JP2001168900A - Lan接続装置間の保守試験方式およびlan接続装置 - Google Patents

Lan接続装置間の保守試験方式およびlan接続装置

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JP2001168900A
JP2001168900A JP2000298779A JP2000298779A JP2001168900A JP 2001168900 A JP2001168900 A JP 2001168900A JP 2000298779 A JP2000298779 A JP 2000298779A JP 2000298779 A JP2000298779 A JP 2000298779A JP 2001168900 A JP2001168900 A JP 2001168900A
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alarm
lan connection
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JP2000298779A
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Hisahiro Yoshida
尚弘 吉田
Shinichi Gokan
紳一 後閑
Takeshi Sato
剛 佐藤
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OSIのレイヤ3までのプロトコルを持たな
いブリッジ、スイッチ、リピータ等のLAN接続装置に
おいて、OSIのレイヤ2をまでで認識できる信号レベ
ル又は符号レベルによって通信終端装置間、中継装置間
又は通信終端装置と中継装置との間の経路と、これら通
信終端装置又は中継装置との動作試験を行えるようにす
る。 【解決手段】 LANに接続可能であり、光ファイバー
を物理媒体とする回線202、203によって相手装置
と接続されたLAN接続装置において、物理通信の終端
間又は論理通信の終端において通常のLAN通信を行う
通信データコントロール部208と、通信に係る試験を
行う保守データコントロール部218と、これら通信デ
ータコントロール部208及び保守データコントロール
部218の入出力波長を分離する光集合器211及び光
分配器213とを備え、保守データコントロール部21
8によって任意に通信に係る試験を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Are
a Network)に接続可能な通信終端装置間、中継装置間、
又は通信終端装置と中継装置との間の経路と、これら通
信終端装置又は中継装置との動作試験を容易にし、OS
I(Open System Interconnection)レイヤのレイヤ3プ
ロトコルより上位の機能を必要とせずに、信号レベル又
は符号レベルにて対向装置との試験通信を可能にして設
置試験及び経路試験を容易にするLAN接続装置間の保
守試験方式およびLAN接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LANでの通信経路確認において
は、レイヤ3プロトコルの中にあるICMP(Internet
Control Message Protocol)のEchoコマンド(通称「Pin
g」)を使用して経路の確認を行っていた。
【0003】従って、OSIレイヤのレイヤ3までのプ
ロトコルを持つ通信装置であるパーソナルコンピュータ
やルーター等であればEchoコマンドを利用することがで
き、LANに接続可能な通信終端装置間、中継装置間、
通信終端装置と中継装置間の経路と、その通信終端装置
又は中継装置間の接続試験を行うことができた。
【0004】しかしながら、OSIレイヤのレイヤ3ま
でのプロトコルを持たないブリッジ、スイッチ、リピー
タ等のLAN接続装置においては、このEchoコマンドを
利用することができないため、電気的、光学的なOSI
レイヤのレイヤ1のリンクまでは確認できるものの、装
置動作を確認することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のLANとして
は、遠隔地のサブネット間をWAN(wide area networ
k)で接続しているものが多く存在しているが、近年のL
ANは高速化かつ長距離化していることから、従来のW
ANのプロトコルでの回線接続の代わりに、LANのプ
ロトコル内の、例えばIEEE802.3uに規定され
ている光ケーブル回線を利用した100Base-FX
を利用した回線接続を用いる方式が採用されている。
【0006】このような100Base-FXでの回線
接続方式によれば、従来のようにWANを経由すること
でボトルネックとなっていた中継部分は解消されるが、
LANのプロトコル利用により網管理業者がユーザに対
して提供する接続動作をルーター装置までしか保証する
ことができない。
【0007】すなわち、LANの技術からするとサブネ
ットを分けない装置であれば、ブリッジ又はリピータ機
能を持つ中継装置で十分であるが、これらの中継装置は
装置間の接続試験機能を持たないため、このようなレイ
ヤ3までのプロトコルを持たない中継装置を通信動作の
保証の分界点にできない。
【0008】従って、本発明の目的は、レイヤ3までの
プロトコルを持たないブリッジ、スイッチ、リピータ等
のLAN接続装置であっても、OSIのレイヤ2まで認
識できる信号レベル又は符号レベルによって通信終端装
置間、中継装置間又は通信終端装置と中継装置との間の
経路と、これら通信終端装置又は中継装置との動作試験
を行い、LANに接続可能な通信終端装置間、中継装置
間又は通信終端装置と中継装置との間の経路と、これら
通信終端装置又は中継装置との通信にかかる動作試験を
可能にするLAN接続装置間の保守試験方式およびLA
N接続装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、LANに接続可能な複数のLAN接続装
置が互いに光ファイバーを物理媒体とする回線によって
接続されたLAN接続装置間の保守方式において、物理
通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のLA
N通信を行う通信手段と通信に係る試験を行う試験通信
手段との入出力波長を分離すると共に、前記試験通信手
段によって任意に通信に係る試験を行う試験手段を有
し、前記LAN接続装置間の経路を保守試験することを
特徴とする。
【0010】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常のLAN通信と、通
信に関わる試験通信とで入出力波長を分け、試験通信用
の波長を用いてLAN接続装置間の経路を保守試験で行
うことができる。
【0011】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いに光ファイバーを物理媒体とする回線によ
って接続されたLAN接続装置間の保守方式において、
物理通信の終端間又は論理通信の終端間において通常の
LAN通信を行う通信手段と通信状態を通知する警報通
信手段との入出力波長を分離すると共に、前記警報通信
手段によって前記LAN接続装置間で警報情報の転送を
行うことを特徴とする。
【0012】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常のLAN通信と、通
信状態を通知する警報情報転送とで入出力波長を分け、
警報通信用の波長を用いてLAN接続装置間で通信状態
を通知する警報情報を転送することができる。
【0013】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いに光ファイバーを物理媒体とする回線によ
って接続されたLAN接続装置間の保守方式において、
物理通信の終端間又は論理通信の終端間において通常の
LAN通信を行う通信手段と装置状態を通知する状態通
信手段との入出力波長を分離すると共に、一方のLAN
接続装置が電源断の状態になったとき、当該電源断の状
