JP2001188635A - 携帯型電子機器およびその使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 携帯型機器と移動電話間のインターフェース
を簡略化する。 【解決手段】 種々の電子機器の利用可能性を高めるた
めに、汎用フォーマットのバッテリを作ることが考えら
れる。さらに汎用フォーマットのバッテリは移動電話型
の通信を実施するのに使用できる回路を固定して備え
る。このようにすることによって、機器のアイテムを向
上させることができ、自律的な用途から回線網での用途
に移行させることができる。この移行は徐々に行うこと
ができるので、システム全体にかかる費用を分けること
ができ、購入者は少しずつ費用をかけることができる。
このようにすることによって、電子機器の流通量が増
え、この費用を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明の対象は機能および使
用のモードが向上した携帯型電子機器にある。本発明
は、特にオーガナイザ、電子カメラ、携帯型ゲーム、必
要に応じてさらに携帯型コンピュータまたはラップトッ
プコンピュータを含む全ての種類の携帯型電子機器に関
するものである。本発明はさらに、測量技師が用いるテ
レメータ等のあまり知られていない他の専門的な器具、
またはビデオカメラ等の家庭用製品に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】全ての携帯型機器の独特の特徴はバッテ
リが取付けられていることにある。このバッテリは上記
機器内で充電するか、機器から分離して適合した充電器
に取り付けて充電することができる。

【０００３】これらの携帯型装置では、送信機能、より
一般的には電気通信の機能を得ることが求められてい
る。例えば、米国特許第5,719,936号にはオーガナイザ
のキーボードのキーによって制御することができる移動
電話と組み合わされた周知のオーガナイザが記載されて
いる。セット（マイクおよびヘッドホン）は別体にする
ことができるが、無線電話機能は残りの部分から分離す
ることができない。

【０００４】他にもこの種の組合せを作る試みが行われ
てきた。これらの試みは毎回特定の機器に至り、この機
器では２つの装置、すなわち携帯型電子機器と移動電話
との間の機械的通信を調整しなければならず、これによ
って仕上げおよび微調整操作が多くなる。これらの仕上
げおよび微調整操作は費用がかかり、このように改良さ
れた電子機器の各アイテムに特定されたものである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこれら
の微調整操作に伴う開発費の問題を解決することにあ
る。本発明の目的はさらに、種々の機器の使用に特有の
問題を解決することにある。実際には、異なる形式の機
器のエネルギーに対する要求が機器に取付けられる電子
システムに固有の問題を難しくしている。例えばカメラ
は写真を撮るとき、特にフラッシュランプを用いるとき
に数十ミリ秒の比較的長い時間、極めて大きい電力を必
要とする。オーガナイザは、一方、概して妥当な量の平
均電力を必要とするが、これは使用されている記憶回路
が事実上一定で少ない電気消費量のダイナミックメモリ
を有するからである。移動電話は、また、消費電力の大
きい数ミリ秒の極めて短い時間で分断される平均消費量
と両立できる独特のエネルギー管理システムを有する。
本発明の目的はさらに、2つの異なる種類の機能を組み
込んだ複合器具の存在に関連するエネルギー消費量の問
題を解決することにある。

【０００６】本発明の方法は基本的に、電子機器のアイ
テム用のバッテリパック内に移動無線電話トランシーバ
をこの同じバッテリパック内に備えるバッテリを作るこ
とで構成され、このトランシーバは他の全てのプロトコ
ルでもよいが一般にGSM移動無線通信トランシーバであ
る。本発明の原理は電子機器の全てのアイテムに適合可
能で、電子機器のこれらのどのアイテムにも区別なく接
続可能な汎用バッテリパックの製造することにある。移
動無線通信トランシーバを備えたこのバッテリパックは
全ての型の機器に使用することもできる単純なバッテリ
パックと同じ形式を有する。実際には、この形式は厚さ
の異なる形式にしてもよい。なぜなら、無線電話機能が
ある程度の容積を占めるのと、汎用バッテリパックの容
積を増大させて単一の機能に代えて２つの機能を実行し
ても独立の機能が低下することがないようにすることが
有用であるからである。

