JP2001189882A - 監視用カメラ - Google Patents

監視用カメラ

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JP2001189882A
JP2001189882A JP37256299A JP37256299A JP2001189882A JP 2001189882 A JP2001189882 A JP 2001189882A JP 37256299 A JP37256299 A JP 37256299A JP 37256299 A JP37256299 A JP 37256299A JP 2001189882 A JP2001189882 A JP 2001189882A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 耐破壊性を有し、ハウジング内に収容される
カメラが異なるシーン又は場面を監視するために水平方
向軸線及び垂直方向軸線のより広範な再位置決めを許容
する監視カメラを提供する。 【解決手段】 各ハウジング内にはカメラが収容され、
該カメラは前方パネル1の開口を通して異なる領域に照
準を定め、視認することが可能である。調節自在カメラ
支持体と、相互に結合されている後方ホルダ及び前方ホ
ルダの間に包囲されている透明ウィンドウを具備する調
節自在パネルアッセンブリが後方支持体と前方パネル1
の間に挾まれる状態で固定され、その間に該アッセンブ
リを締結する係止手段を備える。このアッセンブリ透明
パネルの位置をハウジング内のカメラの前記照準定めに
相応させた状態で開口内の異なる領域に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラをハウジング
内に収容し、監視領域をハウジング前面部に備えられる
視認用の開口から撮影可能とする監視用カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】監視用カメラは、一般に、壁、ポール、
天井、或は、他の固定ベース(基盤)位置にカメラ・マ
ウントとして既知の伸張されたアームを用いて取り付け
られている。伸張されたアーム或はカメラ・マウント
は、カメラのレンズをその意図された監視目標へ向ける
ために、カメラの水平方向軸及び垂直方向軸の位置付け
を許容する旋回ジョイント又はスイベル・ジョントを含
む。多くの場合、テレビカメラはハウジングに覆われ、
その結果としてカメラ・アッセンブリ全体が大きくなっ
て重くなり、耐破壊性環境等に対して著しく重い取り付
けアクセサリを必要とする。更には、旋回ジョイントを
伴う通常のマウントは容易に乱用されたり壊されたりす
るので、マウント及び旋回ジョイントに取り付けられた
テレビカメラは、刑務所内部での独立懸架用、特に事実
上暴力的である拘留独房で使用され得るテレビカメラに
利用することは不可能である。よって、拘留独房の監視
用に使用されるカメラは、通常、分厚いスチール構造で
ある耐破壊性ハウジング内部に取り付けられる。そうし
たカメラ・ハウジングは壁或は天井に固定的にボルト付
けされて、カメラの水平軸及び垂直軸の位置決めがその
ハウジング内部に制限されて、特に前方パネルの可視面
積サイズによってカメラ位置決めが限定されている。
【0003】独房内から小さな独房の内部を監視するこ
とは、魚眼レンズとして知られる著しく広角なレンズを
必要とする。著しく広角なレンズを利用するカメラは、
レンズの視界を遮らないように非常に幅広な前方パネル
を必要とするが、より幅広いパネルは外部より容易に乱
用及び破壊され得るので、耐破壊性ハウジングにとって
は前方パネルのサイズを最小化することが必要となる。
これは、次いで、ハウジング内のカメラ位置決めの調節
を制限するものであり、特にカメラに著しく広角なレン
ズが装填された場合にはいっそう制限するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐破
壊性を有し、且つ、ハウジング内に収容されるカメラが
異なるシーン又は場面を監視するために水平方向軸線及
