JP2001183899A - 現像剤搬送部材及びこれを用いた現像装置 - Google Patents

現像剤搬送部材及びこれを用いた現像装置

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JP2001183899A
JP2001183899A JP36763899A JP36763899A JP2001183899A JP 2001183899 A JP2001183899 A JP 2001183899A JP 36763899 A JP36763899 A JP 36763899A JP 36763899 A JP36763899 A JP 36763899A JP 2001183899 A JP2001183899 A JP 2001183899A
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JP36763899A
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Yoshifumi Ozaki
善史 尾崎
Noriyoshi Nagamine
紀好 長峰
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 簡単な構成で、コスト高を招くことな
く、現像装置を小型化した場合であっても、当該現像装
置内に供給された少なくともトナーを含む現像剤を、現
像装置内の現像剤と十分に攪拌することができ、現像剤
の攪拌不良に伴う画質欠陥などが生じるのを防止可能な
現像剤搬送部材及びこれを用いた現像装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 トナーが補給される現像剤搬送部材に
は、その現像剤の補給部の下流側に、現像剤の軸方向へ
の搬送能力を他の部分よりも低下させ、トナーを滞留さ
せる第1の滞留部を設けるとともに、当該第1の滞留部
の下流側に所定の距離を隔てて第2の滞留部を設けるよ
うに構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
適用したカラー複写機やプリンター、あるいはファクシ
ミリ等の画像形成装置に使用される二成分現像を用いた
現像装置の現像剤搬送部材及びこれを用いた現像装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真方式を適用したカラ
ー複写機やプリンター、あるいはファクシミリ等の画像
形成装置においては、感光体ドラムの表面を、帯電器に
よって一様に帯電した後、当該感光体ドラムの表面に露
光手段によって画像露光を施して、画像情報に応じた静
電潜像を形成する。そして、上記画像形成装置では、感
光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像装置によっ
て現像し顕像化して、当該顕像化された現像像を、記録
用紙上に転写・定着することにより、画像を形成するよ
うに構成されている。
【0003】ところで、上記画像形成装置で使用される
現像装置としては、トナーとキャリアとからなる二成分
の現像剤を使用した二成分現像方式を採用したものがあ
る。この二成分現像方式を採用した現像装置では、現像
剤を攪拌しつつ循環させる現像剤搬送部材として、回転
軸の外周に搬送羽根を螺旋状に設けたオーガーが使用さ
れている。上記現像装置は、互いに現像剤の搬送方向が
異なる2本以上のオーガーを備え、現像ロール側のオー
ガーは、現像ロールに現像剤を供給するとともに、当該
現像ロールから現像剤の回収を行うことを主目的として
いる。また、一方の攪拌用のオーガーは、トナー補給装
置から補給されたトナーと現像装置内の現像剤を混合、
攪拌することを主目的に設けられている。
【0004】また、上記現像装置で使用される二成分現
像剤は、ポリマーを主成分とするトナーとフェライトを
主成分とするキャリアの混合物であるが、その比重差の
ためトナー補給装置から現像装置内に補給されたトナー
は、現像剤層の上に浮いてしまう。そして、上記現像装
置では、オーガーで現像剤が搬送されると共に、浮遊し
たトナーが少しずつ現像剤と混合されるようになってい
る。
【0005】近年、画像形成装置の小型化に伴い、現像
装置も小型化される必要性に迫られている。そのため、
従来の現像装置では、オーガーの搬送距離として、トナ
ーの混合攪拌に十分な長さを確保することができていた
が、現像装置の小型化に伴い、オーガーは、短い搬送距
離でトナーを十分に攪拌搬送できるように工夫すること
