JP2001171911A - 巻芯残紙の除去装置 - Google Patents
巻芯残紙の除去装置Info
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Abstract
巻芯残紙を分離除去することのできる巻芯残紙の除去装
置を提供することが課題である。 【解決手段】 巻芯残紙3の巻き付いているロール4を
搬送する送り込みコンベヤ5、及び切断用コンベヤ9を
具備し、送り込みコンベヤ5の上方には、ロールのロー
ル径を測定するための超音波センサ12が設置されてい
る。また、切断用コンベヤ9の上方には、高圧水ノズル
34を有する高圧水噴射器13が設置されている。更
に、切断用コンベヤ9の下流端には、昇降バー14を有
するコア昇降装置27が設置されている。そして、ロー
ル4が搬送されると、超音波センサ12により測定され
たロール径に応じて高圧水ノズル34の高さが調整さ
れ、該高圧水ノズル34から高圧水を噴射して巻芯残紙
3を切断する。巻芯残紙3が切断された後の円筒状コア
2は、昇降バー14により上昇され、このとき巻芯残紙
3が下流側へ搬送されるので、巻芯残紙3と円筒状コア
2とを分離することができる。
Description
付けられた巻取紙を巻き戻した後に残る巻芯残紙を、円
筒状コアから分離除去する巻芯残紙の除去装置に関す
る。
一旦円筒状コアに巻き付けて原紙ロールとし、その後、
該原紙ロールを巻き戻してスリッタ等により裁断した
後、次の工程へと送られる。原紙を円筒状コアに巻き付
ける際に、円筒状コアに対して巻始めとなる部分は、巻
付開始時の皺やそれによる押し跡等の欠陥が発生してし
まう。この皺等の欠陥が発生した原紙は、巻芯残紙と称
しており、製品として出荷することはできないので、再
度パルパーに搬送して再処理する。
アから巻芯残紙を分離除去する必要があり、従来は生産
現場において、巻芯残紙の残った円筒状コアを床面に転
がしてカッターナイフ等で巻芯残紙を裁断除去する方法
等が一般に行われていたが、これらの方法は処理に広い
スペースを必要としたり、手作業のため人手がかかった
り、安全上の問題等もあった。
する試みがなされ、このような分離除去装置として、例
えば特公平2−4497号公報(以下、従来例1とい
う)に記載されたものが知られている。該従来例1に記
載された装置では、円筒状コアに巻き付けられている巻
芯残紙を、フォークシャフトに巻き取ることにより円筒
状コアと巻芯残紙とを分離する構成であり、効果的な残
紙処理装置であるが、残紙の量が多い場合には巻き戻し
に長時間を要するという欠点もある。また、巻芯残紙を
フォークシャフトに巻き取る際に、特に薄紙の場合には
巻芯残紙が切れることがあり、このような場合には、再
度フォークシャフトへの巻き付け作業を行わなければな
らず、作業者に多くの労力を強いることになる。
08755号のマイクロフィルム(以下、従来例2とい
う)に記載されたものが知られている。該従来例2で
は、円筒形状のドラム体内部に円筒状コアに巻芯残紙が
巻回されたロールを挿入し、該ドラム体を回転させるこ
とにより、巻芯残紙と円筒状コアとを分離するようにし
ている。しかし、この方法では、円筒状コアが痛みやす
いという欠点がある。また、紙の種類によっては、巻芯
残紙と円筒状コアとが分離するまでに長時間を要すると
いう問題もある。
における手作業による残紙処理作業には問題が多く、ま
た、円筒状コアと巻芯残紙との分離装置においては、使
用条件により分離作業に多くの時間を要したり、円筒状
コアが痛みやすい等の欠点があり、簡単且つ迅速に巻芯
残紙を除去することのできる装置の実現が望まれてい
た。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な操作で且つ短時間で円筒状コアに巻き付けら
