JP2001166791A - 音声認識リモコンシステム装置 - Google Patents

音声認識リモコンシステム装置

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JP2001166791A
JP2001166791A JP35287699A JP35287699A JP2001166791A JP 2001166791 A JP2001166791 A JP 2001166791A JP 35287699 A JP35287699 A JP 35287699A JP 35287699 A JP35287699 A JP 35287699A JP 2001166791 A JP2001166791 A JP 2001166791A
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Shoji Kuriki
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器の制御すべき機能が増加しても一度
に認識する単語数を少なくすることによって、安価な音
声認識手段を使用した音声認識リモコンシステム装置を
得る。 【解決手段】 音声認識リモコン装置2の辞書格納部1
6に、電気機器の階層状態ごとにそれぞれ音声認識用辞
書DIC1〜DICnを設け、音声認識リモコン装置2
を使用して電気機器の操作を行う際、機器側制御装置3
から入力される階層状態信号に応じて音声認識用辞書D
IC1〜DICnを辞書切替部17を用いて切り替え、
階層状態に応じた音声認識用辞書を使用して音声認識を
行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ等の電気機
器に使用するリモコンシステム装置に関し、特に音声認
識を使用した音声認識リモコンシステム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、キーボードやマウスを使用しない
コンピュータの入力手段に音声認識技術を使用すること
が一般的になっている。音声認識技術を使用してリモコ
ンのマン・マシン・インタフェースを改善する技術とし
て、実開平5‐15595号公報及び特開平5‐268
676号公報では、音声により任意のキーに記憶された
リモコンコードを送信することで、使用者が多数のキー
から操作したいキーを選び出したり、複数のメーカの複
数のリモコンからキーを選び出す必要がなく、使いやす
くしたリモコンが開示されている。また、特開平10‐
11084号公報では、カーナビゲーション等の特定の
機器を音声でコントロールする手段として、リモコンに
音声入力用のマイクを設け、ナビゲーションシステム本
体で認識を行う技術が開示されている。
【0003】一方、例えば、従来のテレビは、電源のオ
ン及びオフ、音量のアップ及びダウン、並びに放送局の
選択数も10局程度であり、すべての機能の合計数が数
十程度である。このような場合は、各機能にそれぞれ単
語を割り当てたとしても数十単語程度の単語音声認識手
段で音声認識リモコンを実現させることができる。例え
ば、「音量アップ」という発声に対する認識結果に対応
して、あらかじめ決められた音量アップ信号をリモコン
の送信部からテレビ本体に送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リモコンで制
御される電気機器が多機能となり、制御される機能が増
加している。従来の音声認識リモコン装置では、対象の
電気機器の機能が複雑になり、音声で制御する機能が増
えることから、一度に認識しなければならない単語数が
増加する。一度に認識できる単語数を増加させ、かつ安
定した認識性能を得るためには、一般的に高価な音声認
識手段が必要となる。認識単語数が数十単語であれば安
価な音声認識用LSIの使用が可能になるが、数百単語
以上になると処理能力の高いDSPや高速メモリを使用
した高性能な音声認識システムが必要となり、高価にな
るという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、電気機器の制御すべき機能が
増加しても一度に認識する単語数を少なくすることによ
って、安価な音声認識手段を使用した音声認識リモコン
システム装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声認識リ
モコンシステム装置は、音声認識を用いて電気機器に対
する操作を行う音声認識リモコンシステム装置におい
て、発話者の音声を認識し、該認識結果に応じた電気機
器に対する制御信号を出力する音声認識リモコン装置
と、電気機器の機能を階層化して示した階層状態を表示
すると共に、該階層状態を示す階層状態信号を音声認識
リモコン装置に出力し、音声認識リモコン装置からの制
御信号に応じて電気機器の動作制御を行う、電気機器に
設けられた機器側制御装置とを備え、音声認識リモコン
