JP2001181063A - 高熱伝導性炭素繊維複合材料 - Google Patents

高熱伝導性炭素繊維複合材料

Info

Publication number
JP2001181063A
JP2001181063A JP36133299A JP36133299A JP2001181063A JP 2001181063 A JP2001181063 A JP 2001181063A JP 36133299 A JP36133299 A JP 36133299A JP 36133299 A JP36133299 A JP 36133299A JP 2001181063 A JP2001181063 A JP 2001181063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon fiber
composite material
fibers
fiber composite
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36133299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4437580B2 (ja
Inventor
Shigeru Hanzawa
茂 半澤
Kenji Nakano
健治 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP36133299A priority Critical patent/JP4437580B2/ja
Publication of JP2001181063A publication Critical patent/JP2001181063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4437580B2 publication Critical patent/JP4437580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 炭素繊維のみを主原料として、切断面方向の
熱膨張係数が3.0×10-6/℃以上〜8.0×10-6
/℃以下の範囲にあり、冷却−加熱の変温サイクルを繰
り返しても、材料間の剥離現象を起こさず、また、熱伝
導度が少なくとも200W/mKである複合材料の提
供。 【解決手段】 長炭素繊維を各繊維の長手方向が相互に
平行となるように、成形槽中に引き揃えながら積層し、
このものを約600℃以下の温度に加温しながら、所定
の圧力を加えてバインダーを繊維と繊維間の間隙に含浸
させ、成形し、次いで得られた成形体を不活性雰囲気下
で、約2000〜3000℃の温度で焼成し、炭素繊維
の長手方向と焼成体の底部を形成する面とが形成する角
度が40°〜50°となるように、焼成体を切り出し加
工するかまたは、繊維の引き揃え時に、炭素繊維の長手
方向と焼成体の底部とが形成する角度が40°〜50°
となるよう引き揃えることにより製造しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、熱伝導効率が高
い複合材料であって、ヒートシンクや、ヒートパイプと
して好適に使用できる実質的に金属を含まない炭素繊維
複合材料に関する。
【0002】
【従来の技術】 現在、化石燃料の使用に伴う、炭酸ガ
スの発生、大気汚染物質であるNOx等の根本的な削減
が地球規模で問題となっている。化石燃料の有効利用を
図ることを目的に、化石燃料の燃焼時に発生する熱をエ
ネルギー源として有効に使用しようとする試みが各種な
されてきている。このような熱のエネルギー源としての
有効利用には、ヒートシンクやヒートパイプ等の材料と
して、熱伝導度に優れた材料の出現が求められてきてい
る。そのような材料としては、アルミ、銅、銅タングス
テン合金、銅モリブデン合金等の合金や、炭化珪素系材
料等が提案されている。しかし、これらの材料では、金
属を原料とするためにヒートシンク材の熱膨張係数が小
さく、使用状況においては、使用が制限されることがあ
る。また炭素繊維を一方向に配列した高熱伝導炭素繊維
複合材料が提案されているが、熱膨張係数が1.0×1
-6/℃と小さく、同様の問題を起こすことがあった。
【0003】 一方、本発明者等は、熱膨張係数が比較
的低く、熱伝導率が少なくとも300W/mKである熱
伝導度の高い材料として、炭素繊維と銅、アルミニウ
ム、銀、および金からなる群から選ばれた少なくとも一
種類の金属とからなり、熱伝導度が少なくとも300W
/mKである熱伝導体を先に提案して、平成11年2月
25日に特願平11−49050号として出願している
が、熱膨張係数を制御することが難しく、このものの場
合には、冷却−加熱の変温サイクルを繰り返している内
に、使用分野によっては、問題を生じるケースがあるこ
とが判明している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、炭素繊維
