JP2001184198A - 検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2001184198A
JP2001184198A JP37144399A JP37144399A JP2001184198A JP 2001184198 A JP2001184198 A JP 2001184198A JP 37144399 A JP37144399 A JP 37144399A JP 37144399 A JP37144399 A JP 37144399A JP 2001184198 A JP2001184198 A JP 2001184198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
program
editor
search
ladder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37144399A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Munamoto
健一 胸元
Shiyunu Tanigawa
舜雨 谷川
稔 ▲吉▼田
Minoru Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schneider Electric Japan Holdings Ltd
Original Assignee
Digital Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Digital Electronics Corp filed Critical Digital Electronics Corp
Priority to JP37144399A priority Critical patent/JP2001184198A/ja
Publication of JP2001184198A publication Critical patent/JP2001184198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるアプリケーションプログラムで作成さ
れたデータ間で相互に検索要素を検索することを実現す
る。 【解決手段】 予め、ラダーエディタ32aでPLC2
のラダープログラム(データ:単一データの集合体)を
作成するために用いる単一データとしてのラダー記号
と、作画エディタ32bでプログラマブル表示器1に表
示させるユーザ画面(データ:単一データの集合体)を
作成するために用いる単一データとしてのマーク(部品
など)とを、変数で関連付けて登録しておく。エディタ
部32の検索部32cは、データにおいて指定されたラ
ダー記号の変数に基づいて、画面ファイル33bにおい
て該当するマークを検索し、作画エディタ32bに、そ
のマークを含むユーザ画面を表示させる。検索部32c
は、ユーザ画面で指定されたマークの変数に基づいて
も、その変数に対応するラダー記号を含むラダープログ
ラムの行を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるアプリケー
ションプログラムで作成されたデータにおける特定のデ
ータを、共通する属性に基づいて、それぞれのデータ間
で相互に検索する検索システムおよびその検索のための
プログラムが記録された記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルロジックコントローラ
(以降、PLCと称する)などと呼ばれる産業用制御装
置は、シーケンス制御をはじめとする各種制御を実現す
るために、CPUおよびメモリを中心とするハードウェ
アの部分と、制御を司るソフトウェアの部分とを備えて
いる。ソフトウェアの部分は、PLCを設計当初の制御
システム通りに動作させるためのシーケンス制御フロー
の設計、その制御フローの命令語への変換、命令語のメ
モリへの書き込みなどを含んでいる。一般に、この一連
の作業をプログラミングと称している。
【0003】このようなプログラミングにおいては、コ
ンピュータの専門知識を持たなくても簡単にプログラム
作成ができるように、独自の言語を用いており、利用者
に使いやすい各種のプログラミング言語が次々と開発さ
れるようになった。現在、IEC(International Elect
rotechnical Commission) において、標準のプログラミ
ング言語が制定されている(IEC 6 1131-3 )。それ
は、SFC(Sequential Function Chart) 、LD(Ladde
r Diagram)、IL(Instruction List)、FBD(Functio
n Block Diagram)およびST(Structured Text) の5言
語である。
【0004】上記のように、各種のプログラミング言語
を用いてプログラム開発を行うことができるように環境
が整えられつつある。例えば、ラダー図(LD)は、リ
レーシンボルを用いて比較的容易にラダー回路を設計す
ることができるので従来から広く普及しており、現在で
も最もよく用いられているプログラミング言語である。
このようなプログラミング言語を用いたプログラミング
作業において用いられるプログラミングツールとして
は、ラダーエディタなどのプログラミングソフトウェア
が普及してきている。このソフトウェアは、パーソナル
コンピュータなどのコンピュータ装置において、ラダー
図などをシンボルを含む形態で作成できるので、プログ
ラムの作成および編集が容易に行える。
【0005】一方、プログラマブル表示器は、ドット表
示画面、操作用入力スイッチ、ホストコントローラ(P
LC)とのインターフェース、画面上での操作入力のよ
うな制御のためのプログラムメモリなどを備えた操作用
表示器である。一般に、プログラマブル表示器は、グラ
フィック表示を行うので、操作盤、スイッチ、表示灯な
どの機能を備えることができる他、制御対象機器(デバ
イス)の稼働状況や作業指示のような管理のための各種
のモニタ、機器に対する設定値を入力する端末としての
機能を備えている。
【0006】また、近年では、制御対象機器を接続する
ための入出力ユニットなどを搭載することによってPL
Cの制御機能を備えたプログラマブル表示器も登場して
きている。
【0007】このようなプログラマブル表示器で表示さ
れる制御画面(表示内容プログラム)は、画面作成ソフ
トウェア(作画エディタ)を用いてユーザ独自で作成で
きるようになっている。画面作成に際しては、ユーザ
が、パーソナルコンピュータなどにおいて作画エディタ
によって提供されるスイッチ、ランプ、テンキー、メー
タ表示器、グラフ表示器などの部品(マーク)、描画機
能などを用いて所望の制御画面を構成する。
【0008】作成された制御画面は、画面データとして
プログラマブル表示器に転送されて記憶される。PLC
の稼働時には、プログラマブル表示器は、PLCとの間
でやり取りされるデータに基づいて、制御対象機器の動
作状態に応じて制御画面上に各部品や図形を表示させ
る。
【0009】ところで、ラダーエディタなどを用いた制
御手順プログラムの作成(プログラミング)と、作画エ
ディタを用いた表示内容プログラムの作成(画面作成)
とは、一般には独立して行われる。例えば、作成された
制御手順プログラムに基づいて表示内容プログラムを作
成する場合は、制御手順プログラムの作成時に各デバイ
スについて入力された名称およびアドレスをテーブルの
形式で書き留めたような設計資料を作成しておき、その
設計資料を参照しながらI/Oアドレスの定義付けなど
を含む表示内容プログラムの作成作業を行う。また、作
成された表示内容プログラムに基づいて制御手順プログ
ラムを作成する場合も同様に、予め用意された設計資料
に基づいて作業を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして作成
されたプログラムのデバッグも、制御手順プログラムと
表示内容プログラムとで独立して行われる。例えば、画
面(表示内容プログラム)のデバッグを行う際、デバッ
グを行う画面上の部品に誤りがあると判明した場合、そ
の部品に割り付けられたI/Oアドレスに基づいて、制
御手順プログラム(ラダープログラムなど)において、
そのI/Oアドレスが割り付けられたシンボルを検索し
て、そのシンボルを含むプログラムを表示させる。これ
によって、誤った部品に対応するシンボルを変更するこ
とができる。一方、制御手順プログラムをデバッグする
際、誤ったシンボルに割り付けられているI/Oアドレ
スに基づいて、システム設計図面などから、そのシンボ
ルに対応する部品を含む画面を探し、作画エディタでそ
の画面を開く。ユーザは、I/Oアドレスを確認するこ
とによって、その画面において所望の部品を探すことが
できる。このように、ラダーエディタなどで誤ったシン
ボルを見つけても、そのシンボルのI/Oアドレスを基
に、画面のデバッグを行うことは容易ではない。
【0011】このように、独立してプログラム作成を行
うエディタ間では、デバッグも独立して行われるため、
制御手順プログラムや表示内容プログラムといった相互
に関連するプログラムのデバッグ作業の効率が低いとい
う問題がある。
【0012】ところで、あらゆる装置システムを開発す
るためには、機械設計図をはじめ電気システム図が必要
になる。また、電気システム図を作成するには、電気的
な仕様書、制御盤図、部品リスト、ハードウェア図(回
路図など)を作成する必要がある。そして、作成された
電気システム図に基づいて、制御盤を製作し、制御盤が
設置される装置システムの電気工事などを進めていく。
また、制御盤を設計および製作していく工程において
は、まず、仕様の取り決めを行い、その仕様に基づいて
CADソフトのような図面を作成するツールにより、電
気的構成を設計した上でPLCなどを含む表示/制御シ
ステムのプログラム作成に移行する。
【0013】この際、前述のようにして、制御手順プロ
グラムおよび表示内容プログラムを作成し、それぞれの
プログラムをデバッグする作業が必要になる。また、そ
のデバッグ作業において、電気的構成の修正が必要にな
った場合、電気システム図の修正も必要となる。この場
合は、CADソフトによって所望の図面をファイルから
探し出して修正を加える。
【0014】しかしながら、CAD図面を探す場合も、
制御手順プログラムにおけるシンボルや表示内容プログ
ラムにおける部品のI/Oアドレスがわかっていても、
それに基づいて所望の図面を検索することは容易ではな
い。
【0015】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、異なるアプリケーションプログラム間でシ
ンボルや部品などの要素を検索できるようにした検索シ
ステムおよびその検索のためのプログラムを記録した記
録媒体を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明の係る
検索システムは、上記の課題を解決するために、異なる
複数のアプリケーションプログラムでそれぞれ作成され
たデータを個々に属性情報によって互いに関連付けられ