装置は、音声認識を行う際に使用する比較基準をなす各
比較対象パターンが、階層状態に応じて所定の複数のグ
ループに分けて形成された複数の音声認識用辞書を内蔵
し、該各音声認識用辞書の内、機器側制御装置から入力
される階層状態信号に対応した音声認識用辞書を使用し
て音声認識を行うものである。
【0007】具体的には、音声認識リモコン装置は、機
器側制御装置から入力される階層状態信号に応じて内蔵
する複数の音声認識用辞書を選択して所定の記憶部に格
納し、該記憶部に格納された音声認識用辞書を用いて音
声認識を行うようにした。
【0008】本発明に係る音声認識リモコンシステム装
置は、音声認識を用いて電気機器に対する操作を行う音
声認識リモコンシステム装置において、発話者の音声を
認識し、該認識結果に応じた電気機器に対する制御信号
を出力する音声認識リモコン装置と、電気機器の機能を
階層化して示した階層状態を表示すると共に、該階層状
態を示す階層状態信号を音声認識リモコン装置に出力
し、音声認識リモコン装置からの制御信号に応じて電気
機器の動作制御を行う、電気機器に設けられた機器側制
御装置とを備え、音声認識リモコン装置は、音声認識を
行う際に使用する比較基準をなす各比較対象パターンご
とに、使用する階層状態を示す情報を付加してなるそれ
ぞれの音声認識用単語で形成された音声認識用辞書を内
蔵し、該各音声認識用辞書の内、機器側制御装置から入
力される階層状態信号に対応した音声認識用単語を用い
て音声認識を行うものである。
【0009】具体的には、これらの音声認識リモコンシ
ステム装置において、機器側制御装置は、音声認識リモ
コン装置からの要求信号に応じて階層状態の表示を行う
と共に階層状態信号を出力する、又は所定時間ごとに階
層状態の表示を行うと共に階層状態信号を出力するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】近年、リモコンで制御される電気
機器が多機能となり、制御される機能が増加している
が、例えば多機能テレビの場合、制御すべき機能は多く
なるが、それぞれの機能を階層化することができる。図
1は、チャンネル選択機能の階層例を示しており、図1
を用いてチャンネル選択機能の階層化について説明す
る。なお、図1(a)は、第1階層状態で「ケーブルテレ
ビ」を選択した場合を、図1(b)は、第1階層状態で
「BS」を選択した場合をそれぞれ示している。
【0011】図1(a)において、第1階層状態では放送
局の種類を選択することができ、「VHF」、「UH
F」、「BS」、「CS」及び「ケーブルテレビ」を選
択することができる。第2階層状態では、第1階層状態
で選択された放送局の中で、番組ジャンルの選択が可能
となる。例えば、第1階層状態で「ケーブルテレビ」が
選択された場合、第2階層状態では、「音楽」、「アニ
メ」、「ニュース」、「スポーツ」及び「ドラマ」を選
択することができる。更に、第2階層状態で「音楽」が
選択された場合、第3階層状態として、「クラシックチ
ャンネル」、「ポピュラーチャンネル」、「ジャズチャ
ンネル」、「演歌チャンネル」等のように使用者が選択
したいチャンネルが選択できる。
【0012】一方、図1(b)で示すように、第1階層状
態で選択された放送局の中で、例えば「BS」のように
第2階層状態で「5チャンネル」、「7チャンネル」及
び「11チャンネル」が選択でき、第3階層状態が必要
ないといったように、選択肢が少ない場合は第2階層状
態で終了となる。
【0013】このような階層構造で機能を選択する場
合、使用者は、テレビがどの階層状態であるかを画面や
表示器で確認し、その階層状態での機能の選択を行う。
例えばテレビの階層状態が「ケーブルテレビ・音楽・ク
ラシックチャンネル」である場合、選択できるのはケー
ブルテレビの番組ジャンルが音楽チャンネル群と、それ
以外のチャンネルを選択するために他の階層への変更、
例えば第2階層状態へ状態変更するための「ジャンル変
更」である。クラシックチャンネルからワールドニュー
スにチャンネルを変える場合、「ジャンル変更」を選択
して第2階層状態に状態変更し、「ニュース」を選択し
て第3階層状態でニュース番組ジャンル内の「ワールド
ニュース」をチャンネル選択できる。
【0014】このように、階層化による機能選択を音声
認識リモコン装置で実現すると、1つの階層状態で選択
する機能が少ないことから、各機能に音声認識用の単語
を割り当てた場合、1度に認識する単語数を少なくする
ことができる。この場合、音声認識リモコン装置側では
制御される電気機器の階層状態に合わせて、音声認識を
行う際に使用する比較基準をなす各比較対象パターンで
構成された音声認識対象の単語辞書を変更する必要があ
り、該変更は制御される機器からの階層状態信号によっ
て、音声認識動作を行う前に音声認識用辞書を変更す
る。使用者は、画面や表示器に表示されている選択可能
な機能を見て、音声認識リモコン装置のマイクに対して
選択された機能に対応した単語の発声を行う。音声認識
リモコン装置は、発声された単語に対して音声認識を行