れている巻芯残紙を除去することのできる巻芯残紙の除
去装置を提供することにある。
め、本願請求項1に記載の発明は、円筒状コアに巻芯残
紙が巻き付いている円筒状のロールから巻芯残紙を取り
除いて、円筒状コアと巻芯残紙とを分離する巻芯残紙の
除去装置において、前記ロールの軸方向に沿って相対的
に移動可能とされ、高圧水を噴射する高圧水噴射手段を
具備し、当該高圧水噴射手段の高圧水ノズルから前記ロ
ールに向けて高圧水を噴射することにより前記巻芯残紙
を切断し、前記円筒状コアから前記巻芯残紙を分離除去
することが特徴である。
アに巻芯残紙が巻き付いている円筒状のロールから巻芯
残紙を取り除いて、円筒状コアと巻芯残紙とを分離する
巻芯残紙の除去装置において、前記ロールを所望部位へ
搬入し、且つ巻芯残紙と巻芯残紙が取り除かれた後の円
筒状コアを別々に搬出する搬送用コンベヤと、前記所望
部位へ搬入されたロールの軸方向に沿って相対的に移動
可能であり、且つ、高圧水ノズルを有し、該高圧水ノズ
ルから前記ロールの巻芯残紙に向けて高圧水を噴射し
て、該巻芯残紙を切断する高圧水噴射手段と、昇降バー
を有し、前記巻芯残紙が切断された後の前記円筒状コア
内に該昇降バーを挿入して当該円筒状コアを上昇させ、
巻芯残紙を除去した後に昇降バーを下降させて前記円筒
状コアを搬送用コンベヤ上に載置する昇降手段と、を有
することを特徴とする。
は、当該昇降バーにて前記円筒状コアを上昇させた際に
該円筒状コアを回転させるための回転リングを、少なく
とも2個具備したことを特徴とする。請求項4に記載の
発明は、前記搬送用コンベヤの後段側に、前記ロールか
ら分離された巻芯残紙を搬送する巻芯残紙用コンベヤを
設置したことを特徴とする。
ルは前記ロールの上方に位置し、前記ロールの垂直中心
線に対し若干横方向に外れた位置に高圧水を噴射するよ
うに配置されていることを特徴とする。前記高圧水ノズ
ルは、前記ロールの垂直中心線から10mm〜50mm
横方向に外れた位置に高圧水を噴射するように設定され
ることが望ましい。
手段は、前記巻芯残紙が巻き付けられたロールのロール
径を検出する検出手段を具備し、当該検出手段にて検出
されるロール径に応じて前記高圧水ノズルの高さを変更
するノズル位置設定手段を具備したことを特徴とする。
手段は、前記巻芯残紙が巻き付いているロールの、ロー
ル径を検出する検出手段を具備し、当該検出手段にて検
出されるロール径の大きさに応じて、前記高圧水ノズル
より噴射される高圧水の圧力、及び、前記ロールと搬送
手段との間の相対移動速度の、少なくとも一方を変化さ
せることを特徴とする。
圧水噴射手段に搭載される高圧水ノズルから、巻芯残紙
が巻き付けられたロールの表面に向けて高圧水を噴射
し、且つ、該ロールを高圧水ノズルに対して相対的に移
動させるので、水圧により巻芯残紙を切断することがで
きる。巻芯残紙が切断された後の円筒状コア内には昇降
バーが挿入され、昇降手段の制御下で該昇降バーは上昇
する。このとき、切断された巻芯残紙は搬送用コンベヤ
上に落下し、巻芯残紙用コンベヤにより下流側へと搬送
される。
は、下降して再度搬送用コンベヤ上に載置され、該搬送
用コンベヤにより上流側に戻されて再利用される。ま
た、搬送用コンベヤ上の適所にロール径を測定するため
の検出手段を設置し、該検出手段により測定されたロー
ル径の大きさに応じて、高圧水ノズルの高さを適宜変更
するように制御しているので、ロール径の大きさに関わ
らず、常にロール表面からほぼ一定の距離にて高圧水を
噴射することができ、効率良く巻芯残紙を切断すること
ができる。
基づいて説明する。図1は、本発明が適用された巻芯残
紙の除去装置1の全体構成を模式的に示す斜視図であ
り、該巻芯残紙の除去装置1を使用することにより、円
筒状コア2に巻き付けられた巻芯残紙3を効率良く除去
して、円筒状コア2と巻芯残紙3とを分離することがで
