JP2001184449A - 光学情報読取装置用レンズ調整装置 - Google Patents

光学情報読取装置用レンズ調整装置

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JP2001184449A
JP2001184449A JP36510599A JP36510599A JP2001184449A JP 2001184449 A JP2001184449 A JP 2001184449A JP 36510599 A JP36510599 A JP 36510599A JP 36510599 A JP36510599 A JP 36510599A JP 2001184449 A JP2001184449 A JP 2001184449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学情報読取装置のレンズユニットの正確な
レンズ調整を、容易かつ迅速に行うことのできるレンズ
調整装置を提供する。 【解決手段】 レンズ調整装置1では、レンズ調整段階
の各レンズ調整位置において、パターンコードラベル2
1を走査した調整用CCDセンサ13からの出力信号
が、信号処理回路15にてA/D変換された後、制御回
路17に出力される。制御回路17では、この出力信号
を用いてコントラスト比の算出が行われる。報知用LE
D18は、このコントラスト比の大きさが示すレンズ位
置の最適位置からのずれの程度に応じて三種類のLED
a、LEDb及びLEDcのいずれかを段階的に点灯さ
せる。使用者側では、この報知用LED18のLEDa
が点灯する方向に、レンズユニット50の内筒を回転さ
せることにより、レンズ調整を容易に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学情報読取装置
において読取対象の像を光学的センサに結像させるレン
ズユニットの焦点を合わせるためのレンズ調整装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコード、2次元コード等の情
報コードを光学的に読み取る装置として、読取対象に光
を照射し、この読取対象からの反射光を複数のレンズか
らなるレンズユニットによって所定の読取位置に結像さ
せ、その読取位置に配置されたCCDセンサ等の光学的
センサによって情報コードを読み取る装置(光学情報読
取装置)が知られている。
【0003】この種の装置には、手持ち型、設置型、及
び機器組込型等の形態があり、例えば手持ち型の装置で
情報コードを読み取る際には、使用者自らが読取装置の
位置(つまり、読取対象とレンズユニットとの距離)を
ある程度調整してレンズユニットの焦点を合わせ、精度
の良い読取処理を行っていた。
【0004】一方、設置型や機器組込型の装置では、読
取対象に対するレンズユニットの設置位置が固定される
ことから、上記手持ち型の装置のように、使用者が読取
の際にその焦点を適宜調整することは困難である。従っ
て、特にこれら設置型や機器組込型の装置では、レンズ
ユニットの製造工程においてその焦点を正確に調整する
ことが必要とされる。このため、従来は図4に示すよう
なレンズ調整装置101を使用して、レンズユニット1
50のレンズ調整が行われていた。
【0005】すなわち、図4に示すレンズ調整装置10
1においては、レンズユニット150の設置部111か
ら所定位置に調整用のパターンコードラベル121(調
整用読取対象:図3では二次元コード)が配置され、こ
の設置部111からパターンコードラベル121とは反
対側の所定位置には調整用CCDセンサ113が配置さ
れ、実際の光学情報読取装置のレンズユニット周辺の構
成が模擬されている。
【0006】そして、レンズ調整工程においては、照明
用LED112から予め定めた強度の読取用の光をパタ
ーンコードラベル121に照射し、その反射光をレンズ
ユニット150を介して調整用CCDセンサ113に結
像させる。使用者は、レンズユニット150の焦点を合
わせるために、レンズホルダを回してレンズユニット1
50を構成する複数のレンズ154、155の相対位置
を調整する。このとき、これらレンズの相対位置の変化
によりCCDセンサ113への結像状態が変化し、この
調整用CCDセンサ113の出力レベルがこれに応じて
変化する。一般的には、レンズ位置が最適位置に調整さ
れたとき(焦点が合ったとき)に調整用CCDセンサ1
13の出力レベルが最大になることが分かっている。こ
のため、同センサ113の出力信号を増幅回路118を
介してオシロスコープ119に出力し、使用者がこの出
力信号が表す波形の振幅が最大となる位置にレンズ位置
を調整していた。
【0007】ここで、出力信号の観察のためにオシロス
コープ119を用いるのは、CCDセンサ113の出力
