JP2001184439A - 患者データ管理データベース・システム及び医療機関連携ネットワーク・システム - Google Patents

患者データ管理データベース・システム及び医療機関連携ネットワーク・システム

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JP2001184439A
JP2001184439A JP36750599A JP36750599A JP2001184439A JP 2001184439 A JP2001184439 A JP 2001184439A JP 36750599 A JP36750599 A JP 36750599A JP 36750599 A JP36750599 A JP 36750599A JP 2001184439 A JP2001184439 A JP 2001184439A
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JP
Japan
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patient
medical
server
field
management table
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JP36750599A
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Noriaki Sakatani
則彰 坂谷
Masaki Otaki
政喜 大瀧
Katsuya Hata
勝也 畑
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TECHNICAL SYNDICATE CO Ltd
Original Assignee
TECHNICAL SYNDICATE CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OSやアプリケーションの種類に無関係に、
データを共有する医療機関内及び医療機関連携システム
を提供すること。 【解決手段】 患者データ管理データベース・システム
は、DBサーバー1と、DBサーバー1に接続され且つ
閲覧用ブラウザを組み込んだクライアント2、3とを備
える。DBサーバー1は、個々の患者毎に作成されて当
該患者の診療記録を記憶する患者ファイルを蓄積する患
者データ・メモリ領域12と、入力項目管理テーブルを
記憶する管理テーブル・メモリ領域11とを有する。ク
ライアント2、3が閲覧用ブラウザを起動してDBサー
バー1にアクセスすると、DBサーバー1はアクセスし
たクライアント端末へ要求された患者データをマークア
ップ言語の形式で送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療情報ネット
ワーク・システムに関するもので、特に、個々の医療機
関におけるカルテを電子化して各患者の診療記録を患者
データとして蓄積して閲覧可能とする患者データ管理デ
ータベース・システム、及び、診療所と診療所との間、
病院と病院との間、診療所と病院との間のような、各種
の医療機関どおしをインターネット、ISDN回線、専
用回線等のネットワークを介して接続して、各医療機関
に蓄積されている患者データを相互に共有することを可
能にする医療機関連携ネットワーク・システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】患者の診療記録を電子化するために、従
来、メーカー各社から様々な仕様のシステムが開発さ
れ、多くの医師や医療機関で使用されているが、これら
のシステムは同一のオペレーティング・システムとアプ
リケーションを使用しないならば互換性が取れない。こ
のため、同一の医療機関内の他の医師との間は勿論、他
の医院、病院、診療所等との間においても、患者の診療
データを共有することを実現することは困難であった。
【0003】また、患者のカルテを見ることができるの
は、通常は、診療現場である診療所、病院等においてで
あるため、医師が診療所や病院以外の場所、例えば自宅
や学会において所要の患者のカルテを観ることは実際上
は不可能に近い。
【0004】上記のように、医療機関はそれぞれ独自の
形式カルテを使用しており、カルテに記載される診療
項目の種類や配列順が異なるのが普通である。また、個
々の医師や医療機関によって、使用するオペレーティン
