JP2001194422A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JP2001194422A
JP2001194422A JP2000000248A JP2000000248A JP2001194422A JP 2001194422 A JP2001194422 A JP 2001194422A JP 2000000248 A JP2000000248 A JP 2000000248A JP 2000000248 A JP2000000248 A JP 2000000248A JP 2001194422 A JP2001194422 A JP 2001194422A
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signal
output
boundary scan
clock signal
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JP2000000248A
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Yuichi Ikeda
雄一 池田
Toru Morikawa
徹 森河
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、回路規模を増大させることなしに
バウンダリスキャンレジスタの集積回路ロジック部側の
テストをATPGでスキャンテストパタンを生成することで
実施し、故障検出数を増やすことを目的とする。 【解決手段】 tckに同期してtmsよりTAPコントローラ
160にJTAGユーザ定義命令を入力することにより、命
令解読部170はユーザ定義命令を解読しセレクタ18
1に1を出力し、セレクタ181は入力端子151より
入力されるスキャンクロック信号を選択する。これによ
りフルスキャンテストが可能な集積回路ロジック部とバ
ウンダリスキャンセル内部のフリップフロップ回路31
0間のテストはATPGを用いてスキャンテストパタンを生
成しこのテストパタンを用いて実施することが可能とな
り、回路規模を増大させることなくこの部分の検出でき
る故障数を増加することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボードテスト用回
路を内蔵した集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器の軽薄短小化が進み、また
BGA(Ball Glid Array)パッケージのデバイスが増加する
にしたがい従来手法によるインサーキットテストが限界
となってきており、新しいボードテスト法としてJTAG(J
oint Test Action Group)テストが脚光をあびてきてい
る。このテスト法は1990年にIEEE1149.1として規格化さ
れ、以降多くの集積回路がJTAGテスト対応となってい
る。
【0003】図7は第一の従来のボードテスト用回路を
内蔵した集積回路のブロック図を示す。
【0004】集積回路700は、バウンダリスキャンレ
ジスタ711〜716と、フルスキャンテストが実施可
能となっている集積回路ロジック部730と、集積回路
700内部と外部とを接続する入出力端子741〜74
6と、IEEE1149.1により定められる信号tdiの入力端子
750と、IEEE1149.1により定められる信号tckの入力
端子751と、IEEE1149.1により定められる信号tmsの
入力端子752と、IEEE1149.1により定められる信号tr
stの入力端子754と、IEEE1149.1により定められる信
号tdoの出力端子753と、TAP(Test Access Port)コン
トローラ760とから構成され、TAPコントローラ76
0から出力されるクロック信号1及びクロック信号2は
バウンダリスキャンレジスタ711〜716へ供給され
る。
【0005】バウンダリスキャンレジスタ711〜71
6は、図2に示すように、入出力端子210から入力さ
れる信号を信号入力とし集積回路ロジック部220に入
力する信号を信号出力とするバウンダリスキャンセル2
30と、集積回路ロジック部220から出力される信号
を信号入力とし入出力端子210に出力される信号を信
号出力とするバウンダリスキャンセル231と、集積回
路ロジック部220から出力される信号を信号入力とし
入出力端子210の出力制御信号を信号出力とするバウ
ンダリスキャンセル232とから構成され、バウンダリ
スキャンレジスタ200に入力されるシフトデータ入力
信号はバウンダリスキャンセル230のシフトデータ入
力として供給される。バウンダリスキャンセル232の
シフトデータ出力はバウンダリスキャンレジスタ200
のシフトデータ出力信号となる。TAPコントローラ76
0の出力するクロック信号1及びクロック信号2はバウ
ンダリスキャンセル230〜232に供給される。
【0006】バウンダリスキャンセル230〜232
は、図3に示すように、フリップフロップ回路310、
311と、入力制御信号が1の場合シフトデータ入力を
選択し入力制御信号が0の場合データ入力を選択するセ
レクタ320と、出力制御信号が1の場合フリップフロ
ップ回路311の出力を選択し出力制御信号が0の場合
データ入力を選択するセレクタ321とから構成され
る。TAPコントローラ760の出力するクロック信号1
はフリップフロップ310に供給される。TAPコントロ
ーラ760の出力するクロック信号2はフリップフロッ
プ311に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第一の従来