信号は、読取対象の映像信号、水平同期信号、水平ブラ
ンキング信号、垂直同期信号、垂直ブランキング信号等
が合成された複合信号であり、これらは、時間とともに
出力値が変動する通常の電圧計では測定できないためで
ある。
【0008】このオシロスコープ119では、例えばパ
ターンコードラベル121の中央位置の映像信号をとら
えるように設定されている。すなわち、同期信号発生回
路115の出力信号の基づいてCCDセンサ113から
出力された例えば水平方向の525本の走査線信号の
内、その中央にあたる263本目の走査線信号がとらえ
られるように、トリガ信号発生回路116からオシロス
コープ119にトリガ信号が出力される。オシロスコー
プ119では、このトリガ信号を受けて上記所定の走査
線信号をとらえ表示していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、レンズ位置の調整に際してオシロス
コープ119の波形を逐次観測しながらCCDセンサ1
13の出力レベルの確認を行う必要がある。このため、
作業環境によってはこの波形にノイズが重畳され、使用
者が出力信号のレベルを正確にとらえることができず、
レンズ調整にバラツキが生じる等の問題が生じた。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、最適な読取のための正確なレン
ズ調整を、容易かつ迅速に行うことのできる光学情報読
取装置用レンズ調整装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
目的を達成するためになされた請求項1に記載の光学情
報読取装置用レンズ調整装置においては、調整対象とな
るレンズユニットの設置部と調整用光学的センサとが、
光学情報読取装置におけるレンズユニットと光学的セン
サとの位置関係と同様の位置関係で配置され、実際の光
学情報読取装置の光学系の構成が部分的に模擬されてい
る。そして、本装置では、上述のように、レンズユニッ
トの焦点が最適に調整されたときに調整用光学的センサ
の出力が最大となることに着目し、使用者のレンズ調整
動作に対応して調整用光学的センサの出力を使用者にわ
かりやすく報知することによりレンズ調整作業を容易に
している。
【0012】具体的には、信号レベル検出手段が、調整
用光学的センサが調整用読取対象の所定位置を走査した
際に得られる信号の最大レベルを検出し、報知手段が、
この信号レベル検出手段により検出された結果を報知す
るように構成されている。ここで、調整用光学的センサ
が検出する走査線信号を、「調整用読取対象の所定位置
を走査した際の信号」としたのは、読取用光学的センサ
の出力状態を比較するためには、同一の画像を走査した
際の出力信号で比較する必要があるからである。
【0013】このとき、報知手段は、例えば信号レベル
検出手段が検出した信号の最大レベルをそのまま報知す
るようにしてもよい。なお、この最大レベルは、レンズ
ユニットを構成する複数のレンズの相対位置によって変
化するものであり、この最大レベルがさらに最大となる
ようなレンズの相対位置が最適位置を示すことになる。
【0014】従って、使用者は、報知手段により報知さ
れた情報に基づいて、例えばレンズホルダを回す等して
複数のレンズの各々の相対位置を最適位置に近づけるこ
とができ、報知手段が信号レベルが最大になったことを
報知した時点で、複数のレンズの相対位置が最適位置に
調整されたと判断することができる。このため、使用者
は、従来のようにオシロスコープの波形を観察して自身
で信号の最大レベルを見きわめる等の煩雑な工程を経る
ことなく、容易かつ迅速にレンズ調整を行うことができ
る。
【0015】また、このように、報知手段が信号レベル
検出手段により検出された信号の最大レベルを単に報知
する構成では、使用者がレンズ調整工程において最終的
に最適位置を把握することができても、その最適位置に
到るまでの過程において、当該最適位置にどの程度近づ
いているのかを把握することはできない。このため、最
適位置を把握するためには、まずレンズ調整方向を一方
向に設定してレンズ位置を調整し、一旦最適位置を通過
して信号レベルが下がったところでレンズの調整方向を
反転し、最適位置に調整しなければならない。特にレン
ズ調整を精密に行う場合には、このような反転を何度も
繰り返すことが必要となることが想定される。
【0016】また、この場合、使用者は報知手段から報
知された情報(例えば信号の最大レベルの値自体)を逐
次記憶しながら作業を進める必要があるが、このような
記憶をしなくても、レンズ調整の状態を把握できればさ
らに好ましい。そこで、請求項2記載のレンズ調整装置
においては、さらに、信号レベル検出手段が検出した前
記信号の最大レベルの最大値を学習するための学習モー
ドと、該最大値に基づいて前記複数のレンズの最適位置