た状態で格納するデータ格納手段と、1つのデータで指
定されたデータの属性情報に基づいて、指定された他の
アプリケーションプログラムで作成されたデータのう
ち、その属性情報に関連付けられたデータを上記データ
格納手段において検索する検索手段と、指定された他の
アプリケーションプログラムに、検索されたデータを表
示させる表示手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0017】また、請求項6の本発明の係る検索プログ
ラムを記録した記録媒体は、上記の課題を解決するため
に、異なる複数のアプリケーションプログラムでそれぞ
れ作成されたデータの個々を属性情報によって互いに関
連付けられた状態でデータ格納手段に格納されているコ
ンピュータにおいて、1つのデータで指定されたデータ
の属性情報に基づいて、指定された他のアプリケーショ
ンプログラムで作成されたデータのうち、その属性情報
に関連付けられたデータを上記データ格納手段において
検索する検索処理と、指定された他のアプリケーション
プログラムに、検索されたデータを表示させる表示処理
とを実現させることを特徴としている。
【0018】上記の構成では、一方のアプリケーション
プログラムでそれぞれ作成されたデータにおいてデータ
が指定されると、検索手段(検索処理)によって、その
属性情報に基づいて、データ格納手段においてデータの
検索が行われる。その結果、指定された他のアプリケー
ションプログラムで作成されたデータから、その属性情
報に関連付けられた特定のデータが検索されると、表示
手段(表示処理)によって、データにおいてその特定の
データが表示される。
【0019】このように、異なるデータで用いられる特
定のデータを属性情報によって互いに関連付け、その属
性情報に基づいてデータを検索することによって、ある
データにおけるデータに基づいて、他のデータにおける
特定のデータを自動的に検索することができる。それゆ
え、ユーザが所望の特定のデータをデータにおいて探す
手間を省くことができる。
【0020】上記の検索システムおよび記録媒体におい
て、より具体的には、請求項2および7に記載のよう
に、上記アプリケーションプログラムとして、接続され
ている機器の状態を表示する表示装置が実行する表示の
内容を定めるための表示内容プログラムを上記データと
しての任意のプログラム言語を用いて作成する第1エデ
ィタと、上記機器の動作を制御する制御装置が実行する
制御の手順を定めるための制御手順プログラムを上記デ
ータとしての任意のプログラム言語を用いて作成するた
めの第2エディタと、上記第1または第2エディタで作
成されたデータの属性情報によって関連付けられたデー
タとしての任意のプログラム言語を用いて作成するため
の他の複数のエディタを対象とし、上記検索手段が、上
記機器のアドレスに割り付けられた変数を上記属性情報
として上記データを検索することが好ましい。
【0021】この構成では、第1エディタによって作成
された表示内容プログラムにおいて、あるデータが指定
されると、検索手段(検索処理)によって、そのデータ
に関連付けられた変数に基づいて、その変数に関連付け
られたデータが検索される。そして、表示手段(表示処
理)によって、制御手順プログラムにおけるそのデータ
が表示される。一方、第2エディタによって作成された
制御手順プログラムにおいて、あるデータが指定される
と、検索手段(検索処理)によって、そのデータに関連
付けられた変数に基づいて、その変数に関連付けられた
データが検索される。そして、表示手段(表示処理)に
よって、表示内容プログラムにおけるそのデータが表示
される。さらに、このようなデータの相互検索および表
示は、第1および第2エディタ間だけではなく、第1ま
たは第2エディタと他の複数のエディタとの間でも同様
にして行われる。
【0022】それゆえ、第1および第2エディタ間もし
くは第1または第2エディタと他のエディタとの間で、
関連するデータ同士を自動的に相互に検索することがで
きる。
【0023】あるいは、上記の検索システムおよび記録
媒体において、より具体的には、請求項3および8に記
載のように、上記アプリケーションプログラムとして、
制御対象機器の状態を表示する表示装置が実行する表示
の内容を定めるための表示内容プログラム(データ)を
上記データとしての画像ブロックを用いて作成する第1
エディタと、上記制御対象機器の動作を制御する制御装
置が実行する制御の手順を定めるための制御手順プログ
ラム(データ)を上記データとしてのシンボル記号を用
いて作成するための第2エディタとを対象とし、上記検
索手段(検索処理)が、上記制御対象機器のアドレスに
割り付けられた変数を上記属性情報として上記データを
検索することが好ましい。
【0024】この構成では、第1エディタによって作成
された表示内容プログラムにおいて、ある画像ブロック
が指定されると、検索手段(検索処理)によって、その
画像ブロックに関連付けられた変数に基づいて、その変
数に関連付けられたシンボル記号が検索される。そし
て、表示手段(表示処理)によって、制御手順プログラ
ムにおけるそのシンボル記号が表示される。一方、第2
エディタによって作成された制御手順プログラムにおい
て、あるシンボル記号が指定されると、検索手段(検索
処理)によって、そのシンボル記号に関連付けられた変
数に基づいて、その変数に関連付けられた画像ブロック
が検索される。そして、表示手段(表示処理)によっ
て、表示内容プログラムにおけるその画像ブロックが表
示される。
【0025】それゆえ、第1および第2エディタ間で、
画像ブロックおよびシンボル記号を自動的に相互に検索
することができる。
【0026】また、請求項4および9に記載のように、
上記アプリケーションプログラムとして、さらに上記制
御装置および上記制御対象機器を含む制御システムの設
計図面(データ)を上記データとしての図記号を用いて
作成する第3エディタを対象とすることが好ましい。こ
れにより、CAD用プログラムなどのアプリケーション
プログラムで作成された図面、表示内容プログラムおよ
び制御手順プログラムの間で、図記号、画像ブロックお
よびシンボル記号を自動的に相互に検索することができ
る。
【0027】上記の各構成においては、請求項5および
10に記載のように、上記検索手段(検索処理)が、通
信ネットワークを介して転送された上記属性情報に基づ
いて上記データを検索することが好ましい。これによ
り、属性情報の送出元が検索手段と離れた場所にあって
も、検索手段によって、通信ネットワークを介して転送
された属性情報に基づいて検索が行われる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図19に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0029】本実施の形態に係る表示/制御システム
は、様々な構成が考えられるが、ここでは、第1ないし
第3の構成について説明する。
【0030】まず、図1に示す第1の表示/制御システ
ムは、プログラマブル表示器1およびPLC2を含んで
いる。
【0031】表示装置としてのプログラマブル表示器1
は、CPU11、メモリ部12、VRAM13、ディス
プレイ14、グラフィックコントローラ15、タッチパ
ネル16、タッチパネルコントローラ17、メンテナン
スポート18および通信コントローラ19を備えてい
る。
【0032】メモリ部12は、DRAM12a、FEP
ROM(Flash Erasable and Programmable ROM)12b
などのメモリを含んでいる。DRAM12aは、主に、
表示制御などの演算処理時の作業用に用いられる他、P
LC2との間でやり取りされるデータの一時的な記憶に
用いられる。FEPROM12bは、書き替え可能な読
み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナ
ルコンピュータにおけるハードディスクドライブの役割
を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ
衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作す
る。
【0033】また、上記のFEPROM12bは、図2
に示すように、表示制御システムプログラムと、通信プ
ロトコルと、画面データとをそれぞれ格納するエリアを
有している。表示制御システムプログラムは、画像表示
制御を行うための基本機能を実現するためのプログラム
である。通信プロトコルは、PLC2との通信処理で用
いられるプロトコルであり、PLC2の機種(メーカ)
に応じて固有に定められている。画面データは、後述す
る作画エディタ32bによって作成されて、FEPRO
M12bにダウンロードされている。この画面データ
は、ディスプレイ14に表示すべきベース画面や画像ブ
ロックとしてのマークのデータおよび各マークに付与さ
れた後述する処理指示語W(図3参照)などを含んでお
り、表示内容プログラムを構成している。
【0034】上記のマークは、タッチスイッチ、ラン
プ、各種表示器などの画像化された基本的な部品として
予め用意されている。また、マークとしては、スイッチ
や数値表示器などの動的変化を画面上の任意の位置で表
現させるために、所望の位置に設定された矩形エリアに
所望の動画機能が設定された機能部も含まれる。
【0035】図3に示すように、画面データに含まれる
処理指示語Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎
に作成されている。この処理指示語Wは、基本的には、
表示制御動作を実行すべきベース画面のファイル番号F
と、このベース画面上で実行されるべき動作内容を特定
する事象名Tと、各実行事象毎に参照される1または複
数のデータからなる参照情報Iとを一組として備えてい
る。
【0036】CPU11は、前述のFEPROM12b
に格納された表示制御システムプログラムにしたがっ
て、プログラマブル表示器1の各部の動作を制御する。
また、CPU11は、後述するメンテナンスポート18
を介しての後述するコンピュータ装置3との通信を制御
する機能を有しており、作画エディタ32bからの画面
データを受け取るとFEPROM12bに格納したり、
ラダーエディタ32aからのラダープログラムを受け取
るとPLC2に転送したりする。
【0037】VRAM13は、ディスプレイ14に表示
される画面のイメージを一時的に保持するメモリであ
り、FEPROM12bからの画面データのイメージを
水平方向に表示される順にドットデータとして格納して
いる。
【0038】ディスプレイ14は、液晶パネルやELパ
ネルのような平板型表示素子によって構成されている。
グラフィックコントローラ15は、VRAM13に展開
された画面のイメージを、ディスプレイ14に描画する
ドライバソフトウェアである。タッチパネル16は、デ
ィスプレイ14の表示画面上で入力を行うために設けら
れており、アナログ抵抗膜式タッチパネルなどが好適で
ある。タッチパネルコントローラ17は、タッチパネル
16の出力電圧を入力位置情報に変換してCPU11に
出力する。
