JP2001168860A - マルチキャストプロトコル中継方法及び装置並びにマルチキャストプロトコル中継プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

マルチキャストプロトコル中継方法及び装置並びにマルチキャストプロトコル中継プログラムを記録した記録媒体

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JP2001168860A
JP2001168860A JP35026899A JP35026899A JP2001168860A JP 2001168860 A JP2001168860 A JP 2001168860A JP 35026899 A JP35026899 A JP 35026899A JP 35026899 A JP35026899 A JP 35026899A JP 2001168860 A JP2001168860 A JP 2001168860A
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proxy
multicast
computer
server
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Koichi Saito
浩一 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、遅延の発生や平均スループッ
トの低下が抑制されるマルチキャストプロトコル中継方
法及び装置並びにマルチキャストプロトコル中継プログ
ラムを記録した記録媒体を提供することにある。 【解決手段】本発明は、プロキシ計算機が受信したマル
チキャスト通信の内容を、サーバ/クライアントネット
ワークのマルチキャストプロトコルに対してプロシキネ
ットワークが独立に定めている高信頼マルチキャストプ
ロトコルを用いてプロシキネットワーク内でプロキシ計
算機が受信と送信を同時に並行して行う高信頼マルチキ
ャスト通信により中継することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、複数のネットワークを
相互接続して構築したネットワーク上で、サーバ計算機
からクライアント計算機への高信頼な同報通信を行なう
際等のマルチキャストプロトコル中継方法及び装置並び
にマルチキャストプロトコル中継プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】サーバ計算機からクライアント計算機へ
の高信頼な同報通信を中継する際、従来存在する技術は
以下のとおりである。
【0003】(1) トンネリング…同報通信を通常の
1対1通信(ユニキャスト)に変換して中継する。
【0004】(2) データグラム転送…信頼性保証を
しないデータグラムレベルで同報中継する。
【0005】(3) 情報を受信完了してから、再配信
…信頼性保証する同報通信を一旦完全に終端し、再度別
の高信頼同報通信を行なう。
【0006】(4) 同一のマルチキャストプロトコル
の中継…同一のマルチキャストプロトコルをプロキシネ
ットワークがサポートしている場合、サーバ計算機から
クライアント計算機(群)まで同一のプロトコルでもっ
て同報通信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】あるネットワークに適
切な高信頼マルチキャストプロトコルはネットワークの
属性(規模、目的、使用目的、構成機器、地理的制約
等)によって決定されるが、異なるネットワークを接続
して、異なる高信頼マルチキャストの中継をする場合、
従来大きく分けて2つの方法があった。
【0008】1つは信頼性保証のレイヤを全く無視する
方法である。すなわち下位のマルチキャストデータグラ
ムサービスの転送だけを行なう方法である。前述の
(1)トンネリング、(2)データグラム転送がこれに
当たる。
【0009】もう1つは、転送を一旦完了させる方法で
ある。すなわち2つのネットワークの接続点である計算
機が転送を一旦完了させ転送対象をファイルなどの単位
で確定させた後、別のプロトコルによる転送を開始する
という方法である。前述の(3)情報を受信完了してか
ら、再配信がこれに当たる。
