JP2001179084A - 液体処理装置 - Google Patents

液体処理装置

Info

Publication number
JP2001179084A
JP2001179084A JP37693899A JP37693899A JP2001179084A JP 2001179084 A JP2001179084 A JP 2001179084A JP 37693899 A JP37693899 A JP 37693899A JP 37693899 A JP37693899 A JP 37693899A JP 2001179084 A JP2001179084 A JP 2001179084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
reaction
compound
chemical
rotating disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37693899A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Eiji Nishimoto
栄司 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP37693899A priority Critical patent/JP2001179084A/ja
Priority to US09/733,350 priority patent/US6491829B2/en
Priority to EP20000128330 priority patent/EP1110598B1/en
Priority to DE2000615482 priority patent/DE60015482T2/de
Publication of JP2001179084A publication Critical patent/JP2001179084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0053Details of the reactor
    • B01J19/006Baffles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0053Details of the reactor
    • B01J19/0066Stirrers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/18Stationary reactors having moving elements inside
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00074Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
    • B01J2219/00076Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids with heat exchange elements inside the reactor
    • B01J2219/00085Plates; Jackets; Cylinders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00189Controlling or regulating processes controlling the stirring velocity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00761Details of the reactor
    • B01J2219/00763Baffles
    • B01J2219/00779Baffles attached to the stirring means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/19Details relating to the geometry of the reactor
    • B01J2219/192Details relating to the geometry of the reactor polygonal

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】常態では、いかなる薬品にも反応しない化合物
を反応薬品で他の化合物に生成させることにより、有害
化合物をも無害化することを得る。常温、常圧下におい
て安定的に継続してこの反応を得るため、実用性の高い
効果的な方法を提供する。 【解決の手段】高速回転反応装置常態では、いかなる薬
品にも反応しない化合物を溶融または浮遊させた液体に
反応薬品を混合した状態の混合溶液とし、この混合溶液
を、高速回転盤で攪拌し、そこで得られる高い摩擦熱と
負圧により、ラジカル引き抜き反応を発生させ、不対分
子と反応薬品の結合行い、目的とする他の物質を生成さ
せる装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体に溶融又は
浮遊した、常態では化学的に反応しない物質を、他の目
的とする化合物にするための、高速回転盤反応装置に関
するもである。
【0002】
【従来の技術】従来、常態において薬品を加えただけで
は化学的に反応しない物質を反応させるためには、下記
のような物理的な処理を加えて反応をさせる方法があ
る。 超臨界水酸化分解法: 超臨界水は、水の超臨界点
374度C以上22MPaを越えたた状態の水で、気体
のように活発に動き回り対象を分解する。実際は600
