JP2001178337A - 釣り針と釣り糸の止着用治具 - Google Patents

釣り針と釣り糸の止着用治具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り糸に対し複数の釣り針を釣り糸の中心線
の周りでの取付位相を所望する位相に容易に設定して止
着することができる止着用治具を提供する。 【解決手段】 第1支持アーム15の上端部に対し挟着
板27,28を装着し、操作つまみ30により挟着板2
7,28の隙間gに挿入された釣り針51を挟着保持す
る。前記挟着板27に取付パイプ31を取り付け、その
内部に釣り糸挟着ロッド32,33を挿入係止する。釣
り糸挟着ロッド32,33間に釣り糸Yを挿入係止し、
既に止着した釣り針51の位相を所望する位相に保持し
た状態で挟着板27,28により締め付け保持した釣り
針52と釣り糸Yの止着作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り針と釣り糸の
止着用治具に係わり、詳しくは釣り針の先端部を保持し
た状態で、釣り針の基端部に釣り糸を沿わせて、釣り針
と釣り糸を手作業で止着する際に用いる止着用治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、釣り針と釣り糸を止着する際に
は、一方の指で釣り針の基端部に釣り糸を沿わせて保持
し、他方の指で結束糸を釣り針の基端部及び釣り糸に多
数回巻き付けて釣り糸に釣り針を止着する方法がある。
この方法は、熟練を要するため、従来釣り針の先端部を
支持板に装着した挟着板により挟着保持した状態で釣り
糸を釣り針の基端部に沿わせて結束糸により止着するた
めの止着用治具が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の挟着板を用いた
釣り針と釣り糸の止着用治具は、釣り糸に1つのみの釣
り針を止着する際には問題がない。ところが、釣り糸に
対し複数の釣り針を所定間隔をおいて、かつ取り付け姿
勢を同じにするいわゆるヤナギ針としたり、相違させる
散らし針としたりする場合には、既に釣り糸に止着され
た釣り針あるいは釣り糸の姿勢を保持することができな
い。このため、複数のヤナギ針あるいは散らし針の取付
け状態が適正にならいという問題があった。
【0004】散らし針においては、釣り糸の中心線のま
わりでの釣り針の取付け位相が同じになると、散らし針
としての機能が低下し、釣りの成果も上がらないという
問題がある。
【0005】この発明は上記従来の技術に存する問題点
を解消して、釣り糸に対し複数の釣り針を所定間隔をお
いて止着する際、釣り糸の中心線の周りでの複数の釣り
針の取付け位相を所望する位相に容易に設定して止着す
ることができる釣り針と釣り糸の止着用治具を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、釣り針を保持する釣り
針保持具と、釣り糸を保持する釣り糸保持具とを備えた
ことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、複数の釣り針を
所定間隔をおいて保持する複数の釣り針保持具を備えた
ことを要旨とする。請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2において、前記釣り針保持具は、釣り針を挟着す
る位置と非挟着位置との間で切り換え可能に構成された
一対の釣り針挟着片により構成されていることを要旨と
する。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、前記釣り糸保持具は釣り糸を挟着する位置と非挟着
位置との間で切り換え可能に構成された一対の釣り糸挟
着片により構成されていることを要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記釣り針保持具は、釣り針の針先及び中間
部を挿入して保持するスリットを備えていることを要旨
とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記釣り針保持具は、釣り針の針先を差し込
み保持するゴムあるいは軟質合成樹脂等の差込係止具を
備えていることを要旨とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項4におい
て、前記一対の釣り糸挟着片は、釣り糸を挟入すること
