JP2001168862A - ネットワーク管理方法及びシステム装置 - Google Patents

ネットワーク管理方法及びシステム装置

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JP2001168862A
JP2001168862A JP35395399A JP35395399A JP2001168862A JP 2001168862 A JP2001168862 A JP 2001168862A JP 35395399 A JP35395399 A JP 35395399A JP 35395399 A JP35395399 A JP 35395399A JP 2001168862 A JP2001168862 A JP 2001168862A
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清 柳本
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豊 竹内
Kenji Kuramae
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勝 中森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異常動作の原因を成しているネットワーク機器
及び設定内容を特定することの可能なネットワーク管理
方法及びシステム装置の提供。 【解決手段】実ネットワーク6の構築に先立ち、仮想ネ
ットワーク7をシミュレートするシミュレーション装置
1と、このときのシミュレーション結果により正常動作
が確認された仮想ネットワーク7における構成情報及び
機器設定情報を保存するシミュレーションデータベース
2と、実ネットワーク6に加えられる構成情報及び機器
設定情報の変更を検出して管理するネットワーク管理装
置3と、仮想ネットワーク7における構成情報及び機器
設定情報を保存すると共に、変更が検出された実ネット
ワーク6における構成情報及び機器設定情報を保存する
ネットワークデータベース4と、シミュレーションデー
タベース2とネットワークデータベース4との差分を検
出する差分検出装置5とを有する特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク管理
方法及びシステム装置に関し、詳しくは、稼働中の実ネ
ットワークがその構成変更に伴って異常状態に陥ったと
きの復旧及び維持管理に供するためのネットワーク管理
方法、及びその実施に直接使用するネットワーク管理シ
ステム装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークシステムの大規模化
や複雑化、或いはネットワーク構成機器及び技術の多様
化に伴って、当該システムの設計、構築、運用に係る作
業も複雑化し、その設計、構築段階における不備や間違
いにより、運用段階において当該システムが正常に動作
しないという問題が生じている。なお、設計、構築段階
における不備や間違いとは、システム設計段階で、運用
時のネットワークの動作検証が不十分であったり、設計
時のネットワーク機器の設定内容が、構築段階において
正しく各機器に設定されないことを言う。
【0003】以上のような問題に対処するため、いわゆ
るネットワーク管理システム装置が存在するが、従来の
ネットワーク管理システム装置は、ネットワーク機器の
稼動状況を観測してデータを収集し、これを画面上に表
示するものであり、かつ、その画面上に表示されるネッ
トワーク機器の稼動状況は、オペレータが当該ネットワ
ーク管理システム装置を観測した時点のものであった。
このため、従来にあっては、オペレータが、実際に構築
されたネットワーク上の構成機器からのデータと、ネッ
トワーク設計時の机上データとを突き合わせてネットワ
ーク構成機器の設定間違いを検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、従来
のネットワーク管理システム装置では、ネットワークが
一旦稼動し始めると、1つのネットワーク機器の設定の
不具合や故障が他の機器に影響を与えるため、設定に不
備があったり故障が発生したネットワーク機器を特定す
ることや、不備のある設定内容及び故障原因を特定する
ことが極めて困難であった。
【0005】また、ネットワークの運用に伴い、ネット
ワーク機器の構成データや設定データは頻繁に変更、更
新されるため、これまで正常に動作していたネットワー
クが異常状態に陥ったときに、その異常状態にあるネッ
トワーク機器の構成データや設定データを正常状態時の
それと比較して、両者の相違を検証、把握するすること
ができなかった。
【0006】さらに、ネットワークの設計を行う設計者
と、ネットワーク構築時にネットワーク機器の設定を行
う施工者とが異なる場合、設計者が施工者に対し、実ネ
ットワーク機器の設定間違いを指摘し、所要の修正内容
を正確に伝達するための適切な手段が存在しなかった。
【0007】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。即ち、本発明の第1の目的は、
異常動作の原因を成しているネットワーク機器及び設定
内容を正しく特定することの可能なネットワーク管理方
法及びシステム装置を提供せんとするものである。
【0008】本発明の第2の目的は、上記動作異常の原
因を成しているネットワーク機器及び設定内容を特定す
るのと同時に、動作異常の生じた日時及びその状況を特
定、把握することの可能なネットワーク管理方法及びシ
ステム装置を提供せんとするものである。
【0009】本発明の第3の目的は、ネットワークの設
計者からネットワーク構築の施工者に対し、ネットワー
ク機器の設定間違いに関する修正内容を正確に伝達する
ことの可能なネットワーク管理方法及びシステム装置を
提供せんとするものである。
【0010】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らかとな
ろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明方法においては、
実ネットワークの構築に先立って仮想ネットワークをシ
ミュレートし、このシミュレーション結果により正常動
作が確認された仮想ネットワークにおける構成情報及び
機器設定情報に基づいて実ネットワークを構築し、実ネ