った結果に対応して、あらかじめ決められた機能の制御
信号を音声認識リモコン装置の送信部から電気機器に送
信する。
【0015】次に、図面に示す実施の形態に基づいて、
本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図2は、本発明の実施の形態1における
音声認識リモコンシステム装置の例を示した概略のブロ
ック図である。図2において、音声認識リモコンシステ
ム装置1は、音声認識リモコン装置2と、該音声認識リ
モコン装置2からの赤外線信号に応じて電気機器の動作
制御を行う電気機器に内蔵された機器側制御装置3とで
構成されている。
【0016】音声認識リモコン装置2は、機器側制御装
置3からの赤外線信号を受信するリモコン側受信部11
と、音声認識を開始することを指示するための音声認識
スイッチ12と、音声の取り込みを行うマイクロフォン
(以下、マイクと呼ぶ)13と、機器側制御装置3へ赤
外線信号を送信するリモコン側送信部14とを備えてい
る。更に音声認識リモコン装置2は、マイク13から取
り込まれた発話者の音声の認識を行う音声認識部15
と、該音声認識部15が音声認識を行う際に使用する複
数の音声認識用辞書が格納されている辞書格納部16
と、該辞書格納部16に格納された音声認識用辞書のい
ずれか1つを音声認識部15が使用することができるよ
うに音声認識用辞書の切り替えを行う辞書切替部17
と、リモコン側送信部14及び辞書切替部17の動作制
御を行うリモコン側制御部18とを備えている。
【0017】リモコン側制御部18は、リモコン側受信
部11、音声認識スイッチ12、リモコン側送信部1
4、音声認識部15及び辞書切替部17にそれぞれ接続
され、マイク13は、音声認識部15に接続されてい
る。更に、音声認識部15は、辞書切替部17を介して
辞書格納部16に接続されている。辞書格納部16に
は、音声認識部15が音声認識を行う際に使用する比較
基準をなす複数の比較対象パターンが、階層状態に応じ
て所定の複数のグループ、すなわち複数の音声認識用辞
書DIC1〜DICn(nは1以上の自然数)に分けて
あらかじめ格納されている。
【0018】一方、機器側制御装置3は、音声認識リモ
コン装置2へ赤外線信号を送信する機器側送信部21
と、音声認識リモコン装置2からの赤外線信号を受信す
る機器側受信部22と、使用者が音声認識リモコン装置
2を使用する際の必要な情報を表示する表示部23と、
機器側送信部21及び表示部23の動作制御を行う機器
側制御部24とを備えている。機器側制御部24は、機
器側送信部21、機器側受信部22及び表示部23にそ
れぞれ接続されている。
【0019】このような構成において、図3は、図2で
示した音声認識リモコンシステム装置1の動作例を示し
たフローチャートであり、図3を用いて音声認識リモコ
ンシステム装置1の動作について説明する。図3におい
て、使用者によって音声認識スイッチ12がONされる
と(ステップS1)、リモコン側制御部18は、リモコ
ン側送信部14から階層状態を示すように要求する階層
状態リクエスト信号を機器側制御装置3に送信させる
(ステップS2)。
【0020】上記階層状態リクエスト信号は、機器側受
信部22を介して機器側制御部24に入力され、機器側
制御部24は、該階層状態リクエスト信号を受けて、表
示部23に階層状態の情報や選択可能な機能の情報を表
示させると共に、機器側送信部21を介して音声認識リ
モコン装置2に階層状態を示す階層状態信号を送信する
(ステップS3)。
【0021】上記階層状態信号は、リモコン側受信部1
1を介してリモコン側制御部18に入力され、リモコン
側制御部18は、該階層状態信号に応じて、辞書切替部
17に対して所定の辞書選択信号を出力する(ステップ
S4)。辞書切替部17は、該辞書選択信号に対応する
音声認識用辞書が使用されて音声認識部15による音声
認識が行われるように、辞書格納部16に対する音声認
識用辞書の切り替えを行い、音声認識部15は、辞書切
替部17で選択された音声認識用辞書を使用して音声認
識を行うようにする(ステップS5)。
【0022】一方、使用者は、表示部23に表示された
階層状態の情報や選択可能な機能の情報を見て、選択し
たい機能の単語を音声認識リモコン装置2のマイク13
に発声する(ステップS6)。マイク13から取り込ま
れた音声は、音声認識部15に入力され、音声認識部1
5は、辞書切替部17で現在選択されている辞書格納部
16に格納された音声認識用辞書を使用して入力された
音声の認識処理を行う(ステップS7)。
【0023】この際、音声認識部15は、マイク13か
ら取り込まれた音声が現在選択されている音声認識用辞
書における各比較対象パターン候補と比較して、一致度
の高いものを認識結果としてリモコン側制御部18に出
力する(ステップS8)。リモコン側制御部18は、音
声認識部15からの音声認識結果に対してあらかじめ定
めておいた電気機器への制御信号をリモコン側送信部1
