JP2001186567A - 移動通信システムとその移動局装置 - Google Patents

移動通信システムとその移動局装置

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JP2001186567A
JP2001186567A JP36791499A JP36791499A JP2001186567A JP 2001186567 A JP2001186567 A JP 2001186567A JP 36791499 A JP36791499 A JP 36791499A JP 36791499 A JP36791499 A JP 36791499A JP 2001186567 A JP2001186567 A JP 2001186567A
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frames
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mobile station
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JP36791499A
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Norihiro Kaneko
典広 金子
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局装置において呼損を生じることなく待
受時の消費電力をさらに低減できるようにし、これによ
りバッテリ寿命のさらなる延長を可能とする。 【解決手段】 制御局CSにおいて、各呼出区間ごとに
呼出トラフィックを検出して、その検出値に応じ呼出信
号の繰り返し送信回数Kを動的に可変設定し、この設定
値Kを移動局に通知した上でKフレームに渡りK回繰り
返し呼出信号の送信を行い、一方移動局MS1〜MSm
では、制御局CSから通知された繰り返し送信回数Kに
従い、Kフレームを周期として間欠的に受信動作を行う
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ルセルラ通信システムに係わり、特に呼出チャネルを用
いて一定の呼出周期で移動局の呼び出しを行う移動通信
システムとこのシステムで使用される移動局装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタルセルラ通信システム
は、通信チャネルとは別に呼出チャネルを備え、移動局
に対する着信要求が発生した場合に、網がこの呼出チャ
ネルを用いて移動局を呼び出すように構成されている。
【0003】図8は、呼出チャネルの構成の一例を示す
ものである。すなわち、呼出チャネルはフレーム構成を
なし、各フレームを各々群番号が付された複数の呼出区
間G1,G2,G3,…(同図では256群の場合を図
示)に分割している。そして、システム内の移動局に対
する着信要求が発生すると、網がこの着信先の移動局の
識別番号をもとに当該移動局が属する群を特定し、この
特定した群の呼出区間に上記移動局宛の呼出信号を挿入
して送信する。
【0004】これに対し移動局は、待受状態において、
自局が属する群の呼出区間ごとに受信動作を行ってその
他の期間は受信動作を停止する、いわゆるバッテリセー
ビング動作を行っている。そして、自局が属する群の呼
出区間において自局宛の呼出信号が受信されると、鳴音
等を発生してユーザに着信発生を報知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来のシステムでは、移動局に対する着信要求が発生した
場合に、網は当該移動局が属する群の呼出区間において
1回だけ、つまり1フレームにおいてのみ当該移動局宛
の呼出信号を送信するようにしている。このため移動局
は、待受状態において自局宛の呼出信号をもれなく受信
するためには、つまり呼損を生じないようにするには、
すべてのフレームの自局が属する群の呼出区間において
それぞれ受信動作を行わなければならない。このため、
待受時の消費電力が依然として大きく、バッテリ寿命を
さらに延長する上で大きなネックになっていた。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、移動局装置において呼
損を生じることなく待受時の消費電力をさらに低減でき
るようにし、これによりバッテリ寿命のさらなる延長を