ットワークの運用過程における構成変更に伴って、当該
実ネットワークが異常状態に陥ったときに、仮想ネット
ワークの管理下で恒久保存されている構成情報及び機器
設定情報を参照して、実ネットワーク上において異常状
態の原因を成すネットワーク機器及びその設定内容を特
定する、という特徴を有する。
【0012】本発明システム装置においては、実ネット
ワークの構築に先立ち、仮想ネットワークをシミュレー
トするシミュレーション装置と、このときのシミュレー
ション結果により正常動作が確認された仮想ネットワー
クにおける構成情報及び機器設定情報を保存するシミュ
レーションデータベースと、実ネットワークに加えられ
る構成情報及び機器設定情報の変更を検出して管理する
ネットワーク管理装置と、仮想ネットワークにおける構
成情報及び機器設定情報を保存すると共に、変更が検出
された実ネットワークにおける構成情報及び機器設定情
報を保存するネットワークデータベースと、前記シミュ
レーションデータベースと当該ネットワークデータベー
スとの差分を検出する差分検出装置とを有する、という
特徴を有する。
【0013】さらに具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手法
又は手段を採用することにより、前記目的を達成するよ
う為される。
【0014】即ち、本発明方法の第1の特徴は、稼働中
の実ネットワークがその構成変更に伴って異常状態に陥
ったときの復旧及び維持管理に供するためのネットワー
ク管理方法であって、前記実ネットワークの構築に先立
ち、その設計段階において当該実ネットワークに対応す
る仮想ネットワークをコンピュータ上でシミュレート
し、そのシミュレーション結果により正常動作が確認さ
れた前記仮想ネットワークにおける構成情報及び機器設
定情報に基づいて前記実ネットワークを構築する一方、
当該構成情報及び機器設定情報を、前記実ネットワーク
の管轄下で初期保存すると共に前記仮想ネットワークの
管轄下で恒久保存し、前記実ネットワークの運用過程に
おける構成変更に伴って、当該実ネットワークの管理下
で初期保存された前記構成情報及び機器設定情報に変更
が加えられた結果、当該実ネットワークが異常状態に陥
ったときに、前記仮想ネットワークの管理下で恒久保存
されている前記構成情報及び機器設定情報を参照して、
前記実ネットワーク上において前記異常状態の原因を成
すネットワーク機器及びその設定内容を特定してなる、
ネットワーク管理方法の構成採用にある。
【0015】本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴における前記実ネットワークの管理下に
おける前記構成情報及び機器設定情報の初期保存及びそ
れら各情報の変更に伴う更新保存を、専用のネットワー
クデータベースに対して行い、前記仮想ネットワークの
管理下における前記構成情報及び機器設定情報の恒久保
存を、専用のシミュレーションデータベースに対して行
ってなる、ネットワーク管理方法の構成採用にある。
【0016】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第2の特徴における前記実ネットワーク上において
前記異常状態の原因を成す前記ネットワーク機器及びそ
の設定内容の特定を、前記シミュレーションデータベー
スと前記ネットワークデータベースとのデータ差分を検
出して行ってなる、ネットワーク管理方法の構成採用に
ある。
【0017】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第3の特徴における前記実ネットワーク上において
前記異常状態の原因を成す前記ネットワーク機器及びそ
の設定内容の特定を、前記シミュレーションデータベー
スと前記ネットワークデータベースとに関する前記デー
タ差分の検出結果から、当該ネットワーク機器及びその
設定内容を表示した作業指示書を作成して行ってなる、
ネットワーク管理方法の構成採用にある。
【0018】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴において、前記実ネットワークの運用過
程における構成変更が、当該実ネットワークの管理下で
初期保存された前記構成情報及び機器設定情報に変更が
加えられるごとに、その変更日時における構成情報及び
機器設定情報を当該実ネットワークの管理下で履歴保存
することを伴ってなるネットワーク管理方法の構成採用
にある。
【0019】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第5の特徴において、前記実ネットワークの異常状
態への陥りが、当該実ネットワークの管理下で履歴保存
されている前記構成情報及び機器設定情報をそれぞれ参
照して、当該実ネットワーク上において前記異常状態の
原因を成すネットワーク機器及びその設定内容を異常発
生日時と共に特定することを伴ってなる、ネットワーク
管理方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第5又は6の特徴における前記実ネットワークの管
理下における前記構成情報及び機器設定情報の初期保存
及びそれら各情報の変更に伴う更新保存を、専用のネッ
トワークデータベースに対して行い、前記実ネットワー
クの管理下における前記構成情報及び機器設定情報の履
歴保存を、専用の過去ネットワークデータベースに対し
て行ってなる、ネットワーク管理方法の構成採用にあ
る。
【0021】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第7の特徴における前記仮想ネットワークの管理下
における前記構成情報及び機器設定情報の恒久保存を、
専用のシミュレーションデータベースに対して行ってな
る、ネットワーク管理方法の構成採用にある。
【0022】本発明方法の第9の特徴は、上記本発明方
法の第7又は第8の特徴における前記実ネットワーク上
において前記異常状態の原因を成す前記ネットワーク機
器及びその設定内容の特定を、前記過去ネットワークデ
ータベースと前記ネットワークデータベースとに関する
前記データ差分を検出して行ってなる、ネットワーク管
理方法の構成採用にある。
【0023】本発明方法の第10の特徴は、上記本発明
方法の第6又は9の特徴における前記実ネットワーク上
において前記異常状態の原因を成す前記ネットワーク機
器及びその設定内容の特定を、前記過去ネットワークデ