び垂直方向軸線のより広範な再位置決めを許容する監視
カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明に従え
ば、内部にカメラを収容するハウジングを構造物に支持
・結合してなり、ハウジングの前面部に、内部に収容さ
れるカメラの視認用の開口を備えた前方パネルを有して
構成される監視用カメラであって、ハウジングを壁、ポ
ール、或いは天井等の構造物に支持・結合するためのマ
ウントと、カメラをハウジングの内部に取り付けて、該
ハウジングの前方パネルにおける開口を通して、ハウジ
ング外部の異なる方向の領域にカメラの照準を設定する
ことによって、ハウジングの内部で該カメラの位置調節
を可能とする調節自在カメラ支持体と、前方パネルの開
口におけるハウジング内側に配設され、相互に結合され
る後方ホルダと前方ホルダの間に透明パネルを挾むよう
に構成され、前方ホルダには前方ウィンドウが開口さ
れ、後方ホルダには後方ウィンドウが開口され、各ウィ
ンドウ間に配設される透明パネルをハウジング内に収容
するカメラの視認用の透明ウィンドウとして構成し、周
部に切欠又は通路を複数備えてなる調節自在パネルアッ
センブリと、前記パネルアッセンブリをハウジングの内
側において、前方パネルとの間で締結する状態で固定可
能とする係止手段を備え、前記パネルアッセンブリの周
部に備えられる切欠又は通路の部分を非締結状態にある
前記係止手段に対し位置調整し、前記透明ウィンドウ
を、カメラの前記照準定めに相応した状態で前方パネル
の開口に対し、異なる領域に位置決めした状態で係止手
段を締結可能とする後方支持体と、を備えることとして
なる監視用カメラとしたものである。
【0006】本発明の以上の目的及び特徴並びに他の目
的及び特徴は、添付図面を参照しての本発明の好適実施
例の以下の説明から明らかとなるであろう。
【0007】
【発明を実施する形態】図1において、壁に対してそれ
ぞれボルト付けされた2つの(A)並びに(C)に示す
耐破壊性ハウジングを備えた監視用カメラが示されてお
り、その内の(A)は壁鉛直方向対して直交している監
視用カメラ100を示しており、(C)は壁鉛直方向に
対して平行してボルト付けされている監視用カメラ20
0を示している。また、図1の(B)は天井にボルト付
けされている監視用カメラ300を示している。監視用
カメラ100において、透明パネル2Rの前方パネル1
における開口23の領域を右上方コーナに向けて小さく
調節されており、監視用カメラ200のにおいては、前
方パネル1における開口23に占める前方パネル1の内
側に配設される透明パネル2Cの領域を中心部に向けて
小さな面積に調節されており、そして、監視用カメラ3
00においては、前方パネル1の開口23に占める透明
パネル2Lの領域を左下方コーナに向けて小さな面積に
調節されている。図5に示されている調節自在パネルア
ッセンブリ20のウィンドウ22のサイズは、図7に示
されるような、レンズ6の画角αと、レンズ焦点7と調
節自在パネルアッセンブリ20のウィンドウ21及び2
2との間の距離Xとに相応又は対応している。
【0008】欧州PALのNTSC標準等の全てのテレ
ビジョン・システムは、図8に示されるように、水平方
向長Hが4である一方、垂直方向高Vが3であるアスペ
クト比4:3を有するフレーム・サイズを利用してい
る。レンズは半径Rの円形の視野Lを提供するので、該
レンズの円形視野のサイズはその円形視野Lの直径と同
等なフレームFの対角線値Dによって測定されなければ
ならない。対角線値は、公知の公式数1又は数2によっ
て計算される。従って、4の水平方向長Hと、3の垂直
方向高Vと、5の対角線長Dとのサイズ比は標準テレビ
ジョン・アスペクト比の周知値であり、これらの値は、
調節自在パネルアッセンブリ20の後方及び前方のウィ
ンドウ21及び22のサイズや、監視用カメラ100,
200,300の各前方パネル1における開口23のサ
イズを計算するために使用される。
【数1】
【数2】
【0009】それ故に、レンズの画角αやレンズ焦点7
及び前方ウィンドウ22間の距離Xに応じて、ウィンド
