JP2001189662A - 符号化ビデオピクチャのデータストリームのビットレートを変化させる方法 - Google Patents

符号化ビデオピクチャのデータストリームのビットレートを変化させる方法

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JP2001189662A JP2000349015A JP2000349015A JP2001189662A JP 2001189662 A JP2001189662 A JP 2001189662A JP 2000349015 A JP2000349015 A JP 2000349015A JP 2000349015 A JP2000349015 A JP 2000349015A JP 2001189662 A JP2001189662 A JP 2001189662A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオピクチャのデータストリームのビット
レートを容易に変化させる技術を提供する。 【解決手段】 入力ビットストリームを符号化データの
シーケンスと制御ビットのシーケンスとに分割する。制
御ビットのシーケンスを所望とされる出力ビットストリ
ームの異なるビットレートの関数で修正し制御ビットの
出力シーケンスを発生する。符号データのシーケンスを
デコードしてデータの中間シーケンスを発生する。予め
確立したステップで量子化し且つ該データの中間シーケ
ンスを符号化し符号化データの出力シーケンスを発生す
る。これらの出力シーケンスを合体させて所望のビット
レートを有する出力ビットストリームを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、デジタル化
したピクチャの処理を行う技術に関するものであって、
更に詳細には、デジタル化したビデオピクチャのデータ
ストリームのビットレートを変化させる技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本発明は符号化したビデオピクチャの処
理システムに適用することが可能である。デジタル化し
たビデオシーケンスを取扱う場合にMPEGスタンダー
ドが特に重要であるので、本発明方法の重要な適用例を
具体的に例示するためにMPEG2システムを参照する
が、本発明方法は適宜確立されるように異なるスタンダ
ードに基づいてビデオシーケンスを転送するシステムに
おいても完全に使用可能なものである。
【0003】MPEG2スタンダードに従うビデオコー
ディング MPEG(Moving Pictures Expe
rts Group)スタンダードは、デジタル化した
ピクチャからなるシーケンスの圧縮専用の1組のアルゴ
リズムを定義している。これらの技術は該シーケンスの
空間的及び時間的な冗長性を減少させることに基づいて
いる。空間的冗長性の減少は、量子化、離散コサイン変
換(DCT)、ハフマンコーディング(符号化)によっ
て単一のイメージを独立的に圧縮することによって達成
される。
【0004】時間的冗長性の減少は、1つのシーケンス
の連続するピクチャの間に存在する相関を使用して得ら
れる。近似的には、各イメージは、そのシーケンスの先
行する及び/又は後に続くイメージの変換として局所的
に表現することが可能であるということが可能である。
この目的のために、MPEGスタンダードは3種類のピ
クチャを使用し、それらは、I(イントラ符号化フレー
ム)、P(予測化フレーム)、B(双方向予測化フレー
ム)として示される。Iピクチャは完全に独立的な態様
で符号化され、Pピクチャはそのシーケンスにおける先
行するI又はPピクチャに関して符号化され、Bピクチ
ャはそのビデオシーケンスにおける先行する1つと後続
する1つとのI又はP種類の2つのピクチャに関して符
号化される(図1参照)。
【0005】ピクチャからなる典型的なシーケンスは、
例えば、IBBPBBPBBIB...の場合がある。
これはそれらが観察される順番であるが、どのPも先行
するI又はPに関して符号化され、且つどのBも先行す
る及び後続のI又はPに関して符号化されるものである
から、デコーダ即ち復号器はBピクチャの前にPピクチ
ャを受取り且つPピクチャの前にIピクチャを受取るこ
とが必要である。従って、これらピクチャの送信順はI
PBBPBBIBB...である。
【0006】ピクチャは表示された順番でコーダ即ち符