【0010】前者の方法では、下位のネットワークの属
性が異なるため、信頼性保証の機構である再送(AR
Q)や冗長化(FEC)が有効に働かないという問題が
ある。このため、遅延増大、平均スループット低下とい
う問題が生じる。
【0011】後者の方法では、転送を一旦完了させるた
めに転送対象が大きくなるに従い中継点でデータが滞留
する時間が大きくなるという問題がある。すなわち遅延
の増大、エンドエンド間の平均スループットの低下を招
くという問題である。
【0012】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、遅延の発生や平均スループットの低下が抑制される
マルチキャストプロトコル中継方法及び装置並びにマル
チキャストプロトコル中継プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、サーバ計算機が接続されるサーバネットワ
ークとクライアント計算機が接続されるクライアントネ
ットワークがプロキシ計算機が接続されるプロシキネッ
トワークを介してマルチキャスト通信を行うマルチキャ
ストプロトコル中継方法において、プロシキネットワー
クに設けられたプロキシ計算機がサーバ/クライアント
ネットワークから送信されてくるマルチキャスト通信の
内容を受信するステップと、前記プロキシ計算機が受信
したマルチキャスト通信の内容を、サーバ/クライアン
トネットワークのマルチキャストプロトコルに対してプ
ロシキネットワークが独立に定めている高信頼マルチキ
ャストプロトコルを用いてプロシキネットワーク内でプ
ロキシ計算機が受信と送信を同時に並行して行う高信頼
マルチキャスト通信により中継するステップと、前記プ
ロシキネットワークにより中継したマルチキャスト通信
の内容をプロキシ計算機がクライアント/サーバネット
ワークに送信するステップとを具備することを特徴とす
る。
【0014】また本発明は、サーバ計算機が接続される
サーバネットワークとクライアント計算機が接続される
クライアントネットワークがプロキシ計算機が接続され
るプロシキネットワークを介してマルチキャスト通信を
行うマルチキャストプロトコル中継装置において、前記
プロキシ計算機が、上位プログラムに対する上位向けイ
ンタフェース、下位サービスを使用するための下位向け
インタフェース、内部データ、プロトコル状態遷移機
械、及び上位向けインタフェース部に拡張された内部デ
ータ操作用上位向けインタフェースによって構成される
サーバ/クライアントネットワークのマルチキャストプ
ロトコルと、上位プログラムに対する上位向けインタフ
ェース、下位サービスを使用するための下位向けインタ
フェース、内部データ、プロトコル状態遷移機械、及び
上位向けインタフェース部に拡張された内部データ操作
用上位向けインタフェースによって構成されるプロキシ
ネットワークのマルチキャストプロトコルと、前記サー
バ/クライアントネットワークのマルチキャストプロト
コルの内部データ操作用上位向けインタフェース及び前
記プロキシネットワークのマルチキャストプロトコルの
内部データ操作用上位向けインタフェースを使用して前
記サーバ/クライアントネットワークのマルチキャスト
プロトコルと前記プロキシネットワークのマルチキャス
トプロトコルを連結する手順を実現する連結インタフェ
ース部とより構成されることを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、サーバ計算機が接続される
サーバネットワークとクライアント計算機が接続される
クライアントネットワークがプロキシ計算機が接続され
るプロシキネットワークを介してマルチキャスト通信を
行うマルチキャストプロトコル中継プログラムを記録し
た記録媒体において、プロシキネットワークに設けられ
たプロキシ計算機がサーバ/クライアントネットワーク
から送信されてくるマルチキャスト通信の内容を受信す
る手順、前記プロキシ計算機が受信したマルチキャスト
通信の内容を、サーバ/クライアントネットワークのマ
ルチキャストプロトコルに対してプロシキネットワーク
が独立に定めている高信頼マルチキャストプロトコルを
用いてプロシキネットワーク内でプロキシ計算機が受信
と送信を同時に並行して行う高信頼マルチキャスト通信