ータベースと前記ネットワークデータベースとのデータ
差分の検出結果から、当該ネットワーク機器及びその設
定内容を表示した作業指示書を作成して行ってなる、ネ
ットワーク管理方法の構成採用にある。
【0024】一方、本発明システム装置の第1の特徴
は、稼働中の実ネットワークがその構成変更に伴って異
常状態に陥ったときの復旧及び維持管理に供するための
ネットワーク管理システム装置であって、前記実ネット
ワークの構築に先立ち、その設計段階において当該実ネ
ットワークに対応する仮想ネットワークをシミュレート
するシミュレーション装置と、このシミュレーション装
置によるシミュレーション結果により正常動作が確認さ
れた前記仮想ネットワークにおける構成情報及び機器設
定情報を恒久保存するシミュレーションデータベース
と、前記実ネットワークに加えられる構成情報及び機器
設定情報の変更を検出して管理するネットワーク管理装
置と、前記シミュレーション装置によるシミュレーショ
ン結果により正常動作が確認された前記仮想ネットワー
クにおける前記構成情報及び機器設定情報を初期保存す
ると共に、前記ネットワーク管理装置により変更が検出
された前記実ネットワークにおける前記構成情報及び機
器設定情報を更新保存するネットワークデータベース
と、前記シミュレーションデータベースと前記ネットワ
ークデータベースとのデータ差分を検出する差分検出装
置を有してなる、ネットワーク管理システム装置の構成
採用にある。
【0025】本発明システム装置の第2の特徴は、上記
本発明システム装置の第1の特徴における前記差分検出
装置で検出された前記シミュレーションデータベースと
前記ネットワークデータベースとに関する前記データ差
分に基づき、前記実ネットワーク上において前記異常状
態の原因を成すネットワーク機器及びその設定内容を表
示した作業指示書を作成する作業指示書作成装置をさら
に有してなる、ネットワーク管理システム装置の構成採
用にある。
【0026】本発明システム装置の第3の特徴は、稼働
中の実ネットワークがその構成変更に伴って異常状態に
陥ったときの復旧及び維持管理に供するためのネットワ
ーク管理システム装置であって、前記実ネットワークの
構築に先立ち、その設計段階において当該実ネットワー
クに対応する仮想ネットワークをシミュレートするシミ
ュレーション装置と、前記実ネットワークに加えられる
構成情報及び機器設定情報の変更を検出して管理するネ
ットワーク管理装置と、前記シミュレーション装置によ
るシミュレーション結果により正常動作が確認された前
記仮想ネットワークにおける前記構成情報及び機器設定
情報を初期保存すると共に、前記ネットワーク管理装置
により変更が検出された前記実ネットワークにおける前
記構成情報及び機器設定情報を更新保存するネットワー
クデータベースと、前記ネットワーク管理装置により変
更が検出された前記実ネットワークにおける前記構成情
報及び機器設定情報を、その変更検出日時ごとに履歴保
存する過去ネットワークデータベースと、この過去ネッ
トワークデータベースと前記ネットワークデータベース
とのデータ差分を検出する差分検出装置を有してなる、
ネットワーク管理システム装置の構成採用にある。
【0027】本発明システム装置の第4の特徴は、上記
本発明システム装置の第3の特徴における前記シミュレ
ーション装置によるシミュレーション結果により正常動
作が確認された前記仮想ネットワークにおける前記構成
情報及び機器設定情報を恒久保存するシミュレーション
データベースをさらに有してなる、ネットワーク管理シ
ステム装置の構成採用にある。
【0028】本発明システム装置の第5の特徴は、上記
本発明方法の第3又は第4の特徴における前記差分検出
装置で検出された前記過去ネットワークデータベースと
前記ネットワークデータベースとに関する前記データ差
分に基づき、前記実ネットワーク上において前記異常状
態の原因を成すネットワーク機器及びその設定内容を表
示した作業指示書を作成する作業指示書作成装置をさら
に有してなる、ネットワーク管理システム装置の構成採
用にある。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しつつ、まず、本発明に共通の装置例につ
き説明し、次いで、当該装置例により実施される第1〜
第4方法例につき説明する。
【0030】(装置例)図1は、本発明の装置例に係る
ネットワーク管理システム装置の構成図である。同図に
示すように、この装置例に係るネットワーク管理システ
ム装置αは、主要構成要素Aとして、シミュレーション
装置1、シミュレーションデータベース2、ネットワー
ク管理装置3、ネットワークデータベース4、及び差分
検出装置5を具備して構成される。
【0031】このうち、シミュレーション装置1は、実
ネットワーク6の構築に先立ち、その設計段階において
当該実ネットワーク6に対応する仮想ネットワーク7を
シミュレートする装置であり、シミュレーションデータ
ベース2は、シミュレーション装置1によるシミュレー
ション結果により正常動作が確認された仮想ネットワー
ク7における構成情報及び機器設定情報を恒久保存する
データベースである。
【0032】また、ネットワーク管理装置3は、実ネッ
トワーク6に加えられる構成情報及び機器設定情報の変
更を検出して管理する装置であり、ネットワークデータ
ベース4は、シミュレーション装置1によるシミュレー
ション結果により正常動作が確認された仮想ネットワー
ク7における構成情報及び機器設定情報を初期保存する
と共に、ネットワーク管理装置3により変更が検出され
た実ネットワーク6における構成情報及び機器設定情報
を更新保存するデータベースである。なお、これらネッ
トワーク管理装置3及びネットワークデータベース4か
らなる部分構成要素aは、従来のネットワーク管理シス
テム装置と等価である。
【0033】そして、差分検出装置5は、シミュレーシ
ョンデータベース2とネットワークデータベース4との
データ差分を検出する装置であり、この差分検出装置5
によるデータ差分の検出結果から、実ネットワーク6上
において異常状態の原因を成すネットワーク機器(図示
せず)及びその設定内容が特定される。
【0034】一方、以上の主要構成要素Aに加え、この
装置例に係るネットワーク管理システム装置αは、ネッ
トワーク管理装置3により変更が検出された実ネットワ
ーク6における構成情報及び機器設定情報を、その変更
検出日時ごとに履歴保存する過去ネットワークデータベ
