JP2001163861A - ジフェニルイミダゾール化合物および農園芸用殺菌剤 - Google Patents

ジフェニルイミダゾール化合物および農園芸用殺菌剤

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JP2001163861A
JP2001163861A JP34766199A JP34766199A JP2001163861A JP 2001163861 A JP2001163861 A JP 2001163861A JP 34766199 A JP34766199 A JP 34766199A JP 34766199 A JP34766199 A JP 34766199A JP 2001163861 A JP2001163861 A JP 2001163861A
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JP
Japan
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group
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phenyl
alkyl
halogen atom
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Application number
JP34766199A
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English (en)
Inventor
Akira Mitani
晃 三谷
Daisuke Ichinari
大輔 市成
Hiroshi Hamamura
洋 濱村
Mutsuyuki Saiga
睦幸 斎賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規なジフェニルイミダゾール化合物、及び工
業的に有利に合成でき効果が確実で安全に使用できる農
園芸用殺菌剤を提供する。 【解決手段】一般式[I] 【化1】 {式中、Aは、水素原子、ハロゲン原子、C1-10アルキ
ル基、C1-10ハロアルキル基、又は下記式 【化2】 (式中、Xはハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6
ハロアルキル基を表し、Yは水素原子又はC1-6アルキ
ル基を表し、Zはハロゲン原子、C1-6アルキル基、C
1-6ハロアルキル基等を表し、mは0、1又は2を表
す。)から選ばれる複素環基等を表し、R1、R2はハロ
ゲン原子、C1-6アルキル基等を表し、R3、R 4は水素
原子、C1-6アルキルカルボニル基等を表し、k、lは
0又は1〜5の整数を表す。}で表されるジフェニルイ
ミダゾール化合物、及び該化合物又はその塩の1種以上
を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺
菌剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なジフェニル
イミダゾール化合物および農園芸用殺菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸作物の栽培に当り、作物の病害に
対して多数の防除薬剤が使用されているが、その防除効
力が不十分であったり、薬剤耐性の病原菌の出現により
その使用が制限されたり、また植物体に薬害や汚染を生
じたり、あるいは人畜魚類に対する毒性や環境への影響
の観点から、必ずしも満足すべき防除薬とは言い難いも
のが少なくない。従って、かかる欠点の少ない安全に使
用できる薬剤の開発が望まれている。
【0003】本発明に類似のジフェニルイミダゾール化
合物としては、例えば、Chem.Ber.,100
(12)4042(1967)に、下記式(A)
【0004】
【化5】
【0005】で表わされる化合物の合成法が記載されて
いる。また、特開平2−181752号公報に、下記式
(B)
【0006】
【化6】
【0007】で表わされる化合物が、カラー写真材料と
して有用である旨が記載されている。WO96/186
26号公報には、下記式(C)
【0008】
【化7】
【0009】で表わされる化合物が、医薬として有効な
タンパク質分解酵素阻害剤であるとの記載がある。ま
た、特開平11−199574号公報には、下記式
(D)
【0010】
【化8】
【0011】で表わされる化合物が、老人性痴呆症等に
有効なCa−カルモジュリン依存性ホスホジエステラー
ゼ阻害剤であることが記載されている。
【0012】しかしながら、いずれの文献にも農園芸用
殺菌剤として有用であることは記載されていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規なジフ
ェニルイミダゾール化合物、及び工業的に有利に合成で
き効果が確実で安全に使用できる農園芸用殺菌剤を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、一般
式[I]
【0015】
【化9】
【0016】{式中、Aは、水素原子、ハロゲン原子、
シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、C 1-10アルキル基、
2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C1-10ハロ
アルキル基、C2-10ハロアルケニル基、C2-10ハロアル
キニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10ハロアルコキシ
基、Gで置換されてもよいフェニルC1-3アルキル基、
Gで置換されてもよいフェノキシC1-3アルキル基、G
で置換されてもよいフェニルチオC1-3アルキル基、C
3-6シクロアルキルC1-10アルキル基、(ハロゲン原
子、C1-10アルキル基もしくはGで置換されてもよいフ
ェニル基で置換されてもよい)C3-10シクロアルキル
基、Gで置換されてもよいフェニル基で置換されたC
2-10アルケニル基、Gで置換されてもよいフェニル基で
置換されたC2-10アルキニル基、C1-6トリアルキルシ
リルC2-10アルキニル基、ヒドロキシイミノメチル基、
1-10アルコキシイミノメチル基、C1-6アルコキシカ
ルボニル基、ジC1-6アルキルカルバモイル基、Gで置
換されてもよいフェニルC1-10アルコキシ基、Gで置換
されてもよいフェノキシ基、ジC1-6アルキルスルファ
モイル基、Gで置換されてもよいナフチル基、式 S
(O)nR5(ここで、R5はC1-6アルキル基、C1-6
ロアルキル基もしくはGで置換されてもよいフェニル基
を表し、nは0,1もしくは2を表す。)で表される
基、又は下記式
【0017】
【化10】
【0018】(式中、Xはハロゲン原子、C1-6アルキ
ル基又はC1-6ハロアルキル基を表し、Yは水素原子又
はC1-6アルキル基を表し、Zはハロゲン原子、C1-6
ルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又
はニトロ基を表し、mは0,1又は2を表す。mが2の
ときX、Zはそれぞれ相異なっていても良い。)から選
ばれる複素環基を表す。
【0019】R1、R2はそれぞれ独立して、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、C1-6アル
キル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C
2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アル
キニル基、ジC1-6アルキルアミノ基、C3-6シクロアル
キル基、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキル
チオ基、C1-6アルキルスルフィニル基またはC1-6アル
キルスルホニル基を表す。
【0020】R3、R4はそれぞれ独立して、水素原子、
1-6アルキルカルボニル基、C1-6アルコキシカルボニ
ル基、ジC1-6アルキルカルバモイル基、Gで置換され
てもよいベンゾイル基、C1-6アルキルスルホニル基、
ジC1-6アルキルスルファモイル基、Gで置換されても
よいフェニルスルホニル基、C1-6アルコキシメチル基
または、C1-6アルキルカルボキシメチル基を表す。
【0021】Gはハロゲン原子、C1-6アルキル基、C
1-10アルコキシまたはC1-6ハロアルキル基を表し、こ
れらの置換基は1、2又は3個置換されていてもよく、
2個以上置換されているときは、同一でも相異なってい
てもよい。
【0022】kは0または1〜5の整数を表し、kが2
以上のときR1は相異なっても良い。lは0または1〜
4の整数を表し、lが2以上のときR2は相異なっても
良い。但し、Aが塩素原子であって、R4がアセチル基
である化合物、及びAが4−ピリジル基であって、Xが
2,6−ジメチル又は2,4,6−トリメチル基であ
り、かつYが4−Clである化合物をのぞく。}で表さ
れるジフェニルイミダゾール化合物を提供する。
【0023】また本発明は、第2に、一般式[I’]
【0024】
【化11】