4を介して機器側制御装置3に送信する(ステップS
9)。該制御信号は、機器側受信部22を介して機器側
制御部24に入力され、機器側制御部24は、入力され
た制御信号に応じた電気機器の動作制御を行い(ステッ
プS10)、本フローは終了する。このように、使用者
が電気機器に対して、音声認識リモコン装置2を使用し
て操作するごとに、図3で示したステップS1からステ
ップS10の処理が行われる。
【0024】このように、本実施の形態1における音声
認識リモコンシステム装置は、音声認識リモコン装置2
の辞書格納部16に、電気機器の階層状態ごとにそれぞ
れ音声認識用辞書DIC1〜DICnを設け、音声認識
リモコン装置2を使用して電気機器の操作を行う際、機
器側制御装置3から入力される階層状態信号に応じて音
声認識用辞書DIC1〜DICnを辞書切替部17を用
いて切り替え、階層状態に応じた音声認識用辞書を使用
して音声認識を行うようにした。このことから、1つの
音声認識用辞書には、対応する階層状態に必要な単語の
みを格納しておけばよく、安価な音声認識用LSIを使
用して音声認識リモコン装置を形成することができるた
め、複雑な機能を備えた電気機器に対する音声認識リモ
コン装置のコストを削減することができ、安価で高機能
な音声認識リモコンシステム装置を提供することができ
る。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1では、辞
書格納部16に格納された各音声認識用辞書DIC1〜
DICnを辞書切替部17で切り替えて使用したが、辞
書格納部16に格納された各音声認識用辞書DIC1〜
DICnの内、階層状態に応じて対応する1つの音声認
識用辞書を音声認識部15のメモリにダウンロードする
ようにしてもよく、このようにしたものを本発明の実施
の形態2とする。
【0026】図4は、本発明の実施の形態2における音
声認識リモコンシステム装置の例を示した概略のブロッ
ク図である。なお、図4では、図2と同じものは同じ符
号で示すと共に、ここではその説明を省略すると共に、
図2との相違点のみ説明する。図4における図2との相
違点は、図2の辞書切替部17を辞書ダウンロード部3
7に置き換え、図2の音声認識部15内に辞書メモリ3
5を設けたことから、図2の音声認識部15を音声認識
部36にし、これらのことから、図2の音声認識リモコ
ン装置2を音声認識リモコン装置32にし、図2の音声
認識リモコンシステム装置1を音声認識リモコンシステ
ム装置31にしたことにある。
【0027】図4において、音声認識リモコンシステム
装置31は、音声認識リモコン装置32と、該音声認識
リモコン装置32からの赤外線信号に応じて電気機器の
動作制御を行う電気機器に内蔵された機器側制御装置3
とで構成されている。音声認識リモコン装置32は、リ
モコン側受信部11と、音声認識スイッチ12と、マイ
ク13と、リモコン側送信部14とを備えている。更に
音声認識リモコン装置32は、辞書メモリ35を有し、
マイク13から取り込まれた発話者の音声の認識を行う
音声認識部36と、辞書格納部16と、該辞書格納部1
6に格納された音声認識用辞書のいずれか1つを音声認
識部36の辞書メモリ35にダウンロードする辞書ダウ
ンロード部37と、リモコン側送信部14及び辞書ダウ
ンロード部37の動作制御を行うリモコン側制御部18
とを備えている。
【0028】リモコン側制御部18は、リモコン側受信
部11、音声認識スイッチ12、リモコン側送信部1
4、音声認識部36及び辞書ダウンロード部37にそれ
ぞれ接続され、マイク13は、音声認識部36に接続さ
れている。更に、音声認識部36の辞書メモリ35は、
辞書ダウンロード部37を介して辞書格納部16に接続
されている。
【0029】このような構成において、図5は、図4で
示した音声認識リモコンシステム装置31の動作例を示
したフローチャートであり、図5を用いて音声認識リモ
コンシステム装置31の動作について説明する。なお、
図5では、図3と同じ処理を行うフローは同じ符号で示
すと共に、図2の音声認識リモコン装置2を音声認識リ
モコン装置32に、図2の音声認識部15を音声認識部
36に置き換える以外は図3と同じ処理を行うフローは
図3と同じ符号で示しており、ここではその説明を省略
する。
【0030】図5において、まず最初に図3のステップ
S1からステップS3の各処理を行った後、機器側制御
装置3からの階層状態信号が、リモコン側受信部11を
介してリモコン側制御部18に入力され、リモコン側制
御部18は、該階層状態信号に応じて、辞書ダウンロー
ド部37に対して所定の辞書選択信号を出力する(ステ
ップS21)。辞書ダウンロード部37は、辞書格納部
16の音声認識用辞書DIC1〜DICnの内、該辞書
選択信号に対応する音声認識用辞書を選択して音声認識
部36の辞書メモリ35にダウンロードする。音声認識
部36は、辞書メモリ35にダウンロードされた音声認
識用辞書を使用して音声認識を行うようにする(ステッ
プS22)。
【0031】次に、図3のステップS6の処理を行った
