JP2001175202A - カラー画像表示装置およびこれを用いた案内表示装置 - Google Patents

カラー画像表示装置およびこれを用いた案内表示装置

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JP2001175202A
JP2001175202A JP35504599A JP35504599A JP2001175202A JP 2001175202 A JP2001175202 A JP 2001175202A JP 35504599 A JP35504599 A JP 35504599A JP 35504599 A JP35504599 A JP 35504599A JP 2001175202 A JP2001175202 A JP 2001175202A
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Hirotsugu Anzai
博次 安斉
Hisao Matsushima
久雄 松島
Takahisa Ogawa
貴久 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルカラー表示とマルチカラー表示の中間程
度の色数のカラー表示可能で、メモリ容量が少なく、低
コスト化できるようにする。 【解決手段】 CPU24は、メモリ26から読み出し
た制御プログラムと表示内容に関するデータを読み出し
て表示データを作成する。作成された表示データは、V
RAM22に格納すると、VRAMデータ変換部18が
1画素分のRGBデータ(8ビット)を読み出して、R
GBデータに分離し、デコーダでデコードして3ビット
データに対応する0〜7(2ビットデータは0〜3)ま
での値をとる。VRAMデータ変換部18は、この値に
基づいて色調設定記憶部20内に予め設定された一対一
に対応する変換用データを参照して、各色8ビットの色
調データに変換する。CPU24は、この変換されたR
GBの色調データを用いてLED表示パネル12を表示
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像表示装
置および案内表示装置に係り、更に詳しくは、1画素に
3原色の発光体を配した画素を表示パネル上に複数個配
置して3原色の発光体の輝度をそれぞれ制御しながら駆
動してカラー画像表示を行うようにしたカラー画像表示
装置およびそれを用いて交通機関の案内表示を行うよう
にした案内表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄道や空港あるいは免許試験
場等の公共施設では、種々の画像表示装置が使われてい
る。例えば、発光ダイオード(LED)を用いたLED
表示装置の場合は、単色のLEDを用いたり、オレン
ジ、赤、緑等の一般的なLEDを使って3色表示を行う
ものなどがあった。しかし、近年では、波長の短い青の
LEDが実用化されてきたため、光の3原色である赤
(R)、緑(G)、青(B)の3色のLEDを使ったフ
ルカラー表示も可能になってきている。そこで、仮にL
EDを使ってフルカラー表示する場合は、各色8ビット
の色調データを使うと、1色につき256階調が得られ
るため、3原色の組み合わせで表示可能な色は、256
3 =16,777,216色となる。また、上記の公共
施設における案内表示板でキャラクタ表示が主となる画
像表示装置では、フルカラー表示までは必要ないが、オ
レンジ、赤、緑等の3色表示だけでは色数が足りない場
合、RGBを各色2ビットで表示制御することにより合
計8色の色を表示することができるマルチカラー表示が
行われていた。このようなことは、発光体がLEDの場
合に限られるものではなく、電球や液晶を用いてカラー
画像表示を行う場合についても同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカラー画像表示装置にあっては、鉄道や空港
あるいは免許試験場等の公共施設における案内表示板等
に用いる場合、単色のLEDやオレンジ、赤、緑等のL
EDを用いるのであれば、装置構成や表示制御が簡略化
できる反面、表示画像が単調になり易く、表示効果があ
まり期待できないという問題があった。また、上記した
フルカラー表示の場合は、表示可能な色が16,77
7,216色と非常に多く、所望の色を使ったカラー画
像表示が行えることから表示効果が期待できる反面、扱
う表示データ量が大きくなることから(例えば、1色当
たり8ビットの場合)、それに伴ってメモリ容量も増や
さなくてはならず、高コストになるという問題があっ
た。さらに、上記したマルチカラー表示の場合は、キャ
