JP2001169899A - フルーツカッター - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 果肉分離体はカッター体上を円滑に回転する
ことができ、それだけ切截作業を容易に行うことができ
る。 【解決手段】 カッター体２の環状部材２ａ又は果肉分
離体３の環状部材３ａに複数個の滑り凸部５を隆起形成
してなる。
ことができ、それだけ切截作業を容易に行うことができ
る。 【解決手段】 カッター体２の環状部材２ａ又は果肉分
離体３の環状部材３ａに複数個の滑り凸部５を隆起形成
してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばグレープフル
ーツ等の球状果物の果肉を果皮から切截する際に用いら
れるフルーツカッターに関するものである。
ーツ等の球状果物の果肉を果皮から切截する際に用いら
れるフルーツカッターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のフルーツカッターとして、
グレープフルーツ等の球状果物の果肉及び果汁を収納可
能な容器体と、容器体の開口周縁部に着脱自在に固定嵌
合される環状部材に二つ割りした半球状果物の果皮と果
肉との間を切截可能な弧状切截刃を突出配置してなるカ
ッター体と、このカッター体の周縁部に滑り回動及び着
脱自在に嵌合載置される環状部材に果肉内に喰込可能な
複数個の弧状喰込杆を放射状配置すると共に複数個の弧
状喰込杆の中央部に弧状切截刃の先端部の支持部をもつ
果肉分離体と、該果肉分離体上に被せた半球状果物の果
皮の外面に被嵌され、半球状果物を該果肉分離体とによ
り挟持して果肉分離体及び半球状果物を回動可能なカバ
ー体とを備えなる構造のものが知られている。
グレープフルーツ等の球状果物の果肉及び果汁を収納可
能な容器体と、容器体の開口周縁部に着脱自在に固定嵌
合される環状部材に二つ割りした半球状果物の果皮と果
肉との間を切截可能な弧状切截刃を突出配置してなるカ
ッター体と、このカッター体の周縁部に滑り回動及び着
脱自在に嵌合載置される環状部材に果肉内に喰込可能な
複数個の弧状喰込杆を放射状配置すると共に複数個の弧
状喰込杆の中央部に弧状切截刃の先端部の支持部をもつ
果肉分離体と、該果肉分離体上に被せた半球状果物の果
皮の外面に被嵌され、半球状果物を該果肉分離体とによ
り挟持して果肉分離体及び半球状果物を回動可能なカバ
ー体とを備えなる構造のものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来構造の場合、果肉分離体上に被せた半球状果物の果皮
の外面にカバー体を被嵌し、半球状果物を該果肉分離体
とカバー体により挟持して果肉分離体及び半球状果物を
回動させるとき、カッター体の環状部材と果肉分離体と
の滑り接触部分に果肉や果袋の切截片が侵入することが
あり、このため、果肉分離体及び半球状果物の回動が不
円滑となり易く、それだけ、回動力を要して、使用快適
性を低下させることがあるという不都合を有している。
来構造の場合、果肉分離体上に被せた半球状果物の果皮
の外面にカバー体を被嵌し、半球状果物を該果肉分離体
とカバー体により挟持して果肉分離体及び半球状果物を
回動させるとき、カッター体の環状部材と果肉分離体と
の滑り接触部分に果肉や果袋の切截片が侵入することが
あり、このため、果肉分離体及び半球状果物の回動が不
円滑となり易く、それだけ、回動力を要して、使用快適
性を低下させることがあるという不都合を有している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とし、本発明のうちで、請求項
１記載の発明は、グレープフルーツ等の球状果物の果肉
及び果汁を収納可能な容器体と、容器体の開口周縁部に
着脱自在に固定嵌合される環状部材に二つ割りした半球
状果物の果皮と果肉との間を切截可能な弧状切截刃を突
出配置してなるカッター体と、該カッター体の周縁部に
滑り回動及び着脱自在に嵌合載置される環状部材に果肉
内に喰込可能な複数個の弧状喰込杆を放射状配置すると
共に該複数個の弧状喰込杆の中央部に弧状切截刃の先端
部の支持部をもつ果肉分離体と、該果肉分離体上に被せ
た半球状果物の果皮の外面に被嵌され、該半球状果物を