の集積回路のバウンダリスキャンレジスタは、バウンダ
リスキャンレジスタの集積回路ロジック部側をテストす
るためにはファンクションテストを実施する必要があ
る。しかし集積回路のピン数の増大に伴いバウンダリス
キャンレジスタ数も増大するためにこの部分の検証に多
大な工数を要する。また検出できない故障が存在する可
能性があるという問題点がある。
【0008】これらの問題点を解決するためには、バウ
ンダリスキャンレジスタにATPG(Automatic Test Patter
n Generator)でスキャンテストパタンを生成することで
故障検出数を増やすことが可能であるが、スキャンテス
ト用に回路を入れることは集積回路全体の回路規模の増
大につながる。また既存の回路でスキャンテストを実施
しようとしても、バウンダリスキャンレジスタに供給さ
れるクロック信号はTAPコントローラで生成されるゲー
ティッドクロックであるため、スキャンパタンを生成す
ることができないといった問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明の集積回路は、故障検査を行うスキャンテストが
実行可能なデータ処理実行手段と、前記データ処理実行
手段への信号の入出力を行う入出力端子と、前記データ
処理実行手段と前記各入出力端子との間にあって入出力
信号の取り込み及び設定を行い各々がチェーン状に接続
してデータをシリアル転送可能であるバウンダリスキャ
ンレジスタと、前記バウンダリスキャンレジスタを用い
てボードテストを実行するために必要な信号を入力する
tck入力端子と、第1クロック信号と前記tck入力端子よ
り入力されるクロック信号とを切り替え前記バウンダリ
スキャンレジスタに第2クロック信号として出力する第
1選択手段とを備えている。
【0010】本発明の集積回路は、故障検査を行うスキ
ャンテストが実行可能なデータ処理実行手段と、前記デ
ータ処理実行手段への信号の入出力を行う入出力端子
と、前記データ処理実行手段と前記各入出力端子との間
にあって入出力信号の取り込み及び設定を行い各々がチ
ェーン状に接続してデータをシリアル転送可能であるバ
ウンダリスキャンレジスタと、前記バウンダリスキャン
レジスタを用いてボードテストを実行するために必要な
信号を入力するtdi入力端子と、前記バウンダリスキャ
ンレジスタを用いてボードテストを実行するために必要
な信号を入力するtck入力端子と、前記バウンダリスキ
ャンレジスタを用いてボードテストを実行するために必
要な信号を入力するtms入力端子と、前記バウンダリス
キャンレジスタを用いてボードテストを実行するために
必要な信号を出力するtdo出力端子と、第1制御信号に
より第1クロック信号と前記tck入力端子より入力され
るクロック信号とを切り替え前記バウンダリスキャンレ
ジスタに第3クロック信号として出力する第1選択手段
と、前記tdi入力端子よりシリアルデータを入力し前記t
ck入力端子よりクロック信号を入力し前記tms入力端子
より制御シリアル信号を入力し前記tdo出力端子にシリ
アルデータを出力し前記第1選択手段に前記第1クロッ
ク信号及び前記第1制御信号を出力し前記バウンダリス
キャンレジスタに第2クロック信号、第2制御信号及び
第3制御信号を出力する制御手段とを備え、前記バウン
ダリスキャンレジスタは、前記第2制御信号によって前
記データ処理実行手段もしくは前記入出力端子から入力
するデータと前段の前記バウンダリスキャンレジスタか
ら出力されるシフトデータとを選択して出力する第2選
択手段と、前記第2選択手段の出力を前記第3クロック
信号のタイミングで保持する第1保持手段と、前記第1
保持手段の出力を前記第2クロック信号のタイミングで
保持する第2保持手段と、前記第3制御信号によって前
記データ処理実行手段もしくは前記入出力端子から入力
するデータと前記第2保持手段の出力とを選択して出力
する第3選択手段とからなり、前記制御手段は、前記入
力信号tckと前記入力信号tmsにより入力された信号と一
定のデータ値とが一致するか否かを解読する解読手段
と、前記解読手段の解読結果に基づいて前記第1選択手
段の選択を制御する前記第1制御信号を出力する信号出
力手段とからなる。
【0011】本発明の集積回路は、故障検査を行うスキ
ャンテストが実行可能なデータ処理実行手段と、前記デ
ータ処理実行手段への信号の入出力を行う入出力端子
と、前記データ処理実行手段と前記各入出力端子との間
にあって入出力信号の取り込み及び設定を行い各々がチ
ェーン状に接続してデータをシリアル転送可能であるバ
ウンダリスキャンレジスタと、前記バウンダリスキャン
レジスタを用いてボードテストを実行するために必要な
信号を入力するtdi入力端子と、前記バウンダリスキャ
ンレジスタを用いてボードテストを実行するために必要
な信号を入力するtck入力端子と、前記バウンダリスキ
ャンレジスタを用いてボードテストを実行するために必
要な信号を入力するtms入力端子と、前記バウンダリス
キャンレジスタを用いてボードテストを実行するために
必要な信号を出力するtdo出力端子と、第1制御信号に
より第1クロック信号と前記tck入力端子より入力され
るクロック信号とを切り替え前記バウンダリスキャンレ
ジスタに第3クロック信号として出力する第1選択手段
と、第2制御信号により第2クロック信号と前記tck入
力端子より入力されるクロック信号とを切り替え前記バ
ウンダリスキャンレジスタに第4クロック信号として出
力する第2選択手段と、前記tdi入力端子よりシリアル
データを入力し前記tck入力端子よりクロック信号を入