後、マイク13から取り込まれた音声は、音声認識部3
6に入力され、音声認識部36は、辞書メモリ35に格
納された音声認識用辞書を使用して入力された音声の認
識処理を行う(ステップS23)。この後、図3のステ
ップS8からステップS10の処理を行って本フローは
終了する。このように、使用者が電気機器に対して、音
声認識リモコン装置32を使用して操作するごとに、図
5で示したフローの処理が行われる。
【0032】このように、本実施の形態2における音声
認識リモコンシステム装置は、音声認識リモコン装置3
2の辞書格納部16に、電気機器の階層状態ごとにそれ
ぞれ音声認識用辞書DIC1〜DICnを設け、音声認
識リモコン装置32を使用して電気機器の操作を行う
際、機器側制御装置3から入力される階層状態信号に応
じて音声認識用辞書DIC1〜DICnのいずれか1つ
を辞書ダウンロード部37を用いて辞書メモリ35に格
納し、該辞書メモリ35に格納された階層状態に応じた
音声認識用辞書を使用して音声認識を行うようにした。
このことから、実施の形態1と同様の効果を得ることが
できる。
【0033】実施の形態3.上記実施の形態1及び実施
の形態2では、階層状態に応じた複数の音声認識用辞書
を辞書格納部16に格納し、リモコン側制御部18から
出力される辞書選択信号に応じて該辞書格納部16から
音声認識用辞書を選択するようにしたが、辞書格納部に
格納する音声認識用辞書を1つにし、該音声認識用辞書
内で、電気機器の階層状態に対応して認識対象となる単
語を選別できるように、各単語ごとに認識対象となる階
層状態を示す情報を付加するようにしてもよく、このよ
うにしたものを本発明の実施の形態3とする。
【0034】図6は、本発明の実施の形態3における音
声認識リモコンシステム装置の例を示した概略のブロッ
ク図である。なお、図6では、図2と同じものは同じ符
号で示すと共に、ここではその説明を省略すると共に、
図2との相違点のみ説明する。
【0035】図6における図2との相違点は、図2の辞
書切替部17をなくし、図2の辞書格納部16内に、各
単語ごとに、対応する階層状態を示す状態選択フラグ情
報を付加した1つの音声認識用辞書を格納し、図2のリ
モコン側制御部18は、機器側制御装置3から入力され
た階層状態信号に応じて、音声認識部15に対して該階
層状態に対応する音声認識用辞書内の単語を選択して使
用させるようにしたことにある。このことから、図2の
音声認識部15を音声認識部45に、図2の辞書格納部
16を辞書格納部46に、図2のリモコン側制御部18
をリモコン側制御部48にし、これらに伴って、図2の
音声認識リモコン装置2を音声認識リモコン装置42に
し、図2の音声認識リモコンシステム装置1を音声認識
リモコンシステム装置41にした。
【0036】図6において、音声認識リモコンシステム
装置41は、音声認識リモコン装置42と、該音声認識
リモコン装置42からの赤外線信号に応じて電気機器の
動作制御を行う電気機器に内蔵された機器側制御装置3
とで構成されている。音声認識リモコン装置42は、リ
モコン側受信部11と、音声認識スイッチ12と、マイ
ク13と、リモコン側送信部14とを備えている。更に
音声認識リモコン装置42は、マイク13から取り込ま
れた発話者の音声の認識を行う音声認識部45と、該音
声認識部45が音声認識を行う際に使用する音声認識用
辞書が格納されている辞書格納部46と、リモコン側送
信部14及び音声認識部45の動作制御を行うリモコン
側制御部48とを備えている。
【0037】リモコン側制御部48は、リモコン側受信
部11、音声認識スイッチ12、リモコン側送信部14
及び音声認識部45にそれぞれ接続されている。更にマ
イク13は音声認識部45に接続され、音声認識部45
は辞書格納部46に接続されている。辞書格納部46に
は、音声認識部45が音声認識を行う際に使用する比較
基準をなす複数の比較対象パターンである単語辞書デー
タと、どの階層状態の音声認識に使用するかということ
を示した状態選択フラグ情報とからなる複数の単語W1
〜単語Wnで構成された音声認識用辞書が格納されてい
る。
【0038】このような構成において、図7は、図6で
示した音声認識リモコンシステム装置41の動作例を示
したフローチャートであり、図7を用いて音声認識リモ
コンシステム装置41の動作について説明する。なお、
図7では、図3と同じ処理を行うフローは同じ符号で示
すと共に、図2の音声認識リモコン装置2を音声認識リ
モコン装置42に、図2の音声認識部15を音声認識部
45に、図2の辞書格納部16を辞書格納部46に、図
2のリモコン側制御部18をリモコン側制御部48に置
き換える以外は図3と同じ処理を行うフローは図3と同
じ符号で示しており、ここではその説明を省略する。
【0039】図7において、まず最初に図3のステップ
S1からステップS3の各処理を行った後、機器側制御
装置3からの階層状態信号が、リモコン側受信部11を
介してリモコン側制御部48に入力され、リモコン側制