【0025】{式中、Aは、水素原子、ハロゲン原子、
シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、C 1-10アルキル基、
2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C1-10ハロ
アルキル基、C2-10ハロアルケニル基、C2-10ハロアル
キニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10ハロアルコキシ
基、Gで置換されてもよいフェニルC1-3アルキル基、
Gで置換されてもよいフェノキシC1-3アルキル基、G
で置換されてもよいフェニルチオC1-3アルキル基、C
3-6シクロアルキルC1-10アルキル基、(ハロゲン原
子、C1-10アルキル基もしくはGで置換されてもよいフ
ェニル基で置換されてもよい)C3-10シクロアルキル
基、Gで置換されてもよいフェニル基で置換されたC
2-10アルケニル基、Gで置換されてもよいフェニル基で
置換されたC2-10アルキニル基、C1-6トリアルキルシ
リルC2-10アルキニル基、ヒドロキシイミノメチル基、
1-10アルコキシイミノメチル基、C1-6アルコキシカ
ルボニル基、ジC1-6アルキルカルバモイル基、Gで置
換されてもよいフェニルC1-10アルコキシ基、Gで置換
されてもよいフェノキシ基、ジC1-6アルキルスルファ
モイル基、Gで置換されてもよいナフチル基、式S
(O)nR5(ここで、R5はC1-6アルキル基、C1-6
ロアルキル基もしくはGで置換されてもよいフェニル基
を表し、nは0、1もしくは2を表す。)で表される
基、または下記式
【0026】
【化12】
【0027】(式中、Xはハロゲン原子、C1-6アルキ
ル基又はC1-6ハロアルキル基を表し、Yは水素原子又
はC1-6アルキル基を表し、Zはハロゲン原子、C1-6
ルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又
はニトロ基を表し、mは0,1又は2を表す。mが2の
ときX、Zはそれぞれ相異なっていても良い。)から選
ばれる複素環基を表す。
【0028】R1、R2はそれぞれ独立して、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、C1-6アル
キル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C
2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アル
キニル基、ジC1-6アルキルアミノ基、C3-6シクロアル
キル基、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキル
チオ基、C1-6アルキルスルフィニル基またはC1-6アル
キルスルホニル基を表す。
【0029】R3、R4はそれぞれ独立して、水素原子、
1-6アルキルカルボニル基、C1-6アルコキシカルボニ
ル基、ジC1-6アルキルカルバモイル基、Gで置換され
てもよいベンゾイル基、C1-6アルキルスルホニル基、
ジC1-6アルキルスルファモイル基、Gで置換されても
よいフェニルスルホニル基、C1-6アルコキシメチル基
または、C1-6アルキルカルボキシメチル基を表し、G
はハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-10アルコキシ
またはC1-6ハロアルキル基を表す。また、これらの置
換基は1、2又は3個置換されていてもよく、2個以上
置換されているときは、同一でも相異なっていてもよ
い。
【0030】kは0または1〜5の整数を表し、kが2
以上のときR1は相異なっても良い。lは0または1〜
4の整数を表し、lが2以上のときR2は相異なっても
良い。}で表されるジフェニルイミダゾール化合物又は
その薬学的に許容される塩の1種もしくは2種以上を有
効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤
を提供する。
【0031】
【発明の実施の形態】次に一般式[I]及び[I’]で
表される本発明化合物を詳細に説明する。前記一般式
[I]および[I']における定義において、Aの定義
におけるハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等が挙げられ、C1-10アルキル基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec
−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチルおよびそ
の異性体、ヘキシルおよびその異性体等の直鎖または分
岐のアルキル基が挙げられる。
【0032】C2-10アルケニル基としては、エテニル、
1−プロペニル、2−プロペニル、1−ブテニル、2−
ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−2−プロペニ
ル、2−メチル−2−プロペニル、1−ペンテニル、2
−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−
メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、1
−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−
ヘキセニル、5−ヘキセニル等の直鎖または分岐のアル
ケニル基が挙げられる。
【0033】C2-10アルキニル基としては、エチニル、
1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−
ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニ
ル、2−メチル−3−ブチニル、1−ペンチニル、2−
ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メ
チル−2−ブチニル、2−メチル−3−ペンチニル、1
−ヘキシニル、1,1−ジメチル−2−ブチニル等の直
鎖または分岐のアルキニル基が挙げられる。
【0034】(ハロゲン原子、C1-10アルキル基もしく
はGで置換されてもよいフェニル基で置換されてもよ
い)C3-10シクロアルキル基としては、シクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、1−メチルシクロ
プロピル、2,2,3,3−テトラメチルシクロプロピ
ル、フルオロシクロプロピル、ジフルオロシクロプロピ
ル、クロロシクロプロピル、ジクロロシクロプロピル、
1−メチル−2,2−ジクロロシクロプロピル、クロロ
シクロブチル、ジクロロシクロブチル、クロロシクロペ
ンチル、ジクロロシクロペンチル、クロロシクロヘキシ
ル、ジクロロシクロヘキシル、テトラフルオロシクロブ
チル等が挙げられる。
【0035】C1-10ハロアルキル基としては、クロロメ
チル、フルオロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチ
ル、ジフルオロメチル、ジブロモメチル、トリクロロメ
チル、トリフルオロメチル、トリブロモメチル、トリク
ロロエチル、トルフルオロエチル、ペンタフルオロエチ
ル等が挙げられる。
【0036】C2-10ハロアルケニル基としては、3−ク
ロロ−2−プロペニル、4−クロロ−2−ブテニル、
4,4−ジクロロ−3−ブテニル、4,4−ジフルオロ
−3−ブテニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニル等
が挙げられ、C2-10ハロアルキニル基としては、クロロ
エチニル、ブロモエチニル、ヨードエチニル、3−クロ
ロ−1−プロピニル、3−クロロ−1−ブチニル、3−
ブロモ−1−ブチニル等が挙げられる。
【0037】C1-10アルコキシ基としては、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、s
ec−ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ等が挙げ
られ、C1-10ハロアルコキシ基としては、クロロメトキ
シ,ジクロロメトキシ,トリクロロメトキシ,トリフル
オロメトキシ,1−フルオロエトキシ,1,1−ジフル
オロエトキシ等が挙げられる。
【0038】またGで置換されてもよいフェニルC1-3
アルキル基としては、ベンジル、4−クロロベンジル、
4−メチルベンジル、4−メトキシベンジル、4−トリ
フルオロメチルベンジル、1−フェネチル、1−(4−
クロロフェニル)エチル、1−(4−メチルフェニル)
エチル、1−(4−メトキシフェニル)エチル、1−
(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル、2−フェ
ネチル、2−(4−クロロフェニル)エチル、2−(4
−メチルフェニル)エチル、2−(4−メトキシフェニ
ル)エチル、2−(4−トリフルオロメチルフェニル)
エチル等が挙げられる。
【0039】Gで置換されてもよいフェノキシC1-3
ルキル基としては、フェノキシメチル、4−クロロフェ