力し前記tms入力端子より制御シリアル信号を入力し前
記tdo出力端子にシリアルデータを出力し前記第1選択
手段に前記第1クロック信号及び前記第1制御信号を出
力し前記第2選択手段に前記第2クロック信号及び前記
第2制御信号を出力し前記バウンダリスキャンレジスタ
に第3制御信号及び第4制御信号を出力する制御手段と
を備え、前記バウンダリスキャンレジスタは、前記第3
制御信号によって前記データ処理実行手段もしくは前記
入出力端子から入力するデータと前段の前記バウンダリ
スキャンレジスタから出力されるシフトデータとを選択
して出力する第3選択手段と、前記第3選択手段の出力
を前記第3クロック信号のタイミングで保持する第1保
持手段と、前記第1保持手段の出力を前記第4クロック
信号のタイミングで保持する第2保持手段と、前記第4
制御信号によって前記データ処理実行手段もしくは前記
入出力端子から入力するデータと前記第2保持手段の出
力とを選択して出力する第4選択手段とからなり、前記
制御手段は、前記入力信号tckと前記入力信号tmsにより
入力された信号と一定のデータ値とが一致するか否かを
解読する解読手段と、前記解読手段の解読結果に基づい
て前記第1選択手段の選択を制御する前記第1制御信号
及び前記第2選択手段の選択を制御する前記第2制御信
号を出力する信号出力手段とからなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は、本発明の第一の
実施の形態における集積回路のブロック図を示す。
【0014】集積回路100は、バウンダリスキャンレ
ジスタ111〜116と、フルスキャンテストが実施可
能となっている集積回路ロジック部130と、集積回路
100内部と外部とを接続する入出力端子141〜14
6と、IEEE1149.1により定められる信号tdiの入力端子
150と、IEEE1149.1により定められる信号tckの入力
端子151と、IEEE1149.1により定められる信号tmsの
入力端子152と、IEEE1149.1により定められる信号tr
stの入力端子154と、IEEE1149.1により定められる信
号tdoの出力端子153と、TAP(Test Access Port)コン
トローラ160と、定義したJTAGユーザ命令を解読した
場合は1を出力しそれ以外の命令を解読した場合は0を
出力する命令解読部170と、命令解読部170から出
力されるイネーブル信号が1の場合入力端子151から
入力される信号を選択し命令解読部170から出力され
るイネーブル信号が0の場合TAPコントローラ160か
ら供給されるゲーティッドクロック信号を選択するセレ
クタ181と、命令解読部170から出力されるイネー
ブル信号が1の場合入力端子150から入力される信号
を選択し命令解読部170から出力されるイネーブル信
号が0の場合TAPコントローラ160から供給されるデ
ータ信号を選択するセレクタ182と、命令解読部17
0から出力されるイネーブル信号が1の場合バウンダリ
スキャンレジスタ116から出力される信号を選択し命
令解読部170から出力されるイネーブル信号が0の場
合TAPコントローラ160から供給されるデータ信号を
選択するセレクタ183とから構成され、セレクタ18
1により選択されたクロック信号1及びTAPコントロー
ラ160から与えられるクロック信号2はバウンダリス
キャンレジスタ111〜116へ供給される。セレクタ
182により選択されたデータ信号はバウンダリスキャ
ンレジスタ113へ供給される。セレクタ183により
選択されたデータ信号は出力端子153へ出力される。
【0015】バウンダリスキャンレジスタ111〜11
6は、図2に示すように、入出力端子210から入力さ
れる信号を信号入力とし集積回路ロジック部220に入
力する信号を信号出力とするバウンダリスキャンセル2
30と、集積回路ロジック部220から出力される信号
を信号入力とし入出力端子210に出力される信号を信
号出力とするバウンダリスキャンセル231と、集積回
路ロジック部220から出力される信号を信号入力とし
入出力端子210の出力制御信号を信号出力とするバウ
ンダリスキャンセル232とから構成され、バウンダリ
スキャンレジスタ200に入力されるシフトデータ入力
信号はバウンダリスキャンセル230のシフトデータ入
力として供給される。バウンダリスキャンセル232の
シフトデータ出力はバウンダリスキャンレジスタ200
のシフトデータ出力信号となる。セレクタ181の出力
信号はクロック1としてバウンダリスキャンセル230
〜232に供給される。TAPコントローラ160の出力
信号はクロック2としてバウンダリスキャンセル230
〜232に供給される。
【0016】バウンダリスキャンセル230〜232
は、図3に示すように、フリップフロップ回路310、
311と、入力制御信号が1の場合シフトデータ入力を
選択し入力制御信号が0の場合データ入力を選択するセ
レクタ320と、出力制御信号が1の場合フリップフロ
ップ回路311の出力を選択し出力制御信号が0の場合
データ入力を選択するセレクタ321とから構成され
る。セレクタ181の出力信号はクロック1としてフリ
ップフロップ310に供給される。TAPコントローラ1
60の出力信号はクロック2としてフリップフロップ3
11に供給される。
【0017】以上のように構成された本発明の第一の実
施の形態による集積回路について、その動作を説明す
る。図4に示すように、tckに同期してtmsを適切に入力
することによりTAPコントローラ160にJTAG命令を入
力し、命令解読部170はTAPコントローラ160に入
力された命令を解読する。JTAG命令にはボードテスト時
