JP2001195030A - 表示方法及び表示ドライバ装置 - Google Patents

表示方法及び表示ドライバ装置

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JP2001195030A
JP2001195030A JP36744499A JP36744499A JP2001195030A JP 2001195030 A JP2001195030 A JP 2001195030A JP 36744499 A JP36744499 A JP 36744499A JP 36744499 A JP36744499 A JP 36744499A JP 2001195030 A JP2001195030 A JP 2001195030A
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聡 荒井
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不二雄 松
Haruyoshi Fujii
治義 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPU側で画像処理を行わなくても所定の画
像処理を行う表示方法及び表示ドライバ装置を提供す
る。 【解決手段】 表示画面1に対応する表示データをドラ
イバ3を介して表示装置に送出する表示方法において、
前記表示画面1に対応する表示データを表示メモリに書
込み、前記ドライバ3は、前記表示メモリに格納された
表示データを読み出して所定の画像処理を加えて表示装
置に送出するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置など
の各種表示装置に表示データを送出して表示する表示方
法及び表示ドライバ装置に関し、特に、小型液晶表示装
置等に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示装置には、CPUか
ら送られるデータを処理して表示装置の送出する表示ド
ライバICが使用されている。この表示ドライバIC
は、CPUからの表示データを一画面分格納する表示メ
モリを有し、これに格納された表示データをセグメント
毎に分解して表示装置の各セグメントに送出するように
機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶表示装
置に画像処理したデータを表示しようとする場合、特
に、小型携帯端末などに搭載されたCPUが非力である
ため、画像処理に時間がかかるという問題がある。本発
明はこのような事情に鑑み、CPU側で画像処理を行わ
なくても所定の画像処理を行う表示方法及び表示ドライ
バ装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、表示画面に対応する表示データをド
ライバを介して表示装置に送出する表示方法において、
前記表示画面に対応する表示データを表示メモリに書込
み、前記ドライバは、前記表示メモリに格納された表示
データを読み出して所定の画像処理を加えて表示装置に
送出するようにしたことを特徴とする表示方法にある。
【0005】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、さらに、画像処理を加えたデータと画像処理を加え
ないデータとを所定のタイミングで交互に送出するよう
にしたことを特徴とする表示方法にある。本発明の第3
の態様は、第1又は2の態様において、前記画像処理
は、前記表示メモリに格納された表示データの中の特定
の指定色を所定の変更色に変更することであることを特
徴とする表示方法にある。
【0006】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、表示メモリには、前記表示画面にそれ
ぞれ対応する第1表示データと第2表示データとを書込
み可能であり、前記画像処理は、前記第1表示データと
前記第2表示データとを使用して行うことを特徴とする
表示方法にある。本発明の第5の態様は、第4の態様に
おいて、前記表示メモリに書き込む場合に、一つの表示
データを前記第1表示データとすると共にその反転デー
タを前記第2表示データとすることを特徴とする表示方
法にある。
【0007】本発明の第6の態様は、第4又は5の態様
において、前記表示メモリは、前記第1表示データを格
納する領域と、前記第2表示データを格納する領域とが
別々にアドレス制御されていることを特徴とする表示方
法にある。本発明の第7の態様は、第4〜6の何れかの
態様において、前記画像処理は、前記第1表示データと
前記第2表示データとを合成する処理であることを特徴
とする表示方法にある。
【0008】本発明の第8の態様は、第7の態様におい
て、前記画像処理は、前記第1表示データと前記第2表
示データとを重ね合わせる際に、上に重ね合わせるデー
タの特定の指定色を透明とすることを特徴とする表示方
法にある。本発明の第9の態様は、第4〜8の何れかの
態様において、前記画像処理は、前記第1表示データと
前記第2表示データを論理演算して送出することを特徴
とする表示方法にある。