ース8を具備し、この過去ネットワークデータベース8
と上述のネットワークデータベース4とのデータ差分を
差分検出装置5に検出させることにより、実ネットワー
ク6の運用過程において、いつ、どのようなネットワー
ク構成変更又は機器設定変更により、当該実ネットワー
ク6が異常状態に陥ったのかが特定される。
【0035】なお、以上の過去ネットワークデータベー
ス8を含む構成は、シミュレーション装置1、シミュレ
ーションデータベース2、及び仮想ネットワーク7が存
在する場合でも存在しない場合でも、共に成立しうるも
のである(但し、ネットワークデータベース4の初期設
定が、シミュレーション装置1による仮想ネットワーク
7のシミュレーション結果を参照して行われるため、そ
の初期設定時には必須要件を成す)。
【0036】また、以上の過去ネットワークデータベー
ス8を含む主要構成要素Aに加え、この装置例に係るネ
ットワーク管理システム装置αには、差分検出装置5で
検出されたシミュレーションデータベース2とネットワ
ークデータベース4とに関するデータ差分、又は過去ネ
ットワークデータベース8とネットワークデータベース
4とに関するデータ差分に基づき、実ネットワーク6上
において異常状態の原因を成すネットワーク機器及びそ
の設定内容を表示した作業指示書(図示せず)を作成す
るための作業指示書作成装置9も具備される。
【0037】そして、この作業指示書作成装置9により
作成された作業指示書により、ネットワーク設計者から
ネットワーク構築施工者に対し、設定項目数の多い複雑
な実ネットワーク6についても、修正すべき設定内容の
みが機能的に抽出されて伝達される。また、実ネットワ
ーク6に関するネットワークデータベース4内のデータ
は、その施工運用前においては空であるため、このとき
作業指示書作成装置9により作成される作業指示書には
設計時のデータの全てが表示されるが、この場合、作業
指示書は施工時の設計書としても活用できる。
【0038】(第1方法例)次に、以上のように構成さ
れた装置例に適用される第1方法例を説明する。
【0039】図2は、本発明の第1方法例を適用した場
合の当該ネットワーク管理システム装置の形態図であ
る。同図に示すように、この第1方法例におけるネット
ワーク管理システム装置α1は、前述した主要構成要素
Aのみにより構成されたものである。
【0040】当該ネットワーク管理システム装置α1に
おいて、実ネットワーク6は、各ネットワーク機器LE
CS_1,LEC_1を有しており、これら各ネットワ
ーク機器LECS_1,LEC_2は、それぞれ、当該
ネットワーク機器の構成情報及び機器設定情報を保持、
管理するための情報管理部6a,6bを有している。
【0041】即ち、ネットワーク機器LECS_1の情
報管理部6aには、設定情報である「アドレス」の値と
して「xxxy」が保持されており、ネットワーク機器
LEC_1の情報管理部6bには、当該ネットワーク機
器LEC_1が他のネットワーク機器と通信する際に必
要な設定情報である「LECSのアドレス」の値として
「xxxz」が保持されている。
【0042】ネットワーク管理装置3は、各ネットワー
ク機器LECS_1,LEC_1との間で、例えば、S
NMPプロトコル(SNMP:Simple Network Managem
entProtocol)等による通信が可能であり、対応する情
報管理部6a,6bから管理情報をそれぞれ取得して、
これらをネットワークデータベース4内に保存、管理す
る。
【0043】一方、シミュレーションデータベース2
は、実ネットワーク6の設計段階において、シミュレー
ション装置1による仮想ネットワーク7を用いたシミュ
レーションにより、正常動作が確認された各ネットワー
ク機器LECS_1,LEC_1ごとの構成情報及び機
器設定情報が保存、管理する。
【0044】即ち、仮想ネットワーク7を用いたシミュ
レーションにおいて、実ネットワーク6における正常動
作が確認されたネットワーク機器LECS_1の情報管
理部7aには、設定情報である「アドレス」の値として
「xxxy」が、また、ネットワーク機器LEC_1の
情報管理部7bには、当該ネットワーク機器LEC_1
が他のネットワーク機器と通信する際に必要な設定情報
である「LECSのアドレス」の値として「xxxy」
が保持されており、シミュレーションデータベース2
は、これらネットワーク機器LECS_1,LEC_1
ごとの構成情報及び機器設定情報をシミュレーション装
置1から取得して、保存、管理する。
【0045】ここで、差分検出装置5は、ネットワーク
データベース4とシミュレーションデータベース5と
を、各ネットワーク機器LECS_1,LEC_1にお
けるそれぞれの構成情報及び機器設定情報につき比較す
ることで、シミュレーションデータベース2に保存され
ている情報と、ネットワークデータベース4に保持され
ている情報とが一致しないネットワーク機器と、当該ネ
ットワーク機器の構成情報及び機器設定情報を特定す
る。
【0046】即ち、差分検出装置5は、比較対象である
ネットワーク機器LECS_1につき、比較項目を成す
機器設定情報であるアドレスを比較する。このとき、当
該アドレスは、ネットワークデータベース4では「xx
xy」であり、シミュレーションデータベース2でも
「xxxy」であるため、比較結果は「一致」となる。
【0047】これに対し、ネットワークデータベース4
におけるネットワーク機器LEC_1のアドレスは「x
xxz」であり、シミュレーションデータベース2では
「xxxy」であるため、比較結果は「不一致」とな
り、これにより、差分検出装置5は、ネットワーク機器
LEC_1の比較項目である機器設定情報の「LECS
のアドレス」の値が、ネットワークデータベース4では
「xxxz」であり、シミュレーションデータベース2
では「xxxy」であることを検出する。
【0048】ここで、シミュレーションデータベース2
に保存されている情報は、実ネットワーク6の正常動作
につき確認されたものであるため、結果的に、ネットワ
ークデータベース4内の情報でシミュレーションデータ
ベース2内の情報と一致しないネットワーク機器と、そ
の構成情報及び機器設定情報が、当該実ネットワーク6
に異常を引き起こしている原因として特定されるように
なる。
【0049】(第2方法例)次に、前述の装置例に適用
される第2方法例につき説明する。
【0050】図3は、本発明の第2方法例を適用した場
合の当該ネットワーク管理システム装置の形態図であ
る。同図に示すように、この第2方法例におけるネット
