JP2001194115A - 開閉監視装置 - Google Patents
開閉監視装置Info
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- JP2001194115A JP2001194115A JP2000001326A JP2000001326A JP2001194115A JP 2001194115 A JP2001194115 A JP 2001194115A JP 2000001326 A JP2000001326 A JP 2000001326A JP 2000001326 A JP2000001326 A JP 2000001326A JP 2001194115 A JP2001194115 A JP 2001194115A
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Abstract
も、状態変化による物理的な動きを光ファイバの光伝送
損失に置き換える方法で開閉監視を行うことを可能なら
しめてシステムコストや信頼性を向上させた光ファイバ
利用の開閉監視装置を提供する。 【解決手段】 蓋Aの開閉に伴って出没する検知ロッド
1とセンサ4の加圧子7との間に伝動部材8を介在し、
その伝動部材8の復帰を復帰遅延機構14で遅らせて蓋
Aが開いた後にすぐに閉まってもセンサ4の作動状態を
保つようにした。これによりセンサの光ファイバ6に生
じた光伝送損失を確実に測定することが可能になる。
Description
いて、監視対象物の開閉状況を経済的に、しかも信頼性
良く遠隔監視することを可能ならしめた開閉監視装置に
関する。
蓋、水門などの開閉状況を遠隔監視する場合、従来は電
気的なセンサを使用している。
OFF信号に基づいて開閉状況を把握する従来の方法で
は、1地点1センチ及び情報の変換、伝達装置を必要と
し、しかも、現地(監視点)に電源が必要であり、監視
システムの構築が煩雑化し、システムコストも高くつく
ほか、設置規制等も受け易い。
状態変化を遠隔監視するシステムやセンサをいくつか提
案している。これ等のシステムの中に、光ファイバを加
圧子で加圧変形させてその光ファイバに定量的な光伝送
損失を生じさせるセンサを用いて監視対象物の状態変化
による物理的な動きを光ファイバの光伝送損失に置き換
え、その伝送損失の有無と発生点を光伝送損失分布測定
装置(OTDR)で測定するものがある。これは、上記
の不具合を一掃でき、一本の光ファイバを用いての多地
点監視が行えるが、その一方で下記の欠点を有する。
して戻り光のレベルを監視点間の距離に対応する一定の
時間間隔で計測するため、光伝送損失の変化の把握に時
間がかかる。監視対象物の動きが緩慢で応答の高速性が
求められなければそれでもよいが、監視対象物の状態変
化の切換わりが速いと開閉の検知を行えない場合がでて
くる。
きくすれば検知時間を縮めることができるが、この方法
を採ると測定装置の伝送損失のダイナミックレンジに限
界があるため、1システム当りの監視地点数が減少す
る。
化の切換わりが早くても1地点で発生させる光伝送損失
を増大させずに状態変化(短時間の間に開閉が繰り返さ
れる場合を除く)を確実に検出して開閉状況を正確に把
握できるようにすることを課題としている。
め、この発明においては、光ファイバを加圧子で加圧変
形させてその光ファイバに定量的な光伝送損失を与える
センサと、前記加圧子を作動させるプッシャを有し、監
視対象物の開閉に伴う変位を利用してプッシャによる加
圧子の押込みと押込みの解除を行い、前記光ファイバの
光伝送損失の有無をモニタして監視対象物の開閉状況を
把握する開閉監視装置を改善の対象にしてこの装置の前
記プッシャとセンサとの間にプッシャの押込み力をセン
サの加圧子に伝える伝動部材を介在する。また、その伝
動部材に係止して伝動部材の復帰を止める復帰規制手段
もしくはそれに代わる機械式の復帰遅延機構を設ける。
方のみを検出すればよいケースは少なからずある。例え
ば、外部からの侵入監視を目的とする場合には、出入口
のドアや窓などが開いたことのみを検出すれば用が足り
る。このとき、開いたドアや窓がすぐに閉まると、測定
に時間のかかる装置では開いたことを検出できない。
らその作動状態を少なくとも検出が完了するまでの間保
持する。
気回路を用いると簡単に行えるが、それでは現地電源を
不要にしたシステムのメリットが失われる。
段や復帰遅延機構を用いてプッシャとセンサの加圧子と
の間に介在した伝動部材の復帰を止め又は遅延させる。
