JP2001195346A - 並列に転送寸法計算と無効化決定を実行するデータ転送コントローラ - Google Patents

並列に転送寸法計算と無効化決定を実行するデータ転送コントローラ

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JP2001195346A
JP2001195346A JP2000371837A JP2000371837A JP2001195346A JP 2001195346 A JP2001195346 A JP 2001195346A JP 2000371837 A JP2000371837 A JP 2000371837A JP 2000371837 A JP2000371837 A JP 2000371837A JP 2001195346 A JP2001195346 A JP 2001195346A
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Agaruwara Singiv
アガルワラ サンジブ
Iain Robertson
ロバートソン イアイン
David A Comisky
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/20Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブ及びポート付き転送コントローラ内で並
列に転送寸法計算と書込み無効化を行い複雑な転送立上
げプロセスを容易にしかつ転送を効率化する。 【解決手段】 レジスタ501はポートについてデフォ
ルト・バースト寸法を記憶し、レジスタ512は次のデ
ータ・アドレスを記憶する。レジスタ509は転送され
る残存データの転送カウントを記憶し、レジスタ520
はデータ転送寸法を記憶する。第1比較器508はデフ
ォルト・バースト寸法と転送カウントとのうち最小のも
のを決定し、ユニット502はデフォルト・バースト寸
法相当アドレスの最下位ビットの数の2の補数を形成す
る。第2比較器506は2の補数と第1比較器508の
出力とのうちの最小のものを決定し、第3比較器521
は第2比較器506の出力がデータ転送寸法と等しいと
きデータ転送寸法の次のデータ・アドレスでデータ転送
を動作可能とし、そうでなければ転送を無効にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の技術分野は、ディジ
タル信号処理、特にディジタル信号処理システム内のデ
ータ転送の制御に関する。
【0002】ディジタル信号処理(DSP)は、マイク
ロコントローラ及びマイクロプロセッサによって遂行さ
れる汎用処理とは著しく異なる。1つの重要な相違は、
実時間データ処理に対する厳格な要件である。例えば、
モデム応用で、ことごとくのサンプルを処理することが
絶対に要求される。単一のデータ点の喪失であっても、
ディジタル信号処理応用を失敗させる原因になるおそれ
がある。データ・サンプルの処理は汎用処理に普通のタ
スク実行及びブロック処理のモデルについてなお行われ
ることがある一方、ディジタル信号プロセッサ・システ
ム内の実データの動きはシステムの厳格実時間要件を固
守しなければならない。
【0003】結果として、ディジタル信号プロセッサ・
システムは、集積されかつ効率的直接メモリ・アクセス
(DMA)装置(engine)に高度に依存してい
る。直接メモリ・アクセス・コントローラは、周辺装置
及びディジタル信号プロセッサ自体からの転送リクエス
トを実時間に処理する責任を有する。直接メモリ・アク
セスによる全てのデータの動きは、システムの実時間要
件を満たすために中央処理ユニット(CPU)の介入を
伴わずに起こる能力がなければならい。すなわち、中央
処理ユニットはソフトウェア・タスク実行モデルで動作
することがありこのようなモデルではタスクのスケジュ
ールはそのタスクが、操作するデータ流が要求する程に
は厳密に制御されないので、直接メモリ・アクセス装置
は、システム内の全ての実時間データ流要件を満たす任
務を負担しなければならない。
【0004】初期の直接メモリ・アクセスは、集中転送
コントローラのいくつかのバージョンに逐次発展し、最
近になってハブ及びポート付き転送コントローラ・アー
キテクチャに発展している。ハブ及びポート付き転送コ
ントローラ・アーキテクチャは、「ハブ及びポート付き
転送コントローラ・アーキテクチャ(TRANSFER
CONTROLLER WITH HUB AND
PORTS ARCHITECTURE)」と題する1
999年4月10日に出願された英国特許出願第990
9196.9号に説明されている。
【0005】最初の転送コントローラ・モジュールは、
テキサス・インスツルメンツ(Texas Instu
ruments)からのTMS330C80ディジタル
信号プロセッサ用に開発された。その転送コントローラ
は、在来コントローラの直接メモリ・アクセス機能を、
キャッシュ及び長距離データ転送にサービスするために
要求される、直接外部アクセスとまた呼ばれる、4つの
ディジタル信号プロセッサと単一のRISC(縮小命令
セット・コンピュータ(reduced instru
ction set computer))プロセッサ
とからなアドレス発生論理機能と合体したものである。
【0006】TMS330C80ディジタル信号プロセ
ッサの転送コントローラ・アーキテクチャは、単一の組
のアドレス発生及びパラメータ・レジスタのみが要求さ
れるという点で直接メモリ・アクセスと根本的に異なっ