態になったLAN接続装置の前記状態通信手段によっ
て、電源断を示す信号を他方のLAN接続装置に通知す
ることを特徴とする。
【0014】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常のLAN通信と、電
源断の状態通信とで入出力波長を分け、電源断の状態通
信用の波長を用いてLAN接続装置間の電源断を示す信
号を他方のLAN接続装置に通知することができる。
【0015】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置
間の保守方式において、通常のLAN通信符号とは異な
る形式の試験通信符号を用いることにより通常のLAN
通信とは別に前記試験通信符号を認識すると共に、符号
データから通常通信と試験通信との切分手段を有し、前
記LAN接続装置間の経路を試験することを特徴とす
る。
【0016】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常通信と試験通信とで
通信符号を分け、試験通信用の通信符号を用いてLAN
接続装置間の経路を試験することができる。
【0017】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置
間の保守方式において、通常のLAN通信符号とは異な
る形式の警報通信符号を用いることにより、通常のLA
N通信とは別に警報通信符号を認識すると共に、符号デ
ータから通常通信と警報通信との切分手段を有し、前記
LAN接続装置間で警報転送を行うことを特徴とする。
【0018】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常のLAN通信と、通
信状態を通知する警報情報転送とで通信符号を分け、警
報通信用の通信符号を用いてLAN接続装置間で通信状
態を通知する警報情報を転送することができる。
【0019】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置
間の保守方式において、物理通信の終端間又は論理通信
の終端間において通常のLAN通信アドレスに使用しな
い値又はプロトコルにない長さ若しくはTYPE符号を
利用して、通常のLAN通信とは異なる試験通信のTY
PE符号を認識する認識手段と、通常のLAN通信と前
記試験通信との切分手段とを有し、前記試験通信により
前記LAN接続装置間の経路を保証するようにしたこと
を特徴とする。
【0020】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常通信と試験通信とで
TYPE符号を分け、試験通信用のTYPE符号を用い
た試験通信でLAN接続装置間の経路を保証することが
できる。
【0021】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置
間の保守方式において、物理通信の終端間又は論理通信
の終端間において通常のLAN通信プロトコルにない長
さ又はTYPE符号を利用して、通常のLAN通信とは
異なる警報通信のTYPE符号を認識する認識手段と、
通常通信と前記警報通信との切分手段とを有し、前記警
報通信により前記LAN接続装置間の警報通知を行うこ
とを特徴とする。
【0022】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常のLAN通信と、通
信状態を通知する警報情報転送とでTYPE符号を分
け、警報通信用のTYPE符号を用いてLAN接続装置
間で通信状態を通知する警報情報を転送することができ
る。
【0023】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いにツイストペアケーブルを物理媒体とする
回線によって接続されたLAN接続装置間の保守方式に
おいて、物理通信の終端間又は論理通信の終端間におい
て通常の通信速度と試験通信速度との入出力速度を分け
て、通常のLAN通信と同時に又は任意に試験通信を行
う手段を有し、定期的に又は不定期的に試験通信による
接続確認を行うことを特徴とする。
【0024】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常通信と試験通信とで
入出力通信速度を分け、試験通信用の通信速度を用いて
定期的又は不定期的に試験通信による接続確認を行うこ
とができる。
【0025】また、LANに接続可能な複数のLAN接
続装置が互いにツイストペアケーブルを物理媒体とする
回線によって接続されたLAN接続装置間の保守方式に
おいて、物理通信の終端間又は論理通信の終端間におい
て通常の通信速度と警報通信速度との入出力速度を分け
て、通常のLAN通信と同時又は任意に警報通信を行う
手段を有し、定期的に又は不定期的に警報通信して前記
LAN接続装置間の警報通知を行うことを特徴とする。
【0026】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、レイヤ3までのプロトコルを持たな
いLAN接続装置であっても、通常通信と警報通信とで
入出力通信速度を分け、警報通信用の通信速度を用いて
定期的又は不定期的に警報通信してLAN接続装置間の
警報通知を行うことができる。
【0027】また、LANに接続されるLAN接続装置
間の保守試験方式において、通常のLAN通信と独立し
て当該LAN通信と並行に動作する試験用通信手段を設
け、回線からの通信情報を受信する受信手段において通
常のLAN通信信号と試験通信に用いられる試験通信信
号とを監視し、通常通信状態と試験通信状態とを切り分
けて試験状態を認識し、かつ、前記試験信号を送受信す
る手段を備え、被試験監視装置は試験信号を被試験装置
となるLAN接続装置に対して送信し、当該LAN接続
装置は当該試験信号に対する試験完了識別用の応答信号
を前記被試験装置に対して送信し、この応答信号の受信
状態により正常性を確認し、前記LAN接続装置間の通
信動作を保証することを特徴とする。
【0028】従って、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式によれば、通常通信状態と試験通信状態とを切
り分けて試験状態を認識し、被試験監視装置が試験信号
を被試験装置となるLAN接続装置に対して送信し、当
該LAN接続装置は当該試験信号に対する試験完了識別
用の応答信号を前記被試験装置に対して送信し、この応
答信号の受信状態により正常性を確認するようにしたの
で、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、LAN接続装置間の通信動作を保証する
ことができる。
【0029】また、LANに接続可能であり、光ファイ
バーを物理媒体とする回線によって相手装置と接続され
たLAN接続装置において、物理通信の終端間又は論理
通信の終端において通常のLAN通信を行う通信手段
と、通信に係る試験を行う試験通信手段と、これら通信
手段及び試験通信手段の入出力波長を分離する分離手段
と、前記試験通信手段によって任意に通信に係る試験を
行う試験手段を有することを特徴とする。
【0030】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常のLAN通信と、通信に関わる試験
通信とで入出力波長を分け、試験通信用の波長を用いて
任意に通信に関わる保守試験を行うことができる。
【0031】また、LANに接続可能であり、光ファイ
バーを物理媒体とする回線によって相手装置と接続され
たLAN接続装置において、物理通信の終端間又は論理
通信の終端間において通常のLAN通信を行う通信手段
と、通信状態を通知する警報通信手段と、これら通信手
段及び警報通信手段の入出力波長を分離する分離手段と
を有し、前記警報通信手段によって前記相手装置との間
で警報情報の転送を行うことを特徴とする。
【0032】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常のLAN通信と、通信状態を通知す
る警報情報転送とで入出力波長を分け、保守通信用の波
長を用いて相手装置との間で通信状態を通知する警報情
