JP2001188761A - 情報共有システム及び方法 - Google Patents

情報共有システム及び方法

Info

Publication number
JP2001188761A
JP2001188761A JP37257799A JP37257799A JP2001188761A JP 2001188761 A JP2001188761 A JP 2001188761A JP 37257799 A JP37257799 A JP 37257799A JP 37257799 A JP37257799 A JP 37257799A JP 2001188761 A JP2001188761 A JP 2001188761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
information
data
information sharing
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP37257799A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kuwata
喜隆 桑田
Yuji Ishikawa
裕治 石川
Hisamichi Otani
尚通 大谷
Shuzo Nakamura
修三 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP37257799A priority Critical patent/JP2001188761A/ja
Publication of JP2001188761A publication Critical patent/JP2001188761A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 消防、警察、群などの部隊が展開地域の情報
を共有する場合に、広域わたる多くの情報を効果的に扱
え、かつ情報共有の範囲を効果的に制御できるようにす
る。 【解決手段】 部隊単位の地図共用システムにおいて、
個々の隊員と隊長が携帯する端末が無線LANで相互接
続され、部隊のシステムは無線通信回線を通じて上位組
織のサーバと接続される。各部隊内では、各端末で入力
された現場情報が各隊長端末に集められ、各隊長端末か
ら自部隊内の他隊員の端末へと配信される。各部隊内で
収集された現場情報には、その共有範囲やセキュリテイ
レベルを示す属性情報が付加されており、該情報は各部
の隊長が調整できる。例えば、共有範囲を自部隊内に限
定すれば、その情報は自部隊の隊員にだけ自動配信さ
れ、一方、共有範囲を隊長が広域へと拡張すればその情
報は上位組織のサーバに自動配信される。上位組織で
も、どの情報をどの部隊へ伝えるかを制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば消防、警
察、軍、企業などの部隊が或る程度の広さの地域に展開
して部隊活動を実施する際の現場指揮や隊員間の協調的
活動を容易にするための現場情報共有を図るのに好適な
情報共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば災害地域で消防隊や救助隊などが
活動するとき、個々の部隊の隊長としては、担当地域の
各所の災害状況、個々の隊員の展開場所と活動状況、及
び他部隊の展開状況などの情報を、リアルタイムで正確
に把握することができれば、効果的な部隊指揮を実施す
ることが容易になる。個々の隊員としても、他の隊員の
配置や活動状況、他の場所の災害状況などの情報を的確
に知ることができれば、自己の任務を最も効果的に遂行
することが容易になる。複数部隊を統御する本部として
は、それら複数部隊についての上述した各種の情報が必
要である。
【0003】こうした部隊活動の支援のための現場情報
の収集と提供を行うシステムを構築しようとした場合、
関連する従来技術として以下のようなものがある。
【0004】特開平10−320464号には、地磁気
による方位センサーおよびGPSを利用した情報収集用
の携帯端末装置が記載されている。しかし、この装置は
情報入力が手入力のみであるため、消火活動や救助活動
を本務とする隊員による現場情報収集には適さない。ま
た、指揮官や個々の隊員が他者の位置などをリアルタイ
ムに把握し共有するための情報共有機能を持たない。
【0005】一方、特開平09−128310号には携
帯端末を利用した現場画像を共有することができる情報
共有システムが開示されている。また、特開平10−2
95652号には、生体センサーやGPSなどを利用し
た人間(兵士)の遠隔監視装置が開示されている。ま
た、特開平11−55741には、GPSとモバイル端
末を組み合わせた複数位置情報表示方法および位置情報
管理装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
を単純に組み合わせて部隊活動支援のための現場情報共
有システムを開発しようとした場合、以下のような問題
が発生する。 (1)広域にわたる(多くの)情報を効果的に扱うこと
できない 地図情報の共有を行う人数および情報が増えると、様々
な種類の大量の情報が交錯し、各人にとって本当に必要
な情報がどれか分からなくなる。その結果、現場で隊長
は、隊員の位置および行動を一度に把握しにくくなる。
本部では、各現場の概要を把握したいにもかかわらず、
枝葉末節な詳細な情報しか得られないことになる。余計
な情報を送受信するため、通信の効率を落とし、ひいて
は、レスポンスを落とすことにある。 (2)情報共有の範囲を効果的に制御できない 全ての情報が全員に等しく共有されると、余計な情報が
増える。指揮命令系統とは無関係に情報が共有される
と、混乱が起こる(例えば、隊員同士の会話内容は、通
常本部では必要としない)。現場内に限定し共有したい
情報も本部に伝わってしまったり、隊長にだけ伝えたい
情報が個々の隊員に伝わってしまう。必要のない他の現
場の状況も伝達される。
【0007】従って、本発明の目的は、多くの情報を効
果的に扱うことができる情報共有システムを提供するこ
とにある。
【0008】本発明の別の目的は、情報共有の範囲を効
果的に制御できる情報共有システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に従
う情報共有システムは、それぞれデータの入力と表示と
無線送受信が可能な、或る人間グループの複数メンバー
にそれぞれ携帯される複数の携帯端末と、前記グループ
のメンバーの携帯端末と無線通信可能であり、各携帯端
末から送信されたデータを受け取り、受け取ったデータ
を前記グループの他のメンバーの携帯端末へ送信するこ
とにより、前記グループ内の情報共有を実現するグルー
プ内情報共有サーバとを備える。前記グループ内情報共
有サーバは、前記グループ内の共有情報を前記グループ
の外の人に共有させるための広域情報共有サーバとも通
信可能であり、前記グループのメンバーから受信したデ
ータを取捨選択して前記広域情報共有サーバへ送信する
手段をもつ。
【0010】この情報共有システムによれば、或るグル
ープ(例えば、或る部隊)内で収集されたデータは、情
報共有サーバを通じてグループ内のメンバーに配信され
て共有されるとともに、この情報共有サーバを通じて、
グループ外の人(例えば、この部隊を統御する上位組織
や他の部隊など)との情報共有のための広域情報共有サ
ーバへも送信される。そのとき、全てのデータを広域情
報共有サーバへ送信するのではなく、それに値する情報
だけをフィルタリングして送信する。これにより、グル
ープ内で収集されたデータの全てがグループ外へ出ると
いうことはなくなるので、このような情報共有システム
を複数組み合わせてより広域の情報共有システムを構築
した場合でも、各グループとその上位組織との間の情報
共有や、複数グループ間の情報共有を、必要な情報を選
別して必要な者へ届けるという原則に従って効果的に行
うことができる。要するに、余計な情報の伝達が抑制さ
れる。
【0011】本発明の第2の観点に従う情報共有システ
ムは、或る人間グループに割り当てられた、このグルー
プ内の情報共有を実現するためのグループ内情報共有サ
ーバと、前記グループ内の共有情報を前記グループの外
の人に共有させるための広域情報共有サーバとを備え
る。そして、前記グループ内情報共有サーバは、前記広
域情報共有サーバと通信可能であり、前記グループ内で
共有するデータを取捨選択して前記広域情報共有サーバ
へ送信する手段をもつ。
【0012】この情報共有システムによれば、やはり上
記と同様の利点を得ることができる。
【0013】好適な実施形態では、グループ内情報共有
サーバが扱うデータには、このデータの共有範囲を示す
