JP2001197092A - サムチェック装置 - Google Patents

サムチェック装置

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JP2001197092A
JP2001197092A JP2000003797A JP2000003797A JP2001197092A JP 2001197092 A JP2001197092 A JP 2001197092A JP 2000003797 A JP2000003797 A JP 2000003797A JP 2000003797 A JP2000003797 A JP 2000003797A JP 2001197092 A JP2001197092 A JP 2001197092A
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JP
Japan
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sum
sum value
communication frame
frame
communication
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Pending
Application number
JP2000003797A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hasegawa
雅之 長谷川
Takaya Kobori
隆哉 小堀
Fumihiko Fujita
史彦 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信の高速応答性と高信頼性を実現できるサ
ムチェック装置を提供する。 【解決手段】 伝送される通信フレームにサムチェック
をかけるサムチェック装置において、(通信フレームの
チェックサムフィールドについて求めたサム値)+(送
信先ノードのIPアドレス)から求めたサム値を通信フ
レームのサム値格納領域に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送される通信フ
レームにサムチェックをかけるサムチェック装置に関す
るものである。更に詳しくは、高速応答性と高信頼性を
実現するための改良を施したサムチェック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通信システムでは、伝送したデータに欠
損がないかどうかを検査するためにサムチェックをかけ
ている。Ethernetバスを引いた通信システムでは、アプ
リケーション層の伝送データを保護するために、通信フ
レームにサム値を付加し、伝送データの受信先でサム値
をもとにサムチェックを行う。Ethernetはコンピュータ
・ネットワークに多く用いられているLAN(Local Are
a Network)で、「Ethernet」はゼロックス社の登録商標で
ある。
【0003】図4はEthernetバスを引いた通信システム
の従来例の構成図である。この通信システムは例えばプ
ロセス制御システムに適用される。図4で、Ethernetの
バス1上にパソコン2とIOノード31〜3nが接続さ
れている。パソコン2とIOノード31〜3nは固有の
IPアドレスを持っている。バス1上における通信はT
CP/IP(Transfer Control Protocol/ InternetProt
ocol)のプロトコルに従って行われる。パソコン2は、
プラントに存在する温度、圧力等のプロセスデータをI
Oノード31〜3n経由で読み込む。また、パソコン2
は、操作量信号(MV)等をIOノード31〜3nに書
き込む。書き込まれた操作量信号はプラントに存在する
アクチュエータに与えられ、これによりバルブの開閉制
御等が行われる。
【0004】図5は図4の通信システムに適用されるO
SI(Open Systems Interconnection)の階層構成を示し
た図である。図5で、レイヤ11〜15に対応してプロ
トコル21〜24が設けられている。UDP(User Dat
a Protocol)層でのサムチェックは、UDPヘッダ以降
の全フレーム長についてサム値を求めているため、演算
時間が長くなる。このため、応答性が悪くなる。UDP
ヘッダ以降の全フレーム長に宛先のIPアドレスが含ま
れている。
【0005】UDP層でのサムチェックを省いて応答性
を高速化しようとすると、ルータにあるメモリの障害や
プログラムのミスによる障害等が原因となって伝送デー
タが欠落したり化けたりしたときに、これを検出できな
い場合がある。特に、図4のようにIOノードを設けた
通信システムでは、UDP層でのサムチェックを省く
と、通信フレームに含まれた宛先のIPアドレスの内容
が欠損した場合等に、誤ったIOノードに通信フレーム
が送信される。このため、通信の信頼性が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、(通信フレー
ムのチェックサムフィールドについて求めたサム値)+
(送信先ノードのIPアドレス)から求めたサム値を通
信フレームのサム値格納領域に書き込んでおくことによ