報を転送することができる。
【0033】また、LANに接続可能であり、光ファイ
バーを物理媒体とする回線によって相手装置と接続され
たLAN接続装置において、物理通信の終端間又は論理
通信の終端間において通常のLAN通信を行う通信手段
と、装置状態を通知する状態通信手段と、これら通信手
段及び状態通知手段の入出力波長を分離する分離手段と
を有し、電源断の状態になったとき、前記状態通信手段
によって、電源断を示す信号を前記相手装置に通知する
ことを特徴とする。
【0034】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常のLAN通信と、電源断の状態通信
とで入出力波長を分け、電源断の状態通信用の波長を用
いて電源断を示す信号を相手装置に通知することができ
る。
【0035】また、LANに接続可能であり、回線を介
して相手装置と接続されたLAN接続装置において、通
常のLAN通信符号とは異なる形式の試験通信符号を認
識する認識手段と、当該認識手段によって前記試験通信
符号を認識すると、符号データから通常通信と試験通信
とを切り分ける切分手段と、前記試験通信符号によって
前記相手装置との経路を試験する試験手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0036】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常通信と試験通信とで通信符号を分
け、試験通信用の通信符号を用いて相手装置との経路を
試験することができる。
【0037】また、LANに接続可能であり、回線を介
して相手装置と接続されたLAN接続装置において、通
常のLAN通信符号とは異なる形式の警報通信符号を認
識する認識手段と、当該認識手段によって前記警報通信
符号を認識すると、符号データから通常通信と警報通信
との切り分ける切分手段と、装置の状態を前記警報通信
符号によって前記相手装置に警報転送する警報転送手段
とを有することを特徴とする。
【0038】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常のLAN通信と、通信状態を通知す
る警報情報転送とで通信符号を分け、警報通信用の通信
符号を用いて相手装置に対して通信状態を通知する警報
情報を転送することができる。
【0039】また、LANに接続可能であり、回線を介
して相手装置と接続されたLAN接続装置において、物
理通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のL
AN通信アドレスに使用しない値又はプロトコルにない
長さ若しくはTYPE符号を試験通信符号として認識す
る認識手段と、当該認識手段によって通常のLAN通信
と前記試験通信とを切り分ける切分手段と、定期的に又
は不定期的に前記試験通信により前記相手装置との間で
試験を行う試験手段とを有することを特徴とする。
【0040】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常通信と試験通信とでTYPE符号を
分け、この試験通信用のTYPE符号を用いた試験通信
により、相手装置との間で試験を行うことができる。
【0041】また、LANに接続可能であり、回線を介
して相手装置と接続されたLAN接続装置において、物
理通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のL
AN通信プロトコルにない長さ又はTYPE符号を警報
通信符号として認識する認識手段と、当該認識手段によ
って通常通信と前記警報通信とを切り分ける切分手段
と、装置の状態を前記警報通信により前記相手装置に通
知する警報通知手段とを有することを特徴とする。
【0042】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常のLAN通信と、通信状態を通知す
る警報情報転送とでTYPE符号を分け、警報通信用の
TYPE符号を用いて相手装置に対して通信状態を通知
する警報情報を転送することができる。
【0043】また、LANに接続可能であり、ツイスト
ペアケーブルを物理媒体とする回線によって相手装置と
接続されたLAN接続装置において、物理通信の終端間
又は論理通信の終端間において通常の通信速度と試験通
信速度との入出力速度を分ける切分手段と、通常のLA
N通信と同時に又は任意に試験通信を行う試験手段とを
有し、定期的に又は不定期的に試験通信による接続確認
を行うことを特徴とする。
【0044】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常通信と試験通信とで入出力通信速度
を分け、試験通信用の通信速度を用いて定期的又は不定
期的に試験通信による接続確認を行うことができる。
【0045】また、LANに接続可能であり、ツイスト
ペアケーブルを物理媒体とする回線によって相手装置と
接続されたLAN接続装置において、物理通信の終端間
又は論理通信の終端間において通常の通信速度と警報通
信速度との入出力速度を分ける切分手段と、通常のLA
N通信と同時又は任意に警報通信を行う警報通信手段と
を有し、装置の状態を警報通信により前記相手装置に通
知を行うことを特徴とする。
【0046】従って、本発明のLAN接続装置によれ
ば、レイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続装
置であっても、通常通信と警報通信とで入出力通信速度
を分け、警報通信用の通信速度を用いて定期的又は不定
期的に警報通信して相手装置に対して警報通知を行うこ
とができる。
【0047】以上のとおり、本発明のLAN接続装置間
の保守試験方式及びLAN接続装置によれば、遠隔地に
ある装置、例えばルーター装置でなければ行えなかった
ループ試験を、OSIのレイヤ2までしか認識できない
ブリッジ、スイッチ、リピータ等のLAN接続装置にお
いても可能となり、設備設置又は障害時の障害場所切り
分けが容易にできるようになる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0049】図1は、本発明のLAN接続装置間の保守
試験方式およびLAN接続装置の使用状態を示すネット
ワーク構成図である。
【0050】図1において、このネットワークは、網管
理業者側LAN1と、ユーザ側LAN2と、ユーザ側L
AN3と、インターネット4と、網管理業者側LAN1
とユーザ側LAN2とを接続する上り方向の回線(光フ
ァイバを物理媒体とする回線:以下「光ケーブル回線」
という)51及び下り方向の光ケーブル回線52と、網
管理業者側LAN1とユーザ側LAN3とを接続する上
り方向の光ケーブル回線61及び下り方向の光ケーブル
回線62とを備えている。
【0051】網管理業者側LAN1は、ユーザ側LAN
2に対してルーティングを行うルーター11aと、ルー
ター11aに接続され、ユーザ側LAN2との間でLA
N間接続を行うLAN接続装置12aと、ユーザ側LA
N3に対してルーティングを行うルーター11bと、ル
ーター11bに接続され、ユーザ側LAN3との間でL
AN間接続を行うLAN接続装置12bと、インターネ
ット4に対してルーティングを行うルーター11cと、
サーバー13と、保守用クライアント端末14と、クラ
イアント端末15とを備えている。
【0052】また、ユーザ側LAN2は、網管理業者側
LAN1に対してルーティングを行うルーター21と、
ルーター21に接続され、網管理業者側LAN1との間
でLAN間接続を行うLAN接続装置22と、サーバー
23と、クライアント端末24及び25とを備えてい
る。
【0053】また、ユーザ側LAN3は、網管理業者側
LAN1に対してルーティングを行うルーター31と、
ルーター31に接続され、網管理業者側LAN1との間
でLAN間接続を行うLAN接続装置32と、サーバー
33と、クライアント端末34及び35とを備えてい
る。
【0054】なお、LAN接続装置12a、12b、2
2及び32は同一の装置であって、これらは、IEEE
802.3によって規定されている10BASE−TX
又は100BASE−TXのツイストペアケーブルを用