号化器によって逐次的に処理され、順次デコーダ(復号
器)ヘ送られ該デコーダはそれらをデコードし且つ並び
変え、それらを順番に表示することを可能とする。Bピ
クチャを符号化するためには、コーダ(符号化)が「フ
レームメモリ」と呼ばれる専用のメモリバッファ内に符
号化されその後にデコードされ、現在のBピクチャが参
照するI及びPピクチャを維持することが必要であり、
従って適切なメモリ容量を必要とする。
【0007】コーディング即ち符号化における最も重要
な概念のうちの1つは動き推定である。動き推定は以下
のような考察に基づいている。即ち、1つのピクチャの
1つのフレームの1組のピクセルは、先行するものを変
換することによって得られる連続するピクチャの位置に
配置させることが可能である。勿論、このようなオブジ
ェクトの転位は、以前には隠れていた部分を露見させ且
つそれらの形状を変化させる場合がある(例えば、ズー
ム期間中等)。
【0008】ピクチャのこれらの部分を識別し且つ関連
付けをするのに適したアルゴリズムのファミリィは、通
常、「動き推定」のものとして呼称される。このような
ピクセルの関連付けは差分ピクチャを計算するために使
用され、従って冗長な時間的情報を除去し且つDCT圧
縮、量子化、エントロピィコーディングの連続した処理
をより効果的なものとさせる。このような方法はスタン
ダードのMPEG2において典型的な例を見出すことが
可能である。ビデオMPEG2コーダの典型的なブロッ
ク図を図2に示してある。
【0009】このようなシステムは以下の如き機能的ブ
ロックから構成されている。
【0010】(1)4:2:2から4:2:0へのクロ
マフィルタブロック このブロック内には、クロミナンス成分に関して動作す
るローパスフィルタが設けられており、それは同一の列
内に配置されており且つ適宜の係数で乗算された隣りの
ピクセルの重み付けした和でピクセルを置き換えること
を可能とする。このことは2による相次ぐサブサンプリ
ングを行うことを可能とし、従ってクロミナンスの半分
にした垂直定義を得ることを可能とする。
【0011】(2)フレーム順番付け器 このブロックはMPEGスタンダードによって必要とさ
れる符号化順でフレームを出力する1つ又は幾つかのフ
レームメモリから構成されている。例えば、入力シーケ
ンスがIBBPBBP等である場合には、その出力順は
IPBBPBB...である。
【0012】※I(イントラ符号化ピクチャ):時間的
冗長性を包含しているフレーム又は半フレーム; ※P(予測化ピクチャ):先行するI又はP(前もって
符号化/復号化されている)に関しての時間的冗長性が
除去されているフレーム又は半フレーム; ※B(双方向予測化ピクチャ):先行するI及び後続の
P(又は先行するP及び後続のP)に関しての時間的冗
長性が除去されているフレーム又は半フレーム(両方の
場合において、I及びPピクチャは既に符号化/復号化
されているものと考えねばならない)。
【0013】(3)推定器 これは、P及びBピクチャから時間的冗長性を除去する
ブロックである。
【0014】(4)DCT これは、MPEG2スタンダードに従ってコサイン変換
を実施するブロックである。Iピクチャ及びエラーピク
チャP及びBを8×8ピクセルY,U,Vのブロックに
分割し、それに関してDCT変換を実施する。
【0015】(5)量子化器Q DCT変換から得られる8×8ブロックを、次いで、D
CT係数の大きさを多かれ少なかれ著しく減少させるた
めに量子化用マトリクスで割算する。この場合に、人間
の目に対する感受性がより少ない最も高い周波数に関す
る情報が除去される傾向となる。その結果を並び替え且
つ後続のブロックへ送給する。
【0016】(6)可変長符号化(VLC) 量子化器から出力される符号化ワードは多かれ少なかれ
多数のヌル係数を包含する傾向があり、それに続いて非
ヌル値が続く。最初の非ヌル値の前のヌル値をカウント
し且つそのカウント値が符号化ワードの第一部分を構成
し、その第二部分は非ヌル係数を表す。これらの対は他
のものよりもより蓋然性の高い値を取る傾向がある。最
も蓋然性の高いものを比較的短いワード(2,3又は4
ビットから構成されている)で符号化し、一方最も蓋然
性の低いものはより長いワードで符号化する。統計的に
は、出力ビット数はこのような基準が実施されない場合
よりもより少ない。
【0017】(7)マルチプレクサ及びバッファ 可変長コーダによって発生されたデータ、量子化マトリ
クス、動きベクトル及びその他のシンタックス要素を組