により中継する手順、前記プロシキネットワークにより
中継したマルチキャスト通信の内容をプロキシ計算機が
クライアント/サーバネットワークに送信する手順をコ
ンピュータに実行させるためのマルチキャストプロトコ
ル中継プログラムを記録したものである。
【0016】従来技術のうち、(1)トンネリングと
は、プロキシネットワーク内でマルチキャスト通信して
いる点が異なる。
【0017】従来技術のうち、(2)データグラム転送
とは、プロキシネットワーク内で高信頼なマルチキャス
ト通信をしている点が異なる。
【0018】従来技術のうち、(3)情報を受信完了し
てから、再配信とは、中継するプロキシ計算機が受信と
送信を同時に並行して行なう点が異なる。
【0019】従来技術のうち、(4)同一プロトコルに
よる転送とは、利用者ネットワークで採用されている任
意のマルチキャストプロトコルに対してプロキシネット
ワークが独立に定めている高信頼マルチキャストプロト
コルで中継ができる点が異なる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0021】本発明は、サーバ計算機が接続されるネッ
トワークとクライアント計算機が接続されるクライアン
トネットワークがプロキシ計算機が接続されるプロシキ
ネットワークを介してマルチキャスト通信を行うマルチ
キャストプロトコル中継装置において、利用者ネットワ
ーク(サーバ/クライアントネットワーク)で採用され
ているマルチキャストプロトコルとプロキシネットワー
クで採用されているマルチキャストプロトコルが異なる
場合に、サーバから送信されてくるマルチキャスト通信
を完全に終端すること無く中継する方法を制定するもの
である。
【0022】サーバ計算機が接続されている利用者ネッ
トワークとプロキシネットワークとを接続している接続
機器と同一のサブネット上にあるプロキシ計算機が、サ
ーバから送信されて来るマルチキャスト通信の内容を、
受信しつつ同時にプロキシネットワーク内の他のプロキ
シ計算機にマルチキャスト通信し、送信先であるプロキ
シ計算機は、該マルチキャスト通信の内容を受信しつつ
同時に配下にあたるクライアント計算機(群)に同報通
信する。
【0023】図1は本発明の実施形態例に係るプロキシ
計算機のモジュール構成を示す構成説明図である。
【0024】利用者ネットワークのマルチキャストプロ
トコルをRM1、プロキシネットワークのマルチキャス
トプロトコルをRM2とする。一般にマルチキャストサ
ービスは上位プログラムに対するインタフェースを有
し、また下位サービスを使用するためのインタフェース
を有する。利用者ネットワークのマルチキャストプロト
コルRM1,プロキシネットワークのマルチキャストプ
ロトコルRM2はともに同一のマルチキャストデータグ
ラムサービス提供部11を使用し、上位向けインタフェ
ース12,22は各々異なるとする。利用者ネットワー
クのマルチキャストプロトコルRM1,プロキシネット
ワークのマルチキャストプロトコルRM2はそれぞれ上
位向けインタフェース12,22、下位向けインタフェ
ース13,23、内部データ14,24、プロトコル状
態遷移機械15,25、及び内部データ操作用上位向け
インタフェース16,26によって構成される。本発明
を採用する場合は、利用者ネットワークのマルチキャス
トプロトコルRM1,プロキシネットワークのマルチキ
ャストプロトコルRM2双方の上位向けインタフェース
部に内部データを操作するための拡張をする。さらに内
部データ操作用上位向けインタフェース16,26を使
用して双方のプロトコルを連結する手順を実現する連結
インタフェース部17を新たに付加する。連結インタフ
ェース部17は利用者ネットワークのマルチキャストプ
ロトコルRM1(プロキシネットワークのマルチキャス
トプロトコルRM2)で受信中の情報のうち誤りなく受
信できた分を取得し、プロキシネットワークのマルチキ
ャストプロトコルRM2(利用者ネットワークのマルチ
キャストプロトコルRM1)で転送する。
【0025】図2は本発明の実施形態例に係るネットワ
ーク接続を示す構成説明図である。
【0026】本発明をプロキシネットワークNPへ複数
(本実施形態例では4つ)の利用者ネットワーク(サー
バネットワークN0、クライアントネットワークN1〜
N4)を接続し、サーバ計算機S0より各クライアント