【0039】メンテナンスポート18は、後述するコン
ピュータ装置3との間の通信を行うための通信ポートで
ある。一方、通信コントローラ19は、通信ケーブル
(例えばRS−232C)を介してPLC2との間で入
出力機器4…の制御や監視に関するデータなどの転送や
PLC2の出力データの取り込みを制御するインターフ
ェースである。
【0040】制御装置としてのPLC2は、内蔵するC
PU部によって、制御機能プログラムにしたがい、ラダ
ーエディタ32aで作成されたラダープログラム(制御
手順プログラム)で定められた手順で、入出力機器4…
の動作を制御する。
【0041】PLC2内のメモリには、アドレスを指定
することにより、ワードデバイスおよびビットデバイス
が格納場所を特定可能に設定されている。ワードデバイ
スは、入出力されるデータが数値のようなワードデータ
に対して設定され、ビットデバイスは、オン・オフ状態
のようなビットデータに対して設定される。このような
設定により、PLC2内の任意のワードデバイスまたは
ビットデバイスをアクセスするだけで入出力機器4…を
制御し、またはその動作状態に関する情報を個別に取り
出すことができる。
【0042】プログラマブル表示器1は、上記のビット
デバイスまたはワードデバイスが示す状態情報のうち、
必要な情報を適時にメモリ部12に読み込む一方、上記
の処理指示語Wを繰り返し読み出して各処理指示語Wの
事象名Tで特定される内容の動作をPLC2側の状態情
報を参照しながら実行する。これによって、ビットデバ
イスまたはワードデバイスの状態の変化に応じて変化す
る表示動作が実行される。
【0043】続いて、コンピュータ装置3について説明
する。
【0044】図1に示すように、コンピュータ装置3
は、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータに
よって構成されている。このコンピュータ装置3は、C
PU31、エディタ部32、データファイル33、メモ
リ部34、ディスプレイ35、入力装置36、外部記憶
装置37およびインターフェース部(図中、I/F)3
8を備えている。
【0045】CPU31は、コンピュータ装置3にイン
ストールされているOS(オペレーティングシステム)
上でエディタ部32を含む各種のアプリケーションプロ
グラムを動作させる際の各部の制御や演算処理を行う。
【0046】メモリ部34は、RAM、ROMなどのメ
モリを備えており、固定データの格納、一時的なデータ
記憶、CPU31の演算処理時における作業エリアの提
供といった役割を果たしている。
【0047】エディタ部32は、ラダーエディタ32
a、作画エディタ32bおよび検索部32cを含んでい
る。
【0048】第2エディタとしてのラダーエディタ32
aは、入出力機器4…が所望のシーケンスにしたがって
動作するようにPLC2の制御手順を定めるラダープロ
グラム(単一データの集合体としてのデータ)を作成す
るためのプログラミングソフトウェアであり、ディスプ
レイ35の表示画面35a(図13(a)参照)上で入
出力機器4の動作に対応するラダー記号(シンボル記
号,単一データ)を配置してラダー図を作成できるよう
に構成されている。このラダーエディタ32aにおいて
は、例えば、国際基準IECに準拠した前述のプログラ
ミング言語(プログラム言語)がデータとして用いられ
る。
【0049】また、ラダーエディタ32aは、PLC2
の入力端子および出力端子のそれぞれに付与されている
入力番号および出力番号と、各入出力端子に接続される
入出力機器4の名称(デバイス名)との対応付けを入出
力番号の割り付け(I/Oアサイン)として行う。この
割り付けの結果は、後述のラダーファイル33aに保存
される。
【0050】割り付けを行う際、メモリ部34には、入
力番号および出力番号をそれぞれI/Oアドレス(以
降、単にアドレスと称する)として、各アドレスに対応
するデバイス名が格納される。従来、このような割り付
けは、PLCのメーカによって異なっており、絶対アド
レスで設定されるので、メーカに応じたメモリテーブル
を用意する必要がある。ただし、IECに準拠した本ラ
ダーエディタ32aは、自由変数(後述の変数)によっ
てユーザが入出力を決定できるので、上記のようなメモ
リテーブルは不要である。また、一度決定した割り付け
も、後に変更することができる。
【0051】ラダーエディタ32aで作成されたラダー
プログラムは、プログラマブル表示器1を介して(また
は直接)PLC2に転送され、PLC2内のメモリにダ
ウンロードされる。
【0052】第1エディタとしての作画エディタ32b
は、プログラマブル表示器1が、入出力機器4…の稼働
状況や作業指示のような管理のための各種のモニタ、機
器に対する設定値を入力する端末としての機能を備える
ように、ディスプレイ14に表示させる画面を作成する
画面作成ソフトウェアである。一般に、作画エディタ3
2bは、ユーザ独自の画面(ユーザ画面)を作成できる
ように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例
えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)
などの部品(マーク)、描画機能、テキスト入力機能な
どを備えている。このような作画エディタ32bは、G
UI(Graphical User Interface)の環境下で、開発効率
の高いプログラム言語であって、そのプログラム言語で
提供される上記の部品など(データ)をベース画面上に
配置することができる。また、作画エディタ32bは、
作成された画面に配置されたマークの各入出力機器4に
対する前記の入出力番号(アドレス)を割り付ける。
【0053】検索手段としての検索部32cは、ラダー
エディタ32aと作画エディタ32bとの間で、ラダー
プログラムにおけるラダー記号(シンボル記号)と、ユ
ーザ画面(単一データの集合体としてのデータ)におけ
るマーク(画像ブロック,単一データ)との検索を相互
に行う機能を有する。この機能を実現するために、検索
部32cは、特定のラダー記号またはマークがそれぞれ
のプログラムにおいて指定されると、機能的に関連する
ラダー記号およびマークに予め共通して付与された属性
情報としての変数(検索情報)に基づいて、それに関連
するマークまたはラダー記号を検索する。
【0054】検索対象となるアプリケーションプログラ
ム(ここでは、ラダーエディタ32aおよび作画エディ
タ32b)は、予め登録されている。3つ以上のアプリ
ケーションプログラム間で後述のような相互検索を行う
場合は、検索対象となる全てのアプリケーションプログ
ラムが登録されていなければならない。
【0055】上記の変数は、ラダーエディタ32aおよ
び作画エディタ32bからアドレスに割り付けられて予
め入力されている。機能的に1対1に関連するラダー記
号およびマークは、同一の変数が付与されて関連付けら
れる。
【0056】また、上記の検索部32cは、ラダー記号
やマークを指定するのではなく、変数リストで直接指示
された変数についてラダー記号またはマークを検索する
ように構成されていてもよい。このため、検索部32c
は、データファイル33に登録された変数を、後述の表
示画面35a(図13参照)上にリスト形式で表示させ
る(変数リストVL)。
【0057】また、表示手段としての検索部32cは、
検索によって抽出されたラダー記号またはマークの情報
をラダーエディタ32aまたは作画エディタ32bに転
送して、両エディタ32a・32bに、ラダー記号また
はマークを含む、それぞれのプログラムの部分をラダー
ウインドウ32a1 または作画ウインドウ32b1 上に
表示させる。
【0058】さらに、検索部32cは、OSが備えるア
プリケーションプログラム間でのデータ転送機能を利用
して、コンピュータ装置3におけるOS上で動作する複
数のアプリケーションプログラム(ラダーエディタ32
aおよび作画エディタ32b)間で検索情報のやり取り
を行わせる。加えて、検索部32cは、OSが備えるネ
ットワーク通信機能を利用して、例えば、コンピュータ
装置3が後述するオープンネットワーク8に接続される
場合、検索情報をオープンネットワーク8を介して他の
装置との間で検索情報のやり取りを行わせる。
【0059】なお、上記の検索部32cは、ラダーエデ
ィタ32aまたは作画エディタ32bのいずれか一方の
一機能または両エディタ32a・32bに共通の一機能
としてそれぞれに含まれていてもよい。
【0060】コンピュータ装置3は、エディタ部32を
備えることによってラダープログラムおよびユーザ画面
の作成および編集を行うためのエディタ装置として機能
する。また、エディタ部32は、PLC2および入出力
機器4を含むターゲットシステム(制御システム)を稼
働させることなく、ラダープログラムおよびユーザ画面
の動作確認を仮想的に行うシミュレーション機能を備え
ている。
【0061】エディタ部32は、パッケージソフトウェ
アまたはオーダーメイドソフトウェアとしてプログラム
メディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、例
えば、コンピュータ装置3と分離可能な記録媒体5に記
録されている。そして、エディタ部32は、記録媒体5
からコンピュータ装置3にインストールされることによ
ってエディタ機能を発揮することができる。
【0062】なお、エディタ部32は、単一の記録媒体
5に記録されていてもよいが、ラダーエディタ32aと
作画エディタ32bとがそれぞれ別個の記録媒体に記録
されていてもよい。
【0063】上記のプログラムメディアは、磁気テープ
やカセットテープなどのテープ系、フロッピディスクや
ハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、
MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好
適である。その他、上記のプログラムメディアは、マス
クROM、EPROM、EEPROM、フラッシュRO
Mなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラム
を担持する媒体であってもよい。
【0064】また、コンピュータ装置3は、インターネ
ットを含む通信ネットワークと接続可能であることか
ら、通信ネットワークからプログラムをダウンロードす
るように流動的にプログラムを担持する媒体であっても
よい。ただし、このように通信ネットワークからプログ
ラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用
プログラムは予めコンピュータ装置3に格納されるか、
あるいは別な記録媒体からインストールされるものであ
ってもよい。
【0065】データファイル33においては、例えば、
図4に示すように、ラダープログラムがラダーファイル
33aに格納され、図5に示すように、ユーザ画面が画
面ファイル33bに格納される。
【0066】図4に示すラダーファイル33aは、コマ
ンドファイル部33a1 および共通データファイル部3
3a2 から構成されている。コマンドファイル部33a