立ててMPEG2スタンダードによって意図された最終
的なシンタックスを構成する。その結果得られるビット
ストリームをメモリバッファ内に格納し、該バッファの
限界寸法は、そのバッファをオーバーフローさせること
は不可能であるというMPEG2スタンダード条件によ
って画定される。量子化器ブロックQは、システムがこ
のようなメモリバッファの満杯限界からどれ程離れてい
るか及び動き推定及びDCT変換ステップの上流側で取
られた8×8ソースブロックのエネルギに依存して多か
れ少なかれDCT8×8ブロックの分割を劇的なものと
させることによってこのような限界に関する処理を行
う。
【0018】(8)逆可変長符号化(I−VLC) 上に特定した可変長符号化記号を逆方向に実行する。
【0019】(9)逆量子化(IQ) I−VLCブロックによって出力されるワードを8×8
ブロック構造に並び替え、それをその先行するコーディ
ング即ち符号化の場合に使用したものと同一の量子化マ
トリクスによって乗算する。
【0020】(10)逆DCT(I−DCT) DCT変換関数を逆にし且つ逆量子化処理によって出力
された8×8ブロックに対して適用する。このことは空
間周波数のドメインからピクセルドメインへ通過するこ
とを可能とさせる。
【0021】(11)動き補償及び格納 I−DCTの出力においては以下のいずれかが存在する
ことが可能である。
【0022】※次のP及びBピクチャからそれに関して
の時間的な冗長性を除去するために夫々のメモリバッフ
ァ内に格納せねばならないデコード済のIフレーム(半
フレーム)、又は ※動き推定フェーズ期間中に先に除去した情報に加算せ
ねばならないデコード済の予測エラーフレーム(又は半
フレーム)P又はB。Pピクチャの場合には、専用のメ
モリバッファ内に格納されるこのような結果的に得られ
る和を次のPピクチャ及びBピクチャに対する動き推定
処理期間中に使用する。
【0023】これらのフレームメモリはブロックを並び
替えるために使用されるフレームメモリとは別である。
【0024】MPEG2デコーディングについて図3を
参照して説明する。ヘッダー検知ブロックによってビッ
トストリーム内のヘッダーを検知し、逐次的逆VLCデ
コーディング、ランラベル対の逆デコーディング、逆量
子化、逆DCT計算及び適宜のメモリバッファ内への逐
次的格納(項目(10)において説明したような)によ
って受取った最初のIピクチャをデコードし、且つ次の
P及びBピクチャをデコーディングするために予測エラ
ーを計算するために使用する。
【0025】ビデオ同報通信において、シーケンスを多
様なチャンネル及びサポートを介して送信(又は究極的
に記録)し、その各々はそれ自身の容量、速度及びコス
トを有している。マスターレコードから始まってフィル
ムの配布は、DVD(デジタルバーサタイルディスク)
又は人工衛星又はケーブルを介して行うことが可能であ
る。使用可能な送信帯域は、ビデオシーケンスの符号化
フェーズ期間中に割り当てられたものと異なる場合があ
り、従って元々異なるビットレートであるチャンネルに
対して符号化されたビデオピクチャに属するビットスト
リームを新たな媒体の特性に再適合させるという問題が
発生する。
【0026】より詳細には、このことは、ソースシーケ
ンスの符号化の後に発生されたB1Mbit/s(それ
は使用可能なチャンネルの帯域幅の大きさである)で表
されたMPEG2ビットストリームのビットレートB1
を、尚且つMPEG2シンタックスと一貫性を有するも
のであるが、B1とは異なったB2ビットレートを有す
るビットストリームに修正することが必要であることを
暗示している。このようなビットレートの変化は、専用
の装置を使用することなしに、非常に簡単な態様で行う
ことが可能である。
【0027】エンコーダ及びデコーダは、夫々、複数個
のフォトグラムからなるシーケンスをMPEG2ビット
ストリームへ及びMPEG2ビットストリームをデコー
ドしたピクチャへ、任意のB1ビットレートで符号化さ
れたビットストリームから始めて、変換するものである
から、エンコーダを所望のビットレートB2で符号化す
るようにプログラムした後に、デコーダの出力を単にエ
ンコーダの入力へ結合させることによってB2ビットレ
ートを有するビットストリームを得ることが可能であ
る。ビットストリームの明示的なトランスコーディング
(transcoding)として定義することが可能
なこの手順は以下のステップを必要とする。
