチSW1・SW2は両方とも磁石28から離れる
ことによりオフされるので、両リードスイッチSW1・
SW2のオンオフ状態の変化を調べると、外刃ホルダ1
6の現在位置が制御部20側で検知できるのである。
【0025】安全部25は、その上端が外刃ホルダ16
に設けた嵌合溝29に嵌る逆L字形状の第1リンク30
と、その第1リンク30の下端に設けた溝部31にその
上端が嵌る逆Z字形状の第2リンク32と、第2リンク
32の下端による押圧でそのスイッチ接点がオンされる
常開接点を有する安全スイッチ33とから構成される。
【0026】そして、図3の様に外刃ホルダ16がヘッ
ド部14に対して正常にセットされている場合は、第1
リンク30の溝部31上面で第2リンク32を下方に押
圧しているので、第2リンク32は安全スイッチ33の
スイッチ接点を押してオンさせ、モータ19を駆動可能
な状態にセットする。
【0027】更に図4の様に、外刃ホルダ16を洗浄位
置まで上昇させた場合にあっては、第1リンク30は外
刃ホルダ16の移行につれて上方へ移行するが、第2リ
ンク32の上端は溝部31の下面まで移動するだけでそ
の位置を変えず、安全スイッチ33のオン状態をそのま
ま維持する。
【0028】しかしながら、外刃ホルダ16を洗浄位置
より更に上昇させると、第1リンク30の上方移行に伴
って第2リンク32も上方に移行される結果、安全スイ
ッチ33に対する第2リンク32によるオン動作は解か
れ、安全スイッチ33はオフしてモータ19に対する通
電を強制的に停止する。更に外刃ホルダ16を上昇させ
ると、図5の様に外刃ホルダ16側の嵌合溝29から第
1リンク30の上端は外れ、外刃ホルダ16はヘッド部
14から完全に取り外される。
【0029】また、本体ケース11の正面側には図2
(a)に示す如く、中央部に縦断して上から、ロックス
イッチ34と、メインスイッチ35と、第1表示部36
と、第2表示部37とを細幅状の範囲に配設している。
更に、本体ケース11の下端位置に電源コード38を挿
脱自在に接続し、商用交流電源を使用した駆動を可能と
する。
【0030】ここでメインスイッチ35は、例えばプッ
シュ式の常開スイッチが使用され、1回の押し操作をす
る毎に、モータ19のオンおよびオフ動作を繰り返す。
また、ロックスイッチ34はスライドスイッチであっ
て、ロック位置にスイッチ操作した際にメインスイッチ
35の押し操作を無効とし、不要にメインスイッチ35
が押し操作されるのを防止する。
【0031】また第1表示部36は、図2(b)に例示
する様に、LEDの様な発光素子39から出力される光
の方向を、プリズム40を利用して直角方向に曲げて導
光板41の下端に入力するとともに、導光板41の前面
側に密着させて配設した光拡散板42から本体ケース1
1の外部に光43を放出する様に構成している。
【0032】なお本実施例では、光拡散板42から出力
される光43の強度が全面に亘って同一ではなく、導光
板41に入射された光が上方へ進むに従って減衰する様
に設定することにより、最下端が一番明るく、上方に行
くほど放出光43の強度が弱くなる様にしている。
【0033】更に、発光素子39における発光強度が一
番大きい場合に、光拡散板42の上端位置にあっても光
放出がされる様に設定することにより、発光素子39か
ら放出される光の強度を増減させる制御を行った場合
に、光拡散板42から放出される光43の表示長さが、
下端位置を基準として上下方向に増減する表示制御が行
われる。
【0034】次に制御部20は、図6にその全体的な構
成を概略的に示す如く、1チップタイプのマイコン装置
44でその全体が制御されるものであって、商用交流電
圧45を降圧整流して所定の充電電圧Vdを出力する充
電部46と、ニカド電池の様な二次電池47に対する充
電時期を規制する第1スイッチング部48と、二次電池
47からモータ19に対する通電の停止時期を規制する