1 は、入力されたラダー記号に対応するラダー記号およ
びオペランドを格納し、共通データファイル部33a2
は、コマンドファイル部33a1 に対応するように、上
記のラダー記号について、デバイスの変数およびアドレ
スを格納している。
【0067】図5(a)に示す画面ファイル33bは、
図形データファイル部33b1 および共通データファイ
ル部33b2 から構成されている。図形データファイル
部33b1 は、マークすなわち部品(パーツ)を含む各
種の図形(円、ライン、四角形、文字列など)について
のデータを格納している。属性データファイル部33b
2 は、図形データファイル部33b1 に対応するよう
に、入力されたマークについて、デバイスの変数および
アドレスを格納している。
【0068】また、画面ファイル33bにおけるパーツ
は、詳細には、図5(b)に示すように、アドレス、種
類(on)、種類(off) 、銘板(on)および銘板(off) を含む
データ構造で格納されている。種類(on)および種類(of
f) は、パーツの図形データであり、例えば、スイッチ
の場合、用意された1または複数のスイッチの部品コー
ドでon状態およびoff状態に分けて表されている。
上記の部品コードは、各部品毎に付された、例えば、ア
ルファベットと数字との組み合わせからなるコードであ
る。銘板(on)および銘板(off) は、マークに貼り付ける
付帯情報としての銘板情報であり、これもon状態およ
びoff状態に分けて表されている。
【0069】ラダーファイル33aおよび画面ファイル
33bが、共通データファイル部33a2 ・33b2
よって互いに関連付けられているので、第1ないし第3
の表示/制御システムにおける表示動作および制御動作
は互いに関連する。
【0070】また、データファイル33は、図6に示す
ように、共通データベース33cをさらに備えていても
よい。この共通データベース33cは、共通データファ
イル部33a2 ・33b2 に格納されるべき変数および
アドレスと、これらに対応するラダー記号およびマーク
の機能(スイッチ、ランプなど)とを属性情報として含
んでいる。
【0071】あるいは、データファイル33は、図7に
示すように、前記のラダーファイル33aおよび画面フ
ァイル33bが統合された形態をなしていてもよい。こ
のデータファイル33は、コマンドファイル部33e、
図形データファイル部33fおよび共通データファイル
部33gから構成されている。図形データファイル部3
3fにおける「パーツ」は、前述のように、図5(b)
に示す詳細情報を含んでいる。
【0072】ディスプレイ35は、CRT、LCDなど
によって構成されるが、パネルコンピュータであるコン
ピュータ装置3においては、液晶パネルやELパネルの
ような平板型表示素子によって構成される。入力装置3
6は、キーボード、マウスなどの入力操作を行うための
装置であり、特に、GUI環境下で動作するエディタ部
32での入力作業にはマウスなどの装置が適している。
外部記憶装置37は、ハードディスク装置などの磁気デ
ィスクドライブ、CD−ROMドライブなどの光ディス
クドライブといった装置であり、少なくとも、前記の記
録媒体5に記録されたプログラムなどの情報を読み出す
ことができる装置を含んでいる。インターフェース部3
8は、プログラマブル表示器1との間でデータ通信を行
う入出力部である。ラダーエディタ32aで作成された
ラダープログラムおよび作画エディタ32bで作成され
たユーザ画面は、このインターフェース部38を介して
プログラマブル表示器1に転送される。
【0073】続いて、第2の表示/制御システムについ
て説明する。
【0074】図8に示す第2の表示/制御システムは、
前述の第1の表示/制御システムと同様、プログラマブ
ル表示器1およびPLC2を含んでいるが、ここでのプ
ログラマブル表示器1は、さらにPLC機能を備えてお
り、入出力機器4…を直接制御するように構成されてい
る。このため、プログラマブル表示器1は、メモリ部1
2にSRAM12cを備えるとともに、前述の通信コン
トローラ19に加えて入出力ユニット(図中、I/Oユ
ニット)20およびI/O制御インターフェース21を
備えている。
【0075】SRAM12cは、ラダーエディタ32a
によって作成された変数と設定データ等とを格納するエ
リアを有している。また、FEPROM12bは、PL
C機能を備えるために、図9に示すように、表示制御シ
ステムプログラムと、通信プロトコルと、画面データと
をそれぞれ格納するエリアに加えて、制御機能プログラ
ムとラダープログラムとをそれぞれ格納するエリアを有
している。制御機能プログラムは、シーケンス制御の基
本機能を実現するためのプログラムである。
【0076】入出力ユニット20は、入出力機器4…が
接続可能となるように、多数の入出力端子、入出力回路
などを備えている。I/O制御インターフェース21
は、CPU11と入出力ユニット20との間の信号の授
受を仲介するインターフェース回路であって、入出力メ
モリ、D/A変換器、A/D変換器などを備えている。
【0077】引き続き、第3の表示/制御システムにつ
いて説明する。
【0078】図10に示す第3表示/制御システムは、
ソフトウェアで動作するいわゆるオープンコントローラ
(ソフトウェアPLC)を中心として構成されている。
【0079】オープンコントローラは、コンピュータ装
置3によって構成されており、入出力機器4…を接続す
るために、前述の第1の表示/制御システムにおけるコ
ンピュータ装置3のインターフェース部38の代わりに
入出力ユニット(図中、I/Oユニット)39およびI
/O制御インターフェース40を備えている。
【0080】入出力ユニット39は、入出力機器4…が
接続可能となるように、多数の入出力端子、入出力回路
などを備えている。このような入出力ユニット39は、
I/Oボードとしてコンピュータ装置3内に実装される
が、リモートI/Oとしてコンピュータ装置3の外部に
独立して設けられてもよい。
【0081】I/O制御インターフェース40は、CP
U31と入出力ユニット39との間の信号の授受を仲介
するインターフェース回路であって、入出力メモリ、D
/A変換器、A/D変換器などを備えている。このI/
O制御インターフェース40は、入出力機器4…との間
で入出力されるデジタル信号またはアナログ信号をCP
U31とやり取りするようになっている。
【0082】また、コンピュータ装置3は、オープンコ
ントローラとして機能するように、インターフェースユ
ニット(図中、I/Fユニット)41を備えている。イ
ンターフェースユニット41は、イーサネット(登録商
標)などの汎用の通信プロトコルを用いるオープンネッ
トワーク8(通信ネットワーク)に対応した入出力部で
あり、オープンネットワーク8に接続されている。これ
によって、コンピュータ装置3は、オープンネットワー
ク8を介して他のコンピュータ装置、プログラマブル表
示器、PLCなどと接続される。
【0083】メモリ部34は、前述のSRAM12cと
同様、図9に示すように、表示制御システムプログラム
と、通信プロトコルと、画面データと、制御機能プログ
ラムと、ラダープログラムとをそれぞれ格納するエリア
を有している。
【0084】このように構成されるコンピュータ装置3
は、入出力機器4…が配備されたターゲットシステムの
運転時(オンライン状態)では、作成された画面や現場
の様子をディスプレイ35に表示させることによってタ
ーゲットシステムの運転状況を監視するモニタとして機
能するとともに、ターゲットシステムにおける入出力機
器4…の制御を行う。このとき、コンピュータ装置3
は、ラダーエディタ32aで作成され、ラダーファイル
33aに格納されているラダープログラムを、制御機能
プログラムにしたがって実行する。一方、コンピュータ
装置3は、ターゲットシステムの非運転時(オフライン
状態)において、ラダーエディタ32aまたは作画エデ
ィタ32bを起動することによってラダープログラムま
たはユーザ画面を作成するためのエディタ装置として機
能する。
【0085】ここで、第1ないし第3の表示/制御シス
テムにおけるラダープログラムおよびユーザ画面のラダ
ー記号およびマークの検索手順について、図11および
図12のフローチャートを参照して説明する。
【0086】ここでは、コンピュータ装置3において、
ラダーエディタ32aおよび作画エディタ32bが起動
されており、ディスプレイ35の表示部35a(図13
(a)参照)には、ユーザ画面作成用のエディタ画面を
表示する作画ウインドウ32b1 およびラダープログラ
ム作成用のエディタ画面を表示するラダーウインドウ3
2a1 が同時に開いているものとする。
【0087】先に、ラダープログラムのデバッグにおい
て、例えば、ラダー記号の誤りが発見されて、それに対
応するマークをユーザ画面から探し出す場合は、図11
のフローチャートに示す手順にしたがう。
【0088】まず、検索を行うプログラムとしてラダー
プログラムを指定する(S1)。ここで、プログラムの
指定方法としては、表示部35aにプログラムの指定の
ためのメニューを開き、予め登録されているプログラム
から所望のプログラム(この場合はラダープログラム)
をクリック操作などで指定する。
【0089】次いで、ラダーウインドウ32a1 上に
て、ラダープログラムにおいて誤ったラダー記号をクリ
ックすることによって検索対象となるマークに対応する
ラダー記号を指定する(S2)。さらに、ラダーファイ
ル33aにアクセスして、共通データファイル部33a
2 または共通データベース33cから、指定されたラダ
ー記号に割り付けられた変数を抽出する(S3)。その
後、その変数を検索情報として作画エディタ32bに転
送するとともに、画面ファイル33bにアクセスして、
共通データファイル部33b2 または共通データベース
33cにおいて上記の変数に基づいて、その変数に対応
するアドレスを検索する(S4)。
【0090】そして、該当するアドレスが検出されたか
否を判断し(S5)、アドレスが検出されなかった場合
は、そのまま処理を終える。一方、該当するアドレスが
検出された場合は、作画エディタ32bに指示して、そ
のアドレスに対応するマークを含む画面を作画ウインド
ウ32b1 に表示させる(S6)。このとき、作画エデ
ィタ32bは、上記のアドレスに対応するマークを含む
画面を画面ファイル33bから抽出して表示する。
【0091】変数の作画エディタ32bへの転送は、同
一のOS上での異なるアプリケーションプログラム間で
のデータ転送として行われる。この転送は、例えば、変
数が、図示しないクリップボードに一旦記憶された後に
作画エディタ32bに転送されることによって実現され
る。
【0092】続いて、ユーザ画面のデバッグにおいて、
例えば、マークの誤りが発見されて、それに対応するラ
ダー記号をラダープログラムから探し出す場合は、図1
2のフローチャートに示す手順にしたがう。
【0093】まず、検索を行うプログラムとしてユーザ
画面を指定する(S11)。次いで、作画ウインドウ3
2b1 上にて、ユーザ画面において誤ったマークをクリ
ックすることによって検索対象となるラダー記号に対応
するマークを指定する(S12)。さらに、画面ファイ
