JP2001167522A - 番組録画方法 - Google Patents
番組録画方法Info
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- JP2001167522A JP2001167522A JP34989099A JP34989099A JP2001167522A JP 2001167522 A JP2001167522 A JP 2001167522A JP 34989099 A JP34989099 A JP 34989099A JP 34989099 A JP34989099 A JP 34989099A JP 2001167522 A JP2001167522 A JP 2001167522A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 録画可否の判定精度を向上させることができ
ると共に、空き容量不足が生じても、録画されているデ
ータの中から視聴済み等で不要と判断したデータを削除
して、最新の予約番組を優先して録画できる番組録画方
法を提供する。 【解決手段】 番組録画方法が、録画予約ステップＳ１
と、空き容量判定ステップＳ３と、開始時刻検出ステッ
プＳ５と、第１の番組ヘッダ記録ステップＳ７と、録画
ステップＳ９と、終点検出ステップＳ１１と、上書き録
画ステップＳ１５と、終了時刻検出ステップＳ１７と、
第２の番組ヘッダ記録ステップＳ１９と、容量登録ステ
ップＳ２１と、録画不可通知ステップＳ２３と、例えば
第１の上書き領域検索ステップＳ１３を含むように構成
する。
ると共に、空き容量不足が生じても、録画されているデ
ータの中から視聴済み等で不要と判断したデータを削除
して、最新の予約番組を優先して録画できる番組録画方
法を提供する。 【解決手段】 番組録画方法が、録画予約ステップＳ１
と、空き容量判定ステップＳ３と、開始時刻検出ステッ
プＳ５と、第１の番組ヘッダ記録ステップＳ７と、録画
ステップＳ９と、終点検出ステップＳ１１と、上書き録
画ステップＳ１５と、終了時刻検出ステップＳ１７と、
第２の番組ヘッダ記録ステップＳ１９と、容量登録ステ
ップＳ２１と、録画不可通知ステップＳ２３と、例えば
第１の上書き領域検索ステップＳ１３を含むように構成
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送衛星等による
テレビジョンのデジタル放送（以下、デジタル放送とす
る）の所定の番組の映像データ及び音声データ（以下、
ＡＶデータとする）をそのまま所定の記録媒体（例えば
ハードディスク）にデジタル記録（以下、録画とする）
する番組録画方法に関し、特に所望の番組の録画日時等
を予め録画装置に予約登録して録画（予約録画）する番
組録画方法に関する。
テレビジョンのデジタル放送（以下、デジタル放送とす
る）の所定の番組の映像データ及び音声データ（以下、
ＡＶデータとする）をそのまま所定の記録媒体（例えば
ハードディスク）にデジタル記録（以下、録画とする）
する番組録画方法に関し、特に所望の番組の録画日時等
を予め録画装置に予約登録して録画（予約録画）する番
組録画方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタル放送の標準方式では、送信側に
おいて、ＡＶデータを標準的な動画圧縮方式であるＭＰ
ＥＧ（Moving Picture Experts Group）規格に基づいて
デジタル圧縮し、番組情報や付加情報等、各種の情報と
共に多重化して、データのパケット化，スクランブル処
理等の必要な処理を施した後、送信されている。
おいて、ＡＶデータを標準的な動画圧縮方式であるＭＰ
ＥＧ（Moving Picture Experts Group）規格に基づいて
デジタル圧縮し、番組情報や付加情報等、各種の情報と
共に多重化して、データのパケット化，スクランブル処
理等の必要な処理を施した後、送信されている。
【０００３】従来、このようなデジタル放送を予約録画
するに際しては、以下のような方法により行われてい
た。
するに際しては、以下のような方法により行われてい
た。
【０００４】図１６は、従来の予約録画の方法を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【０００５】図１６を参照すると、デジタル放送を予約
録画する従来の番組録画方法は、所望の番組の放送日時
に合わせた録画開始日時等を予め録画装置に予約登録す
る録画予約ステップＳ１４０１と、この録画予約登録ス
テップで予約登録する際に録画装置の記録媒体の空き容
量を確認し、予約した番組を録画可能か否かを予測する
空き容量判定ステップＳ１４０２と、空き容量判定ステ
ップで空き容量不足で録画不可能と判断した場合は、録
画不可通知ステップＳ１４０８で録画不可能であること
を通知すると共に予約登録を中断し、録画可能と判断し
た場合は、次の録画開始時刻検出ステップＳ１４０３で
録画開始時刻を検出し、録画開始ステップＳ１４０４で
録画を開始するようにしていた。そして、録画終了時刻
検出ステップＳ１４０６で録画終了時刻を検出して、録
画を終了していた。
録画する従来の番組録画方法は、所望の番組の放送日時
に合わせた録画開始日時等を予め録画装置に予約登録す
る録画予約ステップＳ１４０１と、この録画予約登録ス
テップで予約登録する際に録画装置の記録媒体の空き容
量を確認し、予約した番組を録画可能か否かを予測する
空き容量判定ステップＳ１４０２と、空き容量判定ステ
ップで空き容量不足で録画不可能と判断した場合は、録
画不可通知ステップＳ１４０８で録画不可能であること
を通知すると共に予約登録を中断し、録画可能と判断し
た場合は、次の録画開始時刻検出ステップＳ１４０３で
録画開始時刻を検出し、録画開始ステップＳ１４０４で
録画を開始するようにしていた。そして、録画終了時刻
検出ステップＳ１４０６で録画終了時刻を検出して、録
画を終了していた。
【０００６】また、録画終了時刻検出ステップＳ１４０
６で録画終了時刻を検出する前に記録媒体の空き容量が
無くなり記録媒体の空き領域の終点を検出する終点検出
ステップＳ１４０５で空き領域の終点が検出された場合
は、その時点で録画を中断していた。
６で録画終了時刻を検出する前に記録媒体の空き容量が
無くなり記録媒体の空き領域の終点を検出する終点検出
ステップＳ１４０５で空き領域の終点が検出された場合
は、その時点で録画を中断していた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の番組録
画方法でも、録画装置の記録媒体に十分な空き容量があ
れば、特に問題は無かった。
画方法でも、録画装置の記録媒体に十分な空き容量があ
れば、特に問題は無かった。
【０００８】しかし、記録媒体の空き容量に余裕が少な
くなってきたとき、以下のような問題が生じてきてい
る。
くなってきたとき、以下のような問題が生じてきてい
る。
【０００９】すなわち、ビデオテープのようなアナログ
記録媒体であれば録画能時間をテープ残量から正確に見
積もることができるが、ハードディスク等のデジタル記
録媒体でデジタル情報のまま録画する場合は、記録媒体
の空き容量だけから記録可能時間を正確に見積もること
は難しい。
記録媒体であれば録画能時間をテープ残量から正確に見
積もることができるが、ハードディスク等のデジタル記
録媒体でデジタル情報のまま録画する場合は、記録媒体
の空き容量だけから記録可能時間を正確に見積もること
は難しい。
【００１０】具体的には、放送局から例えば放送衛星を
介して送信されてくるデジタル放送のＡＶデータは、上
述の通りＭＰＥＧ規格に基づいてデジタル圧縮されて送
られており、番組内容，放送チャネル或いは同一番組内
でも圧縮率により単位時間当たりの記録媒体の所要容量
が変動しているが、従来は予め設定された固定値の単位
時間当たりの記録媒体の所要容量と空き容量から単純に
録画可能時間を算出しており、圧縮率による単位時間当
たりの記録媒体の所要容量の変動は考慮されていなかっ
た。
介して送信されてくるデジタル放送のＡＶデータは、上
述の通りＭＰＥＧ規格に基づいてデジタル圧縮されて送
られており、番組内容，放送チャネル或いは同一番組内
でも圧縮率により単位時間当たりの記録媒体の所要容量
が変動しているが、従来は予め設定された固定値の単位
時間当たりの記録媒体の所要容量と空き容量から単純に
録画可能時間を算出しており、圧縮率による単位時間当
たりの記録媒体の所要容量の変動は考慮されていなかっ
た。
【００１１】このため、録画装置の記録媒体の空き容量
が、予測した録画所要容量を越えているを確認して録画
を開始しても、圧縮率の差により実際の録画容量は予測
した録画容量のみならず記録媒体の空き容量をも更に越