ラクタ表示を行う程度であれば充分であるが、表示を見
易くして視認性を高める上でグラフィック表示を追加す
るような場合、色数が限定されるため、表示色が不自然
となって表示効果に影響を与えるという問題があった。
例えば、鉄道関係の施設内で案内表示を行う際は、列車
の路線毎に予め決められた色を使って表示したり、特急
や快速を区別するための一般的な色を表示したり、ある
いは列車固有のヘッドマークやシンボルマークを併記す
ることができれば表示効果が飛躍的に高まる。このた
め、フルカラー表示までの色数は必要無いにしてもマル
チカラーの8色よりは色数の多い100色〜200色程
度のカラー表示が行えるカラー画像表示装置が要請され
ている。本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであ
り、フルカラー表示とマルチカラー表示の中間程度の色
数が表示可能であると共に、メモリ容量が少なくて済
み、低コスト化することができるカラー画像表示装置お
よびそれを用いた案内表示装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、1画素に3原色の発光体を配した画素を表示パネル
上に複数個配置し、その3原色の発光体の輝度をそれぞ
れ制御しながら駆動することによりカラー画像表示を行
うカラー画像表示装置において、前記3原色の発光体を
制御する表示データを記憶する表示データ記憶手段と、
前記表示データ記憶手段から読み出された各色毎の色調
データを、これに対応したよりビット数の多い色調デー
タに変換する表示データ変換手段と、前記表示データ変
換手段においてビット数の多い色調データに変換する際
に参照するもので、変換前の色調データパターンと変換
後の色調データパターンとを一対一に対応させて記憶し
ている色調設定記憶手段と、前記表示データ変換手段で
変換されたよりビット数の多い色調データに基づいて前
記各発光体を駆動する駆動手段と、を備えているもので
ある。これによれば、表示データ記憶手段により3原色
の発光体を制御する表示データが記憶され、表示データ
変換手段により表示データ記憶手段から読み出された各
色毎の色調データを、これに対応したよりビット数の多
い色調データに変換される。そして、表示データ変換手
段では、ビット数の多い色調データに変換する際に、変
換前の色調データパターンと変換後の色調データパター
ンとが一対一に対応させて記憶された色調設定記憶手段
を参照するようにし、その表示データ変換手段で変換さ
れたよりビット数の多い色調データに基づいて駆動手段
により各発光体が駆動されてカラー表示が行われる。こ
のため、発光体を制御する表示データを記憶する表示デ
ータ記憶手段は、実際の表示制御に使われる色調データ
よりも少ないビット数の色調データで足りることから、
記憶容量が少なくて済み、低コスト化できると共に、マ
ルチカラー表示よりも大幅に色数を増やすことができ
る。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカラー
画像表示装置において、前記色調設定記憶手段は、そこ
に記憶された変換後の色調データパターンの内容を任意
の色調データパターンに変更できるようにしたものであ
る。これによれば、色調設定記憶手段に記憶された変換
後の色調データパターンの内容を任意の色調データパタ
ーンに変更できるようにしたため、少ない表示データで
表示制御を行う場合であっても、表示画像に合わせて変
換後の色調データパターンの設定を変えるだけで、扱う
データ量を増やすことなく所望の色を表示することがで
きる。
【0005】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のカラー画像表示装置において、前記表示デー
タ変換手段は、変換前の赤緑青の各色の色調データの合
計が8ビットのデータを、赤緑青がそれぞれ8ビットで
構成されている色調データに変換するようにしたもので
ある。これによれば、表示データ変換手段のデータ変換
前に赤緑青の各色の色調データの合計が8ビットであっ
たデータ、例えば、赤と緑についてはそれぞれ3ビット
の色調データを用い、青については残り2ビットの色調
データを用いて、合計8ビットデータとする。そして、
表示データ変換手段による変換後の色調データは、赤緑
青がそれぞれ8ビットで構成された色調データに変換す
るようにしたため、メモリの記憶容量が少なくて済み、
低コスト化できると共に、マルチカラー表示よりも大幅
に色数を増やすことができる。請求項4に記載の発明
は、請求項1〜3の何れか一項に記載のカラー画像表示
装置において、前記発光体は、赤緑青の発光ダイオード