御部48は、該階層状態信号に応じて、音声認識部45
に対して音声認識に使用する音声認識用辞書内における
単語の指定を行う状態選択フラグ信号を出力する。音声
認識部45は、入力された状態選択フラグ信号の情報と
音声認識用辞書の各単語における状態選択フラグ情報と
を比較し、一致している単語のみを音声認識時に使用す
るようにする(ステップS31)。
【0040】次に、図3のステップS6の処理を行った
後、マイク13から取り込まれた音声は、音声認識部4
5に入力され、音声認識部45は、辞書格納部46に格
納された音声認識用辞書における階層状態に対応した単
語のみを使用して入力された音声の認識処理を行う(ス
テップS32)。この後、図3のステップS8からステ
ップS10の処理を行って本フローは終了する。このよ
うに、使用者が電気機器に対して、音声認識リモコン装
置42を使用して操作するごとに、図7で示したフロー
の処理が行われる。
【0041】このように、本実施の形態3における音声
認識リモコンシステム装置は、音声認識リモコン装置4
2の辞書格納部46に格納した音声認識用辞書におい
て、該辞書を構成する各単語W1〜Wnごとに、該単語
が使用される階層状態を示した状態選択フラグ情報をそ
れぞれ付加し、音声認識リモコン装置42を使用して電
気機器の操作を行う際、機器側制御装置3から入力され
る階層状態信号に応じた単語を選択して音声認識を行う
ようにした。このことから、実施の形態1と同様の効果
を得ることができる。
【0042】実施の形態4.上記実施の形態1から実施
の形態3では、音声認識リモコン装置の音声認識スイッ
チ12をONすることによって、機器側制御装置3に対
して階層状態の表示を行わせていたが、音声認識リモコ
ン装置からの信号に関係なく所定時間ごとに階層状態を
表示すると共に音声認識リモコン装置に階層状態を示す
信号を出力するようにしてもよく、このようにしたもの
を本発明の実施の形態4とする。
【0043】図8は、本発明の実施の形態4における音
声認識リモコンシステム装置の例を示した概略のブロッ
ク図である。なお、図8では、図2と同じものは同じ符
号で示すと共に、ここではその説明を省略すると共に、
図2との相違点のみ説明する。
【0044】図8における図2との相違点は、図2の音
声認識リモコン装置2内の音声認識スイッチ12をなく
したことから、図2のリモコン側制御部18は、リモコ
ン側送信部14を介して階層状態リクエスト信号を送信
することがなくなったことと、図2の機器側制御装置3
に所定時間ごとに所定の信号を出力するタイマ部55を
設け、図2の機器側制御部24は、該タイマ部55から
の信号を受けて機器側送信部21を介して階層状態信号
を送信するようにしたことにある。これらのことから、
図2の機器側制御部24を機器側制御部54に、リモコ
ン側制御部18をリモコン側制御部58にし、これらに
伴って、図2の音声認識リモコン装置2を音声認識リモ
コン装置52に、図2の機器側制御装置3を機器側制御
装置53に、図2の音声認識リモコンシステム装置1を
音声認識リモコンシステム装置51にした。
【0045】図8において、音声認識リモコンシステム
装置51は、音声認識リモコン装置52と、該音声認識
リモコン装置52からの赤外線信号に応じて電気機器の
動作制御を行う電気機器に内蔵された機器側制御装置5
3とで構成されている。音声認識リモコン装置52は、
リモコン側受信部11と、マイク13と、リモコン側送
信部14と、音声認識部15と、辞書格納部16と、辞
書切替部17と、リモコン側送信部14及び辞書切替部
17の動作制御を行うリモコン側制御部58とを備えて
いる。リモコン側制御部58は、リモコン側受信部1
1、リモコン側送信部14、音声認識部15及び辞書切
替部17にそれぞれ接続されている。
【0046】一方、機器側制御装置53は、機器側送信
部21と、機器側受信部22と、表示部23と、機器側
送信部21及び表示部23の動作制御を行う機器側制御
部54と、所定時間ごとに所定のタイマ信号を該機器側
制御部54に出力するタイマ部55とを備えている。機
器側制御部54は、機器側送信部21、機器側受信部2
2、表示部23及びタイマ部55にそれぞれ接続されて
いる。
【0047】このような構成において、図9は、図8で
示した音声認識リモコンシステム装置51の動作例を示
したフローチャートであり、図9を用いて音声認識リモ
コンシステム装置51の動作について説明する。なお、
図9では、図3と同じ処理を行うフローは同じ符号で示
すと共に、図2の音声認識リモコン装置2を音声認識リ
モコン装置52に、図2の機器側制御装置3を機器側制
御装置53に、図2の機器側制御部24を機器側制御部
54に、図2のリモコン側制御部18をリモコン側制御
部58に置き換える以外は図3と同じ処理を行うフロー
は図3と同じ符号で示しており、ここではその説明を省
略する。
【0048】図9において、タイマ部55は所定時間ご
とに機器側制御部54に所定のタイマ信号を出力し(ス