いる電気的なLANインターフェースとIEEE80
2.3uによって規定されている100BASE−FX
の光ケーブル回線を用いる光学的なLANインターフェ
ースとのインターフェース変換をする機能を有してい
る。
【0055】そして、LAN接続装置12aとLAN接
続装置22との間は、光ケーブル回線51及び52で接
続され、また、これと全く同様に、LAN接続装置12
bとLAN接続装置32との間は光ケーブル回線61及
び62で接続されている。
【0056】図2は、図1に示すLAN接続装置12
a、12b、22及び32の外観を示す正面図及び背面
図である。
【0057】図2において、正面パネル100は、通電
状態を表示する電源LED103と、10BASE−T
X又は100BASE−TXのLANインターフェース
におけるリンク状態又は通信状態を表示するLAN側状
態LED105と、100BASE−FXのLANイン
ターフェースにおけるリンク状態又は通信状態を表示す
る回線側状態LED107と、手動による試験信号の発
信動作、ループ状態を作り出し受信信号を折り返す動
作、装置の状態出力する動作又は保守に必要な情報を出
力する動作等を制御する押しボタン108,109と、
設定情報や状態情報の各種情報を表示する液晶表示装置
(LCD)110とを備えている。
【0058】また、背面パネルは、商用電源を得るAC
電源ケーブル102と、10BASE−TX又は100
BASE−TXのLANインターフェース用コネクタ1
04と、100BASE−FXのLANインターフェー
ス用コネクタ106とを備えている。
【0059】従来の光LANの規格においては、光ケー
ブル回線へ光波長を単一もしくは複数の波長で送受信す
ることができる。本発明の光LAN送受信部では複数の
波長を振り分けて、第1の波長を通常のLAN通信のデ
ータ用として用い、第2の波長を保守通信の試験データ
用として用い、第3の波長若しくは前記第2の波長と同
一の波長を保守通信の警報データ用として用い、また、
第4の波長若しくは前記第2の波長と同一の波長を保守
通信の保守運用データ用として用いている。
【0060】そして、保守通信として用いられる前記第
2の波長、前記第3の波長若しくは前記第4の波長によ
るデータを、送信、通過、終端、折返しさせることで保
守を行うことができる。
【0061】また、従来の電気LANのメタリック線か
らなるツイストペアケーブルを利用した通信規格では1
0BASE−TXと100BASE−TXがあり、どち
らも同一の物理ケーブルを利用できる。ここで、同一の
LANに10BASE−TXの送信データを流すと、1
0BASE−TXの受信装置は正常に受信するものの1
00BASE−TXの受信装置は異常と判断される。
【0062】また、100BASE−TXの送信データ
を流すと、100BASE−TXの受信装置は正常に受
信するものの10BASE−TXの受信装置は異常と判
断される。このように、一般的には、これらを同居させ
ないように運用している。
【0063】そこで、本発明の実施の形態では、これら
2種類の速度を同時に判定する機能を設け、LANに1
0BASE−TXの送信データを流すと、10BASE
−TXの受信装置は正常に受信し、100BASE−T
Xの受信装置は異常と判断し、また、100BASE−
TXの送信データを流すと、100BASE−TXの受
信装置は正常に受信し、10BASE−TXの受信装置
は異常と判断して、どちらの速度で通信されたかを判定
するようにしている。
【0064】すなわち、異常通信の場合は10BASE
−TX及び100BASE−TX共に異常と判定され、
どちらの速度で通信されたかを判定できるので、一方の
速度を従来同様に通過するデータ用として用い、また、
他方の速度を保守通信の試験データ用、警報データ用、
保守運用データ用としている。そして、この他方の速度
によるデータを送信、通過、終端、折返しさせることで
保守を行うことができる。
【0065】図3は、図1に示すLAN接続装置12
a、12b、22及び32の第1の実施の形態の内部構
成を示すブロック図である。
【0066】図3において、外部にメタリック線からな
るツイストペアケーブルとの電気インターフェース部2
01と、光ケーブル回線との送信光インターフェース部
202と受信光インターフェース203部とを備えてい
る。
【0067】まず、通常のデータ通信を電気インターフ
ェース部201から説明する。なお、この装置では10
0Mbpsを通常のLANデータ通信、10Mbpsを
保守運用データ通信として設定している。電気インター
フェース部201から入力した信号は、内部で分岐用と
して用いられるHUBブロック204を有し、100M
bps信号を判定するトランシーバ205と10Mbp
s信号を判定するトランシーバ206に集点する機能を
備えている。
【0068】100Mbpsの信号は通信データバス2
07を経由して、通信データコントロール部208へ流
れ、通常のLAN通信データとして処理され、場合によ
っては信号からフレームデータへ変換される。
【0069】次に、通常のLANデータ通信は送信用通
信データバス209を経由して、光モジュールA210
で電気信号から波長が1300nmの光信号に変換さ
れ、光集合器211でもう一方の光モジュールB212
からの波長と集合されて送信側の光インターフェース部
202へ出力される。
【0070】また、光インターフェース203部からの
入力は、光分配器213から波長が1300nmの光を
光モジュールA214へ、もう一方の波長を光モジュー
ルB215へ分配する。光モジュールA214では光/
電気変換し、受信用通信データバス216を経由して、
通信データコントロール部208へ流れ、通信データバ
ス207を経由して、トランシーバ205及びHUBブ
ロック204を経由して、電気インターフェース部20
1へ出力される。
【0071】次に、保守用のデータ通信を電気インター
フェース部201から説明する。
【0072】電気インターフェース部201から入力し
た信号は、内部でHUBブロック204から10Mbp
sの信号を判定するトランシーバ206に分配される。
10Mbpsの信号は保守データバス217を経由し
て、保守データコントロール部218へ流れ、保守デー
タとして処理され、場合によっては信号からフレームデ
ータへ変換される。
【0073】次に、通過する保守データ通信は送信用保
守データバス219を経由して、光モジュールB212
で電気から波長が1550nmの光に変換され、光集合
器211でもう一方の光モジュールA210からの波長
と集合されて送信光インターフェース部202へ出力さ
れる。
【0074】また、光インターフェース部203からの
入力は、光分配器213から波長が1550nmの光を
光モジュールB215へ、もう一方の波長を光モジュー
ルA214へ分配する。光モジュールB215では光/
電気変換し、受信用保守データバス220を経由して、
保守データコントロール部218へ流れ、保守データバ
ス217を経由して、トランシーバ206、HUBブロ
ック204を経由して、電気インターフェース部201
へ出力される。
【0075】保守通信の場合は中継以外に、ループ試験
など折返し機能が必要であるため、それらは保守データ
コントロール部218で制御される。電気インターフェ
ース折返しの場合、電気インターフェース部201から
入力した信号はHUBブロック204、トランシーバ2
06及び保守データバス217を経由して、保守データ
コントロール部218へ流れ、折返しと判定されて、保
守データバス217を流れて、トランシーバ206及び
HUBブロック204を経由して、電気インターフェー
ス部201へ出力される。
【0076】次に、光インターフェース折返しの場合、
光インターフェース部203から入力し、光分配器21
3から波長が1550nmの光を光モジュールB21
5、受信用保守データバス220を経由して、保守デー
タコントロール部218へ流れ、折返しと判定されて送
信用保守データバス219を経由して、光モジュールB
212で電気から波長が1550nmの光に変換され、
光集合器211で集合され、送信光インターフェース部
202へ出力される。
【0077】次に、通信データコントロール部208