であり、それを用いて構成されたLED表示パネル上で
カラー画像表示を行うものである。これによれば、発光
体に赤緑青の発光ダイオードを用いて構成されたLED
表示パネル上でカラー画像表示が行われるため、少ない
メモリ容量で低コスト化できるLED表示装置とするこ
とができる。請求項5に記載の発明は、前記請求項1か
ら請求項4までのカラー画像表示装置を用いて交通機関
の案内表示を行うようにした案内表示装置である。これ
によれば、上記請求項のカラー画像表示装置を用いて、
交通機関の案内表示を行う案内表示装置を構成したた
め、例えば、鉄道関係の施設内で案内表示を行う際に、
列車の路線毎に決められた色を使って表示したり、列車
固有のシンボルマークを併記する場合であっても、10
0色〜200色程度の色数の中から所望の色をある程度
使うことが可能となり、表示効果を飛躍的に高めること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に
おけるカラー画像表示装置の概略構成を示すブロック図
である。ここでは、カラー画像表示装置として、表示面
にマトリクス状に発光ダイオード(LED)が配置され
たLED表示パネルを用いたLED画像表示装置10に
ついて説明する。図1に示すように、本実施の形態のL
ED画像表示装置10は、表示パネルとしてのLED表
示パネル12、駆動手段としてのLEDドライバ14、
LEDドライバ14を制御するLED制御部16、表示
データ変換手段としてのVRAMデータ変換部18、色
調設定記憶手段としての色調設定記憶部20、表示デー
タ記憶手段としてのVRAM22、表示制御を行うCP
U24、およびメモリ26などで構成されている。本実
施の形態では、鉄道の改札口付近等の列車案内表示装置
やバスの行き先別案内表示装置として実施したものであ
る。LED表示パネル12は、RGBから成る3種類の
LED素子をまとめたもので1つの画素を構成し、その
画素を表示面上にマトリクス状に配置したものである。
本実施の形態では、図5に示すような表示パネルが使用
され、縦方向には24個の画素12a,12bが配置さ
れ、横方向には8個の画素が配置されたLED表示パネ
ルを複数個接続して構成されている。なお、LED表示
パネル12は、図5に示したような画素配置だけでな
く、縦と横に画素を16×16、24×24、あるいは
24×16のように配置したLED表示パネルを複数個
組み合わせて構成したものであっても勿論良い。なお、
このLED表示パネル12は、不図示のシフトレジスタ
が1ラインに対してR用、G用、B用の3つが配置され
ていて、送られてきたデータをクロックにのせてラッチ
し、1ライン分のLEDを駆動して次に進む、ダイナミ
ックスキャンを行っている。LED表示パネル12は、
図5に示すように、点灯画素12aと非点灯画素12b
によるコントラスト、あるいは、各画素を構成する3種
類のLED素子のデューティー比を変えて駆動すること
で生じる色調の違いを利用して、キャラクタ表示やグラ
フィック表示を行っている。LEDドライバ14は、後
述するLED制御部16からの制御信号に基づいてLE
D表示パネル12の各LED素子を点滅(点灯/滅灯)
駆動させるものである。LED制御部16は、LEDド
ライバ14を介してLED表示パネル12を制御するも
のである。VRAMデータ変換部18は、後述するVR
AM22に格納されている1画素分の表示データを読み
出し、デコーダ28でデコードしてRGBの各色別の色
調データに分離し、各色別の色調データに対応したより
ビット数の多い色調データに変換するものである。ここ
では、図3に示すように、VRAM22に格納された1
画素分の色調データの合計が8ビット(その内訳は、R
データが3ビット、Gデータが3ビット、Bデータが2
ビット)で構成されており、変換後の色調データは、R
GBの何れのデータも8ビットで構成されたものになっ
ている。
【0007】色調設定記憶部20は、表示データ変換部
18においてビット数の多い色調データに変換する際に
参照するためのものであり、変換前の色調データのパタ
ーン(8階調)に一対一で対応するように、変換後の色
調データのパターン(256階調のうちの任意の8パタ
ーン)が記憶されている。ここでは、図4に示すよう
に、Rデータ、Gデータ、Bデータ毎に別個の変換用の
色調データパターンを持っている。8ビットから成る変
換後の色調データパターンは、予め固定されたものを用
いても良いが、本実施の形態のように、後述するCPU
24からの書換え制御信号によって任意の色調データパ
ターンに書き換え可能として、所望の表示色が選択でき
るようにすることがより望ましい。図4では、RとGの
256階調のうちの任意の色調データパターンを少しず