可能とした移動通信システムとその移動局装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、一定のフレーム周期で繰り返される呼出
チャネルの各フレームを複数の呼出区間に分割し、移動
局に対する呼出要求が発生した場合に、網からこの移動
局に対し、当該移動局が属する呼出区間に呼出信号を挿
入して送出する移動通信システムにおいて、上記網に、
同一の呼出区間における呼出トラフィックを監視し、こ
の呼出トラフィックの監視結果に応じて、当該呼出区間
に送信する呼出信号の繰り返し送信フレーム数を可変設
定する送信回数設定手段と、この送信回数設定手段によ
り設定された繰り返し送信フレーム数に相当するフレー
ムにおいて呼出信号を送信する呼出信号送信手段と、こ
の呼出信号送信手段による呼出信号の送信に先立ち、上
記送信回数設定手段により設定された繰り返し送信フレ
ーム数を呼出対象の移動局に通知する通知手段とを備
え、かつ上記移動局に、上記網から通知される繰り返し
送信フレーム数を受信する手段と、この手段により受信
した繰り返し送信フレーム数に相当するフレームの中か
ら受信フレームを選択して自己宛の呼出信号の受信動作
を行い、その他のフレームにおいては受信動作を停止す
る受信制御手段とを備えたものである。
【0008】具体的には、上記送信回数設定手段におい
て、同一の呼出区間における呼出トラフィックを、当該
呼出区間で同時に呼び出すことが可能な最大呼出トラフ
ィック値と比較し、この比較の結果、呼出トラフィック
が最大呼出トラフィック値に満たない場合には、当該呼
出区間に送信する呼出信号の繰り返し送信フレーム数を
複数フレームに設定するようにし、一方呼出トラフィッ
クが最大呼出トラフィック値以上の場合には、当該呼出
区間に送信する呼出信号の繰り返し送信フレーム数を単
数フレームに設定する。そして、上記呼出送信手段にお
いて、上記送信回数設定手段により繰り返し送信フレー
ム数が複数フレームに設定された場合には、この設定さ
れた連続する複数のフレームに渡って同一の呼出信号を
繰り返し送信し、一方繰り返し送信フレーム数が単数フ
レームに設定された場合には、この単一のフレームに呼
出信号を1回だけ送信するように構成する。
【0009】また移動局は、受信制御手段において、網
から通知された繰り返し送信フレーム数が複数フレーム
の場合には、その中の一つを受信フレームとして選択し
て呼出信号の受信動作を行うと共にその他のフレームに
おける受信動作を停止し、一方網から通知された送信フ
レーム数が単数フレームの場合には、各フレームごとに
呼出信号の受信動作を行う。
【0010】したがってこの発明によれば、各呼出区間
において送信する呼出信号の繰り返し送信回数が、当該
呼出区間における呼出トラフィックに応じてそれぞれ動
的に可変設定されることになる。
【0011】例えば、呼出トラフィックに比較的余裕が
あるときには、移動局宛の呼出信号が複数のフレームに
渡って繰り返し送信される。このため、移動局は網から
自己宛の呼出信号が送られてくる複数のフレームのう
ち、一つのフレームにおいてのみ受信動作を行えばよい
ことになり、その他のフレームでは受信動作を停止する
ことができる。したがって移動局は、呼損を生じること
なく、待受時の消費電力を低減することが可能となり、
これによりバッテリ寿命を延ばすことが可能となる。
【0012】また、呼出トラフィックに余裕がないとき
には、移動局宛の呼出信号が1つのフレームにおいて1
回だけ送信される。このため、他の移動局に対する呼出
しに遅延等の悪影響を及ぼす心配はなく、多数の呼出し
を効率良く処理することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係わる移動通信
システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【0014】システムがカバーするサービスエリアには
複数の基地局BS1〜BSnが分散配設されており、こ
れらの基地局BS1〜BSnはそれぞれセルと呼ばれる
無線ゾーンZ1〜Znを形成している。また基地局BS
1〜BSnはそれぞれ有線回線を介して制御局CSに接
続され、この制御局CSは加入電話網やコンピュータネ
ットワーク等の有線網NWに接続されている。
【0015】移動局MS1〜MSmは、上記無線ゾーン
Z1〜Zn内において基地局BS1〜BSnのいずれか
に無線チャネルを介して接続され、この基地局BS1〜
BSnからさらに制御局CSを介してシステム内の他の
移動局、又は有線網NWに接続される他の通信端末に接