第2スイッチング部49と、モータ19に対する通電の
開始時期を規制するとともに、異常があるとモータ19
に対する通電を強制的に停止するモータ規制部50と、
各種の表示動作を行う表示部と、各種の検知動作を行う
検知部22とから構成される。
【0035】本発明で使用されるマイコン装置44は、
図1の様にA/Dコンバータとしての機能を一体に内蔵
することにより、アナログ電圧の入力ポート1を複数備
えた汎用的なものであって、内部にROM化して収納し
たプログラム3により、入力されるアナログ電圧値の変
化に対応した制御動作が、A/Dコンバータや比較器の
様な個別部品を使用することなく、マイコン装置44の
みで行える様にしたものである。
【0036】充電部46は、図2に示す電気かみそり1
0の本体ケース11に対して着脱自在に接続される電源
コード38を介して入力された100〜250V程度の
商用交流電圧45を、従来と略同様な構成の図示しない
インバータ回路により降圧したあと整流することによ
り、二次電池47の端子電圧Veよりやや高い直流低圧
の充電電圧Vdを出力する。
【0037】二次電池47はニカド電池であって、本実
施例にあっては2本を直列に接続することにより、完全
に放電させた状態から、充電に伴ってその端子電圧が
1.8V〜3.5V程度まで変化するものが使用されて
いるが、電池の種類あるいは本数を変更できることは勿
論である。
【0038】充電部46から出力される充電電圧Vd
は、図7の如く、第1スイッチング部48および温度ヒ
ューズ51を介して二次電池47の両端に接続されてお
り、後で詳述するマイコン装置44における充電制御動
作によって第1スイッチング部48のオフ時期を規制
し、二次電池47の過充電を防止する。
【0039】モータ19は、内刃12を回転駆動させる
直流式のものであって、ダーリントン接続をしたトラン
ジスタスイッチからなる第2スイッチング部49を介し
て二次電池47の両端に接続することにより、第2スイ
ッチング部49のオン時期に対応してモータ19を回転
駆動させる様にしている。
【0040】モータ規制部50は、メインスイッチ35
の押し操作と連動してオンする第3スイッチング部52
を介して二次電池47の端子電圧Veを取り出すととも
に、その電圧Veを、第1サーミスタ53と第4スイッ
チング部54の並列接続位置に、ヘッド部14内に備え
た安全スイッチ33を介して印加することにより、第2
スイッチング部49の制御端に所定の制御電圧を加え、
第2スイッチング部49をオン動作させる様にしてい
る。
【0041】すなわち、電気かみそり10の停止中は、
マイコン装置44により第4スイッチング部54がオン
される結果、第2スイッチング部49に対する制御電圧
を短絡してスイッチ接点をオフさせ、モータ19に対す
る通電を強制的に停止させている。
【0042】次にメインスイッチ35の押し操作を行う
と、マイコン装置44は第4スイッチング部54をオフ
すると同時に第3スイッチング部52をオンさせ、第1
サーミスタ53の両端に所定の制御電圧を出力させ、第
2スイッチング部49をオンしてモータ19に対する通
電を開始する。
【0043】更にメインスイッチ35をもう1度押し操
作すると、マイコン装置44は第4スイッチング部54
をオンし、第2スイッチング部49に印加されていた制
御電圧を低下させ、第2スイッチング部49をオフして
モータ19に対する通電を停止する。
【0044】ここで、第1サーミスタ53は第2スイッ
チング部49に密着させて配設されており、例えばモー
タ19の駆動中に毛屑が溜まるなどしてモータ19に対
する負荷が増大すると、第2スイッチング部49の温度
が設定温度を超えて上昇する結果、第1サーミスタ53
の抵抗値が減少する。すると、第2スイッチング部49
に対する制御電圧の値は低下し、第2スイッチング部4
9を強制的にオフしてモータ19を停止させる。
【0045】また、モータ19の駆動中に外刃ホルダ1