は、マン・マシンインターフェースを容易にするために
MMI制御部バス222を介してマン・マシンインター
フェース(MMI)制御部221と接続される。また、
これと同様に、保守データコントロール部218は、マ
ン・マシンインターフェースを容易にするためにMMI
制御部バス223を介してマン・マシンインターフェー
ス(MMI)制御部221と接続されていて、人手によ
る操作によって通信データコントロール部208及び保
守データコントロール部218を制御している。
【0078】図4は図3に示す通信データコントロール
部208の内部構成を示すブロック図である。
【0079】図4において、本発明の実施の形態におけ
るLAN接続装置の通信データコントロール部208は
リピータを目的とするため、一方のLAN入力データを
通信データバス207から、他方のLAN入力データを
受信用通信データバス216から受信する。そして、通
信データバス207から受信した信号についてMACコ
ントローラ(1)303で正当性を判断し、リピータ回
路304を経由してMACコントローラ(2)305へ
渡され、送信用通信データバス209へ送信される。
【0080】次に、受信用通信データバス216から受
信した信号についてMACコントローラ(2)305で
正当性を判断し、リピータ回路304を経由してMAC
コントローラ(1)303へ渡され、通信データバス2
07へ送信される。なお、通信データバス207は送信
用と受信用とに分かれている場合もある。
【0081】さらに、MACコントローラ(1)303
又はMACコントローラ(2)305からの状態を認識
し、MMI制御部バス222を介してMMI制御部22
1との通信制御機能を行うMMIコントローラ306を
備えている。
【0082】なお、本発明の実施の形態に係るLAN接
続装置において、MACコントローラ(1)303及び
MACコントローラ(2)305は、通信信号の正当性
を適性に判断するために用いられるものであるため、必
ずしも、この構成は必要としない。従って、通信データ
コントロール部208はリピータ回路304のみでも実
現することができる。
【0083】図5は図3に示す保守データコントロール
部218の内部構成を示すブロック図である。
【0084】本発明の実施の形態におけるLAN接続装
置の保守データコントロール部218は、一方のLAN
入力データを保守データバス217から、他方のLAN
入力データを受信用保守データバス220から受信し、
保守データバス217から受信した信号をMACコント
ローラ(1)403で正当性を判断し、内部バス404
を経由してRAM405へ一時保管する。
【0085】MACコントローラ(1)403はRAM
405へ一時保管つまり受信完了と同時にCPU406
へ割り込みし受信したことを通知し、制御プログラムへ
認識させる。なお、ROM407は制御プログラムを格
納する記憶装置であり、時計部405は、制御プログラ
ムで保守時間等のタイムスタンプ用の時計回路である。
【0086】また、受信用保守データバス220から受
信した信号は、MACコントローラ(2)409で正当
性を判断され、内部バス404を経由してRAM405
へ一時保管される。MACコントローラ(2)409は
RAM405へ一時保管つまり受信完了と同時にCPU
406へ通知し、割り込みし受信したことを制御プログ
ラムへ認識させる。その他に、この保守データコントロ
ール部218は、各機能の状態やMMI制御バス223
を介してMMI制御部221との通信制御機能を行うM
MIコントローラ410を備えている。なお、保守デー
タバス217は送信用と受信用とに分かれている場合も
ある。
【0087】この発明の実施の形態では、送受信するデ
ータは全て保守用のコマンドであり、フレームのデータ
から、例えばLAN接続装置のループ試験と認識して折
返し処理を行い、又は、中継先のループ試験と認識して
中継を判断処理する。折返しと判断した場合、MACコ
ントローラ(1)403からの受信であれば、必要に応
じてデータを加工してMACコントローラ(1)403
へ送信処理する。
【0088】また、MACコントローラ(2)409か
らの受信であれば、必要に応じてデータを加工してMA
Cコントローラ(2)409へ送信処理する。また、中
継と判断した場合、MACコントローラ(1)403か
らの受信であれば、必要に応じてデータを加工してMA
Cコントローラ(2)409へ送信処理する。また、M
ACコントローラ(2)409からの受信であれば、必
要に応じてデータを加工してMACコントローラ(1)
403へ送信処理する。
【0089】図6は、図3に示すMMI制御部221の
内部構成を示すブロック図である。
【0090】本発明の実施の形態におけるLAN接続装
置のMMI制御部221は、MMI制御部バス222で
通信データコントロール部208と接続し、また、MM
I制御バス223で保守データコントロール部218と
接続している。正面パネルに設けられたLED103、
105、107は、LED I/F制御部503で制御
され、点灯、点滅、滅灯の表示制御が行われる。また、
正面パネルに設けられたLCD110は、LCD I/
F制御部505で制御され、装置状態や設定状態などの
表示制御が行われる。また、手動による入力操作は、表
示パネルに設けられたキー108、109が押下された
際に、キーI/F制御部507がこれを読みとり、例え
ば、保守データコントロール部218に対して保守動作
の一つであるループデータの送出等を行うことができ
る。
【0091】なお、図3ないし図6に示すLAN接続装
置によれば、通信データコントロール部208と保守デ
ータコントロール部218のLAN側のインターフェー
ス仕様及び回線側インターフェース仕様を変えることに
より、電気インターフェースと光インターフェースとの
組合せを、光インターフェースと光インターフェースと
の組合わせ、または、電気インターフェースと電気イン
ターフェースとの組合せとすることもでき、更には、物
理ポートを増やすことで多重することも可能になる。
【0092】図7は、図1に示すLAN接続装置12
a、12b、22及び32の第2の実施の形態の内部構
成を示すブロック図である。図7において、このLAN
接続装置は、図3のLAN接続装置に対してLAN側イ
ンターフェース仕様を光インターフェースとしているも
のであり、この他の構成及び機能は同一であるので、以
下に、相違している点の構成を説明する。
【0093】LAN側から入力された光信号は、光イン
ターフェース部601から光分配器602に流れ、この
光分配器602で波長が1300nmの光信号を光モジ
ュールA603に分配し、もう一方の波長が1550n
mの光信号を光モジュールB604に分配する。
【0094】光モジュールA603では光信号を電気信
号に変換し、これを送信用通信データバス609を介し
て通信データコントロール部208に送出し、同様に、
光モジュールB604では光信号を電気信号に変換し、
これを送信用保守データバス610を介して保守データ
コントロール部218に送出する。
【0095】また、LAN側に出力される光信号は、通
信データコントロール部208からの電気信号が受信用
通信データバス611を介して光モジュールA605に
送出され、光モジュールA605で電気信号から光信号
に変換されて光集合器606に送出され、同様に、保守
データコントロール部218からの電気信号が受信用保
守データバス612を介して光モジュールB607に送
出され、光モジュールB607で電気信号から光信号に
変換されて光集合器606に送出されて、この光集合器
606で光モジュールA603からの光信号と光モジュ
ールB607からの光信号とが集合されて出力されるも
のである。
【0096】図8は、図1に示すLAN接続装置12
a、12b、22及び32の第3の実施の形態の内部構
成を示すブロック図である。図8において、このLAN
接続装置は、図3のLAN接続装置に対して回線側イン
ターフェース仕様を電気インターフェースとしているも
のであり、この他の構成及び機能は同一であるので、以
下に、相違している点の構成を説明する。
【0097】回線側から入力された電気信号は、電気イ
ンターフェース部701からHUBブロック702へ流