ている。先行技術の直接メモリ・アクセス・ユニット
は、多数のチャネルの多数の組を必要とした。しかしな
がら、単一の組のレジスタは、全ての直接メモリ・アク
セス・リクエスタ(requestors)によって利
用することができる。直接メモリ・アクセス・リクエス
トは、プロセッサ装置の周辺装置のコード化入力の組を
経由して転送コントローラへ通知される。更に、ディジ
タル信号プロセッサの各々は、リクエストを転送コント
ローラに提出することができる。外部コード化入力は、
「外部開始パケット転送(externally in
itiated packet transfer;
XPT)」と呼ばれる。ディジタル信号プロセッサによ
って開始された転送は、「パケット転送(packet
transfer; PT)」と称する。RISCプ
ロセッサは、パケット転送リクエストを転送コントロー
ラに提出することができる。
【0007】ハブ及びポート付き転送コントローラは、
いくつかの新着想概念を導入した。第1は、均一パイプ
ライ方式であった。ハブ及びポート付き転送コントロー
ラ・アーキテクチャを含む新ディジタル信号プロセッサ
装置は多数の外部ポートを含み、これらのポートの全て
はハブと同等に見える。それゆえ、周辺装置とメモリを
ハブに影響することなく自由に交換することがある。第
2の新着想は、転送の同時実行の概念である。すなわ
ち、Nまでの転送が装置の多数ポート上で並列に起こる
ことがあり、ここにNはハブ及びポート・コア付き転送
コントローラ内のチャネルの数である。ハブ及びポート
・コア付き転送コントローラ内の各チャネルは、機能的
には単に1組のレジスタである。レジスタのこの組は、
現在の送信元アドレス及び現在の宛先アドレス、転送に
関する語カウント、その他のパラメータを追跡する。各
チャネルは同等であり、それゆえ、ハブ及びポート付き
転送コントローラによって維持されるチャネルの数は、
高度にスケーラブルである。
【0008】最後に、ハブ及びポート付き転送コントロ
ーラは、専用待ち行列メモリ内で転送を待合せ行列させ
る機構を含む。TMS320C80転送コントローラ
は、一度にプロセッサ当たり1つの転送未処理を許し
た。ハブ及びポート付き転送コントローラによって与え
られる待ち行列メモリを通して、プロセッサは、ディジ
タル信号プロセッサを機能停止させないうちは、待ち行
列メモリ寸法までの多くのリクエストを発することもで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】ハブ及びポート付き転送コントローラは、
「「ハブ及びポート付き転送コントローラ・アーキテク
チャ(TRANSFER CONTROLLER WI
THHUB AND PORTS ARCHITECT
URE)」と題する1999年4月10日に出願された
英国特許出願第9909196.9号の後、実現化にお
いて数々の重大な改善を受けてきた。1つのこのような
改善は、並列に転送寸法計算及び無効化(annulm
ent)決定を使用することである。この技術なしで
は、転送を立ち上げるプロセスは、もっと複雑でかつ非
効率的な試行錯誤方法論を引き起こし、これはプロセッ
サ・サイクルの余りにも大きな喪失を伴うことになる。
【0010】
【発明の実施の形態】ハブ及びポート付き転送コントロ
ーラ・アーキテクチャは、ディジタル信号プロセッサ・
チップ全体を通してデータを効率的に通過させるために
最適化されている。図1は、ハブ及びポート付き転送コ
ントローラ(TCHP)の主特徴のブロック図を例示す
る。コントローラは、単一ハブ・ユニット100及び多
数のポート111から115を含む。
【0011】ハブ及びポート付き転送コントローラは1
組のノード117を有する転送リクエスト・バスと一緒
に機能し、これらの転送リクエスト・バス・ノード11
7は転送リクエスト・パケットを入力103に運び込
む。これらのノードは転送リクエスタ・ノード116か
ら転送リクスト・パケットを個別に受信し、これらの転
送リクエスタ・ノード116はプロセッサ・メモリ・ノ
ード又はデータを送受するその他のオンチップ機能であ
る。
【0012】次に、転送コントローラは、リクエスタ・
ノード116でデータを読み出す又は書き込むために、
追加のバス、すなわち、1組のノード118を有するデ
ータ転送バスを使用する。データ転送バスは、特別内部
メモリ・ポート115から命令、書込みデータ、読み出
しデータを運び、かつ入力104でデータ・ルータ15
0を経由して転送コントローラ・ハブに読み出しデータ
を返す。
【0013】転送コントローラは、その前端部分(fr
ont−end portion)でその入力103に
転送リクエスト・パケットの形で転送リクエストを受信
するリクエスト待ち行列マネージャ101を有する。リ
クススト待ち行列マネージャ101は、必要に応じてリ
クエスト・パケットを優先付けし、記憶し、ディスパッ
チする。
【0014】リクエスト待ち行列マネージャ101は、
転送コントローラ・ハブ・ユニット100内でチャネル
・リクエスト・レジスタ120に接続し、レジスタ12
0はデータ転送リクエスト・パケットを受信しかつそれ
らを処理する。このプロセスで、リクエスト待ち行列マ
ネージャ101は、まず転送リクエスト・パケットを優
先順位付けしかつそれらをNチャネル・リクエスト・レ
ジスタ120の1つに割り当る。Nチャネル・レジスタ
120の各々は、優先順位レベルを表す。
【0015】転送リクエスト・パケットの直接処理に利
用可能なチャネルがないならば、パケットを待ち行列マ
ネージャ・メモリ102に記憶する。待ち行列メモリ1
