JP2001185929A - テレビジョン電波送信アンテナ - Google Patents
テレビジョン電波送信アンテナInfo
- Publication number
- JP2001185929A JP2001185929A JP37081099A JP37081099A JP2001185929A JP 2001185929 A JP2001185929 A JP 2001185929A JP 37081099 A JP37081099 A JP 37081099A JP 37081099 A JP37081099 A JP 37081099A JP 2001185929 A JP2001185929 A JP 2001185929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- protective cover
- television
- television radio
- radio wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】点検時にカバーを取り外すことなく、外部から
目視でアンテナを点検することのできるテレビジョン電
波送信アンテナを実現する。 【解決手段】アンテナ素子2aを保護するための保護カ
バー2bを透明な材質で形成している。 【効果】保護カバー2bが透明であるので、カバーを取
り外さなくても、内部のアンテナ素子2aの状態が目視
できる。従って、アンテナの保守、点検を目視で行うこ
とができる。
目視でアンテナを点検することのできるテレビジョン電
波送信アンテナを実現する。 【解決手段】アンテナ素子2aを保護するための保護カ
バー2bを透明な材質で形成している。 【効果】保護カバー2bが透明であるので、カバーを取
り外さなくても、内部のアンテナ素子2aの状態が目視
できる。従って、アンテナの保守、点検を目視で行うこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上テレビジョン
放送に用いられるテレビジョン電波送信アンテナに関す
るものである。
放送に用いられるテレビジョン電波送信アンテナに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】山頂などの標高の高い場所に、テレビジ
ョン電波送信アンテナが設置されている。この送信アン
テナのアンテナには、普段、防雪、防雨、防塵などアン
テナ性能保護のための保護カバーが取り付けられてい
る。前記保護カバーは、通常、不透明な強化プラスチッ
クで形成されている。
ョン電波送信アンテナが設置されている。この送信アン
テナのアンテナには、普段、防雪、防雨、防塵などアン
テナ性能保護のための保護カバーが取り付けられてい
る。前記保護カバーは、通常、不透明な強化プラスチッ
クで形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保護カバーが不透明で
あれば、保守点検時に、内部が見えないので、内部を見
るためには、保護カバーを外さなければならない。その
ため、鉄塔に昇って作業する必要がある。このとき、安
全のため、電波を停止してから作業しなければならな
い。そこで本発明は、点検時にカバーを取り外すことな
く、外部から目視でアンテナを点検することのできるテ
レビジョン電波送信アンテナを実現することを目的とす
る。
あれば、保守点検時に、内部が見えないので、内部を見
るためには、保護カバーを外さなければならない。その
ため、鉄塔に昇って作業する必要がある。このとき、安
全のため、電波を停止してから作業しなければならな
い。そこで本発明は、点検時にカバーを取り外すことな
く、外部から目視でアンテナを点検することのできるテ
レビジョン電波送信アンテナを実現することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
テレビジョン電波送信アンテナは、テレビジョン電波送
信アンテナを保護するための保護カバーを透明な材質で
形成していることを特徴とする。この構成によれば、保
護カバーが透明であるので、カバーを取り外さなくて
も、内部のアンテナ素子の状態が目視できる。従って、
一定範囲の保守、点検を目視で行うことができる。
テレビジョン電波送信アンテナは、テレビジョン電波送
信アンテナを保護するための保護カバーを透明な材質で
形成していることを特徴とする。この構成によれば、保
護カバーが透明であるので、カバーを取り外さなくて
も、内部のアンテナ素子の状態が目視できる。従って、
一定範囲の保守、点検を目視で行うことができる。
【0005】なお、テレビジョン電波送信アンテナのす
べてに対して、前記透明な材質で形成された保護カバー
を採用してもよく、一部のみに対して採用してもよい。
一部のみに対して採用すれば、透明な保護カバーを採用
していないアンテナの状態は、透明な保護カバーを採用
したアンテナの目視の結果から推定することになる。
べてに対して、前記透明な材質で形成された保護カバー
を採用してもよく、一部のみに対して採用してもよい。
一部のみに対して採用すれば、透明な保護カバーを採用
していないアンテナの状態は、透明な保護カバーを採用
したアンテナの目視の結果から推定することになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1のはテレビ
ジョン電波送信鉄塔の最上部を示す正面図である。テレ
ビジョン電波送信鉄塔は、鉄骨構造の鉄塔本体1と、鉄
塔本体1に取り付けられた複数のアンテナ2と、鉄塔本
体1の頂板9に取り付けられた避雷針6,航空障害灯7
及びハッチ8とを有している。
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1のはテレビ
ジョン電波送信鉄塔の最上部を示す正面図である。テレ
ビジョン電波送信鉄塔は、鉄骨構造の鉄塔本体1と、鉄
塔本体1に取り付けられた複数のアンテナ2と、鉄塔本
体1の頂板9に取り付けられた避雷針6,航空障害灯7
及びハッチ8とを有している。
【0007】複数のアンテナ2は、一段あたり、水平面
内で異なる方向を向けて配置され、これにより所望の指
向性を得ている。また、給電周波数の異なるものが複数
段配置されていて、これにより、一つの鉄塔で、複数の
チャンネルのテレビジョン電波を送信することができ
る。アンテナ2は、ダイポールアンテナやループアンテ
ナなどの指向性アンテナ素子に保護カバーを被せたもの
である。
内で異なる方向を向けて配置され、これにより所望の指
向性を得ている。また、給電周波数の異なるものが複数
段配置されていて、これにより、一つの鉄塔で、複数の
チャンネルのテレビジョン電波を送信することができ
る。アンテナ2は、ダイポールアンテナやループアンテ
ナなどの指向性アンテナ素子に保護カバーを被せたもの
である。