を報知する調整モードとを切り換える動作モード切換手
段を備えている。
【0017】そして、この装置においてこの動作モード
切換手段により動作モードが学習モードに設定されてい
るときには、使用者が複数のレンズの相対位置を段階的
に変化させた際に、信号レベル検出手段が検出する各段
階における上記信号の最大レベルの内、その最大値が記
憶手段に記憶される。そして、動作モード切換手段によ
り動作モードが調整モードに設定されているときには、
使用者が複数のレンズの相対位置を段階的に変化させた
際に、信号レベル検出手段が検出する各段階における上
記信号の最大レベルと、上記学習モードにて記憶手段に
記憶された最大値との相対比が相対比検出手段により算
出される。そして、報知手段がこの相対比の大きさを、
信号レベル検出手段により検出された結果として報知さ
れる。
【0018】従って、使用者は、一旦学習モードを行え
ば、続く調整モードにおいて、上記報知手段が報知する
相対比が1(100%)に近づく方向にレンズ位置を調
整すればよい。このため、上記のように報知手段が報知
する情報(信号の最大レベルの値自体)を逐次記憶しな
がら作業を行う必要はなく、この相対比が1(100
%)に近づいているか否かを判断して調整を行えばよい
ため、作業が極めて容易になる。
【0019】また、このように相対比を報知することに
より、使用者は、レンズ調整の方向が最適位置に近づい
ているのか、又は遠ざかっているのかを容易に認識する
ことができる。また、使用者は、レンズ調整の方向が最
適位置に近づいていることを認識すると、その時点で意
識的に操作をゆっくり行うことになり、レンズの調整方
向を何度も反転することも少なくなるという付随的効果
も得られる。
【0020】また、上記信号レベル検出手段による検出
については、請求項3に記載のように、調整用光学的セ
ンサから出力される信号の内、この調整用光学的センサ
が調整用読取対象の所定位置を走査した際に得られる信
号が表す波形の最大振幅を、上記信号の最大レベルとし
て検出することが考えられる。ただし、この波形の最大
振幅は絶対値で表されるものであり、読取対象の反射光
の強さにより大きく変動することがあり、基準値として
設定するには不都合な場合も考えられる。
【0021】そこで、請求項4記載のレンズ調整装置で
は、調整用光学的センサから出力される信号の内、調整
用光学的センサが調整用読取対象の所定位置を走査した
際に得られる信号が表す波形の最大振幅と最小振幅とか
ら得られるコントラスト比の最大値を、上記信号の最大
レベルとして検出するようにしている。
【0022】この波形の最大振幅及び最小振幅は絶対値
で表されるものであるが、これらから導かれるコントラ
スト比は相対値であり、読取対象の反射光の強さ等によ
る変動が小さいため、基準値として設定するにはより好
ましいと考えられる。なお、このコントラスト比の詳細
については、後述する
【発明の実施の形態】において詳述する。
【0023】また、上記報知手段の報知態様としては、
請求項5に記載のように、上記信号レベル検出手段によ
り検出された結果を、所定の範囲をもって段階的に報知
するようにしてもよい。このように段階的に報知するこ
とにより、使用者は、レンズ調整の方向が最適位置に近
づいているのか又は遠ざかっているのかを、報知態様の
変化によって容易に認識することができる。また、使用
者は、報知手段がレンズ調整状態が最適位置から離れて
いることを示している場合には、レンズ調整の操作を大
まかに(迅速に)行い、報知手段がレンズ調整状態が最
適位置に近いことを示している場合には、レンズ調整の
操作を精密に(ゆっくり)行うことができ、全体として
正確で迅速なレンズ調整を行うことができる。
【0024】また、この報知手段としては、請求項6に
記載のように、一又は複数の発光素子を用いて、この発
光素子の発光状態を段階的に変化させることにより、信
号レベル検出手段により検出された結果を段階的に報知
するものを採用することができる。ここで、「発光素
子」としては、発光ダイオードやランプ等種々のものが
考えられる。また、一つの発光素子を用いる場合には、
例えばこの発光素子の点滅の周期を変化させることによ
り、信号のレベルを段階的に報知することができる。ま
た、複数の発光素子を用いる場合には、その複数の発光
素子のいずれかを発光させることにより、信号のレベル
を段階的に報知することができる。
【0025】或いは、このように視覚的に報知する態様
以外にも、ブザー等による音の音質の変化により信号の
レベルを段階的に報知したり、若しくは、何らかの表示
物を動作させる(振動させる等)ことにより報知するこ
とも考えられる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る光学情
報読取装置用レンズ調整装置(以下、単に「レンズ調整