が必要となってきている。また更に、画像形成装置で
は、高画質化に伴いトナーやキャリアの小粒径化が必須
となりつつある。これらトナーやキャリアの小粒径化に
伴い、現像剤の流動性の悪化や被覆面積の増大により、
現像剤の均一な混合状態を確保するためには、オーガー
のより長い搬送距離と搬送時間が必要となり、現像剤の
攪拌搬送に改良を加える必要に迫られていた。
【0006】そこで、トナーとキャリアとからなる現像
剤の攪拌性を向上させるための技術としては、次に示す
ようなものが既に提案されている。
【0007】特開平4−254879号公報に開示され
た現像剤搬送部材は、図 に示すように、現像剤搬送部
材に板状の攪拌翼を配置するように構成したものであ
る。この現像剤搬送部材では、現像剤層の上面に浮遊し
たトナーが、板状攪拌翼によって巻き込まれて軸回りに
移動し、容器内の現像剤と攪拌されるようになってい
る。
【0008】また、特開平9−26694号公報に開示
された現像剤攪拌機構は、螺旋状の回転翼上の数個所
に、コイルスプリング等で構成された弾性部材を、回転
軸と平行に配置するように構成したものである。そし
て、上記現像剤攪拌機構では、現像剤を攪拌する際、前
記弾性部材が配置された位置において、現像剤の搬送力
が弱められ、現像剤の盛り上がり部を形成し、この現像
剤の盛り上がり部は、ある大きさになると崩れ、崩れた
現像剤と前記浮遊状態で搬送されるトナーとが混ざり合
って、攪拌されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開平4−254879号公報に開示された現
像剤搬送部材の場合には、現像装置内に収容される現像
剤のカサ(現像剤量、すなわち現像装置内の現像剤の高
さ)が、現像剤搬送部材の上端の高さ近傍になると、現
像剤の盛り上がりが形成される。そのため、上記現像剤
搬送部材の場合には、板状攪拌部材の外周上端側が、現
像剤の盛り上がりの中に埋もれてしまい、浮遊トナー
は、現像剤の盛り上がりに持ち上げられてしまい、現像
剤層の内部へ巻き込むことができず、トナーの攪拌が不
十分となるという問題点があった。
【0010】また、上記特開平4−254879号公報
に開示された現像剤搬送部材の場合には、攪拌部材が千
鳥状に取り付けられているため、実際には、現像剤の盛
り上がりが連続し、見かけ上現像剤のカサが上がった状
態となってしまう。そのため、現像剤の盛り上がりの上
をトナーが浮遊した状態で移動することになり、やはり
現像剤層の内部へ巻き込むことができず、トナーの攪拌
が不十分となるという問題点があった。
【0011】一方、特開平9−26694号公報に開示
された現像剤攪拌機構の場合には、螺旋状の回転翼上の
数個所に、コイルスプリング等で構成された弾性部材
を、回転軸と平行に配置する必要があり、搬送部材の製
造が困難であり、コストが掛かる上に、コイルスプリン
グ等で構成された弾性部材に現像剤が挟まれ、トナーの
凝集体であるトナーグリッドが発生したり、キャリアの
劣化の原因ともなるという問題点があった。さらに、コ
イルスプリング等で構成された弾性部材が、経時的な劣
化で変形し、現像装置の内面と摺擦する虞れがあるとい
う問題点を有していた。
【0012】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、簡単な構成で、コスト高を招くことなく、
現像装置を小型化した場合であっても、当該現像装置内
に供給された少なくともトナーを含む現像剤を、現像装
置内の現像剤と十分に攪拌することができ、現像剤の攪
拌不良に伴う画質欠陥などが生じるのを防止可能な現像
剤搬送部材及びこれを用いた現像装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、現像剤を軸方向に沿
って搬送搬送しつつ、新たに供給される少なくともトナ
ーを含む現像剤と攪拌する現像剤搬送部材において、ト
ナーが補給される現像剤搬送部材には、その現像剤の補
給部の下流側に、現像剤の軸方向への搬送能力を他の部
分よりも低下させ、トナーを滞留させる第1の滞留部を
設けるとともに、当該第1の滞留部の下流側に所定の距
離を隔てて第2の滞留部を設けたことを特徴とする現像
剤搬送部材である。
【0014】また、請求項2に記載された発明は、二成
分の現像剤を収容した装置ハウジングと、前記装置ハウ
ジングの開口部に配設された現像剤担持体と、前記装置
ハウジングの内部に配設され、互いに異なった方向に現
像剤を搬送しつつ、現像剤担持体に現像剤を供給する複
数の現像剤搬送部材と、前記装置ハウジングの内部に少