える場合が生じる。
が、予測した録画所要容量を越えているを確認して録画
を開始しても、圧縮率の差により実際の録画容量は予測
した録画容量のみならず記録媒体の空き容量をも更に越
える場合が生じる。
【００１２】また、スポーツ中継のように放送時間の延
長が生じる場合もあり、この場合も予測した録画所要容
量を大きく超える。
長が生じる場合もあり、この場合も予測した録画所要容
量を大きく超える。
【００１３】このように予測した録画所要容量を大幅に
超え、且つ記録媒体の空き容量に余裕が無い場合には、
記録媒体の空き容量が無くなった時点で録画が中断さ
れ、予約した番組のＡＶデータを最後まで録画すること
ができなかった。
超え、且つ記録媒体の空き容量に余裕が無い場合には、
記録媒体の空き容量が無くなった時点で録画が中断さ
れ、予約した番組のＡＶデータを最後まで録画すること
ができなかった。
【００１４】本発明は、録画可否の判定精度を向上させ
ることができると共に、もし空き容量不足が生じても、
録画されているデータの中から視聴済み等で不要と判断
したデータを削除することにより、最新の予約番組を優
先して録画できる番組録画方法を提供しようとするもの
である。
ることができると共に、もし空き容量不足が生じても、
録画されているデータの中から視聴済み等で不要と判断
したデータを削除することにより、最新の予約番組を優
先して録画できる番組録画方法を提供しようとするもの
である。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明の番組録画方法
は、任意のデジタル放送番組のＡＶデータを所定の記録
媒体に録画する際に、前記ＡＶデータと対になる前記番
組に関する情報を記録する番組ヘッダ記録ステップを備
えている。
は、任意のデジタル放送番組のＡＶデータを所定の記録
媒体に録画する際に、前記ＡＶデータと対になる前記番
組に関する情報を記録する番組ヘッダ記録ステップを備
えている。
【００１６】このとき、番組ヘッダは、録画された番組
が視聴済みか否かを示す視聴済み情報またはこの録画さ
れた番組の上書き優先順位情報の少なくともいずれか一
方を備えた視聴済みフラグと前記番組が属する分野を示
すジャンル情報を少なくとも含むことが望ましい。
が視聴済みか否かを示す視聴済み情報またはこの録画さ
れた番組の上書き優先順位情報の少なくともいずれか一
方を備えた視聴済みフラグと前記番組が属する分野を示
すジャンル情報を少なくとも含むことが望ましい。
【００１７】また、本発明の他の番組録画方法は、任意
のデジタル放送番組のＡＶデータを所定の記録媒体に録
画する際に、少なくとも当該番組が放送される放送チャ
ネル，日時，録画開始予定時刻及び録画終了予定時刻を
含む予約データを録画装置に登録する録画予約ステップ
と、前記番組の録画に要する前記記録媒体の空き容量を
予測して前記記録媒体が有する録画可能な空き容量と比
較し前記番組の録画可否を判定する空き容量判定ステッ
プと、この空き容量判定ステップで録画可能と判定され
た場合に前記録画予約ステップで登録された前記予約デ
ータから録画開始時刻を検出する開始時刻検出ステップ
と、録画開始時に、視聴済みフラグをクリアして未視聴
にセットすると共に、少なくとも放送されている前記番
組の番組情報から抽出した放送チャネル名，番組名，ジ
ャンル情報及び前記記録開始時刻を含む情報を番組ヘッ
ダとして記録する第１の番組ヘッダ記録ステップと、前
記記録媒体の空き領域の終点を検出する終点検出ステッ
プと、この終点検出ステップで前記終点が検出された時
点で前記番組の放送が未了の場合に、前記記録媒体の録
画済み領域の中から上書き可能な領域を検索する第１の
上書き領域検索ステップと、この上書き領域検索ステッ
プで抽出された領域に上書きしていくことで前記番組を
録画する上書き録画ステップと、前記番組の録画が終了
した時点で録画終了時刻と録画に要した前記記録媒体の
容量を前記番組ヘッダに追記する第２の番組ヘッダ記録
ステップと、前記番組ヘッダに記録された情報を元に前
記番組の単位時間の録画に要する前記記録媒体の平均容
量（以下、平均録画所要容量とする）を予め準備されて
いる平均録画所要容量テーブルに登録する容量登録ステ
ップと、を含んでいる。
のデジタル放送番組のＡＶデータを所定の記録媒体に録
画する際に、少なくとも当該番組が放送される放送チャ
ネル，日時，録画開始予定時刻及び録画終了予定時刻を
含む予約データを録画装置に登録する録画予約ステップ
と、前記番組の録画に要する前記記録媒体の空き容量を
予測して前記記録媒体が有する録画可能な空き容量と比
較し前記番組の録画可否を判定する空き容量判定ステッ
プと、この空き容量判定ステップで録画可能と判定され
た場合に前記録画予約ステップで登録された前記予約デ
ータから録画開始時刻を検出する開始時刻検出ステップ
と、録画開始時に、視聴済みフラグをクリアして未視聴
にセットすると共に、少なくとも放送されている前記番
組の番組情報から抽出した放送チャネル名，番組名，ジ
ャンル情報及び前記記録開始時刻を含む情報を番組ヘッ
ダとして記録する第１の番組ヘッダ記録ステップと、前
記記録媒体の空き領域の終点を検出する終点検出ステッ
プと、この終点検出ステップで前記終点が検出された時
点で前記番組の放送が未了の場合に、前記記録媒体の録
画済み領域の中から上書き可能な領域を検索する第１の
上書き領域検索ステップと、この上書き領域検索ステッ
プで抽出された領域に上書きしていくことで前記番組を
録画する上書き録画ステップと、前記番組の録画が終了
した時点で録画終了時刻と録画に要した前記記録媒体の
容量を前記番組ヘッダに追記する第２の番組ヘッダ記録
ステップと、前記番組ヘッダに記録された情報を元に前
記番組の単位時間の録画に要する前記記録媒体の平均容
量（以下、平均録画所要容量とする）を予め準備されて
いる平均録画所要容量テーブルに登録する容量登録ステ
ップと、を含んでいる。
【００１８】尚、第１の上書き領域検索ステップの代わ
りに、終点検出ステップにより空き領域の終点を検出し
た時点で番組の放送が未了の場合に、その時点から録画
終了までに要する記録媒体の容量を予測する追加容量予
測ステップと、この追加容量予測ステップで予測された
容量を基に前記記録媒体の録画済み領域を検索し所定の
上書き領域を抽出する第２の上書き領域検索ステップと
を含むこともできる。
りに、終点検出ステップにより空き領域の終点を検出し
た時点で番組の放送が未了の場合に、その時点から録画
終了までに要する記録媒体の容量を予測する追加容量予
測ステップと、この追加容量予測ステップで予測された
容量を基に前記記録媒体の録画済み領域を検索し所定の
上書き領域を抽出する第２の上書き領域検索ステップと
を含むこともできる。
【００１９】このとき、平均録画所要容量テーブルが番
組のジャンル別に平均録画所要容量を算出した第１のテ
ーブルまたは放送チャネル別に平均録画所要容量を算出
した第２のテーブルの少なくともいずれか一方は備えて
おり、容量登録ステップが、番組ヘッダに記録された情
報を元に当該番組の実績平均録画所要容量を算出する実
績平均容量算出ステップと、前記第１のテーブルまたは
前記第２のテーブルに前記当該番組が属するジャンルま
たは前記当該番組を放送した放送チャネルの平均録画所
要容量データの有無を調べる既存データ確認ステップ
と、この既存データ確認ステップで既存データが確認さ
れた場合はこの既存データと前記実績平均録画所要容量
との平均値を新たな平均録画所要容量として当該テーブ
ルに登録し、既存データが確認されなかった場合は前記
実績平均録画所要容量をそのまま新たな平均録画所要容
量として当該テーブルに登録するテーブル更新ステップ
を含むようにすることができる。
組のジャンル別に平均録画所要容量を算出した第１のテ
ーブルまたは放送チャネル別に平均録画所要容量を算出
した第２のテーブルの少なくともいずれか一方は備えて
おり、容量登録ステップが、番組ヘッダに記録された情
報を元に当該番組の実績平均録画所要容量を算出する実
績平均容量算出ステップと、前記第１のテーブルまたは
前記第２のテーブルに前記当該番組が属するジャンルま
たは前記当該番組を放送した放送チャネルの平均録画所
要容量データの有無を調べる既存データ確認ステップ
と、この既存データ確認ステップで既存データが確認さ
れた場合はこの既存データと前記実績平均録画所要容量
との平均値を新たな平均録画所要容量として当該テーブ
ルに登録し、既存データが確認されなかった場合は前記
実績平均録画所要容量をそのまま新たな平均録画所要容
量として当該テーブルに登録するテーブル更新ステップ
を含むようにすることができる。
【００２０】或いは、空き容量判定ステップにおいて、
番組の録画に要する記録媒体の空き容量の予測を、平均