きる。
水を用いて切断するため、ティシュペーパーのような比
較的柔らかい紙に適用すると、過度の高圧を必要とせず
切断が容易であるので好ましい。
置1は、円筒状コア2に巻芯残紙3が巻き付いている円
筒状のロール4を、所望部位へ搬送する送り込みコンベ
ヤ5を有しており、該送り込みコンベヤ5のベルト表面
には、ロール4の回転を防止するための断面V字形状の
受け溝6が複数箇所に形成されている。
ール4のロール径を測定するための超音波センサ12が
設置されている。また、該送り込みコンベヤ5の一方の
ローラ軸7には、駆動モータ8が連結されており、該駆
動モータ8を正転、逆転させることにより、送り込みコ
ンベヤ5の搬送方向を変更することができる。
コンベヤ9が配設されており、該切断用コンベヤ9の上
流側には、送り込みコンベヤ5からロール4が搬送され
たかどうかを検出するための第1の検出器10と、該第
1の検出器10とは若干離れた位置に配置され、ロール
4が所望の切断位置を通過し終えたことを検出する第2
の検出器11と、が配置されている。なお、送り込みコ
ンベヤ5と切断用コンベヤ9とで、請求項に記載した搬
送用コンベヤが構成される。
ル4の表面に高圧水を噴射してロール4に巻き付けられ
た巻芯残紙3を切断する高圧水噴射器(高圧水噴射手
段)13が配設されている。
器の構成を示す側面図、図3は同平面図である。図示の
ように、高圧水噴射器13は、床面から立設される2本
の支柱31を有しており、該支柱31の上側には、サイ
クロ減速機32が設置されている。また、支柱31に
は、該支柱31に対して昇降動が可能なブラケット33
が設置されおり、サイクロ減速機32の回転動により、
ブラケット33に係合するボールネジを回転させること
により上下方向に移動させ、これによりブラケット33
の高さ調整ができるように構成されている。
ル34及び2個のエアーノズル35が配置されており、
各ノズル34、35は、配管36を通じて床面に配置さ
れた弁切換器28に連結されている。弁切換器28は、
高圧水ノズル34へ供給する高圧水、及びエアーノズル
35へ供給する圧縮空気のオン、オフを切り換えるため
の電磁弁を具備している。また、支柱31の適所には、
長尺状のアーム37が連結されており、該アーム37の
先端部には、超音波センサ12が取り付けられている。
4によって巻芯残紙3を切断後、巻芯残紙3が円筒状コ
ア2から剥離しやすいように、巻芯残紙3の切断部付近
に圧縮空気を噴射している。
下位置を示しており、符号4aは、切断用コンベヤ9上
に載置された巻芯残紙3の厚さの大きいロール(即ち、
ロール径の大きいロール)を示し、符号4bは、巻芯残
紙3の厚さの小さいロール(即ち、ロール径の小さいロ
ール)を示す。そして、ロール4のロール径は、超音波
センサ12により測定されるので、該測定結果に応じて
ブラケット33の高さが適宜調整されるようになってい
る。
9の下流側には、巻芯残紙3を切断した後の円筒状コア
2を昇降させるためのコア昇降装置(昇降手段)27が
設置されている。図4はコア昇降装置27の構成を示す
側面図、図5は同正面図である。図示のように、コア昇
降装置27は、架台15を有しており、該架台15の上
端部には、シリンダ38が設置されている。そして、該
シリンダ38のストローク先端部には、円筒状コア2の
内部に挿入可能な長尺状の昇降バー14が連結されてい
る。従って、昇降バー14を円筒状コア2の内部に挿入
した状態で、シリンダ38をストローク動作させること
により、該円筒状コア2を上下方向に昇降させることが
できる。また、昇降バー14の好適な2箇所には、当該
昇降バー14に対して回転動が可能な回転リング16が
設置されている。
が最下位置に下降された状態を示し、この最下位置に昇
降バー14を待機させておくことにより、切断用コンベ