度22MPa等の反応条件が必要である。 アルカリ触媒分解法: 水素供給体、炭素系触媒お
よびアルカリ(水酸化カリウム)を添加した後、窒素雰
囲気下常圧で300〜350度Cに加熱し脱塩素化す
る。 これらの方法は、精密で複雑な装置を必要とし、処理時
間が長かったり、処理単位が小さいため、実験的に可能
な方法として存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の問題点で
は、高温、高圧下や窒素雰囲気下で密閉処理を行う必要
があり、高温高圧下や腐食に耐える堅牢な反応容器が必
要であり、保守管理に高度な制御技術が要求される方法
であり、共通して連続処理に不向きであるため実用に供
するには経済効率の点で難しい課題があった。本発明
は、こうした問題点を解決したもので、常態では反応し
ない物質を、常温、常圧,短時間、連続的の条件下で、
他の目的とする化合物に生成する事が可能な方法であ
る。
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】上記目的を達成
するために本発明は、縦長八角形筒状ボックス内部に
上部ジヤマ板下部ジヤマ板▲10▼を設け、外部高速
モーターに直結する高速回転軸に窪み若しくは穴の
明いた高速回転円盤を装着した高速回転盤反応装置に
混合溶液を導入管より取り入れ、高速回転盤により攪拌
し他の化合物に変化させて取り出し口より排出する。本
発明は、以上のような構成よりなる高速回転盤反応装置
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。縦長八角形筒状ボックスの攪拌装置内部
を、上部及び下部を仕切板で仕切り上部空間Aを冷却
室、下部空間Bを攪拌室とし、それぞれ独立性を保つ構
造とする。冷却室は、外部モーターに直結する高速回
転軸の軸受ハウスの発熱を防止するために循環する
冷却水で満たされている。冷却水は冷却水取入口▲15
▼から取入れられ、冷却後冷却水出口▲16▼から排出
する。攪拌室最下部には、処理液体と目的の化合物を生
成するための反応薬品との混合溶液を取入れる導入管
を有する。 導入管は送入ポンプ▲13▼、送入バル
ブ▲14▼により混合溶液の攪拌室への取り入れ流量を
制御する。攪拌室の下部の8角形のそれぞれの角には、
攪拌室に収容された混合溶液を上昇回転水流にさせるた
めの下部ジヤマ板▲10▼を設ける。攪拌室の上部の8
角形のそれぞれの角には、下部より上昇して来た液体を
下降させるための上部ジヤマ板を設ける。回転円盤
と円盤の間には、それぞれ対流を制御するための対流
止を取り付け、混合溶液の対流速度を弱めている。攪
拌室のストロークはこうした混合溶液の水流をコントロ
ールし、最適な反応状況を現出するサイズに設定する。
このため、混合溶液の取入から処理終了水の取り出し
口までの対流過程で目的とした物質の生成反応は終了
し、未反応の溶液が排出されることはない。攪拌室上部
には、反応処理が終了した処理終了水の取出口▲11▼
を有する。取出口▲11▼には、排出流量調整のための
取出口バルブ▲12▼が設けられている。
【0006】
【回転円盤の構造と役割】使用される回転円盤は表
裏に多くの窪み若しくは多くの穴をあけ混合液中で高速
回転することにより負圧現象が発生し、同時に液体の分
子運動による高温の摩擦熱が発生する、この現象の相乗
からラジカル引き抜き反応が発生する。一方、固体状態
で混合されていた反応薬品が摩擦熱により液状化し、ラ
ジカル引き抜き反応により引き抜かれた不対分子と混合
された反応薬品を結合する条件を整え、他の目的とする
物質を生成する。
【0007】
【縦長八角形筒状ボックスの組み立て構造】縦長八角
形筒状ボックスの最上部及び最下部には、それぞれ蓋
▲17▼部分と底板部分が八角形筒状ボックス本体
に脱着可能な状態でボルトで止められ密閉状態の構造と
なる。 蓋▲17▼の中央部には、外部高速モーター
に直結する高速回転軸を下部攪拌室に通す軸受けハウ
ス▲21▼の開口部がある。 軸受けハウス▲21▼は
上部をモーターの外縁部にボルト止めされている。モー
ターは蓋▲17▼にボルト止めされている。軸受けハ
ウス▲21▼の下部は座金▲18▼で仕切板にボルト
止めされている。 軸受けハウス▲21▼は高速回転軸
をセラミック製のボールベアリングによって軸受し、
ボールベアリングはミスト状のオイルが噴霧され潤滑が
保たれている。軸受けハウス▲21▼内は冷却水や混合
溶液が流入しない構造となっている。縦長八角形筒状ボ
ックスは中央部で上部空間A冷却室と下部空間B攪拌
室に仕切られている。 仕切板は高速回転軸を通過
させる開口部がある。高速回転軸と仕切板とはオー
リング▲20▼やパッキングでシールされている。
【0008】
【攪拌室の対流止め】攪拌室内部にある複数の回転円
盤の間に、液体の対流速度を弱めるための対流止め
を設ける。対流止めはボックス内部にあるL型の突起
部分である対流止板受▲19▼に、ボルトで取り付けら
れ脱着が可能な構造になっている。
【0009】
【下部ジャマ板▲10▼】攪拌室最下部の八角形筒状の
それぞれの角に、下部ジャマ板▲10▼を取り付けてい
る。ジャマ板▲10▼は液体の上昇を発生させる取り付
け角度とスピン水流を発生させる角度に取り付けられて
いる。
【上部ジャマ板】攪拌室最上部の八角形筒状のそれぞ
れの角に、上部ジャマ板を取り付けている。 上部ジ
ャマ板は液体の下降を発生させる取り付け角度と、処
理水の取り出しに適合する角度に取り付けられている。
【0010】
【混合溶液の取り入れ及び排出】ボックス内部の攪拌室
への混合溶液の取り入れは、最下部の導入管より処理
液体と目的の化合物を生成するための反応薬品との混合
した混合溶液を、送入ポンプ▲13▼と送入バルブ▲1
4▼とで流量を調整しながら行う。 継続した作動状況