属性情報が付加されており、前記グループ内情報共有サ
ーバは、前記データに付加されている属性情報が示す共
有範囲に応じて、前記広域情報共有サーバへ送信すべき
データの取捨選択を行う。
【0014】好適な実施形態では、前記グループ内情報
共有サーバが扱うデータに付加されている属性情報が示
す共有範囲を、前記グループの責任者(例えば、部隊の
隊長)が必要に応じて変更するための手段を更に備えて
いる。
【0015】本発明の第3の観点に従う携帯端末は、或
る人間グループの個々のメンバーに携帯されることで、
このグループの情報共有を図るための携帯端末であっ
て、データの入力手段と、入力データに、地図上の座標
位置を示す属性情報を付加する手段と、所定の情報共有
サーバから、地図上の座標位置を示す属性情報が付加さ
れたデータを無線受信する手段と、入力データ及び受信
データを、これに付加された属性情報が示す座標位置に
基づいて地図に関連付けて表示する手段と、前記情報共
有サーバへ、前記属性情報が付加された入力データを無
線送信する手段とを備える。
【0016】この携帯端末をグループのメンバーに携帯
させることで、グループのメンバーが、各々の端末に入
力したデータをグループ内の他のメンバーと自動的に共
有することができる。その際、その共有データは、それ
に付加された地図上の座標位置に基づいて、地図に関連
付けて各メンバーの端末に表示されるので、各メンバー
は自グループの展開している地域の全体状況や自グルー
プの活動の全体状況を、地図を基礎にして容易に把握す
ることができ、メンバー相互の協調的活動やメンバー指
揮官の効果的な指揮が容易になる。
【0017】本発明の第4の観点に従う情報共有サーバ
は、或る人間グループに割り当てられた、このグループ
内の情報共有を実現するための情報共有サーバであっ
て、前記グループの各メンバーが収集したデータを、前
記グループ内の他のメンバーに配信することにより、前
記グループ内の情報共有を図る手段と、前記グループ内
の共有情報を前記グループの外の人に共有させるための
広域情報共有サーバに対して、前記グループ内で共有す
るデータを取捨選択して送信する手段とをもつ。
【0018】複数のグループが連携活動したり、グルー
プをその上位組織が指揮したりするために、グループ間
或いはグループと上位組織間で情報共有を図る際、この
情報共有サーバを利用することで、情報の氾濫を生じさ
せずに効率的な情報共有を行うことが可能である。
【0019】好適な実施形態では、上述した目的を達成
するために、具体的には以下の仕組みを導入している。
【0020】(1)情報共有範囲に応じて階層ごとに情
報共有サーバを設置する。
【0021】共有範囲ごとに情報共有サーバを設置す
る。
【0022】共有範囲がグループを越える場合には、
上位のサーバに情報を送る(ルーティング機能)。
【0023】(2)共有情報を階層的に管理する。
【0024】入力情報に共有範囲を示す属性を付与す
る。
【0025】入力情報に秘密程度(セキュリティレベ
ル)を表すセキュリティ情報を付加し、セキュリティレ
ベルに応じて、参照可能な人を限定する。
【0026】グループの管理者(隊長)だけが、共有
範囲の変更を出来るようにする(報告情報の抽出)。
【0027】属性に基づき情報をフィルタする仕組み
をルーティング時に提供する(同じ隊の情報のみを表示
する)。
【0028】地理的位置に基づき情報をフィルタする
仕組みを提供する(例えば、現在位置から、近隣の情報
のみを抽出し取得する)。
【0029】ルーティング時に回線の空き具合をチェ
ックし、緊急度に応じて配信する情報を重みづけする。
【0030】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施形態を説
明する。以下の実施形態では、共有する情報は、地図上
の座標位置と関係付けられた情報、つまり、地図を基礎
とした情報であり、以下、「地図情報」と呼ぶことにす
る。
【0031】図1に、本発明の一実施形態にかかる地図
情報共有システムの基本的なシステム構成を示す。
【0032】現場内には、各隊員が携帯する地図情報共
有端末(1−1)と、隊長が所持する地図情報共有端末
(以下、隊長端末という)(1−2)とから、携帯無線
LAN(1−3)が構築されている。各隊員は各々が携帯
する地図情報共有端末(1−1)に設けられたカメラ、
マイク、時計、測位装置、ペン入力装置、音声認識モジ
ュールなどを用いて、現場内で情報(静止画、動画、音
声、テキスト、時刻、地図座標など)の収集活動を行
う。各地図情報共有端末(1−1)で収集される各種の
地図情報は、地図上の座標位置と関係付けられ、この座
標位置はその情報の属性としてその情報に付与される
る。収集された地図情報はそれぞれの地図情報共有端末
装置(1−1)に入力され、現場内の無線LAN(1−
3)を経由して隊長が携帯する地図情報共有端末(以
下、隊長端末という)(1−2)に内蔵された地図情報
共有サーバに送られ、格納される。同時に、現場内での
情報共有のために、隊長端末(1−2)の地図情報共有
サーバに格納された情報が、隊長端末(1−2)にて隊
員別に取捨選択されて、各隊員の地図情報共有端末(1
−1)に直ちに伝送される。隊長端末(1−2)や各地
図情報共有端末(1−1)にそれぞれ設けられたディス
プレイプレイ装置やスピーカは、必要な情報を隊長や各
隊員に提供する。
【0033】図2に本発明の一実施形態にかかる地図情
報共有システムの別の基本的なシステム構成を示す。
【0034】この構成では地図情報共有サーバ(2−
2)が現場内ではなく、遠隔地に置かれ、現場の地図情
報共有端末とは、現場内の無線LANとは別の外部ネット
ワーク(2−3)(例えば、が消防・防災・警察無線等
の専用無線回線や携帯電話等の公衆回線など)を通じて
接続される。この構成の場合、現場で収集された情報は
現場内ばかりでなく、遠隔地に置かれた地図情報共有サ
ーバ(2−2)に接続された遠隔地の地図情報共有端末
(2−4)からも参照および更新が可能である。
【0035】図3に各隊員や隊長が携帯する地図情報共
有端末装置のハードウェア構成を示す。この図3に示す
情報共有端末装置は、図1に示した各隊員の端末装置
(1−1)および隊長端末(1−3)、或いは図2に示
した各隊員の端末装置(2−1)および隊長端末(2−
3)に相当する。
【0036】図3に示すように、この地図情報共有端末
は、モバイル端末(3−1)であって、カラーディスプ
レイ装置を兼ねるペン入力装置(3−2)、地図情報
(地図そのものを表した地図データを始め、地図上に貼
りつけられた図形や文字、地図上の位置に関係付けられ
た画像データや音声データなど、この端末が入力したり
表示したり送受信したり編集したりすることができる諸
々のデータを含む)を格納した地図データベース(3−
3)、GPSセンサのような測位装置(3−4)、動画と
静止画両用のテレビカメラ(3−5)、携帯電話や無線
LANなどに両用の無線通信装置(3−6)、スピーカや
マイクロフォンなどを頭部に装着するためのヘッドセッ
ト(3−7)を備える。モバイル端末(3−1)に内蔵
されたソフトウエアにより、テレビ会議機能および地図
を基礎とした情報共有機能を実現する。この地図情報共
有端末を構成するハードウェアは、隊員の衣服やヘルメ
ットなどに組み込んだり特殊な装着具を用いて身にまと
うようにすることで、隊員の負担を減らすことができ
る。
【0037】図4に、図1や図2に示した各現場毎の狭
域システムを複数組み合わせてなる広域地図情報共有シ
ステムの構成例を示す。
【0038】図4の狭域システム(4−1)、(4−
2)および(4−3)の各々は図1又は図2に示した地
図情報共有システムに装置し、それぞれ別の現場で別の
部隊によって利用される。それらの狭域システム(4−
1)、(4−2)および(4−3)内の参照番号(4−
4)、(4−5)および(4−6)で示した端末(例え
ば、各部隊の隊長端末)には、それぞれ広域地図情報の
共有機能を持つ地図情報共有サーバが備えられ、それら
の現場部隊を統括指揮する本部に設置された広域の地図
情報共有サーバ(4−7)との通信を司る。
【0039】本部の広域地図情報共有サーバ(4−7)
は、全ての狭域システム(4−1)、(4−2)および
(4−3)から必要な情報を収集し、また、収集した情
報を全ての狭域システム(4−1)、(4−2)および
(4−3)に提供することができる。その際、狭域シス
テム(4−1)、(4−2)および(4−3)は、自シ
ステムの現場から収集した情報の中から、広域に伝える
必要がある情報のみを選別して、広域地図情報共有サー
バ(4−7)に送ることができる。また、広域地図情報
共有サーバ(4−7)は、全ての狭域システム(4−
1)、(4−2)および(4−3)から収集した情報の