6が図5に示す様に取り外されると、安全スイッチ33
がオフされる。その場合にあっては、第3スイッチング
部52を介して第2スイッチング部49に送られるべき
制御電圧がオフされる結果、第2スイッチング部49を
オフしてモータ19への通電を停止する。
【0046】更にまた、二次電池47を放電しきった状
態から充電を開始すると、マイコン装置44の作動可能
電圧を二次電池47の端子電圧Veが上回った段階でリ
セット回路22が作動し、マイコン装置44を初期状態
に戻す。
【0047】表示部は、図2に示す電気かみそり10に
おける本体ケース11の中央を縦断して伸びる第1表示
部36において表示動作を行わせる制御状態表示部55
と、第1表示部36の下方に備えた第2表示部37で表
示動作をさせる充電時期表示部56とから構成される。
【0048】第2表示部37は、赤色系のLEDの様に
比較的駆動電圧が低い発光素子57が使用されるととも
に、二次電池47に対する充電中に限定して動作する。
そこで図7の如く、発光素子57を二次電池47の両端
とマイコン装置44を介して直接的に接続するととも
に、第1スイッチング部48がオンして二次電池47に
対して充電部46から急速充電をしている期間に対応し
て発光素子57を点灯することにより、第2表示部37
における赤色の点灯を通じて充電中であることを操作者
に対して表示する。
【0049】一方、第1表示部36の方は、青色系のL
EDの様に二次電池47の端子電圧Veよりも駆動電圧
が高い発光素子39が使用されるとともに、充電期間以
外で使用されることが多く、二次電池47の消耗をでき
るだけ防止する必要がある。
【0050】そこで、第3スイッチング部52と充電部
46からの出力電圧を、ダイオード58・59を介して
並列的に取り出し、その電圧を昇圧回路60で第1表示
部36の表示に必要な電圧まで上昇させたあと、発光素
子39に印加する。
【0051】なお、第1表示部36側の発光素子39に
流れる電流は第2表示部37側の発光素子57に流れる
電流よりも大きいため、発光素子39と直列にスイッチ
ング素子61を介装し、そのスイッチング素子61をマ
イコン装置44で制御する様に構成している。
【0052】次に検知部22は、マイコン装置44に備
えるA/D変換機能と、プログラムによる演算機能とを
利用し、各種の検知およびその検知内容に対応した表示
あるいは制御動作を行わせるものであって、本実施例に
あっては、後記する充電容量検知動作と、電池残容量検
知動作と、電池温度検知動作と、モータ電圧の検知動作
とが並列して行われる。
【0053】またマイコン装置44は、アナログ信号の
入力ポート1に入力された電圧値を基準電圧Vsの分圧
値と比較して8ビット程度の所定のデジタル値に変換し
たあと、変換後のデジタル値を適宜に比較し、その大小
に対応して所定の演算動作を行う従来と略同様な構成の
ものである。
【0054】ここで電池の残容量検知動作は、図10
(a)に例示する如く二次電池47の使用に伴って端子
電圧Veが低下するので、例えば本実施例にあっては、
端子電圧Veが第1の比較値2.2Vに達する時点A
(時刻t11)までは満充電状態と判定して第1表示部
36において満充電表示をする。更に、端子電圧Veが
2.2Vを下回り、第2の比較値である2.1Vに達す
る時点B(時刻t12)までは充電予告表示を行わせ、
2.1Vをも下回ると充電催促表示に移る表示制御動作
を行わせる様に構成している。
【0055】しかしながら、二次電池47の種類あるい
は本数を変更した場合は、例えば図10(a)の一点鎖
線で示す様に放電特性は全体的に低下し、上記した表示
変更をさせる比較値の対もその放電特性に対応させて変
更する必要がある。更に、かかる比較値の変更は、上記
の様な3段階の表示変更であれば2つしかないが、段階
数を増加するほどその数は増加し、設定変更に要する手
間も増大する。また、一旦ROM化したプログラム3の