では、混合液の取り入れは攪拌室内のスピン水流にバキ
ュームされる状態で行われるため、送入バルブ▲14▼
で制御する形で連続注入となる。反応終了後の処理水の
排出は攪拌室の上部に取り付けた取出口▲11▼より行
う。取出口▲11▼は攪拌室の八角形筒状の各面に取り
付けられており、縦長八角形筒状ボックスの外周で収
束される。 収束されて1本となった部分には、取出口
バルブ▲12▼を設け排出量を調整出来る構造となって
いる。
【0011】
【回転円盤の材質】円盤の材質は鋼鉄製の堅牢なも
ので、高速度回転により発生する摩擦熱や液体の粘性に
よる摩擦抵抗に耐える強度を持ち、処理対象溶液や反応
薬品に侵されない素材を用いる
【0012】
【作 用】回転円盤は、円盤に明けた多数の穴若
しくは多数の窪みが混合液体との摩擦を高め、高熱を発
生する。 また同時に、これらの窪み若しくは穴に起因
して、流体運動理論のベルヌーイの定理により負圧が発
生する。 この2つの作用により混合溶液を構成する物
質から特定分子を引き抜くラジカル反応を起こし、混合
溶液内の処理対象分子を不対分子化し反応薬品と反応さ
せ、常態では反応しない物質を反応薬品の選別により、
他の目的とする化合物に変化させることが出来る。これ
らの作用のため、反応環境に加熱や加圧を別途に行う必
要がない。
【0013】
【操 作】1.送入ポンプ▲13▼を作動させて、導
入管を通じて処理対象の混合溶液を攪拌室へ導入す
る。 2.高速モーターを作動させて、高速攪拌を行いラジカ
ル反応を発生させる。 3.混合溶液は高速攪拌処理が終了後の処理水として、
攪拌室上部の取出口▲11▼から取出口バルブ▲12▼
で流量を調整し、外部へ取り出す。
【0014】
【本発明による効果】高速回転攪拌反応装置の構造上の
効果 1.反応装置が縦長8面体ボックスのため、攪拌による
回転水流がそれぞれの角面に衝突し、反動内転が8面で
起こり水流が中心部へ求心され、回転円盤による攪拌
状態が促進される効果がある。 2.回転円盤に窪みや穴を明け高速回転させることに
より、分子運動による高温の摩擦熱を発生させると同時
にベルヌーイの定理による負圧が発生し、相乗して分子
結合を引き抜くラジカル引き抜き反応を連続的におこさ
せる効果がある。 3.回転円盤を複数枚取付け、その間に対流止め及
び上部ジャマ板下部ジャマ板▲10▼を設置し、8面
体の内転水流等の相乗効果により、水流の中心部への集
中、回転円盤面への集中を行ない、高速で回転する回
転盤と混合溶液との滑り現象や渦流現象を制御し攪拌
効率を高める効果がある。 4.高速回転で起こる水流が、上部ジャマ板と下部ジ
ャマ板▲10▼の整流効果と円盤の負圧効果から、攪
拌室内は急激なスピンが掛かった上昇水流となり導入管
から混合溶液を吸い上げる効果となる。この効果か
ら、本発明は混合溶液を上部から注入する場合に起こ
る、処理溶液が攪拌槽に均等濃度で分散されない問題を
解決する効果がある。 5.回転円盤を混合溶液内で高速回転させることによ
り、水の分子運動による高温の摩擦熱が発生する。この
摩擦熱は、混合溶液内に予め投入されている、固体粒子
状に存在する反応薬品を溶融し液体状態にし、さらに分
子拡散により液内濃度を均一化する効果がある。この効
果は、ラジカル引き抜き反応によって起こった不安定な
ラジカル(浮遊基)に反応薬品を結合させ、目的とする
他の分子を生成するのに不可欠な要素である。 高速回転攪拌反応装置の実用上の効果 1.この発明は、具体的にはPCBを始めとする、人工
化合物で後に有害として指定された物質で、その処理が
常態では困難な状況にある物質を無害化する手段として
特に有効なもので、常温、常圧下において安定的に継続
してその処理が可能であり、この問題を解決する実用上
の効果は大きい。 2.この発明は、燃焼や高圧状態、高温状態の中で処理
するものでなく、燃焼による副生物の発生や灰の発生も
無く安全な方法での処理が可能である。 3.効率的な連続処理が可能なものであるため、小規模
プラントで大きな処理が可能のため、設備のための敷
地、経費を軽減する効果がある。 4.現在保有されている有害物質の保管場所近くにプラ
ント設置が可能のため、有害物質の移動による危険を回
避することが出来る効果がある。
【0015】
【実 施 例】この発明を図面(後ページ参照)に基づ
いて説明する。図1は本発明の高速回転盤反応装置の実
施例を示す平面図であり、図2は断面図を示したもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦長八角形筒状ボックスは鋼鉄製板にて形成
され、中間を仕切板で仕切られている。仕切板より
上部は冷却水が滞留する冷却室、仕切板より下部は溶
液が滞留する攪拌室となる。縦長八角形筒状ボックス
の上方部に設置された、高速回転モーターの動力を高
速スピンドルに直結し、高速スピンドルの下部に間
隔をあけて取り付けられた、複数の回転円盤を回転し
て攪拌する。冷却室は、高速スピンドルを冷却するた
めのウオータージャケット機能を持ち、冷却水を冷却水
取入口▲15▼より取入れ、冷却終了後冷却水出口▲1
6▼で排出する。 高速スピンドルが冷却室を貫く軸
受ハウスは座金で仕切り板に固定され、オーリング▲
20▼で気密が保たれている。攪拌室の底板に混合溶
液取入口を設ける。 混合溶液は送入ポンプ▲13▼
又は、攪拌室内からのバキユームで流量調節機能のつい
た送入バルブ▲14▼を経て導入管を通じて攪拌室へ
注入される。 攪拌室に収容された混合溶液は、底部の
角に設けられたジャマ板により上昇し、回転円盤の
中間に位置する対流止めの間を通過しさらに上昇す
る。 攪拌室の最上部の角に設けられたジャマ板▲10
▼で下降水流となり、下部からの上昇水流とぶつかり合
い攪拌がさらに促進される。 攪拌室で反応処理された