つ変えて設定してあるが、何れの場合も階調幅がほぼ均
等となるようにしている。勿論、所望の表示色が出ない
場合は、必ずしも均等に割り付ける必要はなく、色の違
いによるLEDの輝度に応じて任意の色調データパター
ンを設定することも可能である。VRAM22は、後述
するCPU24で生成された表示データを記憶しておく
表示データ用のメモリである。ここでは、図2に示すよ
うに、VRAM22内には、1画素(ドット)分の色調
データ(8ビット)がそれぞれ格納されていて、Rデー
タとGデータは3ビット、Bデータは2ビットで表わさ
れている。CPU24は、LED表示パネル12に表示
する表示データを生成してVRAM22に格納して、表
示制御を行うものである。また、CPU24は、図1に
示すように、色調設定記憶部20へ色調データの書換制
御信号を送って、任意の色調データパターンに書き換え
ることができる。メモリ26は、表示データや制御プロ
グラム等が格納されていて、CPU24が必要に応じて
読み出しを行い、LED表示パネル12の表示制御に使
用される。図6は、本実施の形態における鉄道の改札口
の列車案内表示装置の一表示例を示した図であり、図7
は、本実施の形態におけるバス乗り場の行き先別案内表
示装置の一表示例を示した図であり、図8は、図7の行
き先別案内表示装置における色調設定記憶部の色調デー
タパターンの書き換え後の一表示例を示した図である。
【0008】次に、動作について説明する。まず、CP
U24がLED表示パネル12の表示制御を行って所定
の案内表示を行う場合は、メモリ26から読み出された
制御プログラムに基づいて動作を開始し、メモリ26か
ら表示内容に関するデータを読み出して表示データの作
成を行う。このように、CPU24にて作成された表示
データは、図2に示すように、8ビットから成る1画素
(ドット)分の色調データ毎にVRAM22に格納され
る。ここでは、Rデータ「000」とGデータ「10
0」が3ビットで表わされ、Bデータは「11」のよう
に2ビットで表わされる。そして、VRAMデータ変換
部18では、図3に示すように、VRAM22から1画
素分のRGBデータ(8ビット)が読み出され、RGB
の各データに分離されてデコーダ28でデコードされる
と、3ビットデータに対応する0〜7(2ビットデータ
の場合は0〜3まで)の何れかの値が示される。ここで
は、Rデータが「0」、Gデータが「4」、Bデータが
「3」の値をとる。VRAMデータ変換部18は、これ
らの値に基づいて色調設定記憶部20内に予め設定され
た変換用データを参照する。
【0009】図4に示す色調設定記憶部20では、3ビ
ットの8種類のデータ(2ビットの場合は4種類)に一
対一で対応するように予め設定された8ビットデータが
それぞれの箇所に格納されている。このため、VRAM
データ変換部18において、各色データをデコードして
得られたRデータ「0」、Gデータ「4」、Bデータ
「3」に対応した(枠で囲ってある)8ビットデータを
それぞれ読み出し、VRAMデータ変換部18へ戻すこ
とで、R,Gの3ビットデータを(Bの2ビットデータ
も)8ビットデータに変換することができる。これ以降
の動作については、通常のフルカラー表示装置と全く同
じであり、RGBの8ビットデータに基づいてLEDド
ライバ14をLED制御部16で制御することにより、
LED表示パネル12上に所望のカラー画像を表示する
ことができる。その表示結果は、図6に示すように、鉄
道の改札口に設けられた列車案内表示装置の場合、電車
のヘッドマークやシンボルマーク30を本来の色調その
ままで表示することも可能であり、また、「宇都宮」な
どの電車の行先表示32や発車時刻表示34などについ
ても、白色表示が行えることは勿論、他のキャラクタや
マークとの色の組み合わせを考えて微妙な発色で表示さ
せることも可能である。また、同じ赤やオレンジあるい
は緑であっても、単色のLEDやマルチカラー表示で出
せる色調が限られてしまうが、本実施の形態のカラー画
像表示装置であれば、色調設定記憶部の設定を変えなく
ても256色のカラー表示が可能であり、設定を変えれ
ばそれ以上の数のカラー表示を行うことができる。例え
ば、図7に示すように、バス乗り場の行き先別案内表示
装置の場合、「001」というバスの便名表示40、
「15:56」などの発車時刻表示42、「100
(分)」という所用時間表示44、および「全席禁煙」
等の注意事項表示46が表示されている。しかし、コン
トラストや色調の組み合わせ(図6〜図8の表示は、実
際にはカラー表示でなされている)の関係により、例え
ばバスの便名表示40や注意事項表示46の視認性が良
くないような場合は、ユーザがCPU24を介して色調