ル33bにアクセスして、共通データファイル部33b
2 または共通データベース33cから、指定されたマー
クに割り付けられた変数を抽出する(S13)。その
後、その変数を検索情報としてラダーエディタ32aに
転送(エクスポート)するとともに、ラダーファイル3
3aにアクセスして、共通データファイル部33a2
たは共通データベース33cにおいて、上記の変数に基
づいて、その変数に対応するアドレスを検索する(S1
4)。
【0094】そして、該当するアドレスが検出されたか
否を判断し(S15)、アドレスが検出されなかった場
合は、そのまま処理を終える。一方、該当するアドレス
が検出された場合は、ラダーエディタ32aに指示し
て、そのアドレスに対応するラダー記号を含む行(ラダ
ー回路)をラダーウインドウ32a1 に表示させる(S
16)。このとき、ラダーエディタ32aは、ラダーウ
インドウ32a1 に表示されているラダープログラム
を、そのアドレスに対応するラダー記号を含む行に切り
替えて表示する。
【0095】なお、前述の変数リストを用いて変数を直
接指定する場合は、図11のフローチャートに示す手順
においては、S2およびS3の処理が不要となり、図1
2のフローチャートに示す手順においては、S12およ
びS13の処理が不要となる。
【0096】ここで、図11のフローチャートの手順で
行われる検索処理の具体例について説明する。
【0097】まず、図13(a)に示すように、ラダー
ウインドウ32a1 上には、スイッチ(入力)を表すラ
ダー記号Lとランプ(出力)を表すラダー記号L′とを
含む行が表示されている。この状態で、図13(a)に
示すように、作画ウインドウ32b1 を開いておく。さ
らに、図13(b)に示すように、ラダーウインドウ3
2a1 におけるラダー記号Lがクリックによって指定さ
れると(図中の矢印はマウスポインタ)、そのラダー記
号Lに割り付けられた変数“SW1”に基づいて画面フ
ァイル33bにおけるアドレスが検索され、該当するア
ドレス“XB0001”が検出される。すると、図13
(c)に示すように、そのアドレスが割り付けられたマ
ークMを含む画面が作画ウインドウ32b1 上に表示さ
れる。
【0098】このような状態で、ユーザは、誤ったラダ
ー記号Lに対応するマークMにも誤りがないかを確認す
る。そして、ラダー記号Lの削除または書き替えを行う
とともに、必要に応じて、マークMの削除または書き替
えを行う。
【0099】ところで、変数を直接指定する場合は、図
13(d)に示すように、変数リストVLを表示部35
aに表示させ、変数“SW1”をクリックによって指定
する。このとき表示される変数リストVLは、現在表示
されているラダープログラムの行に対応している。
【0100】このような操作を行った場合も、この変数
“SW1”に基づく検索によって、画面ファイル33b
において該当するアドレス“XB0001”が検出さ
れ、図13(c)に示すように、所望のマークMを含む
画面が作画ウインドウ32b1上に表示される。
【0101】このように、変数に基づく検索によって、
指定されたラダー記号Lに対応するマークMが自動的に
作画ウインドウ32b1 上に表示されるので、ユーザが
マークMを含むユーザ画面を探す手間を省くことができ
る。これにより、ラダープログラムのデバッグ作業と並
行して行うユーザ画面のデバッグ作業の効率を大幅に向
上させることができる。特に、シミュレーションモード
でユーザ画面を動作させる場合、ユーザ画面の表示不
良、例えば、ランプが反転(点灯・消灯動作の反転)し
ないといった表示不良が生じたときに、その不良発生箇
所であるマークに対応するラダープログラムのラダー記
号の適否(新たな条件の追加など)も容易に検討するこ
とができる。
【0102】ここで、図12のフローチャートの手順で
行われる検索処理の具体例について説明する。
【0103】まず、図14(a)に示すように、作画ウ
インドウ32b1 上には、スイッチ(入力)を表すマー
クMとランプ(出力)を表すマークM′とを含む画面が
表示されている。一方、ラダーウインドウ32a1 上に
は、、マークMと関係のない、押しボタンスイッチを表
すラダー記号L1 とLEDを表すラダー記号L2 とを含
む行が表示されている。この状態で、図14(b)に示
すように、作画ウインドウ32b1 におけるマークMが
クリックによって指定されると、そのマークMに割り付
けられた変数“SW1”に基づいてラダーファイル33
aにおけるアドレスが検索され、該当するアドレス“X
B0001”が検出される。すると、図14(c)に示
すように、そのアドレスが割り付けられたラダー記号L
を含む行がラダーウインドウ32a1 上に表示される。
【0104】このような状態で、ユーザは、誤ったマー
クMに対応するラダー記号Lにも誤りがないかを確認す
る。そして、マークMの削除または書き替えを行うとと
もに、必要に応じて、ラダー記号Lの削除または書き替
えを行う。
【0105】ところで、変数を直接指定する場合は、図
14(d)に示すように、変数リストVLを表示部35
aに表示させ、変数“SW1”をクリックによって指定
する。このとき表示される変数リストVLは、現在表示
されているユーザ画面に対応している。
【0106】このような操作を行った場合も、この変数
“SW1”に基づく検索によって、ラダーファイル33
aにおいて該当するアドレス“XB0001”が検出さ
れ、図14(c)に示すように、所望のラダー記号Lを
含む行がラダーウインドウ32a1 上に表示される。
【0107】このように、変数に基づく検索によって、
指定されたマークMに対応するラダー記号Lが自動的に
ラダーウインドウ32a1 上に表示されるので、ユーザ
がラダー記号Lを含む行を探す手間を省くことができ
る。これにより、ユーザ画面のデバッグ作業と並行して
行うラダープログラムのデバッグ作業の効率を大幅に向
上させることができる。特に、シミュレーションモード
でラダープログラムを動作させる場合、ラダープログラ
ムの動作不良が生じたときに、その不良発生箇所である
ラダー記号に対応するユーザ画面のマークの適否も容易
に検討することができる。
【0108】上記のように、本実施の形態に係る第1な
いし第3の表示/制御システムでは、検索部32cによ
って、関連するラダー記号およびマークに割れ付けられ
た変数に基づいてラダープログラムおよびユーザ画面か
ら所望のラダー記号およびマークを検索するように構成
されている。これにより、プログラムのデバッグなどの
目的でラダープログラムにおける所望の行および所望の
ユーザ画面を容易に探し出すことができる。
【0109】また、上記のような相互検索は、ラダーエ
ディタ32aおよび作画エディタ32b間だけではな
く、同様な検索条件、すなわちデータ同士を関連付ける
変数のような属性情報を備えていれば、他の異なるアプ
リケーションプログラム間でも行うことができる。具体
的には、汎用のアプリケーションプログラム(表計算ソ
フトウェアなど)、電気設備設計用CAD、NC制御装
置のGコードプログラミング(加工プログラミング)の
ためのソフトウェアなどの他のエディタと、ラダーエデ
ィタ32aおよび作画エディタ32bとの間の相互検索
が考えられる。
【0110】ここで、CADソフトウェア(CADソフ
ト)とラダーエディタ32aおよび作画エディタ32b
との間の相互検索について説明する。
【0111】図15に示すシステムでは、プログラマブ
ル表示器1とコンピュータ装置3とがオープンネットワ
ーク8を介して接続される構成になっている。そのオー
プンネットワーク8は、ローカルエリアネットワーク
(LAN)だけではなく、公衆電話回線を含む通信ネッ
トワークであってもよい。したがって、工場や施設とい
った範囲内だけでなく、それらを結ぶようなシステムの
拡張が可能である。
【0112】オープンネットワーク8としてLANが用
いられる場合、通信プロトコルとして例えばTCP/I
Cを採用すると、オープンネットワーク8に接続される
プログラマブル表示器1、コンピュータ装置3、CAD
装置9などには、それぞれに固有のIPアドレスが割り
当てられる。そして、オープンネットワーク8を介して
通信する際には、受信側の装置では、TCP/IPで規
定された形式のデータ列を受信する。このデータ列は、
送信元および送信先のIPアドレスを含むヘッダ部と、
通信内容を示すデータ本体とを有している。これによ
り、例えば、表示/制御システムの開発者が使用するコ
ンピュータなどが、TCP/IPで通信可能な機器であ
れば、他の通信機器間のデータ伝送を阻害することな
く、表示/制御システムの運用会社と異なる場所から公
衆電話回線を介してオープンネットワーク8に接続する
ことができる。
【0113】なお、図15では、便宜上、第1ないし第
3の表示/制御システムを混在して描いているが、以降
の説明では、各表示/制御システムが、図1、図8およ
び図10に示すように、コンピュータ装置3を中心とし
てそれぞれ独立したものとする。
【0114】上記のオープンネットワーク8には、さら
にCAD装置9が接続されている。CAD装置9は、一
般に、パーソナルコンピュータやワークステーションに
CADソフト(アプリケーションプログラム)としての
エディタ部91がインストールされたエディタ装置とし
て提供される。第3エディタ(エディタ)としてのエデ
ィタ部91は、図面作成機能の本体部分である、プログ
ラム言語を含む図面エディタ91aと、前述の検索部3
2cと同等の機能を有する検索部91bとを備えてい
る。これにより、CAD装置9から、ラダーエディタ3
2aおよび/または作画エディタ32bに検索情報を送
信して、これらとの間で相互検索を行うことができる。
【0115】また、CAD装置9は、CADデータベー
ス92を備えている。図16に示すように、CADデー
タベース92は、図面を1枚ずつファイル単位で格納す
るとともに、各図面についての図記号、コメント、PL
C関連アドレスなどの情報も併せて格納している。PL
C関連アドレスは、PLC2に接続される押しボタンス
イッチやパイロットランプなどの機器に割り付けられる
アドレスである。プログラム言語で提供される図記号
(単一データ)は、CADソフトで作成される図におけ
るスイッチやランプなどに付与される記号である。この
図記号は、スイッチやランプなどのアドレスに対応する
ラダー記号やマークに割り付けられた変数と同一に設定
されていることが検索情報を共通化するという点で好ま
しい。各図面は、このような図記号が組み合わされてな
る単一データの集合体としてのデータを構成する。コメ
ントは、機器の動作状態などを示すために設けられる。
【0116】第3の表示/制御システムでは、図10に
示すように、エディタ機能およびPLC機能を有するコ
ンピュータ装置3が直接オープンネットワーク8に接続
されている。これにより、コンピュータ装置3における
データベース3aと、このようなオープンネットワーク
8に接続されたCAD装置9におけるCADデータベー
ス92との間でラダー記号およびマークに関する属性情
報をネットワーク経由でやり取りすることができる。こ
こでのデータベース3aは、便宜上、少なくとも前述の
共通データファイル部33a2 ・33b2 または共通デ
ータベース33cに格納されるデータを格納しているデ