グ・システムやアプリケーションが異なることも多い。
そのうえ、各医師が診療記録を電子化ファイルにする場
合、ファイルの形式が統一されていないのが普通であ
る。このため、医療機関相互では勿論、一つの医療機関
の内部や各医師の間でさえ、患者データの共有が困難で
あることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の従
来の解決すべき課題に鑑みて提案されたものであって、
その第1の目的は、個々の医療機関における各患者の診
療記録を所定のフォーマットの患者データとして蓄積
し、必要に応じて閲覧可能とすると共に、このフォーマ
ットの修正、変更を容易に行うことができる患者データ
管理データベース・システムを提供することにある。
【0006】この発明の第2の目的は、それぞれの医療
機関が所有している診療記録を、各医療機関内部で及び
他の医療機関との間で共有することを可能とするネット
ワークを組むことにより、各クライアント端末でのオペ
レーション・システムやアプリケーションの種類に無関
係に、患者データの閲覧を可能とする医療機関連携ネッ
トワーク・システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、この出願の請求項1記載の発明は、データ
ベース・サーバーと、該データベース・サーバーに接続
され且つ閲覧用ブラウザを組み込んだ少なくとも一台の
クライアント端末とを備えた患者データ管理データベー
ス・システムであって、前記データベース・サーバー
が、個々の患者毎に作成されて当該患者の診療記録を記
憶する患者ファイルを蓄積する患者データ・メモリ領域
と、入力項目管理テーブルを記憶する管理テーブル・メ
モリ領域とを有しており、前記患者ファイルが、当該患
者に対して行われた診療内容を記録するための所定の長
さの診療記録フィールドと、それぞれの前記診療記録フ
ィールドに対応するフィールド番号とを有しており、前
記入力項目管理テーブルが、前記フィールド番号と、そ
れぞれの前記フィールド番号に対応する入力項目を表す
項目欄とを有しており、前記クライアント端末が前記閲
覧用ブラウザを起動して前記データベース・サーバーに
アクセスしたとき、アクセスした前記クライアント端末
へ、前記データベース・サーバーに蓄積された患者デー
タのうちの所要のものをマークアップ言語の形式で提供
することを特徴とする患者データ管理データベース・シ
ステム、を提供する。
【0008】また、この出願の請求項2記載のの発明
は、上記の第2の目的を達成するために、複数の医療機
関をインターネット、ISDN回線、専用回線等のネッ
トワーク回線を介して相互に接続し、それぞれの前記医
療機関に蓄積されたデータを前記複数の医療機関で共有
するための医療機関連携ネットワーク・システムであっ
て、それぞれの前記医療機関がデータベース・サーバー
と、該データベース・サーバーに接続され且つ閲覧用ブ
ラウザを組み込んだ少なくとも一台のクライアント端末
とを備え、それぞれの前記データベース・サーバーが、
個々の患者毎に作成されて当該患者の診療記録を記憶す
る患者ファイルを蓄積する患者データ・メモリ領域と、
入力項目管理テーブルを記憶する管理テーブル・メモリ
領域とを有しており、前記患者ファイルが、当該患者に
対して行われた診療内容を記録するための所定の長さの
診療記録フィールドと、それぞれの前記診療記録フィー
ルドに対応するフィールド番号とを有しており、前記入
力項目管理テーブルが、前記フィールド番号と、それぞ
れの前記フィールド番号に対応する入力項目を表す項目
欄とを有しており、前記複数の医療機関の前記クライア
ント端末のうちの任意の端末が前記閲覧用ブラウザを起
動して前記データベース・サーバーにアクセスしたと
き、アクセスした前記クライアント端末へ、前記データ
ベース・サーバーに蓄積された患者データのうちの所要
のものをマークアップ言語の形式で提供することを特徴
とする医療機関連携ネットワーク・システム、を提供す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る患者デー
タ管理データベース・システムの構成の概要を示してい
る。上記の問題点を解決するため、この発明に係る患者
データ管理データベース・システムは、医療機関にDB
サーバーと、それにネットワーク接続されたクライアン
ト端末、例えばパーソナル・コンピュータとを備える。
この場合、医療機関は、診療所、病院、保健所、訪問看
護ステーション、各地で医療活動を行っている任意の医
療機関、及び介護保険関連機関であってよい。