02は、好適には、ランダム・アクセス・メモリ(RA
M)である。次いで、チャネルが後で利用可能になった
時に、転送リクエスト・パケットが割り当てられる。チ
ャネル・レジスタは送信元制御パイプライン130及び
宛先制御パイプライン140とインタフェースし、これ
らのパイプラインは実効的には送信元(書込み)動作及
び宛先(読出し)動作に対するアドレス計算ユニットで
ある。
【0016】これらのパイプラインからの出力は、転送
コントローラ・ポート入出力サブシステム110を通し
てM個のポートに放送(broadcast)される。
入出力サブシステム110は1組のハブ・インタフェー
ス・ユニットを含み、これらのインタフェース・ユニッ
トはM個のありうる外部ポート・ユニットを駆動する。
このような外部ポートが4個外部ポート111から11
4として図1に示してある。これらの外部ポート・ユニ
ット(応用ユニットとまた称する)は、主プロセッサ・
クロック周波数又は異なった外部装置クロック周波数の
どちらかでクロックされる。外部装置クロック周波数は
主プロセッサ・クロック周波数より低いかまたは高くて
も良い。ポートがそれ自体の周波数で動作するならば、
コア・クロックとの同期が必要である。
【0017】ポートでの読出し書込み動作の例として、
外部ポート112からの読出し、これに続く外部ポート
114への書込みを考えよう。まず送信元制御パイプラ
イン130は、読出しに対してポート112をアドレス
指定する。データは、データ・ルータ150を通して転
送コントローラ・ハブに返される。その後のサイクル
で、宛先制御パイプライン140は、ポート114をア
ドレス指定しかつデータをポート114に書き込む。こ
こに説明する外部ポートは、転送リクエストを開始する
のではなく、チップ上の何処かでリクエストされた読出
し及び書込みに単に参加する。プロセッサ・メモリ(転
送リクエスタ)ノード116が係わる読出し動作及び書
込み動作は、転送リクエスト・バス・ノード117上の
転送リクエスト・パケットとして開始される。待ち行列
マネージャ101は、これらのパケットを上に説明した
ように処理する。その後のサイクルに、送信元パイプラ
イン出力(読出し命令/アドレス)が発生され、これが
データ転送バス・ノード118への内部メモリポートに
読出しの形で渡される。この命令は、データ転送バス上
をパイプライン様式で1つのノードから他のノードへ進
行する。アドレス指定されたプロセッサ・ノードに到達
すると、読出しリクエストに引き起こされて、プロセッ
サ・メモリ・ノードは、データ・ルータ150へ返すた
めに読み出したデータをバス上に載せる。その後のサイ
クルに、宛先パイプライン出力は、対応する書込み命令
及びデータを内部メモリ・ポートに渡しかつアドレス指
定されたプロセッサ・ノードに書込みのためにデータ転
送バスに載せる。
【0018】チャネル・パラメータ・レジスタ105及
びポート・パラメータ・レジスタ106は、転送コント
ローラ・ハブ・パイプライン130、140が任意の転
送を処理するために必要な全てのパラメータ・データば
かりでなく状態情報を保持する。両パイプライン13
0、140は、記憶情報の或るものを共用する。他の部
分は、1つのパイプライン又は他のパイプラインに明確
に関係する。
【0019】図2は、リクエスト待ち行列マネージャ1
01の転送コントローラ・ハブ・ユニット境界とのイン
タフェースを例示し、特にリクエスト待ち行列マネージ
ャはチャネル・リクエスト・レジスタ200、チャネル
・パラメータ・レジスタ105、ポート・パラメータ・
レジスタ106と通信する。チャネル・パラメータ・レ
ジスタ105及びポート・パラメータ・レジスタ106
は、例えば、転送の型式、モード情報、状態に関する決
定的なデータ、及び転送プロセスに決定的な多くの他の
情報を記憶する。
【0020】チャネル・リクエスト・レジスタ200
は、読出し/事前書込み(pre−write)命令2
21を発生するために送信元制御パイプライン130に
使用される情報を渡す。同様に、チャネル・リクエスト
・レジスタ200は、書込み命令/書込みデータ語22
2を発生するために宛先制御パイプライン140に使用
される情報を渡す。ポートからの読出し応答データ10
4は、データ・ルータ150を経由して宛先パイプライ
ン140へ返される。
【0021】図3は、転送コントローラ実施の際の可能
なパイプラインを例示する。表1は、好適実施の形態に
おけるパイプライン・ステージ中に遂行した特定タスク
を示す。特定の実施で、1以上のステージを組み合わす
ことがあるが、個別パイプライン・ステージに対するタ
スクは本質的に表1に示すとおりである。
【0022】
【表1】
【0023】チャネル・リクエスト・レジスタ200
は、読出し/事前書込み命令221を発生するために送
信元パイプライン・ステージ301から306に使用さ
れる情報を渡す。同様に、チャネル・リクエスト・レジ
スタ200は、書込み命令/書込みデータ語222を発
生するために宛先パイプライン・ステージ311から3
15に使用される情報を渡す。ポートからの読出し応答
データ104は、データ・ルータ150を経由して宛先
パイプラインへ返される。
【0024】本発明は、比較的早期のハブ及びポート付
きコントローラ・アーキテクチャの時代中全面的には開
発されなかった重要な技術を説明する。この極めて重要
な技術は、無効化決定と並列に転送寸法計算を行うこと
を解決する。転送コントローラ・ハブ100は、「ポー
ト作動可能」更新と「アドレス/書込みカウンタ」更新
との間の差によって決定される多サイクル分待機するよ