【０００７】従って、ユーザは単純なバッテリパック、
あるいは必要に応じて送信機能を機器に付加するために
移動無線通信トランシーバを備えたバッテリパックのい
ずれかを得ることができる。次いで、取外し可能なバッ
テリパックと機器の基本パックとの間のインターフェー
スに、機器のエネルギーの管理に特定された装置を組み
込むことによって、基本パックまたはバッテリパック内
で所望のモードのエネルギー消費量における完全な情報
を得ることができる。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の対象は第１のマ
イクロプロセッサ、バス、このバスによって第１のマイ
クロプロセッサに接続される少なくとも１つの周辺装置
を基本パック内に備え、取り外し可能なバッテリをバッ
テリパック内に備える特定の用途を有する携帯型電子機
器のアイテムにおいて、バッテリパックが移動無線通信
の操作を実行できる一組の回路と、この一組の回路を前
記第１のマイクロプロセッサにリンクするための基本パ
ックとの間の標準化インターフェースとを備えることを
特徴とする携帯型電子機器のアイテムにある。本発明は
添付図面を参照した以下の説明からより良く理解できよ
う。これらの図面は単に説明のためであり、本発明の範
囲を限定するものではない。

【０００９】

【実施例】図１は本発明による携帯型電子機器のアイテ
ムを示している。この機器はオーガナイザ１または電子
カメラ２またはその他の電子機器３にすることができ
る。この目的のために電子機器は基本パック４内に下記
のものを備える：第１のマイクロプロセッサ５であっ
て、データ、アドレスおよび制御バス６によって少なく
とも１つの周辺装置、例えばこの場合はキーボード７ま
たはオーガナイザ１のスクリーン８に接続される。この
機器はバッテリパックに内蔵された取外し可能なバッテ
リ９をさらに備える。この機器は主に、バッテリパック
９に代えてより完全に装備されたバッテリパック10が用
いられることを特徴とし、バッテリパック10は一組の回
路、この場合は集積回路11を、同じパック10に組み込ま
れたバッテリ12に加えて備える。一組の集積回路11は移
動無線通信の操作を実行するのに用いることができる少
なくとも１つの第２のマイクロプロセッサ13を備える。
この目的のために、一組の集積回路11には他の回路、特
にプログラムメモリ14、データメモリ15および送受信回
路16が含まれる。送受信回路16は完全には集積化され
ず、放射アンテナをさらに備えることがある。パック10
のこれらの回路はバス６と同じ型のバス17によって互い
に接続される。パック10には、バッテリ12が組み込まれ
るが、やはり取外し可能である。バッテリ12は通常この
パック10から取外すことはできないが、例えば工場で取
り替えることができ、パック10内のバッテリ組立体は不
可逆ではない。

【００１０】バッテリパックの一組の回路11および基本
パック４の回路は、バス６をバス17に接続するために標
準化インターフェース18に接続される。インターフェー
ス18は一般に高速シリアルリンクを備え、機械的にも機
能的にも標準化される。機械的レベルでは、さらに、パ
ック10は基本パック４内の空間を占めるように設計され
る。パック10は基本パック４にフッキングするための、
バッテリ9と同一のシステムを備える。パック10が定位
置にあるとき、バッテリ12は基本パック４に給電する。
インターフェース18は移動無線通信バッテリ10を配置す
るのと同様に通常のバッテリ９をこの器具に配置するこ
とができるという意味で標準化される。インターフェー
ス18はバッテリ９または10を異なるマシンに配置するこ
とができるという意味で標準化することもできる。

【００１１】バッテリ９がオーガナイザ１またはカメラ
２または電子機器３に接続される場合は、これらは従来
技術で周知の方法によって独立して動作することができ
る。逆に、このバッテリ９の代わりに、これらの各器具
に本発明のバッテリパック10が用いられる場合は、この
機器に送信機能が付加される。例えば、機器のアイテム
がオーガナイザ１である場合は、バス６に接続されたパ
ック４のプログラムメモリ19はオペレーティングシステ
ム20を備えることができ、同様にバス６に接続されたデ
ータメモリ21に内蔵された日記、住所録またはメモ領域
を管理することができる。一組の回路11によって形成さ
れる移動電話へのオーガナイザ１のリンクでは、特にSM
S（ショートメッセージサービス）型メッセージの送受
信によってメモリ21を更新することができる。一組の回
路11のメモリ15に格納されたこのようなSMS型メッセー
ジの受信は、プログラムメモリ14に記憶されたオペレー
ティングシステム22の制御下で周知の方法で実行され
る。

【００１２】これらのマシンは独立して動作することが
できる。従って、パック10はオーガナイザ１から分離さ
れているとき、SMS型メッセージを受信してメモリ15に
格納することができる。パック10がオーガナイザ１に接
続されるときは、メモリ21が更新され、必要に応じてさ
らにSMS型メッセージが送信され、遠隔操作で維持され
ている日記に日記21の変更についての情報を提供する。