ウ21及び22のサイズを計算することが簡単となる。
例えば、図7に示されるレンズは90°の画角を有し
て、50mmの距離Xであるその焦点7に取り付けられ
ている。従って、レンズの円形視野の半径Rの長さは5
0mm(tan45°=1又はR/X=1)であり、そ
れ故に対角線値は100mmであり、水平方向長Hは8
0mm(4/5×100)であり、そして垂直方向高V
が60mm(3/5×100)である。もし異なるアス
ペクト比、例えばアスペクト比16:9の高品位テレビ
ジョンが用いられれば、ウィンドウサイズはテレビカメ
ラ11に利用されたテレビジョン・システムのアスペク
ト比に従って計算されなければならない。
【0010】次に、実施形態に係る監視用カメラの詳細
を説明する。各監視用カメラ100,200,300の
うち、カメラ100は壁直交型マウント40(マウン
ト)により構造物としての壁面に支持・結合され、また
カメラ200は壁平行型マウント60(マウント)によ
り壁面に支持・結合され、さらにカメラ300は天井マ
ウント50(マウント)により天井部に支持・固定され
る。そして壁直交型マウント40にはハウジング41
が、壁平行型マウント60にはハウジング61が、天井
マウント50にはハウジング51がそれぞれ取り付けら
れ、各ハウジング41,51,61の前面部には、ハウ
ジング41,51,61の内部に収容されるカメラ11
のレンズ6の視認用の長方形からなる開口23を備えた
前方パネル21が取り付けられてなる(図1参照)。
【0011】図1ないし図4においては、各監視カメラ
100,200,300がそれぞれ前方パネル21並び
に各ハウジング41,51,61を取外した状態での収
容されるカメラ11の対応するマウント40,50,6
0への支持状態が示される。
【0012】図4に示す監視用カメラ200において、
レンズ6を前面位置に備えるカメラ11は、2つの垂直
方向ロックキング・ネジ18(図中、1つのみが示され
ている)から成るV軸線回りに、カメラ11の垂直方向
位置決めを提供する垂直方向カメラ支持体14上に取り
付けられており、それら垂直方向ロッキング・ネジ18
はその垂直方向カメラ支持体14を水平方向カメラ支持
体12にも取り付けている。水平方向カメラ支持体12
は、支持体12及び14を伴うカメラ11をH軸線回り
に調節してロック(固定)する水平方向ロッキング・ネ
ジ16を用いて、マウント60に取着されるカメラホル
ダ63に取り付けられており、それによって、カメラ1
1はハウジング61内において水平方向位置及び垂直方
向位置のそれぞれを独立して調節され、レンズ6の視認
方向(監視カメラ指向領域)を調整可能としてなる。
【0013】天井マウント50に平行して結合されるカ
メラホルダ53においても、図3に示すようにそれぞれ
水平方向カメラ支持体12並びに垂直方向カメラ支持体
14が備えられ、同様のカメラ位置決めの設定がハウジ
ング51内で行われる。
【0014】図1に示す監視用カメラ100内のカメラ
位置決め設定も、基本的には同一であるが、各監視用カ
メラ200及び300のカメラホルダ53及び63がそ
れらの上側から結合される水平方向カメラ支持体12の
代わりに、壁直交型マウント40に直交して結合される
と共にその下側から水平方向カメラ支持体12を結合す
るカメラホルダ43が設けられている(図2参照)。
【0015】以上の説明から明らかなことは、レンズ6
を伴うカメラ11が、各監視カメラ100,200,3
00が設置される被撮影領域の異なるシーンに照準を当
て、これを監視・撮影するために、ハウジング内部や前
方パネル21の開口23の内側において、H軸線及びV
軸線の各軸線回りに位置決め・調節可能であることであ
る。
【0016】前記垂直方向及び水平方向のカメラ支持体
12,14(調節自在カメラ支持体)及び/或はカメラ
ホルダ43を用いる代わりに、カメラ11は位置決め調
節のために周知の旋回ジョイント(ユニヴァーサルジョ
イント)、周知の三脚台頂部、或は、他の周知のカメラ
位置決め装置に取り付けることも可能である。。
【0017】各ハウジング41,51,61並びにその
