JP2001164273A - 燃焼力駆動工具に用いる燃料ガス - Google Patents
燃焼力駆動工具に用いる燃料ガスInfo
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- JP2001164273A JP2001164273A JP2000317410A JP2000317410A JP2001164273A JP 2001164273 A JP2001164273 A JP 2001164273A JP 2000317410 A JP2000317410 A JP 2000317410A JP 2000317410 A JP2000317410 A JP 2000317410A JP 2001164273 A JP2001164273 A JP 2001164273A
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- fuel gas
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- component
- combustion
- mixture
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼力駆動工具、特には固定素子の打ち込み
装置用の燃料ガスであって、毒性が無く、簡単且つコス
ト面で有利に提供可能で、必要な燃焼エネルギーを具備
しており、該燃焼エネルギーを適切に調整することもで
き、低温においても使用可能であり、かつエアロゾル規
制を厳守することができるもの。 【解決手段】 （Ａ）４０乃至７０重量％のジメチルエ
ーテル、一酸化二窒素及び／又はニトロメタン、（Ｂ）
８乃至２０重量％のプロピレン、メチルアセチレン、プ
ロパン及び／又はプロパジエンおよび（Ｃ）２０乃至４
５重量％のイソブタン及び／又はｎ−ブタンの混合物か
らなる可燃性気体を基にした燃料ガス。
装置用の燃料ガスであって、毒性が無く、簡単且つコス
ト面で有利に提供可能で、必要な燃焼エネルギーを具備
しており、該燃焼エネルギーを適切に調整することもで
き、低温においても使用可能であり、かつエアロゾル規
制を厳守することができるもの。 【解決手段】 （Ａ）４０乃至７０重量％のジメチルエ
ーテル、一酸化二窒素及び／又はニトロメタン、（Ｂ）
８乃至２０重量％のプロピレン、メチルアセチレン、プ
ロパン及び／又はプロパジエンおよび（Ｃ）２０乃至４
５重量％のイソブタン及び／又はｎ−ブタンの混合物か
らなる可燃性気体を基にした燃料ガス。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼力駆動工具、
特には固定素子の打ち込み装置用の、基本的に可燃性ガ
スである燃料ガスに関する。
特には固定素子の打ち込み装置用の、基本的に可燃性ガ
スである燃料ガスに関する。
【０００２】
【従来の技術】ここで取り扱う形式の燃焼力駆動工具、
即ち、固定素子の打ち込み装置としては、ドイツ国特許
第４，０３２，２０２号が知られている。このような工
具を用いて、通常は火薬力である、燃焼力の直接的な作
用により、例えば、木、鋼、コンクリートおよびこれに
類する材料中に、釘、ボルト等の固定素子を打ち込むこ
とができる。
即ち、固定素子の打ち込み装置としては、ドイツ国特許
第４，０３２，２０２号が知られている。このような工
具を用いて、通常は火薬力である、燃焼力の直接的な作
用により、例えば、木、鋼、コンクリートおよびこれに
類する材料中に、釘、ボルト等の固定素子を打ち込むこ
とができる。
【０００３】この種の燃焼力駆動工具は、例えば、１つ
の燃焼室およびシリンダ中を動くピストンとからなり、
該ピストンは、該燃焼室内で発生した、燃焼ガスの膨張
による衝撃を受ける。該燃焼室内の空気と燃料の混合物
を着火するか、または火薬駆動装薬を点火すると、ピス
トンが燃焼室から抜け出し、該固定素子を打ち付け、さ
らにこれを下地材料へ打ち込む。ここで、燃焼ガスを燃
焼して得られるエネルギーは、その燃焼速度により大き
く左右され、該燃焼速度はまた空気とガスの混合比によ
り左右される。
の燃焼室およびシリンダ中を動くピストンとからなり、
該ピストンは、該燃焼室内で発生した、燃焼ガスの膨張
による衝撃を受ける。該燃焼室内の空気と燃料の混合物
を着火するか、または火薬駆動装薬を点火すると、ピス
トンが燃焼室から抜け出し、該固定素子を打ち付け、さ