【0028】デコーダは以下のステップを実行する。
【0029】 1 逆ハフマンコーディング 2 逆ランレンスコーディング 3 逆量子化 4 逆離散コサイン変換 5 動き補償 一方、エンコーダは以下のステップを行う。
【0030】 1 予備処理 2 動き推定 3 予測エラーの計算 4 離散コサイン変換 5 量子化 6 ランレンスコーディング 7 ハフマンコーディング 8 逆量子化 9 逆離散コサイン変換 10 動き補償 容易に理解されるように、このようなトランスコーディ
ング処理はかなり混み入った計算上の複雑性を発生す
る。上述したシーケンスの主要な計算上の負荷は直接/
逆コサイン変換ステップにおける動きステップにおいて
及び動き補償ステップにおいて発生し、一方量子化、ラ
ンレンスコーディング、ハフマンコーディングは比較的
労力の少ないステップである。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、厄介な計算を必要とすることなく且つハー
ドウエア形態で比較的容易に実現することが可能なビデ
オピクチャのデータストリームのビットレートを変化さ
せる技術を提供することを目的とする。
【0032】本発明の別の目的とするところは、必要と
されるハードウエア資源を著しく簡単化させ且つステッ
プ数を減少させたビデオピクチャのビットストリームの
ビットレートを変化させる方法及び装置を提供すること
である。
【0033】本発明の更に別の目的とするところは、夫
々、入力ビットストリームのビットレートとは異なるビ
ットレートを有している符号化データ及び制御ビットの
一対のビットストリームに細分化することが可能なデジ
タルビデオピクチャに関するビットストリームを発生す
る技術を提供することである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力ビ
ットストリームをデータのシーケンス及び制御ビットの
シーケンスヘ分割し、そのようにして得られた制御ビッ
トのシーケンスを出力すべき異なるビットレートの関数
で修正して制御ビットの出力シーケンスを発生し、符号
化データのシーケンスをデコードして予め確立したステ
ップで逐次的に量子化され且つ符号化されるデコードし
たデータの中間シーケンスを発生し、符号化データの出
力シーケンスを発生する。次いで、これら2つの出力シ
ーケンスを合体させることによって所望のビットレート
の出力データストリームを発生する。オプションとし
て、予め確立したステップでの量子化を実施する前に、
デコードしたデータの中間シーケンスを脱量子化するこ
とが可能である。
【0035】本発明方法は、デコーディング(復号化)
及びコーディング(符号化)を、夫々、ハフマンデコー
ディングとそれに続くランレンスデコーディング、及び
ランレンスコーディングとそれに続くハフマンコーディ
ングから夫々構成することによって、MPEG2スタン
ダードに従って符号化したピクチャに対して容易に適合
させることが可能である。好適には、量子化ステップ
は、フィードバックワード/フィードフォアワードレー
ト制御技術によって決定される。
【0036】本発明方法のハードウエア実施例は、入力
ストリームを符号化データのシーケンスと制御ビットの
シーケンスとに分離する第一回路ブロック、所望とされ
る異なるビットレートの関数で該制御ビットのシーケン
スを修正し制御ビットの出力シーケンスを発生する第二
回路ブロック、該符号化データのシーケンスをデコード
しデコードしたデータの中間シーケンスを発生するデコ
ーダ、予め確立したステップを有しており該データの中
間シーケンスの量子化器、該量子化器の出力に結合され
ており符号化データの出力シーケンスを発生するエンコ
ーダ、該2つの出力するシーケンスを合体させ且つ所望
のビットレートを有するビットストリームを出力する第
三回路ブロック、を有することが可能である。オプショ
ンとして、本装置は、量子化器の前に、デコード済デー
タの中間シーケンスの脱量子化器を有することが可能で
ある。
【0037】
【発明の実施の形態】ビットレートは予測エラーの量子
化したDCT係数のコーディング即ち符号化に専用のビ
ット数によって決定される。量子化パラメータについて
操作することにより、ビットレートを増加又は減少させ
ることが可能であり、このパラメータの選択は圧縮率の
制御モジュールによって行われる。
【0038】ビットレートの減少に影響を与えることの
ないビットストリームの部分は、処理されずに単にコピ