該果肉分離体とにより挟持して該果肉分離体及び半球状
果物を回動可能なカバー体とを備えなり、上記カッター
体の環状部材又は果肉分離体の環状部材に複数個の滑り
凸部を隆起形成してなることを特徴とするフルーツカッ
ターにある。
合を解決することを目的とし、本発明のうちで、請求項
１記載の発明は、グレープフルーツ等の球状果物の果肉
及び果汁を収納可能な容器体と、容器体の開口周縁部に
着脱自在に固定嵌合される環状部材に二つ割りした半球
状果物の果皮と果肉との間を切截可能な弧状切截刃を突
出配置してなるカッター体と、該カッター体の周縁部に
滑り回動及び着脱自在に嵌合載置される環状部材に果肉
内に喰込可能な複数個の弧状喰込杆を放射状配置すると
共に該複数個の弧状喰込杆の中央部に弧状切截刃の先端
部の支持部をもつ果肉分離体と、該果肉分離体上に被せ
た半球状果物の果皮の外面に被嵌され、該半球状果物を
該果肉分離体とにより挟持して該果肉分離体及び半球状
果物を回動可能なカバー体とを備えなり、上記カッター
体の環状部材又は果肉分離体の環状部材に複数個の滑り
凸部を隆起形成してなることを特徴とするフルーツカッ
ターにある。
【０００５】又、請求項２記載の発明は、上記弧状切截
刃を上記カッター体の環状部材に螺着固定してなること
を特徴とするものであり、又、請求項３記載の発明は、
上記果肉分離体に形成された弧状切截刃の先端部の支持
部を回動ピンにより形成すると共に該弧状切截刃の先端
部に該回動ピンが嵌挿可能な軸受穴を形成してなること
を特徴とするものであり、又、請求項４記載の発明は、
上記複数個の弧状喰込杆の中央部上面に位置決め凸部を
形成すると共に上記カバー体の中央部内面に位置決め凹
部を形成してなることを特徴とするものであり、又、請
求項５記載の発明は、上記カッター体の環状部材に上記
容器体の開口周縁部に突出形成された注ぎ口部を閉口可
能な閉蓋部を突出形成してなることを特徴とするもので
あり、又、請求項６記載の発明は、上記カッター体の環
状部材に把手部材を設けてなることを特徴とするもので
ある。
刃を上記カッター体の環状部材に螺着固定してなること
を特徴とするものであり、又、請求項３記載の発明は、
上記果肉分離体に形成された弧状切截刃の先端部の支持
部を回動ピンにより形成すると共に該弧状切截刃の先端
部に該回動ピンが嵌挿可能な軸受穴を形成してなること
を特徴とするものであり、又、請求項４記載の発明は、
上記複数個の弧状喰込杆の中央部上面に位置決め凸部を
形成すると共に上記カバー体の中央部内面に位置決め凹
部を形成してなることを特徴とするものであり、又、請
求項５記載の発明は、上記カッター体の環状部材に上記
容器体の開口周縁部に突出形成された注ぎ口部を閉口可
能な閉蓋部を突出形成してなることを特徴とするもので
あり、又、請求項６記載の発明は、上記カッター体の環
状部材に把手部材を設けてなることを特徴とするもので
ある。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１乃至図１３は本発明の実施の
形態例を示し、１は容器体であって、この場合、透明な
合成樹脂により製作され、グレープフルーツ等の球状果
物を二つ割りした半球状果物Ｗの果肉Ｗ2及び果汁を収
納し、この開口周縁部に注ぎ口部１ａを突出形成して構
成している。
形態例を示し、１は容器体であって、この場合、透明な
合成樹脂により製作され、グレープフルーツ等の球状果
物を二つ割りした半球状果物Ｗの果肉Ｗ2及び果汁を収
納し、この開口周縁部に注ぎ口部１ａを突出形成して構
成している。
【０００７】２はカッター体であって、上記容器体の開
口周縁部に着脱自在に固定嵌合される環状部材２ａに二
つ割りした半球状果物Ｗの果皮Ｗ1と果袋Ｗ3内の果肉Ｗ
2との間を切截可能な金属製の弧状切截刃２ｂを突出配
置してなり、容器体１の内周面に嵌合凹部１ｂを形成
し、カッター体２の外周面に嵌合凸部２ｃを形成し、嵌
合凹部１ｂと嵌合凸部２ｃとの嵌合によりカッター体２
を容器体１の開口周縁部に着脱自在に固定嵌合するよう
に構成している。
口周縁部に着脱自在に固定嵌合される環状部材２ａに二
つ割りした半球状果物Ｗの果皮Ｗ1と果袋Ｗ3内の果肉Ｗ
2との間を切截可能な金属製の弧状切截刃２ｂを突出配
置してなり、容器体１の内周面に嵌合凹部１ｂを形成
し、カッター体２の外周面に嵌合凸部２ｃを形成し、嵌