らにこれを下地材料へ打ち込む。ここで、燃焼ガスを燃
焼して得られるエネルギーは、その燃焼速度により大き
く左右され、該燃焼速度はまた空気とガスの混合比によ
り左右される。
【０００４】この種の燃焼力駆動工具は、例えば、ドイ
ツ国特許第４０，３２，２０号および米国特許第５，８
４２，６２３号が知られている。
ツ国特許第４０，３２，２０号および米国特許第５，８
４２，６２３号が知られている。
【０００５】この米国特許第５，８４２，６２３号に記
載されている燃焼力駆動工具は、その燃料にメチルアセ
チレンとプロパジエンの混合物もしくはプロパン、ブタ
ン、プロピレンまたはエタンから成る混合物を用いて駆
動される。ここで取り扱う種類の市販の燃焼力駆動工具
の場合には、特に、メチルアセチレン、プロパジエン、
プロピレンおよびブタンの混合物が使われており、これ
はＭＡＰＰという名称で知られている。この気体は、石
炭乾留の際に発生する副産物であり、工具の効率を高め
るのに重要な、比較的高い燃焼速度が得られる。
載されている燃焼力駆動工具は、その燃料にメチルアセ
チレンとプロパジエンの混合物もしくはプロパン、ブタ
ン、プロピレンまたはエタンから成る混合物を用いて駆
動される。ここで取り扱う種類の市販の燃焼力駆動工具
の場合には、特に、メチルアセチレン、プロパジエン、
プロピレンおよびブタンの混合物が使われており、これ
はＭＡＰＰという名称で知られている。この気体は、石
炭乾留の際に発生する副産物であり、工具の効率を高め
るのに重要な、比較的高い燃焼速度が得られる。
【０００６】しかしこの種の従来の燃焼ガスには重大な
欠点がある。一般に使われているＭＡＰＰ混合物には、
通常ブタジエンを少量含有するが、ブタジエンには毒性
があって、０．１重量％以下の含有量しか認められてい
ない。ブタジエンを含有していない純粋なＭＡＰＰガス
は入手が困難であり、また高価である。通常の炭化水素
混合物、またはブタンもしくはプロパンのような縦粋な
燃料ガスは、燃焼速度が低く、本発明における用途には
適していない。
欠点がある。一般に使われているＭＡＰＰ混合物には、
通常ブタジエンを少量含有するが、ブタジエンには毒性
があって、０．１重量％以下の含有量しか認められてい
ない。ブタジエンを含有していない純粋なＭＡＰＰガス
は入手が困難であり、また高価である。通常の炭化水素
混合物、またはブタンもしくはプロパンのような縦粋な
燃料ガスは、燃焼速度が低く、本発明における用途には
適していない。
【０００７】特に、燃料ガスとして実際に用いられる周
知の混合ガスのほとんどは、低温時（−５℃）に気化が
遅くかつ弱いことが明らかにされている。ここで取り扱
う工具にとって問題となるのは、建設現場では０℃以下
の温度でも同様に使用可能でなければならないというこ
とである。
知の混合ガスのほとんどは、低温時（−５℃）に気化が
遅くかつ弱いことが明らかにされている。ここで取り扱
う工具にとって問題となるのは、建設現場では０℃以下
の温度でも同様に使用可能でなければならないというこ
とである。
【０００８】一方、燃焼の速い炭化水素は、高コストで
しか製造することが出来ず、また、蒸気圧が高いことが
しばしばあるため、エアロゾルの取り扱いに関する当局
の規制を厳守することが困難になる。
しか製造することが出来ず、また、蒸気圧が高いことが
しばしばあるため、エアロゾルの取り扱いに関する当局
の規制を厳守することが困難になる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、燃焼
力駆動工具、特には固定素子の打ち込み装置用の燃料ガ
スであって、毒性が無く、簡単且つコスト面で有利に提
供可能で、必要な燃焼エネルギーを具備しており、該燃
焼エネルギーを適切に調整することもでき、低温におい
ても使用可能であり、かつエアロゾル規制を厳守するこ
とができるものを提供することにある。
力駆動工具、特には固定素子の打ち込み装置用の燃料ガ
スであって、毒性が無く、簡単且つコスト面で有利に提
供可能で、必要な燃焼エネルギーを具備しており、該燃
焼エネルギーを適切に調整することもでき、低温におい
ても使用可能であり、かつエアロゾル規制を厳守するこ
とができるものを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明において、所定の
割合の量の3成分からなる混合物の形態の燃料ガスによ