続されて、これらの端末との間で通信が可能となる。
【0016】ところで上記制御局CSは、各移動局MS
1〜MSmについての交換制御機能や位置管理機能等の
既存の種々制御機能に加え、この発明に係わる新たな機
能として、呼出トラフィック監視手段20aと、送信回
数可変設定手段20bと、送信回数通知制御手段20c
と、呼出信号送信制御手段20dとを備えている。
【0017】呼出トラフィック監視手段20aは、呼出
チャネルの各呼出区間ごとにこの呼出区間において呼び
出しを行う呼の数、つまり呼出トラフィックを監視す
る。
【0018】送信回数可変設定手段20bは、上記呼出
トラフィック監視手段20aにより検出された呼出トラ
フィックを、1つの呼出区間において同時に呼出すこと
ができるトラフィックの最大値と比較する。そして、こ
の比較の結果、呼出トラフィックの検出値が最大値に満
たない場合には、同一の呼出信号の繰り返し送信回数K
を複数に、例えばK=3に設定する。また呼出トラフィ
ックの検出値が最大値以上の場合には、同一の呼出信号
の繰り返し送信回数KをK=1に設定する。
【0019】送信回数通知制御手段20cは、上記送信
回数可変設定手段20bにより繰り返し送信回数Kが新
たに設定されるか又は変更されるごとに、この繰り返し
送信回数Kの値を報知情報に含めて、基地局BS1〜B
Snを介して移動局MS1〜MSmに報知する。
【0020】呼出信号送信制御手段20dは、上記送信
回数可変設定手段20bにより設定された繰り返し送信
回数Kに従い、同一の呼出信号を連続するK個のフレー
ムにおいてK回繰り返し送信する。
【0021】一方、移動局MS1〜MSmは次のように
構成される。図2はその構成を示す回路ブロック図であ
る。
【0022】図示しない基地局から送信された無線周波
信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器2
(DUP)を介して受信回路(RX)3に入力される。
受信回路3では、上記無線周波信号が周波数シンセサイ
ザ(SYN)4から出力された受信局部発振信号とミキ
シングされて中間周波信号に周波数変換される。なお、
上記周波数シンセサイザ4から発生される受信局部発振
信号の周波数は、制御部12からの制御信号SYCによ
って指示される。
【0023】上記受信中間周波信号は、CDMA信号処
理部6において、直交復調処理が施されたのち、受信チ
ャネルに割り当てられた拡散符号(PN符号)により逆
拡散処理が施されてデータレートに応じた所定のフォー
マットの復調データに変換される。そしてこの変換され
た復調データは音声符号処理部7に入力され、また上記
受信データのうちデータレートを示すデータについては
受信データレートとして制御部12に入力される。
【0024】音声符号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6から出力された復調データに対し、制御部12か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し
たのち、ビタビ復号等を用いた復号処理と、誤り訂正復
号処理を行って、ベースバンドの受信ディジタルデータ
を再生する。
【0025】PCM符号処理部8は、制御部12から出
力されたディジタル音声信号通信の種別(音声通信、デ
ータ通信)に応じて異なる信号処理を行なう。すなわ
ち、音声通信時には、音声符号処理部7から出力された
受信ディジタルデータをPCM復号してアナログ受話信
号を出力する。このアナログ受話信号は、受話増幅器9
にて増幅されたのちスピーカ10より拡声出力される。
またデータ通信時には、音声符号処理部7から出力され
た受信ディジタルデータを制御部12へ出力する。制御
部12は、上記受信ディジタルデータを記憶部13に格
納する。また必要に応じて、上記受信ディジタルデータ
を外部インタフェースから図示しない携帯情報端末(P
DA:Personal Digital Assistance )やノート型パー
ソナル・コンピュータ等のパーソナル・コンピュータへ
出力する。
【0026】これに対し、音声通信時における話者の入
力音声は、マイクロホン11を通じてアナログ送話信号
として入力され、送話増幅器18で適正レベルまで増幅
されたのち、PCM符号処理部8にてPCM符号化処理
が施され、送信データとして音声符号処理部7に供給さ
れる。また、図示しないパーソナル・コンピュータから
出力されたデータは、外部インタフェースを介して制御