なくともトナーを含む現像剤を補給する補給口とを備え
た現像装置において、前記トナーが補給される現像剤搬
送部材には、その現像剤の補給口の下流側に、現像剤の
軸方向への搬送能力を他の部分よりも低下させ、トナー
を滞留させる第1の滞留部を設けるとともに、当該第1
の滞留部の下流側に所定の距離を隔てて第2の滞留部を
設けたことを特徴とする現像装置である。
【0015】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記第1及び第2の滞留部を、現像剤搬送部材の軸部に半
径方向に沿って突設された整流板により構成したことを
特徴とする請求項2に記載の現像装置である。
【0016】また更に、請求項4に記載された発明は、
前記第1及び第2の滞留部を、現像剤搬送部材の螺旋状
搬送翼を軸方向に沿って部分的に切除することにより構
成したことを特徴とする請求項2に記載の現像装置であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0018】実施の形態 図2はこの発明の実施の形態に係る現像剤搬送部材及び
これを用いた現像装置を適用した画像形成装置としての
フルカラープリンタ装置を示すものである。
【0019】図2において、1は像担持体としての感光
体ドラムを示すものであり、この感光体ドラム1は、図
示しない駆動手段で矢印2方向に沿って所定の速度で回
転駆動されるようになっている。上記感光体ドラム1の
表面は、帯電器としての帯電ロール3によって所定の電
位に一様に帯電された後、ROS(Raster Ou
tput Scanner)等からなる露光装置4によ
って、フルカラーの画像を形成する場合には、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4
色の画像が順次露光され、各色に対応した静電潜像が形
成される。上記感光体ドラム1の表面に形成された所定
の色の静電潜像は、回転式現像装置5の対応する色の現
像器5Y、5M、5C、5Kによって現像され、所定の
色のトナー像となる。この回転式現像装置5は、フルカ
ラーの現像を行うため、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の現像器5Y、
5M、5C、5Kを備えており、各現像器5Y、5M、
5C、5Kは、それぞれ感光体ドラム1上の潜像をイエ
ロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナーで現像
する。各色のトナーを現像する際には、図示しないモー
タによって回転式現像装置5を矢印R方向(時計回り方
向)に回転させ、該当する色の現像器5Y、5M、5
C、5Kが、感光体ドラム1と対向する現像位置に位置
決めされる。なお、上記感光体ドラム1上には、プロセ
スコントロールモードにおいて、テストチャートが形成
され、このテストチャートの濃度が濃度センサ6によっ
て検出されるようになっている。また、上記感光体ドラ
ム1上に現像された各色のトナー像は、一次転写ロール
7によって中間転写体としての中間転写ベルト9上に順
次転写され、4色のトナー像が互いに重ね合わされる。
上記中間転写ベルト9は、駆動ロール10と、アイドル
ロール11と、バックアップロール12と、アイドルロ
ール13とによって、回動可能に張架されている。駆動
ロール10は、図示しない定速性に優れた駆動モータに
よって駆動され、中間転写ベルト9を所定の速度で回転
駆動するものである。
【0020】上記中間転写ベルト9上に多重に転写され
た4色のトナー像は、記録媒体としての記録用紙P上
に、バックアップロール12と中間転写ベルト9を介し
て圧接する二次転写ロール14によって一括して転写さ
れる。この記録用紙Pは、プリンタ装置本体内の下部に
設けられた2つの給紙カセット16、17のうちの何れ
かから、給紙ロール18又は19によって給紙され、複
数の搬送ロール対20、21を介して、レジストロール
対22へと搬送され、一旦停止される。その後、上記記
録用紙Pは、中間転写ベルト9上に転写されたトナー像
と同期して回転を開始するレジストロール対22によっ
て、バックアップロール12と二次転写ロール14が中
間転写ベルト9を介して互いに圧接する2次転写位置へ
と搬送される。そして、上記記録用紙P上には、2次転
写位置において中間転写ベルト9上から4色のトナー像
が一括して転写された後、記録用紙Pは、定着器23で
熱及び圧力によって定着処理を受け、装置本体側面の排
出トレイ24、あるいは装置本体上部に設けられた排出
トレイ25上に、図示しない切り替えゲートによって切