中から、個々の狭域システムにとって有用な情報だけを
選別して個々の狭域システムに提供することができる。
例えば、或る狭域システム(4−1)に対して、広域地
図情報共有サーバ(4−7)が情報を選別し、その狭域
システム(4−1)内の地図情報共有サーバ(4−4)
を経由して情報が送られる。また、或る狭域システム
(4−1)の現場内で収集した情報の内、広域に伝える
必要のある情報は、その狭域システム(4−1)内の地
図情報共有サーバ(4−4)を経由して、広域地図情報
共有サーバ(4−7)に渡され、他の現場の狭域システ
ム(4−2)および(4−3)に伝達される。
【0040】本部では、広域地図情報共有サーバ(4−
7)に地図情報共有端末(4−8)が接続されており、
この地図情報共有端末(4−8)を通じて、全ての狭域
システム(4−1)、(4−2)、(4−3)の現場か
ら広域地図情報共有サーバ(4−7)に収集された情報
を閲覧することが可能である。
【0041】図5に、広域地図情報共有システムの別の
構成を示す。これは図4で示した広域地図情報共有シス
テムを更に拡張して構成した例である。
【0042】図5において、市の広域地図情報共有サー
バ(5−4)および(5−8)はそれぞれ図4に示した
広域地図情報共有サーバ(4−7)に相当し、その更に
上位に、県の広域地図情報共有サーバ(5−9)が接続
され、より広域での情報共有が可能になっている。市の
地図情報共有サーバ(5−4)および(5−8)の各管
理者が情報共有範囲の設定を行うことで、各市で収集さ
れた情報をより上位の組織に置かれたサーバに伝達し、
広域の情報共有を行うことが可能である。
【0043】図6に、各隊員や隊長が携帯する地図情報
共有端末のハードウェア構成(図3で既に説明したも
の)とソフトウェア構成を示す。
【0044】テレビカメラ(6−1)から入った画像及
びヘッドセットのマイクロフォン(6−2)から入った
音声は、画像・音声データ入出力部(6−3)を通じて
TV会議システム(6−4)に入力される。TV会議シス
テム(6−4)は通信制御部(6−5)を通じて他の情
報共有端末と接続され、他の情報共有端末と上記画像及
び音声をやり取りすることで、複数者間のテレビ会議を
実現する。
【0045】共有データ管理部(6−13)は、地図デ
ータ管理部(6−14)を通じて地図データベース(6
−15)から取得した地図を始めとする各種地図情報の
データを、データ表示部(6−12)を通じて表示装置
(6−9)の画面に表示する。
【0046】データ表示部(6−12)の画面にペン入
力装置(6−8)が関係付けられており、画面に表示さ
れた地図の上に、ペン入力装置(6−8)を用いて図形
や文字を手書き入力することができる。この手書き入力
された手書き情報は、ペン入力装置(6−8)から手書
きデータ入力部(6−11)を通じて、共有データ管理
部(6−13)に渡される。共有データ管理部(6−1
3)は、手書き情報と地図との位置的な対応を取る。手
書き情報と画面表示された地図との位置的対応を取るこ
とにより、共有データ管理部(6−13)は、ペン入力
された手書きマークを表示装置(6−9)の画面の対応
位置に地図と重ねて表示したり、或いは、隊員が詳細地
図を見る目的で画面上の地図内の或る地域又は地点をペ
ンで指定したときに、その指定された地域又は地点の地
図上での座標を特定し、その特定した座標に基づいて地
図データ検索部(6−16)を作動させることで、隊員
が指定した地域又は地点の詳細な地図データを地図デー
タベース(6−15)から取得して、表示装置(6−
9)の画面に表示したりすることができる。
【0047】共有データ管理部(6−13)は、必要に
応じて、測位装置(6−7)の検出した現在位置(例え
ば緯度経度)データを位置データ入力部(6−10)を
通じて取得し、上述した入力画像や入力音声や入力手書
き情報を保存や送信や表示や編集などのために管理する
際に、それら入力情報を上記現在位置データと関係付け
ることにより、それらの入力情報がどの位置(緯度経
度)で取得した情報であるかを明確にする。
【0048】また、共有データ管理部(6−13)は、
ユーザの指示により、TV会議システム(6−4)に入
力されたテレビ動画像の中からユーザ所望の静止画を切
り出し、その切出した静止画を上記現在位置データに関
連づけて、保存や送信や表示や編集などのための管理を
行う。
【0049】更に、共有データ管理部(6−13)は、
この端末で入力または編集したデータを通信制御部(6
−5)及び無線通信装置(6−6)を通じて、情報共有
サーバに送信することができる。また、共有データ管理
部(6−13)は、情報共有サーバから無線通信装置
(6−6)及び通信制御部(6−5)を通じて新規情報
または変更情報を受け取ると、自分の管理する情報を更
新する。
【0050】図7に、地図情報共有サーバのハードウェ
アとソフトウエアの構成を示す。なお、この情報情報共
有サーバは、図1の隊長端末(1−2)、図2のサーバ
(2−2)、図4の隊長端末(4−4)、(4−4)お
よび(4−6)並びにサーバ(4−7)、図5のサーバ
(5−4)、(5−8)および(5−9)などに対応す
る。
【0051】図7に示すように、地図情報共有サーバも
図3や図6に示した端末と同様の無線通信装置(7−
4)を備える。各部隊の地図情報共有端末或いは上位の
地図情報共有サーバからこの地図情報共有サーバに宛て
て発信された共有データの更新情報は、この地図情報共
有サーバの無線通信装置(7−4)から通信制御部(7
−1)を通じて、共有データ統合管理部(7−2)に渡
され、それを保存したり表示したり送信したり編集した
りするために管理される。共有データ統合管理部(7−
2)は、その共有データの更新情報をデータベース(7
−3)に蓄積するとともに、その共有データの更新情報
の中から、各部隊の各地図情報共有端末及び上位の地図
情報共有サーバにそれぞれ送信すべき情報を選別して、
各選別したデータをそれぞれの送り先へ、通信制御部
(7−1)及び無線通信装置(7−4)を通じて送出す
る。
【0052】図8から図15に、隊員や隊長が携帯する
地図情報共有端末装置内の共有データ管理部(図6の参
照番号(6−14))の処理フローを示す。
【0053】図8は全体処理フローを示している。
【0054】ステップ(8−1)で共有開始処理を実施
し、ステップ(8−2)で外部のイベント(データ入力
など)を待つ。データ入力がペンやキーボードやマイク
ロフォンやテレビカメラ等の自端末からの入力である場
合、ステップ(8−3)でローカルデータ入力処理を行
う。入力されたデータが終了指示で有る場合には、ステ
ップ(8−5)の共有終了処理を行う。入力されたデー
タが終了指示以外の場合には、ステップ(8−4)でそ
の入力データを表示する処理を行い、他の地図情報共有
端末との情報共有のためにステップ(8−6)で共有デ
ータ送出処理を行った後、次のイベント待ちステップ
(8−2)へと戻る。
【0055】一方、入力されたデータが、地図情報共有
サーバから受信した共有データである場合には、ステッ
プ(8−7)の共有データ受信処理を行った後、ステッ
プ(8−8)でその受信データの表示処理を行い、次の
イベント待ちステップ(8−2)へと戻る。
【0056】図9は、図8の全体処理の中のステップ
(8−1)で示した共有開始処理の処理フローを示して
いる。
【0057】まず、ステップ(9−1)で内部の共有デ
ータテーブルや変数の初期化を行い、ステップ(9−
2)で地図情報共有サーバの検索を行う。もし、地図情
報共有サーバを発見できない場合には、ユーザにその旨
を伝え、ステップ(9−4)のエラー処理において次善
の策を行う。地図情報共有サーバが見つかった場合に
は、ステップ(9−3)でサーバへのレジストレーショ
ン処理を行って、自端末をその地図情報共有サーバのク
ライアントとしてそのサーバ内のクライアントテーブル
に登録してもらう。このレジストレーション処理でエラ
ーが無い場合には処理を終了するが、エラーが有った場
合には、ステップ(9−5)でエラー処理を行う。
【0058】図10は、図8の全体処理の中のステップ
(8−5)で示した共有終了処理のフローを示してい
る。
【0059】ステップ(10−1)で地図情報共有サー
バへのレジストレーションを解除し、エラーの無い場合
にはそのまま終了し、エラーが有った場合にはステップ
(10−2)のエラー処理を行う。
【0060】図11は、図8の全体処理の中の(8−
3)で示したローカルデータ入力処理の処理フローを示
している。
【0061】ステップ(11−1)で入力イベントを取
り込む。その入力イベントが地図情報オブジェクト(地
図データベースで管理される地図情報の構成要素である
多種多様の具体的なデータ)の入力又は更新の場合に