りこれらの課題を解決する。ここで、これらの成分を混
合して調製可能である。
割合の量の3成分からなる混合物の形態の燃料ガスによ
りこれらの課題を解決する。ここで、これらの成分を混
合して調製可能である。
【００１１】従って、本発明の目的は、請求項１に記載
の燃料ガスである。それ以降の請求項は、本発明の目的
の好適な実施態様に関するものである。
の燃料ガスである。それ以降の請求項は、本発明の目的
の好適な実施態様に関するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明に係る燃料ガスは、（Ａ）
４０乃至７０重量％のジメチルエーテル、一酸化二窒素
及び／又はニトロメタン、（Ｂ）８乃至２０重量％のプ
ロピレン、メチルアセチレン、プロパン及び／又はプロ
パジエンならびに（Ｃ）２０乃至４５重量％のイソブタ
ン及び／又はｎ−ブタン、から成る混合物であり、これ
らの成分の合計は１００重量％となる。
４０乃至７０重量％のジメチルエーテル、一酸化二窒素
及び／又はニトロメタン、（Ｂ）８乃至２０重量％のプ
ロピレン、メチルアセチレン、プロパン及び／又はプロ
パジエンならびに（Ｃ）２０乃至４５重量％のイソブタ
ン及び／又はｎ−ブタン、から成る混合物であり、これ
らの成分の合計は１００重量％となる。
【００１３】該成分（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）は、列
挙した可燃性ガスをそれぞれ１種類または数種類代表と
して含有することもできる。
挙した可燃性ガスをそれぞれ１種類または数種類代表と
して含有することもできる。
【００１４】該成分（Ａ）の量が５０乃至６０重量％、
該成分（Ｂ）の量が１０乃至１５重量％および該成分
（Ｃ）の量が２５乃至３５重量％の混合物が好ましい。
該成分（Ｂ）の量が１０乃至１５重量％および該成分
（Ｃ）の量が２５乃至３５重量％の混合物が好ましい。
【００１５】本発明に係る燃料ガスは、成分（Ａ）とし
てジメチルエーテル、成分（Ｂ）としてプロピレン、お
よび成分（Ｃ）としてイソブタンを含有していることが
好ましい。特に好ましい実施態様において、本発明に係
る燃料ガスは、５８重量％のジメチルエーテル、１４重
量％のプロピレンおよび２８重量％のイソブタンから成
る混合物である。
てジメチルエーテル、成分（Ｂ）としてプロピレン、お
よび成分（Ｃ）としてイソブタンを含有していることが
好ましい。特に好ましい実施態様において、本発明に係
る燃料ガスは、５８重量％のジメチルエーテル、１４重
量％のプロピレンおよび２８重量％のイソブタンから成
る混合物である。
【００１６】本発明の燃料ガスには、これ以外に、毒性
が無く、かつ該混合物の蒸気圧および燃焼速度に不利な
影響を与えない、微量の他の可燃性ガスを含有すること
ができる。
が無く、かつ該混合物の蒸気圧および燃焼速度に不利な
影響を与えない、微量の他の可燃性ガスを含有すること
ができる。
【００１７】本発明に係る成分（Ａ）として好適に用い
るジメチルエーテルは、冷却剤およびエアロゾルスプレ
ー缶用の推進剤として知られている。ごく最近、ジメチ
ルエーテルを燃料として使用することが、自動車産業に
おいて考案された。これについては、米国特許第５，６
２６，２９４号を参照することができる。
るジメチルエーテルは、冷却剤およびエアロゾルスプレ
ー缶用の推進剤として知られている。ごく最近、ジメチ
ルエーテルを燃料として使用することが、自動車産業に
おいて考案された。これについては、米国特許第５，６
２６，２９４号を参照することができる。
【００１８】成分（Ａ）および特には本発明において好
適に使われるジメチルエーテルを用いることにより、低
温でも所望の蒸気圧を実現する燃料ガスの生成に成功し
た。ジメチルエーテルは比較的点火幅が広い。すなわち
混合物を点火することの出来る空燃比が高い。ジメチル
エーテルは、毒性のある種類に分類されておらず、ま
た、従来使用されているＭＡＰＰ混合物よりも、その燃
焼速度は意外にも非常に高い。ジメチルエーテルの分子
は酸素原子を含んでおり、このためかなり良好に燃焼
し、ひいては、本発明に係る燃料ガスを使用すると、純
粋な炭化水素を使用する場合に比べ、混合する空気の割
合がよりパーセンテージとしてより少なくなることを意
味している。このため、燃焼力駆動工具の燃焼室を小さ
くすることも可能となり、また、排出される排気ガスに
ついても有利であると言える。ジメチルエーテルの蒸気