装置」という)の概略構成を示すブロック図である。な
お、本実施例は、本発明に係るレンズ調整装置を設置型
2次元コードスキャナのレンズユニットの調整に適用し
たものである。
【0027】レンズ調整装置1は、2次元コードスキャ
ナの構成を部分的に模擬した構成を有し、レンズユニッ
ト設置部11、照明用発光ダイオード(照明用LED)
12、調整用CCDセンサ13、増幅回路14、信号処
理回路15、同期信号発生回路16、制御回路17、報
知用発光ダイオード(報知用LED)18、モード切換
スイッチ19、及び電源回路20等を備えている。
【0028】レンズユニット設置部11には、レンズ調
整の対象となるレンズユニット50が設置される。照明
用LED12は、読取対象の2次元コードに対して読取
用の光を照射するものである。
【0029】調整用CCDセンサ13は、2次元的に配
列された複数の受光素子であるCCDを有しており、白
黒で表示された試験用のパターンコードラベル(調整用
読取対象)21の反射光を受光することによりパターン
コードラベル21を撮像して、その2次元画像を水平方
向の走査線信号として出力する。
【0030】増幅回路14は、制御回路17から入力さ
れたゲインコントロール電圧に対応する増幅率で、調整
用CCDセンサ13から出力された走査線信号を増幅す
る。信号処理回路15は、増幅回路14にて増幅された
走査線信号をA/D変換し、この変換後の信号を、後述
するコントラスト比の算出のために制御回路17に出力
する。
【0031】同期信号発生回路16は、調整用CCDセ
ンサ13による撮像の同期をとるために同期パルスを出
力するものであり、上述した調整用CCDセンサ13
は、この同期パルスに基づいて所定の受光期間にパター
ンコードラベル21からの反射光を受光し、この受光期
間に続く放出期間に上述した走査線信号を出力するとい
う動作を繰り返す。
【0032】制御回路17は、CPU、ROM、RA
M、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして構成
され、ROMに記憶されているプログラムに従って信号
処理、或いは後述するコントラスト比の演算処理等を実
行し、レンズ調整装置1全体を制御している。
【0033】報知用LED18は、後述のように三種類
のLED(LEDa、LEDb、LEDc)から構成さ
れ、レンズ調整工程におけるレンズ位置の最適位置から
のずれの程度を、使用者に視覚的に報知するものであ
る。つまり、この最適位置からのずれの程度によって上
記三種類のLEDのいずれかが点灯するように構成され
ている。
【0034】次に、本実施例が適用されるレンズユニッ
ト50の概略構成について、図2のに基づいて説明す
る。図2(a)はレンズユニット50の部分断面図であ
り、図2(b)は図2(a)のA方向矢視図である。レ
ンズユニット50は図示しない2次元コードスキャナに
組み込まれるものであり、図2に示すように、略円筒状
に形成された鏡筒51の内部に、結像レンズ54,55
及び絞り56を収納して構成されている。尚、絞り56
は、入射した反射光を結像に利用される光線束の大きさ
に制限するためのものであり、結像レンズ54及び55
は、当該反射光を2次元コードスキャナのCCDセンサ
に結像させるためのものである。
【0035】鏡筒51は、内側に段差部が形成された外
筒52と外側に段差部が形成された内筒53とが、各々
の小径部に設けられたネジ部52a、53aの螺合によ
って互いに進退可能に取り付けられる構成を有する。そ
して、外筒52の内部には結像レンズ54及び絞り56
が、内筒53の内部には結像レンズ55がそれぞれ固定
されており、内筒53を回すことにより結像レンズ54
と55との間隔(相対位置)が調整可能に構成されてい
る。
【0036】上記レンズユニット設置部11にはこの外
筒52が固定されており、本実施例に係るレンズ調整に
おいては、使用者が内筒53の周端縁に形成された係合
溝53b,53bに所定の調整工具を係合させて、内筒
53を回すことにより当該内筒53を移動させ、結像レ
ンズ54と55との間隔(相対位置)を調整できるよう
になっている。
【0037】次に、本実施例のレンズ調整方法について
図3に示すフローチャートに基づいて説明する。本実施
例のレンズ調整工程においては、まず、二次元コードス
キャナ用のレンズユニット50が、その内筒53を外筒
52に対して十分奥にまでねじ込んだ状態で、レンズユ
ニット設置部11に設置される。このとき、結像レンズ
54及び55は互いに最も接近した状態となっている。
また、調整用のパターンコードラベル21がこのレンズ
ユニット50から所定の位置に配置される。
【0038】使用者が図示しない電源スイッチのオンに
より電源回路20を駆動させると、レンズ調整装置1は
動作可能な状態となる。そして、使用者は、まずレンズ