により弾性変形される一対の板材又は棒材により構成さ
れていることを要旨とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記釣り針保持具と釣り糸保持具又は複数の
釣り針保持具は、支持板に支持されていることを要旨と
する。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項8におい
て、前記釣り針保持具又は釣り糸保持具は、支持板に対
し取付位置の調節可能に支持されていることを要旨とす
る。請求項10に記載の発明は、請求項1又は2におい
て、前記釣り針保持具と釣り糸保持具又は複数の釣り針
保持具は、支持板に対し支柱及び軸受を介して回転可能
に支持されていることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図3に示すよ
うに支持板11の中央部に形成したネジ孔11aにはボ
ルト12が上向きに螺合されている。支持板11の上面
中央部には連結板13が支持され、その下端部には係合
凹部13aが形成されている。前記連結板13の中央部
に縦方向に形成した挿通孔13bには前記ボルト12が
貫通され、蝶ナット14をボルト12の上端部に螺合す
ることにより支持板11と連結板13を連結している。
前記蝶ナット14を緩めることにより支持板11上で連
結板13をボルト12を中心に水平方向に回動可能とな
っている。
【0015】前記連結板13の両端部には板材よりなる
第1及び第2支持アーム15,16がボルト17と蝶ナ
ット18によって連結されている。前記蝶ナット18を
緩めることにより両支持アーム15,16の上下方向の
回動が可能となり、所望する取付角度に締め付け固定さ
れる。
【0016】前記第1支持アーム15の先端部にはネジ
孔15aが形成され、該ネジ孔15aには頭部のない棒
状の支持ボルト19が中間部まで横向きに螺合されてい
る。前記支持ボルト19の一方のネジ部19aにはスリ
ーブ20が被嵌され、該スリーブ20の外周面には釣り
糸Yを挟着するための複数の挟着素子21〜23が軸方
向の往復動可能に嵌合されている。前記支持ボルト19
の端部には操作つまみ24が螺合され、該つまみ24を
回動することにより前記挟着素子21〜23を第1支持
アーム15との間で挟着可能である。
【0017】前記挟着素子21〜23には挿通孔21
a、22a、23aが形成され、各挿通孔21a〜23
aには回動阻止ボルト25が貫通され、該回動阻止ボル
ト25の先端部は図4に示すように前記第1支持アーム
15に形成したネジ孔15bに螺合されている。又、前
記挟着素子22の挿通孔22aは他の挟着素子21及び
23の挿通孔21a及び23aよりも大径に形成され、
その挿通孔22aにはコイルバネ26が収容されてい
る。前記回動阻止ボルト25の頭部は素子23の挿通孔
23aの外側面側に形成した大径の凹所に緩く嵌入され
ている。そして、操作つまみ24を緩めると、前記コイ
ルバネ26により挟着素子21、23が互いに離隔され
て各素子21〜23の間に釣り糸の挟着間隙が形成され
るようにしている。
【0018】前記第2支持アーム16の上端部にも図1
に示すようにネジ孔16a、16bが形成され、前記支
持ボルト19、スリーブ20、挟着素子21〜23、操
作つまみ24、回動阻止ボルト25及びコイルバネ26
等と同様の部品が装着されている。
【0019】前記第1支持アーム15の先端部の他側面
には釣り針用の一対の挟着板27,28が取り付けられ
ている。この挟着板27,28の基端部にはスペーサS
が介在されて溶接により連結されている。このスペーサ
Sにより両挟着板27、28の間に釣り針51(52)
を収容して挟着し得る隙間gが形成されている。両挟着
板27,28の中間部には前記支持ボルト19の他方の
ネジ部19bを挿通する取付孔27a,28aが形成さ
れ、該取付孔27a,28aの下方には前記第1支持ア
ーム15に立設した回動阻止ピン29を挿入係止するた
めの係止孔27b,28bが形成されている。前記挟着
板27,28はステンレススチール等の弾性板材により
形成され、支持ボルト19の他方のネジ部19bに螺合
した操作つまみ30により前記第1支持アーム15との
間で挟着板27,28が挟着されると、挟着板27,2
8の隙間gが減少され、釣り針51(52)を締め付け
保持することができる。この隙間gは、釣り針51(5
2)の太さ変化に対応できるように例えば1mm〜1.