前部に取り付けられる前方パネルは、容易に破壊され得
ない、分厚い耐破壊性を有する材質で形成される。その
前方パネル1の厚みは前方パネル1のウィンドウ(開
口)のサイズに依存しており、より大きな前方パネル1
のウィンドウ(開口)の場合にはパネルをより厚くする
必要がある。
【0018】図5に示され、各監視用カメラ100,2
00,300の前方パネル1の内側に配設される調節自
在パネルアッセンブリ20は、前方ホルダ3、透明パネ
ル2、並びに、後方ホルダ4から構成されている。前方
ホルダ3は前方ウィンドウ22を有し、後方ホルダ4は
後方ウィンドウ21を有し、これら各ホルダ3,4のウ
ィンドウ21,22間に透明パネル2を挾むようにして
いる。これら両ウィンドウ21,22は使用されるレン
ズ6と、図7に示されるような焦点7及び前方ウィンド
ウ22間の距離とに相応又は対応するサイズを有する
か、或は僅かにより大きくて、カメラ位置決め中の幾分
かの誤差を許容している。しかしながら、ウィンドウサ
イズを最小化することはパネルの強度を改善すると共
に、より薄いパネルの使用を可能としている。透明パネ
ル2は前方及び後方のホルダ3及び4間に取り付けられ
ると共に、図5に示される4つのネジ3Aによって係止
されている。前方ホルダ3は皿頭ネジ3Aに対する4つ
のテーパ状穴3Bを提供し、後方ホルダ4はネジ切り穴
3Dを有して、ネジ3Aのネジ筋と相補的である。ネジ
3Aを用いる代わりに、前方及び後方のホルダ3,4が
相互に固定的に結合させられると共に透明パネル2を包
囲している限り、それら前方及び後方ホルダ3,4を溶
接、リベット打ち、或は、他の係止手段によって結合す
ることが可能である。
【0019】図6に示されるように、調節自在パネルア
ッセンブリ20は前方パネル1及び後方支持プレート5
(後方支持体)の間に支持されている。4つのロッキン
グ・ネジ1A(係止手段)が後方支持プレート5を締め
付けて、パネルアッセンブリ20を然るべく位置決め固
定している。
【0020】ロッキング・ネジ1Aは、特殊で非標準ス
クリュードライバ形状を必要とする特殊な皿頭ネジ或は
他のタイプの頭のネジを利用し、それによってナイフ及
び他の利用可能手段の使用でロッキング・ネジをひねく
り回されることを防止している。前方パネル1にはテー
パ状穴1B或は他の形状の穴が設けられて、ネジ頭形状
に適応しており、後方支持プレート5にはネジ切り穴1
Dが設けられて、ロッキング・ネジ1Aのネジ筋と相補
的となっている。
【0021】キー1Kを伴うロックがネジ1Aの代わり
に使用可能であり、前方パネル1にはそのロックと適応
すべく符合穴1Mが設けられている一方で、後方支持プ
レート5にはキー・ロック1Kのタング1Tと相補的な
溝1Gが設けられており、代替的には、ネジ1Wが前方
パネル1に固定的に結合されるか又は溶接され得て、後
方支持プレートの穴1Pがネジ切り穴であり得ず、そし
て後方支持プレート5は溶接ネジ1Wに対して相補的な
ナット5Nを用いて前方パネル1に締め付け可能となっ
ている。
【0022】図6に示される単一の後方支持プレート5
に代わり、同じく図6に示されるような後方支持体5S
及び5T等の幾つかのパーツを用いることも可能であ
る。パネルアッセンブリ20の前方ホルダ3の周部に形
成される4つのロッキング・ネジ切欠1C或は後方支持
プレート5の枠内に形成される4つの移動切欠5Aは、
図9に示すようにパネルアッセンブリ20の可視パネル
2Wを矢印に示すように前方パネル1の開口23内を巡
って移動可能とし(詳しくは前方パネル1に締結される
係止手段としてのロッキングネジ1Aに対して移動可
能)、異なる状態に配置・位置決め可能とする。すなわ
ち、ロッキング・ネジ切欠1Cはロッキング・ネジ1A
に対する通路を提供し、そして同時に、その切欠サイズ
はパネルアッセンブリ20が再度位置決めされ得てロッ
クされることによって、その可視パネル2Wが前方パネ
ル開口23内の異なる領域に移る得るようになってい
る。同様に、ネジ切り穴3Dから構成される後方ホルダ
4の4つのタング3Cと、後方支持プレート5の移動切
欠5Aとは、それらタング3Cを切欠5A内で自由に移