混合溶液は、上部取出口▲11▼より調整バブル▲12
▼で流量が調整され外部に取り出される。
【図2】本発明図1のA−Aの断面図である。
【符号の説明】 縦長8角形筒状ボックス 仕切板 高速モーター 高速回転軸 円盤 底板 導入管 上部ジャマ板 対流止め ▲10▼ 下部ジャマ板 ▲11▼ 取出口 ▲12▼ 取出口バルブ ▲13▼ 送入ポンプ ▲14▼ 送入バルブ ▲15▼ 冷却水取入口 ▲16▼ 冷却水出口 ▲17▼ 蓋 ▲18▼ 座金 ▲19▼ 対流止板受 ▲20▼ オーリング ▲21▼ 軸受けハウス
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月25日(2000.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 液体処理装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液体処理装置に関
するものであり、さらに詳しくは攪拌室内に超臨界条件
場を形成することにより常態では化学的に反応しない化
合物(例えばPCBなど)を含んだ処理液体から該化合
物を遊離化させて除去する技術に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決しようとする手段】このためこの発明にお
いては、上下2段以上に離間して同軸上に配置された水
平有孔円盤を攪拌室に内装し、除去されるべき化合物を
含有する処理液体と反応薬品からなる混合溶液を攪拌室
に導入する手段を設け、上記化合物のラジカル引抜き反
応を惹起する速度で円盤を駆動する手段を上記円盤に連
結したことを要旨とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【回転円盤5の構造と役割】この発明に用いる回転円盤
は有孔円盤であるが、ここで「有孔」とは円盤の表裏に
貫通する1個以上の孔または表裏の少なくとも一方に形
成された1個以上の窪みを有していることを言う。円盤
が高速で回転駆動された場合、混合溶液と円盤表面との
摩擦により高温の熱が発生するとともに、遠心力作用に
より孔または窪み内および攪拌室周壁付近の混合溶液が
高度に圧縮されて非常な高圧となる。また円盤の高速回
転に伴い混合溶液はベルヌーイの定理によりその圧力が
大幅に降下する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】上記したような摩擦熱による高温と遠心力作用
による高圧との相乗により攪拌室内に超臨界条件場が形
成され、ラジカル引抜き反応が起きて処理液体中の化合
物が遊離基となる。一方固体状で混合されていた反応薬
品も上記の摩擦熱により液状化して、上記の遊離基と結
合し、化合物を他の形態の化合物に変態させるのであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 栄司 東京都品川区荏原1丁目17番5号シャルム エバラ902号 Fターム(参考) 4G075 AA13 AA62 AA63 BA05 BA10 BD01 BD08 BD15 BD30 EA01 EB01 EC09 EC11 ED01 ED08 FA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長八角形筒状ボックス内部に上部ジヤ
    マ板下部ジヤマ板▲10▼を設け、外部高速モーター
    に直結する高速回転軸に窪み若しくは穴の明いた高
    速回転盤を装着した高速回転盤反応装置に、混合溶液
    を導入管より取り入れ、高速回転盤により攪拌し、他
    の化合物に変化させて取り出し口より排出することを特
    徴とした高速回転盤反応装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液体中に溶融又は浮遊した
    化合物に反応薬品を加え、これに多くの窪みや穴の明い
    た円盤を高速回転で攪拌することにより、液体に含まれ
    る常態では反応を起こさない化合物をラジカル引き抜き
    反応により、他の化合物に生成させることを特徴とした
    高速回転盤反応装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の高速回転盤反応装置におい
    て、攪拌効率をラジカル引き抜き反応が発生する状態に
    作動させる攪拌反応槽内部の水流を制御する、上下ジヤ
    マ板及び対流止めを特徴とした高速回転盤反応装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の高速で回転する円盤の表
    裏に刻まれた、ラジカル引き抜き反応を発生させる要因
    となる負圧および摩擦熱を発生させるための、多数の窪
    み若しくは穴の明いた円盤を複数枚取り付け攪拌するこ
    とを特徴とした高速回転反応装置。
JP37693899A 1999-12-24 1999-12-24 液体処理装置 Pending JP2001179084A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37693899A JP2001179084A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 液体処理装置
US09/733,350 US6491829B2 (en) 1999-12-24 2000-12-08 Method and unit for processing contaminated liquid
EP20000128330 EP1110598B1 (en) 1999-12-24 2000-12-22 Method and unit for processing contamined liquid