【0010】図1において、医療機関Aの内部において
は、他の医療機関に接続するためのISDN回線又は専
用線に接続されたローカルエリア・ネットワーク(LA
N)が組まれている。医療機関A内に組まれたネットワ
ークはデータベース・サーバー(以下、単に「DBサー
バー」という)1を備えており、DBサーバー1はLA
Nを介して少なくとも一台の、図1では二台のパーソナ
ル・コンピュータ2、3と接続される。DBサーバー1
及びパーソナル・コンピュータ2、3はルーター4を介
してISDN回線5に接続され、他の医療機関とも接続
され得る。
【0011】パーソナル・コンピュータ2、3はインタ
ーネットの閲覧用ブラウザを搭載することができるもの
であれば任意のものでよく、そこにインストールされて
いるオペレーティング・システムやアプリケーションの
種類は限定されない。図示していないが、これらのパー
ソナル・コンピュータにはディスプレイ、キイーボー
ド、プリンタ等の所要の周辺機器が接続されている。ま
た、ルーター4も慣用されているものでよく、その構成
や機能は周知であるから、ここでは説明を省略する。
【0012】なお、閲覧用ブラウザを搭載したパーソナ
ル・コンピュータ2、3に加えて、閲覧用ブラウザを搭
載していないパーソナル・コンピュータをもLANに組
み込むことも可能であるが、こうしたパーソナル・コン
ピュータはこの発明に係る患者データ管理システムの構
成要素足り得ないので、図1には示していない。
【0013】DBサーバー1は、医療機関Aで保管する
診療記録の項目をリストアップした入力項目管理テーブ
ルを記憶したテーブル・メモリ11と、個々の患者に関
する診療記録の項目毎の内容を表すデータを蓄積するた
めに患者毎に作成された患者ファイルを記憶する実デー
タ・メモリ12とを備えている。更に、DBサーバー1
には電子診療記録プログラムが組み込まれており、閲覧
要求がなされた患者ファイルをHTMLの形式で提供す
ると共に、患者ファイルの新規登録、更新、閲覧を可能
とする。なお、DBサーバー1には改竄防止用のプログ
ラムをも組み込んでおくことが好ましい。
【0014】このように、患者ファイルはHTMLベー
スでできていてテンプレート化されているので、医療機
関AのLANに接続された任意のパーソナル・コンピュ
ータからDBサーバー1内の所望の患者データの閲覧、
更新、編集が可能である。ただし、編集と更新に関して
は、管理者である医師のみが行うことができる。また、
外部より閲覧することができる医師には識別番号とパス
ワードとを発行するようにし、閲覧に対しても細かな制
限を付すようにする。
【0015】 例えばパーソナル・コンピュータ3を操作
する医師がDBサーバー1にアクセスして、実データ・
メモリ12に蓄積された患者Xの患者ファイルを閲覧す
ることを要求したとき、DBサーバー1はパーソナル・
コンピュータ3から送られて来た患者識別番号に基づい
て患者Xの患者ファイルを選択し、選択した患者ファイ
ルをHTMLの形式でパーソナル・コンピュータ3に提
供する。そこで、当該医師は提供された患者ファイルを
画面に表示させ、それを見ながら書式の変更、追加、修
正等の編集作業を行うことができる。
【0016】テーブル・メモリ11に記憶された入力項
目管理テーブルは、医療機関Aが電子的に保管すること
とした診療記録に記載される全入力項目のリストと、各
入力項目に関して入力される内容を記録するための所定
の長さのフィールドと、これらの入力項目に対応するフ
ィールド番号とを有する。例えば、医療機関Aにおいて
は、図2の(a)に示す例1のように、12個の入力項
目を有する診療記録を保管するものとすると、医療機関
AにおけるDBサーバー1の入力項目管理テーブルは図
2の(b)に示す表のようになる。図2の(b)におい
て、各フィールドは例えば512文字の長さであり、
「症状」のフィールドには512文字以内で当該患者の
症状が入力され、「尿検査a」のフィールドには3桁の
数値が、「尿検査b」のフィールドには2桁の文字列が
入力される。
【0017】同様に、医療機関AがDBサーバーに図3
の(a)に示す例2のような9個の入力項目を有する診
療記録を保管するものとすると、医療機関AのDBサー
バー1における入力項目管理テーブルは図3の(b)に
示す表のようになる。図3の(b)においても、各フィ
ールドは例えば512文字の長さである。
【0018】このように入力項目管理テーブルのフォー
マットを設定した場合、医療機関Aにおける実データ・
メモリ12内の個々の患者ファイルには、入力項目管理