【0009】本発明の第10の態様は、第9の態様にお
いて、前記論理演算が、XOR、AND、OR及びNO
Tから選択されることを特徴とする表示方法にある。本
発明の第11の態様は、表示画面に対応する表示データ
を表示装置に送出する表示ドライバ装置において、前記
表示画面に対応する表示データを書き込む表示メモリ
と、前記表示メモリに格納された表示データを読み出し
て所定の画像処理を加える画像処理手段と、この画像処
理手段が送出したデータを表示装置に送出するドライバ
手段とを具備することを特徴とする表示ドライバ装置に
ある。
【0010】本発明の第12の態様は、第11の態様に
おいて、前記画像処理手段は、画像処理を加えたデータ
と画像処理を加えないデータとを所定のタイミングで交
互に送出する機能を有することを特徴とする表示ドライ
バ装置にある。本発明の第13の態様は、第11又は1
2の態様において、前記画像処理手段が行う画像処理
は、前記表示メモリに格納された表示データの中の特定
の指定色を所定の変更色に変更することであることを特
徴とする表示ドライバ装置にある。
【0011】本発明の第14の態様は、第11〜13の
何れかの態様において、前記表示メモリには、前記表示
画面にそれぞれ対応する第1表示データと第2表示デー
タとを書込み可能であり、前記画像処理手段は、前記第
1表示データと前記第2表示データとを使用して画像処
理を行うことを特徴とする表示ドライバ装置にある。本
発明の第15の態様は、第14の態様において、前記表
示メモリに書き込む場合に、一つの表示データを前記第
1表示データとすると共にその反転データを前記第2表
示データとする第2の画像処理手段を具備することを特
徴とする表示ドライバ装置にある。
【0012】本発明の第16の態様は、第14又は15
の態様において、前記表示メモリは、前記第1表示デー
タを格納する第1のメモリと、前記第2表示データを格
納すると共に前記第1のメモリとは別にアドレス制御さ
れている第2のメモリとからなることを特徴とする表示
ドライバ装置にある。本発明の第17の態様は、第14
〜16の何れかの態様において、前記画像処理手段は、
前記第1表示データと前記第2表示データとを重ね合わ
せることを特徴とする表示ドライバ装置にある。
【0013】本発明の第18の態様は、第17の態様に
おいて、前記画像処理手段は、前記第1表示データと前
記第2表示データとを重ね合わせる際に、上に重ね合わ
せるデータの特定の指定色を透明とすることを特徴とす
る表示ドライバ装置にある。本発明の第19の態様は、
第14〜18の何れかの態様において、前記画像処理手
段は、前記第1表示データと前記第2表示データを論理
演算することにより画像処理することを特徴とする表示
ドライバ装置にある。
【0014】本発明の第20の態様は、第19の態様に
おいて、前記論理演算が、XOR、AND、OR及びN
OTから選択されることを特徴とする表示ドライバ装置
にある。かかる本発明の表示方法及び表示ドライバ装置
によると、CPUとは関係なく、表示データを変更する
ことなく所望の画像処理を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施形態に基づいて説明す
る。 (実施形態1)図1には、実施形態1に係る表示ドライ
バ装置を、携帯端末などの表示装置に搭載した例を示
す。
【0016】図1に示すように、表示装置である液晶表
示装置(LCD)1は、一画面からなり、これにはドラ
イバIC3がコモン配線4及びセグメント配線5により
接続されている。また、ドライバIC3には、バス6を
介してMPU7が接続されている。ここで、ドライバI
C3の構成の一例を図2に示す。ドライバIC3は、コ
マンドレジスタ、コマンドデコーダ等を含む制御回路1
1を含み、MPUアクセス用アドレスジェネレータ1
2,表示メモリ用アドレスジェネレータ13、X,Yア
ドレスを発生させるアドレスセレクタ14、X,Yアド
レスを制御するメモリコントローラ15を具備し、これ
らにより表示メモリ16A、16Bがそれぞれ別々にア
ドレス制御されている。
【0017】また、ドライバ3は、MPUインターフェ
ース18を有する。このMPUインターフェース18に
は、MPU7からの各種信号線、例えば、アドレス信号
線(A)、データ信号線(D)、イネーブル信号線
(E)、チップセレクト信号線(CS1,CS2)、リ
ード信号線(RD)、及びライト信号線(WR)等が接
続されており、各種信号が制御回路11等に入力され
る。なお、データ信号は、データバッファ19を介して
表示メモリ16A、16B等に格納される。
【0018】また、表示メモリ16A、16Bの入力側
の画像処理手段として、画像処理インプット111を具
備し、表示メモリ16A、16Bの出力側の画像処理手
段として、パレット比較回路112及び画像処理アウト
プット113を具備し、画像処理アウトプット113に
は、ブリンク制御回路114が付随している。また、こ
のドライバIC3は、カラーLCD用のドライバを前提
としているので、画像処理アウトプット113から表示
データバッファ21に出力されたデータは、色分解部1
21により色分解されてLCDタイミングジェネレータ
24に送られる。送られたデータは、LCDタイミング
ジェネレータ24から、レベルシフタS22及びセグメ