り替えられ、排出される。
【0021】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム1は、クリーニングブレード等からなるク
リーニング装置8によって残留トナーが除去され、次の
画像形成工程等に備える。また、トナー像の転写工程が
終了した後の中間転写ベルト9は、アイドルロール13
と対向するベルトクリーナー15によって残留トナーが
除去され、次の画像形成工程に備えるようになってい
る。なお、ベルトクリーナー15は、通常、中間転写ベ
ルト9の表面から離間している。
【0022】上記感光体ドラム1又は中間転写ベルト9
からクリーニング装置8及びベルトクリーナー15で掻
き落とされた廃トナーは、廃トナー回収容器26に回収
される。特に、ベルトクリーナ15から回収された廃ト
ナーは、輸送管27内をオーガや搬送スクリュー等から
なる搬送手段によって廃トナー回収容器26まで搬送さ
れる。
【0023】図3は、前記回転式現像装置5の一具体例
を示す断面図である。
【0024】この回転式現像装置5は、図3に示すよう
に、中央に位置する回転軸32を中心にして、時計回り
方向に回転可能な回転体30を備えている。この回転体
30は、略正方形状に形成された中央部33と、この中
央部33から略半径方向に伸び、互いに90度の角度を
成すように設けられた4本のアーム31とを備えてい
る。上記回転体30のアーム31には、後述するよう
に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の4つの現像器5Y、5M、5C、5Kが実装
されている。
【0025】これらの現像器5Y、5M、5C、5K
は、すべて同様に構成されているので、ここでは、イエ
ロー(Y)の現像器5Yを例にして説明すると、このイ
エロー(Y)の現像器5Yは、大きく分けて、現像器本
体40と現像剤カートリッジ50とから構成されてい
る。
【0026】現像器本体40の内部には、紙面に垂直な
方向に長尺な現像剤担持体としての現像ロール41と、
この現像ロール41の背面側に位置し、当該現像ロール
41と平行に延びる2本の現像剤搬送部材としてのスパ
イラルオーガ42、43が配設されている。ここで、現
像ロール41が回転すると、スパイラルオーガ42は、
現像器40内に収容されている現像剤44を紙面と垂直
な一方向に攪拌しながら搬送するものである。一方、ス
パイラルオーガ43は、スパイラルオーガ42の搬送方
向とは逆方向に現像剤44を攪拌しながら搬送して、現
像剤44を現像ロール41に均等に供給するものであ
る。
【0027】現像ロール41は、内部に配設される図示
しないマグネットロールによって、現像剤44中に含ま
れるキャリアを磁力で吸着し、当該現像ロール41の表
面に現像剤44の磁気ブラシを形成し、キャリアに吸着
したトナーを感光体ドラム1と対向する現像領域へと搬
送する。そして、感光体ドラム1上に形成された静電潜
像は、現像ロール41の表面に形成されたキャリアとト
ナーとからなる現像剤44の磁気ブラシによって顕像化
されるようになっている。
【0028】現像剤カートリッジ50は、紙面に垂直な
方向に長尺な円筒状の容器からなり、当該現像剤カート
リッジ50の内部は、新しい現像剤の収容室と、劣化し
た現像剤の回収室とに区分されている。新しい現像剤の
収容室には、図示されていない供給口が設けられてお
り、当該供給口は、新現像剤を現像器本体40に導くた
めの略円筒状のケーシング51と連通している。この円
筒状のケーシング51は、現像器本体40の背面側の上
部に設けられている。上記ケーシング51内には、スパ
イラルオーガ52が配設されており、現像剤カートリッ
ジ50から補給される現像剤44は、このスパイラルオ
ーガ52によって、現像器本体40の背面側の上面に設
けられた供給口53へと導かれ、現像器本体40内に供
給される。上記現像器本体40の供給口53の下端部に
位置する出口には、フラップ54が開閉自在に設けられ
ており、現像器5Yが図3の現像位置Dにあるときは開
いている。一方、上記フラップ54は、現像器5Yが図
3の位置F又は位置Gにあるときは、自重で閉じるよう
になっている。
【0029】現像剤カートリッジ50の劣化現像剤回収
室55には、周回する回収通路56が設けられており、
該回収通路56には、略L字形状に折曲された排出管5
7が接続されている。上記排出管57は、現像器本体4
0の略中央の上部に配設されており、当該排出管57の
先端(図3中、下端)に位置する回収口58は、現像器
本体40内に位置している。この回収口58は、新現像