ーされる。このことはシンタックスに関係するデータの
大多数に対して発生し、且つ、とりわけ、動きベクトル
に対して発生する。何故ならば、動きフィールドはソー
スシーケンスに関して実施された計算にのみ依存するか
らである。
【0039】目標とするところはビットレートを減少さ
せることであるので、MPEG2スタンダードを参照す
ることによって、コーディング(符号化)プロセスは等
価的にVLC逆コーディングによって及びランレンスデ
コーディングによって表される。
【0040】離散逆コサイン変換及び動き補償を実施す
ることは必要ではない。何故ならば、ビットレートの制
御は周波数ドメインにおいて行われ、正味の計算作業を
節約しているからである。量子化したDCT係数が抽出
されると、それらは新たな量子化ステップで再度量子化
され、その新たな量子化ステップは、通常、入力(ソー
ス)ビットストリームにおける量子化ステップとは異な
るものであり、且つランレンス及びハフマンコーディン
グが最終的に行われる。オプションとして、量子化して
いない値で処理することが所望される場合には、再量子
化処理の前にDCT係数の脱量子化を行うことが可能で
ある。実質的に、計算上の節約は動き補償ステップ、動
き推定ステップ、直接及び逆離散コサイン変換ステップ
を除去することから得られる。
【0041】本発明方法と通常のトランスコーディング
技術との比較を図1に示してある。本発明方法の場合に
は、本発明方法を実現するMPEG2トランスコーダ
(TRANSCODER)ブロックを介してB2Mbi
t/sの所望のビットレートで出力データストリームを
直接に得ることが可能である。このブロックはソースシ
ーケンスのピクセルをMPEG2スタンダードに従って
符号化するMPEG2エンコーダによって発生されたB
1Mbit/sのビットレートを有する入力データスト
リームを処理する。
【0042】又、MPEG2デコーダとMPEG2エン
コーダとをカスケード接続することによって同一の結果
を得ることが可能である。然しながら、図1に示したよ
うに、このような平凡なアプローチはデコード済シーケ
ンスとして示したデコードしたピクチャからなるシーケ
ンスを発生することを暗示しており、処理上の複雑性及
び必要とされる時間に関して関連するコストが発生す
る。
【0043】本発明方法のハードウエア実施例の基本的
な構成を図4に示してある。入力ビットストリームがシ
ーケンスのヘッダーとGOP(ピクセルのグループ)の
ヘッダーへ分離する回路ブロックへ供給され、それは逐
次的に所望のビットレートへ適合され且つ出力ビットス
トリームを発生するマルチプレクサへ送られる。
【0044】ピクチャヘッダー検知ブロックがビデオシ
ーケンスのピクチャの制御ビットの存在を検知し、それ
らを再量子化ブロックへ送られるデータビットから分離
する。このブロックは、ハフマン及びランレンスデコー
ディング処理の後に、脱量子化及び予め確立したステッ
プでの量子化を行い、次いでランレンスコーディング及
びハフマンコーディングを行う。量子化のステップは、
レート制御及び発生されたビット数を格納するBUPメ
モリブロックによって決定される。
【0045】再量子化ブロックの好適実施例を図4aに
示してある。この図において、上述したハフマンデコー
ディング(IVLC)、ランレンスデコーディング(I
RL)、脱量子化(IQ)と、それに続く量子化パラメ
ータによって決定されたステップでの量子化(Q)、ラ
ンレンス(RL)コーディング及びハフマンコーディン
グ(VLC)を行うブロックのカスケード接続が示され
ている。
【0046】圧縮率は専用のマルチプレクサによって調
整することが可能である。基本的には、以下の2つの選
択が存在している。
【0047】(1)フィードバックワードレート制御、
(2)フィードバックワード/フィードフォアワード
(事前分析付)ハイブリッドレート制御、である。
【0048】MPEG2、テストモデル5、は圧縮率を
調整するための上述した公知な技術の詳細な説明を与え
ている。上述した制御技術のその他の具体例は、例え
ば、本願出願人によって出願されている欧州特許出願E
P97830591.0、EP98830599.1、
EP99830560.1に記載されている。レート制
御のフィードバックワード技術は、図5に示したよう
に、ハードウエア実施例に影響され易い。
【0049】図5を参照して以下のように説明される。
【0050】※入力ゲート[1]を介してビットストリ
