JP2001179145A - 離型剤スプレー装置用スプレー位置合わせ具 - Google Patents

離型剤スプレー装置用スプレー位置合わせ具

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JP2001179145A
JP2001179145A JP36839499A JP36839499A JP2001179145A JP 2001179145 A JP2001179145 A JP 2001179145A JP 36839499 A JP36839499 A JP 36839499A JP 36839499 A JP36839499 A JP 36839499A JP 2001179145 A JP2001179145 A JP 2001179145A
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JP
Japan
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spray
laser beam
spray nozzle
nozzle
laser
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JP36839499A
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English (en)
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Hachiro Doi
八郎 土井
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Ahresty Corp
Original Assignee
Ahresty Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離型剤スプレー装置に多数配設された各ス
プレーノズルのスプレー方向を、金型のキャビティ形状
に応じて容易且つ適確にしかも作業者の経験や熟練を要
することなく短時間に位置合わせすることができる離型
剤スプレー装置用スプレー位置合わせ具を提供するこ
と。 【解決手段】 小型レーザー1におけるレーザービーム
放出側1aと反対側位置にアタッチメント2を設け、該
アタッチメントをスプレー装置のスプレーノズル先端部
B’に装着した状態でレーザービームLを金型キャビテ
ィにおける所望のスプレー位置に向けることにより上記
スプレーノズルのスプレー方向を位置合わせするように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト鋳造等
において金型のキャビティ表面に離型剤をスプレー塗布
したりエアブローを行なうための離型剤スプレー装置、
そのスプレー装置に多数個設けられた各スプレーノズル
のスプレー方向を個別に位置合わせ(位置決め)するた
めの離型剤スプレー装置用スプレー位置合わせ具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ダイカスト鋳造する場合、金型のキャビ
ティに離型剤を適確に適量をスプレーしないと、金型の
焼き付きや鋳造品の湯流れ不良等を引き起こす。一方、
金型のキャビティに離型剤をスプレーするためのスプレ
ー装置には、離型剤を金型のキャビティ全面に一度にス
プレーできるように多数のスプレーノズルが配設されて
おり、その際、各スプレーノズルのスプレー方向を金型
のキャビティ形状に応じて個別に位置合わせ(位置決
め)しないと、金型キャビティの全体に離型剤を適確に
スプレーすることができない。しかし乍ら従来では、ス
プレー装置における各スプレーノズルのスプレー方向を
位置合わせする場合、マシンにセットした金型に向けて
全ノズルについて試し噴射を行なうなどもっぱら作業者
の感に頼っており、位置合わせ作業に経験と熟練を要
し、周囲や作業者が離型剤まみれになるだけでなく、位
置合わせ作業に長時間を要する割りにはあまり正確な位
置合わせを行なうことができなかった。その為に、金型
のキャビティに離型剤を必要量以上にスプレーしている
のが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、離型剤スプレ
ー装置に多数配設された各スプレーノズルのスプレー方
向を、金型のキャビティ形状に応じて容易且つ適確にし
かも作業者の経験や熟練を要することなく短時間に位置
合わせすることができる離型剤スプレー装置用スプレー
位置合わせ具を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の離型剤スプレー装置用スプレー位置合わせ具は、
レーザービームを放出する小型レーザーからなり、レー
ザービーム放出側と反対側位置にスプレー装置のスプレ
ーノズル先端部に着脱自在に装着されるアタッチメント
を設け、このアタッチメントをスプレー装置のスプレー
ノズル先端部に装着した状態でレーザービームを金型キ
ャビティにおける所望のスプレー位置に向けることによ
り上記スプレーノズルのスプレー方向を位置合わせする
ようにした事を特徴としたものである。この際、前記小
型レーザーとして、その出力が、例えば1mW未満の弱
い赤色可視光を放出する公知のレーザーポインターを用
いることが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な好適実施
例を図面に基づいて詳細に説明するが、本発明は図示実
施例のものに限定されるものではない。図中の符号A
は、離型剤スプレー装置におけるスプレーユニット部の
一部分を示し、BはスプレーユニットAに多数配設され
たスプレーノズルを示し、またCは金型を示し、Dはス
プレーノズルBからスプレーされた離型剤をスプレーさ
れるキャビティを示し、そしてEは本発明に係るスプレ
ー位置合わせ具である。
【0006】本発明に係るスプレー位置合わせ具Eは、
基本的にレーザービームLを放出する小型レーザー1か
ら構成され、レーザービームの放出側1aと反対側位置
にスプレー装置のスプレーノズル先端部B’に着脱自在
に装着されるアタッチメント2を設けてなる。
【0007】小型レーザー1としては、片手で保持でき
且つその出力が1mW未満の弱いものであって、例えば
赤色の可視光を放出する小型のレーザーを用いる。具体
的には、レーザーポインターとして市販されている短小
略棒形状に形成された小型のレーザーを利用することが
できる。そして、小型レーザー1の基端、すなわちレー
