JP2001172154A - ピーリング用組成物 - Google Patents

ピーリング用組成物

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 5−アミノレブリン酸、その誘導体及び
それらの塩から選ばれる化合物を含有するピーリング用
組成物。 【効果】 本発明組成物を用いれば、皮膚に適用後光照
射するだけで患者への負担が少なくかつ有効なピーリン
グが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピーリング用組成物
に関し、更に詳細には薬剤を皮膚に適用後に光照射する
ことによりピーリングを行うための組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ピーリ
ングとは、古くなった皮膚をはぎ取り新たな皮膚の再生
を促す方法で、必ずしも治療を必要としない皮膚病態に
おける皮膚の美的改善を目的に美容医薬分野で広く使わ
れている方法である。現在のピーリングはケミカルピー
リングとレーザーピーリングに大別される。
【0003】ケミカルピーリングとはフェノール、グリ
コール酸、トリクロロ酢酸等の薬物を皮膚に塗布し、皮
膚をはぎ取る方法であり、浅く皮膚をはぐスーパーフィ
シャルピーリング、深く皮膚をはぐディープピーリング
の別があるが、その施術は化学熱傷に類するものである
ので施術後に炎症を伴う。炎症を最小限にするために、
より皮膚表層のみに作用させるとその効果が不十分とな
り、強く作用させるとしばしば遷延する色素沈着と発赤
を引き起こし、時に瘢痕をも残す場合がある。また、デ
ィープピーリングの場合は麻酔を必要とする侵潤の大き
な方法であり、施術後も疼痛を伴う。
【0004】レーザーピーリングは化学薬剤塗布の代わ
りにレーザー照射で皮膚表面を焼く治療法であり、その
施術には麻酔を要し、ケミカルピーリング同様炎症を伴
い、特に東洋人においては、しばしば遷延する色素沈着
と発赤及び瘢痕形成を引き起こす場合があるため、現状
における東洋人へのその適用は、極めて慎重なものとな
っている。
【0005】以上のように既存のピーリング方法は合併
症を招く可能性を有し、合併症を避けようとすれば、得
られる効果は十分とはいえないため、効果的で患者への
負担の少ないピーリング方法が求められてきた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは種々
検討した結果、5−アミノレブリン酸、その誘導体又は
それらの塩を皮膚に適用後、光照射することにより効果
的かつ患者に負担をかけずにピーリングができることを
見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、5−アミノレブリン
酸、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる化合物を含
有するピーリング用組成物を提供するものである。本発
明において、フォトダイナミックピーリングとは、薬物
を皮膚に適用した後に光照射を行うピーリング手段をい
う。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のピーリング用組成物に用
いられる5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれら
の塩は、植物成長促進剤、除草剤、殺虫剤、癌の光動力
学的治療用増感剤等として有用であることが知られてい
る(特許第2613136号、特許第2896963
号、特表昭61−502814号、特開平2−1382
01号)。しかし、5−アミノレブリン酸類がピーリン
グに応用できることについては全く知られていなかっ
た。
【0009】5−アミノレブリン酸の誘導体としては、
5−アミノレブリン酸エステル、N−アシル−5−アミ
ノレブリン酸、N−アシル−5−アミノレブリン酸エス
テルが挙げられる。
【0010】5−アミノレブリン酸エステルとしては、
例えば置換基を有していてもよい直鎖若しくは分岐鎖の
又は環状構造を有する炭素数1〜24のアルキルエステ
ルが挙げられる。このアルキル基が有してもよい置換基
としては、例えばヒドロキシ基、アルコキシ基、フェニ
ル基等が挙げられる。このような置換基を有していても
よいアルキル基の好ましい例としては、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−
ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−ドデ
シル基、n−ヘキサデシル基、ベンジル基、フォネチル
基、3−フェニルプロピル基、ヒドロキシエチル基、エ
トキシエチル基等を挙げることができる。
【0011】N−アシル−5−アミノレブリン酸として
は、5−アミノレブリン酸のアミノ基が、例えば炭素数
1〜24のアルカノイル基、芳香族アシル基、ベンジル
オキシカルボニル基等のアシル基でアシル化された化合