録画所要容量テーブルに登録されている前記番組が属す
るジャンル或いは前記番組が放送される放送チャネルの
平均録画所要容量を用いて行うにしてもよい。
番組の録画に要する記録媒体の空き容量の予測を、平均
録画所要容量テーブルに登録されている前記番組が属す
るジャンル或いは前記番組が放送される放送チャネルの
平均録画所要容量を用いて行うにしてもよい。
【００２１】また、視聴済みフラグは、録画されている
番組が視聴済みか否かを表示すると共に、当該録画領域
への上書き優先順位情報を併せて備えていることが望ま
しい。
番組が視聴済みか否かを表示すると共に、当該録画領域
への上書き優先順位情報を併せて備えていることが望ま
しい。
【００２２】これにより、記録媒体の録画済み領域の中
から上書きする所定の領域の抽出を、視聴済みフラグの
情報基づいて行うようにすることができる。
から上書きする所定の領域の抽出を、視聴済みフラグの
情報基づいて行うようにすることができる。
【００２３】また、上書き録画ステップが、視聴済みフ
ラグの上書き優先順位情報に基づいて上書き優先順位の
高い録画領域から順次上書きして録画していくようにし
てもよく、更に、予約データに録画優先順位情報を更に
含む録画予約ステップと、上書き録画ステップが、この
録画優先順位情報と上書き優先順位情報に基づいて所定
の範囲内で上書き録画するようにすることもできる。
ラグの上書き優先順位情報に基づいて上書き優先順位の
高い録画領域から順次上書きして録画していくようにし
てもよく、更に、予約データに録画優先順位情報を更に
含む録画予約ステップと、上書き録画ステップが、この
録画優先順位情報と上書き優先順位情報に基づいて所定
の範囲内で上書き録画するようにすることもできる。
【００２４】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００２５】図１は、本発明の番組録画方法の各実施形
態に共通の主要部を示すフローチャートであり、図２
は、第１の実施形態の番組録画方法で図１のＳ１１とＳ
１５の間に入る処理を示すフローチャートである。ま
た、図３，４は、本実施形態の番組録画方法に含まれる
第１の上書き領域検索ステップと容量登録ステップそれ
ぞれの詳細手順を示すフローチャートであり、図５は本
発明が適用される装置の一例の模式的なブロック図であ
る。更に、図６，７は、それぞれ本発明の番組録画方法
により録画したときのＡＶデータとこれに対応する番組
ヘッダとで構成されるデータ構造を模式的に示すブロッ
ク図と、番組ヘッダの内容の一例を模式的に示す図であ
る。
態に共通の主要部を示すフローチャートであり、図２
は、第１の実施形態の番組録画方法で図１のＳ１１とＳ
１５の間に入る処理を示すフローチャートである。ま
た、図３，４は、本実施形態の番組録画方法に含まれる
第１の上書き領域検索ステップと容量登録ステップそれ
ぞれの詳細手順を示すフローチャートであり、図５は本
発明が適用される装置の一例の模式的なブロック図であ
る。更に、図６，７は、それぞれ本発明の番組録画方法
により録画したときのＡＶデータとこれに対応する番組
ヘッダとで構成されるデータ構造を模式的に示すブロッ
ク図と、番組ヘッダの内容の一例を模式的に示す図であ
る。
【００２６】図１，２を参照すると、本実施形態の番組
録画方法は、録画予約ステップＳ１と、空き容量判定ス
テップＳ３と、開始時刻検出ステップＳ５と、第１の番
組ヘッダ記録ステップＳ７と、録画ステップＳ９と、終
点検出ステップＳ１１と、上書き領域検索ステップＳ１
３と、上書き録画ステップＳ１５と、終了時刻検出ステ
ップＳ１７と、第２の番組ヘッダ記録ステップＳ１９
と、容量登録ステップＳ２１と、録画不可通知ステップ
Ｓ２３を含んで構成されている。
録画方法は、録画予約ステップＳ１と、空き容量判定ス
テップＳ３と、開始時刻検出ステップＳ５と、第１の番
組ヘッダ記録ステップＳ７と、録画ステップＳ９と、終
点検出ステップＳ１１と、上書き領域検索ステップＳ１
３と、上書き録画ステップＳ１５と、終了時刻検出ステ
ップＳ１７と、第２の番組ヘッダ記録ステップＳ１９
と、容量登録ステップＳ２１と、録画不可通知ステップ
Ｓ２３を含んで構成されている。
【００２７】また、図３，４を参照すると、第１の上書
き領域検索ステップＳ１３は、第１の番組確認ステップ
Ｓ１３１と、第１の番組選択ステップＳ１３２と、ジャ
ンル指定確認ステップＳ１３３と、第２の番組確認ステ
ップＳ１３４と、第２の番組選択ステップＳ１３５と、
第３の番組選択ステップＳ１３６と、データ削除ステッ
プＳ１３７と、空き領域更新ステップＳ１３８と、ヘッ
ダ削除ステップＳ１３９を含んで構成されており、更
に、容量登録ステップＳ２１は、録画時間確認ステップ
Ｓ２１１と、実績平均容量算出ステップＳ２１２と、既
存データ確認ステップＳ２１３と、平均値算出ステップ
Ｓ２１４と、テーブル更新ステップＳ２１５を含んで構
成されている。
き領域検索ステップＳ１３は、第１の番組確認ステップ
Ｓ１３１と、第１の番組選択ステップＳ１３２と、ジャ
ンル指定確認ステップＳ１３３と、第２の番組確認ステ
ップＳ１３４と、第２の番組選択ステップＳ１３５と、
第３の番組選択ステップＳ１３６と、データ削除ステッ
プＳ１３７と、空き領域更新ステップＳ１３８と、ヘッ
ダ削除ステップＳ１３９を含んで構成されており、更
に、容量登録ステップＳ２１は、録画時間確認ステップ
Ｓ２１１と、実績平均容量算出ステップＳ２１２と、既
存データ確認ステップＳ２１３と、平均値算出ステップ
Ｓ２１４と、テーブル更新ステップＳ２１５を含んで構
成されている。
【００２８】また、図６，７を参照すると、本発明の番
組録画方法により録画したときのデータ構造は、番組ヘ
ッダと番組の内容を記録したＡＶデータが対になってお
り、番組ヘッダには、当該番組を録画後に録画データで
視聴したか否かを表示する視聴済みフラグ，録画開始日
時，録画終了日時，使用録画容量，番組名，放送チャネ
ル名，番組が属するジャンル等々の番組に関する情報が
記録されている。
組録画方法により録画したときのデータ構造は、番組ヘ
ッダと番組の内容を記録したＡＶデータが対になってお
り、番組ヘッダには、当該番組を録画後に録画データで
視聴したか否かを表示する視聴済みフラグ，録画開始日
時，録画終了日時，使用録画容量，番組名，放送チャネ
ル名，番組が属するジャンル等々の番組に関する情報が
記録されている。
【００２９】尚、視聴済みフラグは、録画開始時に必ず
未視聴状態に設定され、録画した番組を一部でも再生し
た場合に、視聴済み状態に設定されるものとする。
未視聴状態に設定され、録画した番組を一部でも再生し
た場合に、視聴済み状態に設定されるものとする。
【００３０】次に、本実施形態の番組録画方法の動作を
図１〜６を参照して説明する。
図１〜６を参照して説明する。
【００３１】例えばデジタル放送受信装置１で受信した
任意のデジタル放送番組のＡＶデータを録画装置２によ
り、所定の記録媒体（例えばハードディスク，光磁気デ
ィスク，ＣＤ−ＲＷ（書き換え可能なコンパクトディス
ク）等）に録画する際に、まず録画予約ステップＳ１
で、少なくとも当該番組が放送される放送チャネル，日
時，放送開始予定時刻及び放送終了予定時刻に合わせた
録画開始予定時刻及び録画終了予定時刻を含む予約デー
タ並びに必要に応じて空き容量不足の場合の上書き優先
順位指定（例えば、ジャンル指定或いは放送チャネル指
定等）等を録画装置２に登録する。
任意のデジタル放送番組のＡＶデータを録画装置２によ
り、所定の記録媒体（例えばハードディスク，光磁気デ
ィスク，ＣＤ−ＲＷ（書き換え可能なコンパクトディス
ク）等）に録画する際に、まず録画予約ステップＳ１
で、少なくとも当該番組が放送される放送チャネル，日
時，放送開始予定時刻及び放送終了予定時刻に合わせた
録画開始予定時刻及び録画終了予定時刻を含む予約デー
タ並びに必要に応じて空き容量不足の場合の上書き優先
順位指定（例えば、ジャンル指定或いは放送チャネル指
定等）等を録画装置２に登録する。
【００３２】次に、空き容量判定ステップＳ３で、当該
番組の録画に要する記録媒体の容量を予測して記録媒体
が有する録画可能な空き容量と比較し当該番組の録画可
否を判定し、録画可能と判定した場合には、次の開始時
刻検出ステップＳ５で登録された予約データに基づいて
録画開始時刻を検出する。また、空き容量不足で録画不
可と判定した場合は、録画不可通知ステップＳ２３で録
画不可が通知され録画予約が取り消される。
番組の録画に要する記録媒体の容量を予測して記録媒体
が有する録画可能な空き容量と比較し当該番組の録画可
否を判定し、録画可能と判定した場合には、次の開始時
刻検出ステップＳ５で登録された予約データに基づいて
録画開始時刻を検出する。また、空き容量不足で録画不
可と判定した場合は、録画不可通知ステップＳ２３で録