調整の前段階として、結像レンズ54と結像レンズ55
との相対位置と、調整用CCDセンサ13からの出力と
の関係を制御回路17に学習させる学習モードを実行す
るために、モード切換スイッチ19を学習モード側にセ
ットする。
【0039】そして、図示しない入力装置からの入力に
より制御プログラムの実行が開始されると、まずモード
切換スイッチ19が学習モードに設定されているか否か
が判断される(S110)。そして、このときモード切
換スイッチ19が学習モードに設定されていると判断さ
れると(S110:YES)、学習モードプログラムの
実行が開始される(S120)。
【0040】この学習モードは、使用者が内筒53を回
して結像レンズ55を結像レンズ54から離れる方向に
移動させる(結像レンズ54と結像レンズ55との相対
位置を変化させる)という動作とともに実行される。そ
して、照明LED12により予め定めた強度の光がパタ
ーンコードラベル21に照射されると、パターンコード
ラベル21からの反射光がレンズユニット50を介して
調整用CCDセンサ13に結像される。この調整用CC
Dセンサ13は、結像されたパターンコードラベル21
の像を水平方向の複数の走査線信号として出力する。本
実施例では、レンズ位置の調整を、調整用CCDセンサ
13が出力する走査線信号のレベル(振幅)を比較する
ことにより行うため、パターンコードラベル21の特定
位置の像を検出してこれを行う必要がある。このため、
調整用CCDセンサ13によるパターンコードラベル2
1を表す水平方向の複数の走査線信号の内、その中央に
あたる走査線信号がとらえられるように、制御回路17
により同期信号発生回路16の信号出力のタイミングが
制御されている。
【0041】そして、調整用CCDセンサ13から出力
された信号は、増幅回路14により所定の増幅率で増幅
された後、信号処理回路15にてA/D変換され、変換
後のデジタル信号が制御回路17に出力され、RAMに
サンプリングされる(S130)。
【0042】そして、このサンプリングされた波形デー
タを基に、制御回路17に設けられたコントラスト比演
算部にて、この波形データの最大振幅CH(白領域の反
射率を表す)と最小振幅CL(黒領域の反射率を表す)
とを用いて以下の式1で表されるコントラスト比(PC
S値:Print Contrast Signal)が算出される(S14
0)。
【0043】
【数1】
【0044】ここで、PCS値とは相対反射率ともい
い、この場合、2次元コードが示す白領域と黒領域の反
射の比率をいう。2次元コードスキャナは、光学情報を
この白黒のコントラストで読み取っているため、このP
CS値が高いほど、すなわち、白領域の反射率が高いほ
ど、また黒領域の反射率が低いほど読み取りやすいとい
える。従って、レンズユニット50のレンズ調整が最適
位置に近づくほど(焦点が合うほど)PCS値は高くな
る。
【0045】そして、制御回路17では、使用者が内筒
53を回して結像レンズ55を結像レンズ54から離れ
る方向に移動させる過程において、所定の時間間隔で上
記波形データが取得され、このPCS値の算出が行われ
る。このような処理が、結像レンズ55が結像レンズ5
4から最も離れた位置にくるまで繰り返され、その各々
の位置でのPCS値の最大値(各々の位置での波形の最
大振幅に相当する)が、RAM内に格納される。そし
て、さらにこれら算出されたPCS値の最大値の中で最
大のものを基準値としてRAMに記憶して学習モードを
終了する(S150、S160)。
【0046】すなわち、当該学習モードにおいて、この
基準値が得られたときの結像レンズ54と結像レンズ5
5との相対位置が、調整用調整用CCDセンサ13の出
力レベルが最大になる位置、つまりレンズユニット50
の焦点が合った最適位置となるのである。制御回路17
は、この最適位置をPCS値の最大値として記憶する。
【0047】続いて、使用者はモード切換スイッチ19
を調整モード側に切換える。そして、制御回路17がこ
のモード切換スイッチが調整モードに設定されたと判断
すると(S110:NO)、以下の調整モードが実行さ
れる(S170)。この調整モードにおいては、使用者
は上記結像レンズ55が結像レンズ54から最も離れた
状態から、内筒53を上記とは反対の方向に回し、結像
レンズ55を結像レンズ54に近接させる方向に移動さ
せる。この間、上記制御回路17側では、上記学習モー
ドと同様に調整用CCDセンサ13からの出力データの
取得が行われ(S180)、そのコントラスト比演算部
では、所定の時間間隔で上記と同様にコントラスト比の
演算処理が行われる(S190)。そして、制御回路1
7は、このとき算出されるPCS値と、上記RAMに格
納された基準値(PCS値の最大値)とを比較する(S
200)。そして、このPCS値と基準値との相対比に
応じて報知用LED18の所定のLEDを点灯させる。