動させることができるように寸法付けされて、可視パネ
ル2Wを、図9に示されるように、前方パネル1の開口
23内における異なる領域に自由にシフトさせてロック
可能とする。この結果、図1の(A)、(B)に示すよ
うに開口23に対する透明パネル2R、2Lの位置調整
が可能となり、カメラ11の図7に示す視認領域に対応
する必要最小限の透明パネルの領域設定が可能となる。
さらに、図1の(C)に示すように透明パネル2Cが小
さなサイズとされるパネルアッセンブリ20を開口23
に対して位置調整する状態で領域設定することもでき
る。垂直方向シフトVX及び水平方向シフトHXは、パ
ネルアッセンブリ20のネジ3Aを暴露しないように寸
法付けさせられている。図9に示されている可視パネル
2Wは広角レンズ用に計算されたパネルであるが、可視
パネル2Wのサイズは任意のサイズに変更可能であっ
て、それが前方パネルにおける開口となり、同様に、タ
ング3C、切欠1C及び5Aのサイズは異なる移動や誤
差を許容するように異なる寸法或は形状と為すことがで
きる。この結果、図1の各監視用カメラ100,20
0,300に示すように、前方パネル1の開口23に占
める透明パネル2R、2L、2Cの領域を調節し、透明
ウィンドウの露出面積を調整し、耐破壊性を増すことが
できる。この露出面積の調整は、前記図7、図8に示す
カメラ11の照準定めに相応した状態でパネルアッセン
ブリ20を位置調整することにより行われる。
【0023】そして、図6に示すような単一の後方支持
プレート5に置き換わるべく使用される幾つかの支持体
5S及び5Tにおいては、それによる後方支持体がパネ
ルアッセンブリ20を前方パネル1に締め付けてロック
(固定)することになる。さらに前記実施形態では、パ
ネルアッセンブリ20の周部においてロッキング・ネジ
切欠1Cを備えることとしているが、該切欠1Cに代え
てロッキング・ネジ1Aに対して大きなサイズの開口か
らなる通路としてもよい。
【0024】透明パネル2は硬化ガラス或はプラスチッ
ク材で構成され、前方ホルダ3、後方支持プレート5、
前方パネル1、ハウジング41,51,61、並びに、
各マウント40,50,60はスチール製であるが、他
の任意の金属製或はプラスチック材製とすることも可能
である。
【0025】図1の(A)、(B)、(C)にそれぞれ
示された監視用100,200,300は、それらの
幅、長さ、或は、高さと共に、それらの基本配向を下
方、側方、或は、上方に変えることによって変更可能で
ある。要するに、本発明に係る監視用カメラのハウジン
グにあって、最終的な形状及び寸法は、上記のように開
示されたカメラのようにレンズの視野を遮ること無し
に、ハウジング内でのカメラの正確な位置決めが為せる
ように前方パネルを変更し調節する手段を組み入れるこ
とができる監視用カメラに設計され得ることである。
【0026】勿論当業者であればご理解頂けるように、
ここに提示された本発明の特定の実施例は例示目的のみ
のためであり、何等限定的な意図がなく、それ故に、特
許請求の範囲で述べられた本発明の精神及び範囲から逸
脱すること無しに、数多くの変更及び変形が為され得
て、行き着くであろう均等物に充分に使用され得る。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、耐破壊
性を有し、且つ、ハウジング内に収容されるカメラが異
なるシーン又は場面を監視するために水平方向軸線及び
垂直方向軸線のより広範な再位置決めを許容する監視カ
メラを提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る各監視用カメラを構
造物としての室内の天井或いは壁面に設置した状態を示
す斜視図である。
【図2】1の(A)に示す監視用カメラのハウジング内
に取り付けられるカメラの斜視図である。
【図3】図1の(B)に示す監視用カメラのハウジング
内に取り付けられるカメラの斜視図である。
【図4】図1の(C)に示す監視用カメラのハウジング
内に取り付けられるカメラの斜視図である。
【図5】調整自在パネルアッセンブリの分解状態を示す