に用いられるJTAG必須命令とオプション命令及びマイク
ロコントローラユニットのデバッグに用いる等自由に設
定可能なユーザが定義するJTAGユーザ命令がある。JTAG
必須命令にはEXTEST命令、BYPASS命令、SAMPLE/PRELOAD
命令の三つの命令がある。オプション命令は概要のみが
示されていて実装されていなくてもよく、INTEST命令、
RUNBIST命令、IDCODE命令、USERCODE命令、CLAMP命令、
HIGHZ命令の六つの命令がある。ここでは、図5に示す
ように、EXTEST命令にはコード0000を割り当てる。BYPA
SS命令にはコード0001を割り当てる。SAMPLE/PRELOAD命
令にはコード0010を割り当て、ATPGを用いるように定義
するユーザ命令SCANにはコード1000を割り当てる。ここ
ではJTAG必須命令等を用いたボードテスト時の場合と、
ATPGを用いるように定義したJTAGユーザ命令によるスキ
ャンテスト時の場合の2つの動作についてそれぞれ説明
する。
【0018】(1)JTAG必須命令等を用いたボードテスト
時 tckに同期してtmsよりTAPコントローラ160にJTAG命
令を入力する。命令解読部170はJTAG必須命令を解読
しセレクタ181〜183に0を出力する。セレクタ1
81は命令解読部170の出力が0であるのでTAPコン
トローラ160により供給されるゲーティッドクロック
信号を選択する。セレクタ182は命令解読部170の
出力が0であるのでTAPコントローラ160により供給
されるデータ信号を選択する。セレクタ183は命令解
読部170の出力が0であるのでTAPコントローラ16
0により供給されるデータ信号を選択する。クロック1
にはセレクタ181により選択されたゲーティッドクロ
ック信号が供給される。クロック2にはTAPコントロー
ラ160より出力されるクロック信号が供給される。tc
kに同期して適切にtmsを入力することによりバウンダリ
スキャンセル300はシフト動作、キャプチャ動作、ア
ップデート動作を行い、ボードテストに有効な命令が実
行される。
【0019】(2)JTAGユーザ命令を用いたスキャンテス
ト時 ここでは出力セル231の動作について述べる。
【0020】tckに同期してtmsよりTAPコントローラ1
60にJTAG命令を入力する。命令解読部170はユーザ
命令SCANを解読しセレクタ181〜183に1を出力す
る。セレクタ181は命令解読部170の出力が1であ
るので入力端子151より入力されるスキャンクロック
信号を選択する。セレクタ181により選択されたスキ
ャンクロック信号はクロック1に供給される。セレクタ
182は命令解読部170の出力が1であるので入力端
子150より入力されるデータ信号を選択する。セレク
タ182により選択されたデータ信号はバウンダリスキ
ャンレジスタ113のシフトデータ入力となる。セレク
タ183は命令解読部170の出力が1であるのでバウ
ンダリスキャンレジスタ116のシフトデータ出力を選
択し出力端子153に出力する。これにより入力端子1
50からバウンダリスキャンレジスタ113、112、
111、114、115及び116を経由して出力端子
153に至るスキャンチェーンが形成される。クロック
2にはTAPコントローラ160により出力されるクロッ
ク信号が供給されるのでフリップフロップ回路311は
スキャンテスト実施時には動作しない。スキャンシフト
動作の場合にはセレクタ320はシフトデータ入力を選
択し、フリップフロップ回路310はスキャンクロック
に同期してセレクタ320の出力を保持し、保持したデ
ータをシフトデータ出力として出力する。スキャンキャ
プチャ動作の場合にはセレクタ320がデータ入力を選
択し、フリップフロップ回路310はスキャンクロック
に同期してセレクタ320の出力を保持する。これによ
りフルスキャンテストが可能な集積回路ロジック部と出
力用バウンダリスキャンセル231内部のフリップフロ
ップ回路310間のテストはATPGを用いてスキャンテス
トパタンを生成しこのテストパタンを用いて実施するこ
とが可能となり、回路規模を増大させることなくこの部
分の検出できる故障数を増加することが可能となる。
【0021】また、ここではセレクタ181の選択する
スキャンクロック信号としてtckを用いて入力端子15
1より入力しているが別の入出力端子からスキャンクロ
ック信号を入力してもよい。
【0022】また、ここではセレクタ182の選択する
入力信号としてtdiを用いて入力端子150より入力し
ているが別の入出力端子から信号を入力してもよい。
【0023】また、ここではセレクタ183の選択する
信号はtdoを用いて出力端子153より出力しているが
別の入出力端子から信号を出力してもよい。
【0024】(実施の形態2)しかし、本発明の第一の
実施の形態において出力用バウンダリスキャンセルの集
積回路ロジック部側のテストはATPGを用いてスキャンテ
ストを実施することが可能となったが、入力用バウンダ
リスキャンセルの集積回路ロジック部側のテストはATPG
を用いてスキャンテストを実施することは不可能であ
る。これを解決するのが実施の形態2である。
【0025】図6は、本発明の第二の実施の形態におけ
る集積回路のブロック図を示す。
【0026】集積回路600は、バウンダリスキャンレ
ジスタ611〜616と、フルスキャンテストが実施可
能となっている集積回路ロジック部630と、集積回路
600内部と外部とを接続する入出力端子641〜64
6と、IEEE1149.1により定められる信号tdiの入力端子
650と、IEEE1149.1により定められる信号tckの入力