のみを主原料として、切断面方向または底部の平行な面
方向の熱膨張係数が3.0×10-6/℃以上〜8.0×
10-6/℃以下の範囲にあり、冷却−加熱の変温サイク
ルを繰り返しても、材料間の剥離現象を起こさず、ま
た、熱伝導度が少なくとも200W/mKである複合材
料を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明者等は、上記の
様な現状に鑑みて種々検討した結果、炭素繊維の長手方
向と焼成体の底部を形成する面とが形成する角度が40
°〜50°となるように焼成体を切り出し、加工するか
または、繊維の引き揃え時に、炭素繊維の長手方向と焼
成体の底部とが形成する角度が40°〜50°となるよ
う引き揃えることにより得られる実質的に炭素繊維と炭
素粉末からなる炭素繊維複合材料が上記目的を達成でき
ることを見出いだして、本発明を完成させたものであ
る。即ち、炭素繊維と炭素粉末からなる炭素繊維複合材
料であって、炭素繊維の長手方向と焼成体の底部を形成
する面とが形成する角度が40°〜50°であり、熱伝
導率が少なくとも200W/mKであり、切断面方向ま
たは底部の平行な面方向の熱膨張係数が3.0×10-6
/℃以上〜8.0×10 -6/℃以下の範囲にあることを
特徴とする高熱伝導性炭素繊維複合材料が提供される。
【0006】 更に、また、長炭素繊維を各繊維の長手
方向が相互に平行となるように、成形槽中に引き揃えな
がら積層し、このものを約600℃以下の温度に加温し
ながら、所定の圧力を加えてバインダーを繊維と繊維間
の間隙に含浸させ、成形し、次いで得られた成形体を不
活性雰囲気下で、約2000〜3000℃の温度で焼成
し、炭素繊維の長手方向と焼成体の底部を形成する面と
が形成する角度が40°〜50°となるように、焼成体
を切り出し加工するかまたは、繊維の引き揃え時に、炭
素繊維の長手方向と焼成体の底部とが形成する角度が4
0°〜50°となるよう引き揃えることよりなる、上記
高熱伝導性炭素繊維複合材料の製造方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明に係る高熱伝導性炭素繊
維複合材料は、繊維の長手方向を各炭素繊維が相互に平
行となるように一定方向に引き揃え、積層し、これにバ
インダー、所望により加えてもよい炭素粉末を添加し、
加温下で、加圧成形された炭素繊維複合材料を焼成し、
得られた焼成体である炭素繊維複合材料を、炭素繊維の
長手方向と焼成体の底部を形成する面とが形成する角度
が40°〜50°となるように切り出し、加工するかま
たは、繊維の引き揃え時に、炭素繊維の長手方向と焼成
体の底部とが形成する角度が40°〜50°となるよう
引き揃えることにより得られる実質的に炭素繊維と炭素
粉末からなる炭素繊維複合材料からなる。
【0008】 本発明に係る高熱伝導性炭素繊維複合材
料を製造するに際しては例えば図1に模式的に示した所
定の形状をし、加圧手段を有する成形槽内に、図1に示
したように長繊維炭素繊維を各繊維が相互に平行となる
ように一定方向に引き揃え積層し、積層した後、バイン
ダーを添加し、温度をかけながらこれを加圧手段、例え
ば、図1に示したようなボルトなどの加圧手段により、
あるいはホットプレス装置により、圧縮成形し、成形体
を得、この成形体を不活性雰囲気下で、約2000〜3
000℃の温度で焼成し、炭素繊維の長手方向と焼成体
の底部を形成する面とが形成する角度が40°〜50°
となるように、焼成体を切り出し加工するかまたは、繊
維の引き揃え時に、炭素繊維の長手方向と焼成体の底部
とが形成する角度が40°〜50°となるよう引き揃え
ることにより製造すればよい。
【0009】 使用する長繊維炭素繊維としては、一定
以上の長さがあれば、その種類は問わないが、通常はピ
ッチ系の長繊維炭素繊維が好適である。なお、炭素繊維
の表面に、遊離炭素が存在していると、引き揃え時に遊
離炭素が、離脱するなどして、均一に引き揃えができな
いこともあるので、この段階では、炭素繊維の表面に
は、なるべく遊離炭素が付着していないことが好まし
い。繊維の太さや長さは、最終製品の要求規格を考慮し
て選択すればよいが、通常は、太さが直径0.01mm
〜0.005mm程度であり、長さは、1m〜1.5m
程度のものが好適である。なお、引き揃え時には、炭素
繊維の引き揃え方向に、炭素繊維が引きちぎれない程度
に引っ張り強度をかけながら、引き揃え、その状態で、
バインダー浴に漬け、余剰のバインダーを取り除いた
後、バインダーの硬化温度、例えば、200℃以上に加
熱し、バインダーを硬化させて、成形品を得た後、引っ
張り強度を解除してもよい。
【0010】 即ち、一定方向に長繊維炭素繊維を引き
揃えた後、所望とする強さの圧力をかけた状態で、液状
のバインダーを含むバインダー浴に成形槽ごと浸漬し、
繊維と繊維との間の間隙に充分バインダーが浸透するよ
うにする。浸透を充分に行うためには、場合によって
は、バインダー浴に加圧して、浸透を促進してもよい。
バインダーとしては、石油系のバインダーが好適に使用