圧は、それほど高くなく（２０℃で５．１バール（絶対
圧）および５０℃で１１．７バール）、これはエアロゾ
ル缶に充填するのに適しており、本発明に係る燃焼ガス
を圧縮または液化した状態で、排出バルブ付きの圧力容
器に詰めて使用することができる。
適に使われるジメチルエーテルを用いることにより、低
温でも所望の蒸気圧を実現する燃料ガスの生成に成功し
た。ジメチルエーテルは比較的点火幅が広い。すなわち
混合物を点火することの出来る空燃比が高い。ジメチル
エーテルは、毒性のある種類に分類されておらず、ま
た、従来使用されているＭＡＰＰ混合物よりも、その燃
焼速度は意外にも非常に高い。ジメチルエーテルの分子
は酸素原子を含んでおり、このためかなり良好に燃焼
し、ひいては、本発明に係る燃料ガスを使用すると、純
粋な炭化水素を使用する場合に比べ、混合する空気の割
合がよりパーセンテージとしてより少なくなることを意
味している。このため、燃焼力駆動工具の燃焼室を小さ
くすることも可能となり、また、排出される排気ガスに
ついても有利であると言える。ジメチルエーテルの蒸気
圧は、それほど高くなく（２０℃で５．１バール（絶対
圧）および５０℃で１１．７バール）、これはエアロゾ
ル缶に充填するのに適しており、本発明に係る燃焼ガス
を圧縮または液化した状態で、排出バルブ付きの圧力容
器に詰めて使用することができる。
【００１９】燃焼力駆動工具用燃焼ガスとして好適に使
用するには、対応する好ましい物理的および化学的特性
を持つ成分（Ａ）として使用可能な可燃性ガスに、一酸
化二窒素とニトロメタンも同様に含む。したがって、ニ
トロメタンだけ、または本発明による燃料ガスにジメチ
ルエーテルを一緒に混合した状態および／または組み合
わせた状態で使用可能である。ここで、使用目的に合っ
た蒸気圧を発生する量で、個々の成分を使用する。
用するには、対応する好ましい物理的および化学的特性
を持つ成分（Ａ）として使用可能な可燃性ガスに、一酸
化二窒素とニトロメタンも同様に含む。したがって、ニ
トロメタンだけ、または本発明による燃料ガスにジメチ
ルエーテルを一緒に混合した状態および／または組み合
わせた状態で使用可能である。ここで、使用目的に合っ
た蒸気圧を発生する量で、個々の成分を使用する。
【００２０】成分（Ｂ）には、その分子中に反応性の二
重結合があり、その結果、該分子および同時に該燃料ガ
ス混合物とが、より良好に燃焼することになる。この成
分、特には好適に使用されるプロピレンの蒸気圧は比較
的高く（２０℃で１０．２バールおよび５０℃で５バー
ル）、該燃料ガスを該工具の燃焼室中へ導入する際、ノ
ズルを通った該燃料ガスの他の成分の霧状化を促進す
る。
重結合があり、その結果、該分子および同時に該燃料ガ
ス混合物とが、より良好に燃焼することになる。この成
分、特には好適に使用されるプロピレンの蒸気圧は比較
的高く（２０℃で１０．２バールおよび５０℃で５バー
ル）、該燃料ガスを該工具の燃焼室中へ導入する際、ノ
ズルを通った該燃料ガスの他の成分の霧状化を促進す
る。
【００２１】成分（Ｃ）、特にはイソブタンを用いて混
合物を安定化する。これは−１１．５℃以上において気
体状態であるので、同様に燃焼に好適である。
合物を安定化する。これは−１１．５℃以上において気
体状態であるので、同様に燃焼に好適である。
【００２２】ジメチルエーテル、一酸化二窒素及び／又
はニトロメタンのみをひとまとめにし、本発明において
重要とされる他の成分（Ｂ）および（Ｃ）と組み合わせ
て燃料ガス混合物を作る。この混合物は、物理的、化学
的および環境適合特性が極めて有利にバランスよく組み
合わされている点で優れている。製造および充填、特に
は取り扱いにおいて、中でも該混合物はエアロゾルに関
する諸要求を容易に満たしており、バルブの材質に関す
る問題が発生することなく、好適な実施例による成分
（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）を通常の排出バルブを用い
て圧縮タンクより取り出すことができる。さらに、本発
明に係る他の燃料ガスは、低温（−５℃）においても優
れた点火力と燃焼速度を持っており、天候上不利な諸条
件下においても、より完全かつ確実に固定素子を止める
ことができる。
はニトロメタンのみをひとまとめにし、本発明において
重要とされる他の成分（Ｂ）および（Ｃ）と組み合わせ
て燃料ガス混合物を作る。この混合物は、物理的、化学