ームがブロック[A]へ転送される。
【0051】※ブロック[A]において最初のパーシン
グ即ち構文解析が行われ、シーケンス及びGOPのシン
タックスに関連するデータが検知された場合には、それ
らは[2]を介してブロック[B]ヘ向かって運ばれ、
該ブロックはあるフォーマットデータを抽出し、且つブ
ロック[L]がその出力を同期させる。
【0052】※ブロック[A]がピクチャの開始データ
を検知した場合には、シーケンス/GOP/ピクチャの
新たなヘッダーが検知されるまでブロック[C]が制御
を司る。
【0053】※ブロック[A]がピクチャデータの送信
を開始すると、ブロック[C]はそれらを[D]を介し
て再量子化チェーン[E−J]ヘ向かって搬送する。こ
のフェーズにおいて、ブロック[K]は量子化パラメー
タを供給し、且つ[7]を介して符号化処理の過去の実
施に関する情報を回収する。
【0054】※[L]は[3](シーケンス及びGOP
のシンタックス)の貢献分から開始するビットストリー
ム、[5](動きベクトル)の貢献分から開始するビッ
トストリーム、[6](DCT係数)の貢献分から開始
するビットストリームを再生する。
【0055】レート制御の別の技術は図6のアーキテク
チャによって実現することが可能であり、その場合につ
いて以下に説明する。
【0056】※入力ゲート[1]を介して、ビットスト
リームがブロック[A]ヘ送信される。
【0057】※ブロック[A]がビットストリームの最
初の解析(パーシング、即ち構文解析)を実施し、シー
ケンス及びGOPのシンタックスに関係するデータが検
知された場合には、それらは[2]を介してブロック
[B]ヘ向かって送信され、該ブロックはあるフォーマ
ットデータを抽出し、且つブロック[P]がその出力を
同期させる。
【0058】※ブロック[A]がピクチャの開始データ
を検知した場合には、ブロック[C]が、シーケンス/
GOP/ピクチャの新たなヘッダーが検知されるまで制
御を司る。
【0059】※ブロック[C]は予備解析と記録との間
のタイミングを制御し、ブロック[A]がピクチャデー
タの送信を開始した場合には、ブロック[C]がバッフ
ァ[E]内のデータをコピーし、且つ同時的にこのデー
タを[6]を介して再量子化チェーン[G−L]ヘ向か
って送信する。このフェーズにおいて、ブロック[O]
は予備解析フェーズ期間中に量子化パラメータを供給
し、且つブロック[M]が収集したデータをブロック
[N]ヘ送り、該ブロックはピクチャのビット利用プロ
ファイルを構成する。
【0060】※その後に、ブロック[C]がその出力を
[D]から[F]へスイッチし、従ってオリジナルのデ
ータが再度ブロック[E]によって読取られ且つ再量子
化チェーンへ再送される。ブロック[O]は予備解析期
間中にブロック[N]によって回収されたデータを使用
して最終的な符号化の量子化パラメータを供給する。
[M]が[13]ヘ向かってデータを出力し且つ再量子
化し且つ符号化した係数を[P]ヘ送る。ブロック
[C]は予備解析フェーズ期間中にブロック[E]内に
格納されたオリジナルの動きベクトルで[M]によって
出力されたデータに適切に挿入する。
【0061】※[P]が[3](シーケンス及びGOP
のシンタックス)の貢献分、[8](動きベクトル)の
貢献分、[13](DCT係数)の貢献分から開始する
ビットストリームを再生する。
【0062】図6の装置の機能を更に例示するために、
主要な回路ブロックによって実施される手順のC擬似コ
ードにおいての以下の具体例を参照して説明する。
【0063】ビットストリームへアクセルするために共
通的に使用される幾つかの関数をリストすることが有用
であり、 ShowBistS(N) ShowBistC(N) は、実際の位置から移動することなしに、ビットストリ
ームの次のN個のビットを示す。最初の関数は入力
(1)から読取り、2番目の関数はピクチャメモリ(ロ
ーカルメモリ)から読取る。
【0064】GetBitsS(N) GetBitsC(N) は、夫々、入力ビットストリームの及びローカルメモリ
の次のN個のビットを示す。カーソルはN個の位置だけ
シフトする。
【0065】PutBitsD(bits) PutBitsC(bits) は、夫々、出力ビットストリーム(14)内及びローカ
ルメモリ内に引数によって過去のビットを書込む。
【0066】MoveBitsSD(N) MoveBitsSC(N) MoveBitsCD(N) は、夫々、N個のビットを読取り且つ入力から出力へ、