される。場合によっては、適当な有機溶媒にバインダー
を溶解させ、粘度を低くして、浸透を促進しやすくして
もよい。バインダーの浸漬量は、繊維と繊維間の空隙量
によっても異なるが、通常は、空隙量は、30容量%〜
50容量%であるので、その少なくとも85%以上、好
ましくは、90%以上がバインダーで占められるように
することが好ましい。
【0011】 かくして、バインダーを浸透させた後、
バインダーを硬化させて得られる、繊維の方向がすべて
同一方向に引き揃えられた成形品は、繊維の方向が一方
向であることから、通常は、UD材と称される。勿論、
成形品を焼成し、焼成体としたものも、繊維の引き揃え
方向は、一方向であることには変わりはないので、これ
もUD材と称されることもある。焼成は、バインダーが
完全に炭化するに十分な条件で行えばよい。即ち、窒素
ガス、アルゴンガス等の不活性雰囲気下で、約2000
〜3000℃の温度で焼成する。かくして得られた焼成
体を炭素繊維の長手方向と焼成体の底部を形成する角度
が40°〜50°となるように、切り出し加工するかま
たは、繊維の引き揃え時に、炭素繊維の長手方向と焼成
体の底部とが形成する角度が40°〜50°となるよう
引き揃えることにより、目的とする、炭素繊維と炭素粉
末からなる炭素繊維複合材料であって、熱伝導率が少な
くとも200W/mKであり、切断面方向または底部の
平行な面方向の熱膨張係数が3.0×10-6/℃以上〜
8.0×10-6/℃以下の範囲にあることを特徴とする
高熱伝導性炭素繊維複合材料が製造することができる。
【0012】 本発明に係る熱伝導体は、炭素繊維で基
本骨格が構成されているので、熱膨張係数の変動が少な
く、その切断面方向または底部の平行な面方向の熱膨張
係数は、銅タングステン合金、銅モリブデン合金等とほ
ぼ同じ、4×10 -6/℃以上〜8×10-6/℃以下の範
囲とすることができる。切断面方向または底部の平行な
面方向の熱膨張係数を上記の範囲内に制御するには、炭
素繊維の長手方向と焼成体の底部を形成する面とが形成
する角度が40°〜50°の範囲内にすればよい。炭素
繊維引き揃えのときに、成形用容器の底部が水平面に対
して、40°〜50°の角度を持って形成されたものを
使用してもよい。但し、この場合には両端部を焼成体の
底部に対して垂直になるように切り出し加工する。底部
が水平面に対して平行な容器を使用した場合には、成
形、焼成した後の焼成体を炭素繊維の長手方向に対して
40°〜50°の角度を形成する様に、切り出し加工し
て製造する。なお、炭素繊維の長手方向と焼成体の底部
を形成する面とが形成する角度を40°〜50°の範囲
内に加工できる方法であれば、上記の方法に何ら限定さ
れるものではない。例えば、バインダー浴に浸漬したも
のを、風乾後、バインダーの硬化温度又はそれ以上で焼
成して、バインダー硬化させて得られたものを上記のよ
うに切断し加工して、最後に焼成してもよい。炭素繊維
の長手方向と焼成体の底部を形成する面との関係を模式
的に示したのが図2である。この場合には、(11)で
表される切り出し面は、炭素繊維の長手方向(10)に
対して、ほぼ、45°となるように切り出したものであ
る。
【0013】 本発明に係る熱伝導体は、基本素材が炭
素繊維から製造されており、かつ繊維の長手方向と底部
と平行な面とが40°〜50°の角度となるように構成
されているために、切断面方向または底部の平行な面方
向の熱膨張係数が4×10-6/℃以上〜8×10-6/℃
以下の範囲に制御されており、かつ、その昇温による変
動も少なく、熱伝導率も200W/mK以上と高いの
で、ヒートシンクやヒートパイプ用の材料として好適で
ある。従って、著しい温度遍歴に曝される使用環境下に
おいて好適に使用される。
【0014】
【実施例】 以下、本発明を実施例、比較例を以って説
明するが、本発明は、これらの例により何ら限定される
ものではないことは勿論である。
【0015】(実施例)図1に模式的に示した所定の形
状をし、加圧手段を有する成形槽内(2)に、直径約7
μmの長繊維炭素(4)を12000本束にしたものを
成形槽の長手方向に平行に積層し、積層した炭素繊維を
槽の蓋(1)の四隅に取り付けられているボルト(3)
を締め、蓋(1)の突出部を容器本体内に押し込み、炭
素繊維を圧縮成形した。このものを溶融された石油ピッ
チからなるバインダーを収納しているバインダー浴内に
成形槽ごと浸漬し、外部から加圧して、成形槽本体に設
けられたバインダー含浸用孔(5)から溶融したバイン
ダーを炭素繊維と炭素繊維との間隙に含浸させ、成形槽
をバインダー浴から引き上げ、ついで、そのままの状態
で、バインダーの硬化温度を超える温度で加熱しバイン
ダーを硬化させ、いわゆるUD材を成形した。成形した
UD材を、成形槽から離型し、このものを不活性雰囲気
下で、約2000〜2500℃の温度で焼成し、炭素繊
維の長手方向と焼成体の底部を形成する角度が約40°
となるように、焼成体を切り出し加工し、本発明に係る
炭素繊維複合材料を製造した。
【0016】 得られた炭素繊維複合材料の熱伝導度と