的および環境適合特性が極めて有利にバランスよく組み
合わされている点で優れている。製造および充填、特に
は取り扱いにおいて、中でも該混合物はエアロゾルに関
する諸要求を容易に満たしており、バルブの材質に関す
る問題が発生することなく、好適な実施例による成分
（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）を通常の排出バルブを用い
て圧縮タンクより取り出すことができる。さらに、本発
明に係る他の燃料ガスは、低温（−５℃）においても優
れた点火力と燃焼速度を持っており、天候上不利な諸条
件下においても、より完全かつ確実に固定素子を止める
ことができる。
【００２３】本発明に係る燃料ガスには、燃料ガスを燃
焼室中へ送るのに必要なバルブ装置に注油するために、
例えば鉱物系またはシリコン油系のといった潤滑剤を少
なくとも１種類補足的に含有することができる。
焼室中へ送るのに必要なバルブ装置に注油するために、
例えば鉱物系またはシリコン油系のといった潤滑剤を少
なくとも１種類補足的に含有することができる。
【００２４】以下の実施例を用いて、本発明をさらに分
かりやすく説明する。
かりやすく説明する。
【００２５】実施例 燃料ガスを、成分（Ａ）として５８重量％のジメチルエ
ーテル、成分（Ｂ）として１４重量％のプロピレンおよ
び成分（Ｃ）として２８重量％のイソブタンから構成す
る。該混合物の蒸気圧は５０℃で１１．６バールであ
り、エアロゾルの法的規制を満たしている。
ーテル、成分（Ｂ）として１４重量％のプロピレンおよ
び成分（Ｃ）として２８重量％のイソブタンから構成す
る。該混合物の蒸気圧は５０℃で１１．６バールであ
り、エアロゾルの法的規制を満たしている。
【００２６】ドイツ国特許第４０，３２，２０２号に記
載のタイプの燃焼力駆動工具を作動させる際、該燃料ガ
スにより、より高いエネルギーを発生しながら、有害物
質を排出せず、円滑に燃焼して残滓を出し、したがっ
て、該固定素子を問題なく下地材料中へ打ち込むことが
可能となることが分かった。また同時に、該燃料ガスが
−５℃の低温においても、問題なく使用可能であること
が分かった。
載のタイプの燃焼力駆動工具を作動させる際、該燃料ガ
スにより、より高いエネルギーを発生しながら、有害物
質を排出せず、円滑に燃焼して残滓を出し、したがっ
て、該固定素子を問題なく下地材料中へ打ち込むことが
可能となることが分かった。また同時に、該燃料ガスが
−５℃の低温においても、問題なく使用可能であること
が分かった。
Claims (7)
- 【請求項１】 燃焼力駆動工具、特には固定素子の打ち
込み装置のための、可燃性気体を基にした燃料ガスにお
いて、（Ａ）４０乃至７０重量％のジメチルエーテル、
一酸化二窒素及び／又はニトロメタン、（Ｂ）８乃至２
０重量％のプロピレン、メチルアセチレン、プロパン及
び／又はプロパジエンおよび（Ｃ）２０乃至４５重量％
のイソブタン及び／又はｎ−ブタンを含む混合物により
特徴づけられる、燃料ガス。 - 【請求項２】 ５０乃至６０重量％の成分（Ａ）、１０
乃至１５重量％の成分（Ｂ）および２５乃至３５重量％
の成分（Ｃ）の混合物を含むことを更に特徴とする、請
求項１に記載の燃料ガス。 - 【請求項３】 成分（Ａ）としてジメチルエーテル、成
分（Ｂ）としてプロピレンおよび成分（Ｃ）としてイソ
ブタンを含むことを更に特徴とする、請求項１または２
の何れかに記載の燃料ガス。 - 【請求項４】 ５８重量％のジメチルエーテル、１４重
量％のプロピレンおよび２８重量％のイソブタンの混合
物を含むことを更に特徴とする、請求項１乃至３の何れ
かに記載の燃料ガス。 - 【請求項５】 少なくとも１つの潤滑剤を補足的に含む
ことを更に特徴とする、請求項１または２の何れかに記
載の燃料ガス。 - 【請求項６】 鉱物系及び／又はシリコン油系潤滑剤を
含むことを更に特徴とする、請求項５に記載の燃料ガ
ス。 - 【請求項７】 圧縮または液化した状態で、排気バルブ
付きの圧縮タンク中に入れられていることを更に特徴と
する、請求項１乃至６の何れかに記載の燃料ガス。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19950348:6 | 1999-10-19 | ||