設定記憶部20に記憶されているデータ変換用の色調デ
ータパターンの設定を変更することにより、輝度や色調
を変化させることができる。これにより、図8に示すよ
うに、便名表示40や注意事項表示46等の視認性を改
善することができる。また、この色調データパターンの
設定変更は、視認性が悪い時ばかりでなく、視認性の良
い状態を維持しつつ、色調のみを変更したい場合などに
も有効である。
【0010】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、カラー表示はRGBの各色8ビットのデータを用い
ているが、表示データを記憶するVRAM22には、R
GBの合計でも8ビットのデータしか使わないため、V
RAM22の記憶容量が少なくて済み、低コスト化する
ことができる。また、本実施の形態によれば、表示可能
な色数にしてもマルチカラー表示より大幅に増やすこと
ができる。さらに、本実施の形態によれば、色調設定記
憶部20に記憶された変換後の色調データパターンの内
容をCPU24を使って任意の色調データパターンに変
更できるようにしたため、少ない表示データで表示制御
を行う場合でも、扱うデータ量を増やすことなく所望の
色を表示することができる。また、本実施の形態によれ
ば、発光体にRGBの発光ダイオードを用いて構成した
LED表示パネル上でカラー画像表示を行うので、少な
いメモリ容量で低コスト化することができる。また、本
実施の形態によれば、カラー画像表示装置を交通機関の
案内表示を行う案内表示装置として構成することが可能
であり、鉄道関係の施設内で案内表示を行う際に、列車
の路線毎に決められた色を使って表示したり、列車固有
のヘッドマークやシンボルマークを併記する際に、マー
ク本来の色で表示することができるため、表示効果を飛
躍的に高めることが可能である。なお、本実施の形態で
は、VRAMデータ変換部18のデータ変換前のRGB
の各色の色調データの合計を8ビットデータとし、その
変換後の色調データを、RGBの各色がそれぞれ8ビッ
トで構成された色調データに変換するようにしたが、こ
の例に限定されるものではなく、要はVRAM22に記
憶される色調データを少ないビット数で構成し、これに
対応させてよりビット数の多い色調データに変換可能な
ものであれば良い。また、本実施の形態では、発光体に
LEDを用いてLED表示パネル12上にカラー画像表
示を行う場合について説明したが、発光体に電球を用い
たり、あるいはバックライトを使ったカラー液晶表示装
置などであっても好適に適用することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、発光体を制御する表示データを記憶する
表示データ記憶手段が実際の表示制御に使われる色調デ
ータよりも少ないビット数の色調データで足りるので、
記憶容量が少なくて済み、低コスト化できると共に、マ
ルチカラー表示よりも大幅に色数を増やすことができ
る。請求項2に記載の発明によれば、色調設定記憶手段
に記憶された変換後の色調データパターンの内容を任意
の色調データパターンに変更できるようにしたので、少
ない表示データで表示制御を行う場合であっても、表示
画像に合わせて変換後の色調データパターンの設定を変
えるだけで、扱うデータ量を増やすことなく所望の色を
表示することができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、表示データ変換手段のデータ変換前の赤緑青の各色
の色調データの合計を8ビットデータとし、表示データ
変換手段による変換後の色調データを、赤緑青がそれぞ
れ8ビットで構成された色調データに変換するようにし
たので、メモリの記憶容量が少なくて済み、低コスト化
できると共に、マルチカラー表示よりも大幅に色数を増
やすことができる。請求項4に記載の発明によれば、発
光体に赤緑青の発光ダイオードを用いて構成されたLE
D表示パネル上でカラー画像表示を行うので、少ないメ
モリ容量で低コスト化することができる。請求項5に記
載の発明によれば、上記したカラー画像表示装置を用い
て、交通機関の案内表示を行う案内表示装置を構成する
ようにしたので、例えば、鉄道関係の施設内で案内表示
を行う際に、列車の路線毎に決められた色を使って表示
したり、列車固有のヘッドマークやシンボルマークを併
記する際に、表示可能な100色〜200色程度の色数
を使うことにより、表示効果を飛躍的に高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるカラー画像表示装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のVRAMに格納されている1ドット分の