ザービームLを放出する側1aとは反対側位置に、スプ
レー装置のスプレーノズルBの先端部B’に着脱自在に
装着されるアタッチメント2を取外し可能に設ける。
尚、図中の符号11はレーザービームLの放出をオン・
オフするためのスイッチである。
【0008】アタッチメント2は、レーザービームLの
放出方向とスプレーノズルBによる離型剤のスプレー方
向とを合致させるべく小型レーザー1をスプレーノズル
Bの先端部B’に装着保持させるためのものであり、ス
プレーノズルBの先端部B’にできるだけガタつくこと
なく嵌入装着し得るような大きさの嵌入凹部21を形成
してなり、小型レーザー1のレーザービーム放出側1a
とは反対側位置に螺合又は嵌合挿着させることにより小
型レーザー1に対して取外し可能に設ける。
【0009】また、このアタッチメント2は、各種タイ
プ・大きさのスプレーノズルBにも対応できるように、
嵌入凹部21の大きさや形状が異なるものを予め何種類
かを用意しておき、スプレーノズル先端部B’の大きさ
や形状に応じて付け替えて使用することが好ましい。ち
なみに、図示実施例のスプレーノズルBは、ノズル先端
部B’がボールジョイントのような球面座に形成されて
スプレーユニットAに首振り自在に設置されている。
【0010】而して、各スプレーノズルBのスプレー方
向を位置合わせ(位置決め)する場合には、スプレーノ
ズルBの先端部B’の形状・大きさに適合した(形状・
大きさに形成された嵌入凹部21を備えた)アタッチメ
ント2を選択して、それを予めレーザービーム放出側1
aとは反対側位置に一体的に取付けておく。そうして、
本スプレー位置合わせ具EをスプレーノズルBの先端部
B’に、アタッチメント2(の嵌入凹部21)を介して
装着せしめ、レーザービーム放出側1aからレーザービ
ームLを金型CのキャビティDへ向けて放出せしめる。
すると、金型CのキャビティDがレーザービームLで指
し示されるので、その状態でもって、即ち本スプレー位
置合わせ具EをスプレーノズルBの先端部B’に装着し
たままの状態で、本スプレー位置合わせ具Eをスプレー
ノズルBの先端部B’を中心にして動かして、レーザー
ビームLで指し示される個所を金型キャビティDにおけ
る所望のスプレー位置に移動させる。そうすると、本ス
プレー位置合わせ具Eと一体になってスプレーノズルB
の先端部B’の向き(スプレー方向)が動き、且つスプ
レーノズルBの先端部B’の向き(スプレー方向)がレ
ーザービームLの向きと合致しているので、スプレーノ
ズルBのスプレー方向が位置合わせ(位置決め)され
る。この様に、以上の位置合わせ(位置決め)作業を各
スプレーノズルBについて個別に行なうものである。
【0011】尚、本スプレー位置合わせ具Eが適用可能
なスプレーノズルBとしては、図示実施例のようにノズ
ル先端部B’がボールジョイントのような球面座により
首振り自在に形成されたものに限らず、ノズル先端部が
動きえる構造のものなら容易に適用可能であり、ノズル
先端部が動くものでなくともスプレーユニットの向きを
調整することにより適用可能であり、例えば銅パイプ式
のスプレーノズルでも適用可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明の離型剤スプレー装置用スプレー
位置合わせ具は斯様に、レーザービーム放出側と反対側
位置にアタッチメントを設け、該アタッチメントをスプ
レー装置のスプレーノズル先端部に装着した状態でレー
ザービームを金型キャビティにおける所望のスプレー位
置に向けることにより上記スプレーノズルのスプレー方
向を位置合わせするようにしたので、離型剤をスプレー
したい個所をレーザービームで指し示すだけでスプレー
方向の位置合わせ(位置決め)が可能となる。従って、
実際に離型剤を金型キャビティに向け噴射させずとも離
型剤スプレー装置に多数配設された各々のスプレーノズ
ルのスプレー方向を、金型のキャビティ形状に応じて容
易に且つ正確に位置合わせすることが出来る。その結
果、実際の離型剤スプレー工程において離型剤を必要量
以上にスプレーせずとも済み、離型剤の消費を抑制する
ことが出来る。
【0013】しかも、作業者の経験や熟練を要すること
なく、短時間に且つ適確に位置合わせ作業を行なうこと
が可能となると共に、実際に離型剤を金型キャビティに
向け噴射させずともスプレー方向の位置合わせが出来る
ので、周囲や作業者が離型剤まみれになる惧れがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一例を示す平面図。
【符号の説明】
A:スプレーユニット部 B:スプレ
ーノズル B’:ノズル先端部 C:金型 D:キャビティ D:スプレ
ー位置合わせ具 L:レーザービーム 1:小型レーザー 1a:レー
ザービーム放出側 2:アタッチメント 11:スイ
ッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザービームを放出する小型レーザー
    からなり、レーザービーム放出側と反対側位置にスプレ
    ー装置のスプレーノズル先端に着脱自在に装着されるア
    タッチメントを設け、該アタッチメントをスプレー装置
    のスプレーノズル先端部に装着した状態でレーザービー
    ムを金型キャビティにおける所望のスプレー位置に向け
    ることにより上記スプレーノズルのスプレー方向を位置
    合わせするようにした事を特徴とする離型剤スプレー装
    置用スプレー位置合わせ具。
  2. 【請求項2】 前記小型レーザーがレーザーポインター
    である請求項1記載の離型剤スプレー装置用スプレー位
    置合わせ具。
JP36839499A 1999-12-24 1999-12-24 離型剤スプレー装置用スプレー位置合わせ具 Pending JP2001179145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532318A (ja) * 2004-04-14 2007-11-15 バラルディ、ルブリフィカンティ、エス、アー、エル テクノロジー工程において温度調整を最適化する方法

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JP2007532318A (ja) * 2004-04-14 2007-11-15 バラルディ、ルブリフィカンティ、エス、アー、エル テクノロジー工程において温度調整を最適化する方法

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