りはむしろ、待ち行列を完全に利用するためにそれ自体
のカウンタの組を必要とする。転送コントローラのパイ
プラインMステージは、現在の待ち行列カウンタ値を使
用し、かつどのポート及びどんな型式の動作がパイプラ
インPステージで選択されたかに基づいて新値を発生す
る。また、考慮に入れるのは、ポートから登録されたパ
イプラインQステージからの待ち行列カウンタ増分信号
ばかりでなく、パイプラインAステージからの増分の結
果動作を無効にするならばこれらの増分である。これら
のカウンタは、ポート・パラメータ・レジスタ内部で、
毎サイクル更新されかつ、簡明な様式で毎サイクル登録
される。
【0025】ハブ及びポート付き転送コントローラ発信
元制御パイプライン130及び宛先制御パイプライン1
40は、最少限のハードウェア・コストで以て最適性能
を生じるように設計される。ハブ及びポート付き転送コ
ントローラは、チップ・コアの高い内部クロック周波数
で運転することができる一方、全ての付属メモリの合計
帯域幅の多くを維持することができる。これは、結局、
ステージ当たり少量の論理を有する深いパイプライン、
異なったポート間で転送を同時に遂行する方法、及びよ
り高い帯域幅を維持するためにそれらのポート内の変化
に敏速に反応する方法を必要とする。
【0026】図3を再び参照すると、特に触れたよう
に、転送コントローラ・ハブ100は、2つのパイプラ
イン、すなわち、ステージ301から306を備えた発
信元制御パイプライン130、及びステージ311から
316を備えた宛先制御パイプライン140を有する。
基本的に、各パイプラインに6つの論理ステージがあ
り、それらの各々は設計要件及び能力が許すに従って1
サイクル以上に区分される。発信元制御パイプライン1
30の6つの論理ステージは、Qステージ301、Mス
テージ302、Pステージ303、A0ステージ30
4、A1ステージ305、Cステージ306である。宛
先制御パイプライン140の6つの論理ステージは、Q
ステージ311、Mステージ312、Pステージ31
3、A0ステージ314、A1ステージ315、Cステ
ージ316である。
【0027】宛先制御パイプライン140は、発信元ポ
ートからデータを受信しかつ宛先ポートへ書込み命令デ
ータ222を出力する。いったん、データ・ルータ・ユ
ニット150がデータを得ると、データの組を直ちに出
力することができない可能性がある。これが起こるなら
ば、宛先制御パイプライン140は、その書込み命令を
無効にし、データ・ルータ・ユニット150に既に記憶
されているデータを保持しなければならない。宛先制御
パイプラインA1ステージ315で、無効化検出ユニッ
トは、書込み命令を無効にさせることになりそうな全て
の場合を検査する。
【0028】宛先制御パイプラインQステージ311、
Mステージ312、Pステージ313がチャネル多重化
を遂行する間に、パイプラインA0ステージ314及び
A1ステージ315は、実際に、アドレス計算を遂行
し、転送情報を更新し、かつポートに対する次の書込み
命令を発生する。A0ステージ314及びA1ステージ
315の主目標は、転送書込みの現在の状態を取り上
げ、その転送での次の書込みの状態を計算し、かつポー
トへ現在情報を発送することである。
【0029】宛先制御パイプラインA0ステージ及びA
1ステージのアドレス発生は非常に複雑であり、これら
を詳細に論じる前に本明細書に与えた簡単化バージョン
を概観することは有用である。遂行される転送の寸法が
与えられるならば、アドレス及び語数は、各アドレス・
ユニットの要求された出力でありかつこれらの出力は選
択されたチャネルを更新する。ハブ及びポート付き転送
コントローラ内のアドレス発生の複雑性は、通常の線形
(linear)転送及び二次元転送の両方に適応する
必要のために増す。
【0030】図4は、発信元アドレス計算及び宛先アド
レス計算用ハードウェアを例示する。通常の線形転送
は、単純な単一語転送又は一次元語転送である。これら
は、簡明な様式で進行するアドレス発生を伴う。発信元
アドレス/語カウント計算ユニットは、発信元ベース・
アドレス・レジスタ400、発信元転送寸法(間隔)ア
ドレス・レジスタ401、発信元語数ベース・レジスタ
402を含む。発信元アドレス加算ユニット403は、
発信元ベース・アドレス・レジスタ400の内容を発信
元転送寸法(間隔)アドレス・レジスタ401の内容に
加算することによって次の発信元アドレスを計算し、か
つ和を発信元アドレス・ベース・レジスタ400に記憶
する。発信元語数加算ユニット404は、転送寸法アド
レス・レジスタ401の内容を語数ベース・レジスタ4
02の内容から減算することによって残存語数を計算
し、かつ差を発信元語数ベース・レジスタ402に記憶
する。宛先アドレス/語数計算ユニットは、同じ基本ハ
ードウェアを含み、かつ同様な方法で動作する。宛先ア
ドレス/語数計算ユニットは、宛先ベース・アドレス・
レジスタ400、宛先転送寸法(間隔)アドレス・レジ
スタ401、宛先語数ベース・レジスタ402を含む。
宛先アドレス加算ユニット403は、宛先ベース・アド
レス・レジスタ400の内容を宛先転送寸法(間隔)ア
ドレス・レジスタ401の内容に加算することによって
次の宛先アドレスを計算し、かつ和を宛先アドレス・ベ
ース・レジスタ400に記憶する。宛先語数加算ユニッ
ト404は、転送寸法レジスタ401の内容を語数ベー
ス・レジスタ402の内容から減算することによって残
存語数を計算し、かつ差を宛先語数ベース・レジスタ4
02に記憶する。
【0031】二次元(2−D)転送では、それぞれ、或