色調データの一例を示す図である。
【図3】図1のVRAMデータ変換部の概略構成を説明
する図である。
【図4】図1の色調設定記憶部の概略構成を説明する図
である。
【図5】図1のLED表示パネルの概略構成を説明する
図である。
【図6】本実施の形態における鉄道の改札口の列車案内
表示装置の一表示例を示した図である。
【図7】本実施の形態におけるバス乗り場の行き先別案
内表示装置の一表示例を示した図である。
【図8】図7の行き先別案内表示装置における色調設定
記憶部の色調データパターンの書き換え後の一表示例を
示した図である。
【符号の説明】
10 LED画像表示装置、 12 LED表示パネル(表示パネル)、 12a,12b 画素、 14 LEDドライバ(駆動手段)、 16 LED制御部、 18 VRAMデータ変換部(表示データ変換手
段)、 20 色調設定記憶部(色調設定記憶手段)、 22 VRAM(表示データ記憶手段)、 24 CPU、 26 メモリ、 28 デコーダ、 30 シンボルマーク、 32 行先表示、 34 発車時刻表示、 40 便名表示、 42 発車時刻表示、 44 所用時間表示、 46 注意事項表示。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/32 G09G 3/32 A (72)発明者 小川 貴久 栃木県宇都宮市平出工業団地11番地2 日 本信号株式会社宇都宮事業所内 Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 CC03 DD27 EE29 EE30 FF09 GG02 JJ01 JJ02 5C094 AA08 AA15 AA44 AA45 BA12 BA23 CA19 CA24 GA10 JA20 5H180 HH14 JJ21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画素に3原色の発光体を配した画素を
    表示パネル上に複数個配置し、その3原色の発光体の輝
    度をそれぞれ制御しながら駆動することによりカラー画
    像表示を行うカラー画像表示装置において、 前記3原色の発光体を制御する表示データを記憶する表
    示データ記憶手段と、 前記表示データ記憶手段から読み出された各色毎の色調
    データを、これに対応したよりビット数の多い色調デー
    タに変換する表示データ変換手段と、 前記表示データ変換手段においてビット数の多い色調デ
    ータに変換する際に参照するもので、変換前の色調デー
    タパターンと変換後の色調データパターンとを一対一に
    対応させて記憶している色調設定記憶手段と、 前記表示データ変換手段で変換されたよりビット数の多
    い色調データに基づいて前記各発光体を駆動する駆動手
    段と、 を備えていることを特徴とするカラー画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記色調設定記憶手段は、そこに記憶さ
    れた変換後の色調データパターンの内容を任意の色調デ
    ータパターンに変更できるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のカラー画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示データ変換手段は、変換前の赤
    緑青の各色の色調データの合計が8ビットのデータを、
    赤緑青がそれぞれ8ビットで構成されている色調データ
    に変換するようにしたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のカラー画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光体は、赤緑青の発光ダイオード
    であり、それを用いて構成されたLED表示パネル上で
    カラー画像表示を行うことを特徴とする請求項1〜3の
    何れか一項に記載のカラー画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1から請求項4までのカラー
    画像表示装置を用いて交通機関の案内表示を行うように
    したことを特徴とする案内表示装置。
JP35504599A 1999-12-14 1999-12-14 カラー画像表示装置およびこれを用いた案内表示装置 Pending JP2001175202A (ja)

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