ータベースとする。
【0117】第2の表示/制御システムにおいても、プ
ログラマブル表示器1がオープンネットワーク8に接続
可能なインターフェース(インターフェースユニット4
1など)を備えることによって、プログラマブル表示器
1を図15に示すようにオープンネットワーク8を介し
てCAD装置9などと接続することができる。また、第
1の表示/制御システムの場合、第2の表示/制御シス
テムと同様にしてプログラマブル表示器1をオープンネ
ットワーク8に接続することができる。しかしながら、
第1の表示/制御システムにおいては、プログラマブル
表示器1とPLC2との間の通信では、PLC2のメー
カ毎に異なる通信プロトコルに対応する必要がある。こ
のため、本願出願人が先に出願した特願平10−117
117号に記載されているように、オープンネットワー
ク8での通信に用いられる共通の通信プロトコルと、P
LC2の機種に応じた通信プロトコルとを相互に変換す
る機能をプログラマブル表示器1に備えさせる。
【0118】このように構成されたシステムにおいて
は、前述のラダーエディタ32aと作画エディタ32b
との間の相互検索と同様に、ラダーエディタ32a、作
画エディタ32bおよびCAD装置9の間で相互検索を
行うことができる。具体的には、ラダーエディタ32a
からCAD装置9に対して検索を行う場合、次のように
処理が行われる。
【0119】まず、予め検索先のアプリケーションプロ
グラムを指定しておく。この指定に先立って、前述のよ
うに、指定可能なアプリケーションプログラムを登録す
る必要がある。また、相互検索可能なアプリケーション
プログラムの数も併せて登録される。
【0120】登録に際しては、図17に示すように、各
アプリケーションプログラム間で変数の関連付けが行わ
れる。全てのアプリケーションプログラムについて共通
の変数、例えば、スイッチの変数として“SW1”を用
いる場合、変数をそのまま検索情報として用いることが
できる。一方、全てのアプリケーションプログラムにつ
いての変数が同一でない場合、例えば、押しボタンスイ
ッチの変数としてCAD装置9では“PB1”を用い、
ラダーエディタ32aでは“INPUT1”を用い、作
画エディタ32bおよび標準アプリケーションでは“I
N1”を用いる場合、変数をそのまま検索情報として用
いることはできない。この場合は、図6に示すように、
スイッチ、ランプなどの物理アドレスを変数に持たせる
必要がある。
【0121】図18に示すように、スイッチのラダー記
号Lが指定されると、変数“SW1”が、検索情報とし
てコンピュータ装置3からオープンネットワーク8を介
してCAD装置9に送信される。CAD装置9では、そ
の変数に基づいてCADデータベース92において検索
が行われ、該当するアドレス“XB0001”が検出さ
れると、そのアドレスに対応する図記号を含む図面が、
CAD装置9の表示部9bに表示される。このような処
理は、ラダーエディタ32aからCAD装置9に対して
検索を行う場合にも同様にして行われる。
【0122】逆に、CAD装置9からラダーエディタ3
2aに対して検索を行う場合、表示されている図面上で
スイッチの図記号Sが指定されると、変数“SW1”
が、検索情報としてCAD装置9からオープンネットワ
ーク8を介してコンピュータ装置3に送信される。コン
ピュータ装置3では、その変数に基づいてデータベース
3aにおいて検索が行われ、該当するアドレス“XB0
001”が検出されると、そのアドレスに対応するラダ
ー記号Lを含む行が、ラダーウインドウ32a1に表示
される。このような処理は、CAD装置9から作画エデ
ィタ32bに対して検索を行う場合にも同様にして行わ
れる。
【0123】このように、上記のシステムにおいては、
ラダーエディタ32aおよび作画エディタ32bとCA
D装置9との間で相互検索を行うので、CAD装置9を
用いて制御盤設計を行う際の図面のデバッグなどを、ラ
ダープログラムやユーザ画面のデバッグなどと同様に容
易に行うことができる。また、例えば、CAD装置9で
電気設備の設計図を作成した設計事務所が制御盤を設置
する現場と離れていても、相互検索によって、CAD装
置9にて所望の図面を呼び出すことができる。このと
き、現場のラダーエディタ32aまたは作画エディタ3
2bからの検索情報を、オープンネットワーク8を介し
て設計事務所のCAD装置9に送信することによって、
CAD装置9にて検索が行われる。これにより、設計担
当者が図面のデバッグのために、わざわざ現場に出向く
必要がなくなる。
【0124】入出力機器4との通信を行うために、第2
の表示/制御システムにおいて、プログラマブル表示器
1は入出力ユニット20を備え、第3の表示/制御シス
テムにおいて、コンピュータ装置3は入出力ユニット3
9を備えている。このような入出力ユニット20・39
は、入力端子および出力端子を有しており、これらがま
とまって設けられる端子台に入出力機器4が接続され
る。
【0125】このような入出力ユニット20・39を備
えたプログラマブル表示器1およびコンピュータ装置3
では、実際に入出力機器4を端子台に接続してラダープ
ログラムまたはユーザ画面の動作を確認することがあ
る。また、第1の表示/制御システムにおいても、PL
C2の端子台に入出力機器4を接続した状態でラダープ
ログラムまたはユーザ画面の動作を確認することがあ
る。
【0126】例えば、端子台に入力機器としてセンサを
接続した状態で、センサからの入力信号に応じたラダー
プログラムまたはユーザ画面の動作を確認する例が挙げ
られる。この場合、センサからの入力信号を受けても、
それに応じてラダープログラムまたはユーザ画面が正し
く動作しないとき、エディタ部32をシミュレーション
モードに切り替える。そして、プログラマブル表示器1
は、センサに割り付けられたアドレスに対応する変数を
認識しているので、その変数を、オープンネットワーク
8を介して検索部32cに送信する。すると、検索部3
2cは、その変数に基づいて検索対象となるラダー記号
またはマークを検索して、該当するラダープログラムの
行または該当するユーザ画面を表示させる。コンピュー
タ装置3の場合、内部でこのような処理が行われる。
【0127】また、CAD装置9で作成された電気設計
図通りに、端子台に接続されるべき入出力機器4が接続
されていない場合、検索機能によって所望の図面を呼び
出すことができる。例えば、端子台においてスイッチが
接続されるべき2端子間にスイッチが接続されていない
場合、その端子間を短絡すると、ON信号が発生する。
そのON信号が発生したアドレスに対応する変数は、上
記の場合と同様に、コンピュータ装置3に送信される
が、CAD装置9にも同様に送信される。したがって、
CAD装置9において、受信した変数に基づいて、その
スイッチを含む図面が呼び出される。
【0128】このように、端子台における入出力機器4
の接続状態によって検索情報を発生するので、プログラ
ム、設計図および電気工事の不備を容易に確認すること
ができる。それゆえ、制御盤を含む装置システムのよう
な電気設備の開発、設計、工事などに要する時間を短縮
することができる。
【0129】ところで、図15に示すシステムは、図1
9に示すように、データベース10aを有するデータベ
ースサーバ10を備えていてもよい。データベース10
aは、少なくとも前述の共通データファイル部33a2
・33b2 または共通データベース33cに格納される
データを格納している。あるいは、データベース10a
は、データファイル33およびCADデータベース92
に格納されている全てのデータを格納していてもよい。
このように、データベース10aがラダープログラム、
ユーザ画面およびCAD図面のデータを格納するので、
コンピュータ装置3およびCAD装置9は、重複してデ
ータを格納する必要がなくなる。これにより、データベ
ース10でデータを集約的に管理することができる。
【0130】このようなシステムにおいては、データベ
ース10aがSQL(Structured Query Language) デー
タベースであることが好ましい。SQLデータベース
は、クライアントサーバ型のデータベースであり、クラ
イアントコンピュータ(コンピュータ装置3)の検索要
求に対し、サーバコンピュータ(データベースサーバ1
0)が検索を行うというように役割分担がなされるので
処理が速い。SQLデータベースを採用する場合は、検
索部32c・91bが、データベース10aとの間でデ
ータのやり取りを行うためのクライアントソフトウェア
を含んでいる。クライアントソフトウェアは、データベ
ース照会言語を含んでおり、所望の条件に合致するデー
タを検索する命令、データを書き込む(書き換える)命
令などをSQL文としてオープンネットワーク8経由で
データベースサーバ10のデータベースエンジンに送出
する。また、検索部32c・91bは、エディタ部32
とデータベース10aとの間のデータ通信を中継する。
【0131】これにより、パソコン1(クライアントコ
ンピュータ)とデータベースサーバ10(サーバコンピ
ュータ)とでクライアントサーバ型のデータベースシス
テムが構築される。このようなデータベースシステムを
利用すれば、本制御システムのデータを、オープンネッ
トワーク8に接続される他のシステムのデータとともに
集中的に管理することができる。例えば、本制御システ
ムの最も下位に位置する工場の生産ライン(ターゲット
システム)などへのデータの転送や、そこからのデータ
の収集の結果、ある程度の長期間にわたってデータベー
スに蓄積されたデータを解析することによって、生産工
程の最適化を図るといったことが容易に実現できる。
【0132】なお、本実施の形態では、オープンネット
ワーク8として、イーサネット(TCP/IP)を例示
したが、これに限るものではない。例えば、IEEE1
394など、他のネットワークであってもよい。
【0133】また、本発明は、ラダー図だけではなく、
前述のIEC 6 1131-3 で規定された5言語を含む他の
言語によるプログラミングにおいても適用されるのは勿
論である。
【0134】また、本実施の形態では、ラダーエディタ
32aおよび作画エディタ32bが同じOS上で動作す
る場合について説明したが、いずれか一方が前述のCA
D装置9と同様にオープンネットワーク8に接続される
コンピュータのOS上で動作する場合も両エディタ32
a・32b間で相互検索が可能である。
【0135】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係る本
発明の検索システムは、異なる複数のアプリケーション
プログラムでそれぞれ作成されたデータを個々に属性情
報によって互いに関連付けられた状態で格納するデータ
格納手段と、1つのデータで指定されたデータの属性情
報に基づいて、指定された他のアプリケーションプログ
ラムで作成されたデータのうち、その属性情報に関連付
けられたデータを上記データ格納手段において検索する
検索手段と、指定された他のアプリケーションプログラ
ムに検索されたデータを表示させる表示手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0136】また、請求項6の本発明の係る検索プログ