ントドライバ23に出力される。このセグメントドライ
バ23からの表示装置への出力のタイミングはLCDタ
イミングジェネレータ24により行われ、これからの制
御信号は、レベルシフタS22及びセグメントドライバ
23と共にレベルシフタC25及びコモンドライバ26
に送出される。さらに、LCD1駆動のための電源回路
27及び発信回路28が内蔵されている。なお、このL
CDタイミングジェネレータ24は、階調制御も兼ねる
ものである。
【0019】ここで、画像処理インプット111は、デ
ータバッファ19からの表示データを表示メモリ16A
及び16Bに出力する際に、何れかのメモリにはデータ
をネガポジ反転させて出力する機能を有する。また、パ
レット比較回路112は、表示メモリ16A及び16B
それぞれからの表示データに特定の画像処理を加えるも
ので、例えば、特定の指定色を透明色に変更して出力し
たり、特定の指定色を他の変更色に変更したりする。な
お、指定色以外のデータはそのまま出力する。
【0020】画像処理アウトプット113は、パレット
比較回路112で必要に応じて処理された表示メモリ1
6A及び16Bからの表示データに所定の画像処理を加
えるもので、表示メモリ16A及び16Bからのデータ
を所定の方式で合成したり、両者を論理演算したりす
る。また、付随するブリンク制御回路114は、画像処
理アウトプット113の制御を発信回路28からの信号
に基づいて所定のタイミングでオンオフするものであ
る。
【0021】このようなパレット比較回路112及び画
像処理アウトプット113の回路構成の一例を図3に示
す。なお、この回路構成は、LCDの一つのセグメント
に対応するもので、セグメントの数だけ必要である。ま
た、各表示データは8ビット単位で入ってくるが、図示
は1ビット単位であり、図中の8の数字は8ビットの処
理を行うことを示している。
【0022】ここで、パレット比較回路112は、AN
D回路131及び132と、これらの出力が入力される
OR回路133とを有する。AND回路131及び13
2の一方の入力端子にはそれぞれ表示メモリ16A及び
16Bからの表示データが入力し、他方の端子には、色
指定部140からの信号が、AND回路135及びイン
バータ136を介して入力するようになっている。
【0023】色指定部140は、表示メモリ16Bから
の表示データが一方の入力端子に入力されるXOR回路
141を具備し、このXOR回路141の何れかの他方
の入力端子には透明指定色データが入力されるようにな
っており、一致した場合に、例えば、L信号をOR回路
142に出力する。従って、メモリデータ16Bの表示
データが指定色の場合には、OR回路142からのL信
号がAND回路135に入力されるようになる。
【0024】AND回路135からのL信号はインバー
タ136によりAND回路131には入力されないが、
AND回路132に入力される。この場合、AND回路
132で指定色が透明データに変更され、OR回路13
3で、表示メモリ16Aの背景データの上に、表示メモ
リ16Bの表示データの指定色が透明データとなったデ
ータが重ね合わせられて合成される。
【0025】また、AND回路135の他方の入力端子
にはブリンク制御回路114からのブリンク制御信号
(H信号)が所定のタイミングで入り、H信号が入力さ
れた場合には、AND回路132からのデータはOR回
路133に入らず、表示メモリ16Aの表示データがそ
のまま表示される。従って、ブリンク信号のタイミング
で、二種類のデータが点滅して表示されることになる。
【0026】なお、表示メモリ16Bの表示データに指
定色が存在しない場合には、AND回路135にL信号
が入力されず、元のデータがそのまま合成されることに
なる。図3は、256色又は256階調の例であるが、
16色又は16階調の場合は、XOR回路141が4回
路でよく、フルカラーの場合には、XOR回路141が
24回路必要となる。
【0027】一方、論理演算回路113は、AND回路
151、OR回路152、XOR回路153及びNOT
回路154の論理演算回路を有し、表示メモリ16Aの
表示データと表示メモリ16Bの表示データとを所定の
論理演算する。これらAND回路151、OR回路15
2及びXOR回路153は何れかを選択するように制御
され、NOT回路154はこれらに加えて又は単独で選
択できるようになっている。
【0028】また、このように論理演算されたデータ
は、AND回路155で表示メモリ16Aの表示データ
に重ね合わせ合成されてOR回路156に出力されるよ
うになている。また、表示メモリ16Aの表示データは
そのままAND回路157からOR回路156に出力さ
れるようになっている。さらに、これらの重ね合わせ合
成されたデータか、合成されないデータかは、AND回
路157にそのまま入力される共にAND回路156に
はインバータ158を介して入力されるブリンク信号に
より切り替えられ、所定のタイミングで点滅する。
【0029】なお、パレット制御回路及び論理演算回路
での画像処理は何れかが選択できるように、OR回路1
56にはインバータ159を介して、OR回路133に
はそのまま画像処理制御信号で制御できるようになって
いる。このようなドライバIC3を用いることにより、