物が挙げられる。好ましいアシル基の具体例としては、
例えばアセチル基、n−プロパノイル基、n−ブタノイ
ル基、n−ペンタノイル基、n−ヘキサノイル基、n−
ノナノイル基、ベンジルオキシカルボニル基等が挙げら
れる。
【0012】N−アシル−5−アミノレブリン酸エステ
ルとしては、上記のエステル基とアシル基と同じ基を有
するものが例示される。好ましくはメチルエステル基と
ホルミル基、メチルエステル基とアセチル基、メチルエ
ステル基とn−プロパノイル基、メチルエステル基とn
−ブタノイル基、エチルエステル基とホルミル基、エチ
ルエステル基とアセチル基、エチルエステル基とn−プ
ロパノイル基、エチルエステル基とn−ブタノイル基の
組合わせが挙げられる。
【0013】5−アミノレブリン酸又はその誘導体の塩
としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸
塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、プロピオン酸
塩、トルエンスルホン酸塩、コハク酸塩、シュウ酸塩、
乳酸塩、酒石酸塩、グリコール酸塩、メタンスルホン酸
塩、酪酸塩、吉草酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、マレ
イン酸塩、リンゴ酸塩等の酸付加塩、及びナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩等の金属塩、アンモニウ
ム塩、アルキルアンモニウム塩等が挙げられる。なお、
これらの塩は使用時において水溶液又は粉体として用い
られ、その作用は5−アミノレブリン酸の場合と同一で
ある。
【0014】以上の5−アミノレブリン酸、その誘導体
又はそれらの塩は、水和物又は溶媒和物を形成していて
もよく、またいずれかを単独で、又は2種以上を適宜組
合わせて用いることができる。
【0015】5−アミノレブリン酸又はその塩は、化学
合成、微生物による生産、酵素による生産のいずれの方
法によっても製造することができる。また前記5−アミ
ノレブリン酸の誘導体又はその塩は、例えば特開平4−
9360号公報等に記載された公知の化学合成法によっ
て製造することができる。微生物又は酵素による生産物
や化学合成法による粗精製物は、ヒトに対して有害な物
質を含まない限り、分離精製することなくそのまま用い
ることができる。
【0016】本発明のピーリング用組成物は、前記5−
アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩を含有し
ていればその他の成分を更に含んでいてもよく、その剤
型としては皮膚外用剤であれば特に制限されず、例えば
粉剤、液剤、軟膏剤(油性軟膏、乳剤性軟膏、水溶性軟
膏、ヒドロゲルを含む)、パスタ剤等が挙げられる。こ
こで、その他の成分としては、イソプロピルミリステー
ト、界面活性剤、アルコール類、多価アルコール類など
の経皮吸収促進剤等が挙げられる。
【0017】水溶液や軟膏として調製する場合は、5−
アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩の分解を
防ぐためにアルカリ性にならないように留意して調製す
る必要がある。アルカリ性となる場合は酸素を除去する
ことで分解を防ぐことができる。この点を注意すれば通
常使用される液剤や軟膏の基剤成分と組み合わせて使用
することができる。
【0018】本発明組成物を用いてピーリングを行うに
は、目的とする皮膚に本発明組成物を適用後、当該部位
に光があたるようにすればよいが、当該部位に光照射す
る(フォトダイナミックピーリング)のが好ましい。本
発明組成物の皮膚への適用手段としては、有効成分が皮
膚から吸収される手段であれば制限されないが、噴霧、
塗布、湿布、イオントフォレーシス等の手段が挙げられ
る。皮膚への適用量は、通常成分の皮膚100cm2 当た
り有効成分である5−アミノレブリン酸、その誘導体又
はそれらの塩が5−アミノレブリン酸塩酸塩換算で10
mg〜10g、より望ましくは100mg〜5g、更に望ま
しくは1g〜5gである。本発明組成物適用後光照射ま
では、効率の面から適用部位を遮光するのが好ましい。
【0019】次に光照射を行うが、有効成分の経皮吸収
性及び代謝の観点から、本発明組成物を適用して2〜4
8時間、特に4〜24時間後に光照射するのが好まし
い。また、光照射にあたっては、皮膚上に残存する本発
明組成物を除去してから行うのが好ましい。照射する光
は635nmを中心にした可視光又は635nm近辺のレー
ザー光が良く、照射強度は1〜100J/cm2 、特に3
〜10J/cm2 が好ましく、照射時間は1分〜50分、
特に10分〜30分が好ましい。
【0020】本発明による処理後は3日間程度処理箇所
が赤くはれ、その後皮膚の表面が自然とはげてくる。個
人差もあるが3〜4日から3週間で古い角質や表皮がは
げ落ち、シミやそばかす、にきびの除去、肌の張りやつ
やの回復、しわの改善、面皰後の改善、面皰の生成防止