ヤ9により搬送されたロール4の円筒状コア2内部に昇
降バー14が挿入されるようになっている。
9のベルト表面には、断面V字形状の受け溝17が複数
箇所に配設されており、また、該切断用コンベヤ9の一
方のローラ軸18には、駆動モータ25が連結され、該
切断用コンベヤ9を正転、または反転させることができ
るようになっている。
は、例えば、光電センサ等により構成され、ロール4通
過時に光路が遮断されることを検出して、ロール4が通
過したかどうかを検出するものである。
信素子(図示省略)を具備しており、ロール4の表面に
向けて超音波信号を送信すると共に、ロール4で反射し
た超音波信号を受信し、送信から受信までに要する時間
を計測することにより、ロール4表面の高さ(即ち、ロ
ール4のロール径に相当する)を検出するものである。
射器13により切断されて円筒状コア2から分離された
巻芯残紙3を次工程へ搬送するための、残紙用コンベヤ
21が配設されている。
芯残紙3が除去された後の円筒状コア2を次工程へ送り
出すための、コア用コンベヤ23が配置され、更に、送
り込みコンベヤ5の他方の側方には、巻芯残紙3が除去
された後の円筒状コア2をコア用コンベヤ23側へ押し
出すためのプッシャ24が配設されている。
0、第2の検出器11、超音波センサ12、高圧水噴射
器13、プッシャ24、駆動モータ25、コア昇降装置
27は、それぞれ制御手段26に電気的に接続されてお
り、該制御手段26に組み込まれているシーケンス回路
により、当該巻芯残紙の除去装置1全体が総括的に制御
されるようになっている。
の動作を、図6に示すフローチャートを参照しながら説
明する。まず、初期設定として、高圧水ノズル34の位
置が原位置(最も高い位置)にあることを確認する(ス
テップST1でYES)。原位置にない場合には、原位
置へ復帰させる処理を行う(ステップST2)。そし
て、送り込みコンベヤ5上にロール4が搬入されると
(ステップST3でYES)、超音波センサ12によ
り、ロール4のロール径が測定される。即ち、超音波セ
ンサ12からロール4の表面に向けて超音波信号を送信
し、且つ、該表面にて反射した超音波信号を受信し、送
信と受信の時間差に基づいてロール4のロール径が測定
される(ステップST4)。
イクロ減速機32(図2参照)を回転駆動させてブラケ
ット33を下降させ、該ブラケット33の先端に設置さ
れた高圧水ノズル34がロール4の表面から所定距離と
なるように設定する(ステップST5)。
との垂直方向の距離は、5〜20mm程度に設定する
と、高圧水ノズル34がロール4に衝突する危険性が低
く、且つ、高圧水の圧力を必要以上に上げることもなく
て好ましい。尚、これに限定されるものではない。
の厚さにより切断可能な圧力として下限を決め、圧力が
高すぎると高圧水が飛散する等の問題が生じるので必要
最小限の圧力として上限を決める必要があるが、比較的
柔らかい紙の場合でも大体100kgf/cm2(10
7Pa)以上の圧力であることが好ましい。例えば、テ
ィシュペーパーの場合200〜400kgf/cm
2(2×107〜4×10 7Pa)程度の圧力であるこ
とが好ましい。尚、これに限定されるものではない。
断用コンベヤ9を低速で順方向回転させて、ロール4を
切断用コンベヤ9の下流側へ送り出す(ステップST
6)。そして、ロール4の先端部が第1の検出器10の
設置部位に達すると、該第1の検出器10では、ロール
4が送られたことが検出され(ステップST7でYE
S)、この検出信号により、高圧水ノズル34から高圧
水が噴射され、且つ、2つのエアーノズル35から圧縮
エアーが噴射される(ステップST8)。このとき、切
断用コンベヤ9は、下流側に向けて低速で駆動している
ので、該切断用コンベヤ9上に載置されているロール4
は下流側に向けて低速で移動することになり、ロール4