ワーク管理システム装置α2は、前述した主要構成要素
Aに過去ネットワークデータベース8を加えた構成から
なるものである。
【0051】当該ネットワーク管理システムα2におい
て、実ネットワーク6は、各ネットワーク機器LECS
_1,LECS_2,LEC_1を有しており、これら
各ネットワーク機器LECS_1,LECS_2,LE
C_1は、それぞれ、当該ネットワーク機器の構成情報
及び機器設定情報を保持、管理するための情報管理部6
c,6d,6eを有している。
【0052】即ち、ネットワーク機器LECS_1の情
報管理部6cには、設定情報である「アドレス」の値と
して「xxxy」が保持されており、ネットワーク機器
LECS_2の情報管理部6dには、設定情報である
「アドレス」の値として「xxxz」が保持されてお
り、ネットワーク機器LEC_1の情報管理部6eに
は、当該ネットワーク機器LEC_1が他のネットワー
ク機器と通信する際に必要な設定情報である「LECS
のアドレス」の値として「xxxx」が保持されてい
る。
【0053】ネットワーク管理装置3は、各ネットワー
ク機器LECS_1,LEC_2との間で、例えば、S
NMPプロトコル等による通信が可能であり、対応する
情報管理部6c,6dから管理情報をそれぞれ取得し
て、これらをネットワークデータベース4内に保存、管
理する。
【0054】一方、過去ネットワークデータベース8
は、過去にネットワーク管理装置3が各ネットワーク機
器から取得した構成情報及び機器設定情報を、その情報
が収集された日時ごとに保存、管理する。
【0055】即ち、過去ネットワークデータベース8に
は、「日時a」において収集された情報として、ネット
ワーク機器LECS_1の情報管理部6cの設定情報で
ある「アドレス」の値「xxxy」が、ネットワーク機
器LECS_2の情報管理部6dの設定情報である「ア
ドレス」の値「xxxz」が、ネットワーク機器LEC
_1が他のネットワーク機器と通信する際に必要な設定
情報である「LECSのアドレス」の値「xxxy」
が、それぞれ保持されている。
【0056】また、同過去ネットワークデータベース8
には、「日時a」よりも過去の「日時b」において収集
された情報として、ネットワーク機器LECS_1の情
報管理部6cの設定情報である「アドレス」の値「xx
xy」が、ネットワーク機器LECS_2の情報管理部
6dの設定情報である「アドレス」の値「xxxz」
が、ネットワーク機器LEC_1が他のネットワーク機
器と通信する際に必要な設定情報である「LECSのア
ドレス」の値「xxxz」が、それぞれ保持されてい
る。
【0057】ここで、差分検出装置5は、ネットワーク
データベース4の情報と過去ネットワークデータベース
8の各時点の情報とを、各ネットワーク機器LECS_
1,LECS_2,LEC_1におけるそれぞれの構成
情報及び機器設定情報につき比較することで、過去ネッ
トワークデータベース8に保存されている或る時点の情
報と、ネットワークデータベース4に保存されている情
報とが一致しないネットワーク機器と、当該ネットワー
ク機器の構成情報及び機器設定情報を特定する。
【0058】即ち、差分検出装置5は、まず、比較対象
であるネットワークデータベース4のデータと、過去ネ
ットワークデータベース8における「日時a」のデータ
とを比較する。このとき、比較対象であるネットワーク
機器LECS_1の比較項目を成す機器設定情報である
アドレスは、ネットワークデータベース4では「xxx
y」であり、過去ネットワークデータベース8の「日時
a」でも「xxxy」であるため、比較結果は「一致」
となる。また、ネットワーク機器LECS_2のアドレ
スは、ネットワークデータベース4では「xxxz」で
あり、過去ネットワークデータベース8の「日時a」で
も「xxxz」であるため、比較結果は同じく「一致」
となる。
【0059】これに対し、ネットワークデータベース4
におけるネットワーク機器LEC_1のアドレスは「x
xxx」であり、過去ネットワークデータベース8では
「xxxy」であるため、比較結果は「不一致」とな
り、これにより、差分検出装置5は、ネットワーク機器
LEC_1の比較項目である機器設定情報の「LECS
のアドレス」の値が、ネットワークデータベース4では
「xxxx」であり、過去ネットワークデータベース8
では「xxxy」であることを検出する。
【0060】さらに、差分検出装置5は、比較対象であ
るネットワークデータベース4のデータと、過去ネット
ワークデータベース8における「日時b」のデータとを
比較する。このとき、比較対象であるネットワーク機器
LECS_1の比較項目を成す機器設定情報であるアド
レスは、ネットワークデータベース4では「xxxy」
であり、過去ネットワークデータベース8の「日時b」
でも「xxxy」であるため、比較結果は「一致」とな
る。また、ネットワーク機器LECS_2のアドレス
は、ネットワークデータベース4では「xxxz」であ
り、過去ネットワークデータベース8の「日時b」でも
「xxxz」であるため、比較結果は同じく「一致」と
なる。
【0061】これに対し、ネットワークデータベース4
におけるネットワーク機器LEC_1のアドレスは「x
xxx」であり、過去ネットワークデータベース8では
「xxxz」であるため、比較結果は「不一致」とな
り、これにより、差分検出装置5は、ネットワーク機器
LEC_1の比較項目である機器設定情報の「LECS
のアドレス」の値が、ネットワークデータベース4では
「xxxx」であり、過去ネットワークデータベース8
では「xxxz」であることを検出する。
【0062】ここで、現在、実ネットワーク6が異常状
態にあり、過去の「日時a」及び「日時b」において当
該実ネットワーク6が異常状態でなかったならば、現在
のネットワーク機器LEC_1の機器設定情報である
「LECSのアドレス」の値「xxxx」が「日時
a」,「日時b」の各アドレス「xxxy」,「xxx
z」と異なることが、実ネットワーク6の異常状態の原
因であると特定される。
【0063】(第3方法例)続いて、前述の装置例に適
用される第3方法例につき説明する。
【0064】図4は、本発明の第3方法例を適用した場
合の当該ネットワーク管理システム装置の形態図であ
る。同図に示すように、この第3方法例におけるネット
ワーク管理システム装置α3は、第2方法例に示した主
要構成要素Aに過去ネットワークデータベース8を加え