れ、100Mbpsの電気信号を認識するトランシーバ
703と10Mbpsの電気信号を認識するトランシー
バ704で受信され、通信データコントロール部208
への送受信は通信データバス705を介してトランシー
バ703が行い、保守データコントロール部218への
送受信は保守データバス706を介してトランシーバ7
04が行う。
【0098】次に、電気インターフェースにおいては、
LAN通信と保守通信との速度を変えてネットワークの
保守を行う他に、同一速度でも符号化方式を変える方式
においても実現することができる。図4及び図5に示す
MACコントローラではIEEE802.3において、
それぞれ用途に応じて定められた符号化が定められてい
る。
【0099】例えば、100Base−TXではNRZ
(Non-Return to Zero)方式による符号変換であり、この
符号以外の符号を使用すれば通常のLAN接続装置とは
通信できず、通常のLAN接続装置ではCRCエラー等
が発生する。従って、IEEE802.3の100Ba
se-TX規格規格以外の例えばNRZI(Non-Returnto
Zero Inversion)方式による符号変換を使用することに
より通常のLAN接続装置とは通信できない特定の装置
との間では容易に特別な通信をすることができる。
【0100】ここで、通信データコントロール部208
は通常のLAN接続装置に、保守データコントロール部
218にはIEEE802.3の規格以外の符号化方式
を用いることで、複数の系統の通信が実現できる。
【0101】従って、例えばIEEE802.3の規格
で定められた第1の符号化方式を用いた通信は通常のL
AN通信データとして用い、第1の符号化方式以外の第
2の符号化方式を用いた通信は保守通信データとして試
験用として用いることができる。更に言えば、第2の符
号化方式以外の第3の符号化方式を保守通信用データと
して警報用として用い、また、第3の符号化方式以外の
第4の符号化方式を保守通信データとして運用用として
用いて送信、通過、終端又は折返しさせることでLAN
装置の保守を行うことができる。
【0102】次に、対向するLAN接続装置に対して障
害情報を通知する方式について説明する。
【0103】光インターフェースにおいては、無通信時
に送出するアイドル信号が定められており、通常「1」
のデータが連続的に流れている。従って、この方式を利
用して、このアイドル信号を監視することにより対向す
るLAN接続装置の障害を監視することが可能となる。
【0104】例えば、連続した「1」によりアイドル信
号としているので、この連続した「1」の信号がとぎれ
た場合、対向するLAN接続装置が停止したことが判断
できる。しかしながら、停止の理由としては、LAN接
続装置本体の障害、回線障害、電源切断(停電)による
停止等があり、対向するLAN接続装置は、連続した
「1」の信号がとぎれたことを認識しても、その理由を
特定することができない。
【0105】図9は、本発明の実施の形態における障害
情報の通知を説明する図である。図9における(a)
は、LAN接続装置本体が障害になった際に発する信号
であり、1秒毎に「1」、「0」を繰り返して送出する
ことにより、対向するLAN接続装置に対してLAN接
続装置本体が障害であることを通知する。また、図9に
おける(a)は、回線側の受信回線から信号が得られ
ず、回線障害であると判別したときに発する信号であ
り、500ミリ秒毎に「1」、「0」を繰り返して送出
することにより、対向するLAN接続装置に対して回線
が障害であることを通知する。
【0106】さらに、図9における(c)は、電源切断
(停電)を認識した際に発する信号であり、約1秒間
に、例えば7回「1」、「0」を繰り返して送出する。
図3において、LAN接続装置には、商用電源からLA
N接続装置に電源を供給する電源供給部804が備えら
れており、電源断検出部803でこの電源供給部804
からの電源供給が途絶えたときに、この電源が途絶えた
ことを示す信号を光モジュールB212に送出する。
【0107】光モジュールB212はデータコントロー
ル部218からの送信データ受付と、電源断検出部80
4からの入力信号とにより光インターフェース部203
へ光を出力する構成となっており、図9に示す各種障害
信号を対向するLAN接続装置に送出している。なお、
電源供給部804は、大容量の電解コンデンサが備えら
れており、商用電源の給電が停止しても一定期間(約1
秒間)は、光モジュールB212から光信号を送出する
ことができるように構成されている。
【0108】これにより、処理中のフレームがEthe
rnet(登録商標)LANの通信最大1518オクテ
ットであったとしても最後の処理時間は伝送速度100
Mの場合、約12msで終了し、残り約990msの間
一定期間信号を対向するLAN接続装置に送出すること
が可能である。なお、対向するLAN接続装置は、光モ
ジュールB215に、この信号を受信し解析する障害信
号解析手段を有しており、相手の状態等を認識すること
ができる。
【0109】図10は、レイヤ2フレームフォーマット
を示す図であり、これはIEEE802.3によって構
成及び要素が定められている。ブリッジレベルにおいて
LANに流れるフレームを利用して通常のLAN通信デ
ータと保守通信データを、レイヤ2フレームフォーマッ
トが鍵として分けることができ、これを利用すること
で、ループバック等の機能を実現することができる。
【0110】以下に、この動作例を図11を参照して説
明する。図11は、図1に示すLAN接続装置の他の発
明の実施の形態を示す保守データコントロール部218
のブロック図であって、スイッチを用いた場合の保守デ
ータコントロール部218である。
【0111】LAN入力データとして、保守データバス
217から受信した信号をMACコントローラ(1)1
002で正当性を判断し、また、スイッチ回路1003
でデータがどのポートに対応するかを判断する。このと
き、ディスティネーションアドレスが装置固有の値か、
若しくは、保守用として予め定めた値、例えば「02:00:
00:00:00:00」の場合、ソースアドレスが保守用予め定
めた値、例えば「02:00:00:00:00:00」の場合、レング
ス/タイプ値が例えば「32」や「FFFE(HE
X)」などのIEEE802.3の規格として存在しな
い値の場合など、予め保守装置との間で取り決めている
値やディスティネーションアドレスとソースアドレスが
同じ値であった場合は、保守データと認識する。そし
て、そのフレームのデータから例えば本LAN接続装置
のループ試験と認識した場合には、折返し処理を行い、
又は、中継先のループ試験と認識した場合には、中継を
判断処理を行う。
【0112】なお、保守用のデータの流れは、直接、ス
イッチ回路1003にて判断させる他に、ブリッジ/D
MA1004により、ブリッジバス1005に流れてい
るデータを、内部バス1006を通して、RAM100
7に格納し、CPU1008へ割込により知らせる。そ
うすると、ROM1009に格納され、CPU1008
で実行されている制御用プログラムにより、上位データ
を解析して保守機能を実現させ、折返しデータ作成や新
たな警報データ作成を行う。
【0113】なお、スイッチ回路1003にて動作可能
な保守機能としては、受信したデータを加工せず折返し
送信するループ機能である。
【0114】次に、制御用プログラムが折返しと判断し
た場合、MACコントローラ(1)1002からの受信
であれば、必要に応じてデータを加工してブリッジ/D
MA1004から一度スイッチ回路1003を介してM
ACコントローラ(1)1002へ送信処理する。ま
た、バス219及び220から入力したフレームであれ
ば、データの正当性をMACコントローラ(2)101
1で判断し、スイッチ回路1003、ブリッジ/DMA
1004を介してRAM1007へ格納し、制御用プロ
グラムにより、必要に応じてデータを加工してブリッジ
/DMA1004から一度スイッチ回路1003を介し
てMACコントローラ(2)1011へ送信処理する。
中継と判断した場合、同手順により制御用プログラムが
スイッチ回路1003へ出力し、このスイッチ回路10
03にて中継側MACコントローラを特定し送出する。