DE2000615482 DE60015482T2 (de) 1999-12-24 2000-12-22 Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von kontaminierten Flüssigkeiten

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37693899A JP2001179084A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 液体処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001179084A true JP2001179084A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18507985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37693899A Pending JP2001179084A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 液体処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001179084A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015516288A (ja) * 2012-03-23 2015-06-11 コリア スタンダード カンパニー ワンパスタイプの分散及び油化装置
CN111589404A (zh) * 2020-06-16 2020-08-28 福建省龙德新能源股份有限公司 一种可控制反应温度均匀性的化工生产用搅拌装置
CN114130342A (zh) * 2021-12-01 2022-03-04 安徽金邦医药化工有限公司 用于甲醇钾生产的反应塔

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015516288A (ja) * 2012-03-23 2015-06-11 コリア スタンダード カンパニー ワンパスタイプの分散及び油化装置
CN111589404A (zh) * 2020-06-16 2020-08-28 福建省龙德新能源股份有限公司 一种可控制反应温度均匀性的化工生产用搅拌装置
CN114130342A (zh) * 2021-12-01 2022-03-04 安徽金邦医药化工有限公司 用于甲醇钾生产的反应塔

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6491829B2 (en) Method and unit for processing contaminated liquid
EP3135655A1 (en) Method for comprehensively processing brown coal and leonardite into humic fertilizers and preparations and into fuel briquettes, and mechanochemical reactor for processing highly-viscous media
CN102107928A (zh) 功率超声空化降解高浓度有机废水预处理技术及设备
CN109647315A (zh) 能量充分利用的超重力装置、氧化方法及系统
CN108665993B (zh) 一种核电厂超临界水氧化反应器及其处理方法
CN109046012B (zh) 一种节能环保型工业废气处理装置
CN1170627C (zh) 多层反应器和它的用途以及制备过氧化氢的方法
CN102976452B (zh) 一种微电解法处理高浓度有机废水的空化撞击流反应器
CN106732210A (zh) 一种高剪切折流反应器
JP2001179084A (ja) 液体処理装置
CA3088865A1 (en) Reactor for gas-liquid mass transfer
JP4766634B2 (ja) 汚染液体処理装置
US5899566A (en) Reactor for corrosive reaction mixtures
CN107177396A (zh) 聚能超声波脱硫装置
AU710822B2 (en) A method and apparatus for treating liquid-containing material based on organic waste products
CN204208501U (zh) 一种高效率防堵固液搅拌机
Rahimi et al. Intensification of sorption processes: active and passive mechanisms
CN207072932U (zh) 聚能超声波脱硫装置
CN111825202A (zh) 一种水力空化结合氧化处理抗生素废水的装置
JP2013010088A (ja) 有機物の磁気分解処理装置
CN104843946A (zh) 超重力湿法氧化反应器及其污水处理设备与方法
CN214715633U (zh) 一种氯气处理用吸收罐
KR101109260B1 (ko) 아임계수와 초음파 방사에 의한 유기계폐기물 리사이클링 기계장치
CN114432997A (zh) 一种烟气赤泥悬浮碳化脱碱的装置与方法
CN102910690A (zh) 一种废水提温和除盐的方法及设备

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913