た構成からなるものと実質的に等価であり、第2方法例
におけるそれとの相違点は、過去ネットワークデータベ
ース8に保存される情報のみである。
【0065】即ち、過去ネットワークデータベース8に
は、「日時a」において収集された情報として、ネット
ワーク機器LECS_1の情報管理部6cの設定情報で
ある「アドレス」の値「xxxy」が、ネットワーク機
器LECS_2の情報管理部6dの設定情報である「ア
ドレス」の値「xxxz」が、ネットワーク機器LEC
_1が他のネットワーク機器と通信する際に必要な設定
情報である「LECSのアドレス」の値「xxxx」
(相違点)が、それぞれ保持されている。
【0066】また、同過去ネットワークデータベース8
には、「日時a」よりも過去の「日時b」において収集
された情報として、ネットワーク機器LECS_1の情
報管理部6cの設定情報である「アドレス」の値「xx
xy」が、ネットワーク機器LECS_2の情報管理部
6dの設定情報である「アドレス」の値「xxxz」
が、ネットワーク機器LEC_1が他のネットワーク機
器と通信する際に必要な設定情報である「LECSのア
ドレス」の値「xxxy」(相違点)が、それぞれ保持
されている。
【0067】ここで、差分検出装置5は、ネットワーク
データベース4の情報と過去ネットワークデータベース
8の各時点の情報とを、各ネットワーク機器LECS_
1,LECS_2,LEC_1におけるそれぞれの構成
情報及び機器設定情報につき比較することで、過去ネッ
トワークデータベース8に保存されている或る時点の情
報と、ネットワークデータベース4に保存されている情
報とが一致しないネットワーク機器と、当該ネットワー
ク機器の構成情報及び機器設定情報を特定する。
【0068】即ち、差分検出装置5は、まず、比較対象
であるネットワークデータベース4のデータと、過去ネ
ットワークデータベース8における「日時a」のデータ
とを比較する。このとき、比較対象であるネットワーク
機器LECS_1の比較項目を成す機器設定情報である
アドレスは、ネットワークデータベース4では「xxx
y」であり、過去ネットワークデータベース8の「日時
a」でも「xxxy」であるため、比較結果は「一致」
となる。また、ネットワーク機器LECS_2のアドレ
スは、ネットワークデータベース4では「xxxz」で
あり、過去ネットワークデータベース8の「日時a」で
も「xxxz」であるため、比較結果は同じく「一致」
となる。
【0069】さらに、ネットワークデータベース4にお
けるネットワーク機器LEC_1のアドレスは「xxx
x」であり、過去ネットワークデータベース8でも「x
xxx」であるため、比較結果は「一致」となり、これ
により、差分検出装置5は、全ての比較対象に関する比
較項目が一致するため、実ネットワーク6を構成する各
ネットワーク機器の構成情報及び機器設定情報が、「日
時a」から現在に至るまで変更されていないことを検出
する。
【0070】さらに、差分検出装置5は、比較対象であ
るネットワークデータベース4のデータと、過去ネット
ワークデータベース8における「日時b」のデータとを
比較する。このとき、比較対象であるネットワーク機器
LECS_1の比較項目を成す機器設定情報であるアド
レスは、ネットワークデータベース4では「xxxy」
であり、過去ネットワークデータベース8の「日時b」
でも「xxxy」であるため、比較結果は「一致」とな
る。また、ネットワーク機器LECS_2のアドレス
は、ネットワークデータベース4では「xxxz」であ
り、過去ネットワークデータベース8の「日時b」でも
「xxxz」であるため、比較結果は同じく「一致」と
なる。
【0071】これに対し、ネットワークデータベース4
におけるネットワーク機器LEC_1のアドレスは「x
xxx」であり、過去ネットワークデータベース8では
「xxxy」であるため、比較結果は「不一致」とな
り、これにより、差分検出装置5は、ネットワーク機器
LEC_1の比較項目である機器設定情報の「LECS
のアドレス」の値が、ネットワークデータベース4では
「xxxx」であり、過去ネットワークデータベース8
では「xxxy」であることを検出する。
【0072】ここで、現在、実ネットワーク6が異常状
態であるならば、過去の「日時a」から現在に至るまで
異常状態が継続しており、「日時a」と「日時b」との
間にネットワーク機器LEC_1の機器設定情報である
「LECSのアドレス」の値「xxxy」から「xxx
x」に変更されたことが、実ネットワーク6に異常を生
じた原因であるとして、その異常状態が継続している期
間とその原因とが特定されることになる。
【0073】(第4方法例)最後に、前述の装置例に適
用される第4方法例を説明する。
【0074】図5は、本発明の第4方法例を適用した場
合の当該ネットワーク管理システム装置の形態図であ
る。同図に示すように、この第4方法例におけるネット
ワーク管理システム装置α4は、第1方法例に示した主
要構成要素Aに作業指示書作成装置9を加えた構成から
なるものである。
【0075】いま、差分検出装置5により、実ネットワ
ーク6空取得したネットワーク機器LEC_1の「LE
CSのアドレス」の値「xxxz」が、設計段階のシミ
ュレーションにおけるネットワーク機器LEC_1の
「LECSのアドレス」の値「xxxy」と異なってい
ることが検出されたとする。
【0076】すると、作業指示書作成装置9は、差分検
出装置5空のデータより、実ネットワーク6のネットワ
ーク機器LEC_1に設計と異なる設定間違いがあるこ
とを認識し、これを「ネットワーク機器LEC_1のL
ECSのアドレスをxxxzからxxxyに修正」とい
う内容の作業指示書を作成する。
【0077】この作業指示書により、ネットワーク構築
施工者は、既にネットワーク設定した内容の全てを参照
することなく、所要の修正内容のみを知ることができ
る。
【0078】以上、本発明の実施の形態を、装置例及び
第1〜4方法例につき説明したが、本発明は、必ずしも
上述した手段及び手法にのみ限定されるものではなく、
本発明にいう目的を達成し、後述の効果を有する範囲内
において、適宜、変更実施することが可能なものであ
る。
【0079】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、シミュレーション装置で事前に検証した正しい
構成データ及び設定データと実ネットワークのデータと
を比較するようにしたことから、実ネットワークに発生