内容を変更することは難しい。
【0056】そこで本発明にあっては、図8に示す3つ
の抵抗63a・63b・63cを利用し、二次電池47
の端子電圧Veを分圧して2種類の検知電圧VaとVb
とを取り出すとともに、各検知電圧VaおよびVbを異
なったアナログ信号の入力ポート1へ個別に入力する。
【0057】一方、昇圧回路60からの出力電圧を定電
圧回路64で降圧安定化させ、その電圧をA/D変換時
におけるアナログ基準電圧Vsとして入力し、更にその
基準電圧Vsを抵抗65a・65b・65cで分圧した
電圧値を比較電圧Vr1およびVr2としてアナログ信
号の入力ポート1へ個別に入力する。
【0058】ところで、抵抗63a・63b・63cを
使用して取り出した2つの検知電圧VaおよびVbの大
きさを比較すると、Vaの方がVbよりも抵抗63によ
る分圧比が小さいから、取り出される電圧値Vaは常に
Vbより小さい。
【0059】そこで図10(b)および(c)の様に、
二次電池47の端子電圧Veが第1の比較値2.2Vに
達した時点Aにおける検知電圧Vaの値と、二次電池4
7の端子電圧Veが第2の比較である2.1Vに達した
時点Bにおける検知電圧Vbの値がともに、上記した1
つの比較電圧であるVr1と一致する様に抵抗63の値
を設定する。
【0060】かかる構成により、検知電圧Vaが比較電
圧Vr1に達する時刻t11までは満充電表示を行い、
検知電圧Vaが比較電圧Vr1を下回った時点で充電予
告表示を行い、更に検知電圧Vbも比較電圧Vr1を下
回って2つの検知電圧VaとVbが共に比較電圧Vr1
を下回っていることを確認した時点t12で、充電催促
の表示を行う。
【0061】ここで、二次電池47の物理的な性質が変
わるなどして端子電圧Veの放電特性が図10(a)に
おける一点鎖線の様に変化した場合にあっては、検知電
圧であるVaおよびVbについても、図10(b)およ
び(c)における一点鎖線の様に変化する。
【0062】そこで、基準電圧Vsを抵抗65a・65
b・65cで分圧して作成した比較電圧Vr1の値を、
抵抗値を変化させてVr1’に降下させると、VaとV
bとは略比例して低下するため、検知電圧VaとVbの
分圧比および検知制御用のプログラムを変更することな
く、変更させた単一の比較電圧Vr1’を使用して、比
較および表示動作が同様に行えるのである。
【0063】上記の様に同一個所の電圧Veを抵抗63
で分割して複数に分け、異なる入力ポート1に印加する
ことにより、検出用の入力ポートが1つの場合に比較し
て入力信号の数が増え、検出ミスは減少する。更に、複
数の検知電圧に対して単一の比較電圧Vr1を用いて比
較動作を行う結果、充電予告表示用である検知電圧Va
が充電催促用の検知電圧Vbよりも必ず先に比較電圧V
r1に達するので、比較電圧Vr1の設定間違いに起因
し、残容量表示における検出時期が逆転することによる
誤表示が未然に防止される。
【0064】次に充電中における充電容量検知動作は、
ニカド電池の充電時における端子電圧Veが図9で例示
する様な変化をすることを利用し、充電開始からの最長
の充電期間をタイマーで規制する一方、二次電池47の
端子電圧Veが時刻t6においてピーク値Vpに達して
から、所定の電圧ΔVだけ端子電圧Veが低下した時点
t7を満充電時と判定して急速充電を停止する。
【0065】更にそのあと、第1スイッチング部48を
間欠的にオンオフすることにより二次電池47に印加さ
れる充電電流量を10分の1程度あるいはそれ以下にま
で低下させた補充電状態を設定時間経過後の時刻t8ま
で続けたあと、第1スイッチング部48をオフして充電
を完全に停止する。
【0066】以上の通り、充電完了時期検知時における
検知電圧の比較動作は、基本的には、端子電圧Veのピ
ーク電圧Vpを検出してからその電圧値Vpを基準にし
て行えるので、比較電圧値をプログラム上で予め設定す