表示メモリ16A及び16Bの表示データを変更するこ
となく、所望の画像処理を行うことができる。また、上
述したように表示メモリ16A及び16Bをそれぞれ別
々にアドレス制御できるものとしたので、同時書込みが
できて高速処理が可能となるが、アドレス制御が同一の
メモリに両者のデータを格納して用いることもできる。
また、画像処理によっては、例えば、特定の指定色のみ
を変更し、さらに、元のデータと変更データとをブリン
クさせるような場合には、表示データは一種類でよく、
この場合には、表示メモリも一領域あればよい。
【0030】また、このような画像処理を加えるのは画
面全体ではなくて特定の領域のデータのみに画像処理を
加えることも可能である。この場合、横に延びる帯状の
領域を選択することもできるし、矩形の領域を選択する
こともできる。以下に、このようなドライバIC3によ
る画像処理の出力例を示す。まず、下記表1には、所定
の指定色(指定色はレジスタに登録する)のみを透明色
に変えて重ね合わせ合成した例で、上の例は上画面指定
データに透明色がない場合、下の例は、透明色を含む場
合を示す。また、ブリンク1は重ね合わせ合成した場
合、ブリンク2は合成しない場合を示す。なお、ブリン
クしない場合には、ブリンク1の表示となる。
【0031】
【表1】
【0032】下記表2は、論理演算回路により各種演算
を行った例を示す。ブリンク1,2については、表1と
同様である。なお、NOT処理は、XOR処理、AND
処理、OR処理の結果に対しても作用し、また、ブリン
クは、NOT処理、XOR処理、AND処理、OR処理
の何れかに作用する。なお、背景画面指定と上画面指定
の表示メモリを逆にすることも可能である。
【0033】
【表2】
【0034】下記表3は指定色を所定の色に変更した例
であり、表示メモリ16A又は16Bの何れかのデータ
を使用する。例えば、背景色を白とし、黒で文字を有す
る表示データの場合、指定色を黒としなければ画像処理
は行われないが、指定色を黒とし、変更色を赤とした場
合(変更色はレジスタに指定する)には、ブリンクをか
けると、白背景に黒文字と赤文字とが交互に点滅表示さ
れる。
【0035】
【表3】
【0036】(他の実施形態)上述した実施形態1で
は、表示装置を一画面としたが、これに限定されず、例
えば、表示装置を上下二画面としても良い。このような
例を図4に示す。なお、図4は、表示ドライバ装置を、
携帯端末などの表示装置に搭載した例を示す図である。
【0037】図4に示すように、表示装置である液晶表
示装置(LCD)1は、上画面用LCD1A及び下画面
用LCD1Bの上下に画面からなり、それぞれには、表
示ドライバとして上ドライバIC3A及び下ドライバI
C3Bが上下コモン配線4A,4B及び上下セグメント
配線5A,5Bにより接続されている。また、上下ドラ
イバIC3A,3Bには、バス6を介してMPU7が接
続されており、さらに、上下ドライバIC3A,3Bを
選択するためのチップセレクトラインとしてのCS1及
びCS2がそれぞれ接続されている。
【0038】さらに、上下ドライバIC3A及び3Bの
何れの信号かを判断するデコーダ回路30がMPU7と
上下ドライバIC3A及び3Bとの間に設けられてい
る。このようなデコーダ回路の一例を図5に示す。同図
に示すように、デコーダ回路30は、二つのNAND回
路31,32と、これらのNAND回路31,32の異
なる入力端子に接続されるインバータ33,34とを有
し、CS1にL信号が入ったときにNAND回路31か
らL信号がAND回路41に入り、AND回路41から
L信号が出力され、CS2にL信号が入ったときにNA
ND回路32からL信号がAND回路42に入り、AN
D回路42からL信号が出力されるようになっている。
また、OR回路36を有し、CS1及びCS2の両方に
L信号が入ったときにL信号がAND回路41及び42
の両方に入り、AND回路41及び42の両方からL信
号が出力されるようになっている。ここで、AND回路
41は上ドライバIC3AのCS線に接続され、AND
回路42は下ドライバIC3BのCS線に接続されてい
るので、CS1及びCS2の信号により、各ドライバI
C3A,3Bが選択される。なお、ドライバIC3A、
3BがCS線を二本持っている場合には、一方をH信号
に固定する等の処理をするか、デコーダ回路の構成を適
宜変更するようにすればよい。
【0039】また、デコーダ回路を上下ドライバIC3
A及び3B内に設けるようにしても良い。このような例
を図6に示す。図6に示すように、表示ドライバIC5
3は、上述した表示ドライバIC3(3A及び3B)内
にデコーダ回路30Aを設けた以外、上述した実施形態
と同様の構成である。
【0040】このようなデコーダ回路30Aの一例を図
7に示す。同図に示すように、デコーダ回路30Aは、
二つのNAND回路31,32と、これらのNAND回
路31,32の異なる入力端子に接続されるインバータ
33,34とを有し、CS1及びCS2の何れかにL信
号が入ったときにNAND回路31,32の何れかから
L信号がOR回路35に入るようになっている。また、
OR回路36を有し、CS1及びCS2の両方にL信号
が入ったときもL信号が出力するようになっている。