る数の同寸法の行と、各行の長さと、行の数と、語カウ
ント、行カウント、行ピッチの各パラメータによって決
定された第1語オフセット値とを転送する。二次元転送
は、次の順列で起こることがある。すなわち、オンチッ
プ一次元(1−D)メモリ転送からオフチップ二次元
(2−D)メモリ転送、オフチップ二次元メモリ転送か
らオンチップ一次元メモリ転送、オフチップ二次元転送
からオフチップ二次元転送。二次元転送では、チャネル
がパッチ調節サイクルを遂行し、転送寸法401は行ピ
ッチ411になりかつ語カウント402は行カウント4
12になる。行カウント減分は、最左入力414として
−1を有する加算ユニット404を使用する。サイザ
(sizer)ユニット405はまた、二次元転送に係
わる追加パラメータ及び追加動作に適応するために追加
ハードウェアを有する。
【0032】図4の一般アドレス・ユニットは、遂行さ
れる転送の寸法が与えられるならば、選択されたチャネ
ルに対してアドレス及びエレメント・カウントを更新す
るために必要な計算を遂行する。加算ユニット403及
び404は、チャネルがポートへ命令を送信中であるか
又は多次元転送に対するパッチ調節サイクルを遂行中で
あるかに依存して、2つの異なった動作を各々遂行する
ことができる。ハブ及びポート付き転送コントローラが
逆/固定アドレス指定を遂行中であることを転送リクエ
スト・パケット内の方向フィールドが表示するならば、
加算ユニット403は、入力アドレスから転送寸法を減
算する。そうでなければ、加算ユニット403は、入力
アドレスに転送寸法を加算する。加算ユニット404
は、残存エレメント・カウントから転送寸法を減算す
る。個別レジスタは、宛先ベース・アドレス・レジスタ
400及び宛先転送寸法アドレス・レジスタ401に必
要でない。アドレス及びエレメント・カウントは、読出
し用レジスタ・ファイル発信元/エレメント・カウント
から、又は書込み用宛先アドレス/エレメント・カウン
トから来ることができる。
【0033】図5は、次の転送寸法計算と書込みを無効
化決定を並列に行うプロセスのステップを例示する。転
送を開始するとき、転送コントローラ・ハブ100は、
転送がどれほど大きいものであり得るか決定しなければ
ならない。リクエストされた転送の合計転送エレメント
寸法NETOTは、1つのポートから他のポートへの完全転
送としてリクエストされているエレメント/語の合計数
である。この合計転送は数Nの個別転送からなり、これ
らの個別転送は数NEXのエレメントを有し、この数はエ
レメント間で異っており、特に最初の転送と最後の転送
とでは変動することがある。NEXの最大値はNDBURとラ
ベルされ、これは好適にはデフォルト・バースト寸法で
ある。デフォルト・バースト寸法は、1バースト内で転
送されるエレメントの正規数(normal numb
er)である。これら個々の転送寸法NEIからNEMまで
の和は、合計転送エレメント寸法NETOTである。転送さ
れる各エレメントは、一意開始アドレスを有する。転送
の個別部分NEXは、バーストの境界であってもなくても
よい所与のアドレスで開始するNEXに等しい転送寸法を
有するバーストで起こることになる。
【0034】図5は、並列に行われるバースト寸法計算
と無効化決定をブロック図の形で例示する。デフォルト
・バースト寸法レジスタ501を省略時バースト寸法N
DBUR505で初期化する。この省略時バースト寸法N
DBUR505は、ポート及びそのポートに接続された装置
によって典型的に変動することになる。このデフォルト
・バースト寸法NDBUR505をまた転送寸法レジスタ5
20に初期的にロードする。合計転送エレメント寸法N
ETOT500を転送カウント・レジスタ509に初期的に
ロードする。データ転送開始アドレス515をアドレス
・レジスタ512に初期的にロードする。
【0035】実転送の転送寸法NEXに3つのファクタが
影響する。これらは、すなわち、(1) 宛先ポートに
ついてデフォルト・バースト寸法レジスタ501に記憶
したデフォルト・バースト寸法NDBUR、(2) 転送カ
ウント・レジスタ509に記憶した転送する残存エレメ
ントの数。(3) デフォルト・バースト寸法に対する
アドレスの整列である。
【0036】この最後の項目は、いかに逐次転送をバー
スト境界上に整列させることができるか決定するために
アドレスの最下位ビットを検査することを必要とする。
一般に、データ転送内の最初のアクセスは、デフォルト
・バースト寸法よりも小さい。これは、アドレスがバー
スト境界に最初の整列していないならば、いえる。バー
スト・データ転送はかなり効率的であるので、可能な限
り敏速にアドレスを整列させるのが有利である。また、
データ転送内の最後のアクセスは、デフォルト・バース
ト寸法NDBURよりも小さいことがある。これは、転送が
バースト境界上で終了しないならば、いえる。
【0037】アドレスによって許される最大転送寸法
は、TMAX504である。これを、アドレス最下位ビッ
ト507の適当な数502の2の補数を取ることによっ
て決定する。適当な数502をデフォルト・バースト寸
法レジスタ501によって決定する。デフォルト・バー
スト寸法は、そのポートに接続された内部装置又は外部
装置次第でポート間で変動できることに注意されたい。
したがって、デフォルト・バースト寸法レジスタ501
は、現在のデータ転送の宛先ポートに対するデフォルト
・バースト寸法でロードされた読出し書込みレジスタで
ある。例えば、デフォルト・バースト寸法NDBUR505
が8つのエレメントであるならば、アドレスの最下位ビ