した異常状態の原因であるネットワーク構成機器及びそ
の設定間違いを素早く検出することが可能となる。
【0080】また、正常に動作している実ネットワーク
の構成データ及び設定データを保存しておくようにした
ことから、異常状態に陥った実ネットワークにおける各
ネットワーク機器の構成データ及び設定データを正常状
態のデータと比較することが可能となり、この結果、シ
ミュレーション装置を用いて事前に検証しなかった設定
データに関する間違いや、機器の増設や削除に伴う構成
データ及び設定データの変更が容易に発見できるように
なる。
【0081】さらに、対応するデータベース間のデータ
差分に基づき、各ネットワーク構成機器の設定の修正内
容を表示した具体的な作業指示書を作成する機能を実現
したことから、ネットワーク再構築時において、ネット
ワーク設計者が、ネットワーク構築施工者に対してネッ
トワーク機器設定のための修正内容を迅速かつ確実に伝
達することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るネットワーク管理
システム装置の構成図である。
【図2】本発明の第1方法例を適用した場合の当該ネッ
トワーク管理システム装置の形態図である。
【図3】本発明の第2方法例を適用した場合の当該ネッ
トワーク管理システム装置の形態図である。
【図4】本発明の第3方法例を適用した場合の当該ネッ
トワーク管理システム装置の形態図である。
【図5】本発明の第4方法例を適用した場合の当該ネッ
トワーク管理システム装置の形態図である。
【符号の説明】
α,α1,α2,α3,α4…ネットワーク管理システ
ム装置 A…主要構成要素 a…部分構成要素 1…シミュレーション装置 2…シミュレーションデータベース 3…ネットワーク管理装置 4…ネットワークデータベース 5…差分検出装置 6…実ネットワーク 7…仮想ネットワーク 8…過去ネットワークデータベース 9…作業指示書作成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二名 信彰 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柳本 清 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 竹内 豊 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 藏前 健治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 中森 勝 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 藤井 寿隆 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 JA10 KA01 KA07 MA01 MB01 MD07 9A001 CC07 HH32 LL05 LL09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】稼働中の実ネットワークがその構成変更に
    伴って異常状態に陥ったときの復旧及び維持管理に供す
    るためのネットワーク管理方法であって、 前記実ネットワークの構築に先立ち、その設計段階にお
    いて当該実ネットワークに対応する仮想ネットワークを
    コンピュータ上でシミュレートし、 そのシミュレーション結果により正常動作が確認された
    前記仮想ネットワークにおける構成情報及び機器設定情
    報に基づいて前記実ネットワークを構築する一方、当該
    構成情報及び機器設定情報を、前記実ネットワークの管
    轄下で初期保存すると共に前記仮想ネットワークの管轄
    下で恒久保存し、 前記実ネットワークの運用過程における構成変更に伴っ
    て、当該実ネットワークの管理下で初期保存された前記
    構成情報及び機器設定情報に変更が加えられた結果、当
    該実ネットワークが異常状態に陥ったときに、前記仮想
    ネットワークの管理下で恒久保存されている前記構成情
    報及び機器設定情報を参照して、前記実ネットワーク上
    において前記異常状態の原因を成すネットワーク機器及
    びその設定内容を特定する、 ことを特徴とするネットワーク管理方法。
  2. 【請求項2】前記実ネットワークの管理下における前記
    構成情報及び機器設定情報の初期保存及びそれら各情報
    の変更に伴う更新保存は、 専用のネットワークデータベースに対して行い、 前記仮想ネットワークの管理下における前記構成情報及
    び機器設定情報の恒久保存は、 専用のシミュレーションデータベースに対して行う、 ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理方
    法。
  3. 【請求項3】前記実ネットワーク上において前記異常状
    態の原因を成す前記ネットワーク機器及びその設定内容
    の特定は、 前記シミュレーションデータベースと前記ネットワーク
    データベースとのデータ差分を検出して行う、 ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク管理方
    法。
  4. 【請求項4】前記実ネットワーク上において前記異常状
    態の原因を成す前記ネットワーク機器及びその設定内容
    の特定は、 前記シミュレーションデータベースと前記ネットワーク
    データベースとに関する前記データ差分の検出結果か
    ら、当該ネットワーク機器及びその設定内容を表示した
    作業指示書を作成して行う、 ことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク管理方
    法。
  5. 【請求項5】前記実ネットワークの運用過程における構
    成変更は、 当該実ネットワークの管理下で初期保存された前記構成
    情報及び機器設定情報に変更が加えられるごとに、その
    変更日時における構成情報及び機器設定情報を当該実ネ
    ットワークの管理下で履歴保存することを伴う、 ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理方
    法。
  6. 【請求項6】前記実ネットワークの異常状態への陥り
    は、 当該実ネットワークの管理下で履歴保存されている前記