剤の供給口53より前面側に位置しており、しかも現像
器本体40の天井壁の部分に開口されている。そして、
上記供給口53から供給される新現像剤44は、スパイ
ラルオーガ42、43によって攪拌・搬送され、現像器
本体40内を循環する間に、現像ロール41へ供給され
て現像に寄与する。また、上記現像器本体40内を循環
する間に現像工程に寄与した旧現像剤44は、現像器本
体40が図3中の位置E又は位置Fにあるときに、回収
口58によって現像剤カートリッジ50の劣化現像剤回
収室55内に回収通路56を介して回収されるようにな
っている。
【0030】このように構成される現像器5Yと同様に
構成された現像器5M、5C、5Kを有する回転式現像
装置5は、現像器本体40が感光体ドラム1と対向する
現像位置であるD位置に来たときに、フラップ54は、
自重で供給口53を開放しており、スパイラルオーガ5
2を回転駆動することにより、必要に応じて新現像剤4
4が現像器本体40内に補給される。そして、現像器本
体40による感光体ドラム1上の静電潜像の現像が終了
し、回転体30が時計回り方向に回転して、現像器本体
40がD位置から右下のE位置に来ると、図示されてい
るようにフラップ54は半開きになると共に、回収口5
8が上方を向き、排出管57によって搬送される旧現像
剤が現像器本体40内へ逆流せずに、回収通路56の方
に流れる。この劣化現像剤Cは、現像器本体40が左下
のF位置から左上のG位置に至るまでに、回収通路56
を通って劣化現像剤回収室55へと回収される。このよ
うに、周回する回収通路56を設けることによって、回
収される現像剤Cが現像器本体40内へ逆流するのを防
止することができる。
【0031】一方、現像器本体40が左上のG位置から
右上の現像位置であるD位置に至る途中で、現像剤カー
トリッジ50内に設けられた図示されていないアジテー
タの作用により、新現像剤44は、ケーシング51へと
送られ、該ケーシング51内のスパイラルオーガ52に
よって供給口53へと導かれる。このとき、フラップ5
4は、再び供給口53を開放しているので、新現像剤4
4は、供給口53を通って現像器本体40内に補給され
るようになっている。
【0032】ところで、この実施の形態では、トナーが
補給される現像剤搬送部材に、その現像剤の補給口の下
流側に、現像剤の軸方向への搬送能力を他の部分よりも
低下させ、トナーを滞留させる第1の滞留部を設けると
ともに、当該第1の滞留部の下流側に所定の距離を隔て
て、前記第1の滞留部よりも現像剤の搬送能力が相対的
に高い第2の滞留部を設けるように構成されている。
【0033】すなわち、この実施の形態では、図1及び
図4に示すように、現像剤搬送部材としてのスパイラル
オーガ42、43が、現像剤の搬送方向に延びた円柱状
の細い回転軸42a、43aと、当該回転軸42a、4
3aの外周に螺旋状に設けられた螺旋状回転翼42b、
43bとから構成されている。また、現像剤の補給側
(背面側)に位置するスパイラルオーガ42には、図4
に示すように、現像剤補給口53の下流側に、現像剤4
4の軸方向への搬送能力を他の部分よりも低下させ、ト
ナーを滞留させる第1の滞留部61が設けられている。
この第1の滞留部61は、回転軸42aの外周に半径方
向に突設された2つの整流板62、63が、軸方向に沿
って設けられることによって構成されている。これら2
つの整流板62、63は、スパイラルオーガ42の軸方
向に沿って0.5巻の間隔をおいて配置されているが、
連続して設けてもよい。また、上記2つの整流板62、
63は、それぞれ複数枚(図示例では、3枚)の板状部
62a、63aに分割されており、当該整流板62、6
3による現像剤の半径方向への搬送力を調整するように
構成されている。なお、上記整流板62、63は、複数
枚の板状部62a、63aに分割されたものに限らず、
1枚の連続した板状部材によって形成しても勿論よい
し、又、2枚あるいは4枚以上に分割したものを使用し
ても良い。
【0034】さらに、上記スパイラルオーガ42には、
第1の滞留部61の下流側に所定の距離を隔てて、前記
第1の滞留部61よりも現像剤の搬送能力が相対的に高
い第2の滞留部64が設けられている。この第2の滞留
部64は、例えば、第1の滞留部61の下流側に2.5
巻の距離を隔てて配設されているが、これら第1の滞留
部61と第2の滞留部64との距離は、これに限定され
るものではなく、2.5巻より短くても良いし、2.5
巻より長くても良い。この第2の滞留部64は、回転軸
42aの外周に半径方向に突設された1つの整流板65
が、軸方向に沿って設けられることによって構成されて