ノキシメチル、4−メチルフェノキシメチル、4−メト
キシフェノキシメチル、4−トリフルオロメチルフェノ
キシメチル、1−フェノキシエチル、1−(4−クロロ
フェノキシ)エチル、1−(4−メチルフェノキシ)エ
チル、1−(4−メトキシフェノキシ)エチル、1−
(4−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル、2−フ
ェノキシエチル、2−(4−クロロフェノキシ)エチ
ル、2−(4−メチルフェノキシ)エチル、2−(4−
メトキシフェノキシ)エチル、2−(4−トリフルオロ
メチルフェノキシ)エチル等が挙げられる。
【0040】Gで置換されてもよいフェニルチオC1-3
アルキル基としては、フェニルチオメチル、4−クロロ
フェニルチオメチル、4−メチルフェニルチオメチル、
4−メトキシフェニルチオメチル、4−トリフルオロメ
チルフェニルチオメチル、1−フェニルチオエチル、1
−(4−クロロフェニルチオ)エチル、1−(4−メチ
ルフェニルチオ)エチル、1−(4−メトキシフェニル
チオ)エチル、1−(4−トリフルオロメチルフェニル
チオ)エチル、2−フェノキシエチル、2−(4−クロ
ロフェニルチオ)エチル、2−(4−メチルフェニルチ
オ)エチル、2−(4−メトキシフェニルチオ)エチ
ル、2−(4−トリフルオロメチルフェニルチオ)エチ
ル基等が挙げられる。
【0041】C3-6シクロアルキルC1-10アルキル基と
しては、シクロプロピルメチル、1−シクロプロピルエ
チル、2−シクロプロピルエチル、シクロペンチルメチ
ル、1−シクロペンチルエチル、2−シクロペンチルエ
チル、シクロヘキシルメチル、1−シクロヘキシルエチ
ル、2−シクロヘキシルエチル等が挙げられる。
【0042】Gで置換されてもよいフェニルで置換され
たC2-10アルケニル基としては、1−フェニルエテニ
ル、1−(4−クロロフェニル)エテニル、1−(4−
メチルフェニル)エテニル、1−(4−メトキシフェニ
ル)エテニル、1−(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)エテニル、2−フェニルエテニル、2−(4−クロ
ロフェニル)エテニル、2−(4−メチルフェニル)エ
テニル、2−(4−メトキシフェニル)エテニル、2−
(4−トリフルオロメチルフェニル)エテニル、1−メ
チル−2−フェニルエテニル、1−メチル−2−(4−
クロロフェニル)エテニル、1−メチル−2−(4−メ
チルフェニル)エテニル、1−メチル−2−(4−メト
キシフェニル)エテニル、1−メチル−2−(4−トリ
フルオロメチルフェニル)エテニル、1−フェニル−1
−プロペニル、2−メチル−1−フェニル−1−プロペ
ニル、2−フェニル−1−プロペニル、1−メチル−2
−フェニル−1−プロペニル、3−フェニル−1−プロ
ペニル、1−メチル−3−フェニル−1−プロペニル、
2−メチル−3−フェニル−1−プロペニル、1,2−ジ
メチル−3−フェニル−1−プロペニル、1−フェニル
−2−プロペニル、2−メチル−1−フェニル−2−プ
ロペニル、2−フェニル−2−プロペニル、1−メチル
−2−フェニル−2−プロペニル、3−フェニル−2−
プロペニル、1−メチル−3−フェニル−2−プロペニ
ル、2−メチル−3−フェニル−2−プロペニル、1,2
−ジメチル−3−フェニル−2−プロペニル、1−フェ
ニル−1−ペンテニル、1−フェニル−2−ペンテニ
ル、1−フェニル−3−ペンテニル、1−フェニル−4
−ペンテニル、1−フェニル−1−ヘキセニル、1−フ
ェニル−2−ヘキセニル、1−フェニル−3−ヘキセニ
ル、1−フェニル−4−ヘキセニル、1−フェニル−5
−ヘキセニル等が挙げられる。
【0043】Gで置換されてもよいフェニル基で置換さ
れたC2-10アルキニル基としては、2−フェニルエチニ
ル、2−(4−クロロフェニル)エチニル、2−(4−
メチルフェニル)エチニル、2−(4−メトキシフェニ
ル)エチニル、2−(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)エチニル、3−フェニル−1−プロピニル、1−フ
ェニル−2−プロピニル、3−フェニル−1−ブチニ
ル、4−フェニル−1−ブチニル、1−フェニル−2−
ブチニル、1−フェニル−3−ブチニル、2−フェニル
−3−ブチニル等が挙げられる。
【0044】C1-6トリアルキルシリルC2-10アルキニ
ル基としては、2−トリメチルシリルエチニル、2−ト
リエチルシリルエチニル、2−トリプロピルシリルエチ
ニル、2−トリイソプロピルシリルエチニル、2−(t
−ブチルジメチルシリル)エチニル等が挙げられる。
【0045】C1-10アルコキシイミノメチル基として
は、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル、プ
ロポキシイミノメチル、イソプロポキシイミノメチル、
ブトキシイミノメチル、sec−ブトキシイミノメチ
ル、イソブトキシイミノメチル、t−ブトキシイミノメ
チル等が挙げられる。
【0046】C1-6アルコキシカルボニル基としては、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカル
ボニル、t−ブトキシカルボニル等が挙げられる。
【0047】ジC1-6アルキルカルバモイル基として
は、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、ジ
ブチルカルバモイル、ジヘキシルカルバモイル等が挙げ
られ、Gで置換されてもよいフェニルC1-10アルコキシ
基としては、フェニルメトキシ、4−クロロフェニルメ
トキシ、3−メチルフェニルメトキシ、4−メトキシフ
ェニルメトキシ、4−トリフルオロメチルフェニルメト
キシ、2−フェニルエトキシ、4−クロロフェニルエト
キシ、4−メチルフェニルエトキシ、4−メトキシフェ
ニルエトキシ、4−トリフルオロメチルフェニルエトキ
シ、2−フェニルエトキシ等が挙げられる。
【0048】Gで置換されてもよいフェノキシ基として
は、フェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフ
ェノキシ、4−メトキシフェノキシ、4−トリフルオロ
メチルフェノキシ等が挙げられる。
【0049】ジC1-6アルキルスルファモイル基として
は、ジメチルスルファモイル、ジエチルスルファモイル
等が挙げられ、Gで置換されてもよいナフチル基として
は、1−ナフチル、2−ナフチル、2−クロロ−1−ナ
フチル等が挙げられる。
【0050】式S(O)nR5で表される基において、
5のC1-6アルキル基としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブ
チル、t−ブチル、ペンチルおよびその異性体、ヘキシ
ルおよびその異性体等が挙げられる。
【0051】C1-6ハロアルキル基としては、クロロメ
チル、フルオロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチ
ル、ジフルオロメチル、ジブロモメチル、トリクロロメ
チル、トリフルオロメチル、トリブロモメチル、トリク
ロロエチル、トルフルオロエチル、ペンタフルオロエチ
ル等が挙げられる。
【0052】また、Gで置換されてもよいフェニル基と
しては、フェニル、4−メチルフェニル、4−クロロフ
ェニル、4−メトキシフェニル、4−トリフルオロメチ
ルフェニル等が挙げられる。
【0053】また前記式:A1〜A14から選ばれる複
素環基としては、1−チエニル、2−チエニル、1−フ
リル、2−フリル、2−ピロリル、3−ピロリル、1−
メチル−3−ピロリル、1−エチル−3−ピロリル、2
−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、3−
ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、1−メ
チル−3−ピラゾリル、1−メチル−5−ピラゾリル、
3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イ
ソオキサゾリル、3−イソチアゾリル、4−イソチアゾ
リル、5−イソチアゾリル、2−イミダゾリル、4−イ
ミダゾリル、1−メチル−2−イミダゾリル、1−メチ
ル−4−イミダゾリル、2−ピリジル、3−ピリジル、
2−ベンゾチエニル、3−ベンゾチエニル、2−ベンゾ
フラニル、3−ベンゾフラニル、2−インドリル、3−
インドリル、1−メチル−2−インドリル、1−メチル
−3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンズ
イミダゾリル、1−メチルベンズイミダゾリル等が挙げ
られる。また、これらの複素環は、X及び/又はZで置
換されていてもよい。
【0054】かかるX及びYの定義におけるハロゲン原
子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げら
れ、C1-6アルキル基としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブ
チル、t−ブチル等が挙げられる。
【0055】C1-6ハロアルキル基としては、クロロメ