画不可が通知され録画予約が取り消される。
【００３３】登録されている録画開始予定時刻を開始時
刻検出ステップＳ５で検出すると、まず、第１の番組ヘ
ッダ記録ステップＳ７で、視聴済みフラグをクリアして
未視聴にセットすると共に、少なくとも放送されている
当該番組の番組情報から抽出した放送チャネル名，番組
名，ジャンル情報及び録画開始時刻等を含む情報を、図
７に示すような番組ヘッダとして所定の領域に記録し、
録画ステップＳ９で番組の録画を開始する。
刻検出ステップＳ５で検出すると、まず、第１の番組ヘ
ッダ記録ステップＳ７で、視聴済みフラグをクリアして
未視聴にセットすると共に、少なくとも放送されている
当該番組の番組情報から抽出した放送チャネル名，番組
名，ジャンル情報及び録画開始時刻等を含む情報を、図
７に示すような番組ヘッダとして所定の領域に記録し、
録画ステップＳ９で番組の録画を開始する。
【００３４】終点検出ステップＳ１１で記録媒体の空き
領域の終点を検出することなく、終了時刻検出ステップ
Ｓ１７により登録されている録画終了予定時刻を検出し
て当該番組を全て録画できたときは、そのまま録画を終
了する。
領域の終点を検出することなく、終了時刻検出ステップ
Ｓ１７により登録されている録画終了予定時刻を検出し
て当該番組を全て録画できたときは、そのまま録画を終
了する。
【００３５】しかし、終点検出ステップＳ１１により記
録媒体の空き領域の終点が検出された時点で番組の放送
が未了の場合は、次に第１の上書き領域検索ステップＳ
１３に移行する。第１の上書き領域検索ステップＳ１３
では、記録媒体の録画済み領域の中から上書き可能な領
域を検索・抽出し、この抽出された領域に上書き録画ス
テップＳ１５で上書きして番組を最後まで録画する。
録媒体の空き領域の終点が検出された時点で番組の放送
が未了の場合は、次に第１の上書き領域検索ステップＳ
１３に移行する。第１の上書き領域検索ステップＳ１３
では、記録媒体の録画済み領域の中から上書き可能な領
域を検索・抽出し、この抽出された領域に上書き録画ス
テップＳ１５で上書きして番組を最後まで録画する。
【００３６】番組の録画が終了すると、次の第２の番組
ヘッダ記録ステップＳ１９で録画終了時刻と録画に要し
た記録媒体の容量を番組ヘッダに追記する。
ヘッダ記録ステップＳ１９で録画終了時刻と録画に要し
た記録媒体の容量を番組ヘッダに追記する。
【００３７】次に、容量登録ステップＳ２１により、番
組ヘッダに記録された情報を元に当該番組の単位時間の
録画に要した記録媒体の平均容量（以下、平均録画所要
容量とする）を算出して、所定の手順で予め準備されて
いる平均録画所要容量テーブルを更新し、全ての番組録
画処理を終了する。尚、この平均録画所要容量テーブル
としては、例えば図１１に示す番組ジャンル別の第１の
テーブル，図１２に示す放送チャネル別の第２のテーブ
ル或いはこの第１のテーブルと第２のテーブルを組み合
わせたもの、更にはこれらを統合した図１３に示す放送
チャネル別・番組ジャンル別マトリックステーブル等を
用いることができる。
組ヘッダに記録された情報を元に当該番組の単位時間の
録画に要した記録媒体の平均容量（以下、平均録画所要
容量とする）を算出して、所定の手順で予め準備されて
いる平均録画所要容量テーブルを更新し、全ての番組録
画処理を終了する。尚、この平均録画所要容量テーブル
としては、例えば図１１に示す番組ジャンル別の第１の
テーブル，図１２に示す放送チャネル別の第２のテーブ
ル或いはこの第１のテーブルと第２のテーブルを組み合
わせたもの、更にはこれらを統合した図１３に示す放送
チャネル別・番組ジャンル別マトリックステーブル等を
用いることができる。
【００３８】次に、第１の上書き領域検索ステップＳ１
３の詳細動作について説明する。
３の詳細動作について説明する。
【００３９】番組の放送終了前に終点検出ステップＳ１
１により記録媒体の空き領域の終点が検出されると、ま
ず第１の番組確認ステップＳ１３１で記録媒体に録画済
みの番組の番組ヘッダを読み出して各番組が未視聴か視
聴済みかを示す視聴済みフラグの情報により視聴済み番
組の有無を確認する。
１により記録媒体の空き領域の終点が検出されると、ま
ず第１の番組確認ステップＳ１３１で記録媒体に録画済
みの番組の番組ヘッダを読み出して各番組が未視聴か視
聴済みかを示す視聴済みフラグの情報により視聴済み番
組の有無を確認する。
【００４０】その結果、視聴済み番組がある場合は、第
１の番組選択ステップＳ１３２で、視聴済み番組を抽出
し、その中から録画日時のもっとも古い番組を検索・選
択する。
１の番組選択ステップＳ１３２で、視聴済み番組を抽出
し、その中から録画日時のもっとも古い番組を検索・選
択する。
【００４１】また、視聴済み番組が無い場合は、ジャン
ル指定確認ステップＳ１３３で優先的に上書きするジャ
ンル指定の有無を確認する。ジャンル指定されている場
合は、更に第２の番組確認ステップＳ１３４で録画済み
番組の中にこの指定されたジャンルの番組の有無を確認
する。その結果、録画済み番組の中に指定ジャンルの番
組がある場合は、第２の番組選択ステップＳ１３５でこ
の指定ジャンルの録画済み番組の中から録画日時のもっ
とも古い番組を検索・選択する。
ル指定確認ステップＳ１３３で優先的に上書きするジャ
ンル指定の有無を確認する。ジャンル指定されている場
合は、更に第２の番組確認ステップＳ１３４で録画済み
番組の中にこの指定されたジャンルの番組の有無を確認
する。その結果、録画済み番組の中に指定ジャンルの番
組がある場合は、第２の番組選択ステップＳ１３５でこ
の指定ジャンルの録画済み番組の中から録画日時のもっ
とも古い番組を検索・選択する。
【００４２】また、ジャンル指定確認ステップＳ１３３
の結果で優先的に上書きするジャンル指定が無いか、ジ
ャンル指定があっても第２の番組確認ステップＳ１３４
の結果で当該ジャンルの録画済み番組が無い場合は、第
３の番組選択ステップＳ１３６で全ての録画済み番組の
中から録画日時のもっとも古い番組を選択する。
の結果で優先的に上書きするジャンル指定が無いか、ジ
ャンル指定があっても第２の番組確認ステップＳ１３４
の結果で当該ジャンルの録画済み番組が無い場合は、第
３の番組選択ステップＳ１３６で全ての録画済み番組の
中から録画日時のもっとも古い番組を選択する。
【００４３】次に、データ削除ステップＳ１３７におい
て、第１，第２，第３の番組選択ステップＳ１３２，Ｓ
１３５，Ｓ１３６のいずれかで選択された番組の録画済
みＡＶデータを削除し、空き領域更新ステップＳ１３８
でこのデータが削除された領域を空き領域として追加す
る。更に、ヘッダ削除ステップＳ１３９で、選択されて
録画済みＡＶデータを削除した番組の番組ヘッダを削除
して第１の上書き領域検索ステップ１３を終了する。
て、第１，第２，第３の番組選択ステップＳ１３２，Ｓ
１３５，Ｓ１３６のいずれかで選択された番組の録画済
みＡＶデータを削除し、空き領域更新ステップＳ１３８
でこのデータが削除された領域を空き領域として追加す
る。更に、ヘッダ削除ステップＳ１３９で、選択されて
録画済みＡＶデータを削除した番組の番組ヘッダを削除
して第１の上書き領域検索ステップ１３を終了する。
【００４４】尚、ヘッダ削除ステップＳ１３９で削除す
る番組ヘッダを、例えば削除リスト領域等を別途準備し
て、保管するようにしておけば、削除した番組をユーザ
に通知することもできる。
る番組ヘッダを、例えば削除リスト領域等を別途準備し
て、保管するようにしておけば、削除した番組をユーザ
に通知することもできる。
【００４５】次に、容量登録ステップＳ２１の詳細動作
について説明する。
について説明する。
【００４６】番組の録画を終了後、第２の番組ヘッダ記
録ステップＳ１９で録画終了時刻と当該番組の録画に要
した記録媒体の容量の番組ヘッダへの追記が完了する
と、まず録画時間確認ステップＳ２１１で当該番組の録
画時間が所定時間（例えば１５分）以上あるか確認す
る。録画時間が所定時間より短ければ、そのまま容量登
録ステップ２１を終了する。
録ステップＳ１９で録画終了時刻と当該番組の録画に要
した記録媒体の容量の番組ヘッダへの追記が完了する
と、まず録画時間確認ステップＳ２１１で当該番組の録
画時間が所定時間（例えば１５分）以上あるか確認す
る。録画時間が所定時間より短ければ、そのまま容量登
録ステップ２１を終了する。
【００４７】録画時間が所定時間以上ある場合は、次の
実績平均容量算出ステップＳ２１２で、当該番組の番組
ヘッダに記録されている情報を読み出し、録画開始時刻
と録画終了時刻から録画時間（録画終了時刻と録画開始
時刻の差）を算出すると共にこの録画時間と録画に要し
た記録媒体の容量から単位時間当たりの録画に要した記
録媒体の容量（実績平均録画容量）を算出する。