5mmに設定されている。
【0020】前記挟着板27の側端面には取付パイプ3
1が溶接により固定され、該取付パイプ31内には釣り
糸挟着ロッド32,33が挿入されている。前記釣り糸
挟着ロッド32,33の上端部は釣り糸Yを案内するた
めの屈曲部32a,33aが形成されている。そして、
両屈曲部32a,33aにより形成されるV字状の案内
部より釣り糸Yを釣り糸挟着ロッド32,33の間に挟
入して釣り糸Yを圧着保持するようにしている。
【0021】次に、前記のように構成した釣り針と釣り
糸の止着用治具について、その動作を図1、図5〜8に
より説明する。最初に、釣り糸にハリス糸を接続する作
業について説明する。
【0022】図1は治具全体の組立状態を示し、第1支
持アーム15側に装着した操作つまみ24を締め付け解
除方向に回動すると、コイルバネ26により挟着素子2
2から挟着素子21と23が離隔される。このため、挟
着素子21,22又は22、23の間に隙間が形成され
る。この隙間に釣り糸Yの中間部を挿入し、再び前記操
作つまみ24を締め付け方向に回動し、挟着素子21,
22又は22、23の隙間に釣り糸Yを締め付け固定す
る。
【0023】前記第2支持アーム16の上端部にも挟着
素子21〜23が装着されているので、釣り糸Yの中間
部を挟着することができる。従って、釣り糸Yを2つの
位置において挟着することにより、釣り糸Yを図1に示
すように緊張状態に保持することができ、これにハリス
糸を連結する作業を容易に行うことができる。
【0024】次に、前記挟着素子21〜23と無関係
に、釣り糸Yに対し複数の釣り針51、52を止着する
動作を説明する。図4に示す前記挟着板27,28側の
操作つまみ30を締め付け解除方向に回動し、前記隙間
g内に図5に示すように釣り針51の先端部を挿入して
前記操作つまみ30を締め付け方向に回動すると、釣り
針51が所定位置に締め付け保持される。このとき、釣
り針51の基端部51aが水平か斜め上方に指向するよ
うに設定する。
【0025】その後、図6に示すように、釣り針51の
基端部51aの外周面に対し別途用意した滑り止め用の
糸tをコイル状に巻き付ける。さらに、釣り糸Yの先端
部を前記基端部51aに巻着された滑り止め糸tに沿う
ように、かつ基端部51aと平行になるように沿わせ
る。この状態で、図7に示すように止着用の糸Pを釣り
糸Yと巻着された滑り止め糸tとを締め付けるようにし
て多数回巻き付けて結束し、最後に瞬間接着剤により結
束部を接着する。
【0026】以上のようにして、釣り糸Yに対する釣り
針51の止着作業が終了する。その後、操作つまみ30
を緩めて釣り針51を挟着板27、28の隙間gから取
り外す。そして、図8に示すように、釣り針51が上向
きになるように釣り糸Yを前記釣り糸挟着ロッド32,
33間に挿入保持する。この状態で前記挟着板27,2
8の先端部に別の釣り針52を挟着し、その基端部52
aに釣り糸Yの中間部を前述した方法により止着する。
【0027】図1に示す組立状態において、止着用治具
を不使用状態に折りたたむ場合には、蝶ナット14を緩
めて連結板13をボルト12の周りで回動して支持板1
1と連結板13が並行になるように変位し、再び蝶ナッ
ト14を締め付け方向に回動して支持板11と連結板1
3を平行状態で固定する。
【0028】次に、前記蝶ナット18、18を緩めて、
両支持アーム15,16をボルト17、17を中心に前
記連結板13と平行になるまで回動し、再び蝶ナット1
8を締め付け方向に回動して連結板13と第1及び第2
支持アーム15、16を締付固定する。すると図2に示
すように全体が折り畳まれた状態となり、コンパクト化
して収納を行なうことができる。
【0029】前記のように構成した止着用治具について
その効果を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態では、一対の挟着板27,28の近
傍に釣り糸挟着ロッド32,33を設けたので、釣り糸
Yに止着した釣り針51の姿勢を所望する姿勢に保持す
ることができ、別の釣り針52を釣り糸Yに止着する作
業を行う際、釣り糸Yの中心線の周りでの釣り針51に
対する釣り針52の取付位相を所望する位相に適正に設
定することができる。
【0030】(2)前記実施形態では、支持アーム16
の上端部に釣り糸Yを挟着保持する挟着素子21〜23
を設けたので、釣り糸Yを挟着素子21〜23と釣り糸
挟着ロッド32、33との二箇所において緊張状態に保
持し、既に取り付けた釣り針51の姿勢を所望する姿勢
に安定して保持することができる。
【0031】(3)前記実施形態では、釣り糸挟着ロッ
ド32,33の弾性力により釣り糸Yを挟着保持するよ