チル、フルオロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチ
ル、ジフルオロメチル、ジブロモメチル、トリクロロメ
チル、トリフルオロメチル、トリブロモメチル、トリク
ロロエチル、トルフルオロエチル、ペンタフルオロエチ
ル等が挙げられる。
【0056】Zの定義におけるC1-6アルコキシ基とし
ては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、sec−ブトキシ、イソブトキシ、t−
ブトキシ等が挙げられる。
【0057】前記R1、R2の定義において、ハロゲン原
子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げら
れ、C1-6アルキル基としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブ
チル、t−ブチル等が挙げられる。
【0058】C1-6ハロアルキル基としては、クロロメ
チル、フルオロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチ
ル、ジフルオロメチル、ジブロモメチル、トリクロロメ
チル、トリフルオロメチル、トリブロモメチル、トリク
ロロエチル、トルフルオロエチル、ペンタフルオロエチ
ル等が挙げられる。
【0059】C1-6アルコキシ基としては、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、s
ec−ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ等が挙げ
られ、C2-6アルケニル基としては、エテニル、1−プ
ロペニル、2−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニ
ル、3−ブテニル、1−メチル−2−プロペニル、2−
メチル−2−プロペニル、1−ペンテニル、2−ペンテ
ニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−
2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、1−ヘキセ
ニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニ
ル、5−ヘキセニル等が挙げられる。
【0060】C2-6ハロアルケニル基としては、3−ク
ロロ−2−プロペニル、4−クロロ−2−ブテニル、
4,4−ジクロロ−3−ブテニル、4,4−ジフルオロ
−3−ブテニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニル等
が挙げられる。
【0061】C2-6アルキニル基としては、エチニル、
1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−
ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニ
ル、2−メチル−3−ブチニル、1−ペンチニル、2−
ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メ
チル−2−ブチニル、2−メチル−3−ペンチニル、1
−ヘキシニル、1,1−ジメチル−2−ブチニル等が挙
げられる。
【0062】ジC1-6アルキルアミノ基としては、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブ
チルアミノ、エチルイソプロピルアミノ、メチルプロピ
ルアミノ等が挙げられ、C3-6シクロアルキル基として
は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル等が挙げられる。
【0063】C1-6アルコキシカルボニル基としては、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカル
ボニル、t−ブトキシカルボニル等が挙げられ、C1-6
アルキルチオ基としては、メチルチオ、エチルチオ、n
−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、
イソブチルチオ、sec−ブチルチオ、t−ブチルチオ
等が挙げられる。
【0064】C1-6アルキルスルフィニル基としては、
メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルス
ルフィニル、ブチルスルフィニル等が挙げられ、C1-6
アルキルスルホニル基としては、メチルスルホニル、エ
チルスルホニル、プロピルスルホニル、ブチルスルホニ
ル等が挙げられる。
【0065】前記R3、R4の定義において、C1-6アル
キルカルボニル基としては、アセチル、エチルカルボニ
ル、プロピルカルボニル、ブチルカルボニル等が挙げら
れ、C1-6アルコキシカルボニル基としては、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニ
ル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、
t−ブトキシカルボニル等が挙げられる。
【0066】ジC1-6アルキルカルバモイル基として
は、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、ジ
プロピルカルバモイル、ジブチルカルバモイル等が挙げ
られ、Gで置換されてもよいベンゾイル基としては、ベ
ンゾイル、4−メチルベンゾイル、4−クロロベンゾイ
ル、4−メトキシベンゾイル、4−トリフルオロメチル
ベンゾイル等が挙げられ、C1-6アルキルスルホニル基
としては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロ
ピルスルホニル、ブチルスルホニル等が挙げられる。
【0067】ジC1-6アルキルスルファモイル基として
は、ジメチルスルファモイル、ジエチルスルファモイ
ル、ジプロピルスルファモイル、ジブチルスルファモイ
ル等が挙げられる。
【0068】Gで置換されてもよいフェニルスルホニル
基としては、フェニルスルホニル、4−メチルフェニル
スルホニル、4−クロロフェニルスルホニル、4−メト
キシフェニルスルホニル、4−トリフルオロメチルフェ
ニルスルホニル等が挙げられ、C1-6アルコキシメチル
基としては、メトキシメチル、エトキシメチル、プロポ
キシメチル、イソプロポキシメチル、ブトキシメチル、
sec−ブトキシメチル、イソブトキシメチル、t−ブ
トキシメチル等が挙げられる。
【0069】C1-6アルキルカルボキシメチル基として
は、メチルカルボキシメチル、エチルカルボキシメチ
ル、プロピルカルボキシメチル、ブチルカルボキシメチ
ル等が挙げられる。
【0070】本発明化合物は以下の方法により製造する
ことができる。 (製造法1)本発明化合物[I]のうち、Aが水素原
子、(ハロゲン原子、置換されてもよいフェニル基、置
換されてもよいフェノキシ基、置換されてもよいフェニ
ルチオ基、C3-6シクロアルキル基で置換されてもよ
い)C1-10アルキル基、(C1-10アルキル基、ハロゲン
原子、置換されてもよいフェニル基で置換されてもよ
い)C3-10シクロアルキル基、(ハロゲン原子もしくは
置換されてもよいフェニル基で置換されてもよい)C
2-10アルケニル基、置換されてもよいナフチル基、また
は式A1〜A14で表される複素環基で、R3が水素原
子である化合物は次の方法によって製造することができ
る。
【0071】
【化13】
【0072】(式中R1、R2、R4、k及びlは前記と
同じ意味を表わす。) 即ち、一般式[II]で表わされるα−ジケトン類と一
般式[III]で表わされるベンズアルデヒド誘導体及
び酢酸アンモニウム、アンモニア水あるいはアンモニア
を、適当な溶媒中で室温〜150℃で反応させることに
より、一般式[I−1]で表わされる化合物を製造でき
る。
【0073】この反応に用いることができる溶媒として
は、酢酸等の有機酸、メタノール等のアルコール類、水
等が挙げられる。
【0074】また酢酸アンモニウムを加える代わりに、
アンモニア水又はアンモニアを氷酢酸に添加して用いる
こともできる。
【0075】なお、出発原料である一般式[II]で表
されるα-ジケトン類は、公知の方法、例えば、Te
trahedron.Lett.,24(23)237
5(10983)に記載の方法に準じて、対応するアミ
ノ酸と対応するアルキル金属、アリール金属あるいはア
リル金属試薬から、Tetrahedron.Let
t.,2941(1971)に記載の方法に準じて、対
応するハロゲン化アリール類とアリールアセチレン類か
ら、J.Org.Chem.,53,129(198
8)、J.Org.Chem.,24,516(195
9)、Tetrahedron.Lett.,1175
(1972)、Org.Syn.,32,35(195
2)、J.Org.Chem.,14,836(194
9)、J.Am.Chem.Soc.,71,3760
(1949)、J.Am.Chem.Soc.,71
1585(1949)に記載の方法に準じて、対応する
α-アリールケトン類をセレン酸化することにより製造
することができる。
【0076】またAがCF3の化合物は、J.Org.