計算機群C1〜C3に対し、送信対象(ファイル)Cを
マルチキャスト送信する場合を例にとって説明する。プ
ロキシネットワークNPと利用者ネットワーク(N0,
N1〜N3)は運営主体が一般に異なり、複数の利用者
ネットワーク(N0,N1〜N3)はプロキシネットワ
ークNPを介して相互接続する。
【0027】プロキシネットワークNP、利用者ネット
ワーク(N0,N1〜N3)はともにマルチキャスト可
能なネットワークであり、IPマルチキャストなどのマ
ルチキャストデータグラムサービスが利用可能であるも
のとする。マルチキャストデータグラムサービスとはデ
ータ転送単位であるパケットを中継装置で複製/同報す
ることにより同時に多数の受信者へ情報を配送するもの
である。ただし、パケットが受信者に送達する保証は一
般にない。すなわち信頼性がない。IPマルチキャスト
などが一般に知られている技術である。利用者ネットワ
ーク(N0,N1〜N3)については、サーバネットワ
ークN0にサーバ計算機S0が、クライアントネットワ
ークN1〜N3にそれぞれクライアント計算機群C1〜
C3が、配置されているものとする。Rはネットワーク
間接続機器である。。
【0028】ここで、送信対象(ファイル)Cは信頼性
を必要なものとする(プログラムなど)。従って、利用
者ネットワーク(N0,N1〜N3)側では高信頼性を
提供するマルチキャストプロトコルを選択する必要があ
る。すなわちマルチキャストデータグラムサービスを使
用して信頼性保証するようなサービス/プロトコル(高
信頼マルチキャストサービス/プロトコル)を用いてフ
ァイル配信することが必要となる。
【0029】高信頼マルチキャストサービス/プロトコ
ルは図3に示すとおりマルチキャストデータグラムサー
ビス/プロトコルの上位レイヤに位置する。中継者が複
製/同報する送信者(サーバ計算機)からの送信データ
を中継者(接続機器)を介して受信者(クライアント計
算機)が受け取ったのち、受信者が受信状態を中継者を
介して送信者側に通知することで、マルチキャストデー
タグラムサービスで欠損が生じた情報を送信者が把握
し、該情報を再度送信することにより信頼性を確保す
る。
【0030】プロキシネットワークNPは様々な主体が
運営する利用者ネットワークを相互接続するために使用
される。図4に示すとおり、主体A,B,Cが運営する
利用者ネットワークが各々A′,B′,C′で示される
接続経路が混在する。各々の利用者ネットワークを運営
する主体A,B,Cと、プロキシネットワークNPを運
営する主体は別であるため、利用者ネットワークで採用
されている高信頼マルチキャストプロトコルはプロキシ
ネットワークNPで採用されるものと一般に異なる。利
用者ネットワーク、プロキシネットワークNPで採用さ
れている高信頼マルチキャストサービスを、それぞれ
M、MPとする。
【0031】図5は本発明を採用しない場合のマルチキ
ャストプロトコル中継方法を示す構成説明図である。
【0032】本発明を採用しない場合、利用者ネットワ
ーク(N0,N1〜N3)の高信頼マルチキャストサー
ビス(通信)M(0)〜M(3)はプロキシネットワー
クNPで中継される際、マルチキャストデータグラムサ
ービスによってマルチキャスト通信Mまたはトンネリン
グで転送される。
【0033】図6は本発明を採用した場合のマルチキャ
ストプロトコル中継方法を示す構成説明図である。
【0034】本発明を採用した場合、利用者ネットワー
ク(N0,N1〜N3)からの高信頼マルチキャスト通
信M(0)〜M(3)はプロキシネットワークNPの接
続点にあるプロキシ計算機P0〜P3によって一旦終端
され、プロキシネットワークNP内で採用されている高
信頼マルチキャストプロトコル(通信)MPに変換され
て転送される。
【0035】図7は本発明を採用した場合(a)と採用
しない場合(b)とで、マルチキャストデータグラムサ
ービス及び高信頼マルチキャストサービスMP,Mの各
レイヤでの送信データ/受信状態通知の流れを示した説
明図である。本発明を採用しない場合(b)は、受信者
(N1)からの高信頼マルチキャストサービスMでの受
信状態通知がプロキシネットワークNPを通過して送信
者(N0)へ到達する。一方、本発明を採用した場合
(a)は、高信頼マルチキャストサービスMの受信状態