おり、当該第2の滞留部64は、整流板65の数が1つ
であり、第1の滞留部61よりも現像剤の搬送能力が相
対的に高く設定されている。また、上記整流板65は、
それぞれ複数枚(図示例では、3枚)の板状部65aに
分割されており、当該整流板65による現像剤の半径方
向への搬送力を調整するように構成されている。なお、
上記整流板65は、複数枚の板状部65aに分割された
ものに限らず、1枚の連続した板状部材によって形成し
ても勿論よいし、又、2枚あるいは4枚以上に分割した
ものを使用しても良い。
【0035】以上の構成において、この実施の形態に係
る現像剤搬送部材及びこれを用いた現像装置では、次の
ようにして、簡単な構成で、コスト高を招くことなく、
現像装置を小型化した場合であっても、当該現像装置内
に供給された少なくともトナーを含む現像剤を、現像装
置内の現像剤と十分に攪拌することができ、現像剤の攪
拌不良に伴う画質欠陥などが生じるのを防止可能となっ
ている。
【0036】すなわち、この実施の形態に係る現像剤搬
送部材及びこれを用いた現像装置では、図1及び図3に
示すように、現像器本体40の内部に現像剤補給口53
から供給された現像剤が、スパイラルオーガ42、43
によって現像器本体40内の現像剤と攪拌されつつ搬送
され、スパイラルオーガ43によって搬送される間に、
現像ロール41へと供給され、感光体ドラム1上に形成
された静電潜像の現像が行われる。
【0037】その際、上記現像剤の供給口側に位置する
スパイラルオーガ42には、図1及び図4に示すよう
に、現像剤補給口53の下流側に、現像剤の軸方向への
搬送能力を他の部分よりも低下させ、トナーを滞留させ
る第1の滞留部61が設けられている。そのため、上記
スパイラルオーガ42によって軸方向に沿って搬送され
る現像剤は、図5及び図6に示すように、第1の滞留部
61を通過する際に、軸方向に沿って搬送されるより
も、当該第1の滞留部61を構成する2つの整流板6
2、63によって、スパイラルオーガ42の半径方向外
方に搬送され、第1の滞留部61の位置において、現像
剤44が滞留し、現像剤44の高い山70が形成され
る。この状態では、現像器本体40内に供給されたトナ
ー等からなる現像剤71は、比重が現像器本体40内の
現像剤44よりも軽いため、現像剤層の上層部に浮遊す
る。しかし、上記現像剤層の上層部に浮遊するトナー等
71は、第1の滞留部61の位置において、現像剤の高
い山70が形成されるため、この現像剤の山70を越え
ることができず、現像剤の麓部分72に滞留するととも
に、当該現像剤の高い山70の両側73を現像器本体4
0の両側壁との間に形成される隙間を通過して、少しず
つ下流側に搬送される。その際、上記スパイラルオーガ
42の第1の滞留部61に対応した位置においては、現
像剤の高い山70が形成されるため、その下流側には、
比較的深い現像剤の谷間74が形成される。
【0038】さらに、上記スパイラルオーガ42には、
第1の滞留部の下流側に所定の距離を隔てて、当該第1
の滞留部61よりも現像剤の搬送能力が相対的に高い第
2の滞留部64が設けられている。そのため、このスパ
イラルオーガ42の第2の滞留部64においても、現像
剤の山75が形成されるが、当該第2の滞留部64は、
第1の滞留部61よりも現像剤の搬送能力が相対的に高
いので、第2の滞留部64に形成される現像剤の山75
の高さは、第1の滞留部61よりも低くなる。そして、
上記スパイラルオーガ42の第1の滞留部61で形成さ
れた現像剤の高い山70をすり抜けて下流側に搬送され
たトナー等は、第2の滞留部64に形成された現像剤の
山75を越えることができず、第1の滞留部61と第2
の滞留部64との間に形成された現像剤の谷部74に落
下し、第2の滞留部64に形成された現像剤の斜面76
で、現像剤の乱流が発生する。そこで、第1の滞留部6
1から下流側に搬送されたトナー等71は、第2の滞留
部64の手前に発生する現像剤の乱流に巻き込まれて、
現像器本体40内の現像剤44と十分に攪拌される。し
かも、上記スパイラルオーガ42の第2の滞留部64ま
で搬送された現像剤44は、第1の滞留部61と第2の
滞留部64との間に形成された現像剤44の谷部74に
おいて、スパイラルオーガ42の螺旋状回転翼42bに
よって現像剤中に巻き込まれ、現像器本体40内の現像
剤44と十分に攪拌される。
【0039】したがって、上記現像装置の場合には、ス
パイラルオーガ42に整流板62、63及び65を所定
の距離を隔てて設けるという簡単な構成で、簡単な構成
で、コスト高を招くことなく、現像装置を小型化した場
合であっても、当該現像装置内に供給された少なくとも