Chem.,53(1)129(1988)に記載の方
法に準じて製造することができる。
【0077】(製造法2)本発明化合物[I]のうち、
Aが水素原子、シアノ基、ニトロ基、(ハロゲン原子、
置換されてもよいフェニル基、置換されてもよいフェノ
キシ基、置換されてもよいフェニルチオ基、C3-6シク
ロアルキル基で置換されてもよい)C1-10アルキル基、
(C1-10アルキル基、ハロゲン原子、置換されてもよい
フェニル基で置換されてもよい)C3-10シクロアルキル
基、(ハロゲン原子もしくは置換されてもよいフェニル
基で置換されてもよい)C2-10アルケニル基、(ハロゲ
ン原子、置換されてもよいフェニル基もしくはC1-6
リアルキルシリル基で置換されてもよい)C2-10アルキ
ニル基、ヒドロキシイミノ基、C1-10アルコキシイミノ
基、C1-6アルコキシカルボニル基、ジC1-6アルキルカ
ルバモイル基、(ハロゲン原子もしくはフェニル基で置
換されてもよい)C1-10アルコキシ基、置換されてもよ
いフェノキシ基、(ハロゲン原子もしくは置換されても
よいフェニル基で置換されてもよい)C1-6アルキルチ
オ基、(ハロゲン原子もしくは置換されてもよいフェニ
ル基で置換されてもよい)C1-6アルキルスルフィニル
基、(ハロゲン原子もしくは置換されてもよいフェニル
基で置換されてもよい)C1-6アルキルスルホニル基、
置換されてもよいフェニルチオ基、置換されてもよいフ
ェニルスルフィニル基、置換されてもよいフェニルスル
ホニル基、ジC1-6アルキルスルファモイル基、置換さ
れてもよいナフチル基、または式A1〜A14で表され
る複素環基で、R3が水素原子である化合物は、次の方
法によっても製造することができる。
【0078】
【化14】
【0079】(式中A、R1、R2、R4、k及びlは前
記と同じ意味を表わし、RXはハロゲン原子を表す。)
【0080】即ち、一般式(IV)で表わされる2位にハロ
ゲンが置換した2−アセトフェノン類と一般式(V)で表
わされるベンズアミジン誘導体又はその塩を、適当な塩
基存在下、適当な溶媒中で室温〜150℃で反応させる
ことにより、一般式[I−1]で表わされる化合物を製
造することができる。
【0081】反応に用いることのできる溶媒としては、
水、メタノール、エタノール等のアルコール類、テトラ
ヒドロフラン(THF)等のエーテル類、酢酸エチル等
のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミド(DM
F)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、アセトニト
リル等が挙げられる。
【0082】また、この反応に使用される塩基として
は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、水酸化
ナトリウムなどの金属水酸化物、ナトリウムエチラー
ト、t-ブトキシカリウムなどの金属アルコキシド、ト
リエチルアミン、ピリジン等の有機塩基等を例示するこ
とができる。
【0083】(製造法3)本発明化合物[I]のうち、
4が水素原子でなく、R3が水素原子である化合物(I
−3)、及びR3、R4が水素原子でない化合物(I−
4)は、次の方法によって製造することができる。
【0084】
【化15】
【0085】(式中、A、R1、R2、R3、R4、k及び
lは前記と同じ意味を表わし、Rx、Ryはハロゲン原
子を表す。)
【0086】前記製造法1又は2で得られる一般式(I
−2)で表わされる化合物を、1当量の一般式(VI)で表
わされるハロゲン化物R3-Rxと、1当量の適当な塩基
存在下、適当な溶媒中で室温〜150℃で反応させるこ
とにより、一般式(I−3)で表される化合物を製造で
きる。
【0087】さらに、一般式(I−3)で表わされる化
合物を、再度一般式(VII)で表わされるハロゲン化物R4
-Ryと、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で室温〜1
50℃で反応させることにより、一般式(I−4)で表
される化合物を製造できる。
【0088】一般式(I-2)で表わされる化合物と一般式
(VI)で表わされるハロゲン化物R3-Rxとの反応、及び
一般式(I−3)で表わされる化合物と一般式(VII)で
表わされるハロゲン化物R4-Ryとの反応に用いること
のできる溶媒としては、水、メタノール、エタノール等
のアルコール類、THF等のエーテル類、酢酸エチル等
のエステル類、DMF、DMSO、アセトニトリル等が
挙げられる。
【0089】また、この反応に使用される塩基として
は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、水酸化
ナトリウム等の金属水酸化物、ナトリウムエチラート、
t-ブトキシカリウムなどの金属アルコキシド、トリエ
チルアミン、ピリジン等の有機塩基等を例示することが
できる。
【0090】またR3とR4が同じ基である化合物(I−
5)は、一般式(I−3)で表わされる化合物と2当量
のハロゲン化物、及び2当量の塩基を反応させることに
よっても製造できる(下記反応式参照)。
【0091】
【化16】
【0092】(製造法4)本発明化合物[I]のうち、
4が水素原子でR3が水素原子でない化合物(I−
6)、R3、R4が水素原子でない化合物(I−4)は次
の方法によって製造することができる。
【0093】
【化17】
【0094】(式中、A、R1、R2、R3、R4、k及び
lは前記と同じ意味を表わし、Rx、Ryはハロゲン原
子を表す。)
【0095】先ず、前記製造法1又は製造法2に記載し
た方法に準じ、水酸基がベンジル基で保護された一般式
(VIII)で表わされる化合物を合成し、続いて一般式(VI
I)で表わされるハロゲン化物R3-Ryと、適当な塩基存
在下、適当な溶媒中で室温〜150℃で反応させること
により、一般式(IX)で表わされる化合物を合成する。
【0096】さらに、水素雰囲気下、適当な触媒の存在
下、適当な溶媒中で室温〜100℃にて水素添加による
脱ベンジル化を行うことにより、一般式(I−6)で表
わされる化合物を得る。
【0097】次いで、一般式(I−6)で表わされる化
合物を、再度一般式(VI)で表わされるハロゲン化物R4-
Rxと、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で室温〜15
0℃で反応させることにより、一般式(I−4)で表さ
れる化合物を製造することができる。
【0098】一般式(VIII)で表わされる化合物と一般式
(VII)で表わされるハロゲン化物R3-RYとの反応、及
び一般式(IX)で表わされる化合物と一般式(VI)で表わさ
れるハロゲン化物R4-RXとの反応に用いることのでき
る溶媒としては、水、メタノール、エタノール等のアル
コール類、THF等のエーテル類、酢酸エチル等のエス
テル類、DMF、DMSO、アセトニトリル等が挙げら
れる。
【0099】この反応に使用される塩基としては、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、水酸化ナトリウ
ム等の金属水酸化物、ナトリウムエチラート、t-ブト
キシカリウム等の金属アルコキシド、トリエチルアミ
ン、ピリジン等の有機塩基等を例示することができる。
【0100】また、水素添加による脱ベンジル化に用い
ることのできる触媒としては、活性炭担持パラジウム、
ロジウム、ニッケル、ルテニウム、酸化白金等が使用で
きる。また用いることのできる溶媒としては、エタノー
ル等のアルコール類が使用できる。
【0101】(製造法5)本発明化合物[I]のうち、
Aがハロゲン原子の化合物(I−7)は以下の方法によ
って製造できる。
【0102】
【化18】
【0103】(式中、R1、R2、k及びlは前記と同じ
意味を表し、Rpgは保護基を表し、Wはハロゲン原子を
表す。)
【0104】前記製造法1により得られるAが水素原子
の化合物を、適当な保護基(Rpg)で保護した一般式
(X)で表される化合物を、適当な溶媒中、適当なハロ
ゲン化剤を用い0℃〜100℃で処理することにより、
一般式(XI)で表わされる化合物へ誘導し、さらに保護
基(Rpg)を脱離させることにより、Aがハロゲン原
子の化合物(I−7)を製造することができる。
【0105】このハロゲン化に用いることのできる溶媒
としては、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン
化炭化水素類、酢酸等の有機酸類等が挙げられる。
【0106】ハロゲン化剤としては、塩素、臭素等のハ
ロゲン、塩化スルフリル等のハロゲン化イオウ化合物、
N−ブロモスクシンイミド(NBS)、N−クロロスク
シンイミド(NCS)等のハロゲン化イミド化合物等が
挙げられる。
【0107】また、この反応に用いることのできる保護
基(Rpg)としては、メトキシメチル基、1-エトキ
シエチル基等のアルコキシアルキル基類、トシル基等の
ベンゼンスルホニル基類、アセチル基、ベンゾイル基等
のアシル基類、t−ブトキシカルボニル基等のアルコキ
シカルボニル基類、トリメチルシリル基等のトリアルキ
ルシリル基類及びベンジル基類等が挙げられる。これら
は、いずれも文献既知の方法に準じて合成することがで
きる。
【0108】(製造法6)本発明化合物[I]のうち、
Aがホルミル基の化合物(I−8)は以下の方法によっ
て製造できる。
【0109】
【化19】
【0110】(式中R1、R2、k、l及びRpgは前記と
同じ意味を表わす。)
【0111】前記製造法5により得られる化合物(XI)
を適当な溶媒中、−100℃〜0℃にて適当なリチウム
化試薬を作用させ、続いて適当なホルミル化剤を反応さ
せて一般式(XII)で表わされる化合物へ誘導し、さら
に適当な条件により脱保護を行うことにより、Aがホル
ミル基である化合物(I−9)を製造することができ
る。
【0112】この反応に用いることのできる溶媒とし
て、ジエチルエーテル、THF等のエーテル類が挙げら
れる。
【0113】用いることのできるリチウム化剤として
は、n-ブチルリチウム等のアルキルリチウム類、フェ
ニルリチウム等のアリールリチウム類、リチウムジイソ
プロピルアミド(LDA)等のリチウムアミド類が挙げ
られる。
【0114】また、用いることのできるホルミル化剤と
しては、ジメチルホルムアミド等のホルムアミド類、蟻
酸エチルなどの蟻酸エステル類等が挙げられる。
【0115】(製造法7)Aが、(ハロゲン原子、置換