は、ステップ(11−2)で地図データベースから該当
オブジェクトの検索を行い、発見できなかった場合には
新規オブジェクトの生成のためにステップ(11−3)
でオブジェクト作成処理を行う。既存オブジェクトが発
見された場合には、その地図オブジェクトの更新をステ
ップ(11−4)において行う。
【0062】一方、入力イベントが地図スクロール指示
の場合、ステップ(11−5)で表示されている地図の
スクロール処理を行い、終了指示の場合にはステップ
(11−6)に示した終了処理を行う。
【0063】図12は、図8の全体処理の中のステップ
(8−7)で示した共有データ受信処理の処理フローを
示している。
【0064】ステップ(12−1)で共有データを通信
回線から取得し、ステップ(12−2)において共有デ
ータのエラーのチェックを行う。その共有データがエラ
ーの無い整合したものだった場合には、ステップ(12
−3)でその共有データに該当する地図情報オブジェク
トを地図データベースから検索し、新規オブジェクトの
場合にはステップ(12−4)で新規オブジェクトの作
成処理を行い、既存オブジェクトの場合にはステップ
(12−5)でその既存オブジェクトの更新処理を行
う。一方、ステップ(12−2)のエラーチェックの結
果、その共有データにエラーが有った場合には、ステッ
プ(12−6)においてそのデータの送信元に対して再
送要求処理を行う。
【0065】図13は、図8の全体処理の中のステップ
(8−6)で示した共有データ送出処理の処理フローを
示している。
【0066】地図データベース内の送信候補の地図情報
オブジェクトのチェックをステップ(13−1)で実施
し、そのオブジェクトに更新が有った場合にはステップ
(13−2)で共有データとして送信を行い、ステップ
(13−3)で送信時のエラーチェックを行い、エラー
の場合にはステップ(13−4)で共有データの再送信
要求処理を行う。
【0067】図14は、図11のステップ(11−3)
で示したオブジェクト作成処理の処理フローを示してい
る。
【0068】ステップ(14−1)で作成対象のオブジ
ェクトの種別(例えば、手書き自由曲線、各種アイコ
ン、画像、音声、その他)により場合分けを行い、該当
する種別のオブジェクトの作成処理、すなわち、手書き
自由曲線オブジェクトの生成・登録ステップ(14−
2)、アイコンオブジェクトの生成・登録ステップ(1
4−3)、画像オブジェクトの生成・登録ステップ(1
4−4)、音声記録オブジェクトの生成・登録ステップ
(14−5)、又はその他オブジェクトの生成・登録ス
テップ(14−6)を行う。ステップ(14−7)でそ
のオブジェクトの登録原因を識別し、自端末からの入力
の場合にはステップ(14−8)でペンによる座標(地
図上の位置)指示の有無を判断する。ペンによる座標指
示が有る場合にはステップ(14−9)でペンで指示さ
れた座標を入力し、それ以外の場合には、ステップ(1
4−10)において測位装置から現在位置座標を読み込
み、その登録対象のオブジェクトの座標とする。また、
オブジェクト登録原因が自端末でなく、サーバからのデ
ータ受信による場合には、ステップ(14−11)でそ
の受信データに含まれる座標値をそのオブジェクトの座
標とする。
【0069】こうして作成・登録対象オブジェクトの座
標を取得した後、ステップ(14−12)でそのオブジ
ェクトに対して、座標、登録時刻、登録者等の属性情報
を設定する。さらにステップ(14−13)で、その作
成したオブジェクトを地図データベース内の共有データ
テーブルに登録し、その作成したオブジェクトのコンテ
ンツを地図データベースに格納して、オブジェクト作成
処理を終了する。
【0070】図15は、図11のステップ(11−4)
で示したオブジェクト更新処理の処理フローを示してい
る。
【0071】ステップ(15−1)において既存オブジ
ェクトの検索を行い、これから更新するオブジェクトが
地図データベース内に有るかどうかを判断する。オブジ
ェクトが無い場合にはステップ(15−3)のエラー処
理を行い、オブジェクトが発見できた場合には、ステッ
プ(15−2)においてオブジェクト登録原因による振
り分けを行う。オブジェクト登録原因が自端末からの入
力の場合にはステップ(15−4)においてペンによる
座標指示の有無を判断する。ペンによる座標指示が有る
場合にはステップ(15−5)でペンで指示された座標
を入力し、それ以外の場合には、ステップ(15−6)
において測位装置から現在位置の座標を読み込み、オブ
ジェクトの座標位置とする。また、オブジェクト登録原
因がサーバからのデータ受信である場合には、ステップ
(15−7)でその受信データに含まれている座標値を
そのオブジェクトの座標位置とする。
【0072】こうして座標位置を取得した後、ステップ
(15−8)でそのオブジェクトに対して、座標、登録
時刻、登録者等の属性情報を設定する。さらにステップ
(15−9)でそのオブジェクトを地図データベース内
の共有データテーブルに再登録し、そのオブジェクトの
コンテンツを地図データベースに上書きして、オブジェ
クト更新処理を終了する。
【0073】図16から図21に、図7の地図情報共有
サーバの参照番号(7−2)で示した共有データ統合管
理部の処理フローを示す。
【0074】図16は全体処理フローを示している。
【0075】ステップ(16−1)において初期化処理
を実行し、ステップ(16−2)でイベント(データ受
信など)待ちに入る。イベント入力がありステップ(1
6−3)においてデータを受信すると、データの種別に
より振り分けを行う。その受信データがクライアントか
らのレジストレーション要求の場合には、ステップ(1
6−4)においてレジストレーション処理を行い、処理
結果をステップ(16−5)でクライアントに伝え、更
に、クライアントとデータの整合性を取るため、データ
同期処理を実行する。一方、ステップ(16−3)で受
信したデータがレジストレーション解除要求の場合、ス
テップ(16−7)でレジストレーション解除処理を行
い、結果をステップ(16−8)でクライアントに伝え
る。共有データを受信した場合には、ステップ(16−
9)で共有データ受信処理を実行する。いずれのデータ
処理の場合も、処理後速やかにステップ(16−2)の
イベント待ちに戻り、次のデータの到着を待つ。
【0076】図17は、図16で示した全体処理フロー
のうちのステップ(16−1)の初期化処理のフローを
示している。
【0077】最初にステップ(17−1)でクライアン
トテーブルを初期化し、ステップ(17−2)で共有デ
ータベース(図7の参照番号(17−3))を初期化す
る。
【0078】ステップ(17−3)において、上位サー
バが存在する場合には、そこへのレジストレーション処
理を実施して自サーバを上位サーバのクライアントとし
て登録してもらい、そして、上位サーバとのデータの整
合性を保つために、ステップ(17−4)において、デ
ータ同期処理を行う。
【0079】図18は、図16で示した全体処理フロー
のうちのステップ(16−4)のレジストレーション処
理のフローを示している。
【0080】ステップ(18−1)でクライアントから
のレジストレーション要求に対するセキュリティのチェ
ックを行い、問題が無い場合には、ステップ(18−
2)でクライアントテーブルからその要求発信元クライ
アントを検索する処理に進む。クライアントテーブルに
同じクライアントの登録が無い場合には、ステップ(1
8−3)でその要求発信元クライアントをクライアント
テーブルの追加登録する処理を行い、クライアントテー
ブルに有る場合には、再接続と判断しステップ(18−
4)でクライアントテーブルを更新する処理を行う。
【0081】図19は、図16で示した全体処理フロー
のうちの(16−9)のレジストレーション解除処理の
フローを示している。
【0082】ステップ(19−1)でクライアントから
のレジストレーション解除要求に対するセキュリティの
チェックを行い、問題が無い場合には、ステップ(19
−2)でクライアントテーブルの検索に進む。クライア
ントテーブルに同じクライアントの登録が無い場合に
は、ステップ(19−3)でエラー処理を行い、クライ
アントテーブルに有る場合には、ステップ(19−4)
でクライアントテーブルから要求発信元クライアントを
削除する処理を行う。
【0083】図20は、図16のステップ(16−6)
および図17のステップ(17−4)で示されたデータ
同期処理のフローを示している。
【0084】ステップ(20−1)で、通信相手先のク
ライアントからそのクライアントが既に受信済みである
共有データのデータ番号(受信済みデータ番号)を受け
取り、自サーバ内の共有データテーブルに登録されてい
るデータ番号と比較する。ステップ(20−2)で、相