ット501の数は3である。それゆえ、2の補数ユニッ
ト503は、アドレス最下位ビット507の3最下位ビ
ットの2の補数を形成する。デフォルト・バースト寸法
DBUR505が16エレメントならば、アドレスの最下
位ビット501の数は4である。ここに或るいくつかの
特定例を挙げる。デフォルト・バースト寸法NDBUR50
5が8でありかつアドレスの3最下位ビットが001な
らば、7エレメントを転送することができる。デフォル
ト・バースト寸法NDB UR505が8でありかつアドレス
の3最下位ビットが101ならば、3エレメントを転送
することができる。デフォルト・バースト寸法NDBUR
05が16でありかつアドレスの4最下位ビットが10
00ならば、8エレメントを転送することができる。2
の補数ユニット503は、最大バースト寸法までの幅の
減算ユニットを必要とする。バースト寸法は、ポートか
らポートへ変動可能であるので、アドレス・ビットの数
502によって決定される或る条件付きマスキングをま
た必要とする。
【0038】並列に、比較器508は、デフォルト・バ
ースト寸法レジスタ501からのデフォルト・バースト
寸法NRBUR505又は転送カウント・レジスタ509か
らの残存エレメントの数NEREMのうち小さい方を選択す
る。その結果をTSM518とラベルする。デフォルト・
バースト寸法NDBUR505は2の整数べきであるので、
比較器508は、転送カウント・レジスタ509からの
残存エレメント・カウントの最上位ビットの適当な数に
ついてのゼロ検出器、及び或るいくつかのマルチプレク
サを含むことができる。比較器506は、計算された次
の転送寸法を決定する。比較器506は、TSM518と
MAX504を比較しかつこれら2値のうちの小さい方
を選択する。この小さい方の値TNEXT519を実転送寸
法TACT517として転送寸法レジスタ520に記憶す
る。
【0039】実転送寸法TACT517の決定に続いて、
アドレス及び語カウントを更新する。アドレス・インク
レメンタ513は、実転送寸法TACT517をアドレス
・レジスタ512内の現在のアドレスに加算する。転送
カウント・デクレメンタ510は、実転送寸法TACT
17を転送カウント・レジスタ509内の残存エレメン
トの数から減算する。これは、次の転送に対して準備す
る。ハブ及びポート付き転送コントローラは、実転送寸
法TACT517を使用して、アドレス増分及びエレメン
ト転送カウント減分を遂行する。最初、実転送寸法は、
デフォルト・バースト寸法NDBUR505である。このア
ドレス更新及びエレメント・カウント更新中、ハブ及び
ポート付きコントローラは、レジスタ520に記憶する
かつ実転送寸法TACT517となる次の転送寸法TNEXT
519を、ブロック502、503、508、509、
506を使用して計算する。
【0040】比較器521は、実転送寸法TACT517
を計算した次の転送寸法TNEXT519と比較する。実転
送寸法TACT517が計算した次の転送寸法TNEXT51
9と合致するならば、書込み動作は正規に進行する。実
転送寸法TACT517が計算した次の転送寸法TNEXT
19と合致しなければ、書込み動作を無効にする。転送
カウント・レジスタ520を計算した次の転送寸法T
NEXT519で以て更新する。無効にする際、無効化信号
522は、書込み動作、アドレス・レジスタ512の更
新、転送カウント・レジスタ509の更新を禁止する。
転送寸法レジスタ520を計算した次の転送寸法TNEXT
519で以て更新するまで無効化条件は残存する。その
後、比較器521は合致を検出し、及び無効化信号52
2は非能動に移行する。デフォルト・バースト寸法と合
致しない転送寸法を使用して成功するとき常に、転送寸
法レジスタ520をデフォルト・バースト寸法NDBUR
05で以て再初期化する。これは、次の転送に対して合
致を見る公算が最も高い。アドレス/カウント調節と、
タンデムでなくて並列に転送寸法計算を遂行することに
よって、信号サイクル・スループットが可能である。
【0041】1例を考える。アドレスが最初はバースト
寸法境界上にないと想定する。転送エレメント寸法N
ETOTが省略時バースト寸法NDBUR505の少なくとも数
倍であり、かつ転送がバースト境界上で終了しないとま
た想定する。最初のアクセスを遂行する企図は無効にさ
れる。なぜならば転送寸法レジスタ520は初期設定値
DBUR505を保持しかつこの企図した転送寸法は計算
した次の転送寸法TNEXT519と合致しない(TACT
DBURはTNEXTに等しくない)からである。次いで、転
送寸法レジスタ520を、計算した次の転送寸法TNEXT
519で更新する。次の企図で、アクセスは成功する。
なぜならば使用した実転送寸法TACT517は計算した
次の転送寸法TNEXT519と合致するからである。成功
転送は、転送レジスタ520をデフォルト・バースト寸
法NDBUR505で更新させる。アドレス・レジスタ51
2及び転送カウント・レジスタ509をまた、更新す
る。次のいくつかのアクセスが無効にされることなく進
行する。なぜならば転送寸法がデフォルト・バースト寸
法に等しい(TACT=TNEXT=NDBUR)からである。最
終アクセスは、最初無効にされる。なぜならば計算した
次の転送寸法TNEXT519は残存転送カウントに等しく
かつデフォルト・バースト寸法NDBUR505ではないか
らである。転送カウントを、NDBURよりも小さいかつ残
存する、より少数のエレメントに等しい計算した次の転
送寸法TNEXT(TNEXT=NEREM)で以て更新する。最終