されてもよいフェニル基もしくはC1-6トリアルキルシ
リル基で置換されてもよい)C2-10アルキニル基である
化合物(I−9)は、次の方法により製造することがで
きる。
【0116】
【化20】
【0117】〔式中R1、R2、k、l、Rpg及びWは前
記と同じ意味を表わす。R6はC1-6アルキル基、C1-6
ハロアルキル基、置換されてもよいC1-6フェニルアル
キル基、トリ(C1-3アルキル)シリル基を表す。〕
【0118】前記製造法5により得られる一般式(XI)
で表される化合物を、適当な溶媒中、適当な触媒存在
下、一般式(XIII)で表わされるアセチレン類と反応さ
せることにより、一般式(XIV)で表わされる化合物へ
誘導し、さらに適当な条件で脱保護することにより、一
般式(I−10)で表わされる化合物を製造することが
できる。
【0119】この反応に用いることのできる溶媒として
は、トリエチルアミン等のトリアルキルアミン類、ある
いはトリアルキルアミン類とTHF等のエーテル類、ベ
ンゼン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン等のハロ
ゲン化炭化水素類との混合溶媒、DMF等が挙げられ
る。
【0120】また、この反応に用いることのできる触媒
としては、Pd(PPh3)4等のパラジウム錯体、Cu
I等の銅化合物類等が挙げられる。
【0121】上記の如くして製造される本発明の化合物
の代表例を、第1表及び第2表に示す。なお、表中の略
号、記号は下記の意味を表す。 Me: メチル、Et:エチル、Ph:フェニル、AC:アセチル TMS:トリメチルシリル、 tBu:ターシャリーブチル
【0122】
【化21】
【0123】
【化22】
【0124】
【表1】
【0125】
【表2】
【0126】
【表3】
【0127】
【表4】
【0128】
【表5】
【0129】
【表6】
【0130】
【表7】
【0131】
【表8】
【0132】(農園芸用殺菌剤)前記一般式[I’]で
表される化合物又はその塩を有効成分として含有する本
発明の農園芸用殺菌剤は、広範囲の種類の糸状菌、例え
ば、藻菌類(Oomycetes)、子のう(嚢)菌類
Ascomycetes),不完全菌類(Deute
romycetes),担子菌類(Basidiomy
cetes)に属する菌に対しすぐれた殺菌力を有す
る。
【0133】例えば、 テンサイ 褐斑病(Cercospora beticola) ラッカセイ 褐斑病(Mycosphaerella arachidi) 黒渋病(Mycosphaerella berkelei) キュウリ うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea) つる枯病(Mycosphaerella melonis) 菌核病(Sclerotinia sclerotiorum) 灰色かび病(Botrytis cinerea) 黒星病(Cladosporium cucumerinum) べと病(Pseudoperonospora cubensi )、
【0134】 トマト 灰色かび病(Botrytis cinerea) 葉かび病(Cladosporium fulvum) 疫病(Phytophthora infestans) ナス 灰色かび病(Botrytis cinerea) 黒枯病(Corynespora melongenae) うどんこ病(Erysiphe cichoracearum) イチゴ 灰色かび病(Botrytis cinerea) うどんこ病(Sohaerothecahumuli) タマネギ 灰色腐敗病(Botrytis allii) 灰色かび病(Botrytis cinerea) インゲン 菌核病(Sclerotinia sclerotiorum) 灰色かび病(Botrytis cinerea
【0135】 りんご うどんこ病(Podosphaera leucotricha ) 黒星病(Venturia inaequalis) モニリア病(Monilinia mali) カキ うどんこ病(Phyllactinia kakicola) 炭そ病(Gloeosporium kaki) 角斑落葉病(Cercospora kaki
【0136】 モモ・オウトウ 灰星病(Monilinia fructicola) ブドウ 灰色かび病(Botrytis cinerea) うどんこ病(Uncinula necator) 晩腐病(Glomerella cingulata) べと病(Plasmopara viticola) ナシ 黒星病(Venturia nashicola) 赤星病(Gymnosporangium asiaticu ) 黒斑病(Alternaria kikuchiana) チャ 輪斑病(Pestalotia theae) 炭そ病(Colletotrichum theae−sin ensis
【0137】 カンキツ そうか病(Elsinoe fawcetti) 青かび病(Penicillium italicum) 緑かび病(Penicillium digitatum) 灰色かび病(Botrytis cinerea) オオムギ うどんこ病(Erysiphe graminis f.sp .hordei ) 裸黒穂病(Ustilago nuda
【0138】 コムギ 赤かび病(Gibberella zeae) 赤さび病(Puccinia recondita) 斑点病(Cochliobolus sativus) 眼紋病(Pseudocercosporella herp otrichoides ) ふ枯病(Leptosphaeria nodorum) うどんこ病(Erysiphe graminis f.sp .tritic ) 紅色雪腐病(Micronectriella nivali
【0139】 イネ いもち病(Pyricularia oryzae) 紋枯病(Rhizoctonia solani) 馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、 ごま葉枯病(Cochliobolus niyabeanu )、 タバコ 菌核病(Sclerotinia sclerotiorum ) うどんこ病(Erysiphe cichoracearum ) チューリップ 灰色かび病(Botrytis cinerea) ベントグラス 雪腐大粒菌核病(Sclerotinia borealis )、
【0140】 オーチャードグラス うどんこ病(Erysiphe graminis)、 ダイズ 紫斑病(Cercospora kikuchii)、 ジャガイモ 疫病(Phytophthora infestans )、等の防除に使用することができる。 これらの内、特に適用がより好ましい病害としては、ト
マト疫病、ブドウべと病等が挙げられる。
【0141】また、近年種々の病原菌においてベンズイ
ミダゾール系殺菌剤やジカルボキシイミド系殺菌剤等に
対する耐性が発達し、それらの薬剤の効力不足を生じて
おり、耐性菌にも有効な薬剤が望まれている。本発明の
化合物は、それら薬剤に対し感受性の病原菌のみなら
ず、耐性菌にも優れた殺菌効果を有する薬剤である。
【0142】例えば、本発明化合物は、フェニルアマイ
ド系殺菌剤(例えば、メタラキシル、オキサジキシル)
に体制を示すジャガイモ疫病菌(Phytophtho
rainfestans)やブドウべと病菌(Plas
mopara viticola)等に対しても感受性
菌と同様に有効である。
【0143】本発明化合物は、水棲生物が船底、魚網等
の水中接触物に付着するのを防止するための防汚剤とし
て使用することもできる。
【0144】さらにまた、本発明化合物を塗料や繊維等
に混入させることで、壁や浴槽、あるいは靴や衣服の防
菌、防黴剤として使用することもできる。
【0145】本発明化合物を実際に施用する際には、他
成分を加えず純粋な形で使用できるし、また農薬として
使用する目的で一般の農薬のとり得る形態、即ち、水和
剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル等
の形態で使用することもできる。
【0146】添加剤及び担体としては、固型剤を目的と
する場合は、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、
燐灰石、石こう、タルク、ベントナイト、パイロフィラ
イト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿
素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。
【0147】液体の剤型を目的とする場合は、ケロシ
ン、キシレン及びソルベントナフサ等の石油留分、シク
ロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、アルコール、アセトン、ト
リクロルエチレン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、
植物油、水等を溶剤として使用することができる。
【0148】また、これらの製剤において均一かつ安定
な形態をとるために、必要ならば界面活性剤を添加する
こともできる。添加することが出来る界面活性剤として
は特に限定はないが、例えば、ポリオキシエチレンが付
加したアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
が付加したアルキルエーテル、ポリオキシエチレンが付
加した高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加
したソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンが付加したトリスチリルフェニルエーテル等の非イオ
ン性界面活性剤、ポリオキシエチレンが付加したアルキ
ルフェニルエーテルの硫酸エステル塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、高級アルコールの硫酸エステル塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリカルボン酸塩、リ
グニンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩
のホルムアルデヒド縮合物、イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合体等が挙げられる。