テーブルにおける各入力項目のフィールド番号と、当該
入力項目にフィールドに入力された文字列とが記憶され
る。
【0019】なお、入力項目管理テーブル及び患者ファ
イルの形式を決めるに当たっては、それぞれの医療機関
で現在使用しているカルテを可能な限り忠実に反映した
ものにして使い勝手が変わらないようにすることが望ま
しい。例えば、現在使用しているカルテ又はそれに近い
カルテの画像が画面に表示されるようにシステム開発す
ることが好ましい。また、患者ファイルには、画像や書
類を添付することができるようにすると、使い勝手が更
に良くなる。
【0020】図1に示す患者データ管理データベース・
システムを医療機関A内に組むことにより、医療機関A
の医師が患者Xの患者ファイルを閲覧するときには、当
該医師はまずパーソナル・コンピュータ2又は3の閲覧
用ブラウザを立ち上げてDBサーバー1にアクセスし、
患者Xの識別番号を指定すると、DBサーバー1は患者
Xの患者ファイルを選択してディスプレイ上に患者Xの
診療記録を表示させる。そこで、当該医師は患者Xの診
療記録を閲覧し、必要に応じて診療記録のうちの所要の
入力項目に該当する入力欄に測定結果や所見等を入力す
る。更に、表示された診療記録の入力項目を追加し又は
削除することも可能である。図4に、実際の診療記録の
表示画面の一例を示す。
【0021】患者Xが以前には医療機関Aの内科に通院
していたが今回は同医療機関の外科で治療を受けるとい
う場合にも、図1の患者データ管理データベース・シス
テムは有効である。この場合には、外科の医師はDBサ
ーバー1の実データ・メモリ12に蓄積された患者ファ
イルの中から、患者Xが内科で受診したときに作成され
た患者ファイルを取り出して閲覧し、必要な入力項目を
新規外来外科用のカルテに自動入力させることができ、
そこに所要事項を書き込むことができる。こうして、複
数の診療科目において受診する患者のデータを統合して
管理することが可能になる。
【0022】また、医師がDBサーバー1にアクセスし
て患者Xの患者ファイルの閲覧を要求したとき、DBサ
ーバー1に患者Xの患者ファイルが蓄積されていないこ
とが判明したときには、DBサーバー1内の電子診療記
録プログラムが当該患者は初診であると判定し、ディス
プレイには、データが登録されていない旨のメッセージ
が表示される。
【0023】これらの場合、医療機関Aに勤務する全職
員のうち許可された者のみがDBサーバー1へのアクセ
スするのを許可して患者ファイルの機密性を保持するた
め、許可された職員にパスワードを割り当てておき、割
り当てられたパスワードを入力した者のみがDBサーバ
ー1にアクセスできるようにしても良い。
【0024】更に、医師が診療所や病院以外の場所にい
るときに備えて、図1の患者データ管理データベース・
システムには、携帯通信端末からDBサーバー1にアク
セスしたとき、DBサーバー1から所要の患者ファイル
を携帯通信端末へ提供する機能や、DBサーバー1内の
所要の患者ファイルを指定された医療機関に例えばファ
ックスにより送信する機能を持たせることが望ましい。
効すると、例えば、病院Aに通院している患者Xが病院
Bに緊急入院したとき、病院Bの医師は病院AのDBサ
ーバーにアクセスして患者Xのファイルを入手すること
ができるので、患者Xに対する治療を迅速且つ的確に行
うことができることになる。
【0025】以上、単一の医療機関の中に構築される患
者データ管理データベース・システムについて説明した
が、図1に示す患者データ管理データベース・システム
が組まれた医療機関どおしをインターネットを介して相
互に接続することにより、診療所間、病院間は勿論、診
療所と病院との間等の種々の医療機関を相互接続する医
療機関連携ネットワーク・システムを構成することが可
能になる。
【0026】図5は、4つの医療機関を相互に結んで構
築した医療機関連携ネットワーク・システムを概略的に
示す図である。図5において、医療機関連携ネットワー
ク・システムに組み込まれた医療機関A〜D内には、図
1に示す患者データ管理データベース・システムが構築
されていて、ISDN回線や専用回線を介して相互に接
続されている。なお、医療機関の数は4つに限定される
ものではなく、任意の数の医療機関でシステムを構築す
ることができることは勿論である。
【0027】前記のとおり、それぞれの医療機関におけ
るDBサーバーは、データベース内の何れかのパーソナ
ル・コンピュータが閲覧用ブラウザを立ち上げてアクセ
スしてきたとき、蓄積されている所望の患者ファイルを