端子651と、IEEE1149.1により定められる信号tmsの
入力端子652と、IEEE1149.1により定められる信号tr
stの入力端子654と、IEEE1149.1により定められる信
号tdoの出力端子653と、TAPコントローラ660と、
定義したJTAGユーザ命令を解読した場合は1を出力しそ
れ以外の命令を解読した場合は0を出力する命令解読部
670と、命令解読部670から出力されるイネーブル
信号が1の場合入力端子651から入力される信号を選
択し命令解読部670から出力されるイネーブル信号が
0の場合TAPコントローラ660から供給されるゲーテ
ィッドクロック信号を選択するセレクタ681と、命令
解読部670から出力されるイネーブル信号が1の場合
入力端子650から入力される信号を選択し命令解読部
670から出力されるイネーブル信号が0の場合TAPコ
ントローラ660から供給されるデータ信号を選択する
セレクタ682と、命令解読部670から出力されるイ
ネーブル信号が1の場合バウンダリスキャンレジスタ6
16から出力される信号を選択し命令解読部670から
出力されるイネーブル信号が0の場合TAPコントローラ
660から供給されるデータ信号を選択するセレクタ6
83と、命令解読部670から出力されるイネーブル信
号が1の場合入力端子651から入力される信号を選択
し命令解読部670から出力されるイネーブル信号が0
の場合TAPコントローラ660から供給されるクロック
信号を選択するセレクタ684とから構成され、セレク
タ681により選択されたクロック信号1及びセレクタ
684により選択されたクロック信号2はバウンダリス
キャンレジスタ611〜616へ供給される。セレクタ
682により選択されたデータ信号はバウンダリスキャ
ンレジスタ613へ供給される。セレクタ683により
選択されたデータ信号は出力端子653へ出力される。
【0027】バウンダリスキャンレジスタ611〜61
6は、図2に示すように、入出力端子210から入力さ
れる信号を信号入力とし集積回路ロジック部220に入
力する信号を信号出力とするバウンダリスキャンセル2
30と、集積回路ロジック部220から出力される信号
を信号入力とし入出力端子210に出力される信号を信
号出力とするバウンダリスキャンセル231と、集積回
路ロジック部220から出力される信号を信号入力とし
入出力端子210の出力制御信号を信号出力とするバウ
ンダリスキャンセル232とから構成され、バウンダリ
スキャンレジスタ200に入力されるシフトデータ入力
信号はバウンダリスキャンセル230のシフトデータ入
力として供給される。バウンダリスキャンセル232の
シフトデータ出力はバウンダリスキャンレジスタ200
のシフトデータ出力信号となる。セレクタ681の出力
信号はクロック1としてバウンダリスキャンセル230
〜232に供給される。セレクタ684の出力信号はク
ロック2としてバウンダリスキャンセル230〜232
に供給される。
【0028】バウンダリスキャンセル230〜232
は、図3に示すように、フリップフロップ回路310、
311と、入力制御信号が1の場合シフトデータ入力を
選択し入力制御信号が0の場合データ入力を選択するセ
レクタ320と、出力制御信号が1の場合フリップフロ
ップ回路311の出力を選択し出力制御信号が0の場合
データ入力を選択するセレクタ321とから構成され
る。セレクタ681の出力信号はクロック1としてフリ
ップフロップ310に供給される。セレクタ684の出
力信号はクロック2としてフリップフロップ311に供
給される。
【0029】以上のように構成された本発明の第二の実
施の形態による集積回路について、その動作を説明す
る。ここではATPGを用いるように定義したJTAGユーザ命
令によるスキャンテスト時の場合の動作について説明す
る。
【0030】(1)JTAGユーザ命令を用いたスキャンテス
ト時 ここでは入力セル230の動作について述べる。
【0031】tckに同期してtmsよりTAPコントローラ6
60にJTAG命令を入力する。命令解読部670はユーザ
命令SCANを解読しセレクタ681〜684に1を出力す
る。セレクタ681は命令解読部670の出力が1であ
るので入力端子651より入力されるスキャンクロック
信号を選択する。セレクタ681により選択されたスキ
ャンクロック信号はクロック1に供給される。セレクタ
684は命令解読部670の出力が1であるので入力端
子651より入力されるスキャンクロック信号を選択す
る。セレクタ684により選択されたスキャンクロック
信号はクロック2に供給される。セレクタ682は命令
解読部670の出力が1であるので入力端子650より
入力されるデータ信号を選択する。セレクタ682によ
り選択されたデータ信号はバウンダリスキャンレジスタ
613のシフトデータ入力となる。セレクタ683は命
令解読部670の出力が1であるのでバウンダリスキャ
ンレジスタ616のシフトデータ出力を選択し出力端子
653に出力する。これにより入力端子650からバウ
ンダリスキャンレジスタ613、612、611、61
4、615及び616を経由して出力端子653に至る
スキャンチェーンが形成される。スキャンキャプチャ動
作の場合にはセレクタ320がデータ入力を選択し、フ
リップフロップ回路310はスキャンクロックに同期し
てセレクタ320の出力を保持する。スキャンシフト動
作の場合にはセレクタ320はシフトデータ入力を選択
し、フリップフロップ回路310はスキャンクロックに
同期してセレクタ320の出力を保持し、保持したデー
タをシフトデータ出力として出力する。フリップフロッ
プ回路311はスキャンクロックに同期してフリップフ