に巻き付けられた巻芯残紙3は、高圧水の噴射により長
手方向に沿って徐々に切断されることになる。また、図
7に示したように、高圧水ノズル34は、ロール4の中
心から若干外れた位置に配置されているので、ロール4
は図8に示すように、中心から幾分ずれた部位(P1)
が切断される。
11の設置部位を通過すると、ロール4の通過終了が確
認され(ステップST9でYES)、この検出信号によ
り高圧水及び圧縮エアーの噴射が停止される(ステップ
ST10)。
ヤ9の下流端に到達しており、コア昇降装置の昇降バー
14が円筒状コア2の内部に挿入された状態とされる。
即ち、昇降バー14は、切断用コンベヤ9の下流側の所
定高さ位置に設定されているので(超音波センサ12と
制御手段26により設定される)、ロール4が下流側に
送られてくると、自動的に昇降バー14が円筒状コア2
内に挿入されることになる。
照)をストローク動作させ、昇降バー14を上昇させる
と(ステップST11)、円筒状コア2が切断用コンベ
ヤ9の上側に持ち上げられることになり、図8に示した
ように、巻芯残紙3は若干傾斜した部位にて切断されて
いるので、荷重のアンバランスにより、切断された巻芯
残紙3は、外力を加えなくても自重により容易に切断用
コンベヤ9上へ落下する。
箇所には回転リング16が設置されているので、円筒状
コア2は昇降バー14に対して摩擦力がほとんど働くこ
となく回転することができ、巻芯残紙3の荷重のアンバ
ランスにより、容易に回転し、該巻芯残紙3は自重によ
り下方へ落下する。
により下流端まで搬送され、残紙用コンベヤ21上に載
置されて、パルパー等の次処理工程へと搬送される(ス
テップST12)。
この状態でシリンダ38をストローク動作させて、昇降
バー14を下降させ、該昇降バー14に支持されている
巻芯残紙3が除去された後の円筒状コア2を切断用コン
ベヤ9上に載置する(ステップST13)。その後、切
断用コンベヤ9を、逆方向へ回転駆動させ、円筒状コア
2を上流側へと送り出し、送り込み用コンベヤ5上へと
搬送する(ステップST14)。
円筒状コア2をコア用コンベヤ23側へ押し出す(ステ
ップST15)。円筒状コア2は、コア用コンベヤ23
により下流工程へと搬送され、再利用される。また、次
の処理の準備として高圧水ノズルを原位置へ上昇させる
(ステップST16)。こうして、円筒状コア2に巻き
付けられた巻芯残紙3を自動操作で除去することができ
るのである。
除去装置では、人手による作業を殆ど必要とせず、自動
操作で円筒状コア2に巻き付けられている巻芯残紙3を
切断し、除去することができるので、巻芯残紙3の除去
作業を極めて容易に行うことができ、作業性を著しく向
上させることができる。
ール4のロール径に変化が生じた場合でも、超音波セン
サ12によりロール4のロール径を測定し、この測定結
果に応じて高圧水ノズル34の高さがロール4の表面に
対し好適となるように制御しているので、確実且つ効率
良く巻芯残紙3を切断することができる。
心位置から横方向に若干外れた位置を高圧水で切断する
ように構成し、且つ、昇降バー14には円筒状コア2を
回転させるための回転リング16が取り付けられている
ので、切断された巻芯残紙3は荷重のアンバランスによ
り、自重で下方に落下することになり、作業性を向上さ
せることができる。
の垂直中心線から横方向に10mm〜50mm外れた位
置に高圧水が噴射されるように配置するのが好ましい。
このような配置とすることにより、切断された残紙が円
筒状コア2から剥離し易くなる。
ベヤ9を一定の速度で駆動させてロール4を下流側に移
動させるように構成する例について説明したが、超音波
センサ12により検出されるロール4のロール径に応じ
て、切断用コンベヤ9の移動速度を変化させるようにす
ることも可能である。
紙3の厚さもまた大きく、切断には比較的長時間を要