こうすると、状態変化がすぐに切換わってプッシャが復
帰しても伝動部材が作動点に残り、センサの作動状態が
保持されて光伝送損失の測定が確実になされる。
の実施形態を示す。
ドホールの蓋Aである場合を例に挙げている。
に支持してそのロッドの先端を蓋Aの裏面に当接させて
おり、蓋Aが開くとばね3の力で検知ロッド1が突出す
る。4は定位置に固定保持したセンサである。このセン
サ4は、図2に示すように、ハウジング5内に導入した
光ファイバ6を加圧子7で加圧してマイクロベンドを生
じさせ、それによって光ファイバ6に光伝送損失を生じ
させる。なお、加圧子7は、光ファイバに多点で曲げ歪
を加えるものを用いると、計測に必要なレベルの伝送損
失を光ファイバに無理な力を加えずに発生させることが
できる。
動きのみを伝達して加圧子7に押込み力を加える伝動部
材である。この伝動部材8は支軸9を支点にしてシーソ
運動する。
る。ここでは、伝動部材8による移動規制が解けたとき
にばね11の力で回転して伝動部材8に係止するロック
爪を用いたが、これに限定されるものではない。
監視所や中継所に引込み、その光ファイバ6に光伝送損
失分布測定装置(OTDR)12と、データ処理、表示
装置13を接続して監視を行う。なお、多地点の遠隔監
視を行う場合には各監視点のセンサの光ファイバをシリ
アルに接続する。
て復帰遅延機構14を用いた例である。図1の装置のロ
ック爪は係止解除を人手で行う必要があり、現地に人が
いないとか、簡単には出向けないと言った場合に問題が
出る。このような場合には一定時間経過後に自動復帰す
る機能をもたせた復帰遅延機構14を用いるとよい。
に挟んで対向配置する2つの伸縮容器15、16と、両
容器間に設ける流路17、18と各流路にそれぞれ設け
る逆止弁19、20とから成る。
形成されており、逆止弁19は容器15から16への流
体移動を阻止し、もう一方の逆止め弁20は容器16か
ら15への流体移動を阻止する。容器15、16には液
体(気体も可)が充填されている。なお、流路18は、
管径を細くする代わりに絞り弁を設けてもよい。
装置は、図4に示すように、蓋Aが開いたときに検知ロ
ッド1がばね3の力で上昇して伝動部材8の図中右端を
押し上げ、それによりセンサ4が作動してセンサの光フ
ァイバに光伝送損失が生じる。このとき、伝動部材8の
図中左端は下向きに動き、容器16を圧縮する。そのた
め、容器16内の液体が流路17を通って容器15内に
流れ、容器15が伸長する。この状態で蓋Aがすぐに閉
じられると、検知ロッド1による押し上げが解除されて
伝動部材8が元に戻ろうとするが、このときには、容器
15内の液体が絞り効果のある流路18を通って容器1
6に流れるので、容器15の復元が遅れ、その容器15
に規制されて伝動部材8の復帰も遅れる。従って、復帰
時間が長くなり、その間にOTDRによる光伝送損失の
測定が行える。図3の復帰遅延機構は、周知のガスダン
パと等価な機能を有するものであり、ガスダンパで代替
することも可能である。
に復帰させようとすると、抵抗で復帰が不能になる場合
が考えられるので、そのようなときには強制復帰を行わ
しめる。その強制復帰は、図3に示す復帰スプリング2
1を設けて行ってもよいし、図5に示すように、ウェイ
ト22の荷重を復帰力として作用させることもできる。
復帰のために復帰抵抗に勝る張力を加えておく必要があ
る。その張力を加える方法として、図5ではハウジング
5から引き出した光ファイバ6をターンローラ23に掛
け、そこから下向きに垂らした光ファイバ6にウェイト
22を取付けている。そして、伝動部材8が水平に保た
れているときにはウェイト22が宙吊り状態(図5
(a))になり、センサの加圧子7を押込んだときには
伝動部材8によってウェイト22が支えられるようにし
ている。こうすると、ウェイト22の荷重で伝動部材8
を強制復帰させ、かつ光ファイバに復元用の張力を加え
ることができる。
を示している。この復帰遅延機構24は、検知ロッド1
が上昇するとき、そのロッド1に取付けたラック25で
定位置回転可能に設けられたピニオンギヤ26を回転さ
せ、その回転を伝動要素(図のそれは歯車)27と一方
向クラッチ28経由でうず巻ばね(ゼンマイ)29に伝
えてうず巻ばね29を巻上げる。このうず巻ばねの巻上
げは、巻戻し時に巻取軸に巻付けられるチエンか紐をロ
ッド1の上昇力で巻戻して巻取軸を回転させる方法でも
行える。
は、蓋Aが閉じて検知ロッド1が復帰すると巻戻される
(ほどける)。このとき、うず巻ばね29の巻取軸にフ
ライホイール30を付けたり、ウォームギヤを設けたり