うにしたので、構造を簡素化し製造を容易に行なうこと
ができる。
【0032】前記実施形態は、以下のように変更して具
体化できる。 ○ 図9に示す別例は、前記支持板11の上面に挟着板
27,28を立設し、挟着ボルト34を挟着板27、2
8に貫通してその先端部に操作つまみ30を螺合し、操
作つまみ30を回動することにより隙間g内に挿入され
た釣り針51(52)を挟着するようにしている。又、
支持板11の他端部側に前記釣り糸挟着ロッド32,3
3と同様の機能を有する釣り糸挟着板32A及び33A
を立設している。
【0033】上記の別例では、部品点数を少なくして構
造を簡素化し、製造を容易に行いコストを低減すること
ができる。 ○ 図10に示すように、釣り針保持具36を支持板1
1の上面に立設し、その一端部に釣り針51を収容保持
するスリット36aを形成し、釣り針保持具36の他端
部に挟着板27、28を一体的に形成してもよい。
【0034】この別例では、構造をさらに簡素化し、部
品点数を低減して製造及び組付作業を容易に行うことが
できる。 ○ 図11、12に示すように、支持板11の上面に対
しパイプを用いて形成した釣り針保持パイプ37、38
に釣り針51、52をそれぞれ挿入係止し、その後釣り
糸Yを釣り針51、52の基端部51a、52aに巻着
するように構成してもよい。
【0035】上記の別例では、釣り糸Yに対する釣り針
51、52の止着作業を迅速に行うことができる。支持
板11にはネジ孔11bが複数箇所に形成されているの
で、針保持パイプ37、38の螺合位置を変更可能する
ことにより、釣り針51、52の間隔を調整することが
できる。
【0036】○ 図13に示すように針保持パイプ37
と針保持パイプ38をパイプにより一体的に連結しても
よい。上記の別例では、構成を簡素化して製造を容易に
行うことができる。
【0037】○ 図14に示すように釣り針保持パイプ
37(38)の上部に例えばゴムや軟質合成樹脂等より
なる釣り針の差込係止具41を設けてもよい。上記の別
例では、釣り針51、52の保持を迅速に行い釣り糸Y
と釣り針51、52の止着作業を迅速に行うことができ
る。
【0038】○ 図15に示す実施形態は、支持板11
の上面に支柱42を立設して軸受43を設け、該軸受4
3に回転軸44を横向きに支持する。この回転軸44の
先端部に挟着板27、28を取り付けるとともに糸挟着
ロッド32(33)を止着する。そして、釣り針52の
基端部52aが回転軸44の回転軸線の延長上に位置し
た状態で、回転軸44の基端部に連結した操作ハンドル
45を回動すると、挟着板27、28に挟着された釣り
針51(又は52)が回転され、その基端部51a(又
は52a)の外周に滑り止め用の糸tや止着用の糸Pが
迅速に巻着される。
【0039】上記の別例において、図示しないが糸挟着
ロッド32、33に代えて、回転軸44上に釣り針を係
止する挟着板やスリット等の釣り針保持部を設けてもよ
い。 ○ 図示しないが、前記釣り糸挟着ロッド32,33を
その基端部を中心に上下方向の回動位置調節可能に装着
してもよい。
【0040】○ 図示しないが、釣り針保持具又は釣り
糸保持具を、支持板に対し取付位置の調節可能に支持し
たり、複数の釣り針保持具の取付位置をそれぞれ変更す
るようにしたり、釣り針保持具又は釣り糸保持具の取付
角度を変更可能にしたりしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜10記
載の発明は、釣り糸に対し複数の釣り針を所定間隔を置
いてかつ釣り糸の周りでの取り付け位相を所望する位相
に適正に容易に止着することができる。
【0042】請求項2記載の発明は、複数の釣り針を保
持した状態で釣り糸を順次釣り針に止着することがで
き、作業能率を向上することができる。請求項3記載の
発明は、釣り針保持具を一対の釣り針挟着片により構成
したので、部品点数を少なくして構造を簡素化し、製造
を容易に行うことができる。
【0043】請求項4記載の発明は、釣り糸保持具を一
対の釣り糸挟着片により構成したので、部品点数を少な
くして構造を簡素化し製造を容易に行うことができる。
請求項5記載の発明は、釣り針保持具を一物品により構
成することができ、構造をさらに簡素化することができ
る。
【0044】請求項6記載の発明は、釣り針の姿勢を自
由に調整することができ、釣り糸に対する釣り針の取付
位相を容易に調整することができる。請求項7記載の発
明は、釣り糸挟着片を板材又は棒材により容易に構成す
ることができる。
【0045】請求項8記載の発明は、釣り針保持具と釣
り糸保持具又は複数の釣り針保持具の支持構造を簡素化