【0115】図12は、LAN接続装置が複数個多段に
直列接続した場合の連携図である。
【0116】例えば図2に示す正面にあるボタンにより
一つのLAN接続装置が発信元装置とすることができ、
図12においては、発信元装置1100として記載され
ているLAN接続装置が発信元装置である。また、中継
装置1101、1102、1103として記載されてい
るLAN接続装置が中継装置であり、終端装置1104
として記載されているLAN接続装置が終端装置であ
る。
【0117】レイヤ2フレームフォーマット使用した試
験機能では、「識別番号」を、中継装置を経由するたび
に、例えば図13に示すように、プラス1ずつ加算して
いくことで、(「識別番号」+1)/2の計算式で何番
目の接続装置であるかを知ることができる。この場合、
中継するたびに折返しにもデータを送信することで中継
装置の総数が判断できる。また、このとき、「識別番
号」の他に装置固有の装置番号をデータに追加すること
で、折返しデータを誤って折り返してトラヒックを上げ
てしまうことを抑制することができる。具体的には、受
信した装置番号全てを確認し、当該装置と同じ番号があ
る場合、中継はするが、折返しをしない論理で、この多
段接続の場合の保守を実施することができる。
【0118】
【発明の効果】本発明のLAN接続装置間の保守試験方
式及びLAN接続装置によれば、遠隔地にあるOSIレ
イヤのレイヤ3までのプロトコルを持たないLAN接続
装置に対して、例えばループ試験を実施することがで
き、設備設置又は障害時の障害場所切り分けに利用でき
るという作用効果を得ることができる。
【0119】従って、ユーザが管理する範囲と網管理業
者が管理する範囲との分解をルータ装置を用いることな
く確認でき、問題(障害)箇所の分界点を容易に把握す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のLAN接続装置間の保守試験方式お
よびLAN接続装置の使用状態を示すネットワーク構成
図である。
【図2】 図1に示すLAN接続装置の外観を示す正面
図と及び背面図である。
【図3】 図1に示すLAN接続装置の第1の実施の形
態の内部構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す通信データコントロール部の内部
構成を示すブロック図である。
【図5】 図3に示す保守データコントロール部の内部
構成を示すブロック図である。
【図6】 図3に示すMMI制御部の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図7】 図1に示すLAN接続装置の第2の実施の形
態の内部構成を示すブロック図である。
【図8】 図1に示すLAN接続装置の第3の実施の形
態の内部構成を示すブロック図である。
【図9】 図9は、本発明の実施の形態における障害情
報の通知を説明する図である。
【図10】 レイヤ2のフレームフォーマットを示す図
である。
【図11】 図1に示すLAN接続装置の他の発明の実
施の形態を示す保守データコントロール部のブロック図
である。
【図12】 LAN接続装置が複数個多段に直列接続し
た場合の連携図である。
【図13】 図12に示す直列多段接続で使用する識別
番号の加算方式を説明する図である。
【符号の説明】
1 網管理者側LAN 2、3 ユーザ側LAN 4 インターネット 11a、11b、21、31 ルータ 12a、12b、22、32 LAN接続装置 13、23、33 サーバ 14 保守用クライアント端末 15、24、25、34、35 クライアント端末 51、61 上り方向の回線(光ケーブル回線) 52、62 下り方向の回線(光ケーブル回線) 201 電気インターフェース部 202、203 光インターフェース部 204 HUBブロック 205、206 トランシーバ 208 通信データコントロール部 210、214 光モジュールA 211 光集合器 212、215 光モジュールB 213 光分配器 218 通信データコントロール部 221 マンマシンインターフェース制御部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに光ファイバーを物理媒体とする回線によって
    接続されたLAN接続装置間の保守方式において、物理
    通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のLA
    N通信を行う通信手段と通信に係る試験を行う試験通信
    手段との入出力波長を分離すると共に、前記試験通信手
    段によって任意に通信に係る試験を行う試験手段を有
    し、前記LAN接続装置間の経路を保守試験することを
    特徴とするLAN接続装置間の保守試験方式。
  2. 【請求項2】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに光ファイバーを物理媒体とする回線によって
    接続されたLAN接続装置間の保守方式において、物理
    通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のLA
    N通信を行う通信手段と通信状態を通知する警報通信手
    段との入出力波長を分離すると共に、前記警報通信手段
    によって前記LAN接続装置間で警報情報の転送を行う
    ことを特徴とするLAN接続装置間の保守試験方式。
  3. 【請求項3】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに光ファイバーを物理媒体とする回線によって
    接続されたLAN接続装置間の保守方式において、物理
    通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のLA
    N通信を行う通信手段と装置状態を通知する状態通信手
    段との入出力波長を分離すると共に、一方のLAN接続
    装置が電源断の状態になったとき、当該電源断の状態に
    なったLAN接続装置の前記状態通信手段によって、電
    源断を示す信号を他方のLAN接続装置に通知すること
    を特徴とするLAN接続装置間の保守試験方式。
  4. 【請求項4】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置間の
    保守方式において、通常のLAN通信符号とは異なる形
    式の試験通信符号を用いることにより通常のLAN通信
    とは別に前記試験通信符号を認識すると共に、符号デー
    タから通常通信と試験通信との切分手段を有し、前記L
    AN接続装置間の経路を試験することを特徴とするLA
    N接続装置間の保守試験方式。
  5. 【請求項5】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置間の
    保守方式において、通常のLAN通信符号とは異なる形
    式の警報通信符号を用いることにより、通常のLAN通
    信とは別に警報通信符号を認識すると共に、符号データ
    から通常通信と警報通信との切分手段を有し、前記LA
    N接続装置間で警報転送を行うことを特徴とするLAN
    接続装置間の保守試験方式。
  6. 【請求項6】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置間の
    保守方式において、物理通信の終端間又は論理通信の終
    端間において通常のLAN通信アドレスに使用しない値
    又はプロトコルにない長さ若しくはTYPE符号を利用
    して、通常のLAN通信とは異なる試験通信のTYPE
    符号を認識する認識手段と、通常のLAN通信と前記試
    験通信との切分手段とを有し、前記試験通信により前記
    LAN接続装置間の経路を保証するようにしたことを特
    徴とするLAN接続装置間の保守試験方式。
  7. 【請求項7】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いに回線によって接続されたLAN接続装置間の