つまり、このときのPCS値が、まず基準値の95%
以上であるか否かが判断され(S210)、95%以上
であると判断されると(S210:YES)、LEDa
が点灯される(S220)。このとき、PCS値が95
%以上でないと判断されると(S210:NO)、次に
PCS値が基準値の93%〜95%の範囲にあるか否か
が判断され(S230)、この範囲内にあると判断され
ると(S230:YES)、LEDbが点灯される。更
に、この範囲にもない(つまり基準値の93%を下回
る)と判断された場合には(S230:NO)、LED
cが点灯される(S250)。
【0048】この場合、使用者が結像レンズ55を結像
レンズ54に近接させる方向に移動させるにつれ、報知
用LED18は、LEDc、LEDb、LEDa、LE
Db、LEDcの順に点灯することになる。従って、使
用者は、LEDaが点灯した時点でレンズ調整が最適に
なったと判断し、この位置で内筒53を固定するように
すればよい。なお、この場合、使用者が内筒53を回し
すぎ、報知用LED18がLEDaの点灯からLEDb
の点灯に変わったとしても、使用者は内筒53の回転を
逆転させることにより再度LEDaが点灯する状態に設
定することができるため、レンズ位置を容易に最適位置
に調整することができる。
【0049】このように、本実施例では、レンズ調整に
おいてそのレンズ位置の最適位置からのずれの程度に応
じて異なる種類のLEDを点灯させることにより、使用
者に視覚的に現在の調整状態を報知する。このため、使
用者側では、この報知用LED18のLEDaが点灯す
る方向に、レンズユニット50の内筒53を回転させる
ことにより、レンズ調整を容易に行うことができる。ま
た、上記のように、報知用LED18をLEDa、LE
Db及びLEDcの三種類で段階的に報知するように構
成したため、例えばLEDaからLEDbの点灯に変わ
ったときには、使用者は内筒53の回転方向を反転させ
る必要がある等、レンズ調整の方向を容易に知ることも
できる。また、このように段階的に調整することによ
り、例えばLEDcからLEDbの点灯に変わったとき
は、LEDaの点灯に近づいていることが分かるため、
使用者はその時点で意識的に操作をゆっくり行うことに
なり、レンズ調整が正確に行われるようになる等、付随
的効果も得られる。
【0050】以上のように、本実施例のレンズ調整装置
1によれば、最適な読取のための正確なレンズ調整を容
易かつ迅速に行うことができる。なお、本実施例におい
ては、制御回路17が信号レベル検出手段、記憶手段、
及び相対比算出手段に該当し、モード切換スイッチ19
が動作モード切換手段に、報知用LED18が報知手段
にそれぞれ該当する。
【0051】そして、制御回路17が実行する処理の
内、図3のフローチャートに示したS130、S14
0、S180及びS190の処理が信号レベル検出手段
としての処理に該当し、S200の処理が相対比算出手
段としての処理に該当する。以上、本発明の実施例につ
いて説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施例に
何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する
限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
【0052】例えば、上記実施例では、本発明に係るレ
ンズ調整装置を2次元コードスキャナのレンズユニット
の調整に適用した例を示したが、本発明のレンズ調整装
置は、2次元コードを読み取る光学情報読取装置に限ら
れず、1次元コード(バーコード)や、文字等を読み取
る光学情報読取装置のレンズユニットに適用してもよい
ことはもちろんであえる。
【0053】また、本発明に係るレンズ調整装置は、特
に上記実施例に示した設置型や或いは機器組込型の光学
情報読取装置のレンズユニットに対してその効果を顕著
に発揮するが、手持ち型の光学情報読取装置のレンズユ
ニットについても、出荷時にはある程度の規格を具備す
るように焦点調整を行う必要があるため、同様の装置を
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るレンズ調整装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】実施例に係るレンズユニットの概略構成を示す
説明図である。
【図3】本発明の実施例に係るレンズ調整工程を説明す
るフローチャートである。
【図4】従来のレンズ調整装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1・・・レンズ調整装置、 11・・・レンズユニット
設置部、13・・・調整用CCDセンサ、 14・・・