【0149】有効成分量は、通常組成物(製剤)全体に
対して、好ましくは0.01〜90重量%であり、より
好ましくは0.05〜85重量%である。
【0150】このようにして得られた水和剤、乳剤、フ
ロアブル剤は水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは
乳濁液として、粉剤・粒剤はそのまま使用される。
【0151】本発明化合物を有効成分とする組成物は、
花卉、芝、牧草を含む農園芸作物の栽培に際し発生する
前記病害の防除に対し、種子処理、茎葉散布、土壌施用
又は水面施用等により使用することができる。
【0152】なお、本発明化合物は単独でも十分有効で
あることは言うまでもないが、各種の殺菌剤や殺虫・殺
ダニ剤または共力剤の1種又は2種以上と混合して使用
することも出来る。
【0153】本発明化合物と混合して使用出来る殺菌
剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物生長調節剤の代表例を以下
に示す。
【0154】殺菌剤: 銅剤;塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅等。 硫黄剤;チウラム、ジネブ、マンネブ、マンコゼブ、ジ
ラム、プロピネブ、ポリカーバメート等。 ポリハロアルキルチオ剤;キャプタン、フォルペット、
ジクロルフルアニド等。 有機塩素剤;クロロタロニル、フサライド等。 有機リン剤;IBP、EDDP、トリクロホスメチル、
ピラゾホス、ホセチル等。
【0155】ベンズイミダゾール剤;チオファネートメ
チル、ベノミル、カルベンダジム、、チアベンダゾール
等。 ジカルボキシイミド剤;イプロジオン、プロシミドン、
ビンクロゾリン、フルオルイミド等。 カルボキシアミド剤;オキシカルボキシン、メプロニ
ル、フルトラニル、テクロフタラム、トリクラミド、ペ
ンシクロン等。 アシルアラニン剤;メタラキシル、オキサジキシル、フ
ララキシル等。 メトキシアクリレート剤;クレソキシムメチル、アゾキ
シストロビン、メトミノストロビン等。 アニリノピリミジン剤;アンドプリン、メパニピリム、
ピリメタニル、ジプロジニル等。
【0156】SBI剤;トリアジメホン、トリアジメノ
ール、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナゾ
ール、プロピコナゾール、トリフルミゾール、プロクロ
ラズ、ペフラゾエート、フェナリモール、ピリフェノッ
クス、トリホリン、フルシラゾール、エタコナゾール、
ジクロブトラゾール、フルオトリマゾール、フルトリア
フェン、ペンコナゾール、ジニコナゾール、イマザリ
ル、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、ブチオベー
ト、エポキシコナゾール、、メトコナゾール等。 抗生物質剤;ポリオキシン、ブラストサイジンS、カス
ガマイシン、バリダマイシン、硫酸ジヒドロストレプト
マイシン等。
【0157】その他;プロパモカルブ塩酸塩、 キント
ゼン、ヒドロキシイソオキサゾール、メタスルホカル
ブ、アニラジン、イソプロチオラン、プロベナゾール、
キノメチオナート、ジチアノン、ジノカブ、ジクロメジ
ン、フェルムゾン、、フルアジナム、ピロキロン、トリ
シクラゾール、オキソリニック酸、ジチアノン、イミノ
クタジン酢酸塩、シモキサニル、ピロールニトリン、メ
タスルホカルブ、ジエトフェンカルブ、ビナパクリル、
レシチン、重曹、フェナミノスルフ、ドジン、ジメトモ
ルフ、フェナジンオキシド、カルプロパミド、フルスル
ファミド、フルジオキソニル、ファモキサドン等。
【0158】殺虫・殺ダニ剤: 有機燐及びカーバメート系殺虫剤:フェンチオン、フェ
ニトロチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ES
P、バミドチオン、フェントエート、ジメトエート、ホ
ルモチオン、マラソン、トリクロルホン、チオメトン、
ホスメット、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、
メチルパラチオン、オキシジメトンメチル、エチオン、
サリチオン、シアノホス、イソキサチオン、ピリダフェ
ンチオン、ホサロン、メチダチオン、スルプロホス、ク
ロルフェンビンホス、テトラクロルビンホス、ジメチル
ビンホス、プロパホス、イソフェンホス、エチルチオメ
トン、プロフェノホス、ピラクロホス、モノクロトホ
ス、アジンホスメチル、アルディカルブ、メソミル、チ
オジカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフ
ラカルブ、フラチオカルブ、プロポキスル、BPMC、
MTMC、MIPC、カルバリル、ピリミカーブ、エチ
オフェンカルブ、フェノキシカルブ、EDDP等。
【0159】ピレスロイド系殺虫剤:ペルメトリン、シ
ペルメトリン、デルタメスリン、フェンバレレート、フ
ェンプロパトリン、ピレトリン、アレスリン、テトラメ
スリン、レスメトリン、ジメスリン、プロパスリン、フ
ェノトリン、プロトリン、フルバリネート、シフルトリ
ン、シハロトリン、フルシトリネート、エトフェンプロ
クス、シクロプロトリン、トラロメトリン、シラフルオ
フェン、ブロフェンプロクス、アクリナスリン等。
【0160】ベンゾイルウレア系その他の殺虫剤:ジフ
ルベンズロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロ
ン、トリフルムロン、テトラベンズロン、フルフェノク
スロン、フルシクロクスロン、ブプロフェジン、ピリプ
ロキシフェン、メトプレン、ベンゾエピン、ジアフェン
チウロン、アセタミプリド、イミダクロプリド、ニテン
ピラム、フィプロニル、カルタップ、チオシクラム、ベ
ンスルタップ、硫酸ニコチン、ロテノン、メタアルデヒ
ド、機械油、BTや昆虫病原ウイルス等の微生物農薬
等。
【0161】殺線虫剤:フェナミホス、ホスチアゼート
等。
【0162】殺ダニ剤:クロルベンジレート、フェニソ
ブロモレート、ジコホル、アミトラズ、BPPS、ベン
ゾメート、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポ
リナクチン、キノメチオネート、CPCBS、テトラジ
ホン、アベルメクチン、ミルベメクチン、クロフェンテ
ジン、シヘキサチン、ピリダベン、フェンピロキシメー
ト、テブフェンピラド、ピリミジフェン、フェノチオカ
ルブ、ジエノクロル等。
【0163】植物生長調節剤:ジベレリン類(例えばジ
ベレリンA3 、ジベレリンA4 、ジベレリンA7 )IA
A、NAA等。
【0164】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 2−(3−ヒドロキシフェニル)−5−(1-メチルエ
チル)-4-フェニルイミダゾール(化合物No.I−
7)の製造。
【0165】
【化23】
【0166】3−メチル−1−フェニル-1,2−ブタ
ンジオン0.92g(5.2mmol)、3−ヒドロキ
シベンズアルデヒド0.63g(5.2mmol)、酢
酸アンモニウム4.0g(52.2mmol)を、酢酸
10ml中で4時間加熱還流した。放冷後、反応溶液を
水に加え30分攪拌し、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=2:1)
で精製し、目的物0.98gを得た。収率67%、am
orphous
【0167】実施例2 2−(3− ヒドロキシフェニル)−5−(1-メチルエ
チル)-4-(3-メチルフェニル)イミダゾール(化合
物No.II−16(a))の製造。
【0168】
【化24】
【0169】3−メチル−1−(3−メチルフェニル)
−1,2−ブタンジオン0.92g(5.2mmo
l)、3−ヒドロキシベンズアルデヒド0.63g
(5.2mmol)、酢酸アンモニウム4.0g(5
2.2mmol)を、酢酸10ml中で4時間加熱還流
した。放冷後、反応溶液を水に加え30分攪拌し、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ベン
ゼン:酢酸エチル=2:1)で精製し、目的物0.98
gを得た。収率67%、amorphous
【0170】実施例3 5−シクロヘキシル−2−(3−ヒドロキシフェニル)
−4−フェニルイミダゾール(化合物No.I−33)
の合成
【0171】
【化25】
【0172】1−シクロヘキシル−2−フェニル−1,
2−エタンジオン0.8g(3.7mmol)、3−ヒ
ドロキシベンズアルデヒド0.45g(3.7mmo
l)、酢酸アンモニウム2.85g(37mmol)
を、酢酸10ml中で3時間加熱還流した。放冷後、反
応溶液を水に加え30分攪拌し、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル
=2:1)で精製し、目的物0.83gを得た。 収率70%、mp.205−208℃
【0173】実施例4 5−シクロプロピル−2−(3−ヒドロキシフェニル)
−4−フェニルイミダゾール(化合物No.I-31)
の合成
【0174】
【化26】
【0175】1−シクロプロピル−2−フェニル−1,
2−エタンジオン0.92g(5.2mmol)、3−
ヒドロキシベンズアルデヒド0.63g(5.2mmo
l)、酢酸アンモニウム4.0g(52.2mmol)
を、酢酸10ml中で4時間加熱還流した。放冷後、反
応溶液を水に加え30分攪拌し、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル
=2:1)で精製し、目的物0.98gを得た。 収率67%、amorphous
【0176】実施例5 2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−フェニル−5−
(2−チエニル)イミダゾール(化合物No.I-8
0)の合成
【0177】
【化27】
【0178】1−フェニル−2−(2−チエニル)−
1,2−エタンジオン0.23g(1.06mmo
l)、3−ヒドロキシベンズアルデヒド0.13g
(1.06mmol)、酢酸アンモニウム0.82g
(10.6mmol)を、酢酸3ml中で3時間加熱還
流した。放冷後、反応溶液を水に加え30分攪拌し、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−
ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、目的物0.