ることなく、電池の種類や本数の変化に即応した制御動
作を行うことができる。
【0067】しかしながら本実施例にあっては、上記し
た残容量の検知時に行ったのと略同様に、二次電池47
の端子電圧Veを3つの抵抗62a・62b・62cで
分圧し、その分圧した電圧VcおよびVdをアナログ電
圧の入力ポート1に個別に入力するとともに、比較電圧
Vr1あるいは他の比較電圧と比較動作を行うことによ
り、充電の完了時点の検知に加えて、図9に示す充電カ
ーブ上のC点(時刻t4)およびD点(時刻t5)にお
ける充電容量が、第1表示部36を使用して行える様に
構成している。
【0068】なお上記した実施例にあっては、放電容量
の検知用と充電容量の検知用として分圧抵抗の組を別々
に用意した。しかしながら、充電時における二次電池4
7の端子電圧は必ず放電時における端子電圧より高いた
め、両者の分圧抵抗を直列に接続し、アース側からVd
・Vc・Va・Vbの順に検知電圧を取り出すととも
に、1つの基準電圧Vr1を使用して検知電圧との比較
動作を行わせることもできる。
【0069】同様にして、第3スイッチング部52から
の出力電圧を抵抗66a・66bで分圧した電圧Vmを
別の入力ポート1に印加し、上記した比較電圧Vr1あ
るいは他の比較電圧と比較することにより、端子電圧V
eが設定値を上回った状態でモータ駆動した場合に電池
電圧を強制的に低下させる。
【0070】かかる構成により、充電部46を使用して
二次電池47を充電しながらモータ19を駆動した際、
モータ電圧が既定値を超えて上昇することによりモータ
19の回転速度が上昇しすぎるのを未然に防止してい
る。
【0071】更にまた、二次電池47に接近配備した第
2サーミスタ67と抵抗68とで充電中における端子電
圧Veを分圧して二次電池47の表面温度に対応した検
知電圧Vtを取り出し、更に異なったアナログ信号の入
力ポート1に印加する。ここで比較値の変更予定がない
場合は、上記した比較電圧Vr1を利用して比較動作を
行うことができる。しかしながら、本実施例にあって
は、電池電圧の比較値であるVr1と、電池温度の比較
値であるVr2とを異ならせ、2つの比較入力電圧Vr
1およびVr2を備えることにより、使用条件の変更に
伴う比較値の変更が個別に行える様にしている。
【0072】なお、図9に示す充電中において、二次電
池47の種類や状態によっては充電初期の時刻t1に小
さなピークが発生し、そのピークから設定電圧ΔVだけ
下がった時刻t2を時刻t7における真の満充電時点と
誤認する恐れがある。その場合にあっては、例えば充電
開始から7分程度の所定時間が経過し、且つ、第1回目
のピーク電圧よりやや高い設定電圧Vp1を超えたこと
を確認した時刻t3から検知電圧によるピーク電圧の検
知を開始することが好ましい。
【0073】次に、図11に例示する電気かみそり10
における動作モードの遷移図、図12〜図14に示す各
使用時の信号の関係および図15に示す第1表示部36
における表示内容の違い表示を利用し、電気かみそり1
0の全体的な動作を更に詳細に説明する。
【0074】電気かみそり10は、充電を行わず且つモ
ータ19を停止した待機モードにあっては、全ての表示
を停止するとともに、マイコン装置44における動作を
省電力状態にし、二次電池47における消費電力を最小
限に抑制している。
【0075】ここで待機モード中の時刻t21に、図1
2の様にメインスイッチ35を短時間だけ押し操作する
と、二次電池47によってのみ駆動されるDCモードに
入ってモータ19に対する通電が開始されるとともに、
第1表示部36を使用した電池の残容量表示が行われ
る。
【0076】そして、モータ19が駆動中の時刻t22
にメインスイッチ35をもう1度短時間だけ押し操作す
ると、モータ19に対する通電が停止するが、残容量表
示はそのまま例えば3秒程度の短時間だけ持続したのち
に停止することにより、操作者に対して現在の残容量を