増幅回路、15・・・信号処理回路、 16・・・同期
信号発生回路、17・・・制御回路、 19・・・モー
ド切換スイッチ、 20・・・電源回路、21・・・パ
ターンコードラベル、 50・・・レンズユニット、5
4,55・・・結像レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学情報読取装置において読取対象の像
    を光学的センサに結像させるレンズユニットの焦点を合
    わせるべく、該レンズユニットを構成する複数のレンズ
    の相対位置を調整するためのレンズ調整装置であって、 前記レンズユニットの設置部と、 該設置部に前記レンズユニットが設置された際に、前記
    光学情報読取装置における前記レンズユニットに対する
    前記光学的センサの配置構成と同様の構成で、該設置さ
    れたレンズユニットに対して配置される調整用光学的セ
    ンサと、 前記設置部に前記レンズユニットが設置された際に、該
    レンズユニットから前記調整用光学的センサとは反対側
    の所定位置に配置された調整用読取対象と、 該調整用読取対象を走査した前記調整用光学的センサか
    ら出力される信号の内、該調整用光学的センサが前記調
    整用読取対象の所定位置を走査した際に得られる信号の
    最大レベルを検出する信号レベル検出手段と、 該信号レベル検出手段により検出された結果を報知する
    報知手段と、 を備えたことを特徴とする光学情報読取装置用レンズ調
    整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学情報読取装置用レン
    ズ調整装置において、さらに、 前記信号レベル検出手段が検出した前記信号の最大レベ
    ルの最大値を学習するための学習モードと、該最大値に
    基づいて前記複数のレンズの最適位置を報知する調整モ
    ードとを切り換える動作モード切換手段と、 該動作モード切換手段により動作モードが前記学習モー
    ドに設定された状態で、使用者が前記複数のレンズの相
    対位置を段階的に変化させた際に、前記信号レベル検出
    手段が検出する各段階における前記信号の最大レベルの
    内、最大値を基準値として記憶する記憶手段と、 前記動作モード切換手段により動作モードが前記調整モ
    ードに設定された状態で、使用者が前記複数のレンズの
    相対位置を段階的に変化させた際に、前記信号レベル検
    出手段が検出する各段階における前記信号の最大レベル
    と、前記記憶手段に記憶された前記基準値との相対比を
    算出する相対比算出手段と、 を備え、 前記報知手段は、前記相対比算出手段により算出された
    前記相対比の大きさを、前記信号レベル検出手段により
    検出された結果として報知することを特徴とする光学情
    報読取装置用レンズ調整装置。
  3. 【請求項3】 前記信号レベル検出手段は、前記調整用
    光学的センサから出力される信号の内、該調整用光学的
    センサが前記調整用読取対象の所定位置を走査した際に
    得られる信号が表す波形の最大振幅を、前記信号の最大
    レベルとして検出することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の光学情報読取装置用レンズ調整装置。
  4. 【請求項4】 前記信号レベル検出手段は、前記調整用
    光学的センサから出力される信号の内、該調整用光学的
    センサが前記調整用読取対象の所定位置を走査した際に
    得られる信号が表す波形の最大振幅と最小振幅とから得
    られるコントラスト比の最大値を、前記信号の最大レベ
    ルとして検出することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の光学情報読取装置用レンズ調整装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は、前記信号レベル検出手
    段により検出された結果を、所定の範囲をもって段階的
    に報知することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の光学情報読取装置用レンズ調整装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は、一又は複数の発光素子
    を用いて、該発光素子の発光状態を段階的に変化させる
    ことにより、前記信号レベル検出手段により検出された
    結果を段階的に報知することを特徴とする請求項5記載
    の光学情報読取装置用レンズ調整装置。
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