トナーを含む現像剤71を、現像装置40内の現像剤4
4と十分に攪拌することができ、現像剤44の攪拌不良
に伴う画質欠陥などが生じるのを防止することが可能と
なっている。
【0040】なお、前記実施の形態では、第1及び第2
の滞留部を、スパイラルオーガの半径方向に突設された
整流板で形成した場合について説明したが、これに限定
される訳ではなく、当該第1及び第2の滞留部は、スパ
イラルオーガの螺旋状回転翼を一部(例えば、0.5巻
から1巻)切除することによって形成しても良い。ま
た、第1及び第2の滞留部の現像剤を搬送する性能は、
スパイラルオーガの螺旋状回転翼を切除する長さによっ
て調節することができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
簡単な構成で、コスト高を招くことなく、現像装置を小
型化した場合であっても、当該現像装置内に供給された
少なくともトナーを含む現像剤を、現像装置内の現像剤
と十分に攪拌することができ、現像剤の攪拌不良に伴う
画質欠陥などが生じるのを防止可能な現像剤搬送部材及
びこれを用いた現像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る現像剤
搬送部材を適用した現像装置を示す一部破断の斜視図で
ある。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る現像装
置を適用した画像形成装置としてのデジタルカラープリ
ンタ装置を示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る現像装
置としての回転式現像装置を示す構成図である。
【図4】 図4はこの発明の実施の形態1に係る現像剤
搬送部材を示す平面図である。
【図5】 図5は現像剤の搬送状態を示す断面説明図で
ある。
【図6】 図6は現像剤の搬送状態を示す平面説明図で
ある。
【符号の説明】
5:回転式現像装置、5Y、5M、5C、5K:現像
器、42、43:スパイラルオーガ(現像剤搬送部
材)、61:第1の滞留部、64:第2の滞留部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H031 AA06 AB02 AB09 BA04 BC05 2H077 AA03 AA05 AA35 AB02 AB15 AB18 AC02 AD06 BA08 BA09 CA19 DA04 EA03 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を軸方向に沿って搬送搬送しつ
    つ、新たに供給される少なくともトナーを含む現像剤と
    攪拌する現像剤搬送部材において、トナーが補給される
    現像剤搬送部材には、その現像剤の補給部の下流側に、
    現像剤の軸方向への搬送能力を他の部分よりも低下さ
    せ、トナーを滞留させる第1の滞留部を設けるととも
    に、当該第1の滞留部の下流側に所定の距離を隔てて第
    2の滞留部を設けたことを特徴とする現像剤搬送部材。
  2. 【請求項2】 二成分の現像剤を収容した装置ハウジン
    グと、前記装置ハウジングの開口部に配設された現像剤
    担持体と、前記装置ハウジングの内部に配設され、互い
    に異なった方向に現像剤を搬送しつつ、現像剤担持体に
    現像剤を供給する複数の現像剤搬送部材と、前記装置ハ
    ウジングの内部に少なくともトナーを含む現像剤を補給
    する補給口とを備えた現像装置において、 前記トナーが補給される現像剤搬送部材には、その現像
    剤の補給口の下流側に、現像剤の軸方向への搬送能力を
    他の部分よりも低下させ、トナーを滞留させる第1の滞
    留部を設けるとともに、当該第1の滞留部の下流側に所
    定の距離を隔てて第2の滞留部を設けたことを特徴とす
    る現像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の滞留部を、現像剤搬
    送部材の軸部に半径方向に沿って突設された整流板によ
    り構成したことを特徴とする請求項2に記載の現像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の滞留部を、現像剤搬
    送部材の螺旋状搬送翼を軸方向に沿って部分的に切除す
    ることにより構成したことを特徴とする請求項2に記載
    の現像装置。
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