合凹部１ｂと嵌合凸部２ｃとの嵌合によりカッター体２
を容器体１の開口周縁部に着脱自在に固定嵌合するよう
に構成している。
【０００８】３は果肉分離体であって、この場合、合成
樹脂製にして、カッター体２の環状部材２ａの周縁部に
滑り回動及び着脱自在に嵌合載置される環状部材３ａに
果肉内に喰込可能な複数個の断面三角形状の弧状喰込杆
３ｂを放射状配置すると共に複数個の弧状喰込杆３ｂの
中央部に弧状切截刃２ｂの先端部の支持部３ｃを形成
し、この支持部３ｃを回動ピン３ｄにより形成すると共
に弧状切截刃２ｂの先端部に回動ピン３ｄが嵌挿可能な
軸受穴２ｄを形成して構成している。
樹脂製にして、カッター体２の環状部材２ａの周縁部に
滑り回動及び着脱自在に嵌合載置される環状部材３ａに
果肉内に喰込可能な複数個の断面三角形状の弧状喰込杆
３ｂを放射状配置すると共に複数個の弧状喰込杆３ｂの
中央部に弧状切截刃２ｂの先端部の支持部３ｃを形成
し、この支持部３ｃを回動ピン３ｄにより形成すると共
に弧状切截刃２ｂの先端部に回動ピン３ｄが嵌挿可能な
軸受穴２ｄを形成して構成している。
【０００９】４はカバー体であって、この場合、透明な
合成樹脂製にして、上記果肉分離体３上に被せた半球状
果物Ｗの果皮Ｗ1の外面に被嵌可能なドーム状に形成さ
れ、上記果肉分離体３の環状部材３ａに六個の係合凸部
３ｅを形成し、カバー体４の外周下周縁に凹凸波状の係
合凹部４ａを形成し、係合凸部３ｅと係合凹部４ａの回
動方向後側内端面とを当接可能に形成し、かつ、カバー
体４の外面に滑止凸部４ｂを放射状に複数個形成すると
共に内面に複数個の突条からなる喰付凸部４ｃを形成
し、半球状果物Ｗを果肉分離体３とにより挟持して果肉
分離体３及び半球状果物Ｗを回動可能に構成されてい
る。
合成樹脂製にして、上記果肉分離体３上に被せた半球状
果物Ｗの果皮Ｗ1の外面に被嵌可能なドーム状に形成さ
れ、上記果肉分離体３の環状部材３ａに六個の係合凸部
３ｅを形成し、カバー体４の外周下周縁に凹凸波状の係
合凹部４ａを形成し、係合凸部３ｅと係合凹部４ａの回
動方向後側内端面とを当接可能に形成し、かつ、カバー
体４の外面に滑止凸部４ｂを放射状に複数個形成すると
共に内面に複数個の突条からなる喰付凸部４ｃを形成
し、半球状果物Ｗを果肉分離体３とにより挟持して果肉
分離体３及び半球状果物Ｗを回動可能に構成されてい
る。
【００１０】５は滑り凸部であって、上記カッター体２
の環状部材２ａに隆起形成され、上記果肉分離体３の底
端面３ｆに滑り接触可能に形成されている。
の環状部材２ａに隆起形成され、上記果肉分離体３の底
端面３ｆに滑り接触可能に形成されている。
【００１１】この場合、上記カッター体２の環状部材２
ａに保持凸部２ｅを形成し、保持凸部２ｅに上記弧状切
截刃２ｂを保持可能な保持溝２ｆを形成し、保持凸部２
ｅに雌螺子部２ｇを形成し、上記弧状切截刃２ｂに通穴
２ｈを形成し、弧状切截刃２ｂの基部を保持溝２ｆに嵌
合し、通穴２ｈを介して雌螺子部２ｇにネジ２ｊを螺着
することにより上記カッター体２の環状部材２ａに弧状
切截刃２ｂを螺着固定するように構成している。
ａに保持凸部２ｅを形成し、保持凸部２ｅに上記弧状切
截刃２ｂを保持可能な保持溝２ｆを形成し、保持凸部２
ｅに雌螺子部２ｇを形成し、上記弧状切截刃２ｂに通穴
２ｈを形成し、弧状切截刃２ｂの基部を保持溝２ｆに嵌
合し、通穴２ｈを介して雌螺子部２ｇにネジ２ｊを螺着
することにより上記カッター体２の環状部材２ａに弧状
切截刃２ｂを螺着固定するように構成している。
【００１２】又、この場合、上記複数個の弧状喰込杆３
ｂの中央部上面に半球状の位置決め凸部３ｇを形成する
と共に上記カバー体４の中央部内面に凹面状の位置決め
凹部４ｄを形成し、位置決め凸部３ｇと位置決め凹部４
ｄとの嵌合によりカバー体４と果肉分離体とを位置決め
するように構成している。
ｂの中央部上面に半球状の位置決め凸部３ｇを形成する
と共に上記カバー体４の中央部内面に凹面状の位置決め
凹部４ｄを形成し、位置決め凸部３ｇと位置決め凹部４
ｄとの嵌合によりカバー体４と果肉分離体とを位置決め
するように構成している。
【００１３】又、この場合、上記カッター体２の環状部
材２ａに上記容器体１の開口周縁部に突出形成された注
ぎ口部１ａを閉口可能な閉蓋部２ｋを突出形成してい
る。