要求元のパーソナル・コンピュータにHTMLの形式で
送る。したがって、こうした医療機関連携データベース
・システムにおいては、各医療機関で使用されるパーソ
ナル・コンピュータが閲覧用ブラウザを搭載している限
り、パーソナル・コンピュータの機種やそこで使用され
ているオペレーティング・システムの種類に無関係に、
任意のパーソナル・コンピュータから所望の医療機関に
蓄積されている患者ファイルを閲覧し、該患者ファイル
を自分の医療機関のDBサーバーに蓄積された患者ファ
イルに追加する等の編集作業を行うことができる。
【0028】このように、図5の医療機関連携データベ
ース・システムは、自分の属する医療機関のDBサーバ
ーに蓄積された患者ファイルばかりでなく、他の医療機
関のDBサーバーに蓄積された患者ファイルをも閲覧す
ることを可能にする。例えば、通常は医療機関Aに通院
している患者Xが医療機関Bに入院した場合には、医療
機関Bの医師は医療機関AのDBサーバーに蓄積されて
いる患者Xの患者ファイルにアクセスして当該患者ファ
イルを閲覧し、患者Xの治療に利用することを可能にす
る。
【0029】以上、この発明に係る患者データ管理デー
タベース・システム及び医療機関連携データベース・シ
ステムについて説明したが、キーボード操作をする時間
のない緊急時や、キーボード入力が不得手な場合等にも
所望の患者ファイルを容易且つ短時間に取り出すことが
できるよう、キーボードに代えて、例えば二次元バーコ
ードを使用してもよい。これを実現するため、医療機関
においては、二次元バーコードに患者識別番号その他の
所要の情報を記録してから、カルテの所定の個所に二次
元バーコードを貼り付ける。そこで、パーソナル・コン
ピュータに接続されたバーコード・リーダーで二次元バ
ーコードから患者識別番号その他の患者情報を読み取
る。読み取られた患者識別番号等の患者情報はパーソナ
ル・コンピュータへ送られて閲覧用ブラウザを起動させ
る。そこで、閲覧用ブラウザは、患者識別番号に基づい
て、当該患者の患者ファイルが蓄積されているDBサー
バーにアクセスし、所望の患者ファイルを取り出してパ
ーソナル・コンピュータへ送る。
【0030】また、これまでの説明においては、DBサ
ーバーはHTMLの形式で患者ファイルを送るものと説
明したが、この発明はHTMLに限定されるものではな
く、患者ファイルをSGML等の他のマークアップ言語
の形式で送ることも可能である。
【0031】更に、これまでは、医療機関相互をISD
N回線や専用回線で接続するものとして説明してきた
が、インターネットにおけるセキュリティが一層強化さ
れたならば、ISDN回線や専用回線に代わって、医療
機関相互の間をインターネット回線で接続することも可
能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなとお
り、請求項1に記載された発明は、単一のシステムだけ
で個々の医師の希望するフォーマットに対応することが
できる、オペレーティング・システムやアプリケーショ
ンの種類に無関係に、複数の医師の間で患者ファイルを
共有することができる、複数の診療科目を受診する患者
の診療記録を統一的に管理することができるので、投薬
や検査が重複することを防止することができる、DBサ
ーバーは医師に対して患者データをHTML等のマーク
アップ言語の形式で提供する結果、医師の側で、表示さ
れた画面を見ながら、簡単に書式を追加又は修正するこ
とができ、これに伴うフィールドの追加、修正を自分自
身で行うことができることになり、医師が自由に画面編
集を行うことが可能になる、等の格別の効果を奏する。
【0033】また、請求項2に記載された発明は、オペ
レーティング・システムやアプリケーションの種類に無
関係に、異なる医療機関の間で患者ファイルを共有する
ことができるので、医療機関の間での有機的な連携を実
現することができる、DBサーバーは医師に対して患者
データをHTML等のマークアップ言語の形式で提供す
る結果、医師の側で、表示された画面を見ながら、簡単
に書式を追加又は修正することができ、これに伴うフィ
ールドの追加、修正を自分自身で行うことができること
になり、医師が自由に画面編集を行うことが可能にな
る、という格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る患者データ管理データベース・
システムの構成を示す概略図である。
【図2】(a)は、図1の医療機関Aにおける診療記録
の入力項目の一例であり、(b)は、それに対応した入
力項目管理テーブルを示している。