部12に入力され、この制御部12からPCM符号処理
部8を介して音声符号処理部7に出力される。
【0027】音声符号処理部7は、音声通信時には、P
CM符号処理部8から出力された送信音声データより入
力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づい
てデータレートを決定する。そして、上記送信データを
上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号
に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施したのちCD
MA信号処理部6へ出力する。また、データ通信時にお
いては、PCM符号処理部8から出力された送信データ
を、予め設定されたデータレートに応じたフォーマット
のバースト信号に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を
施してCDMA信号処理部6へ出力する。なお、音声通
信時およびデータ通信時のいずれのデータレートも、送
信データレートとして制御部12に通知される。
【0028】CDMA信号処理部6は、上記音声符号処
理部7にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャ
ネルに割り当てられたPN符号を用いて拡散処理を施
す。そしてこの拡散符号化された送信信号に対して直交
変調処理を施し、この直交変調信号を送信回路(TX)
5へ出力する。
【0029】送信回路5は、上記直交変調信号を周波数
シンセサイザ4から発生される送信局部発振信号と合成
して無線周波信号に変換する。そして、送信回路5は、
制御部12により通知される送信データレートに基づい
て、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅し、
送信無線周波信号として出力する。この送信回路5から
出力された送信無線周波信号は、アンテナ共用器2を介
してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から図示し
ない基地局へ向けてバースト送信される。
【0030】入力部14には、ダイヤルキーや発信キ
ー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キ
ー等のキー群が設けられ、また表示部15には通話相手
端末の電話番号や装置の動作状態等を表示するためのL
CD表示器や、バッテリ16のDischarge 状態を示す
(バッテリ16の充電を要求する)LEDランプが設け
られている。なお、17は電源回路であり、バッテリ1
6の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各
回路部に供給する。
【0031】ところで制御部12は、例えばマイクロコ
ンピュータを主制御部として有するもので、発着信に応
じて基地局との間に通信リンクを開設して音声通信やデ
ータ通信を行なうための通信制御機能や、通話相手の音
声を記憶部13を用いて録音/再生する制御機能に加
え、この発明に係わる新たな機能として送信回数受信手
段12aと、呼出信号受信制御手段12bとを備えてい
る。
【0032】送信回数受信手段12aは、基地局BS1
〜BSnから報知チャネルを介して送られた報知情報を
受信すると、この報知情報から呼出信号の繰り返し送信
回数Kを抽出する。
【0033】呼出信号受信制御手段12bは、上記送信
回数受信手段12aにより受信した繰り返し送信回数K
に従い、呼出信号をKフレームに1回受信し、その他の
フレームの受信動作を停止するように、受信回路3や周
波数シンセサイザ4等の受信系の動作を制御する。
【0034】次に、以上のように構成されたシステムの
呼出信号送信動作を説明する。先ず、制御局CSでは次
のような制御が行われる。図3はその制御手順と内容を
示すフローチャートである。
【0035】すなわち、制御局CSはステップ3aで着
信要求の到来を監視している。この状態で、移動局MS
iを着信先とする着信要求が到来すると、ステップ3b
で着信先の移動局MSiの端末識別番号から群番号を計
算する。次に制御局CSは、上記ステップ3bで算出し
た群に対応する呼出区間における呼出トラフィックをス
テップ3cで検出し、この呼出トラフィックの検出値
が、当該呼出区間における呼出トラフィックの最大値未
満であるか否かをステップ3dで判定する。
【0036】この判定の結果、いま仮に呼出トラフィッ