手先クライアントからの受信済みデータ番号が、共有デ
ータテーブル内の最新データのデータ番号と一致するま
で、ステップ(20−3)の送信処理およびステップ
(20−4)の受信済みデータ番号の更新処理を繰り返
す。ステップ(20−3)の送信処理では、相手先クラ
イアントからの受信済みデータ番号に1を加えたデータ
番号のデータコンテンツを共有データベースから取り出
して、相手先クライアントに送信する。そして、ステッ
プ(20−4)では、相手先受信済みデータ番号を、そ
れに1を加えた値に更新する。最新データ番号まで繰り
返すことで、相手先クライアントには最新データまでの
全ての共有すべきデータが送られて、このサーバと相手
先クラアントとの間の共有データの同期がとれたことに
なる。
【0085】図21は、図16のステップ(16−9)
で示した共有データ受信処理のフローを示している。
【0086】ステップ(21−1)で受信データをクラ
イアントから受け取り、ステップ(21−2)でその受
信データに最新のデータ番号を与え、ステップ(21−
3)でその受信データを共有データテーブルに登録し、
その受信データのコンテンツを共有データベースに格納
する。ステップ(21−4)でクライアントテーブルを
参照し、そこに登録されているクライアントの各々に対
してステップ(21−5)で示したデータ同期処理(図
20)を行う。
【0087】図22に、地図情報共有端末装置および地
図情報共有サーバがそれぞれもつ、共有データの管理の
ための情報テーブルを示す。
【0088】クライアントテーブル(22−1)は地図
情報共有サーバ内に設けられ、このサーバのクライアン
トの情報、例えば、クライアントの名前、現在位置の座
標および現在表示している地図の表示範囲などを保有し
ている。共有データテーブル(22−2)は、地図情報
共有端末装置およびの各々に設けられ、地図情報共有端
末装置の地図情報データベースおよび地図情報共有サー
バの共有データベースにそれぞれ格納されている共有共
有データの属性情報、例えばデータ番号、登録時刻、提
供者、共有範囲、種別、ID、座標位置、セキュリティレ
ベルなど、を保有している。ここで、属性情報のうち、
「共有範囲」とは、その共有データを共有するべきグル
ープの範囲を示す。例えば、図示の「G1」は第1部隊だ
けで共有すべきデータ、「U」は広域に通知すべきデー
タなどとうようにである。また、「種別」とは、手書き
曲線、アイコン、動画像、静止画像、音声、テキストメ
ッセージなどのデータ種類を示す。また、「座標位置」
は、そのデータの地図上での座標位置を示す。また、
「セキュリティレベル」は、そのデータの秘密性のレベ
ルを示し、例えば、図示の「1」は個々の隊員にまで通
知するべきデータであることを、「2」は部隊指揮官以
上に通知すべきであって個々の隊員には通知する必要の
ないデータであることを、「3」は上位の指揮官だけに
通知すべきデータであって他の部隊指揮官以下に通知す
る必要のないデータである、などというようにである。
【0089】各隊員が携帯する地図情報共有端末装置
は、自装置でローカルに入力された地図情報を、これに
属性情報を付与した上で、共有データとして、自装置の
登録されている地図情報共有サーバへ送信する。この端
末から送信するときの共有データの属性情報は、例え
ば、共有範囲は自部隊だけを示す「G1」であり、セキュ
リティレベルは隊員まで通知すべきレベル「1」を示し
ている。
【0090】地図情報共有サーバを内蔵した隊長端末で
は、各隊員の端末から受信した共有データを隊長が参照
して、その属性情報の中の共有範囲やセキィリティレベ
ルを隊長の判断で変更することができる。例えば、当該
部隊内だけでなく広域へ通知すべきデータであると判断
したならば、隊長は、そのデータの共有範囲に「U」を
追加することができるし、そのデータは個々の隊員に通
知する必要が無く隊長以上が知っていれば十分と判断す
れば、そのデータのセキュリティレベルを「2」に変更
したりすることができる。
【0091】そして、この隊長が管理する地図情報共有
サーバは、自部隊の隊員の端末や上位のサーバから受信
した共有データ全てを自部隊の隊員の端末や上位のサー
バへ送るのではなく、例えば、共有範囲に自部隊のコー
ド「G1」が含まれ且つセキュリティレベルが「1」の
共有データだけを選別して自部隊の隊員の端末へ送り、
また、共有範囲に「U」が含まれているデータだけを選
別して上位のサーバへ送り、また、共有範囲が自部隊で
あっても種別が動画のデータは各隊員には配信しないが
テキストメッセージの場合は各隊員へ配信し、また、座
標位置が自部隊の位置から所定範囲以上遠い共有データ
は自部隊の隊員には配信しない、などというように、共
有データの属性情報に応じて共有データの送信を制御す
る。
【0092】また、隊長より上位に位置する例えば本部
の地図情報共有サーバでも、各部隊のサーバから受信し
た共有情報を、本部の上級指揮官が評価して、必要に応
じて、そのデータの共有範囲やセキュリティレベルを変
更することができる。例えば、データ送信元とは別の部
隊へ通知すべきデータであると判断した場合には、共有
範囲にその別の部隊を示すコードを追加したり、本部の
みで知っていれば十分であって他の部隊へ通知する必要
がないデータと判断した場合には、セキュリティレベル
を「3」に変更する、などというようにである。そし
て、この上位の地図情報共有サーバも、各部隊のサーバ
や更に上位のサーバから受信した共有データ全てを各部
隊のサーバや更に上位のサーバへ送るのではなく、例え
ば、共有範囲に各部隊を示すコードが含まれ且つセキュ
リティレベルが「2」又は「1」の共有データだけを選
別して各部隊のサーバへ送り、また、共有範囲に「U」
が含まれているデータだけを選別して更に上位のサーバ
へ送り、また、座標位置が或る部隊の位置から所定範囲
以上遠い共有データはその部隊のサーバには送信しな
い、などというように、共有データの属性情報に応じて
共有データの送信を制御する。
【0093】このような共有データの属性情報に基づく
共有データの配信制御によって、本部や部隊などの各組
織及び上級指揮官や隊長や隊員などの各人へ、それぞれ
が必要とするデータだけを選別して配信することができ
る。
【0094】また、地図情報共有端末も地図情報共有サ
ーバも、データ送信時に自動的に、通信回線の空き具合
をチェックし、データの緊急度に応じて配信するデータ
に重み付け又は優先順位をつけて、その重み付け又は優
先順位に応じて配信時期を制御する。例えば、回線の空
きが少ないときには、種別が動画であるデータは緊急度
が低いとして、優先順位を落として後から送るように
し、一方、命令や報告などを表すテキストメッセージは
緊急度が高いとして、優先順位を高めて優先的に送るよ
うにする、などというようにである。
【0095】図23から図25に、地図情報共有システ
ムの動作例を示す。
【0096】図23は、図4に示した広域地図情報共有
システムにおける各端末の画面表示例とそのときのテー
ブルで管理されている情報例を示す。
【0097】図23において、表示画面イメージ(23
−1)は、図4に示した本部の端末(4−8)の表示画
面イメージ例を示しており、表示画面イメージ(23−
2)は図4の隊長端末(4−4)の画面イメージ例を、
また、表示画面イメージ(23−3)および(23−
4)は現場内の個々の隊員がもつ地図情報共有端末の画
面イメージ例を示している。また、管理テーブル(23
−5)は図4の本部の地図情報共有サーバ(4−7)内
のクライアント及び共有データテーブルを、管理テーブ
ル(23−6)は部隊の(例えば隊長端末内の)地図情
報共有サーバ内のクライアント及び共有データテーブル
データテーブルを示す。
【0098】図23に示すように、本部では、そのサー
バの管理テーブル(23−5)に、指揮下にある3つの
部隊G1〜G3の隊長端末A〜Cがクライアントとして
登録され、それらの隊長端末A〜Cの地図表示範囲が登
録され、そして、この登録情報に基づいて、表示画面イ
メージ(23−1)には、それらの隊長端末A〜Cの地
図表示範囲を包含する広域の地図(つまり、全部隊G1
〜G3の展開地域)が表示されると共に、各隊長端末A
〜Cの地図表示範囲(つまり、各部隊G1〜G3の展開
地域)がそれぞれの部隊名G1〜G3と共に矩形枠で表
示されている。これにより、本部では、全部隊の展開地
域の全容と、どの部隊がどの地域に展開しているかが一
目瞭然で分る。
【0099】本部のサーバの管理テーブル(23−5)
には、それらの隊長端末A〜Cを提供者とする各種の共
有データが登録されており、それらの登録データの共有
範囲には、各部隊のコードの他に広域を意味するコード
「U」が含まれている。すなわち、各部隊で収集された
各種の共有データの中から、各部隊長によって広域へ