【図3】(a)は、図1の医療機関Aにおける診療記録
の入力項目の他の例であり、(b)は、それに対応した
入力項目管理テーブルを示している。
【図4】実際
【図4】の診療記録のディスプレイ上の表示画面であ
る。
【図5】この発明に係る医療機関連携ネットワーク・シ
ステムの概略図である。
【符号の説明】
A〜D:医療機関、 1:データベース・サーバー、
2、3:パーソナル・コンピュータ、 4:ルータ
ー、5:ISDN回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベース・サーバーと、該データベ
    ース・サーバーに接続され且つ閲覧用ブラウザを組み込
    んだ少なくとも一台のクライアント端末とを備えた患者
    データ管理データベース・システムであって、 前記データベース・サーバーが、個々の患者毎に作成さ
    れて当該患者の診療記録を記憶する患者ファイルを蓄積
    する患者データ・メモリ領域と、入力項目管理テーブル
    を記憶する管理テーブル・メモリ領域とを有しており、 前記患者ファイルが、当該患者に対して行われた診療内
    容を記録するための所定の長さの診療記録フィールド
    と、それぞれの前記診療記録フィールドに対応するフィ
    ールド番号とを有しており、 前記入力項目管理テーブルが、前記フィールド番号と、
    それぞれの前記フィールド番号に対応する入力項目を表
    す項目欄とを有しており、 前記クライアント端末が前記閲覧用ブラウザを起動して
    前記データベース・サーバーにアクセスしたとき、アク
    セスした前記クライアント端末へ、前記データベース・
    サーバーに蓄積された患者データのうちの所要のものを
    マークアップ言語の形式で提供することを特徴とする患
    者データ管理データベース・システム。
  2. 【請求項2】 複数の医療機関をインターネット、IS
    DN回線,専用回線等のネットワーク回線を介して相互
    に接続し、それぞれの前記医療機関に蓄積されたデータ
    を前記複数の医療機関で共有するための医療機関連携ネ
    ットワーク・システムであって、 それぞれの前記医療機関がデータベース・サーバーと、
    該データベース・サーバーに接続され且つ閲覧用ブラウ
    ザを組み込んだ少なくとも一台のクライアント端末とを
    備え、 それぞれの前記データベース・サーバーが、個々の患者
    毎に作成されて当該患者の診療記録を記憶する患者ファ
    イルを蓄積する患者データ・メモリ領域と、入力項目管
    理テーブルを記憶する管理テーブル・メモリ領域とを有
    しており、 前記患者ファイルが、当該患者に対して行われた診療内
    容を記録するための所定の長さの診療記録フィールド
    と、それぞれの前記診療記録フィールドに対応するフィ
    ールド番号とを有しており、 前記入力項目管理テーブルが、前記フィールド番号と、
    それぞれの前記フィールド番号に対応する入力項目を表
    す項目欄とを有しており、 前記複数の医療機関の前記クライアント端末のうちの任
    意の端末が前記閲覧用ブラウザを起動して前記データベ
    ース・サーバーにアクセスしたとき、アクセスした前記
    クライアント端末へ、前記データベース・サーバーに蓄
    積された患者データのうちの所要のものをマークアップ
    言語の形式で提供することを特徴とする医療機関連携ネ
    ットワーク・システム。
JP36750599A 1999-12-24 1999-12-24 患者データ管理データベース・システム及び医療機関連携ネットワーク・システム Pending JP2001184439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7233356B2 (en) 2002-01-29 2007-06-19 Ricoh Company, Ltd. Digital camera and image editing system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7233356B2 (en) 2002-01-29 2007-06-19 Ricoh Company, Ltd. Digital camera and image editing system

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