【0008】図2は、透明保護カバーを被せたアンテナ
2を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は
底面図である。アンテナ2は、アンテナ素子2aを透明
保護カバー2bで覆ったものである。透明保護カバー2
bは、丈夫で透明なプラスチックで形成されたものであ
る。ここではプラスチックの材質として、ポリカーボネ
ートを使用しているが、これに限定されるものではな
い。またプラスチック以外に強化ガラスなども使用する
ことができる。
2を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は
底面図である。アンテナ2は、アンテナ素子2aを透明
保護カバー2bで覆ったものである。透明保護カバー2
bは、丈夫で透明なプラスチックで形成されたものであ
る。ここではプラスチックの材質として、ポリカーボネ
ートを使用しているが、これに限定されるものではな
い。またプラスチック以外に強化ガラスなども使用する
ことができる。
【0009】この透明保護カバー2bは、金型又は木型
を使って成形して製作する。そしてこの透明保護カバー
2bをアンテナ本体に、ボルトやブラインドリベットで
結合する。透明保護カバー2bを採用する形態として、
(1)各段に透明保護カバー2bを採用する形態と、(2)
一部の段のみに透明保護カバー2bを採用する形態とが
ある。また、(a)1段あたり、アンテナ2のすべてに透
明保護カバー2bを採用する形態と、(b) 1段を構成す
る一部のアンテナ2のみに透明保護カバー2bを採用す
る形態とがある。
を使って成形して製作する。そしてこの透明保護カバー
2bをアンテナ本体に、ボルトやブラインドリベットで
結合する。透明保護カバー2bを採用する形態として、
(1)各段に透明保護カバー2bを採用する形態と、(2)
一部の段のみに透明保護カバー2bを採用する形態とが
ある。また、(a)1段あたり、アンテナ2のすべてに透
明保護カバー2bを採用する形態と、(b) 1段を構成す
る一部のアンテナ2のみに透明保護カバー2bを採用す
る形態とがある。
【0010】前記(1-a)の形態であれば、各段のすべて
のアンテナ2について、透明保護カバー2bを適用する
ことになる。これでコスト面に問題があるのであれば、
前記(1-b),(2-a)又は(2-b)の形態を採用すればよい。(1
-b),(2-a)又は(2-b)の形態を採用した場合、透明保護カ
バー2bを用いていないアンテナ(通常の不透明な保護
カバーを用いているアンテナ)の物理的経年変化の状態
を目視で点検できないが、他の透明保護カバー2bを用
いているアンテナの点検の結果からその状態を推定する
ことができる。
のアンテナ2について、透明保護カバー2bを適用する
ことになる。これでコスト面に問題があるのであれば、
前記(1-b),(2-a)又は(2-b)の形態を採用すればよい。(1
-b),(2-a)又は(2-b)の形態を採用した場合、透明保護カ
バー2bを用いていないアンテナ(通常の不透明な保護
カバーを用いているアンテナ)の物理的経年変化の状態
を目視で点検できないが、他の透明保護カバー2bを用
いているアンテナの点検の結果からその状態を推定する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明のテレビジョン電波
送信アンテナによれば、アンテナに透明な保護カバーを
取り付けたので、カバーを取り外さなくても、アンテナ
素子の状態が分かる。したがって、点検の際、目視にて
アンテナ素子の物理的劣化状態が分かるので、点検時間
を大幅に短縮でき、鉄塔上などの高所での作業の安全に
寄与する。
送信アンテナによれば、アンテナに透明な保護カバーを
取り付けたので、カバーを取り外さなくても、アンテナ
素子の状態が分かる。したがって、点検の際、目視にて
アンテナ素子の物理的劣化状態が分かるので、点検時間
を大幅に短縮でき、鉄塔上などの高所での作業の安全に
寄与する。
【図1】テレビジョン電波送信鉄塔の最上部を示す正面
図である。
図である。
【図2】アンテナ2を示す図であり、(a)は側面図、(b)
は正面図、(c)は底面図である。
は正面図、(c)は底面図である。
1 鉄塔本体 2 アンテナ 2a アンテナ素子 2b 透明保護カバー
Claims (3)
- 【請求項1】テレビジョン放送用鉄塔に取り付けられる
テレビジョン電波送信アンテナであって、当該アンテナ
を保護するための保護カバーを、透明な材質で形成して
いることを特徴とするテレビジョン電波送信アンテナ。 - 【請求項2】テレビジョン放送用鉄塔に取り付けられる
テレビジョン電波送信アンテナのすべてに対して、前記
透明な材質で形成された保護カバーを採用していること
を特徴とする請求項1記載のテレビジョン電波送信アン
テナ。 - 【請求項3】テレビジョン放送用鉄塔に取り付けられる
テレビジョン電波送信アンテナの一部に対して、前記透
明な材質で形成された保護カバーを採用していることを
特徴とする請求項1記載のテレビジョン電波送信アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37081099A JP2001185929A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | テレビジョン電波送信アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37081099A JP2001185929A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | テレビジョン電波送信アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001185929A true JP2001185929A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18497642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37081099A Pending JP2001185929A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | テレビジョン電波送信アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001185929A (ja) |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37081099A patent/JP2001185929A/ja active Pending
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