し、反対に、ロール径が小さい場合には、巻芯残紙3の
厚さは小さく、短時間で切断することができるので、ロ
ール径が大きい場合には、切断用コンベヤ9の搬送速度
を遅くし、ロール径が小さい場合には切断用コンベヤ9
の搬送速度を速くするように制御すれば、より効率の良
い巻芯残紙3の除去作業が可能となる。なお、搬送速度
を変化させる操作は、駆動モータ25として、速度可変
モータを使用すれば良い。
圧力によっても左右されるが、例えば、2.5〜30
[m/分]程度の速度を用いることができる。勿論本発
明はこれに限定されるものではない。
ル34より噴射する高圧水の水圧が一定である例につい
て説明したが、ロール径に応じて水圧を変化させるよう
に構成することも可能である。即ち、上記したように、
ロール径が大きい場合には巻芯残紙3の厚さが大きいの
で高圧水の水圧を強くし、ロール径が小さい場合には巻
芯残紙3の厚さが小さいので、高圧水の水圧を弱くする
ことにより、効率の良い切断作業が可能となる。
ル径により、コンベヤ9の搬送速度(残紙の切断速度)
と高圧水の水圧を変更することを記載したが、更に、紙
の種類を事前に設定しておいて、裁断し易い紙かどうか
(紙の種類)により、コンベヤ9の搬送速度(残紙の切
断速度)と高圧水の水圧を変更することも可能である。
上側に配置された超音波センサ12により、当該ロール
4のロール径を測定するように構成したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ロール4の横方向に超音
波センサ12を設置してロール径を測定するように構成
することも可能である。また、ロール径を検出するため
のセンサとして超音波センサ12を使用する例について
説明したが、超音波センサに限定されるものではなく、
光電センサ等、他の検出手段を使用することも可能であ
る。
中心位置から若干外れた位置にて高圧水を噴射する例に
ついて説明したが、切断後の巻芯残紙3の除去作業の手
間を問題としない場合や、円筒状コア2と残紙3の紙離
れの良好な場合には、ロール4の中心位置に高圧水を噴
射する構成としても良い。
ベヤ9を駆動することにより、高圧水ノズル34に対し
てロール4を移動させ、該ロール4に巻き付けられた巻
芯残紙3をロール4の軸方向に沿って切断する例につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ロール4を固定させた状態で高圧水ノズル34を移
動させ、巻芯残紙3を切断するように構成することも可
能である。
残紙の除去装置では、円筒状コアに巻き付けられた巻芯
残紙を、高圧水噴射手段を用いて切断することにより円
筒状コアと巻芯残紙とを分離除去しているので、従来と
比較して迅速、且つ容易に巻芯残紙を除去することがで
きる。
り、ロール径を測定し該ロール径に応じて高圧水ノズル
の高さ位置を適宜調整し、該高圧水ノズルの先端部から
ロール表面までの距離がほぼ一定となるように制御して
いるので、効率の良い高圧水による巻芯残紙の切断を行
うことができる。
いて巻芯残紙が切断された後の円筒状コアを上方に持ち
上げることにより、巻芯残紙と円筒状コアとを分離する
ので、巻芯残紙を回収する作業が容易となる。また、高
圧水ノズルによる高圧水の噴射位置をロールの中心から
若干外れた位置とすることにより、ロールの重心から幾
分ずれた位置で巻芯残紙を切断することができ、荷重の
アンバランスにより、効果的に円筒状コアから巻芯残紙
を取り除くことができる。
ことにより、該昇降バーに対して円筒状コアが回転しや
すくなるので、より一層巻芯残紙の除去作業が容易とな
る。また、ロール径の大きさに応じてロールと高圧水ノ
ズルとの相対移動速度、或いは、高圧水ノズルより噴射
される高圧水の水圧を変化させるようにすれば、円筒状
コアに巻き付けられた巻芯残紙の厚さに適合した極めて