ロップ310の出力したデータを保持し、データ出力と
して出力する。これによりフルスキャンテストが可能な
集積回路ロジック部と入力用バウンダリスキャンセル2
30内部のフリップフロップ回路311間のテストはAT
PGを用いてスキャンテストパタンを生成しこのテストパ
タンを用いて実施することが可能となり、回路規模を増
大させることなくこの部分の検出できる故障数を増加す
ることが可能となる。
【0032】また、ここではセレクタ681及びセレク
タ684の選択するスキャンクロック信号としてtckを
用いて入力端子651より入力しているが別の入出力端
子からスキャンクロック信号を入力してもよい。
【0033】また、ここではセレクタ682の選択する
入力信号としてtdiを用いて入力端子650より入力し
ているが別の入出力端子から信号を入力してもよい。
【0034】また、ここではセレクタ683の選択する
信号はtdoを用いて出力端子653より出力しているが
別の入出力端子から信号を出力してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明に係る集積回路は、
故障検査を行うスキャンテストが実行可能なデータ処理
実行手段と、前記データ処理実行手段への信号の入出力
を行う入出力端子と、前記データ処理実行手段と前記各
入出力端子との間にあって入出力信号の取り込み及び設
定を行い各々がチェーン状に接続してデータをシリアル
転送可能であるバウンダリスキャンレジスタと、前記バ
ウンダリスキャンレジスタを用いてボードテストを実行
するために必要な信号を入力するtck入力端子と、第1
クロック信号と前記tck入力端子より入力されるクロッ
ク信号とを切り替え前記バウンダリスキャンレジスタに
第2クロック信号として出力する第1選択手段とを備え
る。
【0036】この構成によればバウンダリスキャンレジ
スタに供給するクロック信号を切り替えることが可能と
なりバウンダリスキャンレジスタにスキャンクロックを
供給することが可能となる。その結果フルスキャンテス
トが可能な集積回路ロジック部と出力用バウンダリスキ
ャンセル内部のフリップフロップ回路間のテストはATPG
を用いてスキャンテストパタンを生成しこのテストパタ
ンを用いて実施することが可能となり、回路規模を増大
させることなくこの部分の検出できる故障数を増加する
ことが可能となる。
【0037】また、本発明に係る集積回路は、故障検査
を行うスキャンテストが実行可能なデータ処理実行手段
と、前記データ処理実行手段への信号の入出力を行う入
出力端子と、前記データ処理実行手段と前記各入出力端
子との間にあって入出力信号の取り込み及び設定を行い
各々がチェーン状に接続してデータをシリアル転送可能
であるバウンダリスキャンレジスタと、前記バウンダリ
スキャンレジスタを用いてボードテストを実行するため
に必要な信号を入力するtck入力端子と、第1制御信号
により第1クロック信号と前記tck入力端子より入力さ
れるクロック信号とを切り替え前記バウンダリスキャン
レジスタに第3クロック信号として出力する第1選択手
段と、第2制御信号により第2クロック信号と前記tck
入力端子より入力されるクロック信号とを切り替え前記
バウンダリスキャンレジスタに第4クロック信号として
出力する第2選択手段とを備える。
【0038】この構成によればバウンダリスキャンレジ
スタに供給するクロック信号を切り替えることが可能と
なりバウンダリスキャンレジスタにスキャンクロックを
供給することが可能となる。その結果フルスキャンテス
トが可能な集積回路ロジック部と入力用バウンダリスキ
ャンセル内部のフリップフロップ回路間のテストはATPG
を用いてスキャンテストパタンを生成しこのテストパタ
ンを用いて実施することが可能となり、回路規模を増大
させることなくこの部分の検出できる故障数を増加する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における集積回路の
ブロック図
【図2】第一の実施の形態における集積回路のバウンダ
リスキャンレジスタの構成を示すブロック図
【図3】第一の実施の形態における集積回路のバウンダ
リスキャンセルの構成を示すブロック図
【図4】第一の実施の形態におけるtck、tmsのタイミン
グ例を示す図
【図5】第一の実施の形態におけるJTAG命令とコードと
の対応例を示す図
【図6】第二の実施の形態における集積回路のブロック
【図7】従来の集積回路のブロック図
【符号の説明】
100 集積回路 111〜116 バウンダリスキャンレジスタ 130 集積回路ロジック部 141〜146 入出力端子 150 tdi入力端子 151 tck入力端子 152 tms入力端子 153 tdo出力端子 154 trst入力端子 160 TAPコントローラ 170 命令解読部 181〜183 セレクタ 200 バウンダリスキャンレジスタ 210 入出力端子 220 集積回路ロジック部 230〜232 バウンダリスキャンセル 300 バウンダリスキャンセル 310、311 フリップフロップ回路 320、321 セレクタ 600 集積回路 611〜616 バウンダリスキャンレジスタ 630 集積回路ロジック部 641〜646 入出力端子 650 tdi入力端子 651 tck入力端子 652 tms入力端子 653 tdo出力端子 654 trst入力端子 660 TAPコントローラ 670 命令解読部 681〜684 セレクタ 700 集積回路 711〜716 バウンダリスキャンレジスタ 730 集積回路ロジック部 741〜746 入出力端子 750 tdi入力端子 751 tck入力端子 752 tms入力端子 753 tdo出力端子 754 trst入力端子 760 TAPコントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障検査を行うスキャンテストが実行可