クの検出値が最大値未満だったとすると、呼出トラフィ
ックにはまだ余裕があると判断して、ステップ3eで呼
出信号の繰り返し送信回数Kを例えばK=3に設定す
る。そして、ステップ3fにおいて、この繰り返し送信
回数Kの設定値を報知情報に付加して、該当する呼出区
間を使用する移動局MS1〜MSmに向けて送出する。
図7に、このとき送出される報知情報の構成の一例を示
す。
【0037】そして制御局CSは、ステップ3gにおい
て、上記繰り返し送信回数Kの設定値に従い、移動局M
Si宛の呼出信号を、図5(a)に示すごとく3フレー
ムに渡り、この移動局MSiが属する群の呼出区間A
1,A2,A3において繰り返し送信する。
【0038】これに対し、上記ステップ3dによる判定
の結果、呼出トラフィックの検出値が最大値以上だった
とすると、制御局CSは呼出トラフィックには余裕がな
いと判断してステップ3hに移行し、ここで呼出信号の
繰り返し送信回数KをK=1に設定する。そして、ステ
ップ3iにおいて、この繰り返し送信回数Kの設定値を
報知情報に付加して、該当する呼出区間を使用する移動
局MS1〜MSmに向けて送出する。また、ステップ3
jにおいて、上記繰り返し送信回数Kの設定値に従い、
移動局MSi宛の呼出信号を、図5(b)のA1に示す
ごとく1つのフレームにおいて1回だけ送信する。この
ため、呼出トラフィックが高い場合には、呼出遅延の発
生を抑制して効率良く呼出を行うことが可能となる。
【0039】一方、移動局MS1〜Msmは次のように
動作する。図4は、その制御手順と制御内容を示すフロ
ーチャートである。すなわち、移動局MS1〜MSmの
制御部12は、ステップ4aで報知情報の到来を監視し
ており、自局宛の報知情報を受信するとステップ4bで
この報知情報から繰り返し送信回数Kを抽出する。そし
てステップ4cにおいて、上記抽出した繰り返し送信回
数KがK=1であるか否かを判定する。
【0040】この判定の結果、K=1でなければステッ
プ4dに移行し、ここで呼出信号の受信タイミングを3
フレームに1回に設定する。そして、3フレームごとに
自局が受信すべき呼出区間になると、ステップ4fから
ステップ4gに移行してここで呼出信号を受信する。す
なわち、移動局MS1〜MSmは図5(a)のA1に示
すように、3フレームに1回だけ呼出信号の受信動作を
行い、他の2フレームでは受信動作を停止する。また、
移動局MS1〜MSmは必ずしもA1のタイミングでの
み受信するのではなく、A2或いはA3のタイミングで
受信してもよい。
【0041】したがって、このとき移動局MS1〜MS
mの待受時の消費電力は従来の1/3に減少する。ま
た、このとき制御局CSからは、先に述べたように連続
する3フレームにわたり同一の移動局宛の呼出信号が繰
り返し送られる。このため、移動局MS1〜MSmは、
3フレームに1回しか受信動作を行っていないにも拘わ
らず自局宛の呼出信号を確実に受信できる。したがって
呼損は発生しない。
【0042】一方、上記ステップ4cにおいてK=1と
判定されると、移動局の制御部12はステップ4eに移
行し、ここで呼出信号の受信タイミングを各フレームご
とに設定する。そして、各フレームの自局が受信すべき
呼出区間になると、ステップ4fからステップ4gに移
行してここで呼出信号を受信する。すなわち、このとき
移動局MS1〜MSmは図5(b)に示すように、各フ
レームごとに呼出信号の受信動作を行う。したがって、
呼出トラフィックが高いために、制御局CSが同一の移
動局宛の呼出信号を任意のフレームで1回しか送信して
こない場合でも、自局宛の呼出信号を確実に受信するこ
とができる。
【0043】ところで、3フレームの途中で呼出トラフ
ィックが変化した場合には、次のような制御が行われ
る。すなわち、制御局CSは先に述べたように、ステッ
プ3dにおいて、各呼出区間ごとにその呼出トラフィッ
クの検出値を、当該呼出区間で許容される呼出トラフィ
ックの最大値とを比較している。
【0044】この状態で、例えば呼出トラフィックが増
大してその検出値が最大値以上になったとする。そうす
ると制御局CSは、この呼出トラフィックの検出値が最
大値以上になったことを検出した時点で、ステップ3h
に移行して繰り返し送信回数KをK=1に変更し、この
変更した繰り返し送信回数K=1を報知情報に含めて移
動局MS1〜MSmに向け即時送信する。
【0045】図6はその動作の一例を示すもので、3フ
レームのうちの2フレーム目で呼出トラフィックの検出
値が最大値を超えた場合を示している。この場合制御局