(本部へ)通知すべき重要情報であると判断されたデー
タだけが選別されて本部に報告されている。
【0100】各部隊のサーバでは、その管理テーブル
(23−6)には、自部隊の各隊員端末がクライアント
して登録されており、それらの隊員端末の地図表示範囲
が登録され、そして、この登録情報に基づいて、隊長端
末の表示画面イメージ(23−2)には、それらの隊員
端末の地図表示範囲(つまり、自部隊の隊員の活動地
域)を包含する広域の地図(つまり、自部隊の展開地
域)が表示されると共に、各隊員端末A〜Cの地図表示
範囲(つまり、各隊員の活動地域)がそれぞれの隊員名
と共に矩形枠で表示されている。これにより、隊長は、
自部隊の展開地域の全容と、どの隊員がどの地域で活動
しているかが一目瞭然で分る。
【0101】各部隊のサーバの管理テーブル(23−
5)には、自部隊の隊員を提供者とする各種の共有デー
タが登録されており、それらの登録データの共有範囲に
は、自部隊のコードが含まれており、また、隊長によっ
て広域へ(本部へ)通知すべきと判断されたデータの共
有範囲には、広域を意味するコード「U」が含まれてい
る。この「U」を含んだデータは、部隊内サーバによっ
て自動的に、本部のサーバへ送信される。また、ある隊
員Aが地図上の例えば出火現場の位置に「×」印を手書
きペン入力したとすると、その「×」印は直ちに部隊内
サーバに送信され、部隊内サーバから部隊内の全端末へ
配信されて、部隊内の全員がその出火現場の「×」印を
各々の端末に表示された地図上で見ることができる。こ
のようにして、部隊内の全員が、各人の配置場所の確認
と各人が収集した情報の共有とをリアルタイムで行うこ
とができる。
【0102】図24は、図23の例において、或る隊員
Bが画面イメージ(24−4)を表示している自己の地
図情報共有端末に、この画面イメージ(24−4)の右
脇に図示した写真をカメラから入力した例を示す。この
写真データは、その隊員Bの端末の表示画面イメージ
(24−4)内に、正方形枠で図示したように地図上の
撮影場所に貼りつけられて表示されるとともに、その撮
影場所の位置座標などの属性情報と共に、直ちに隊員B
の端末から部隊内の地図情報共有サーバに送信されてそ
の部隊内サーバの管理テーブル(24−6)に参照番号
(24−7)で示すように登録され、そして直ちに、こ
の部隊内サーバから部隊内の全員の地図情報共有端末に
配信されて、各人の端末の表示画面イメージ(24−
2)および(24−4)にも、正方形枠で図示するよう
に地図上の撮影位置に貼り付けられて表示される。こう
して、一人の隊員が入力した地図情報が、即座に部隊内
の全員に共有される。また、隊長がこの写真データを広
域へ通知すべき重要情報と判断してその共有範囲に
「U」を追加すると、この写真データは本部のサーバに
も送信され、本部端末の表示画面イメージ(24−1)
にも、同様に正方形枠で図示するように地図上の撮影場
所に貼りつけられて表示される。
【0103】図25は、同じ図23の例で写真を共有し
た別の例である。この例では、この写真は、隊長によっ
て広域に通知するべきとは判断されず、部隊内サーバの
管理テーブル(25−6)上の参照番号(25−7)で
示すように、この写真データの共有範囲は当該部隊「G
1」のみとなっているため、部隊内だけで共有され、本
部サーバには送信されず本部端末上には表示されない。
このように、共有データのルーティングの際に適切なフ
ィルタリングをかけることで、情報の氾濫を防止でき
る。
【0104】上述した実施形態にれば、以下の効果が得
られる。 (1) 地図情報共有システムが広域にわたり効率良く
運用可能になる。 (2) 地図情報共有システムの使い勝手が増す。 (3) 情報情報共有の範囲が明確になる(例えば、現
場内の情報と本部への情報など)。 (4) 地図情報共有システムのレスポンスが向上す
る。 (5) 地図情報共有システムの利用する通信回線を効
率的に利用可能になる。 (6) 地図情報共有システム装置を利用しての組織を
越えた情報共有が実施し易くなる。
【0105】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
これらの実施形態はあくまで本発明の説明のための例示
であり、本発明をこれら実施形態にのみ限定する趣旨で
はない。従って、本発明は、その要旨を逸脱することな
しに、上記実施形態以外の様々な形態でも実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる地図情報共有シス
テムの基本的なシステム構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態にかかる地図情報共有シス
テムの別の基本的なシステム構成を示すブロック図。
【図3】各隊員が携帯する情報共有端末装置の構成を示
すブロック図。
【図4】図1や図2に示した部隊単位のシステムを複数
用いてなる広域地図情報共有システムの構成例を示すブ
ロック図。
【図5】広域地図情報共有システムの別の構成を示すブ
ロック図。
【図6】各隊員や隊長が携帯する地図情報共有端末のソ
フトウェア構成を示すブロック図。
【図7】情報情報共有サーバのソフトウエア構成を示す
ブロック図。
【図8】隊員や隊長が携帯する地図情報共有端末装置内
の共有データ管理部(図6の参照番号(6−14))の
全体処理のフローチャート。
【図9】図8でステップ(8−1)で示した共有開始処
理の処理フローチャート。
【図10】図8でステップ(8−5)で示した共有終了
処理フローチャート。
【図11】図8でステップ(8−3)で示したローカル
データ入力処理の処理フローチャート。
【図12】図8でステップ(8−6)で示した共有デー
タ送出処理の処理フローチャート。
【図13】図8でステップ(8−6)で示した共有デー
タ送出処理の処理フローチャート。
【図14】図11でステップ(11−3)で示したオブ
ジェクト作成処理の処理フローチャート。
【図15】図11でステップ(11−4)で示したオブ
ジェクト更新処理の処理フローチャート。
【図16】図7の地図情報共有サーバの参照番号(7−
2)で示した共有データ統合管理部の全体処理のフロー
チャート。
【図17】図16でステップ(16−1)で示した初期
化処理のフローチャート。
【図18】図16でステップ(16−4)で示したのレ
ジストレーション処理のフローチャート。
【図19】図16で示した全体処理フローのうちの(1
6−9)のレジストレーション解除処理のフローチャー
ト。
【図20】図16のステップ(16−6)および図17
のステップ(17−4)で示されたデータ同期処理のフ
ローチャート。
【図21】図16のステップ(16−9)で示した共有
データ受信処理のフローチャート。
【図22】地図情報共有端末装置および地図情報共有サ
ーバがそれぞれもつ、共有データの管理のためのテーブ
ルを示す図。
【図23】図4に示した広域地図情報共有システムにお
ける各端末の画面表示例とそのときのテーブルで管理さ
れている情報例を示す説明図。
【図24】図23の例において写真を共有した例を示す
説明図。
【図25】図23の例において写真を共有した別の例を
示す説明図。
【符号の説明】
1−1 隊員の地図情報共有端末 1−2 隊長の地図情報共有端末(隊長端末) 1−3
携帯無線LAN 2−2 地図情報共有サーバ 2−3 外部ネットワーク 2−4 地図情報共有端末 3−1 モバイル端末 3−2 ペン入力装置 3−3 地図データベース 3−4 測位装置 3−5 テレビカメラ 3−6 無線通信装置 3−7 ヘッドセット 4−1、4−2、4−3 狭域システム 4−4、4−5、4−6 地図情報共有端末 4−7 地図情報共有サーバ 4−8 地図情報共有端末 5−4、5−8 市の広域地図情報共有サーバ 5−9 県の広域地図情報共有サーバ 6−1 テレビカメラ 6−2 マイクロフォン 6−3 画像・音声データ入出力部 6−5 通信制御部 6−4 TV会議システム 6−9 表示装置 6−10 位置データ入力部 6−11 データ入力部 6−12 データ表示部 6−13 共有データ管理部 6−14 地図データ管理部 6−15 地図データベース 6−16 地図データ検索部 7−1 通信制御部 7−2 共有データ統合管理部 7−3 データベース 7−4 無線通信装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 M 5K033 H04L 12/28 H04L 11/00 310B 5K067 9A001 (72)発明者 大谷 尚通 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 中村 修三 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 2C032 HB25 HC11 HD04 5B049 AA01 AA06 EE07 FF03 FF06 GG03 GG06 GG09 5B075 ND06 PP03 PQ02 PQ04 PQ32 UU14 5B085 AE06 BG07 CA04 5B089 GA11 GA25 GB03 HA11 JA16 KC22 LB10 5K033 AA01 BA11 BA13 DA01 DA17 5K067 AA21 BB21 DD17 DD20 EE02 EE12 FF03 FF23 HH21 HH23 9A001 BB04 BB06 CC05 CZ08 DZ15 JJ16 JJ27 JJ71 JZ78 KK61 LL03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれデータの入力と表示と無線送受