    能なデータ処理実行手段と、前記データ処理実行手段へ
    の信号の入出力を行う入出力端子と、前記データ処理実
    行手段と前記各入出力端子との間にあって入出力信号の
    取り込み及び設定を行い各々がチェーン状に接続してデ
    ータをシリアル転送可能であるバウンダリスキャンレジ
    スタと、前記バウンダリスキャンレジスタを用いてボー
    ドテストを実行するために必要な信号を入力するtck入
    力端子と、第1クロック信号と前記tck入力端子より入
    力されるクロック信号とを切り替え前記バウンダリスキ
    ャンレジスタに第2クロック信号として出力する第1選
    択手段とを有することを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 故障検査を行うスキャンテストが実行可
    能なデータ処理実行手段と、前記データ処理実行手段へ
    の信号の入出力を行う入出力端子と、前記データ処理実
    行手段と前記各入出力端子との間にあって入出力信号の
    取り込み及び設定を行い各々がチェーン状に接続してデ
    ータをシリアル転送可能であるバウンダリスキャンレジ
    スタと、前記バウンダリスキャンレジスタを用いてボー
    ドテストを実行するために必要な信号を入力するtdi入
    力端子と、前記バウンダリスキャンレジスタを用いてボ
    ードテストを実行するために必要な信号を入力するtck
    入力端子と、前記バウンダリスキャンレジスタを用いて
    ボードテストを実行するために必要な信号を入力するtm
    s入力端子と、前記バウンダリスキャンレジスタを用い
    てボードテストを実行するために必要な信号を出力する
    tdo出力端子と、第1制御信号により第1クロック信号
    と前記tck入力端子より入力されるクロック信号とを切
    り替え前記バウンダリスキャンレジスタに第3クロック
    信号として出力する第1選択手段と、前記tdi入力端子
    よりシリアルデータを入力し前記tck入力端子よりクロ
    ック信号を入力し前記tms入力端子より制御シリアル信
    号を入力し前記tdo出力端子にシリアルデータを出力し
    前記第1選択手段に前記第1クロック信号及び前記第1
    制御信号を出力し前記バウンダリスキャンレジスタに第
    2クロック信号、第2制御信号及び第3制御信号を出力
    する制御手段とを有し、前記バウンダリスキャンレジス
    タは、前記第2制御信号によって前記データ処理実行手
    段もしくは前記入出力端子から入力するデータと前段の
    前記バウンダリスキャンレジスタから出力されるシフト
    データとを選択して出力する第2選択手段と、前記第2
    選択手段の出力を前記第3クロック信号のタイミングで
    保持する第1保持手段と、前記第1保持手段の出力を前
    記第2クロック信号のタイミングで保持する第2保持手
    段と、前記第3制御信号によって前記データ処理実行手
    段もしくは前記入出力端子から入力するデータと前記第
    2保持手段の出力とを選択して出力する第3選択手段と
    を備え、前記制御手段は、前記入力信号tckと前記入力
    信号tmsにより入力された信号と一定のデータ値とが一
    致するか否かを解読する解読手段と、前記解読手段の解
    読結果に基づいて前記第1選択手段の選択を制御する前
    記第1制御信号を出力する信号出力手段とを備えること
    を特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の集積回路において、前記
    解読手段は、前記入力信号tckと前記入力信号tmsにより
    入力された信号と一定のデータ値とが一致しないことを
    解読し、前記解読手段の解読結果に基づいて前記信号出
    力手段は、前記第1選択手段を前記制御手段から出力さ
    れる第1クロック信号に選択する前記第1制御信号を出
    力し、前記制御手段は、シフト動作の場合は前記第2選
    択手段を前段の前記バウンダリスキャンレジスタから出
    力されるシフトデータに選択する前記第2制御信号及び
    前記第1保持手段を動作させる前記第1クロック信号を
    出力し、キャプチャ動作の場合は前記第2選択手段を前
    記データ処理実行手段もしくは前記入出力端子から入力
    するデータに選択する前記第2制御信号及び前記第1保
    持手段を動作させる前記第1クロック信号を出力し、ア
    ップデート動作の場合は前記第2保持手段を動作させる
    前記第2クロック信号及び前記第3選択手段を前記第2
    保持手段の出力に選択する前記第3制御信号を出力する
    ことにより前記バウンダリスキャンレジスタを用いてボ
    ードテストを実施することを特徴とする集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の集積回路において、前記
    解読手段は、前記入力信号tckと前記入力信号tmsにより
    入力された信号と一定のデータ値とが一致することを解
    読し、前記解読手段の解読結果に基づいて前記信号出力
    手段は、前記第1選択手段を前記tck入力端子より入力