ラムを記録した記録媒体は、異なる複数のアプリケーシ
ョンプログラムでそれぞれ作成されたデータの個々を属
性情報によって互いに関連付けられた状態でデータ格納
手段に格納されているコンピュータにおいて、1つのデ
ータで指定されたデータの属性情報に基づいて、指定さ
れた他のアプリケーションプログラムで作成されたデー
タのうち、その属性情報に関連付けられたデータを上記
データ格納手段において検索する検索処理と、指定され
た他のアプリケーションプログラムに、検索されたデー
タを表示させる表示処理とを実現させる。
【0137】このように、異なるデータで用いられる特
定のデータを属性情報によって互いに関連付け、その属
性情報に基づいてデータを検索することによって、ある
データにおける特定のデータに基づいて、他のデータに
おける特定のデータを自動的に検索することができる。
それゆえ、ユーザが所望とする特定のデータをデータに
おいて探す手間を省くことができる。したがって、異な
るデータを並行して確認する作業の効率を大幅に向上さ
せることができるという効果を奏する。
【0138】請求項2および7の発明にそれぞれ係る検
索システムおよび記録媒体に記録された検索プログラム
は、上記の検索システムおよび記録媒体において、上記
アプリケーションプログラムとして、接続されている機
器の状態を表示する表示装置が実行する表示の内容を定
めるための表示内容プログラムを上記データとしての任
意のプログラム言語を用いて作成する第1エディタと、
上記機器の動作を制御する制御装置が実行する制御の手
順を定めるための制御手順プログラムを上記データとし
ての任意のプログラム言語を用いて作成するための第2
エディタと、上記第1または第2エディタで作成された
データの属性情報によって関連付けられたデータとして
の任意のプログラム言語を用いて作成するための他の複
数のエディタを対象とし、上記検索手段(検索処理)
が、上記機器のアドレスに割り付けられた変数を上記属
性情報として上記データを検索する。
【0139】これにより、第1および第2エディタ間も
しくは第1または第2エディタと他のエディタとの間
で、関連するデータ同士が自動的に相互に検索される。
したがって、相互に関連性の高い両プログラムのデバッ
グ作業を効率的に行うことができるという効果を奏す
る。
【0140】請求項3および8の発明にそれぞれ係る検
索システムおよび記録媒体に記録された検索プログラム
は、上記の検索システムおよび検索プログラムにおい
て、上記アプリケーションプログラムとして、制御対象
機器の状態を表示する表示装置が実行する表示の内容を
定めるための表示内容プログラムを上記データとしての
画像ブロックを用いて作成する第1エディタと、上記制
御対象機器の動作を制御する制御装置が実行する制御の
手順を定めるための制御手順プログラムを上記データと
してのシンボル記号を用いて作成するための第2エディ
タとを対象とし、上記検索手段(検索処理)が、上記制
御対象機器のアドレスに割り付けられた変数を上記属性
情報として上記データを検索する。
【0141】これにより、表示内容プログラムおよび制
御手順プログラムの間で、画像ブロックおよびシンボル
記号が自動的に相互に検索される。したがって、相互に
関連性の高い両プログラムのデバッグ作業を効率的に行
うことができるという効果を奏する。
【0142】請求項4および9の発明にそれぞれ係る検
索システムおよび記録媒体に記録された検索プログラム
は、請求項3および8の検索システムおよび検索プログ
ラムにおいて、上記アプリケーションプログラムとし
て、さらに上記制御装置および上記制御対象機器を含む
制御システムの設計図面を上記データとしての図記号を
用いて作成する第3エディタを対象とする。
【0143】これにより、CAD用プログラムなどのア
プリケーションプログラムで作成された図面、表示内容
プログラムおよび制御手順プログラムの間で、図記号、
画像ブロックおよびシンボル記号を自動的に相互に検索
が行われる。したがって、制御盤の設計・製作に必要な
図面表示内容プログラムおよび制御手順プログラムの確
認・修正作業を効率的に行うことができるという効果を
奏する。
【0144】請求項5および10の発明にそれぞれ係る
検索システムおよび記録媒体に記録された検索プログラ
ムは、上記の各検索システムおよび検索プログラムにお
いて、上記検索手段(検索処理)が、通信ネットワーク
を介して転送された上記属性情報に基づいて上記データ
を検索する。
【0145】これにより、属性情報の送出元が検索手段
と離れた場所にあっても、検索手段によって、通信ネッ
トワークを介して転送された属性情報に基づいて検索が
行われる。したがって、離れた位置に設けられるアプリ
ケーションプログラム間でもデータ同士で相互に特定の
データを検索することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る第1の表示/制御
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1の表示/制御システムにおけるプログ
ラマブル表示器のFEPROMに格納されるプログラム
を示す説明図である。
【図3】上記プログラマブル表示器などで表示されるユ
ーザ画面に含まれる処理指示語の基本的フォーマットを
示す説明図である。
【図4】上記コンピュータ装置のデータファイルに含ま
れるラダーファイルを示す説明図である。
【図5】(a)は上記コンピュータ装置において形成さ
れる画面ファイルを示す説明図であり、(b)は上記画
面ファイルにおける一部のデータを詳細に示す説明図で
ある。
【図6】上記データファイルに含まれる共通データベー
スを示す説明図である。
【図7】上記コンピュータ装置においてラダープログラ
ムおよびユーザ画面を統合して格納するデータファイル
を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る第2の表示/制御
システムの構成を示すブロック図である。
【図9】第2および第3の表示/制御システムにおける
プログラマブル表示器のFEPROMに格納されるプロ
グラムを示す説明図である。
【図10】本発明の実施の一形態に係る第3の表示/制
御システムの構成を示すブロック図である。
【図11】上記第1ないし第3の表示/制御システムに
おけるコンピュータ装置で実行されるユーザ画面におけ
るマークの検索処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】上記第1ないし第3の表示/制御システムに
おけるコンピュータ装置で実行されるラダープログラム
におけるラダー記号の検索処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】(a)ないし(d)は図11の手順の具体例
を示す説明図である。
【図14】(a)ないし(d)は図12の手順の具体例
を示す説明図である。
【図15】オープンネットワークに各装置が接続された
構成のシステムを示すブロック図である。
【図16】図15のシステムに接続されるCAD装置が
備えるCADデータベースを示す説明図である。
【図17】図15のシステムにおいて、相互検索を行う
アプリケーションプログラムの登録状態を示すリストで
ある。
【図18】図15のシステムにおける相互検索の具体例
を示す説明図である。
【図19】オープンネットワークに各装置が接続された
他の構成のシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プログラマブル表示器(表示装置) 2 PLC(制御装置) 3 コンピュータ装置(表示装置、制御装
置) 4 入出力機器(制御対象機器) 5 記録媒体 8 オープンネットワーク(通信ネットワ
ーク) 9 CAD装置 10 データベースサーバ(データ格納手
段) 10a データベース(データ格納手段) 32a ラダーエディタ(アプリケーション
プログラム、第2エディタ) 32b 作画エディタ(アプリケーションプ
ログラム、第1エディタ) 32c 検索部(検索手段、表示手段) 33a ラダーファイル(データ格納手段) 33b 画面ファイル(データ格納手段) 33c 共通データベース(データ格納手
段) 33e ラダーファイル(データ格納手段) 33f 画面ファイル(データ格納手段) 33g 共通データファイル部(データ格納
手段) 91a 図面エディタ(アプリケーションプ
ログラム、エディタ、第3エディタ) 91b 検索部(検索手段) L ラダー記号(シンボル記号) M マーク(画像ブロック) S 図記号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 稔 大阪府大阪市住之江区南港東8−2−52 株式会社デジタル内 Fターム(参考) 5B075 ND20 NK02 NK46 PQ02 PQ13 UU21 5B076 DB04 DC04 DE06 DF10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる複数のアプリケーションプログラム
    でそれぞれ作成されたデータの個々を属性情報によって
    互いに関連付けられた状態で格納するデータ格納手段
    と、 1つのデータで指定されたデータの属性情報に基づい
    て、指定された他のアプリケーションプログラムで作成
    されたデータのうち、その属性情報に関連付けられたデ
    ータを上記データ格納手段において検索する検索手段
    と、 指定された他のアプリケーションプログラムに、検索さ
    れたデータを表示させる表示手段とを備えていることを
    特徴とする検索システム。
  2. 【請求項2】上記アプリケーションプログラムとして、
    接続されている機器の状態を表示する表示装置が実行す
    る表示の内容を定めるための表示内容プログラムを上記
    データとしての任意のプログラム言語を用いて作成する
    第1エディタと、上記機器の動作を制御する制御装置が
    実行する制御の手順を定めるための制御手順プログラム
    を上記データとしての任意のプログラム言語を用いて作
    成するための第2エディタと、上記第1または第2エデ
    ィタで作成されたデータの属性情報によって関連付けら
    れたデータとしての任意のプログラム言語を用いて作成
    するための他の複数のエディタを対象とし、 上記検索手段が、上記機器のアドレスに割り付けられた
    変数を上記属性情報として上記データを検索することを
    特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  3. 【請求項3】上記アプリケーションプログラムとして、
    制御対象機器の状態を表示する表示装置が実行する表示
    の内容を定めるための表示内容プログラムを上記データ
    としての画像ブロックを用いて作成する第1エディタ
    と、上記制御対象機器の動作を制御する制御装置が実行
    する制御の手順を定めるための制御手順プログラムを上
    記データとしてのシンボル記号を用いて作成するための