と言ったピーリング効果が現れる。
【0021】本発明による処理は通常1度で十分な効果
を示すが、更に効果を強めるために複数回行うこともで
きる。
【0022】本発明によるフォトダイナミックピーリン
グの機序は明らかではないが、次の如く推定される。す
なわち、細胞、組織が死ぬ形態としてネクローシスとア
ポトーシスの2通りがある。ネクローシスは薬剤や熱な
どの外的要因により細胞が障害されて死ぬものである
が、これが起きた時は、血管の拡張、炎症細胞がその局
所に集まる等の炎症反応が引き起こされ、また、その後
色素細胞におけるメラニン色素の産生亢進が起こる。一
方、アポトーシスは細胞内の内的要因により、細胞がい
わば「自殺」するといった細胞死の形態であり、この細
胞死は炎症を伴わない、あるいは伴っても微弱であるこ
とが知られている。ケミカルピーリングやレーザーピー
リングは薬剤や熱で表皮細胞を殺すネクローシスの機序
による方法であり、炎症や色素沈着等あるいは瘢痕形成
の障害が起こりやすく、それが、3ケ月、6ケ月時には
1年以上も遷延することがある。これに対してフォトダ
イナミックピーリングはアポトーシス様機序で表皮細胞
を死なせるものと考えられる。外的に投与された5−ア
ミノレブリン酸は表皮細胞に取り込まれた後、その細胞
におけるヘム生合成経路に入り、プロトポルフィリンIX
等の光感受性物質に転換されて細胞内に蓄積される。プ
ロトポルフィリンIX等の光感受性物質は、これを励起す
る光線にさらされた後、活性酸素を生み出し、結果とし
て当の細胞は「自殺」する。5−アミノレブリン酸の塩
及びその誘導体を投与した場合も体内で5−アミノレブ
リン酸を誘導し、誘導された5−アミノレブリン酸が同
様の機序を引き起こしているものと考えられる。以上の
ように、本発明のフォトダイナミックピーリングは、ア
ポトーシス様機序による細胞死であるため、炎症や色素
沈着、発赤等の障害が起こりにくいと考えられる。
【0023】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、これらは単に例示の目的でかかげられるものであっ
て、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例は、医師の診断により、完全なるイ
ンフォームドコンセントの下で行われた。
【0024】実施例1.日本薬局方親水軟膏(ヨシダ製
薬)に5−アミノレブリン酸塩酸塩を20重量%の濃度
になるように添加し良く混ぜた。この軟膏10gをイン
フォームドコンセントを得た22歳の女性の顔面左半分
に塗布し、サランラップで覆い更にその上にアルミ箔で
遮光を施した。4時間後患部を洗浄し、浜松フォトニク
ス社製エキシマダイレーザー(PDTEDL1)にて波長63
5nm、強度5J/cm2 にて30分間照射した。照射後、
局所に浮腫性紅斑を生じたが、3日目から徐々に消失
し、これと同時に皮膚表面に薄いかさぶたが生じ、入浴
時、洗顔時においてかさぶたになった古い表皮成分が徐
々にはげ落ちるようになり、施術後3週間でピーリング
が完了した。顔の左右の比較で、皮膚の張り、しわ、色
素沈着、ニキビ痕等が明らかに改善した。治療後6ケ月
間のフォローアップにおいても治療箇所は良好であっ
た。
【0025】実施例2.実施例1と同様に調製した軟膏
5gをインフォームドコンセントを得た24歳の女性の
右頬6cm×6cmに塗布し、サランラップで覆い更にその
上にアルミ箔で遮光を施した。12時間後患部を洗浄
し、浜松フォトニクス社製エキシマダイレーザー(PDTE
DL1)にて波長635nm、強度5J/cm2 にて15分間
照射した。照射後、局所に浮腫性紅斑を生じたが、3日
目から徐々に消失し、これと同時に入浴時や洗顔時古い
表皮成分が徐々にはげ落ち、施術後6日目には完全に古
い皮膚がはげ落ちピーリングが完了した。左頬の同箇所
との比較で、皮膚の張り、しわ、色素沈着、ニキビ痕等
が明らかに改善した。治療後6ケ月間のフォローアップ
においても治療箇所は良好であった。
【0026】
【発明の効果】本発明のピーリング用組成物を用いれ
ば、患者への負担が少なくかつ有効なピーリングが可能
になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/02 A61P 17/02 Fターム(参考) 4C083 AC621 CC02 DD22 DD27 EE10 EE12 EE14 EE16 4C206 AA01 AA02 DA02 MA01 MA04 MA83 NA06 NA14 ZA89

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5−アミノレブリン酸、その誘導体及び
    それらの塩から選ばれる化合物を含有するピーリング用
    組成物。
  2. 【請求項2】 フォトダイナミックピーリング用組成物
    である請求項1記載の組成物。
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