斜視図である。
【図6】前方パネルに対する後方支持体によるパネルア
ッセンブリの固定状態を示す斜視図である。
【図7】監視カメラのウィンドウ部分を示す断面図であ
る。
【図8】テレビジョン・システムのアスペクト比とレン
ズの円形視野との関係を示す概略図である。
【図9】パネルアッセンブリの移動の詳細を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 前方パネル 1A ロッキング・ネジ 1C ロッキング・ネジ切欠 2 透明パネル 2W 可視パネル 3 前方ホルダ 4 後方ホルダ 5 後方支持プレート 5A 移動切欠 6 レンズ 11 カメラ 12 水平方向カメラ支持体(調節自在カメラ支持体) 14 垂直方向カメラ支持体(調節自在カメラ支持体) 20 調節自在パネルアッセンブリ 21 後方ウィンドウ 22 前方ウィンドウ 23 開口 40 壁直交型マウント 43,53,63 カメラ・ホルダ 41,51,61 ハウジング 50 天井マウント 60 壁平行型マウント 100,200,300 監視用カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA01 AC21 AC27 AC54 AC61 AC77 AC78 5C054 CC00 CC05 CE06 CE16 CF01 HA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にカメラを収容するハウジングを構
    造物に支持・結合してなり、ハウジングの前面部に、内
    部に収容されるカメラの視認用の開口を備えた前方パネ
    ルを有して構成される監視用カメラであって、 ハウジングを壁、ポール、或は天井等の構造物に支持・
    結合するためのマウントと、 カメラをハウジングの内部に取り付けて、該ハウジング
    の前方パネルにおける開口を通して、ハウジング外部の
    異なる方向の領域にカメラの照準を設定することによっ
    て、ハウジングの内部で該カメラの位置調節を可能とす
    る調節自在カメラ支持体と、 前方パネルの開口におけるハウジング内側に配設され、
    相互に結合される後方ホルダと前方ホルダの間に透明パ
    ネルを挾むように構成され、前方ホルダには前方ウィン
    ドウが開口され、後方ホルダには後方ウィンドウが開口
    され、各ウィンドウ間に配設される透明パネルをハウジ
    ング内に収容するカメラの視認用の透明ウィンドウとし
    て構成し、周部に切欠又は通路を複数備えてなる調節自
    在パネルアッセンブリと、 前記パネルアッセンブリをハウジングの内側において、
    前方パネルとの間で締結する状態で固定可能とする係止
    手段を備え、前記パネルアッセンブリの周部に備えられ
    る切欠又は通路の部分を非締結状態にある前記係止手段
    に対し位置調整し、前記透明ウィンドウを、カメラの前
    記照準定めに相応した状態で前方パネルの開口に対し、
    異なる領域に位置決めした状態で係止手段を締結可能と
    する後方支持体と、 を備えることとしてなる監視用カメラ。
  2. 【請求項2】 前記後方ホルダの後方ウィンドウが前方
    パネルの開口よりも小さい請求項1に記載の監視用カメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記前方ホルダの前方ウィンドウが前方
    パネルの開口よりも大きいか或はそれと同等である請求
    項1に記載の監視用カメラ。
  4. 【請求項4】 前記後方支持体の係止手段が、ネジ、ロ
    ック、ナット、或は、それらの任意の組み合わせである
    請求項1に記載の監視用カメラ。
  5. 【請求項5】 調節自在パネルアッセンブリの前記後方
    ホルダ及び前記前方ホルダが、ネジ、溶接、或は、リベ
    ット打ちの何れかによって相互に結合される請求項1に
    記載の監視用カメラ。
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