実績平均容量算出ステップＳ２１２で、当該番組の番組
ヘッダに記録されている情報を読み出し、録画開始時刻
と録画終了時刻から録画時間（録画終了時刻と録画開始
時刻の差）を算出すると共にこの録画時間と録画に要し
た記録媒体の容量から単位時間当たりの録画に要した記
録媒体の容量（実績平均録画容量）を算出する。
【００４８】次に、既存データ確認ステップＳ２１５
で、予め用意された平均録画所要容量テーブル、例えば
第１のテーブルである図１１の番組ジャンル別のテーブ
ルの当該番組が属するジャンルの平均録画所要容量が登
録済みか否かを確認し、未登録の場合は、テーブル更新
ステップＳ２１５において、実績平均容量算出ステップ
Ｓ２１２で算出した実績平均録画容量をそのまま当該ジ
ャンルの新しい平均録画容量として登録して第１のテー
ブルを更新し容量登録ステップＳ２１を終了する。ま
た、当該ジャンルの平均録画容量を登録済みの場合は、
次の平均値算出ステップＳ２１４において、既存の平均
録画容量と実績平均容量算出ステップＳ２１２で算出し
た実績平均録画容量との平均値を算出し、更にテーブル
更新ステップＳ２１５において、この算出した平均値を
当該ジャンルの新たな平均録画容量として登録して第１
のテーブルを更新し容量登録ステップＳ２１を終了す
る。
で、予め用意された平均録画所要容量テーブル、例えば
第１のテーブルである図１１の番組ジャンル別のテーブ
ルの当該番組が属するジャンルの平均録画所要容量が登
録済みか否かを確認し、未登録の場合は、テーブル更新
ステップＳ２１５において、実績平均容量算出ステップ
Ｓ２１２で算出した実績平均録画容量をそのまま当該ジ
ャンルの新しい平均録画容量として登録して第１のテー
ブルを更新し容量登録ステップＳ２１を終了する。ま
た、当該ジャンルの平均録画容量を登録済みの場合は、
次の平均値算出ステップＳ２１４において、既存の平均
録画容量と実績平均容量算出ステップＳ２１２で算出し
た実績平均録画容量との平均値を算出し、更にテーブル
更新ステップＳ２１５において、この算出した平均値を
当該ジャンルの新たな平均録画容量として登録して第１
のテーブルを更新し容量登録ステップＳ２１を終了す
る。
【００４９】上述の通り、本実施形態の番組録画方法
は、実績録画所要容量が録画予約時に予測した予測録画
所要容量を大幅に超え、録画開始時に録画装置が保有し
ていた記録媒体の空き容量をも超える場合でも、録画済
みデータの中から所定の手順で上書き可能な領域を検索
・選択して上書き録画することにより、所望の最新番組
を確実に最後まで録画することができる。
は、実績録画所要容量が録画予約時に予測した予測録画
所要容量を大幅に超え、録画開始時に録画装置が保有し
ていた記録媒体の空き容量をも超える場合でも、録画済
みデータの中から所定の手順で上書き可能な領域を検索
・選択して上書き録画することにより、所望の最新番組
を確実に最後まで録画することができる。
【００５０】また、録画予約時の録画所要容量の予測
に、番組の属するジャンル或いは放送チャネル或いはこ
れらの組み合わせ別に過去の実績データに基づいて準備
された平均録画所要容量テーブルのデータを利用するこ
とにより、録画所要容量の予測精度を向上させることが
できると共に、当該番組の新たな実績平均録画所要容量
を平均録画所要容量テーブルに反映させることにより、
その後の予測精度を更に向上させることができる。
に、番組の属するジャンル或いは放送チャネル或いはこ
れらの組み合わせ別に過去の実績データに基づいて準備
された平均録画所要容量テーブルのデータを利用するこ
とにより、録画所要容量の予測精度を向上させることが
できると共に、当該番組の新たな実績平均録画所要容量
を平均録画所要容量テーブルに反映させることにより、
その後の予測精度を更に向上させることができる。
【００５１】尚、録画所要容量の予測に際して、番組の
属するジャンル或いは放送チャネル或いはこれらの組み
合わせ別の過去の実績データが未登録の場合も当然あり
得るが、この場合は、ジャンルや放送チャネル或いはこ
れらの組み合わせが違っていても、平均録画所要容量テ
ーブルに登録済みのデータの例えば平均値を仮の平均録
画所要容量値として用いることもできる。
属するジャンル或いは放送チャネル或いはこれらの組み
合わせ別の過去の実績データが未登録の場合も当然あり
得るが、この場合は、ジャンルや放送チャネル或いはこ
れらの組み合わせが違っていても、平均録画所要容量テ
ーブルに登録済みのデータの例えば平均値を仮の平均録
画所要容量値として用いることもできる。
【００５２】次に、本発明の第２の実施形態について説
明する。
明する。
【００５３】図８は、本発明の第２の実施形態の番組録
画方法で、第１の実施形態と異なる部分を抽出したフロ
ーチャートである。また、図９，１０は、それぞれ本実
施形態の番組録画方法に含まれる追加容量予測ステップ
と第２の上書き領域検索ステップそれぞれの詳細手順を
示すフローチャートである。
画方法で、第１の実施形態と異なる部分を抽出したフロ
ーチャートである。また、図９，１０は、それぞれ本実
施形態の番組録画方法に含まれる追加容量予測ステップ
と第２の上書き領域検索ステップそれぞれの詳細手順を
示すフローチャートである。
【００５４】図８を参照すると、本実施形態の番組録画
方法は、第１の実施形態における第１の上書き領域検索
ステップＳ１３の代わりに、追加容量予測ステップＳ１
２と第２の上書き領域検索ステップＳ１４を含んでお
り、ここが第１の実施形態との違いである。
方法は、第１の実施形態における第１の上書き領域検索
ステップＳ１３の代わりに、追加容量予測ステップＳ１
２と第２の上書き領域検索ステップＳ１４を含んでお
り、ここが第１の実施形態との違いである。
【００５５】すなわち、本実施形態は、終点検出ステッ
プＳ１１までと、上書き録画ステップＳ１５以降は第１
の実施形態と同一であり、この部分の説明は省略する。
プＳ１１までと、上書き録画ステップＳ１５以降は第１
の実施形態と同一であり、この部分の説明は省略する。
【００５６】また、図９を参照すると、追加容量予測ス
テップＳ１２は、中間実績時間算出ステップＳ１２１
と、中間実績容量算出ステップＳ１２２と、中間平均録
画容量算出ステップＳ１２３と、残り録画時間算出ステ
ップＳ１２４と、追加所要容量算出ステップＳ１２５を
含んで構成されている。
テップＳ１２は、中間実績時間算出ステップＳ１２１
と、中間実績容量算出ステップＳ１２２と、中間平均録
画容量算出ステップＳ１２３と、残り録画時間算出ステ
ップＳ１２４と、追加所要容量算出ステップＳ１２５を
含んで構成されている。
【００５７】更に、図１０を参照すると、第２の上書き
領域検索ステップＳ１４は、第１の上書き領域検索ステ
ップＳ１３における第１〜第３の番組選択ステップＳ１
３２，Ｓ１３５，Ｓ１３６の代わりに、それぞれ第４〜
第６の番組選択ステップＳ１４２，Ｓ１４５，Ｓ１４６
を含んで構成されている点が異なるだけで、その他は第
１の上書き領域検索ステップＳ１３と同一の構成であ
り、この共通する部分は図１０においても図３と同じ参
照符号を用いている。
領域検索ステップＳ１４は、第１の上書き領域検索ステ
ップＳ１３における第１〜第３の番組選択ステップＳ１
３２，Ｓ１３５，Ｓ１３６の代わりに、それぞれ第４〜
第６の番組選択ステップＳ１４２，Ｓ１４５，Ｓ１４６
を含んで構成されている点が異なるだけで、その他は第
１の上書き領域検索ステップＳ１３と同一の構成であ
り、この共通する部分は図１０においても図３と同じ参
照符号を用いている。
【００５８】図１，８，９，１０を参照すると、本実施
形態の動作は、終点検出ステップＳ１１により、当該番
組の録画途中で記録媒体の空き領域の終点を検出する
と、追加容量予測ステップＳ１２で、この終点検出時点
から録画終了までに要する記録媒体の容量（Ｃad）を予
測する。次に、第２の上書き領域検索ステップＳ１４に
より、この予測された容量Ｃadを基に、記録媒体の録画
済み領域を検索し所定の最適な上書き領域を抽出・選択
し、次の上書き録画ステップＳ１５でこの選択された領
域へ上書き録画していく。以降は、第１の実施形態と同
じ手順で処理されるので、説明は省略する。
形態の動作は、終点検出ステップＳ１１により、当該番
組の録画途中で記録媒体の空き領域の終点を検出する
と、追加容量予測ステップＳ１２で、この終点検出時点
から録画終了までに要する記録媒体の容量（Ｃad）を予
測する。次に、第２の上書き領域検索ステップＳ１４に
より、この予測された容量Ｃadを基に、記録媒体の録画
済み領域を検索し所定の最適な上書き領域を抽出・選択
し、次の上書き録画ステップＳ１５でこの選択された領
域へ上書き録画していく。以降は、第１の実施形態と同
じ手順で処理されるので、説明は省略する。