    保守方式において、物理通信の終端間又は論理通信の終
    端間において通常のLAN通信プロトコルにない長さ又
    はTYPE符号を利用して、通常のLAN通信とは異な
    る警報通信のTYPE符号を認識する認識手段と、通常
    通信と前記警報通信との切分手段とを有し、前記警報通
    信により前記LAN接続装置間の警報通知を行うことを
    特徴とするLAN接続装置間の保守試験方式。
  8. 【請求項8】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いにツイストペアケーブルを物理媒体とする回線
    によって接続されたLAN接続装置間の保守方式におい
    て、物理通信の終端間又は論理通信の終端間において通
    常の通信速度と試験通信速度との入出力速度を分けて、
    通常のLAN通信と同時に又は任意に試験通信を行う手
    段を有し、定期的に又は不定期的に試験通信による接続
    確認を行うことを特徴とするLAN接続装置間の保守試
    験方式。
  9. 【請求項9】 LANに接続可能な複数のLAN接続装
    置が互いにツイストペアケーブルを物理媒体とする回線
    によって接続されたLAN接続装置間の保守方式におい
    て、物理通信の終端間又は論理通信の終端間において通
    常の通信速度と警報通信速度との入出力速度を分けて、
    通常のLAN通信と同時又は任意に警報通信を行う手段
    を有し、定期的に又は不定期的に警報通信して前記LA
    N接続装置間の警報通知を行うことを特徴とするLAN
    接続装置間の保守試験方式。
  10. 【請求項10】 LANに接続されるLAN接続装置間
    の保守試験方式において、通常のLAN通信と独立して
    当該LAN通信と並行に動作する試験用通信手段を設
    け、回線からの通信情報を受信する受信手段において通
    常のLAN通信信号と試験通信に用いられる試験通信信
    号とを監視し、通常通信状態と試験通信状態とを切り分
    けて試験状態を認識し、かつ、前記試験信号を送受信す
    る手段を備え、被試験監視装置は試験信号を被試験装置
    となるLAN接続装置に対して送信し、当該LAN接続
    装置は当該試験信号に対する試験完了識別用の応答信号
    を前記被試験装置に対して送信し、この応答信号の受信
    状態により正常性を確認し、前記LAN接続装置間の通
    信動作を保証することを特徴とするLAN接続装置間の
    保守試験方式。
  11. 【請求項11】 LANに接続可能であり、光ファイバ
    ーを物理媒体とする回線によって相手装置と接続された
    LAN接続装置において、物理通信の終端間又は論理通
    信の終端において通常のLAN通信を行う通信手段と、
    通信に係る試験を行う試験通信手段と、これら通信手段
    及び試験通信手段の入出力波長を分離する分離手段と、
    前記試験通信手段によって任意に通信に係る試験を行う
    試験手段を有することを特徴とするLAN接続装置。
  12. 【請求項12】 LANに接続可能であり、光ファイバ
    ーを物理媒体とする回線によって相手装置と接続された
    LAN接続装置において、物理通信の終端間又は論理通
    信の終端間において通常のLAN通信を行う通信手段
    と、通信状態を通知する警報通信手段と、これら通信手
    段及び警報通信手段の入出力波長を分離する分離手段と
    を有し、前記警報通信手段によって前記相手装置との間
    で警報情報の転送を行うことを特徴とするLAN接続装
    置。
  13. 【請求項13】 LANに接続可能であり、光ファイバ
    ーを物理媒体とする回線によって相手装置と接続された
    LAN接続装置において、物理通信の終端間又は論理通
    信の終端間において通常のLAN通信を行う通信手段
    と、装置状態を通知する状態通信手段と、これら通信手
    段及び状態通知手段の入出力波長を分離する分離手段と
    を有し、電源断の状態になったとき、前記状態通信手段
    によって、電源断を示す信号を前記相手装置に通知する
    ことを特徴とするLAN接続装置。
  14. 【請求項14】 LANに接続可能であり、回線を介し
    て相手装置と接続されたLAN接続装置において、通常
    のLAN通信符号とは異なる形式の試験通信符号を認識
    する認識手段と、当該認識手段によって前記試験通信符
    号を認識すると、符号データから通常通信と試験通信と
    を切り分ける切分手段と、前記試験通信符号によって前
    記相手装置との経路を試験する試験手段とを有すること
    を特徴とするLAN接続装置。
  15. 【請求項15】 LANに接続可能であり、回線を介し
    て相手装置と接続されたLAN接続装置において、通常
    のLAN通信符号とは異なる形式の警報通信符号を認識
    する認識手段と、当該認識手段によって前記警報通信符
    号を認識すると、符号データから通常通信と警報通信と
    の切り分ける切分手段と、装置の状態を前記警報通信符
    号によって前記相手装置に警報転送する警報転送手段と
    を有することを特徴とするLAN接続装置。
  16. 【請求項16】 LANに接続可能であり、回線を介し
    て相手装置と接続されたLAN接続装置において、物理
    通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のLA
    N通信アドレスに使用しない値又はプロトコルにない長
    さ若しくはTYPE符号を試験通信符号として認識する
    認識手段と、当該認識手段によって通常のLAN通信と
    前記試験通信とを切り分ける切分手段と、定期的に又は
    不定期的に前記試験通信により前記相手装置との間で試
    験を行う試験手段とを有することを特徴とするLAN接
    続装置。
  17. 【請求項17】 LANに接続可能であり、回線を介し
    て相手装置と接続されたLAN接続装置において、物理
    通信の終端間又は論理通信の終端間において通常のLA
    N通信プロトコルにない長さ又はTYPE符号を警報通
    信符号として認識する認識手段と、当該認識手段によっ
    て通常通信と前記警報通信とを切り分ける切分手段と、
    装置の状態を前記警報通信により前記相手装置に通知す
    る警報通知手段とを有することを特徴とするLAN接続
    装置。
  18. 【請求項18】 LANに接続可能であり、ツイストペ
    アケーブルを物理媒体とする回線によって相手装置と接
    続されたLAN接続装置において、物理通信の終端間又
    は論理通信の終端間において通常の通信速度と試験通信
    速度との入出力速度を分ける切分手段と、通常のLAN
    通信と同時に又は任意に試験通信を行う試験手段とを有
    し、定期的に又は不定期的に試験通信による接続確認を
    行うことを特徴とするLAN接続装置。
  19. 【請求項19】 LANに接続可能であり、ツイストペ
    アケーブルを物理媒体とする回線によって相手装置と接
    続されたLAN接続装置において、物理通信の終端間又
    は論理通信の終端間において通常の通信速度と警報通信
    速度との入出力速度を分ける切分手段と、通常のLAN
    通信と同時又は任意に警報通信を行う警報通信手段とを
    有し、装置の状態を警報通信により前記相手装置に通知
    を行うことを特徴とするLAN接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014077227A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Rieter Ingolstadt Gmbh 制御通信システムを備えた繊維機械、特に、紡績機または糸巻取機

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