して負荷をかけ、巻戻しが時間をかけてなされるように
しており、この巻戻し力を利用して伝動部材8に復帰力
を加える。
戻しによってうずの直径が大きくなるうず巻ばね29を
伝動部材8に直接当接させる方法や、うず巻ばねの巻戻
し力で巻取軸にチエンや紐を巻取ってそのチエンか紐を
介して伝動部材8に復帰力を加える方法で行うことがで
きる。
装置は、伝動部材の復帰を停止もしくは遅延させてセン
サの作動状態を少なくとも一定時間保持するので、セン
サ作動後にすぐに監視対象物の開閉状態が切換わって
も、センサの光ファイバに生じた光伝送損失を確実に測
定して開閉状況を把握することができ、動作の切換わり
が早い監視対象物についても、システムコストや運用面
で有利な光ファイバを用いて開閉監視を行うことが可能
になる。
きくせずに済むため、1監視システム当りの監視地点数
も増やすことができ、システムの性能向上や経済効果の
更なる向上等も可能になる。
加わった状態を伝動部材の長手方向に見て示す図 (b)センサが作動して伝動部材にウェイトの荷重が加
わった状態を示す図
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバを加圧子で加圧変形させてそ
の光ファイバに定量的な光伝送損失を与えるセンサと、
前記加圧子を作動させるプッシャを有し、監視対象物の
開閉に伴う変位を利用してプッシャによる加圧子の押込
みと押込みの解除を行い、前記光ファイバの光伝送損失
の有無をモニタして監視対象物の開閉状況を把握する開
閉監視装置において、前記プッシャとセンサとの間にプ
ッシャの押込み力をセンサの加圧子に伝える伝動部材を
介在し、さらに、この伝動部材の復帰を止める復帰規制
手段を設けたことを特徴とする開閉監視装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の復帰規制手段に代えて伝
動部材の復帰を遅らせる機械式の復帰遅延機構を設けた
開閉監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001326A JP2001194115A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 開閉監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001326A JP2001194115A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 開閉監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001194115A true JP2001194115A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18530563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001326A Pending JP2001194115A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 開閉監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001194115A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006258463A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Yokogawa Denshikiki Co Ltd | 外力検出装置及びこれを用いた防犯システム |
WO2013186245A1 (de) * | 2012-06-12 | 2013-12-19 | Loos Guy | Stromloser, optischer schalter |
EP3719767A1 (en) * | 2019-03-21 | 2020-10-07 | Be Aerospace, Inc. | Fiber optic tamper switch |
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-
2000
- 2000-01-07 JP JP2000001326A patent/JP2001194115A/ja active Pending
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