【００５９】次に、追加容量予測ステップＳ１２の詳細
動作について説明する。
動作について説明する。
【００６０】当該番組の録画途中で記録媒体の空き領域
の終点を検出すると、まず、中間実績時間算出ステップ
Ｓ１２１と中間実績録画容量算出ステップＳ１２２でそ
れぞれ録画開始から終点検出時点までの録画時間（ｔ
１）と実績録画容量（Ｃ１）を算出する。次に、このｔ
１，Ｃ１を用いて、中間平均録画容量算出ステップＳ１
２３で、終点検出時点までの録画実績に基づく単位時間
当たり平均録画所要容量（Ｃ１av＝Ｃ１／ｔ１）を算出
する。次に、残り録画時間算出ステップＳ１２４で、終
点検出時点から番組終了までの時間（ｔ２）を算出し、
追加所要容量算出ステップＳ１２５で、終点検出時点か
ら番組終了までの録画に必要な記録媒体の容量（Ｃad＝
Ｃ１av×ｔ２）を算出し追加容量予測ステップＳ１２を
終了する。
の終点を検出すると、まず、中間実績時間算出ステップ
Ｓ１２１と中間実績録画容量算出ステップＳ１２２でそ
れぞれ録画開始から終点検出時点までの録画時間（ｔ
１）と実績録画容量（Ｃ１）を算出する。次に、このｔ
１，Ｃ１を用いて、中間平均録画容量算出ステップＳ１
２３で、終点検出時点までの録画実績に基づく単位時間
当たり平均録画所要容量（Ｃ１av＝Ｃ１／ｔ１）を算出
する。次に、残り録画時間算出ステップＳ１２４で、終
点検出時点から番組終了までの時間（ｔ２）を算出し、
追加所要容量算出ステップＳ１２５で、終点検出時点か
ら番組終了までの録画に必要な記録媒体の容量（Ｃad＝
Ｃ１av×ｔ２）を算出し追加容量予測ステップＳ１２を
終了する。
【００６１】次に、第２の上書き領域検索ステップＳ１
４の詳細動作について説明する。
４の詳細動作について説明する。
【００６２】尚、上述の通りこの第２の上書き領域検索
ステップＳ１４は、第１の上書き領域検索ステップＳ１
３と大半が共通しているので、第１の上書き領域検索ス
テップＳ１３と異なる部分についてのみ説明する。
ステップＳ１４は、第１の上書き領域検索ステップＳ１
３と大半が共通しているので、第１の上書き領域検索ス
テップＳ１３と異なる部分についてのみ説明する。
【００６３】まず、第１の番組確認ステップＳ１３１で
録画済み番組の中で視聴済みの番組が確認された場合
は、第４の番組選択ステップＳ１４２で、全ての視聴済
み番組の録画容量をそれぞれの番組ヘッダから確認し、
これらの中に追加容量予測ステップＳ１２で予測された
容量Ｃadを超えるものがあればその番組を上書き領域と
して選択する。また、単一では容量Ｃadを超えるものが
無い場合は、最少の番組数で録画容量の和が容量Ｃadを
超えるように上書き領域とする番組を選択する。
録画済み番組の中で視聴済みの番組が確認された場合
は、第４の番組選択ステップＳ１４２で、全ての視聴済
み番組の録画容量をそれぞれの番組ヘッダから確認し、
これらの中に追加容量予測ステップＳ１２で予測された
容量Ｃadを超えるものがあればその番組を上書き領域と
して選択する。また、単一では容量Ｃadを超えるものが
無い場合は、最少の番組数で録画容量の和が容量Ｃadを
超えるように上書き領域とする番組を選択する。
【００６４】また、第５の番組選択ステップＳ１４５，
第６の番組選択ステップＳ１４６についても、それぞれ
選択対象の範囲が指定ジャンルの録画済み番組と全ての
録画済み番組となるだけで、上書き領域となる番組選択
の方法は第４の番組選択ステップＳ１４２の場合と同様
であるので詳細な説明は省略する。
第６の番組選択ステップＳ１４６についても、それぞれ
選択対象の範囲が指定ジャンルの録画済み番組と全ての
録画済み番組となるだけで、上書き領域となる番組選択
の方法は第４の番組選択ステップＳ１４２の場合と同様
であるので詳細な説明は省略する。
【００６５】尚、第４〜第６の番組選択ステップＳ１４
２，Ｓ１４５，Ｓ１４６における番組選択の方法を具体
的に説明すると、例えば、視聴済みの番組Ａ，Ｂ，Ｃが
それぞれ５０ＭＢｙｔｅ，番組Ｄが１００ＭＢｙｔｅの
ときに、残り録画サイズが８０ＭＢｙｔｅであれば、番
組Ｄを選択し、データ削除を１番組のみにすることがで
きる。
２，Ｓ１４５，Ｓ１４６における番組選択の方法を具体
的に説明すると、例えば、視聴済みの番組Ａ，Ｂ，Ｃが
それぞれ５０ＭＢｙｔｅ，番組Ｄが１００ＭＢｙｔｅの
ときに、残り録画サイズが８０ＭＢｙｔｅであれば、番
組Ｄを選択し、データ削除を１番組のみにすることがで
きる。
【００６６】また、視聴済みの番組は同一条件で、残り
録画サイズが１３０ＭＢｙｔｅであれば、番組Ａ，Ｂ，
Ｃのいずれか１番組と番組Ｄを選択すれば、データ削除
を２番組のみにすることができる。
録画サイズが１３０ＭＢｙｔｅであれば、番組Ａ，Ｂ，
Ｃのいずれか１番組と番組Ｄを選択すれば、データ削除
を２番組のみにすることができる。
【００６７】すなわち、本実施形態の番組録画方法で
は、第１の実施形態における第１の上書き領域検索ステ
ップＳ１３を、追加容量予測ステップＳ１２と第２の上
書き領域検索ステップＳ１４に置き換えることで、録画
途中で空き容量不足となり上書き領域の選択が必要にな
った場合でも、追加容量予測ステップＳ１２で予測され
た容量Ｃadを用いて最適な上書き領域を選択でき、デー
タ削除する番組数を最小限にとどめることができるとい
う更なる効果が得られる。
は、第１の実施形態における第１の上書き領域検索ステ
ップＳ１３を、追加容量予測ステップＳ１２と第２の上
書き領域検索ステップＳ１４に置き換えることで、録画
途中で空き容量不足となり上書き領域の選択が必要にな
った場合でも、追加容量予測ステップＳ１２で予測され
た容量Ｃadを用いて最適な上書き領域を選択でき、デー
タ削除する番組数を最小限にとどめることができるとい
う更なる効果が得られる。
【００６８】尚、各実施形態の説明において、視聴済み
フラグは、録画した番組を一部でも再生した場合に視聴
済み状態に設定されるものとしたが、これに限らず、定
期的に送られている情報（例えば、天気予報）で最新情
報を受信した場合，録画日時から一定期間（例えば、２
週間）を経過した場合，或いはユーザが外部設定（例え
ば、リモコン入力等）した場合等々必要に応じて視聴済
みに設定する条件を定めればよい。
フラグは、録画した番組を一部でも再生した場合に視聴
済み状態に設定されるものとしたが、これに限らず、定
期的に送られている情報（例えば、天気予報）で最新情
報を受信した場合，録画日時から一定期間（例えば、２
週間）を経過した場合，或いはユーザが外部設定（例え
ば、リモコン入力等）した場合等々必要に応じて視聴済
みに設定する条件を定めればよい。
【００６９】また、視聴済みフラグに、録画したデータ
が再生された否かのみを表す再生フラグと、上書き優先
順位を表す上書き順位フラグで構成することもできる。
が再生された否かのみを表す再生フラグと、上書き優先
順位を表す上書き順位フラグで構成することもできる。
【００７０】図１４は、このような視聴済みフラグの一
構成例を説明するための図である。
構成例を説明するための図である。
【００７１】図１４を参照すると、例えば、再生フラグ
は録画開始時に「未再生」に設定し、録画した番組を一
部でも再生した場合に「再生済」に設定する。
は録画開始時に「未再生」に設定し、録画した番組を一
部でも再生した場合に「再生済」に設定する。
【００７２】また、上書き順位フラグは、録画開始時に
「２」，録画終了時に「３」，録画した番組を再生後は
「１」を標準値とし、必要に応じてユーザが変更可能に
しておく。（尚、空き領域は上書き順位フラグ「０」に
相当するものとする。）そして、録画予約時にこの上書
き順位フラグを設定（例えば、標準を「２」とする）す
ることにより、空き容量不足が生じた際に、この録画予
約時に設定された上書き順位フラグよりも上書き順位フ
ラグが上位に設定された録画済み領域を再生済みか否か
に関わりなく、上書き領域として使用できるようにして
おく。
「２」，録画終了時に「３」，録画した番組を再生後は
「１」を標準値とし、必要に応じてユーザが変更可能に
しておく。（尚、空き領域は上書き順位フラグ「０」に
相当するものとする。）そして、録画予約時にこの上書
き順位フラグを設定（例えば、標準を「２」とする）す
ることにより、空き容量不足が生じた際に、この録画予
約時に設定された上書き順位フラグよりも上書き順位フ
ラグが上位に設定された録画済み領域を再生済みか否か
に関わりなく、上書き領域として使用できるようにして
おく。
【００７３】これにより、「再生済み」であっても残し
ておきたい番組や、「未再生」であっても新しく録画し
たい番組の上書き領域として使用可能にすることもで
き、録画済み番組と新しく録画したい番組との優先度を
細かく調整できるという効果も得られる。
ておきたい番組や、「未再生」であっても新しく録画し