【0041】ここで、ドライバ53A,53Bのレジス
タへの設定により、CS1を有効にするドライバ(例え
ば、上ドライバIC53A)には、選択端子37からN
AND回路31,32にNAND回路32にはインバー
タ38を介してH信号が入るようにしてNAND回路3
1を有効にし、CS2を有効にするドライバには、選択
端子37からNAND回路31,32にNAND回路3
2にはインバータ38を介してL信号が入るようにして
NAND回路32を有効にする。これにより、CS1及
びCS2にL信号とH信号との組み合わせが入ったとき
にはNAND回路31からL信号が出力されてドライバ
53Aのみが有効になり、一方、CS1及びCS2に
H,L信号が入ったときにはNAND回路32からL信
号が出力されてドライバ53Bのみが有効になる。
【0042】また、レジストリの設定により、OR回路
36からL信号が出力されているときには上下ドライバ
IC53のメモリへの同時アクセス有効とし、OR回路
36からL信号が出力されていないときには上下ドライ
バIC53のメモリへは独立動作とする。これにより、
CS1及びCS2にL,L信号が入ったときにOR回路
からL信号が出力され、上下ドライバIC53A,53
Bへの同時アクセスが可能となる。
【0043】なお、OR回路35からの信号と、OR回
路36からの信号とをAND回路でまとめて、何れかか
らL信号が出たときにはメモリへのアクセスを有効にす
るようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、CPU
側で画像処理を行わなくても、且つ元データに変更を加
えることなく、所定の画像処理を行ったデータを表示す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る表示ドライバ装置
を、携帯端末などの表示装置に搭載した例を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施形態1に係る表示ドライバICの
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態1のパレット比較回路及び画
像処理アウトプットの回路構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る表示ドライバ装置
を、携帯端末などの表示装置に搭載した例を示す図であ
る。
【図5】本発明の他の実施形態のパレット比較回路及び
画像処理アウトプットの回路構成の一例を示す図であ
る。
【図6】本発明の他の実施形態に係る表示ドライバIC
の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施形態のパレット比較回路及び
画像処理アウトプットの回路構成の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B LCD 3,3A,3B,53,53A,53B 表示ドライバ
IC 16,16A,16B 表示メモリ 30,30A デコーダ回路 111 画像インプット 112 パレット比較回路 113 画像アウトプット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 治義 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5B069 BB16 HA13 LA12 5C006 AA02 AA03 AA11 AA21 AC24 AF04 AF44 AF45 BB11 BC03 BC16 BF02 BF15 BF24 BF26 BF42 BF46 FA52 5C080 AA10 BB05 CC03 DD21 EE25 EE30 FF10 GG08 GG11 GG12 JJ02 JJ03 KK07 KK43

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に対応する表示データをドライ
    バを介して表示装置に送出する表示方法において、前記
    表示画面に対応する表示データを表示メモリに書込み、
    前記ドライバは、前記表示メモリに格納された表示デー
    タを読み出して所定の画像処理を加えて表示装置に送出
    するようにしたことを特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、画像処理を
    加えたデータと画像処理を加えないデータとを所定のタ
    イミングで交互に送出するようにしたことを特徴とする
    表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記画像処理
    は、前記表示メモリに格納された表示データの中の特定
    の指定色を所定の変更色に変更することであることを特
    徴とする表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、表示メ
    モリには、前記表示画面にそれぞれ対応する第1表示デ
    ータと第2表示データとを書込み可能であり、前記画像
    処理は、前記第1表示データと前記第2表示データとを