CSは、呼出トラフィックの検出値が最大値以上になっ
たことを検出した時点で、ステップ3hで繰り返し送信
回数KをK=1に変更する。そして、この変更した繰り
返し送信回数K=1を報知情報に含めて、即時移動局M
S1〜MSmに通知する。また、現同期以後の呼出信号
の送信動作を、3フレームに渡って3回繰り返し送信す
るものから、各フレームごとに1回だけ送信する動作に
変更する。
【0046】これに対し移動局MS1〜MSmは、制御
局CSから繰り返し送信回数Kの変更通知を受けると、
図6に示すように次のフレームから呼出信号の受信タイ
ミングを各フレームごとに1回となるように変更する。
【0047】この様にすることで、呼出トラフィックの
変化に対し即時対応することができ、これにより呼出処
理を効率良く実行することができる。すなわち、呼出処
理効率を優先した制御がなされる。
【0048】以上述べたようにこの実施形態では、制御
局CSにおいて、各呼出区間ごとに呼出トラフィックを
検出してその検出値を許容される最大値と比較し、検出
値が最大値に満たないときには呼出信号の繰り返し送信
回数KをK=3に設定して、これを移動局に通知した上
で同一の呼出信号を3フレームに渡って3回繰り返して
送信し、これに対し呼出トラフィックの検出値が最大値
に満たないときには、繰り返し送信回数KをK=1に設
定して、これを移動局に通知した上で同一の呼出信号を
1つのフレームにおいて1回だけ送信する。一方、移動
局MS1〜MSmでは、制御局CSから通知された繰り
返し送信回数Kに従い、K=3のときには3フレームに
1回だけ自己が属する呼出区間の受信動作を行い、K=
1のときには各フレームごとに受信動作を行うようにし
ている。
【0049】したがってこの実施形態によれば、呼出ト
ラフィックに余裕があるときには、移動局MS1〜MS
m宛の呼出信号が3フレームに渡って繰り返し送信され
ることになり、これにより移動局MS1〜MSmは3フ
レームに1回だけ受信すればよいことになって、待受時
の消費電力は1/3に低減される。すなわち、移動局は
呼損を生じることなく待受時の消費電力を低減すること
が可能となり、これによりバッテリ寿命を延ばすことが
できる。
【0050】また、呼出トラフィックに余裕がないとき
には、呼出信号が1つのフレームで1回だけ送信され
る。このため、他の移動局に対する呼出し処理に遅延等
の悪影響を及ぼすことなく、多数の呼出しを効率良く処
理することができる。
【0051】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では呼出トラフ
ィックが変化した時点で即時繰り返し送信回数Kを変更
して呼出信号の送信制御動作を追従させるようにした
が、繰り返し送信回数Kの変更動作にいわゆるヒステリ
シス特性を持たせてもよい。
【0052】具体的には、制御局CSは呼出トラフィッ
クが変化した時点で繰り返し送信回数Kを変更しても、
この変更した繰り返し送信回数Kの移動局への通知と、
送信制御の変更を即時行わず、一定期間が経過したのち
に行うことで実現できる。また、呼出トラフィックが変
化することに繰り返し送信回数Kを変更するのではな
く、呼出トラフィックの変化が所定回数連続した時点
や、呼出トラフィックの変化の回数が一定回数累積した
時点で、繰り返し送信回数Kを変更するように構成する
ことでも実現できる。
【0053】以上のように制御にヒステリシス特性を持
たせることで、呼出信号の送信状態が頻繁に変化しない
ようにすることができ、これによりシステムの呼出動作
の安定度を高めることができる。
【0054】また前記実施形態では、各呼出区間ごとに
呼出トラフィックを監視して呼出信号の繰り返し送信回
数Kを可変制御するようにしたが、繰り返し送信回数K
をすべての呼出区間で共通に可変制御するように構成し
てもよい。この様にすると、制御局CSの制御負担を大
幅に軽減できる。
【0055】さらに前記実施形態では、呼出トラフィッ
クの検出値が最大値に満たないときの繰り返し送信回数
KをK=3に設定した場合を例にとって説明したが、K
=2やK=4以上に設定してもよい。
【0056】また前記実施形態では繰り返し送信回数K
を1と3の二段階に変化させたが、繰り返し送信回数K
の検出値を複数のしきい値と比較することで、三段階以
上に変化させるようにしてもよい。この様にすると、そ
の時々の呼出トラフィックの値に応じてさらに細かく繰
り返し送信回数Kを設定することができ、これにより呼
損の発生を確実に阻止した上で移動局の待受時の消費電
力をさらに低減することが可能となる。