たい番組の上書き領域として使用可能にすることもで
き、録画済み番組と新しく録画したい番組との優先度を
細かく調整できるという効果も得られる。
【００７４】このように、番組録画という目的だけであ
れば、視聴済みフラグは、上書き優先順位情報を示す上
書きフラグのみで構成することもできる。
れば、視聴済みフラグは、上書き優先順位情報を示す上
書きフラグのみで構成することもできる。
【００７５】尚、デジタル放送においては、番組情報が
随時送信されているので、録画予約後に番組放送時刻が
変更になった場合でも、この番組情報を基に変更された
放送時刻に合わせて録画時刻を更新することも可能であ
る。
随時送信されているので、録画予約後に番組放送時刻が
変更になった場合でも、この番組情報を基に変更された
放送時刻に合わせて録画時刻を更新することも可能であ
る。
【００７６】図１５は、この録画時刻を更新するための
録画時刻更新処理の方法を示すフローチャートである。
録画時刻更新処理の方法を示すフローチャートである。
【００７７】図１５を参照すると、この録画時刻更新処
理は、番組情報検出ステップＳ７１と、第１の状態確認
ステップＳ７２と、第１の放送時刻読み出しステップＳ
７３と、第１の録画時刻更新ステップＳ７４と、第２の
状態確認ステップとＳ７５と、第２の放送時刻読み出し
ステップとＳ７６と、第２の録画時刻更新ステップＳ７
７を含んでいる。
理は、番組情報検出ステップＳ７１と、第１の状態確認
ステップＳ７２と、第１の放送時刻読み出しステップＳ
７３と、第１の録画時刻更新ステップＳ７４と、第２の
状態確認ステップとＳ７５と、第２の放送時刻読み出し
ステップとＳ７６と、第２の録画時刻更新ステップＳ７
７を含んでいる。
【００７８】次に、図５，図１５を参照して、この録画
時刻更新処理の具体的な動作を説明する。
時刻更新処理の具体的な動作を説明する。
【００７９】まず、番組情報検出ステップＳ７１で、デ
ジタル放送受信装置１で受信した放送信号の中に録画予
約済み番組の番組情報を受信すると、第１の状態確認ス
テップＳ７２で、当該番組情報を受信した時点が録画開
始前か否かを確認する。
ジタル放送受信装置１で受信した放送信号の中に録画予
約済み番組の番組情報を受信すると、第１の状態確認ス
テップＳ７２で、当該番組情報を受信した時点が録画開
始前か否かを確認する。
【００８０】録画開始前であれば、第１の放送時刻読み
出しステップＳ７３で、当該録画予約済み番組の放送開
始予定時刻及び放送終了予定時刻を読み出し、第１の録
画時刻更新ステップＳ７４で、この読み出した当該録画
予約済み番組の放送開始予定時刻及び放送終了予定時刻
に合わせて当該番組の録画開始時刻及び録画終了時刻を
更新する。
出しステップＳ７３で、当該録画予約済み番組の放送開
始予定時刻及び放送終了予定時刻を読み出し、第１の録
画時刻更新ステップＳ７４で、この読み出した当該録画
予約済み番組の放送開始予定時刻及び放送終了予定時刻
に合わせて当該番組の録画開始時刻及び録画終了時刻を
更新する。
【００８１】また、既に録画中の場合は、第２の放送時
刻読み出しステップＳ７６で、番組情報の中から当該録
画予約済み番組の放送終了予定時刻を読み出し、第２の
録画時刻更新ステップＳ７７で、この読み出した当該録
画予約済み番組の放送終了予定時刻に合わせて当該番組
の録画終了時刻を更新する。
刻読み出しステップＳ７６で、番組情報の中から当該録
画予約済み番組の放送終了予定時刻を読み出し、第２の
録画時刻更新ステップＳ７７で、この読み出した当該録
画予約済み番組の放送終了予定時刻に合わせて当該番組
の録画終了時刻を更新する。
【００８２】尚、第１の録画時刻更新ステップＳ７４，
第２の録画時刻更新ステップＳ７７いずれの場合も、具
体的な更新方法としては、録画予約登録時の設定済みデ
ータに関わりなく常に新規データを上書きしていけばよ
い。
第２の録画時刻更新ステップＳ７７いずれの場合も、具
体的な更新方法としては、録画予約登録時の設定済みデ
ータに関わりなく常に新規データを上書きしていけばよ
い。
【００８３】上述の各実施形態の番組録画方法にこの録
画時刻更新処理を付加することにより、放送時間の変更
や番組途中での当該番組の放送時間の延長があっても、
録画開始時刻，録画終了時刻を自動的に追従させること
ができ、所望の番組を無駄なく最後まで確実に録画する
ことができるという更なる効果も得られる。
画時刻更新処理を付加することにより、放送時間の変更
や番組途中での当該番組の放送時間の延長があっても、
録画開始時刻，録画終了時刻を自動的に追従させること
ができ、所望の番組を無駄なく最後まで確実に録画する
ことができるという更なる効果も得られる。
【００８４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の番組録画
方法は、所定の手順で上書き可能な領域を検索・選択す
る第１或いは第２の上書き領域検索ステップを含むこと
で、実際の録画所要容量が録画予約時に予測した録画所
要容量を超えて、録画途中で記録媒体の空き容量不足が
生じても、不要な領域に上書きすることで、所望の番組
を最後まで録画を可能にすることができるという効果が
得られる。
方法は、所定の手順で上書き可能な領域を検索・選択す
る第１或いは第２の上書き領域検索ステップを含むこと
で、実際の録画所要容量が録画予約時に予測した録画所
要容量を超えて、録画途中で記録媒体の空き容量不足が
生じても、不要な領域に上書きすることで、所望の番組
を最後まで録画を可能にすることができるという効果が
得られる。
【００８５】また、録画実績に基づいて、放送チャネ
ル，番組の属するジャンル或いはこれらの組み合わせ毎
に平均録画所要容量テーブルを作成し、新たな番組の録
画に際しては、この平均録画所要容量テーブルのデータ
を利用して録画所要容量を予測することにより、予測の
精度を向上させることができるという効果も得られる。
ル，番組の属するジャンル或いはこれらの組み合わせ毎
に平均録画所要容量テーブルを作成し、新たな番組の録
画に際しては、この平均録画所要容量テーブルのデータ
を利用して録画所要容量を予測することにより、予測の
精度を向上させることができるという効果も得られる。
【図１】本発明の番組録画方法の主要部を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図２】本発明の第１の実施形態の番組録画方法におい
て、図１のＳ１１とＳ１５の間に入る処理を示すフロー
チャートである。
て、図１のＳ１１とＳ１５の間に入る処理を示すフロー
チャートである。
【図３】本発明の第１の実施形態の番組録画方法に含ま
れる第１の上書き領域検索ステップの詳細手順を示すフ
ローチャートである。
れる第１の上書き領域検索ステップの詳細手順を示すフ
ローチャートである。
【図４】本発明の第１の実施形態の番組録画方法に含ま
れる容量登録ステップ詳細手順を示すフローチャートで
ある。
れる容量登録ステップ詳細手順を示すフローチャートで
ある。
【図５】本発明が適用される装置の一例の模式的なブロ
ック図である。
ック図である。
【図６】本発明の番組録画方法により録画したときのＡ
Ｖデータとこれに対応する番組ヘッダとで構成されるデ
ータ構造を模式的に示すブロック図である。
Ｖデータとこれに対応する番組ヘッダとで構成されるデ
ータ構造を模式的に示すブロック図である。
【図７】番組ヘッダの内容の一例を模式的に示す図であ
る。
る。
【図８】本発明の第２の実施形態の番組録画方法におい
て、図１のＳ１１とＳ１５の間に入る処理のフローチャ
ートである。
て、図１のＳ１１とＳ１５の間に入る処理のフローチャ
ートである。
【図９】本発明の番組録画方法に含まれる追加容量予測
ステップの詳細手順を示すフローチャートである。
ステップの詳細手順を示すフローチャートである。
【図１０】本発明の番組録画方法に含まれる第２の上書
き領域検索ステップの詳細手順を示すフローチャートで
ある。
き領域検索ステップの詳細手順を示すフローチャートで
ある。
【図１１】平均録画所要容量テーブルの一例で、番組ジ
ャンル別の第１のテーブルを模式的に示す図である。
ャンル別の第１のテーブルを模式的に示す図である。
【図１２】平均録画所要容量テーブルの一例で、放送チ
ャネル別の第２のテーブルを模式的に示す図である。
ャネル別の第２のテーブルを模式的に示す図である。
【図１３】平均録画所要容量テーブルの一例で、放送チ
ャネル別・番組ジャンル別マトリックステーブルを模式
的に示す図である。
ャネル別・番組ジャンル別マトリックステーブルを模式
的に示す図である。
【図１４】視聴済みフラグの一例を説明するための図で
ある。
ある。
【図１５】録画時刻更新処理の方法を示すフローチャー
トである。
トである。