    信が可能な、或る人間グループの複数メンバーにそれぞ
    れ携帯される複数の携帯端末と、 前記グループのメンバーの携帯端末と無線通信可能であ
    り、各携帯端末から送信されたデータを受け取り、受け
    取ったデータを前記グループの他のメンバーの携帯端末
    へ送信することにより、前記グループ内の情報共有を実
    現するグループ内情報共有サーバと、を備え、 前記グループ内情報共有サーバは、前記グループ内の共
    有情報を前記グループの外の人に共有させるための広域
    情報共有サーバとも通信可能であり、前記グループのメ
    ンバーから受信したデータを取捨選択して前記広域情報
    共有サーバへ送信する手段をもつことを特徴とする情報
    共有システム。
  2. 【請求項2】 或る人間グループに割り当てられた、こ
    のグループ内の情報共有を実現するためのグループ内情
    報共有サーバと、 前記グループ内の共有情報を前記グループの外の人に共
    有させるための広域情報共有サーバと、を備え、 前記グループ内情報共有サーバは、前記広域情報共有サ
    ーバと通信可能であり、前記グループ内で共有するデー
    タを取捨選択して前記広域情報共有サーバへ送信する手
    段をもつ、ことを特徴とする情報共有システム。
  3. 【請求項3】 前記グループ内情報共有サーバが扱うデ
    ータには、このデータの共有範囲を示す属性情報が付加
    されており、 前記グループ内情報共有サーバは、前記データに付加さ
    れている属性情報が示す共有範囲に応じて、前記広域情
    報共有サーバへ送信すべきデータの取捨選択を行う、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記グループ内情報共有サーバが扱うデ
    ータに付加されている属性情報が示す共有範囲を、前記
    グループの責任者が必要に応じて変更するための手段を
    更に備えたことを特徴とする請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 1つの人間グループの複数メンバーにそ
    れぞれ携帯される複数の携帯端末の各々にて、データを
    入力し表示し無線送信するステップと、 前記グループに割り当てられたグループ内情報共有サー
    バが、前記グループの各メンバーの携帯端末から送信さ
    れたデータを受け取り、受け取ったデータを前記グルー
    プの他のメンバーの携帯端末へ送信することにより、前
    記グループの情報共有を実現するステップと、 前記グループ内情報共有サーバが、前記グループ内の共
    有情報を前記グループの外の人に共有させるための広域
    情報共有サーバに対して、前記グループのメンバーから
    受信したデータを取捨選択して送信するステップとを有
    することを特徴とする情報共有方法。
  6. 【請求項6】 或る人間グループに割り当てられたこの
    グループ内の情報共有を実現するためのグループ内情報
    共有サーバと、前記グループ内の共有情報を前記グルー
    プの外の人に共有させるための広域情報共有サーバとの
    間で、通信を行うステップと、 前記通信を行うときに、前記グループ内情報共有サーバ
    が、前記グループ内で共有するデータを取捨選択して前
    記広域情報共有サーバへ送信するステップと、を有する
    ことを特徴とする情報共有方法。
  7. 【請求項7】 或る人間グループの個々のメンバーに携
    帯されることで、このグループの情報共有を図るための
    携帯端末において、 データの入力手段と、 入力データに、地図上の座標位置を示す属性情報を付加
    する手段と、 所定の情報共有サーバから、地図上の座標位置を示す属
    性情報が付加されたデータを無線受信する手段と、 入力データ及び受信データを、これに付加された属性情
    報が示す座標位置に基づいて地図に関連付けて表示する
    手段と、 前記情報共有サーバへ、前記属性情報が付加された入力
    データを無線送信する手段と、を備えたことを特徴とす
    る携帯端末。
  8. 【請求項8】 或る人間グループに割り当てられた、こ
    のグループ内の情報共有を実現するための情報共有サー
    バにおいて、 前記グループの各メンバーが収集したデータを、前記グ
    ループ内の他のメンバーに配信することにより、前記グ
    ループ内の情報共有を図る手段と、 前記グループ内の共有情報を前記グループの外の人に共
    有させるための広域情報共有サーバに対して、前記グル
    ープ内で共有するデータを取捨選択して送信する手段と
    もつ、ことを特徴とする情報共有サーバ。
JP37257799A 1999-12-28 1999-12-28 情報共有システム及び方法 Withdrawn JP2001188761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37257799A JP2001188761A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 情報共有システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37257799A JP2001188761A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 情報共有システム及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001188761A true JP2001188761A (ja) 2001-07-10

Family

ID=18500686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37257799A Withdrawn JP2001188761A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 情報共有システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001188761A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099566A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Sumitomo Heavy Ind Ltd 人員配置支援サーバ、人員配置支援携帯端末、および人員配置プログラム
JP2003166843A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Fujitsu Ten Ltd ナビゲ−ション装置
JP2007132851A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Ps Trust:Kk ナビゲーションプログラム及び装置
JP2009238251A (ja) * 2009-07-16 2009-10-15 Olympus Corp ユーザ支援装置
JP2010178161A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp ドメイン管理方法、ノードおよびドメイン管理システム
JP2010198335A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toshiba Corp ソフトウェア自動試験装置およびその方法