することができる。請求項9記載の発明は、釣り糸に対
する複数の釣り針の取付間隔を容易に調整することがで
きる。
【0046】請求項10記載の発明は、釣り針の基端部
への滑り止め糸や結束糸の巻着を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した釣り針と釣り糸の止着
用治具を示す斜視図。
【図2】 不使用状態に折り畳んだ状態を示す正面図。
【図3】 止着用治具の分解斜視図。
【図4】 要部の拡大断面図。
【図5】 止着方法を説明する部分正面図。
【図6】 止着方法を説明する部分正面図。
【図7】 止着方法を説明する部分正面図。
【図8】 止着方法を説明する部分正面図。
【図9】 この発明の別例を示す斜視図。
【図10】 この発明の別例を示す斜視図。
【図11】 この発明の別例を示す斜視図。
【図12】 図11の針保持パイプの拡大斜視図。
【図13】 この発明の別例を示す斜視図。
【図14】 この発明の別例を示す部分斜視図。
【図15】 この発明の別例を示す正面図。
【符号の説明】
11…支持板、13…連結板、15,16…第1、第2
支持アーム、19…支持ボルト、21〜23…挟着素
子、24…操作つまみ、25…回動阻止ボルト、27,
28…挟着板、30…操作つまみ、31…取付パイプ、
32,33…釣り糸挟着ロッド、36…釣り針保持具、
36a…スリット、37〜39…釣り針保持パイプ、3
7a〜39a…挿入孔、37b〜39b…係止凹部、4
1…差込係止具。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣り針を保持する釣り針保持具と、釣り
    糸を保持する釣り糸保持具とを備えた釣り針と釣り糸の
    止着用治具。
  2. 【請求項2】 複数の釣り針を所定間隔をおいて保持す
    る複数の釣り針保持具を備えた釣り針と釣り糸の止着用
    治具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記釣り針保
    持具は、釣り針を挟着する位置と非挟着位置との間で切
    り換え可能に構成された一対の釣り針挟着片により構成
    されている釣り針と釣り糸の止着用治具。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記釣り糸保持具は
    釣り糸を挟着する位置と非挟着位置との間で切り換え可
    能に構成された一対の釣り糸挟着片により構成されてい
    る釣り針と釣り糸の止着用治具。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、前記釣り針保
    持具は、釣り針の針先及び中間部を挿入して保持するス
    リットを備えている釣り針と釣り糸の止着用治具。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2において、前記釣り針保
    持具は、釣り針の針先を差し込み保持するゴムあるいは
    軟質合成樹脂等の差込係止具を備えている釣り針と釣り
    糸の止着用治具。
  7. 【請求項7】 請求項4において、前記一対の釣り糸挟
    着片は、釣り糸を挟入することにより弾性変形される一
    対の板材又は棒材により構成されている釣り針と釣り糸
    の止着用治具。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2において、前記釣り針保
    持具と釣り糸保持具又は複数の釣り針保持具は、支持板
    に支持されている釣り針と釣り糸の止着用治具。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記釣り針保持具又
    は釣り糸保持具は、支持板に対し取付位置の調節可能に
    支持されている釣り針と釣り糸の止着用治具。
  10. 【請求項10】 請求項1又は2において、前記釣り針
    保持具と釣り糸保持具又は複数の釣り針保持具は、支持
    板に対し支柱及び軸受を介して回転可能に支持されてい
    る釣り針と釣り糸の止着用治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107549129A (zh) * 2016-06-30 2018-01-09 陈洪波 一种多功能绑钩器及其绑钩方法
CN114073244A (zh) * 2021-12-15 2022-02-22 程林 一种鱼钩绑钩器及绑钩方法

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