| DE19950348A DE19950348C1 (de) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | Treibgas für brennkraftbetriebene Werkzeuge |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001164273A true JP2001164273A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=7926166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000317410A Pending JP2001164273A (ja) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | 燃焼力駆動工具に用いる燃料ガス |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6607567B1 (ja) |
| EP (1) | EP1093889A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001164273A (ja) |
| KR (1) | KR20010049966A (ja) |
| DE (1) | DE19950348C1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002088381A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-03-27 | Hilti Ag | 燃焼力駆動工具に用いる燃料ガス |
| JP2005015771A (ja) * | 2003-04-25 | 2005-01-20 | Hilti Ag | 燃焼力駆動工具に用いる燃料ガスおよび燃焼ガス内で使用すべき残留物のない潤滑剤として少なくともイソパラフィン油および／または可燃性合成油の用途 |
| JP2006152024A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Hitachi Koki Co Ltd | 燃料ガス、該燃料ガスにより駆動する燃焼式動力工具および燃焼式動力工具用ガスボンベ |
| CN110358593A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-10-22 | 杭州艾尔柯制冷剂科技有限公司 | 一种缺氧助燃铜管焊接气 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10146420C2 (de) * | 2001-09-20 | 2003-12-04 | Hilti Ag | Brennstoff für brennkraftbetriebene Werkzeuge |
| US7585381B1 (en) * | 2003-08-07 | 2009-09-08 | Pioneer Astronautics | Nitrous oxide based explosives and methods for making same |
| JP2006061990A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 燃焼式動力工具 |
| FR2922217B1 (fr) * | 2007-10-11 | 2013-02-15 | Total France | Compositions de gaz liquefies ainsi que leur utilisation |
| FR2956604B1 (fr) * | 2010-02-22 | 2013-07-12 | Prospection & Inventions | Cartouche d'un combusttible avec un additif a plage d'explosibilite tres large et ce combustible |
| US9297299B2 (en) | 2011-06-14 | 2016-03-29 | Wsc Three S.A. | Method for superheated glycerin combustion |
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