【0057】さらに前記実施形態では、CDMA方式を
採用した移動通信システムを例にとって説明したが、そ
れに限らず移動局が待受時に呼出チャネルを間欠的に受
信動作するシステムであれば、PDC(Personal Digit
al Cellular)やGSM(Global System For Mobile Co
mmunication)、PHS(Personal Handyphone Syste
m)等のTDMA方式を採用したシステムにも当然のこ
とながら適用可能である。
【0058】その他、呼出トラフィックの具体的な検出
手段や、繰り返し送信回数Kを移動局に通知する手段、
移動局の種類や構成等についても、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、網に
おいて、各呼出区間における呼出トラフィックをそれぞ
れ監視して、その結果に応じ各呼出区間に送信する呼出
信号の繰り返し送信フレーム数を動的に可変設定し、こ
の設定された繰り返し送信フレーム数を移動局に通知し
たのち、当該繰り返し送信フレーム数に相当するフレー
ムにおいて呼出信号を送信する。そして、移動局では、
上記網から通知される繰り返し送信フレーム数に従い、
これに相当するフレームの中から受信フレームを選択し
て自己宛の呼出信号の受信動作を行い、その他のフレー
ムにおいては受信動作を停止するようにしている。
【0060】したがってこの発明によれば、移動局装置
において呼損を生じることなく待受時の消費電力をさら
に低減できるようになり、これによりバッテリ寿命のさ
らなる延長を可能とした移動通信システムとその移動局
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる移動通信システムの一実施
形態を示す概略構成図。
【図2】 図1に示したシステムの移動局の構成を示す
回路ブロック図。
【図3】 制御局における呼出信号の送信に係わる制御
の手順と内容を示すフローチャート。
【図4】 移動局における呼出信号の受信に係わる制御
の手順と内容を示すフローチャート。
【図5】 この発明の一実施形態における制御局におけ
る呼出信号の送信動作と移動局における呼出信号の受信
タイミングを示す図。
【図6】 この発明の他の実施形態における制御局にお
ける呼出信号の送信動作と移動局における呼出信号の受
信タイミングを示す図。
【図7】 報知情報を用いた繰り返し送信回数Kの通知
手法を説明するための図。
【図8】 移動通信システムにおける呼出チャネルの構
成の一例を示す図。
【符号の説明】
CS…制御局 BS1〜BSn…基地局 Z1〜Zn…無線ゾーン MS1〜MSm…移動局 NW…有線網 1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DUP) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…音声符号処理部 8…PCM符号処理部 9…受話増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12…制御部 12a…送信回数受信手段 12b…呼出信号受信制御手段 13…記憶部 14…入力部 15…表示部 16…バッテリ 17…電源回路 18…送話増幅器 20a…呼出トラフィック監視手段 20b…送信回数可変設定手段 20c…送信回数通知制御手段 20d…呼出信号送信制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定のフレーム周期で繰り返される呼出
    チャネルの各フレームを複数の呼出区間に分割し、移動
    局に対する呼出要求が発生した場合に、網からこの移動
    局に対し、当該移動局が属する呼出区間に呼出信号を挿
    入して送出する移動通信システムにおいて、 前記網は、 同一の呼出区間における呼出トラフィックを監視し、こ
    の呼出トラフィックの監視結果に応じて、当該呼出区間
    に送信する呼出信号の繰り返し送信フレーム数を可変設
    定する送信回数設定手段と、 この送信回数設定手段により設定された繰り返し送信フ
    レーム数に相当するフレームにおいて呼出信号を送信す
    る呼出信号送信手段と、 この呼出信号送信手段による呼出信号の送信に先立ち、
    前記送信回数設定手段により設定された繰り返し送信フ
    レーム数を呼出対象の移動局に通知する通知手段とを備
    え、 前記移動局は、 前記網から通知される繰り返し送信フレーム数を受信す