【００１３】機器のアイテムがカメラ２である場合は、
カメラ２で撮影された電子写真の転送を行うのに移動電
話のパック10とのリンクを用いることができる。この場
合、これらの電子写真を集めたファイルの宛先アドレス
は、パック10をパック１に接続することによって、およ
び、これらの写真ファイルを転送しなければならないサ
イト、例えばインターネットのサイトの宛先アドレスを
キーボード７によってプログラムすることによって、メ
モリ15に予め導入させておくことができる。宛先アドレ
スは（特定のSMS制御信号を用いる）無線送信によって
宛先サイトからメモリ15にロードさせておくこともでき
る。

【００１４】写真カメラ２と組み合わされた送信を用い
る利点はこのカメラ２の小さいメモリサイズに関連して
いる。この送信によって定位置の記憶キャリアが一杯に
なったときに、空の記憶キャリアを配置する必要がなく
なる。この場合の送信はメモリ空間の解放と組み合わせ
ることができる。この送信によってさらに、カメラがな
くなったり、損傷しても、撮影された写真は失われない
ことが保証される。この送信によってさらに、写真の利
用可能性を確かめるために写真を宛先サイトで即時に処
理することもでき、必要に応じて応答命令を（例えばビ
ューワに表示されるSMSメッセージによって）送信して
反応することもできる。

【００１５】機器３がゲーム、例えばビデオゲームコン
ソールである場合は、パック10は遠隔側で行われる動作
によってゲーム３を開始する対話型コマンドを設定する
ことができる。特にこの方法では大きな領域、例えば国
の規模で抽選型のゲームを配信することができるパック
３の開発が考えられる。通信型ゲームでは、SMS送信モ
ードが対話型コマンドの送信に特に適している（対話型
コマンドは短いため）。ゲームをダウンロードするに
は、ファイルが長い場合は、SMSより回線方式のデータ
送信が好ましい。GPRS（汎用パケット無線方式）モード
での送信は、利用可能ならば、両方の方式に適してい
る。

【００１６】追加の周辺装置として、基本パック１はバ
ス６に接続された音声回路23を備えることもできる。こ
の回路23は特にマイク、スピーカおよびボコーダ（この
場合は例えばG723規格を用いるインターネット型のもの
が好ましい）を備える。従って特に、オーガナイザ１の
ユーザは携帯電話回線網（セル回線網）または有線電話
回線網、あるいはインターネット回線網で無線通信によ
って通信者との間に電話機能を得ることができる。

【００１７】さらに、オーガナイザ１のユーザはメモリ
21（かなり大きくすることができる）にメッセージ、す
なわちユーザが指図したかまたは一組の回路11での接続
モードのメッセージ、インターネットから取り出した画
像およびこれらの画像と組み合わされた音声を記憶する
ことができる。音声回路23をオーガナイザのパック１内
に直接接続するよりは、バス６をアナログ−デジタル変
換器に接続させたほうがよく、この変換器にはマイクお
よび外部スピーカを受けるコネクタ24、特にジャック型
のものが接続される。この場合は、言葉のデジタル化お
よび符号化をオペレーティングシステム20の制御下でマ
イクロプロセッサ５によって行うことができる。

【００１８】既に述べたように、エネルギーの管理は機
器の各部品に特有の問題であり、当然、機器１のプログ
ラムメモリ19はバッテリ９によって基本パック４に分配
される電気エネルギーを管理するためにサブプログラム
25を備える。同様に、パック10のプログラムメモリ14は
エネルギー管理サブプログラム26を備える。しかし、本
発明では、このプログラム25または26におけるエネルギ
ーの管理は基本パック１へのバッテリパック10の接続の
有無を考慮する。エネルギー管理システムはすぐに放電
してしまうバッテリの場合にはある機能の優先モードを
適用し、ある回路が必要でない場合にはこれらの回路を
切断または減速する。従って、２つの状況が考えられ
る。

【００１９】一方の状況は2つのパックが接続されない
状況である。この場合、パック４は標準バッテリ９によ
って給電され、一組の回路11だけがバッテリ12によって
給電される。この場合は、エネルギー管理操作25および
26はそれ自身周知な方法でそれ自身の基準に従って動作
する独立したタイプの管理操作である。この場合は、バ
ッテリ12を充電するための充電器にパック10だけを配置
することができる。この充電中に移動通信無線機能が維
持されて、パック10がSMSメッセージを受信できるのが
好ましい。