通知はプロキシ計算機P1まで到達する。
【0036】本発明を採用した場合はプロキシ計算機P
0において、高信頼マルチキャストプロトコルMとMp
の変換が行なわれるが、この際にプロキシ計算機中のハ
ードディスク装置などの2次記憶媒体を経由せず、メモ
リMEなどの1次記憶媒体経由で直接データを受け渡す
ことで、転送速度の低下が発生しない。これを示したの
が図8である。
【0037】尚、前記マルチキャストプロトコル中継方
法は、具体的にはパーソナルコンピュータ(PC)等の
コンピュータにより、予め所定の記録媒体に記録された
マルチキャストプロトコル中継プログラムに基づいて実
行される。
【0038】すなわち、サーバ計算機が接続されるサー
バネットワークとクライアント計算機が接続されるクラ
イアントネットワークがプロキシ計算機が接続されるプ
ロシキネットワークを介してマルチキャスト通信を行う
マルチキャストプロトコル中継プログラムを記録した記
録媒体において、プロシキネットワークに設けられたプ
ロキシ計算機がサーバ/クライアントネットワークから
送信されてくるマルチキャスト通信の内容を受信する手
順、前記プロキシ計算機が受信したマルチキャスト通信
の内容を、サーバ/クライアントネットワークのマルチ
キャストプロトコルに対してプロシキネットワークが独
立に定めている高信頼マルチキャストプロトコルを用い
てプロシキネットワーク内でプロキシ計算機が受信と送
信を同時に並行して行う高信頼マルチキャスト通信によ
り中継する手順、前記プロシキネットワークにより中継
したマルチキャスト通信の内容をプロキシ計算機がクラ
イアント/サーバネットワークに送信する手順をコンピ
ュータに実行させるためのマルチキャストプロトコル中
継プログラムを記録したものである。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、サー
バ計算機から複数のクライアント計算機に対して行なわ
れるマルチキャスト通信において、その通信経由途中の
計算機がその計算機が属するネットワークに適した高信
頼マルチキャスト通信を行なうため、再送信経路の長延
化が発生せず、遅延の発生や平均スループットの低下が
抑制される効果がある。
【0040】また、通信経路途中の計算機は、サーバ計
算機とクライアント計算機双方が用いる高信頼マルチキ
ャスト通信を完全に終端することなく中継するので、中
継点に送信対象の情報が滞留することがなく、遅延の発
生や平均スループットの低下が抑制される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係るプロキシ計算機のモ
ジュール構成を示す構成説明図である。
【図2】本発明の実施形態例に係るネットワーク接続形
態を示す構成説明図である。
【図3】本発明の実施形態例に係る高信頼マルチキャス
トサービスの構成を示す構成説明図である。
【図4】本発明の実施形態例に係るプロキシネットワー
クがさまざまな利用者ネットワークの相互接続をしてい
る状態を示す説明図である。
【図5】本発明を採用しない場合のマルチキャストプロ
トコル中継方法の転送の様子を示す説明図である。
【図6】本発明を採用した場合のマルチキャストプロト
コル中継方法の転送の様子を示す説明図である。
【図7】本発明を採用の場合及び本発明を不採用の場合
のそれぞれの通信の様子を比較して示す説明図である。
【図8】本発明を採用した場合の中継計算機内のデータ
の受渡しの様子を示す説明図である。
【符号の説明】
RM1 利用者ネットワークのマルチキャストプロトコ
ル RM2 プロキシネットワークのマルチキャストプロト
コル 11 マルチキャストデータグラムサービス提供部 12,22 上位向けインタフェース 13,23 下位向けインタフェース 14,24 内部データ 15,25 プロトコル状態遷移機械 16,26 内部データ操作用上位向けインタフェース 17 連結インタフェース部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ計算機が接続されるサーバネット
    ワークとクライアント計算機が接続されるクライアント
    ネットワークがプロキシ計算機が接続されるプロシキネ
    ットワークを介してマルチキャスト通信を行うマルチキ