確実に認識させる。
【0077】上記したDCモード中に充電部46を駆動
すると、二次電池47に加えて充電部46による給電を
伴ったACモードに入る。かかるモードにあっては、第
1表示部36においてモータが駆動されているか否かを
示す表示を行うとともに、電池の端子電圧Veの上昇を
検知すると、充電部46から二次電池47に送られる充
電電流を制限するか、モータ19に対する通電制御を行
うことによりモータ19の減速制御を行う。かかるモー
ド中に充電部46をオフすると、DCモードに戻る。
【0078】また、待機モード中に充電部46をオンす
ると充電モードに移る。かかるモードにあっては、充電
容量検知が行われるとともに、充電中に対応して第2表
示部37において充電時期表示が、検知された現在の充
電容量に対応した表示が第1表示部36において各々行
われ、更に充電が完了したことが検知されると、自動的
に充電がオフされる。この充電モード中においてメイン
スイッチ35を押し操作すると上記したACモードに移
り、メインスイッチ35をもう一度押し操作すると充電
モードに戻る。
【0079】ところで、待機モード中においてメインス
イッチ35を押し操作すると上記した様にDCモードに
移ってモータ19がオンするが、更に例えば10秒程度
の時間継続してメインスイッチ35の押し動作を続ける
と、デモモードに入る。このデモモードにあっては、モ
ータ19の駆動を停止するとともに、第1表示部36に
おける表示内容の違いを表示するデモ表示が行われる。
【0080】このデモモードからは、メインスイッチ3
5に対する押し操作をすると待機モードに戻り、あるい
は充電部46をオン操作すると充電モードに入る。すな
わち、モータ19が駆動される通常の使用モードである
DCモードあるいはACモードにデモモードから入るに
は、必ずデモ表示が一旦オフして、第1表示部36にお
ける表示およびモータ19が共に停止した状態を経過す
る必要があるため、操作者にデモモードの終了を的確に
表示して、誤表示や誤操作を未然に防止する。
【0081】ところで、図4の様に外刃ホルダ16をや
や開いた洗浄可能な状態にした場合にあっては、図13
(a)の様に、第2リードスイッチSW2に代わって第
1リードスイッチSW1がオンする結果、マイコン装置
44は外刃ホルダ16が開いていることを検知する。
【0082】かかる状態で時刻t31にメインスイッチ
35を押し操作すると、モータ19が回転してブラシ体
26を使用した洗浄動作が行われるとともに、第1表示
部36においては「洗浄中表示」がなされる。この洗浄
中の時刻t32にメインスイッチ35をもう1度押し操
作すると、モータ19が直ちに停止する。一方、「洗浄
中表示」は例えば20秒程度の通常の使用中よりもやや
長い時間だけ持続し、通常の使用モードではなく洗浄中
であることに対する注意を喚起して外刃ホルダ16の閉
止を操作者に促したあと、「洗浄中表示」は自動的に停
止する。
【0083】なお、洗浄中に外刃ホルダ16を元に戻す
と、表示は電池の残容量表示となって通常のDCモード
に戻る。モータ19のオフ後における「洗浄中表示」が
行われている間の時刻t33に外刃ホルダ16を戻す
と、一点鎖線で示す如く「洗浄中表示」はその時点で停
止する。
【0084】一方、図13(b)の時刻t42における
洗浄中に外刃ホルダ16を取り外すと、モータ19は緊
急停止するとともに、表示は、「洗浄中表示」から、3
0秒間持続して停止する「取り外し表示」に変更され
る。
【0085】更に、図14の時刻t51で示す外刃ホル
ダ16を取り外した状態でメインスイッチ35を押して
も、モータ19は駆動されることなく、第1表示部36
における表示は「取り外し表示」に入る。そして30秒
程度の設定時間だけその表示を持続して操作者に外刃ホ
ルダ16のセットを促した後、表示が自動的に停止する
ことにより、表示の消し忘れを防止し、二次電池47の