【００２０】他方の状況は2つのパック４および10が互
いに接続される状況である。この場合は、インターフェ
ース18がこの接続を認識する。マイクロプロセッサ５ま
たは13のどちらかは接続状態を知るためにインターフェ
ース18を介してもう一方のマイクロプロセッサに応答指
令信号を送る。必要に応じて、インターフェース18自身
が接続状態についての相互情報を提供する符号化回路を
備える。例えば、ここで図示されているこの符号化回路
はインターフェース18において協働することが要求され
るある種のコネクタピン、それぞれ29および30の間に設
定された短絡回路27または28の形をとることができる。
マイクロプロセッサ５によって実行されるオペレーティ
ングシステム20は符号化回路27の存在の有無をテストす
ることができ、同様にマイクロプロセッサ13は符号化回
路28の存在の有無をテストすることができる。より一般
的には、本発明の符号化回路はマイクロプロセッサ５ま
たは13の応答指令信号に応じて信号を生成する。この点
に関して、マイクロプロセッサ13または５はこの符号化
回路の役目をするための手段をそれぞれ備えることもで
きる。

【００２１】当然、機器の一部品、オーガナイザ１、か
ら機器の他の部品例えばカメラ２へ代わると、符号化回
路28は汎用パック10が自動的に一組の回路11に整合され
るように異なる応答を生成する。従って例えば、カメラ
２が回路11に接続される場合は、符号化回路28が認識す
ると、第１にこのカメラ２のメモリから前に指定したサ
イトへのオペレーティングシステム22による写真の送信
を促し、第２にエネルギー管理回路26を用いてバッテリ
12の使用の特定のモードを促す。

【００２２】例えば、エネルギー管理の特定のモードは
オペレータがカメラ2の起動レバー31に対して行う外部
の動作に結びつけることができる。事前のパラメータ設
定操作で、自動的動作に対して人間の全ての動作を優先
させる設定（またはその逆）を選ぶことができる。この
場合は、キー31を押すことによって、フラッシュランプ
32およびテレメータ33を用いてまたは用いずに電子写真
を撮ることができるだけでなく、移動電話回線網へのパ
ック10の移動無線通信機能の非活性化を促すこともでき
る。

【００２３】逆に、SMS型メッセージの受信またはファ
イルの自動送信によってファイルの送信が完了するまで
の間、（ボタン31によって起動する）撮影機能の使用を
一時的に禁止することができる。

【００２４】従って、本発明の独特な特徴はオペレーテ
ィングシステム22および特に移動電話11のエネルギー管
理システム26が、独立操作モードと、電子機器のアイテ
ム、オーガナイザ、カメラ等に接続されるときの少なく
とも１つの他のモードとの２つのモードを有することに
ある。この他のモードにはそれ自身、機器の一部または
他の部分を非活性化する可能性がある。この非活性化は
オペレータまたは外部事象の積極的な動作の選択による
場合がある。

【００２５】要するに、この機器は、要求または事象の
発生に応じて、第１のマイクロプロセッサ５または第２
のマイクロプロセッサ13によって実行される機能の全体
または一部を非活性化するか、またはこれらの優先順位
を構成するエネルギー管理回路26を備える。

【００２６】音声回路23を備えたオーガナイザ１の使用
では、当然、オーガナイザ１を標準的な移動電話に変え
ることができる。バス17に接続されたバス６によって完
全な操作が可能になる。GSMボコーダがパック10によっ
て実行される場合は、インターフェース18はアナログチ
ャネルを備え、音声回路23またはジャック24からアナロ
グ信号を送信する。一般に、GSM移動通信無線セットに
は、ベースバンドならびにGSMプロトコルおよびGSMボコ
ーディングを処理する無線周波数部分RF、すなわち強力
な部品16（または単一のプロセッサおよびメモリを組み
込んだ一組の部品）が存在する。最後に、アプリケーシ
ョンおよび人間／機械間のインターフェースを担当する
マイクロプロセッサ13が存在する。この場合は、回路16
のGSMボコーダを用いることができるので、オペレーテ
ィングシステム20または回路23にボコーダを備えるのを
やめることができる（他の用途のボコーダ、例えばイン
ターネット電話用のG723は20または23の周囲に残され
る）。

【００２７】従って、バッテリパック10は主に、無線電
気機器、ベースバンドプロセッサ、GSMプロトコルおよ
びエネルギー管理システムの一部を備える。電子機器の
他方のアイテム、オーガナイザ１はマイク、ヘッドホ
ン、ボコーダ、スクリーン、キーボード、さらに非通信
用途に関連する全ての要素、すなわち計算機、時計およ
び他の機能を備える。パック10はDECT型のリンケージ手
段およびFMの公衆無線通信を受信する手段を備えること
もできる。この場合は、これらのユーザに対応する人間
／機械のインターフェースがオーガナイザ１によって提
供される。