熱膨張係数を、それぞれ、アルゴン雰囲気下で、レーザ
ーフラッシュ法により測定した。このものの熱伝導度と
熱膨張係数は、それぞれ200W/mK、5×10-6
℃、であった。
【0017】(比較例)実施例と同様の操作を繰り返し
ていわゆるUD材を形成した。このものを実施例1と同
様に不活性雰囲気下で、焼成し、UD材からなる炭素繊
維複合材料を製造した。
【0018】 得られた炭素繊維複合材料の熱伝導度と
熱膨張係数を、実施例と同様に、アルゴン雰囲気下で、
レーザーフラッシュ法により測定した。このものの熱伝
導度と熱膨張係数は、それぞれ300W/mK、1×1
-6/℃であった。得られた炭素繊維複合材料は熱伝導
度は大きいものの、熱膨張係数が低すぎ、ヒートシンク
等として使用するには、問題があることが判明した。
【0019】
【発明の効果】 本発明に係る高熱伝導性炭素繊維複合
材料は、基本骨格が炭素繊維で構成されているために、
金属、金属合金等と比較して、著しく、熱膨張係数が低
いことに加え、同様の方法で製造された2D材からなる
炭素繊維複合材料と比較しても、熱伝導度が少なくとも
200W/mKと高く、ヒートシンク、ヒートパイプ等
の製造用材料として使用可能である。加えて、異種材料
同士からなる複合材料に比較して、熱遍歴による熱膨張
率の差に起因する剥がれ等が起こらないという優れた性
質を有する。また、本発明に係る炭素繊維複合材料の製
造方法によれば、上記のごとき優れた性質を有する高熱
伝導性炭素繊維複合材料が提供されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る炭素繊維複合材料を製造するた
めに使用する装置であり、繊維の引き揃え状態を示すた
めに、装置の一部を省略した模式図である。
【図2】 炭素繊維の長手方向と焼成体の底部を形成す
る面との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1…蓋、2…装置本体、3…ボルト、4…炭素繊維、5
…バインダーの含浸用の孔、10…炭素繊維の長手方
向、11…切り出し面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素繊維と炭素粉末からなる複合材料で
    あって、炭素繊維の長手方向と焼成体の底部を形成する
    面とが形成する角度が40°〜50°の範囲内にあり、
    熱伝導率が少なくとも200W/mKであり、切断面方
    向または底部と平行な面方向の熱膨張係数が3.0×1
    -6/℃以上〜8.0×10-6/℃以下の範囲にあるこ
    とを特徴とする高熱伝導性炭素繊維複合材料。
  2. 【請求項2】 所望により炭素粉末で表面が被覆されて
    いてもよい長炭素繊維を各繊維の長手方向が相互に平行
    となるように、成形槽中に引き揃えながら積層し、この
    ものを約600℃以下の温度に加温しながら、所定の圧
    力を加えてバインダーを繊維と繊維間の間隙に含浸さ
    せ、成形し、次いで得られた成形品を不活性雰囲気下
    で、約2000〜3000℃の温度で焼成し、炭素繊維
    の長手方向と焼成体の底部をとが形成する角度が40°
    〜50°となるように、焼成体を切り出し加工するかま
    たは、繊維の引き揃え時に、炭素繊維の長手方向と焼成
    体の底部とが形成する角度が40°〜50°となるよう
    引き揃えることにより製造することを特徴とする、炭素
    繊維と炭素粉末からなる炭素繊維複合材料であって、熱
    伝導率が少なくとも200W/mKであり、切断面方向
    または底部の平行な面方向の熱膨張係数が3.0×10
    -6/℃以上〜8.0×10-6/℃以下の範囲にある高熱
    伝導性炭素繊維複合材料の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の高熱伝導性炭素繊維複
    合材料からなることを特徴とするヒートシンク。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の高熱伝導性炭素繊維複
    合材料からなることを特徴とするヒートパイプ。
JP36133299A 1999-12-20 1999-12-20 高熱伝導性炭素繊維複合材料 Expired - Lifetime JP4437580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36133299A JP4437580B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 高熱伝導性炭素繊維複合材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36133299A JP4437580B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 高熱伝導性炭素繊維複合材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001181063A true JP2001181063A (ja) 2001-07-03