効率の良い巻芯残紙の切断を行うことができる。
を模式的に示す説明図である。
面図である。
面図である。
するフローチャート図である。
図である。
置に高圧水を噴射した際の、ロールの切断面を示す説明
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 円筒状コアに巻芯残紙が巻き付いている
円筒状のロールから巻芯残紙を取り除いて、円筒状コア
と巻芯残紙とを分離する巻芯残紙の除去装置において、 前記ロールの軸方向に沿って相対的に移動可能とされ、
高圧水を噴射する高圧水噴射手段を具備し、当該高圧水
噴射手段の高圧水ノズルから前記ロールに向けて高圧水
を噴射することにより前記巻芯残紙を切断し、前記円筒
状コアから前記巻芯残紙を分離除去することを特徴とす
る巻芯残紙の除去装置。 - 【請求項2】 円筒状コアに巻芯残紙が巻き付いている
円筒状のロールから巻芯残紙を取り除いて、円筒状コア
と巻芯残紙とを分離する巻芯残紙の除去装置において、 前記ロールを所望部位へ搬入し、且つ巻芯残紙と巻芯残
紙が取り除かれた後の円筒状コアを別々に搬出する搬送
用コンベヤと、 前記所望部位へ搬入されたロールの軸方向に沿って相対
的に移動可能であり、且つ、高圧水ノズルを有し、該高
圧水ノズルから前記ロールの巻芯残紙に向けて高圧水を
噴射して、該巻芯残紙を切断する高圧水噴射手段と、 昇降バーを有し、前記巻芯残紙が切断された後の前記円
筒状コア内に該昇降バーを挿入して当該円筒状コアを上
昇させ、巻芯残紙を除去した後に昇降バーを下降させて
前記円筒状コアを搬送用コンベヤ上に載置する昇降手段
と、 を有することを特徴とする巻芯残紙の除去装置。 - 【請求項3】 前記昇降バーは、当該昇降バーにて前記
円筒状コアを上昇させた際に該円筒状コアを回転させる
ための回転リングを、少なくとも2個具備したことを特
徴とする請求項2に記載の巻芯残紙の除去装置。 - 【請求項4】 前記搬送用コンベヤの後段側に、前記ロ
ールから分離された巻芯残紙を搬送する巻芯残紙用コン
ベヤを設置したことを特徴とする請求項2または請求項
3のいずれかに記載の巻芯残紙の除去装置。 - 【請求項5】 前記高圧水ノズルは前記ロールの上方に
位置し、前記ロールの垂直中心線に対し若干横方向に外
れた位置に高圧水を噴射するように配置されていること
を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載
の巻芯残紙の除去装置。 - 【請求項6】 前記高圧水噴射手段は、前記巻芯残紙が
巻き付けられたロールのロール径を検出する検出手段を
具備し、当該検出手段にて検出されるロール径に応じて
前記高圧水ノズルの高さを変更するノズル位置設定手段
を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいず
れか1項に記載の巻芯残紙の除去装置。 - 【請求項7】 前記高圧水噴射手段は、前記巻芯残紙が
巻き付いているロールの、ロール径を検出する検出手段
を具備し、当該検出手段にて検出されるロール径の大き
さに応じて、前記高圧水ノズルより噴射される高圧水の
圧力、及び、前記ロールと搬送手段との間の相対移動速
度の、少なくとも一方を変化させることを特徴とする請
求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の巻芯残紙の除
去装置。
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- 1999-12-22 JP JP36506799A patent/JP3764836B2/ja not_active Expired - Lifetime
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