テップS41)、機器側制御部54は、該タイマ信号を
受けて、表示部23に階層状態の情報や選択可能な機能
の情報を表示させると共に、機器側送信部21を介して
音声認識リモコン装置52に階層状態を示す階層状態信
号を送信する(ステップS42)。この後、図3のステ
ップS4からステップS10の処理を行って、本フロー
は終了する。このように、使用者が電気機器に対して、
音声認識リモコン装置52を使用して操作するごとに、
図9で示したフローの処理が行われる。
【0049】このように、本実施の形態4における音声
認識リモコンシステム装置は、音声認識リモコン装置5
2の辞書格納部16に、電気機器の階層状態ごとにそれ
ぞれ音声認識用辞書DIC1〜DICnを設け、音声認
識リモコン装置52を使用して電気機器の操作を行う
際、機器側制御装置53から所定時間ごとに入力される
階層状態信号に応じて音声認識用辞書DIC1〜DIC
nを辞書切替部17を用いて切り替え、階層状態に応じ
た音声認識用辞書を使用して音声認識を行うようにし
た。このことから、上記実施の形態1と同様の効果を得
ることができると共に、一定時間ごとに送信される階層
状態信号によって、音声認識リモコン装置は、常に最新
の階層状態に対応した音声認識用辞書を使用した音声認
識を行うことができる。
【0050】なお、上記実施の形態4では、実施の形態
1における音声認識リモコン装置に適用した場合を例に
して説明したが、実施の形態2及び実施の形態3におけ
る各音声認識リモコン装置にも適用できることは言うま
でもない。また、上記実施の形態1から実施の形態4で
は、音声認識リモコン装置と機器側制御装置との間の信
号の送受信は、赤外線を使用した例を用いて説明した
が、本発明は、これに限定するものではなく、電波等を
使用したワイヤレス方式及び信号線で接続した場合にお
いても適用することができる。
【0051】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の音声認識リモコンシステム装置によれば、音声認識リ
モコン装置を使用して電気機器の操作を行う際、機器側
制御装置から入力される電気機器の階層状態に応じて各
音声認識用辞書を切り替えて使用し、階層状態に応じた
音声認識用辞書を使用して音声認識を行うようにした。
このことから、1つの音声認識用辞書には、対応する階
層状態に必要な単語のみを格納しておけばよく、安価な
音声認識用LSIを使用して音声認識リモコン装置を形
成することができるため、複雑な機能を備えた電気機器
に対する音声認識リモコン装置のコストを削減すること
ができ、安価で高機能な音声認識リモコンシステム装置
を提供することができる。
【0052】一方、音声認識リモコン装置を使用して電
気機器の操作を行う際、機器側制御装置から入力される
電気機器の階層状態に応じて各音声認識用辞書のいずれ
か1つを所定の記憶部に格納し、該記憶部に格納された
音声認識用辞書を使用して音声認識を行うようにしても
よい。このようにした場合においても、上記と同様の効
果を得ることができる。
【0053】また、音声認識リモコン装置に内蔵する音
声認識用辞書において、該辞書を構成する各単語ごと
に、該単語が使用される階層状態を示した情報をそれぞ
れ付加し、音声認識リモコン装置を使用して電気機器の
操作を行う際、機器側制御装置から入力される電気機器
の階層状態に応じた単語を選択して音声認識を行うよう
にした。このことから、上記と同様の効果を得ることが
できる。
【0054】具体的には、機器側制御装置は、音声認識
リモコン装置からの要求信号に応じて階層状態の表示を
行うと共に階層状態信号を出力するようにした。このこ
とから、必要なときに電気機器の階層状態を知ることが
できる。
【0055】これに対して、機器側制御装置は、所定時
間ごとに階層状態の表示を行うと共に階層状態信号を出
力するようにしてもよく、このようにした場合、一定時
間ごとに送信される階層状態信号によって、音声認識リ
モコン装置は、所定の操作を行うことなく、常に最新の
階層状態に対応した音声認識用辞書を使用した音声認識
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 チャンネル選択機能の階層状態例を示した図
である。
【図2】 本発明の実施の形態1における音声認識リモ
コンシステム装置の例を示した概略のブロック図であ
る。
【図3】 図2で示した音声認識リモコンシステム装置
1の動作例を示したフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2における音声認識リモ
コンシステム装置の例を示した概略のブロック図であ
る。
【図5】 図4で示した音声認識リモコンシステム装置
31の動作例を示したフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態3における音声認識リモ
コンシステム装置の例を示した概略のブロック図であ
る。
【図7】 図6で示した音声認識リモコンシステム装置