    構成情報及び機器設定情報をそれぞれ参照して、当該実
    ネットワーク上において前記異常状態の原因を成すネッ
    トワーク機器及びその設定内容を異常発生日時と共に特
    定することを伴う、 ことを特徴とする請求項5に記載のネットワーク管理方
    法。
  7. 【請求項7】前記実ネットワークの管理下における前記
    構成情報及び機器設定情報の初期保存及びそれら各情報
    の変更に伴う更新保存は、 専用のネットワークデータベースに対して行い、 前記実ネットワークの管理下における前記構成情報及び
    機器設定情報の履歴保存は、 専用の過去ネットワークデータベースに対して行う、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載のネットワーク
    管理方法。
  8. 【請求項8】前記仮想ネットワークの管理下における前
    記構成情報及び機器設定情報の恒久保存は、 専用のシミュレーションデータベースに対して行う、 ことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク管理方
    法。
  9. 【請求項9】前記実ネットワーク上において前記異常状
    態の原因を成す前記ネットワーク機器及びその設定内容
    の特定は、 前記過去ネットワークデータベースと前記ネットワーク
    データベースとに関する前記データ差分を検出して行
    う、 ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載のネットワ
    ーク管理方法。
  10. 【請求項10】前記実ネットワーク上において前記異常
    状態の原因を成す前記ネットワーク機器及びその設定内
    容の特定は、 前記過去ネットワークデータベースと前記ネットワーク
    データベースとのデータ差分の検出結果から、当該ネッ
    トワーク機器及びその設定内容を表示した作業指示書を
    作成して行う、 ことを特徴とする請求項6又は9に記載のネットワーク
    管理方法。
  11. 【請求項11】稼働中の実ネットワークがその構成変更
    に伴って異常状態に陥ったときの復旧及び維持管理に供
    するためのネットワーク管理システム装置であって、 前記実ネットワークの構築に先立ち、その設計段階にお
    いて当該実ネットワークに対応する仮想ネットワークを
    シミュレートするシミュレーション装置と、 このシミュレーション装置によるシミュレーション結果
    により正常動作が確認された前記仮想ネットワークにお
    ける構成情報及び機器設定情報を恒久保存するシミュレ
    ーションデータベースと、 前記実ネットワークに加えられる構成情報及び機器設定
    情報の変更を検出して管理するネットワーク管理装置
    と、 前記シミュレーション装置によるシミュレーション結果
    により正常動作が確認された前記仮想ネットワークにお
    ける前記構成情報及び機器設定情報を初期保存すると共
    に、前記ネットワーク管理装置により変更が検出された
    前記実ネットワークにおける前記構成情報及び機器設定
    情報を更新保存するネットワークデータベースと、 前記シミュレーションデータベースと前記ネットワーク
    データベースとのデータ差分を検出する差分検出装置を
    有する、 ことを特徴とするネットワーク管理システム装置。
  12. 【請求項12】前記ネットワーク管理システム装置は、 前記差分検出装置で検出された前記シミュレーションデ
    ータベースと前記ネットワークデータベースとに関する
    前記データ差分に基づき、前記実ネットワーク上におい
    て前記異常状態の原因を成すネットワーク機器及びその
    設定内容を表示した作業指示書を作成する作業指示書作
    成装置を、さらに有する、 ことを特徴とする請求項11に記載のネットワーク管理
    システム装置。
  13. 【請求項13】稼働中の実ネットワークがその構成変更
    に伴って異常状態に陥ったときの復旧及び維持管理に供
    するためのネットワーク管理システム装置であって、 前記実ネットワークの構築に先立ち、その設計段階にお
    いて当該実ネットワークに対応する仮想ネットワークを
    シミュレートするシミュレーション装置と、 前記実ネットワークに加えられる構成情報及び機器設定
    情報の変更を検出して管理するネットワーク管理装置
    と、 前記シミュレーション装置によるシミュレーション結果
    により正常動作が確認された前記仮想ネットワークにお
    ける前記構成情報及び機器設定情報を初期保存すると共
    に、前記ネットワーク管理装置により変更が検出された
    前記実ネットワークにおける前記構成情報及び機器設定
    情報を更新保存するネットワークデータベースと、 前記ネットワーク管理装置により変更が検出された前記
    実ネットワークにおける前記構成情報及び機器設定情報
    を、その変更検出日時ごとに履歴保存する過去ネットワ
    ークデータベースと、 この過去ネットワークデータベースと前記ネットワーク
    データベースとのデータ差分を検出する差分検出装置を
    有する、 ことを特徴とするネットワーク管理システム装置。
  14. 【請求項14】前記ネットワーク管理システム装置は、 前記シミュレーション装置によるシミュレーション結果
    により正常動作が確認された前記仮想ネットワークにお
    ける前記構成情報及び機器設定情報を恒久保存するシミ
    ュレーションデータベースを、さらに有する、 ことを特徴とする請求項13に記載のネットワーク管理
    システム装置。
  15. 【請求項15】前記ネットワーク管理システム装置は、 前記差分検出装置で検出された前記過去ネットワークデ
    ータベースと前記ネットワークデータベースとに関する
    前記データ差分に基づき、前記実ネットワーク上におい
    て前記異常状態の原因を成すネットワーク機器及びその
    設定内容を表示した作業指示書を作成する作業指示書作
    成装置を、さらに有する、 ことを特徴とする請求項13又は14に記載のネットワ
    ーク管理システム装置。
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