【図１６】従来の予約録画の方法を示すフローチャート
である。
である。
１ デジタル放送受信装置 ２ 録画装置 Ｓ１ 録画予約ステップ Ｓ３ 空き容量判定ステップ Ｓ５ 開始時刻検出ステップ Ｓ７ 第１の番組ヘッダ記録ステップ Ｓ９ 録画ステップ Ｓ１１ 終点検出ステップ Ｓ１２ 追加容量予測ステップ Ｓ１３ 第１の上書き領域検索ステップ Ｓ１４ 第２の上書き領域検索ステップ Ｓ１５ 上書き録画ステップ Ｓ１７ 終了時刻検出ステップ Ｓ１９ 第２の番組ヘッダ記録ステップ Ｓ２１ 容量登録ステップ Ｓ２３ 録画不可通知ステップ Ｓ１２１ 中間実績時間算出ステップ Ｓ１２２ 中間実績容量算出ステップ Ｓ１２３ 中間平均録画容量算出ステップ Ｓ１２４ 残り録画時間算出ステップ Ｓ１２５ 追加所要容量算出ステップ Ｓ１３１ 第１の番組確認ステップ Ｓ１３２ 第１の番組選択ステップ Ｓ１３３ ジャンル指定確認ステップ Ｓ１３４ 第２の番組確認ステップ Ｓ１３５ 第２の番組選択ステップ Ｓ１３６ 第３の番組選択ステップ Ｓ１３７ データ削除ステップ Ｓ１３８ 空き領域更新ステップ Ｓ１３９ ヘッダ削除ステップ Ｓ１４２ 第４の番組選択ステップ Ｓ１４５ 第５の番組選択ステップ Ｓ１４６ 第６の番組選択ステップ Ｓ２１１ 録画時間確認ステップ Ｓ２１２ 実績平均容量算出ステップ Ｓ２１３ 既存データ確認ステップ Ｓ２１４ 平均値算出ステップ Ｓ２１５ テーブル更新ステップ
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C052 AA03 AB03 AB04 AB09 AC08 CC11 DD04 5C053 FA15 FA20 FA23 GA11 GB06 GB11 GB21 JA21 KA05 KA21 KA24 LA06 5D044 AB05 AB07 BC01 BC06 CC04 DE03 DE22 DE28 DE37 DE49 DE52 DE60 DE96 EF02 EF05 GK12
Claims (11)
- 【請求項１】 任意のデジタル放送番組の映像データ及
び音声データ（以下、ＡＶデータとする）を所定の記録
媒体にデジタル記録（以下、録画とする）する際に、前
記ＡＶデータと対になる前記番組に関する情報を記録す
る番組ヘッダ記録ステップを備えることを特徴とする番
組録画方法。 - 【請求項２】 番組ヘッダが、録画された番組が視聴済
みか否かを示す視聴済み情報またはこの番組の上書き優
先順位情報の少なくともいずれか一方を備えた視聴済み
フラグと前記番組が属する分野を示すジャンル情報を少
なくとも含む請求項１記載の番組録画方法。 - 【請求項３】 任意のデジタル放送番組のＡＶデータを
所定の記録媒体に録画する際に、少なくとも当該番組が
放送される放送チャネル，日時，録画開始予定時刻及び
録画終了予定時刻を含む予約データを録画装置に登録す
る録画予約ステップと、前記番組の録画に要する前記記
録媒体の容量を予測して前記記録媒体が有する録画可能
な空き容量と比較し前記番組の録画可否を判定する空き
容量判定ステップと、この空き容量判定ステップで録画
可能と判定された場合に前記録画予約ステップで登録さ
れた前記予約データから録画開始時刻を検出する開始時
刻検出ステップと、録画開始時に、視聴済みフラグをク
リアして未視聴にセットすると共に、少なくとも放送さ
れている前記番組の番組情報から抽出した放送チャネル
名，番組名，ジャンル情報及び前記記録開始時刻を含む
情報を番組ヘッダとして記録する第１の番組ヘッダ記録
ステップと、前記記録媒体の空き領域の終点を検出する
終点検出ステップと、この終点検出ステップで前記終点
が検出された時点で前記番組の放送が未了の場合に、前
記記録媒体の録画済み領域の中から上書き可能な領域を
検索する第１の上書き領域検索ステップと、この第１の
上書き領域検索ステップで抽出された領域に上書きして
前記番組を録画する上書き録画ステップと、前記番組の
録画が終了した時点で録画終了時刻と録画に要した前記
記録媒体の容量を前記番組ヘッダに追記する第２の番組
ヘッダ記録ステップと、前記番組ヘッダに記録された情
報を元に前記番組の単位時間当たりの録画に要する前記
記録媒体の平均容量（以下、平均録画所要容量とする）
を予め準備されている平均録画所要容量テーブルに登録
する容量登録ステップと、を含むことを特徴とする番組
録画方法。 - 【請求項４】 第１の上書き領域検索ステップの代わり
に、終点検出ステップにより空き領域の終点を検出した
時点で番組の放送が未了の場合に、その時点から録画終
了までに要する記録媒体の容量を予測する追加容量予測
ステップと、この追加容量予測ステップで予測された容
量を基に前記記録媒体の録画済み領域を検索し所定の上
書き領域を抽出する第２の上書き領域検索ステップとを
含む請求項３記載の番組録画方法。 - 【請求項５】 平均録画所要容量テーブルが番組のジャ
ンル別に平均録画所要容量を算出した第１のテーブルま
たは放送チャネル別に平均録画所要容量を算出した第２
のテーブルの少なくともいずれか一方は備えており、容
量登録ステップが、番組ヘッダに記録された情報を元に
当該番組の実績平均録画所要容量を算出する実績平均容
量算出ステップと、前記第１のテーブルまたは前記第２
のテーブルに前記当該番組が属するジャンルまたは前記
当該番組を放送した放送チャネルそれぞれの平均録画所
要容量が登録されているかを確認する既存データ確認ス
テップと、この既存データ確認ステップで平均録画所要
容量を登録済みで既存データが確認された場合はこの既
存データと前記実績平均録画所要容量との平均値を新た
な平均録画所要容量として当該テーブルに登録し、平均
録画所要容量を未登録で既存データが確認されなかった
場合は前記実績平均録画所要容量をそのまま新たな平均
録画所要容量として当該テーブルに登録するテーブル更
新ステップを含む請求項３または４記載の番組録画方
法。 - 【請求項６】 空き容量判定ステップにおいて、番組の
録画に要する記録媒体の容量の予測を、平均録画所要容
量テーブルに登録されている前記番組が属するジャンル
或いは前記番組が放送される放送チャネルの平均録画所
要容量を用いて行う請求項３または４記載の番組録画方
法。 - 【請求項７】 視聴済みフラグは、録画されている番組
が視聴済みか否かを表示すると共に、当該録画領域への
上書き優先順位情報を併せて備えている請求項２乃至６
いずれか１項に記載の番組録画方法。 - 【請求項８】 視聴済みフラグが、録画されている番組
が視聴済みか否かに関わりなく当該録画領域への上書き
優先順位情報を示すものである請求項２乃至６いずれか
１項に記載の番組録画方法。 - 【請求項９】 記録媒体の録画済み領域の中から上書き
する所定の領域の抽出を、視聴済みフラグの情報に基づ
いて行う請求項３乃至８いずれか１項に記載の番組録画
方法。 - 【請求項１０】 上書き録画ステップが、視聴済みフラ
グの上書き優先順位情報に基づいて上書き優先順位の高
い録画領域から順次上書き録画していく請求項３または
４記載の番組録画方法。 - 【請求項１１】 予約データに録画優先順位情報を更に
含む録画予約ステップと、上書き録画ステップが、この
録画優先順位情報と上書き優先順位情報に基づいて所定
の範囲内で上書き録画する請求項３または４記載の番組
録画方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34989099A JP3439406B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 番組録画方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34989099A JP3439406B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 番組録画方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001167522A true JP2001167522A (ja) | 2001-06-22 |
| JP3439406B2 JP3439406B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=18406810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34989099A Expired - Fee Related JP3439406B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 番組録画方法 |
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