41の動作例を示したフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態4における音声認識リモ
コンシステム装置の例を示した概略のブロック図であ
る。
【図9】 図8で示した音声認識リモコンシステム装置
51の動作例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1,31,41,51 音声認識リモコンシステム装置 2,32,42,52 音声認識リモコン装置 3,53 機器側制御装置 11 リモコン側受信部 12 音声認識スイッチ 13 マイク 14 リモコン側送信部 15,36,45 音声認識部 16,46 辞書格納部 17 辞書切替部 18,48,58 リモコン側制御部 21 機器側送信部 22 機器側受信部 23 表示部 24,54 機器側制御部 35 辞書メモリ 37 辞書ダウンロード部 55 タイマ部 DIC1〜DICn 音声認識用辞書 W1〜Wn 単語
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 3/00 551F Fターム(参考) 5C056 AA05 BA01 BA08 BA10 CA01 CA06 CA08 CA13 CA20 DA01 DA06 DA08 DA11 DA20 EA05 5D015 AA02 AA05 BB01 GG00 KK01 LL05 LL11 5K048 BA03 DB04 EB02 EB14 FB10 HA04 HA06 9A001 DD11 HH17 HH34 JJ75 KZ62

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声認識を用いて電気機器に対する操作
    を行う音声認識リモコンシステム装置において、 発話者の音声を認識し、該認識結果に応じた上記電気機
    器に対する制御信号を出力する音声認識リモコン装置
    と、 上記電気機器の機能を階層化して示した階層状態を表示
    すると共に、該階層状態を示す階層状態信号を音声認識
    リモコン装置に出力し、音声認識リモコン装置からの上
    記制御信号に応じて電気機器の動作制御を行う、電気機
    器に設けられた機器側制御装置とを備え、 上記音声認識リモコン装置は、音声認識を行う際に使用
    する比較基準をなす各比較対象パターンが、階層状態に
    応じて所定の複数のグループに分けて形成された複数の
    音声認識用辞書を内蔵し、該各音声認識用辞書の内、機
    器側制御装置から入力される階層状態信号に対応した音
    声認識用辞書を使用して音声認識を行うことを特徴とす
    る音声認識リモコンシステム装置。
  2. 【請求項2】 上記音声認識リモコン装置は、機器側制
    御装置から入力される階層状態信号に応じて内蔵する複
    数の音声認識用辞書を選択して所定の記憶部に格納し、
    該記憶部に格納された音声認識用辞書を用いて音声認識
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の音声認識リモ
    コンシステム装置。
  3. 【請求項3】 音声認識を用いて電気機器に対する操作
    を行う音声認識リモコンシステム装置において、 発話者の音声を認識し、該認識結果に応じた上記電気機
    器に対する制御信号を出力する音声認識リモコン装置
    と、 上記電気機器の機能を階層化して示した階層状態を表示
    すると共に、該階層状態を示す階層状態信号を音声認識
    リモコン装置に出力し、音声認識リモコン装置からの上
    記制御信号に応じて電気機器の動作制御を行う、電気機
    器に設けられた機器側制御装置とを備え、 上記音声認識リモコン装置は、音声認識を行う際に使用
    する比較基準をなす各比較対象パターンごとに、使用す
    る階層状態を示す情報を付加してなるそれぞれの音声認
    識用単語で形成された音声認識用辞書を内蔵し、該各音
    声認識用辞書の内、機器側制御装置から入力される階層
    状態信号に対応した音声認識用単語を用いて音声認識を
    行うことを特徴とする音声認識リモコンシステム装置。
  4. 【請求項4】 上記機器側制御装置は、音声認識リモコ
    ン装置からの要求信号に応じて上記階層状態の表示を行
    うと共に上記階層状態信号を出力することを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の音声認識リモ
    コンシステム装置。
  5. 【請求項5】 上記機器側制御装置は、所定時間ごとに
    階層状態の表示を行うと共に階層状態信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の音声認識リモコンシステム装置。
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