    第2エディタとを対象とし、 上記検索手段が、上記制御対象機器のアドレスに割り付
    けられた変数を上記属性情報として上記データを検索す
    ることを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  4. 【請求項4】上記アプリケーションプログラムとして、
    さらに上記制御装置および上記制御対象機器を含む制御
    システムの設計図面を上記データとしての図記号を用い
    て作成する第3エディタを対象とすることを特徴とする
    請求項3に記載の検索システム。
  5. 【請求項5】上記検索手段が、通信ネットワークを介し
    て転送された上記属性情報に基づいて上記データを検索
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の検索システム。
  6. 【請求項6】異なる複数のアプリケーションプログラム
    でそれぞれ作成されたデータの個々を属性情報によって
    互いに関連付けられた状態でデータ格納手段に格納され
    ているコンピュータにおいて、 1つのデータで指定されたデータの属性情報に基づい
    て、指定された他のアプリケーションプログラムで作成
    されたデータのうち、その属性情報に関連付けられたデ
    ータを上記データ格納手段において検索する検索処理
    と、 指定された他のアプリケーションプログラムに、検索さ
    れたデータを表示させる表示処理とを実現させるための
    検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  7. 【請求項7】上記アプリケーションプログラムとして、
    接続されている機器の状態を表示する表示装置が実行す
    る表示の内容を定めるための表示内容プログラムを上記
    データとしての任意のプログラム言語を用いて作成する
    第1エディタと、上記機器の動作を制御する制御装置が
    実行する制御の手順を定めるための制御手順プログラム
    を上記データとしての任意のプログラム言語を用いて作
    成するための第2エディタと、上記第1または第2エデ
    ィタで作成されたデータの属性情報によって関連付けら
    れたデータとしての任意のプログラム言語を用いて作成
    するための他の複数のエディタを対象とし、 上記検索処理が、上記機器のアドレスに割り付けられた
    変数を上記属性情報として上記データを検索することを
    特徴とする請求項6に記載の検索プログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】上記アプリケーションプログラムとして、
    制御対象機器の状態を表示する表示装置が実行する表示
    の内容を定めるための表示内容プログラムを上記データ
    としての画像ブロックを用いて作成する第1エディタ
    と、上記制御対象機器の動作を制御する制御装置が実行
    する制御の手順を定めるための制御手順プログラムを上
    記データとしてのシンボル記号を用いて作成するための
    第2エディタとを対象とし、 上記検索処理が、上記制御対象機器のアドレスに割り付
    けられた変数を上記属性情報として上記データを検索す
    ることを実現させる請求項6に記載の検索プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】上記アプリケーションプログラムとして、
    さらに上記制御装置および上記制御対象機器を含む制御
    システムの設計図面を上記データとしての図記号を用い
    て作成する第3エディタを対象とすることを実現させる
    請求項8に記載の検索プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】上記検索処理が、通信ネットワークを介
    して転送された上記属性情報に基づいて上記データを検
    索することを実現させる請求項6ないし9のいずれかに
    記載の検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
JP37144399A 1999-12-27 1999-12-27 検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2001184198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37144399A JP2001184198A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37144399A JP2001184198A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001184198A true JP2001184198A (ja) 2001-07-06

Family

ID=18498726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37144399A Pending JP2001184198A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001184198A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012051A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Jtekt Corp 機械制御プログラム作成装置
JP2013114425A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Jtekt Corp 数値制御装置
CN109948251A (zh) * 2019-03-20 2019-06-28 荣智工企智能技术(昆山)有限公司 基于cad的数据处理方法、装置、设备及存储介质

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012051A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Jtekt Corp 機械制御プログラム作成装置
US10775768B2 (en) 2011-06-29 2020-09-15 Jtekt Corporation Machine control program creating device
JP2013114425A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Jtekt Corp 数値制御装置
CN109948251A (zh) * 2019-03-20 2019-06-28 荣智工企智能技术(昆山)有限公司 基于cad的数据处理方法、装置、设备及存储介质
CN109948251B (zh) * 2019-03-20 2023-12-19 荣智工企智能技术(昆山)有限公司 基于cad的数据处理方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3827092B2 (ja) 制御システム設定装置および制御システム設定方法ならびに設定プログラム
WO2001016657A1 (fr) Editeur et support enregistre sur lequel le programme d'edition est enregistre
CN100511221C (zh) 将设备数据输入到加工厂中的数据库系统的方法和装置
JP2006302297A (ja) 制御システム設定装置および制御システム設定方法ならびに設定プログラム
CN102867010A (zh) 取出、存储以及供给设备定义文件信息的系统和方法
JP4485326B2 (ja) プログラマブル表示器、表示制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP6737298B2 (ja) コントローラ、制御方法、および制御プログラム
JP6372308B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および記録媒体
WO2019176486A1 (ja) 制御システム、コントローラ、および制御方法
JP3847601B2 (ja) 制御表示装置、制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP2001184198A (ja) 検索システムおよび検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP6954191B2 (ja) 制御システム、開発支援装置、および開発支援プログラム
JP2001075791A (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP2002062910A (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP2001075790A (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP3795357B2 (ja) エディタ装置、エディタプログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP3939518B2 (ja) 入出力アドレス設定装置、入出力アドレス設定プログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP6566151B2 (ja) システム設計支援装置およびシステム設計支援方法
JP2001075614A (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP2001075616A (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP3712640B2 (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP3195322B2 (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP4563255B2 (ja) プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP3712641B2 (ja) エディタ装置およびエディタプログラムを記録した記録媒体
JP2005251014A (ja) 制御システム、制御モニタプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびにエディタ装置、エディタプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060407

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123