材２ａに上記容器体１の開口周縁部に突出形成された注
ぎ口部１ａを閉口可能な閉蓋部２ｋを突出形成してい
る。
【００１４】又、この場合、上記カッター体２の環状部
材２ａに把手部材２mを突設して構成している。
材２ａに把手部材２mを突設して構成している。
【００１５】この実施の形態例は上記構成であるから、
図１３の如く、例えばグレープフルーツ等の球状果物を
二つ割りすると共に図示省略の芯抜き具により円筒状穴
Ｗ4をくりぬき、図１２の如く、容器体１の開口周縁部
にカッター体２を固定嵌合し、カッター体２の周縁部に
果肉分離体３を嵌合載置し、このとき弧状切截刃２ｂと
いずれかの弧状喰込杆３ｂとを対向位置させ、半球状果
物Ｗを果肉分離体３上に被せて強く押下し、この押圧に
より果肉Ｗ2内に複数個の弧状喰込杆３ｂを果皮Ｗ1に届
く程に喰い込ませ、そして、半球状果物Ｗの上にカバー
体４を被嵌し、カッター体２に突設した把手部材２mを
掴み、このカバー体４を押下しつつカバー体４を一回転
させると、係合凸部３ｅ係合凹部４ａとの係合により果
肉分離体３及び半球状果物Ｗが一緒に回転し、半球状果
物Ｗは弧状切截刃２ｂの刃縁Ｍにより半球状果物Ｗの果
肉Ｗ2及び又は果袋Ｗ3はえぐられて切截され、果肉Ｗ2
は容器体１内に落下収納されることになり、この際、上
記カッター体２の環状部材２ａに複数個の滑り凸部５を
隆起形成しているので、果肉分離体３はカッター体２上
を円滑に回転することができ、それだけ切截作業を容易
に行うことができる。
図１３の如く、例えばグレープフルーツ等の球状果物を
二つ割りすると共に図示省略の芯抜き具により円筒状穴
Ｗ4をくりぬき、図１２の如く、容器体１の開口周縁部
にカッター体２を固定嵌合し、カッター体２の周縁部に
果肉分離体３を嵌合載置し、このとき弧状切截刃２ｂと
いずれかの弧状喰込杆３ｂとを対向位置させ、半球状果
物Ｗを果肉分離体３上に被せて強く押下し、この押圧に
より果肉Ｗ2内に複数個の弧状喰込杆３ｂを果皮Ｗ1に届
く程に喰い込ませ、そして、半球状果物Ｗの上にカバー
体４を被嵌し、カッター体２に突設した把手部材２mを
掴み、このカバー体４を押下しつつカバー体４を一回転
させると、係合凸部３ｅ係合凹部４ａとの係合により果
肉分離体３及び半球状果物Ｗが一緒に回転し、半球状果
物Ｗは弧状切截刃２ｂの刃縁Ｍにより半球状果物Ｗの果
肉Ｗ2及び又は果袋Ｗ3はえぐられて切截され、果肉Ｗ2
は容器体１内に落下収納されることになり、この際、上
記カッター体２の環状部材２ａに複数個の滑り凸部５を
隆起形成しているので、果肉分離体３はカッター体２上
を円滑に回転することができ、それだけ切截作業を容易
に行うことができる。
【００１６】又、この場合、上記弧状切截刃２ｂを上記
カッター体２の環状部材２ａにネジ２ｊにより螺着固定
しているから、弧状切截刃２ｂをカッター体２に強固に
取り付けることができると共に弧状切截刃２ｂの交換を
容易に行うことができ、又、この場合、上記果肉分離体
３に形成された弧状切截刃２ｂの先端部の支持部３ｃを
回動ピン３ｄにより形成すると共に弧状切截刃２の先端
部に回動ピン３ｄが嵌挿可能な軸受穴２ｄを形成してい
るから、弧状切截刃２ｂの先端部を確実に保持すること
ができ、又、この場合、上記複数個の弧状喰込杆３ｂの
中央部上面に位置決め凸部３ｇを形成すると共に上記カ
バー体４の中央部内面に位置決め凹部４ｄを形成してい
るから、果肉分離体３とカバー体４とを位置決めするこ
とができ、それだけ果肉分離体３の回転を容易に行うこ
とができ、又、この場合、上記カッター体２の環状部材
２ａに上記容器体１の開口周縁部に突出形成された注ぎ
口部１ａを閉口可能な閉蓋部２ｋを突出形成しているか
ら、容器体１内の果肉及び果汁の漏洩を防ぐことがで
き、又、この場合、上記カッター体２の環状部材２ａに
把手部材２mを設けてなるから、カッター体２を確実に
固定保持することができ、それだけ切截作業を容易に行
うことができる。
カッター体２の環状部材２ａにネジ２ｊにより螺着固定
しているから、弧状切截刃２ｂをカッター体２に強固に
取り付けることができると共に弧状切截刃２ｂの交換を
容易に行うことができ、又、この場合、上記果肉分離体
３に形成された弧状切截刃２ｂの先端部の支持部３ｃを
回動ピン３ｄにより形成すると共に弧状切截刃２の先端