JP4437580B2 JP4437580B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=18473151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36133299A Expired - Lifetime JP4437580B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 高熱伝導性炭素繊維複合材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4437580B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4437580B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1696046B1 (en) Process for producing a metal-based carbon fiber composite material
US5390217A (en) Carbon fiber-reinforced carbon composite materials processes for their production, and first walls of nuclear fusion reactors employing them
JP6276514B2 (ja) セラミックマトリックス複合材料内の内部キャビティ及びそのためのマンドレルを作成する方法
US20060220320A1 (en) Thermal insulation structures comprising layers of expanded graphite particles compressed to different densities and thermal insulation elements made from these structures
JP3673436B2 (ja) 炭素基金属複合材料およびその製造方法
JP2013256436A5 (ja)
CN105695783A (zh) 一种石墨烯/铜基复合材料及其制备方法
US6699555B2 (en) Bonding of thermal tile insulation
JP4437580B2 (ja) 高熱伝導性炭素繊維複合材料
US7588179B2 (en) Bonding of carbon fibers to metal inserts for use in composites
JP2016180185A (ja) アルミニウム合金−セラミックス複合体、この複合体の製造方法、及びこの複合体からなる応力緩衝材
KR101956683B1 (ko) 금속탄화물 필러 함유 섬유강화 세라믹 복합소재 제조방법
RU2427530C1 (ru) Способ получения многослойного углеродного теплоизоляционного материала и многослойный материал
KR101221060B1 (ko) 탄소성형체 또는 탄소소성체와 알루미늄의 계면에 탄화규소가 형성된 탄소기반 알루미늄 복합재료 및 그 제조방법
JP4260426B2 (ja) ヒートシンク
JP6164632B2 (ja) 炭素基金属複合材料の製造方法
JP6263324B2 (ja) アルミニウム合金−セラミックス複合体の製造方法
RU2422358C2 (ru) Способ получения углерод-углеродного композиционного материала
Jackson et al. The fabrication of components from aluminium reinforced with silica fibres
Choi et al. Manufacturing of Carbon Nanotube Preform with High Porosity and Its Application in Metal Matrix Composites
JP2000247758A (ja) 熱伝導体
WO2016194444A1 (ja) 炭化珪素セラミックス接合体
CN113563095B (zh) 金属陶瓷闸片、碳陶制动盘的制备方法及摩擦副对偶
JP2011132093A (ja) 複合材料の製造方法
JPH01230487A (ja) 耐熱・耐酸化性高強度部材およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4437580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term