り、通信の高速応答性と高信頼性を実現できるサムチェ
ック装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった位置検出装置である。
【0008】(1)伝送される通信フレームにサムチェ
ックをかけるサムチェック装置において、(通信フレー
ムのチェックサムフィールドについて求めたサム値)+
(送信先ノードのIPアドレス)から求めたサム値を通
信フレームのサム値格納領域に書き込むサム値付加手段
と、ノードで受信した通信フレームについて(通信フレ
ームのチェックサムフィールドについて求めたサム値)
+(自身のIPアドレス)からサム値を求め、求めたサ
ム値を通信フレームのサム値格納領域に書き込まれたサ
ム値と比較し、比較結果から受信した通信フレームが自
身宛の通信フレームであるかどうかをチェックするチェ
ック手段と、を具備したことを特徴とするサムチェック
装置。
【0009】(2)伝送される通信フレームにサムチェ
ックをかけるサムチェック装置において、(アプリケー
ション層における通信フレームのフレーム長分について
求めたサム値)+(送信先ノードのIPアドレス)から
求めたサム値を通信フレームのサム値格納領域に書き込
むサム値付加手段と、ノードで受信した通信フレームに
ついて(アプリケーション層における通信フレームのフ
レーム長分について求めたサム値)+(自身のIPアド
レス)からサム値を求め、求めたサム値を通信フレーム
のサム値格納領域に書き込まれたサム値と比較し、比較
結果から受信した通信フレームが自身宛の通信フレーム
であるかどうかをチェックするチェック手段と、を具備
したことを特徴とするサムチェック装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1は本発明のサムチェック装置が適用される通信
システムの一例を示す。図1で図4と同一のものは同一
符号を付ける。パソコン4とIOノード51〜5nは、
図4のパソコン2とIOノード31〜3nと同様な機能
を持っている。
【0011】図1で、サム値付加手段41は、(通信フ
レームのチェックサムフィールドについて求めたサム
値)+(送信先ノードのIPアドレス)から求めたサム
値を通信フレームのサム値格納領域に書き込む。なお、
サム値付加手段41はIOノード51〜5nに設けても
よい。チェック手段501は、ノードで受信した通信フ
レームについて(通信フレームのチェックサムフィール
ドについて求めたサム値)+(自身のIPアドレス)か
らサム値を求め、求めたサム値を通信フレームのサム値
格納領域に書き込まれたサム値と比較し、比較結果から
受信した通信フレームが自身宛の通信フレームであるか
どうかをチェックする。なお、チェック手段501はパ
ソコン4に設けてもよい。
【0012】図1の実施例の動作を説明する。図2は図
1の通信システムで用いられるコマンドフレームのフレ
ーム構成例を示した図である。コマンドフレームには、
コマンドコードCMD、BIM(Bus Interface Module)
ステータスクリアBC、シーケンス番号SEQ、予備R
V、フレーム長Length、サム値SUM及びコマン
ドパラメータが含まれている。
【0013】チェック手段501は、UDP層のサムチ
ェックは行わない。コマンドフレームのヘッダHには、
アプリケーション層でのプロトコルEPAP(Ethernet
Precision Access Protocol)のサム値格納領域SUMが
ある。ヘッダHにおける1B,4B,2Bはデータサイ
ズを示し、それぞれ1バイト,4バイト,2バイトの意
味である。
【0014】サム値格納領域SUMには、コマンドフレ
ームのフレーム長分のサム値に送信先ノード固有のIP
アドレス値を加算した値を書き込む。ただし、コマンド
フレームのフレーム長分のサム値には、サム値格納領域
SUMに書き込んだ値は含まない。コマンドフレームの
フレーム長分のサム値は、例えば、フレーム長分をバイ
ト単位、ワード単位または2ワード単位で加算し、加算
値を2ワードの領域に保存し、保存した加算値に送信先
ノード固有のIPアドレス値を加算する。または、この
2ワード加算値の上位ワードと下位ワードを加算して1
6ビット長の値とする。
【0015】図2に示すフレーム構成になったコマンド
フレームをIOノードが受信すると、IOノードは、受
信したコマンドフレームのフレーム長分のサム値に自身
のIPアドレス値を加算する演算を行う。演算で求めた
加算値とコマンドフレームのサム値格納領域SUMに書
き込まれたサム値とを比較する。比較結果が一致してい
る場合は、IOノードは自分宛のコマンドフレームとし
て処理する。比較結果が不一致の場合は、IOノードは
受信したコマンドフレームを廃棄する。このようにし
て、UDP層のサムチェックを省いても、アプリケーシ
ョン層におけるサムチェックでIPアドレスのチェック
が行われる。
【0016】図3は図1の通信システムで用いられるレ
スポンスフレームのフレーム構成例を示した図である。
レスポンスフレームには、レスポンスコードCMD、エ
ンドステータスENDST、BIM状態ステータスBI
M ST、電源ステータスPWM STが含まれてい
る。レスポンスフレームについてもコマンドフレームと
同様に、サム値格納領域SUMには、レスポンスフレー
ムのフレーム長分のサム値に自身のノード固有のIPア