部に回動ピン３ｄが嵌挿可能な軸受穴２ｄを形成してい
るから、弧状切截刃２ｂの先端部を確実に保持すること
ができ、又、この場合、上記複数個の弧状喰込杆３ｂの
中央部上面に位置決め凸部３ｇを形成すると共に上記カ
バー体４の中央部内面に位置決め凹部４ｄを形成してい
るから、果肉分離体３とカバー体４とを位置決めするこ
とができ、それだけ果肉分離体３の回転を容易に行うこ
とができ、又、この場合、上記カッター体２の環状部材
２ａに上記容器体１の開口周縁部に突出形成された注ぎ
口部１ａを閉口可能な閉蓋部２ｋを突出形成しているか
ら、容器体１内の果肉及び果汁の漏洩を防ぐことがで
き、又、この場合、上記カッター体２の環状部材２ａに
把手部材２mを設けてなるから、カッター体２を確実に
固定保持することができ、それだけ切截作業を容易に行
うことができる。
【００１７】又、他の使用例として、容器体１上に果肉
分離体３を嵌合載置し、果肉分離体３上にカバー体４を
嵌合載置し、カバー体４上に半球状果物Ｗを被せ、半球
状果物Ｗを押下しつつ回転させることにより、カバー体
４の滑止凸部４ｂで果汁を圧搾して抽出することがで
き、ジューサーとして使用することもできる。
分離体３を嵌合載置し、果肉分離体３上にカバー体４を
嵌合載置し、カバー体４上に半球状果物Ｗを被せ、半球
状果物Ｗを押下しつつ回転させることにより、カバー体
４の滑止凸部４ｂで果汁を圧搾して抽出することがで
き、ジューサーとして使用することもできる。
【００１８】尚、この実施の形態例においては、上記カ
ッター体２の環状部材２ａに滑り凸部５を隆起形成して
いるが、果肉分離体３の環状部材３ａに複数個の滑り凸
部５を隆起形成しても同様な作用効果を得ることができ
る。
ッター体２の環状部材２ａに滑り凸部５を隆起形成して
いるが、果肉分離体３の環状部材３ａに複数個の滑り凸
部５を隆起形成しても同様な作用効果を得ることができ
る。
【００１９】又、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、容器体１、カッター体２、果肉分離体３
及びカバー体４のの形態、構造、大きさ等は適宜変更し
て設計される。
ものではなく、容器体１、カッター体２、果肉分離体３
及びカバー体４のの形態、構造、大きさ等は適宜変更し
て設計される。
【００２０】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項１記載の発
明にあっては、例えばグレープフルーツ等の球状果物を
二つ割りすると共に芯部を円筒穴状にくりぬき、容器体
の開口周縁部にカッター体を固定嵌合し、カッター体の
周縁部に果肉分離体を嵌合載置し、このとき弧状切截刃
といずれかの弧状喰込杆とを対向位置させ、半球状果物
を果肉分離体上に被せて強く押下し、この押圧により果
肉内に複数個の弧状喰込杆を果皮に届く程に喰い込ま
せ、そして、半球状果物の上にカバー体を被嵌し、カバ
ー体を押下しつつカバー体を一回転させると、果肉分離
体及び半球状果物が一緒に回転し、半球状果物は弧状切
截刃により半球状果物の果肉及び又は果袋はえぐられて
切截され、果肉は容器体内に落下収納されることにな
り、この際、上記カッター体の環状部材に複数個の滑り
凸部を隆起形成しているので、果肉分離体はカッター体
上を円滑に回転することができ、それだけ切截作業を容
易に行うことができる。
明にあっては、例えばグレープフルーツ等の球状果物を
二つ割りすると共に芯部を円筒穴状にくりぬき、容器体
の開口周縁部にカッター体を固定嵌合し、カッター体の
周縁部に果肉分離体を嵌合載置し、このとき弧状切截刃
といずれかの弧状喰込杆とを対向位置させ、半球状果物
を果肉分離体上に被せて強く押下し、この押圧により果
肉内に複数個の弧状喰込杆を果皮に届く程に喰い込ま
せ、そして、半球状果物の上にカバー体を被嵌し、カバ
ー体を押下しつつカバー体を一回転させると、果肉分離
体及び半球状果物が一緒に回転し、半球状果物は弧状切
截刃により半球状果物の果肉及び又は果袋はえぐられて
切截され、果肉は容器体内に落下収納されることにな
り、この際、上記カッター体の環状部材に複数個の滑り
凸部を隆起形成しているので、果肉分離体はカッター体
上を円滑に回転することができ、それだけ切截作業を容
易に行うことができる。
【００２１】又、請求項２記載の発明にあっては、上記