入力からローカルメモリへ、ローカルメモリから出力へ
移動させることを可能とするGetBits*()及び
PutBits*()の組合わせである。
【0067】ブロック[A]+[B] VideoSequence()手順はシーケンスのヘ
ッダーセクション及びGOPのヘッダーセクションを認
識し、且つそれらを出力し、且つピクチャの開始コード
が検知された場合に、その制御を[C]へ受け渡す。
【0068】
【数1】
【0069】ブロック[C]
【数2】
【0070】詳細は以下の通りである。
【0071】
【数3】
【0072】この最後の手順はピクチャヘッダーのパー
シング即ち構文解析を実施し、次いで、ピクチャのデー
タセクションの終わりに到達するまで、マクロブロック
ループを開始する。この場合に使用されるビットストリ
ームアクセス関数はReadBits()、PutBi
tsC()及び、就中、MoveBitsCS()であ
る。このことは、ビットストリームが予備解析を実施す
るために「消費」されるが、読取ビットがローカルメモ
リ内に保存されることを暗示している。
【0073】Requantizer()関数は自明で
あり、一方BitCount()は結果を書込むことな
しに発生されたビットのみをカウントしてランレンス及
びハフマンコーディングを実施し、このような数はBU
P内に書込まれる。
【0074】この手順の終わりにおける状態は以下の通
りである。
【0075】※ソースビットストリームへのポインタは
ピクチャのデータセクションの終わりに位置されてい
る。
【0076】※ローカルメモリに対するポインタはロー
カルメモリ自身の開始に位置されており、それはソース
ビットストリームから読まれたばかりのピクチャのデー
タのセクションのコピーを包含している。
【0077】※出力ファイルにおいて、ピクチャに関係
するビットのいずれもがいまだに書込まれていない。
【0078】
【数4】
【0079】このルーチングは、データへアクセスする
関数がReadBits()、PutBitsD()、
MoveBitsCD()になるという点以外はPic
ture Preanalysis()に非常に類似し
ている。この手順の終わりにおける状態は以下の通りで
ある。
【0080】※ソースビットストリームへのポインタは
ピクチャのデータセクションの終わりにある。
【0081】※ローカルメモリへのポインタはローカル
メモリ自身の終わりにセットされ、それは次のピクチャ
に属するデータを受取るために逐次的に空にされる。
【0082】※ピクチャのトランスコーディングされた
データは出力ファイル内に書込まれている。
【0083】ブロック[O]
【数5】
【0084】予備解析量子化パラメータmQuantは
最後の相同のピクチャ(即ち、同一のタイプ、I,P又
はB)のコーディングの中間のものである。
【0085】
【数6】
【0086】各コーディングステップにおいて、レート
制御ブロックが理想的なプロファイル(ローカルエラ
ー)からのオフセットを測定し且つエラーも計算する。
パラメータmQuantの値は、係数PropCoef
f及びIntCoeffをPI制御器へ適用することに
よって得られる。
【0087】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を公知のトランスコーディング技術と
比較した概略図。
【図2】 MPEG2エンコーダを示した概略ブロック
図。
【図3】 MPEG2デコーダを示した概略ブロック
図。
【図4】 本発明の1実施例に基づいて構成されたアー
キテクチャを示した概略図。
【図4a】 量子化チェーンの好適実施例を示した概略
図。
【図5】 フィードバックワード圧縮率の制御を包含す
る本発明の可能なアーキテクチャを示した概略図。
【図6】 フィードフォアワード圧縮率の制御を包含す
る本発明のアーキテクチャを示した概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルカ ボルトット イタリア国, 20147 ミラノ, ビア デッレ カメリエ 12 (72)発明者 マリア ルイサ サッキ イタリア国, 20129 ミラノ, ビア バルディッセラ 2/エイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビットストリームのビットレートと
    異なるビットレートで符号化デジタルビデオデータの出