    使用して行うことを特徴とする表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記表示メモリに書
    き込む場合に、一つの表示データを前記第1表示データ
    とすると共にその反転データを前記第2表示データとす
    ることを特徴とする表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、前記表示メモ
    リは、前記第1表示データを格納する領域と、前記第2
    表示データを格納する領域とが別々にアドレス制御され
    ていることを特徴とする表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6の何れかにおいて、前記画
    像処理は、前記第1表示データと前記第2表示データと
    を合成する処理であることを特徴とする表示方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記画像処理は、前
    記第1表示データと前記第2表示データとを重ね合わせ
    る際に、上に重ね合わせるデータの特定の指定色を透明
    とすることを特徴とする表示方法。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8の何れかにおいて、前記画
    像処理は、前記第1表示データと前記第2表示データを
    論理演算して送出することを特徴とする表示方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記論理演算が、
    XOR、AND、OR及びNOTから選択されることを
    特徴とする表示方法。
  11. 【請求項11】 表示画面に対応する表示データを表示
    装置に送出する表示ドライバ装置において、前記表示画
    面に対応する表示データを書き込む表示メモリと、前記
    表示メモリに格納された表示データを読み出して所定の
    画像処理を加える画像処理手段と、この画像処理手段が
    送出したデータを表示装置に送出するドライバ手段とを
    具備することを特徴とする表示ドライバ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記画像処理手
    段は、画像処理を加えたデータと画像処理を加えないデ
    ータとを所定のタイミングで交互に送出する機能を有す
    ることを特徴とする表示ドライバ装置。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12において、前記画
    像処理手段が行う画像処理は、前記表示メモリに格納さ
    れた表示データの中の特定の指定色を所定の変更色に変
    更することであることを特徴とする表示ドライバ装置。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13の何れかにおいて、
    前記表示メモリには、前記表示画面にそれぞれ対応する
    第1表示データと第2表示データとを書込み可能であ
    り、前記画像処理手段は、前記第1表示データと前記第
    2表示データとを使用して画像処理を行うことを特徴と
    する表示ドライバ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記表示メモリ
    に書き込む場合に、一つの表示データを前記第1表示デ
    ータとすると共にその反転データを前記第2表示データ
    とする第2の画像処理手段を具備することを特徴とする
    表示ドライバ装置。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15において、前記表
    示メモリは、前記第1表示データを格納する第1のメモ
    リと、前記第2表示データを格納すると共に前記第1の
    メモリとは別にアドレス制御されている第2のメモリと
    からなることを特徴とする表示ドライバ装置。
  17. 【請求項17】 請求項14〜16の何れかにおいて、
    前記画像処理手段は、前記第1表示データと前記第2表
    示データとを重ね合わせることを特徴とする表示ドライ
    バ装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記画像処理手
    段は、前記第1表示データと前記第2表示データとを重
    ね合わせる際に、上に重ね合わせるデータの特定の指定
    色を透明とすることを特徴とする表示ドライバ装置。
  19. 【請求項19】 請求項14〜18の何れかにおいて、
    前記画像処理手段は、前記第1表示データと前記第2表
    示データを論理演算することにより画像処理することを
    特徴とする表示ドライバ装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記論理演算
    が、XOR、AND、OR及びNOTから選択されるこ
    とを特徴とする表示ドライバ装置。
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