弧状切截刃を上記カッター体の環状部材に螺着固定して
いるから、弧状切截刃をカッター体に強固に取り付ける
ことができると共に弧状切截刃の交換を容易に行うこと
ができ、又、請求項３記載の発明にあっては、上記果肉
分離体に形成された弧状切截刃の先端部の支持部を回動
ピンにより形成すると共に弧状切截刃の先端部に回動ピ
ンが嵌挿可能な軸受穴を形成しているから、弧状切截刃
の先端部を確実に保持することができ、又、請求項４記
載の発明にあっては、上記複数個の弧状喰込杆の中央部
上面に位置決め凸部を形成すると共に上記カバー体の中
央部内面に位置決め凹部を形成しているから、果肉分離
体とカバー体とを位置決めすることができ、それだけ果
肉分離体の回転を容易に行うことができ、又、請求項５
記載の発明にあっては、上記カッター体の環状部材に上
記容器体の開口周縁部に突出形成された注ぎ口部を閉口
可能な閉蓋部を突出形成しているから、容器体内の果肉
及び果汁の漏洩を防ぐことができ、又、請求項６記載の
発明にあっては、上記カッター体の環状部材に把手部材
を設けてなるから、カッター体を確実に固定保持するこ
とができ、それだけ切截作業を容易に行うことができ
る。
弧状切截刃を上記カッター体の環状部材に螺着固定して
いるから、弧状切截刃をカッター体に強固に取り付ける
ことができると共に弧状切截刃の交換を容易に行うこと
ができ、又、請求項３記載の発明にあっては、上記果肉
分離体に形成された弧状切截刃の先端部の支持部を回動
ピンにより形成すると共に弧状切截刃の先端部に回動ピ
ンが嵌挿可能な軸受穴を形成しているから、弧状切截刃
の先端部を確実に保持することができ、又、請求項４記
載の発明にあっては、上記複数個の弧状喰込杆の中央部
上面に位置決め凸部を形成すると共に上記カバー体の中
央部内面に位置決め凹部を形成しているから、果肉分離
体とカバー体とを位置決めすることができ、それだけ果
肉分離体の回転を容易に行うことができ、又、請求項５
記載の発明にあっては、上記カッター体の環状部材に上
記容器体の開口周縁部に突出形成された注ぎ口部を閉口
可能な閉蓋部を突出形成しているから、容器体内の果肉
及び果汁の漏洩を防ぐことができ、又、請求項６記載の
発明にあっては、上記カッター体の環状部材に把手部材
を設けてなるから、カッター体を確実に固定保持するこ
とができ、それだけ切截作業を容易に行うことができ
る。
【００２２】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図１】本発明の実施の形態例の全体斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態例の分離斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態例のカバー体の斜視図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施の形態例のカバー体の平断面図で
ある。
ある。
【図５】本発明の実施の形態例の全体断面図である。
【図６】本発明の実施の形態例のカッター体の平面図で
ある。
ある。
【図７】本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図８】本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図９】本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図１０】本発明の実施の形態例の部分平面図である。
【図１１】本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図１２】本発明の実施の形態例の使用状態の斜視図で
ある。
ある。
【図１３】半球状果物の斜視図である。
Ｗ 半球状果物 １ 容器体 １ａ 注ぎ口 ２ カッター体 ２ａ 環状部材 ２ｂ 弧状切截刃 ３ 果肉分離体 ３ａ 環状部材 ３ｂ 弧状喰込杆 ３ｃ 支持部 ３ｄ 回動ピン ４ カバー体 ５ 滑り凸部
Claims (6)
- 【請求項１】 グレープフルーツ等の球状果物の果肉及
び果汁を収納可能な容器体と、容器体の開口周縁部に着
脱自在に固定嵌合される環状部材に二つ割りした半球状