    ャストプロトコル中継方法において、 プロシキネットワークに設けられたプロキシ計算機がサ
    ーバ/クライアントネットワークから送信されてくるマ
    ルチキャスト通信の内容を受信するステップと、 前記プロキシ計算機が受信したマルチキャスト通信の内
    容を、サーバ/クライアントネットワークのマルチキャ
    ストプロトコルに対してプロシキネットワークが独立に
    定めている高信頼マルチキャストプロトコルを用いてプ
    ロシキネットワーク内でプロキシ計算機が受信と送信を
    同時に並行して行う高信頼マルチキャスト通信により中
    継するステップと、 前記プロシキネットワークにより中継したマルチキャス
    ト通信の内容をプロキシ計算機がクライアント/サーバ
    ネットワークに送信するステップとを具備することを特
    徴とするマルチキャストプロトコル中継方法。
  2. 【請求項2】 サーバ計算機が接続されるサーバネット
    ワークとクライアント計算機が接続されるクライアント
    ネットワークがプロキシ計算機が接続されるプロシキネ
    ットワークを介してマルチキャスト通信を行うマルチキ
    ャストプロトコル中継装置において、 前記プロキシ計算機が、 上位プログラムに対する上位向けインタフェース、下位
    サービスを使用するための下位向けインタフェース、内
    部データ、プロトコル状態遷移機械、及び上位向けイン
    タフェース部に拡張された内部データ操作用上位向けイ
    ンタフェースによって構成されるサーバ/クライアント
    ネットワークのマルチキャストプロトコルと、 上位プログラムに対する上位向けインタフェース、下位
    サービスを使用するための下位向けインタフェース、内
    部データ、プロトコル状態遷移機械、及び上位向けイン
    タフェース部に拡張された内部データ操作用上位向けイ
    ンタフェースによって構成されるプロキシネットワーク
    のマルチキャストプロトコルと、 前記サーバ/クライアントネットワークのマルチキャス
    トプロトコルの内部データ操作用上位向けインタフェー
    ス及び前記プロキシネットワークのマルチキャストプロ
    トコルの内部データ操作用上位向けインタフェースを使
    用して前記サーバ/クライアントネットワークのマルチ
    キャストプロトコルと前記プロキシネットワークのマル
    チキャストプロトコルを連結する手順を実現する連結イ
    ンタフェース部とより構成されることを特徴とするマル
    チキャストプロトコル中継装置。
  3. 【請求項3】 サーバ計算機が接続されるサーバネット
    ワークとクライアント計算機が接続されるクライアント
    ネットワークがプロキシ計算機が接続されるプロシキネ
    ットワークを介してマルチキャスト通信を行うマルチキ
    ャストプロトコル中継プログラムを記録した記録媒体に
    おいて、 プロシキネットワークに設けられたプロキシ計算機がサ
    ーバ/クライアントネットワークから送信されてくるマ
    ルチキャスト通信の内容を受信する手順、 前記プロキシ計算機が受信したマルチキャスト通信の内
    容を、サーバ/クライアントネットワークのマルチキャ
    ストプロトコルに対してプロシキネットワークが独立に
    定めている高信頼マルチキャストプロトコルを用いてプ
    ロシキネットワーク内でプロキシ計算機が受信と送信を
    同時に並行して行う高信頼マルチキャスト通信により中
    継する手順、 前記プロシキネットワークにより中継したマルチキャス
    ト通信の内容をプロキシ計算機がクライアント/サーバ
    ネットワークに送信する手順をコンピュータに実行させ
    るためのマルチキャストプロトコル中継プログラムを記
    録した記録媒体。
JP35026899A 1999-12-09 1999-12-09 マルチキャストプロトコル中継方法及び装置並びにマルチキャストプロトコル中継プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001168860A (ja)

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