【００２８】このパック10のパック４と接触していない
部分において、パック10の形状はその機能に適した隆起
部を有することができる。特に、パック10は回路16のア
ンテナ35を収容する突出部34を有することができる。さ
らにこのアンテナはパックから延ばしたり、折りたたむ
ことができる。このようにして、移動電話の無線電波放
射が向上する。パック10は一組の回路11および増大する
バッテリの容積を収容するためにより厚くなっていたり
または側面の突起をさらに有することができる。さら
に、2つのパックの間の機械的インターフェースでは、
金属表面がこれらの器具を互いからシールドするように
なっている。

【００２９】さらに、ある種のオーガナイザはカメラを
備えるか、このようなカメラに接続することができる。
このようにして、テレビ電話の用途を考えることもでき
る。このテレビ電話の用途では、画像を表示するのにオ
ーガナイザのスクリーンが用いられる。メッセージなら
びにカメラで撮られた画像はデータモードの一種である
無線データモード、一般にGPRSモードによって送信され
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の携帯型電子機器のアイテムの概念
図。

【符号の説明】

1 オーガナイザ 2 電子カメラ 3 電子機器 4 基本パック 5、13 マイクロプロセッサ 6 バス 9 取外し可能なバッテリ 10 バッテリパック 11 集積回路 18 標準化インターフェース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｇ０６Ｆ 1/00 ３３１Ａ 7/14 ３１２Ｍ (72)発明者 フランソワ リユル フランス国 78100 サン ジェルマン アン レ リュ アンペル ３

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１のマイクロプロセッサ、バス、この
   バスによって第１のマイクロプロセッサに接続される少
   なくとも１つの周辺装置を基本パック内に備え、取り外
   し可能なバッテリをバッテリパック内に備える特定の用
   途を有する携帯型電子機器のアイテムにおいて、バッテ
   リパックが移動無線通信の操作を実行できる一組の回路
   と、この一組の回路を前記第１のマイクロプロセッサに
   リンクするための基本パックとの間の標準化インターフ
   ェースとを備えることを特徴とする機器のアイテム。
2. 【請求項２】 前記一組の回路が集積化され、第２のマ
   イクロプロセッサ、バス、このバスによってこの第２の
   マイクロプロセッサに接続される一組のプログラムメモ
   リおよびデータメモリを備えることを特徴とする請求項
   １に記載の機器のアイテム。
3. 【請求項３】 前記機器が、カメラまたはパーソナルオ
   ーガナイザまたはゲームコンソールとすることが可能
   で、同一のバッテリパックが機器のこれらの各アイテム
   と機械的および機能的に互換性があることを特徴とする
   請求項１または２に記載の機器のアイテム。
4. 【請求項４】 前記バッテリパックが、アンテナの効率
   を向上させるために突出部を有することを特徴とする請
   求項１〜３のいずれか一項に記載の機器のアイテム。
5. 【請求項５】 前記基本パックが、スクリーン、キーボ
   ード、マイク、スピーカまたは前記機器のアイテムをマ
   イクおよびスピーカに接続するための手段を備えること
   を特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載の機器
   のアイテム。
6. 【請求項６】 前記バッテリパックが無線周波数回路お
   よび無線移動通信の操作を実行する回路を備えることを
   特徴とする請求項１〜５のいずれか一項に記載の機器の
   アイテム。
7. 【請求項７】 要求または事象の発生に応じて、第１の
   マイクロプロセッサまたは第２のマイクロプロセッサに
   よって実行される機能の全体または一部を非活性化する
   か、またはこれらの優先順位を構成するエネルギー管理
   回路を備えることを特徴とする請求項１〜６のいずれか
   一項に記載の機器のアイテム。
8. 【請求項８】 基本パックへのバッテリの接続または非
   接続に応じて、管理基準を変更するエネルギー管理回路
   を備えることを特徴とする請求項１〜７のいずれか一項
   に記載の機器のアイテム。
9. 【請求項９】 機器の型に対応する符号化回路を前記イ
   ンターフェースに備えることを特徴とする請求項１〜８
   のいずれか一項に記載の機器のアイテム。
10. 【請求項１０】 日記の共有、写真またはテレビ電話シ
    ーケンスの送信における請求項１〜９のいずれか一項に
    記載の機器のアイテムの使用。