果物の果皮と果肉との間を切截可能な弧状切截刃を突出
配置してなるカッター体と、該カッター体の周縁部に滑
り回動及び着脱自在に嵌合載置される環状部材に果肉内
に喰込可能な複数個の弧状喰込杆を放射状配置すると共
に該複数個の弧状喰込杆の中央部に弧状切截刃の先端部
の支持部をもつ果肉分離体と、該果肉分離体上に被せた
半球状果物の果皮の外面に被嵌され、該半球状果物を該
果肉分離体とにより挟持して該果肉分離体及び半球状果
物を回動可能なカバー体とを備えなり、上記カッター体
の環状部材又は果肉分離体の環状部材に複数個の滑り凸
部を隆起形成してなることを特徴とするフルーツカッタ
ー。 - 【請求項２】 上記弧状切截刃を上記カッター体の環状
部材に螺着固定してなることを特徴とする請求項１記載
のフルーツカッター。 - 【請求項３】 上記果肉分離体に形成された弧状切截刃
の先端部の支持部を回動ピンにより形成すると共に弧状
切截刃の先端部に回動ピンが嵌挿可能な軸受穴を形成し
てなることを特徴とする請求項１又は２記載のフルーツ
カッター。 - 【請求項４】 上記複数個の弧状喰込杆の中央部上面に
位置決め凸部を形成すると共に上記カバー体の中央部内
面に位置決め凹部を形成してなることを特徴とする請求
項１〜３のいずれか１項に記載のフルーツカッター。 - 【請求項５】 上記カッター体の環状部材に上記容器体
の開口周縁部に突出形成された注ぎ口部を閉口可能な閉
蓋部を突出形成してなることを特徴とする請求項１〜４
のいずれか１項に記載のフルーツカッター。 - 【請求項６】 上記カッター体の環状部材に把手部材を
設けてなることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１
項に記載のフルーツカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36461199A JP2001169899A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | フルーツカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36461199A JP2001169899A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | フルーツカッター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001169899A true JP2001169899A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18482241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36461199A Pending JP2001169899A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | フルーツカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001169899A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100438809C (zh) * | 2006-12-08 | 2008-12-03 | 南京工业职业技术学院 | 葡萄去皮器 |
| CN108994877A (zh) * | 2018-07-29 | 2018-12-14 | 陈烁 | 瓜果分切器 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36461199A patent/JP2001169899A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100438809C (zh) * | 2006-12-08 | 2008-12-03 | 南京工业职业技术学院 | 葡萄去皮器 |
| CN108994877A (zh) * | 2018-07-29 | 2018-12-14 | 陈烁 | 瓜果分切器 |
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