アクセスは、転送寸法TACT=NEREMで以て成功裡に完
了する。次いで、転送カウントをデフォルト・バースト
寸法で以て更新して、次の合計転送NETOTに対して準備
完了する。
【0042】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0043】(1) 各々がデフォルト・バースト寸法
を有する複数のポートと、所定ポートの前記デフォルト
・バースト寸法を記憶するデフォルト・バースト寸法レ
ジスタと、次のデータ・アドレスを記憶するアドレス・
レジスタであって、データ転送開始アドレスを初期的に
記憶する前記アドレス・レジスタと、転送される残存デ
ータの転送カウントを記憶する転送カウント・レジスタ
であって、前記データ転送の語の数である語カウントを
初期的に記憶する前記転送カウント・レジスタと、デー
タ転送寸法を記憶する転送寸法レジスタであって、前記
デフォルト・バースト寸法レジスタに記憶された前記デ
フォルト・バースト寸法に等しいデータ転送寸法を初期
的に記憶する前記転送寸法レジスタと、前記デフォルト
・バースト寸法レジスタに接続された第1入力と、前記
転送カウント・レジスタに接続された第2入力と、前記
デフォルト・バースト寸法と前記転送カウントとのうち
の最小のものを供給する出力とを有する第1比較器と、
前記デフォルト・バースト寸法レジスタと前記アドレス
・レジスタとに接続された2の補数ユニットであって、
前記アドレス・レジスタに記憶された前記アドレスの最
下位ビットの数の2の補数を形成し、前記最下位ビット
の数は前記デフォルト・バースト寸法に相当する前記2
の補数ユニットと、前記2の補数ユニットに接続された
第1入力と、前記第1比較器に接続された第2入力と、
前記2の補数と前記第1比較器の前記出力とのうちの最
小のものを発生する出力とを有する第2比較器と、前記
第2比較器の前記出力に接続された第1入力と、前記転
送寸法レジスタに接続された第2入力とを有する第3比
較器であって、データ転送サイクルで動作して、前記第
2比較器の前記出力が前記データ転送寸法と等しいと
き、いずれものデータ転送サイクルに、前記データ転送
寸法に等しい量で、前記次のデータ・アドレスで、デー
タ転送を動作可能とし、かつ前記第2比較器の前記出力
が前記データ転送寸法に等しくないとき、いずれものデ
ータ転送サイクルにデータ転送を無効にする前記第3比
較器と、を含むデータ転送コントローラ。
【0044】(2) 第1項記載のデータ転送コントロ
ーラであって、前記アドレス・レジスタに接続された第
1入力と、前記転送寸法レジスタに接続された第2入力
と、前記アドレス・レジスタに接続された出力とを有す
るアドレス加算器であって、前記第3比較器に接続さ
れ、かつ前記次のデータ・アドレスに前記データ転送寸
法を加算し、かつ前記第2比較器の前記出力が前記デー
タ転送寸法に等しいとき、いずれものデータ転送サイク
ルに前記アドレス・レジスタに和を記憶する前記アドレ
ス加算器と、前記転送カウント・レジスタに接続された
第1入力と、前記転送寸法レジスタに接続された第2入
力と、前記転送カウント・レジスタに接続された出力と
を有する転送カウント減算器であって、前記第3比較器
に接続され、かつ前記転送カウントから前記データ転送
寸法を減算し、かつ前記第2比較器の前記出力が前記デ
ータ転送寸法に等しいとき、いずれものデータ転送サイ
クルに前記転送カウント・レジスタに差を記憶する前記
転送カウント減算器と、を更に含むデータ転送コントロ
ーラ。
【0045】(3) 第1項記載のデータ転送コントロ
ーラにおいて、前記転送寸法レジスタは、次のデータ転
送サイクルに前記転送寸法レジスタに前記第2比較器の
前記出力を記憶するために前記第2比較器の前記出力に
接続されているデータ転送コントローラ。
【0046】(4) 第1項記載のデータ転送コントロ
ーラにおいて、前記転送寸法レジスタは、前記第2比較
器の前記出力が前記データ転送寸法に等しくかつ前記デ
ータ転送寸法が前記デフォルト・バースト寸法に等しく
ないとき、いずれものデータ転送サイクルに続く次のデ
ータ転送サイクルに前記転送寸法レジスタに前記デフォ
ルト・バースト寸法を記憶するために前記デフォルト・
バースト寸法レジスタに接続されているデータ転送コン
トローラ。
【0047】(5) ハブ及びポート付き転送コントロ
ーラは、並列に寸法計算と書込み無効化とを採用する。
デフォルト・バースト寸法レジスタ501は、ポートに
ついてデフォルト・バースト寸法を記憶する。アドレス
・レジスタ512は、次のデータ・アドレスを記憶しか
つデータ転送開始アドレスを初期的に記憶する。転送カ
ウント・レジスタ509は、転送される残存データの転
送カウントを記憶しかつデータ転送の語の数を初期的に
記憶する。転送寸法レジスタ520は、データ転送寸法
を記憶しかつデフォルト・バースト寸法を初期的に記憶
する。第1比較器508は、デフォルト・バースト寸法
と転送カウントとのうち最小のものを決定する。2の補
数ユニット502は、デフォルト・バースト寸法に相当
する前記アドレス・レジスタに記憶された前記アドレス
の最下位ビットの数の2の補数を形成する。第2比較器
506は、2の補数と前記第1比較器の出力とのうちの
最小のものを決定する。第3比較器521は、前記第2
比較器の出力がデータ転送寸法と等しいときデータ転送
寸法の次のデータ・アドレスで前記データを動作可能と
しかつそうでなければデータ転送を無効にする。この技
術は、暴力的非効率的プロセッサ・サイクルの危険を伴
わずに複雑な転送を立ち上げるプロセスを容易にする。