    力ビットストリームを発生する方法において、 前記入力ビットストリームを符号化データのシーケンス
    と制御ビットのシーケンスとに分割し、 所望とする前記出力ビットストリームの異なるビットレ
    ートの関数で前記制御ビットのシーケンスを修正し、制
    御ビットの出力シーケンスを発生し、 前記符号化データのシーケンスをデコードしてデータの
    中間シーケンスを発生し、 前記データのシーケンスを予め確立したステップで量子
    化し且つ符号化し、符号化データの出力シーケンスを発
    生し、 前記出力シーケンスを合体させて所望のビットレートで
    前記出力ビットストリームを発生する、上記各ステップ
    を有していることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記予め確立したス
    テップで量子化する前に前記中間データのシーケンスを
    脱量子化することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のうちのいずれか1項に
    おいて、前記ビットストリームがMPEG符号化デジタ
    ルビデオピクチャのものであり、且つ前記デコーディン
    グステップ及びコーディングステップが、夫々、 ランレンスデコーディングに続いてハフマンデコーディ
    ングを行い、且つハフマンコーディングに続いてランレ
    ンスコーディングを行う、ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記予め確立した量
    子化ステップがフィードバックワードレート制御技術に
    よって決定されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記予め確立された
    量子化ステップがフィードバックワード/フィードフォ
    アワードハイブリッドレート制御技術によって決定され
    ることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 符号化デジタルビデオデータの入力ビッ
    トストリームのビットレートと異なるビットレートで符
    号化デジタルビデオデータのビットストリームを発生す
    る装置において、 前記入力ビットストリームを符号化データのシーケンス
    と制御ビットのシーケンスとに分離する第一回路ブロッ
    ク、 前記制御ビットのシーケンスが供給され且つ所望の異な
    るビットレートの関数で制御ビットの修正したシーケン
    スを出力する第二回路ブロック、 前記符号化データのシーケンスをデコードしデータの中
    間シーケンスを発生するデコーダ、 前記データの中間シーケンスの予め確立したステップを
    有している量子化器、 前記量子化器の出力とカスケード接続されており符号化
    データの出力シーケンスを発生するエンコーダ、 前記符号化データの出力シーケンスと前記制御ビットの
    修正したシーケンスとを合体させ所望のビットレートで
    前記出力ビットストリームを発生する第三回路ブロッ
    ク、を有していることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記量子化器の前に
    前記データの中間シーケンスの脱量子化器を有している
    ことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、前記ビットス
    トリームがMPEG符号化デジタルビデオデータのもの
    であり且つ前記デコーダ及び前記エンコーダが、 ランレンスデコーダに続くハフマンデコーダ、及びハフ
    マンコーダに続くランレンスコーダ、を夫々有している
    ことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のうちのいずれか1項に
    おいて、前記量子化器の量子化ステップが前記エンコー
    ダに結合されているビットレート制御ブロックによって
    設定され、且つ前記第三回路ブロックが、前記第一回路
    ブロック、前記第二回路ブロック、前記エンコーダの出
    力に機能的に結合されている少なくとも1個のマルチプ
    レクサを有していることを特徴とする装置。
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