JP2013058261A (ja) * 2006-09-15 2013-03-28 Thales Avionics Inc 航空機との間でコンテンツを無線で転送するシステム及び方法
JP2013123081A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Mitsubishi Electric Corp 通信指令システム
JP2013250913A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 I-Cubed Research Center Inc 災害時情報システム、サーバ装置、情報処理方法、およびプログラム
KR101425672B1 (ko) 2012-09-04 2014-08-06 박종우 Bim 기반 커뮤니케이션 시스템, bim 기반 커뮤니케이션 서버, 및 모바일 단말기에서의 bim 기반 커뮤니케이션 방법 및 그 기록매체
JP2015069305A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 東芝エレベータ株式会社 情報共有システム
JP2016035612A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 株式会社ジェーエムエーシステムズ 通信システム、通信方法及び当該通信方法を実施するためのプログラム
JP2016194773A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 三菱重工業株式会社 表示装置
US10670421B2 (en) 2016-05-11 2020-06-02 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of information sharing, and recording medium
WO2021149209A1 (ja) * 2020-01-23 2021-07-29 日本電気株式会社 データ収集装置、データ収集システム、データ収集方法及びコンピュータ読取可能な記録媒体

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099566A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Sumitomo Heavy Ind Ltd 人員配置支援サーバ、人員配置支援携帯端末、および人員配置プログラム
JP2003166843A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Fujitsu Ten Ltd ナビゲ−ション装置
JP2007132851A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Ps Trust:Kk ナビゲーションプログラム及び装置
JP2013058261A (ja) * 2006-09-15 2013-03-28 Thales Avionics Inc 航空機との間でコンテンツを無線で転送するシステム及び方法
JP2010178161A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp ドメイン管理方法、ノードおよびドメイン管理システム
JP2010198335A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toshiba Corp ソフトウェア自動試験装置およびその方法
JP2009238251A (ja) * 2009-07-16 2009-10-15 Olympus Corp ユーザ支援装置
JP2013123081A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Mitsubishi Electric Corp 通信指令システム
JP2013250913A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 I-Cubed Research Center Inc 災害時情報システム、サーバ装置、情報処理方法、およびプログラム
KR101425672B1 (ko) 2012-09-04 2014-08-06 박종우 Bim 기반 커뮤니케이션 시스템, bim 기반 커뮤니케이션 서버, 및 모바일 단말기에서의 bim 기반 커뮤니케이션 방법 및 그 기록매체
JP2015069305A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 東芝エレベータ株式会社 情報共有システム
JP2016035612A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 株式会社ジェーエムエーシステムズ 通信システム、通信方法及び当該通信方法を実施するためのプログラム
JP2016194773A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 三菱重工業株式会社 表示装置
US10670421B2 (en) 2016-05-11 2020-06-02 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of information sharing, and recording medium
WO2021149209A1 (ja) * 2020-01-23 2021-07-29 日本電気株式会社 データ収集装置、データ収集システム、データ収集方法及びコンピュータ読取可能な記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10341838B2 (en) Method to provide ad hoc and password protected digital and voice networks
JP2001188761A (ja) 情報共有システム及び方法
US7764954B2 (en) Method of providing cell phones in a cell phone signal strength chart of multiple cell phones in a communication network
US7630724B2 (en) Method of providing a cellular phone/PDA communication system
US20050054352A1 (en) Introduction system and method utilizing mobile communicators
US8364129B1 (en) Method to provide ad hoc and password protected digital and voice networks
JP2000167232A (ja) 出会い支援システム
US10645562B2 (en) Method to provide ad hoc and password protected digital and voice networks
JP2003218776A (ja) 携帯情報端末および情報配信方法
JP4871085B2 (ja) 位置情報提供システム
US20240107286A1 (en) Method to provide ad hoc and password protected digital and voice networks
CN112839305A (zh) 一种集群管理方法、终端、服务器及计算机可读存储介质
US20230043578A1 (en) Tour group member gathering device
JP2006092463A (ja) 呼出管理システム及び呼出管理方法
JP3520416B2 (ja) 情報表示システム、情報表示方法、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
GB2609617A (en) Tour group member gathering device
JP2004126633A (ja) 地図情報配信方法
JP2002024427A (ja) 通信回線を利用したセレモニー提供システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040521

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20040526

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306