無効化決定は、1組のデータを直ちに出力することがで
きずかつ宛先制御パイプラインが書込み命令の実行を延
期する場合を検出できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるハブ及びポート付き転送
コントローラ・アーキテクチャの基本原理的特徴の機能
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例による待ち行列マネージャの転
送コントローラ・ハブ・ユニットとのインタフェースの
ブロック図である。
【図3】本発明の実施例による転送コントローラ送信元
パイプライン及び宛先操作可能パイプラインのブロック
図である。
【図4】本発明の実施例によるソース・アドレス及び語
カウント計算ユニットのブロック図である。
【図5】本発明の実施例により並列に行われるバースト
寸法計算及び無効化決定を例示するブロック図である。
【符号の説明】
100 転送コントローラ・ハブ・ユニット 101 リクエスト待ち行列マネージャ 102 行列マネージャ・メモリ 103 (ハブ・ユニット)入力 104 (ハブ・ユニット)入力、呼出し応答データ 105 チャネル・パラメータ・レジスタ 106 ポート・パラメータ・レジスタ 110 転送コントローラ入出力サブシステム 111〜114 ポート 116 プロセッサ・メモリ・ノード 117 転送リクエスタ・バス・ノード 118 データ・転送バス・ノード 120 Nチャネル・リクエスト・レジスタ 130 送信元制御パイプライン 140 宛先制御パイプライン 150 データ・ルータ・ユニット 200 チャネル・リクエスト・レジスタ 400 発信元ベース・アドレス・レジスタ 401 発信元転送寸法アドレス・レジスタ 402 発信元カウント・ベース・レジスタ 403 発信元アドレス加算ユニット 404 発信元語カウント加算ユニット 405 サイザ・ユニット 406 優先順位付けユニット 500 合計転送エレメント・カウント 501 省略時バースト寸法レジスタ 503 2の補数ユニット 505 省略時バースト寸法 506 比較器 507 アドレス最下位ビット 508 比較器 509 転送カウント・レジスタ 510 転送カウント・デクレメンタ 512 アドレス・レジスタ 517 実転送寸法 513 アドレス・インクレメンタ 519 計算された次の転送寸法 520 転送寸法レジスタ 521 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアイン ロバートソン イギリス国 ベドフォードシャー、グラン ジ レーン、10 (72)発明者 デビッド エイ、コミスキイ アメリカ合衆国 テキサス、プラノ、ウィ ンページ レーン 812

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がデフォルト・バースト寸法を有す
    る複数のポートと、 所定ポートの前記デフォルト・バースト寸法を記憶する
    デフォルト・バースト寸法レジスタと、 次のデータ・アドレスを記憶するアドレス・レジスタで
    あって、データ転送開始アドレスを初期的に記憶する前
    記アドレス・レジスタと、 転送される残存データの転送カウントを記憶する転送カ
    ウント・レジスタであって、前記データ転送の語の数で
    ある語カウントを初期的に記憶する前記転送カウント・
    レジスタと、 データ転送寸法を記憶する転送寸法レジスタであって、
    前記デフォルト・バースト寸法レジスタに記憶された前
    記デフォルト・バースト寸法に等しいデータ転送寸法を
    初期的に記憶する前記転送寸法レジスタと、 前記デフォルト・バースト寸法レジスタに接続された第
    1入力と、前記転送カウント・レジスタに接続された第
    2入力と、前記デフォルト・バースト寸法と前記転送カ
    ウントとのうちの最小のものを供給する出力とを有する
    第1比較器と、 前記デフォルト・バースト寸法レジスタと前記アドレス
    ・レジスタとに接続された2の補数ユニットであって、
    前記アドレス・レジスタに記憶された前記アドレスの最
    下位ビットの数の2の補数を形成し、前記最下位ビット
    の数は前記デフォルト・バースト寸法に相当する前記2
    の補数ユニットと、 前記2の補数ユニットに接続された第1入力と、前記第
    1比較器に接続された第2入力と、前記2の補数と前記
    第1比較器の前記出力とのうちの最小のものを発生する
    出力とを有する第2比較器と、 前記第2比較器の前記出力に接続された第1入力と、前
    記転送寸法レジスタに接続された第2入力とを有する第
    3比較器であって、データ転送サイクルで動作して、前
    記第2比較器の前記出力が前記データ転送寸法と等しい
    とき、いずれものデータ転送サイクルに、前記データ転
    送寸法に等しい量で、前記次のデータ・アドレスで、デ
    ータ転送を動作可能とし、かつ前記第2比較器の前記出
    力が前記データ転送寸法に等しくないとき、いずれもの
    データ転送サイクルにデータ転送を無効にする前記第3
    比較器とを含むデータ転送コントローラ。
JP2000371837A 1999-12-07 2000-12-06 並列に転送寸法計算と無効化決定を実行するデータ転送コントローラ Abandoned JP2001195346A (ja)

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