    る手段と、 この手段により受信した繰り返し送信フレーム数に相当
    するフレームの中から受信フレームを選択して自己宛の
    呼出信号の受信動作を行い、その他のフレームにおいて
    は受信動作を停止する受信制御手段とを備えたことを特
    徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信回数設定手段は、 同一の呼出区間における呼出トラフィックを、当該呼出
    区間で同時に呼び出すことが可能な最大呼出トラフィッ
    ク値と比較する手段と、 前記呼出トラフィックが前記最大呼出トラフィック値に
    満たない場合には、当該呼出区間に送信する呼出信号の
    繰り返し送信フレーム数を複数フレームに設定する手段
    と、 前記呼出トラフィックが前記最大呼出トラフィック値以
    上の場合には、当該呼出区間に送信する呼出信号の繰り
    返し送信フレーム数を単数フレームに設定する手段とを
    備え、 かつ前記呼出送信手段は、 前記送信回数設定手段により繰り返し送信フレーム数が
    複数フレームに設定された場合には、この設定された連
    続する複数のフレームに渡って同一の呼出信号を繰り返
    し送信する手段と、 前記送信回数設定手段により繰り返し送信フレーム数が
    単数フレームに設定された場合には、この単一のフレー
    ムに呼出信号を1回だけ送信する手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記受信制御手段は、網から通知された
    繰り返し送信フレーム数が複数フレームの場合には、そ
    の中の一つを受信フレームとして選択して呼出信号の受
    信動作を行うと共にその他のフレームにおける受信動作
    を停止し、一方網から通知された送信フレーム数が単数
    フレームの場合には、各フレームごとに呼出信号の受信
    動作を行うことを特徴とする請求項2記載の移動通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 一定のフレーム周期で繰り返される呼出
    チャネルの各フレームを複数の呼出区間に分割し、移動
    局装置に対する呼出要求が発生した場合に、網におい
    て、同一の呼出区間における呼出トラフィックを監視し
    て、この呼出トラフィックの監視結果に応じて当該呼出
    区間に送信する呼出信号の繰り返し送信フレーム数を可
    変設定し、この設定された繰り返し送信フレーム数を呼
    出対象の移動局装置に通知したのち、前記繰り返し送信
    フレーム数に相当するフレームにおいて呼出信号を送信
    する移動通信システムで使用される前記移動局装置にお
    いて、 前記網から通知される繰り返し送信フレーム数を受信す
    る手段と、 この手段により受信した繰り返し送信フレーム数に相当
    するフレームの中から受信フレームを選択して自己宛の
    呼出信号の受信動作を行い、その他のフレームにおいて
    は受信動作を停止する受信制御手段とを具備したことを
    特徴とする移動局装置。
  5. 【請求項5】 前記受信制御手段は、網から通知された
    繰り返し送信フレーム数が複数フレームの場合には、そ
    の中の一つを受信フレームとして選択して呼出信号の受
    信動作を行うと共にその他のフレームにおける受信動作
    を停止し、一方網から通知された送信フレーム数が単数
    フレームの場合には、各フレームごとに呼出信号の受信
    動作を行うことを特徴とする請求項4記載の移動局装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295476A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Oki Electric Ind Co Ltd 車両間通信システム
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JP2016512002A (ja) * 2013-02-27 2016-04-21 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. ページング最適化方法、装置およびシステム

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