不要な消耗を阻止する。
【0086】更に、「取り外し表示」の持続中である時
刻t52にメインスイッチ35を押して表示を確認する
と、「取り外し表示」は停止される。また、時刻t52
に外刃15を定常位置にセットすると、表示は停止され
るとともに、モータ駆動が可能な通常の待機モードに戻
る。
【0087】ここで図15は、上記した各動作モードに
おける動作内容の違いを、単一の発光素子39の点滅を
利用して表示するものであって、図15(a)は連続的
に点灯することにより、満充電状態を示す。また図15
(b)にあっては、例えば1秒間隔で点滅をゆっくり繰
り返すことにより、充電の予告表示とする。また、図1
5(c)の様に、0.1秒程度の短時間毎に点滅を繰り
返すことにより、充電の催促表示とする。
【0088】一方、外刃ホルダ16をやや開いた洗浄中
にあっては、0.1秒間隔の短い点滅を数回繰り返すご
とに1秒間の間隙を設けることにより、洗浄中表示とす
る。また、外刃ホルダ16の取り外し時にあっては、1
秒間の点滅の間に、0.1秒毎の点滅を挿入することに
より、外刃ホルダ16の取り外し状態を表示する。
【0089】以上の通り、通常の使用モードにおける第
1表示部36での表示の仕方と、洗浄あるいは取り外し
中における表示の仕方とを明確に異ならせることによ
り、操作間違いを未然に防止する。
【0090】なお、上記した表示内容および表示方法は
一例であって、毛屑の溜まり具合や二次電池47のメモ
リー効果の程度に対応した表示など、各種検知内容に対
応して異なった表示動作をするこができる。また、1つ
の発光素子39を点滅表示させるのに代えて、発光素子
39の発光強度や発光色を変化させるなど、表示方法の
変更は可能である。更に、ブザーや発音素子を利用し、
音響により表示を上記した視覚に対する表示に加えて行
うことにより、使用モードの違いをより的確に認識でき
る。なお、音響による表示を並行して行う場合にあって
は、視覚を通じた表示の種類を減少あるいは単一にする
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を概略的に示す説明図で
ある。
【図2】本発明を電気かみそりに実施した一例を示す図
であって、(a)は正面図を、(b)は(a)における
B−B線に沿って切断した端面図である。
【図3】ヘッド部に対する外刃ホルダの装着状態を示す
説明図であって、外刃ホルダが正常位置にある場合を示
す。
【図4】ヘッド部に対する外刃ホルダの装着状態を示す
説明図であって、外刃ホルダが洗浄位置にある場合を示
す。
【図5】ヘッド部に対する外刃ホルダの装着状態を示す
説明図であって、外刃ホルダが取り外し位置にある場合
を示す。
【図6】制御部の概略的な構成を示すブロック図であ
る。
【図7】制御部中におけるモータ制御部および表示部の
詳細を示す電気回路図である。
【図8】制御部中における検知部の詳細を示す電気回路
図である。
【図9】二次電池に対する充電中における端子電圧と制
御内容との関係を示す説明図である。
【図10】二次電池の放電中における端子電圧と表示内
容との関係を示す説明図である。
【図11】電気かみそりが備える複数の動作モード間の
関係を示す説明図である。
【図12】通常使用中における制御部の動作状態を示す
説明図である。
【図13】外刃の洗浄中における制御部の動作状態を示
す説明図である。
【図14】外刃の取り外し中における制御部の動作状態
を示す説明図である。
【図15】第1表示部における検知内容に対応させた表