ドレス値を加算した値を書き込む。
【0017】図3に示すフレーム構成になったレスポン
スフレームについてもコマンドフレームと同様にしてサ
ムチェックを行う。サムチェックはパソコン4が行う。
【0018】なお、実施例ではUDP層でサムチェック
を省き、アプリケーション層におけるサムチェックでI
Pアドレスのチェックを行う場合に付いて説明したが、
サムチェックを省く層とIPアドレスのチェックを行う
層は他の層であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0020】請求項1の発明では、(通信フレームのチ
ェックサムフィールドについて求めたサム値)+(送信
先ノードのIPアドレス)から求めたサム値を通信フレ
ームのサム値格納領域に書き込んでおくことにより、あ
るレイヤでサムチェックを省いても他のレイヤにおける
サムチェックでIPアドレスのチェックが行われる。こ
れによって、演算に長時間を要するレイヤでサムチェッ
クを省くことができるため、通信の高速応答性を確保で
きる。これに加えて、他のレイヤにおけるサムチェック
でIPアドレスのチェックが行われるため、通信の高信
頼性を保証できる。
【0021】請求項2の発明では、(通信フレームのチ
ェックサムフィールドについて求めたサム値)+(送信
先ノードのIPアドレス)から求めたサム値を通信フレ
ームのサム値格納領域に書き込んでおくことにより、U
DP層でサムチェックを省いてもアプリケーション層に
おけるサムチェックでIPアドレスのチェックが行われ
る。これによって、演算に長時間を要するUDP層でサ
ムチェックを省くことができるため、通信の高速応答性
を確保できる。これに加えて、アプリケーション層にお
けるサムチェックでIPアドレスのチェックが行われる
ため、通信の高信頼性を保証できる。
【0022】以上説明したように本発明によれば、通信
の高速応答性と高信頼性を実現できるサムチェック装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の通信システムで用いられるコマンドフレ
ームのフレーム構成例を示した図である。
【図3】図1の通信システムで用いられるレスポンスフ
レームのフレーム構成例を示した図である。
【図4】通信システムの従来例の構成図である。
【図5】図4の通信システムに適用されるOSIの階層
構成を示した図である。
【符号の説明】
1 バス 41 サム値付加手段 501 チェック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 史彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA03 CA02 EA01 5K032 AA02 AA05 CC03 5K034 AA02 AA05 CC01 HH01 HH02 HH07 HH09 HH10 HH12 MM01 MM25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送される通信フレームにサムチェック
    をかけるサムチェック装置において、 (通信フレームのチェックサムフィールドについて求め
    たサム値)+(送信先ノードのIPアドレス)から求め
    たサム値を通信フレームのサム値格納領域に書き込むサ
    ム値付加手段と、 ノードで受信した通信フレームについて(通信フレーム
    のチェックサムフィールドについて求めたサム値)+
    (自身のIPアドレス)からサム値を求め、求めたサム
    値を通信フレームのサム値格納領域に書き込まれたサム
    値と比較し、比較結果から受信した通信フレームが自身
    宛の通信フレームであるかどうかをチェックするチェッ
    ク手段と、を具備したことを特徴とするサムチェック装
    置。
  2. 【請求項2】 伝送される通信フレームにサムチェック
    をかけるサムチェック装置において、 (アプリケーション層における通信フレームのフレーム
    長分について求めたサム値)+(送信先ノードのIPア
    ドレス)から求めたサム値を通信フレームのサム値格納
    領域に書き込むサム値付加手段と、 ノードで受信した通信フレームについて(アプリケーシ
    ョン層における通信フレームのフレーム長分について求
    めたサム値)+(自身のIPアドレス)からサム値を求
    め、求めたサム値を通信フレームのサム値格納領域に書
    き込まれたサム値と比較し、比較結果から受信した通信
    フレームが自身宛の通信フレームであるかどうかをチェ
    ックするチェック手段と、を具備したことを特徴とする
    サムチェック装置。
JP2000003797A 2000-01-12 2000-01-12 サムチェック装置 Pending JP2001197092A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039266A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Canon Inc 通信制御装置及び方法

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