    されるクロック信号に選択する前記第1制御信号を出力
    し、前記制御手段は、シフト動作の場合は前記第2選択
    手段を前段の前記バウンダリスキャンレジスタから出力
    されるシフトデータに選択する前記第2制御信号を出力
    し、キャプチャ動作の場合は前記第2選択手段を前記デ
    ータ処理実行手段から入力するデータに選択する前記第
    2制御信号を出力することにより前記バウンダリスキャ
    ンレジスタを用いてスキャンテストを実施することを特
    徴とする集積回路。
  5. 【請求項5】 故障検査を行うスキャンテストが実行可
    能なデータ処理実行手段と、前記データ処理実行手段へ
    の信号の入出力を行う入出力端子と、前記データ処理実
    行手段と前記各入出力端子との間にあって入出力信号の
    取り込み及び設定を行い各々がチェーン状に接続してデ
    ータをシリアル転送可能であるバウンダリスキャンレジ
    スタと、前記バウンダリスキャンレジスタを用いてボー
    ドテストを実行するために必要な信号を入力するtdi入
    力端子と、前記バウンダリスキャンレジスタを用いてボ
    ードテストを実行するために必要な信号を入力するtck
    入力端子と、前記バウンダリスキャンレジスタを用いて
    ボードテストを実行するために必要な信号を入力するtm
    s入力端子と、前記バウンダリスキャンレジスタを用い
    てボードテストを実行するために必要な信号を出力する
    tdo出力端子と、第1制御信号により第1クロック信号
    と前記tck入力端子より入力されるクロック信号とを切
    り替え前記バウンダリスキャンレジスタに第3クロック
    信号として出力する第1選択手段と、第2制御信号によ
    り第2クロック信号と前記tck入力端子より入力される
    クロック信号とを切り替え前記バウンダリスキャンレジ
    スタに第4クロック信号として出力する第2選択手段
    と、前記tdi入力端子よりシリアルデータを入力し前記t
    ck入力端子よりクロック信号を入力し前記tms入力端子
    より制御シリアル信号を入力し前記tdo出力端子にシリ
    アルデータを出力し前記第1選択手段に前記第1クロッ
    ク信号及び前記第1制御信号を出力し前記第2選択手段
    に前記第2クロック信号及び前記第2制御信号を出力し
    前記バウンダリスキャンレジスタに第3制御信号及び第
    4制御信号を出力する制御手段とを有し、前記バウンダ
    リスキャンレジスタは、前記第3制御信号によって前記
    データ処理実行手段もしくは前記入出力端子から入力す
    るデータと前段の前記バウンダリスキャンレジスタから
    出力されるシフトデータとを選択して出力する第3選択
    手段と、前記第3選択手段の出力を前記第3クロック信
    号のタイミングで保持する第1保持手段と、前記第1保
    持手段の出力を前記第4クロック信号のタイミングで保
    持する第2保持手段と、前記第4制御信号によって前記
    データ処理実行手段もしくは前記入出力端子から入力す
    るデータと前記第2保持手段の出力とを選択して出力す
    る第4選択手段とを備え、前記制御手段は、前記入力信
    号tckと前記入力信号tmsにより入力された信号と一定の
    データ値とが一致するか否かを解読する解読手段と、前
    記解読手段の解読結果に基づいて前記第1選択手段の選
    択を制御する前記第1制御信号及び前記第2選択手段の
    選択を制御する前記第2制御信号を出力する信号出力手
    段とを備えることを特徴とする集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の集積回路において、前記
    解読手段は、前記入力信号tckと前記入力信号tmsにより
    入力された信号と一定のデータ値とが一致することを解
    読し、前記解読手段の解読結果に基づいて前記信号出力
    手段は、前記第1選択手段を前記tck入力端子より入力
    されるクロック信号に選択する前記第1制御信号及び前
    記第2選択手段を前記tck入力端子より入力されるクロ
    ック信号に選択する前記第2制御信号を出力し、前記制
    御手段は、前記第3選択手段を前段の前記バウンダリス
    キャンレジスタから出力されるシフトデータに選択する
    前記第3制御信号及び前記第4選択手段を前記第2保持
    手段の出力に選択する前記第4制御信号を出力すること
    により前記バウンダリスキャンレジスタを用いてスキャ
    ンテストを実施することを特徴とする集積回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021001779A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 富士通株式会社 半導体集積回路及び半導体集積回路の試験方法
WO2022088594A1 (zh) * 2020-10-28 2022-05-05 深圳市紫光同创电子有限公司 边界扫描测试方法及存储介质

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WO2022088594A1 (zh) * 2020-10-28 2022-05-05 深圳市紫光同创电子有限公司 边界扫描测试方法及存储介质

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