示内容の違いを示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力ポート 2 A/D変換手段 3 プログラム 4 演算手段 5 分圧用の抵抗 6 表示手段 7 制御手段 8 充電手段 10 電気かみそり 11 本体ケース 12 内刃 13 内刃の洗浄機構 14 ヘッド部 15 外刃 16 外刃ホルダ 17 内刃の刃部 18 内刃の回転軸 19 モータ 20 制御部 21 外刃ホルダの着脱ボタン 22 検知部 23 ブラシ部 24 外刃ホルダ検知部 25 安全部 26 ブラシ体 27 バネ体 28 磁石 29 外刃ホルダの嵌合溝 30 第1リンク 31 第1リンクの溝部 32 第2リンク 33 安全スイッチ 34 ロックスイッチ 35 メインスイッチ 36 第1表示部 37 第2表示部 38 電源コード 39 第1表示部の発光素子 40 プリズム 41 導光板 42 光拡散板 43 放出光 44 マイコン装置 45 商用交流電圧 46 充電部 47 二次電池 48 第1スイッチング部 49 第2スイッチング部 50 モータ規制部 51 温度ヒューズ 52 第3スイッチング部 53 第1サーミスタ 54 第4スイッチング部 55 制御状態表示部 56 充電時期表示部 57 第2表示部の発光素子 58 ダイオード 59 ダイオード 60 昇圧回路 61 スイッチング素子 62 充電容量検知用の抵抗 63 放電容量検知用の抵抗 64 定電圧回路 65 比較電圧発生用の抵抗 66 モータ電圧検知用の抵抗 67 第2サーミスタ 68 電池温度検知用の抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアナログ電圧入力ポートと、該ア
    ナログ電圧入力ポートから入力されたアナログ値をデジ
    タル値に変換するA/D変換手段と、変換されたデジタ
    ル値を、固定的に予め内蔵されたプログラムに従って演
    算処理する演算手段とを一体に備えた1チップタイプの
    マイコン装置を使用した小型電気機器であって、 上記した各アナログ電圧入力ポートに、一定値の比較電
    圧と、検知すべき箇所の電圧値に対応して変化する検知
    電圧とを個別に入力するとともに、 上記した比較電圧の値を、検知箇所における電圧が所定
    の制御動作を行わせるべき比較値に一致する時点におけ
    る検知電圧に一致させて予め設定する一方、 検知電圧の値が比較電圧を超えるのと連動して、演算手
    段で所定の演算動作を行わせることを特徴とする小型電
    気機器。
  2. 【請求項2】 上記した比較電圧を、検知すべき箇所の
    種類数に対応させて1つずつ設定する一方、 上記した検知電圧を、制御動作をすべき1または複数種
    類の比較値に対応させて1つずつ設定するとともに、所
    定の単一の検知個所における電圧値を抵抗で分圧し、個
    別にアナログ電圧入力ポートに入力し、更に各検知電圧
    の値を、上記した検知個所における電圧値が各比較値に
    達した際に比較電圧の値に一致する様に、抵抗の分圧比
    を設定することを特徴とする請求項1記載の小型電気機
    器。
  3. 【請求項3】 上記した検知電圧は、二次電池における
    充電時あるいは放電時の少なくとも一方での端子電圧で
    あって、 各検知電圧の値が比較電圧を超える毎に、演算手段は、
    表示手段で所定の電池容量表示を行わせることを特徴と
    する請求項2記載の小型電気機器。
  4. 【請求項4】 上記した検知電圧は、二次電池の充電時
    に電気かみそりのモータを駆動中における端子電圧であ
    って、 検知電圧が比較電圧を上回ると、制御手段でモータに印
    加される電圧値を実質的に低下させる制御動作が行われ
    る請求項2記載の小型電気機器。
  5. 【請求項5】 上記した検知電圧は、二次電池の充電時
    における電池温度に比例した電圧であって、 検知電圧が比較電圧を超えると、充電手段による二次電
    池に対する充電を強制的に停止する制御が制御手段で行
    われる請求項2記載の小型電気機器。
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