23gを得た。 収率68%、mp.230−232℃
【0179】実施例6 2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−(3−メチルフ
ェニル)−5−(2−チエニル)イミダゾール(化合物
No.II−16(i))の合成
【0180】
【化28】
【0181】1−(3−メチルフェニル)−2−(2−
チエニル)−1,2−エタンジオン1.41g(6.1
mmol)、3−ヒドロキシベンズアルデヒド0.75
g(6.1mmol)、酢酸アンモニウム0.94g
(12.2mmol)を、酢酸20ml中で3時間加熱
還流した。放冷後、反応溶液を水に加え30分攪拌し、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃
縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n
−ヘキサン:酢酸エチル=7:3)で精製し、目的物
1.11gを得た。 収率54%、mp.223−225℃
【0182】実施例7 2−(3−アセトキシフェニル)−5−(1-メチルエ
チル)-4-フェニルイミダゾール(化合物No.I-1
08)の合成
【0183】
【化29】
【0184】2−(3−ヒドロキシフェニル)−5−
(1-メチルエチル)-4-フェニルイミダゾール0.6
2g(2mmol)、アセチルクロライド0.16g
(2mmol)、トリエチルアミン0.20g(2mm
ol)を、クロロホルム30ml中で4時間加熱還流し
た。放冷後、反応溶液を水に加えクロロホルムで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸エチル=4:
1)で精製し、目的物0.54gを得た。 収率76%、mp.236−237℃
【0185】実施例8 2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−フェニルイミダ
ゾール(化合物No.I-1)の合成
【0186】
【化30】
【0187】3−ヒドロキシベンズアルデヒド1.22
g(10.0mmol)、28%アンモニア水4mlを
メタノール20mlに加え、1時間加熱還流を行なった
後、フェニルグリオキサール1水和物1.52g(1
0.0mmol)を加え、更に2時間加熱還流を行なっ
た。反応液を放冷後、減圧下溶媒を留去し、残渣を酢酸
エチルに溶解し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸エチル=
7:3)で精製し、目的物0.76gを得た。 収率32%、amorphous
【0188】実施例9 5−ブロモ−2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−フ
ェニルイミダゾール(化合物No.I-62)の合成
【0189】
【化31】
【0190】2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−フ
ェニルイミダゾール5.0g(21.2mmol)、ア
セチルクロライド3.49g(44.5mmol)、ト
リエチルアミン4.49g(44.5mmol)をクロ
ロホルム50mlに加え、1時間加熱還流を行なった。
反応液を放冷後、アセチルクロライド0.83g(1
0.6mmol)、トリエチルアミン1.07g(1
0.6mmol)を加え、さらに1時間加熱還流を行な
った。放冷後、反応液を水に加え、クロロホルムで抽出
した。有機層を飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチ
ル=9:1)で精製し、1−アセチル−2−(3−アセ
トキシフェニル)−4−フェニルイミダゾール1.12
g(収率17%)を得た。
【0191】得られた結晶0.55g(1.72mmo
l)をクロロホルム10mlに溶解し、室温下、臭素
0.23g(1.72mmol)を加えた。室温で1時間
攪拌した後、反応溶液を水に加え、クロロホルムで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をエタノール10ml
に溶解し、水酸化ナトリウム0.14g、水1.5ml
を加え、室温で1.5時間撹拌した。減圧濃縮後、酢酸
エチルに溶解し、1N塩酸、飽和食塩水で洗浄後、減圧
濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ベンゼン:酢酸エチル=9:1)で精製し、目的物
0.41gを得た。 収率76%、amorphous
【0192】実施例10 5−ホルミル−2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−
フェニルイミダゾール(化合物No.I-67)の合成
【0193】
【化32】
【0194】2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−フ
ェニルイミダゾール11.8g(50mmol)をDM
F100mlに溶解し、氷冷下、60%水素化ナトリウ
ム4.4g(110mmol)を加えた。氷冷下で30
分攪拌した後、クロロメチルエチルエーテル10.4g
(110mmol)を加え、室温で2時間攪拌した。反
応溶液を水に加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和
食塩水で洗浄した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸エチル=
9:1)で精製し、1−エトキシメチル−2−(3'−
エトキシメトキシフェニル)−4−フェニルイミダゾー
ル11.1g(収率63%)を得た。
【0195】1−エトキシメチル−2−(3−エトキシ
メトキシフェニル)−4−フェニルイミダゾール3.8
6g(10.0mmol)をクロロホルム50mlに加
え、室温下、臭素1.6g(10.0mmol)を滴下
し、室温で1時間攪拌した。反応溶液を水に加え、クロ
ロホルムで抽出し、有機層を飽和重曹水、飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−
ヘキサン:酢酸エチル=7:3)で精製し、5−ブロモ
−1−エトキシメチル−2−(3'−エトキシメトキシ
フェニル)−4−フェニルイミダゾール2.33g(収
率53%)を得た。
【0196】5−ブロモ−1−エトキシメチル−2−
(3−エトキシメトキシフェニル)−4−フェニルイミ
ダゾール2.75g(6.4mmol)を脱水THFに
加え、窒素雰囲気下、−78℃に冷却後n−ブチルリチ
ウム(1.6M,n−ヘキサン溶液)4.0ml(6.
4mmol)を滴下した。10分攪拌した後、脱水DM
Fを2.5ml(32mmol)を加え、−78℃で1
時間、−10℃で1時間攪拌した。反応溶液を10%塩
化アンモニウム溶液に加え、酢酸エチルで抽出し、有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。
【0197】減圧濃縮後、残渣をエタノール14mlに
溶解し、4N塩酸14mlを加え、室温で4時間、50
℃で2時間攪拌した。放冷後、減圧濃縮し、残渣を酢酸
エチルに溶解し飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸
エチル=4:1)で精製し、目的物0.52gを得た。 収率31%、mp.230−232℃
【0198】実施例11 2-(3−ヒドロキシフェニル)-4-フェニル-5-(フ
ェニルエチニル)イミダゾール(化合物No.I-4
0)の合成
【0199】
【化33】
【0200】2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−フ
ェニルイミダゾール5.0g(15.3mmol)をク
ロロホルム40mlとTHF40mlの混合溶媒に溶解
し、エチルビニルエーテル3.3g(46.0mmo
l)、PPTS(ピリジニウムp−トルエンスルホネー
ト)を触媒量加え、24時間加熱還流を行った。放冷
後、溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エチルに溶解した。
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製
し、1−(1-エトキシエチル)−2−[3−(1−エ
トキシエトキシ)フェニル]−4−フェニルイミダゾー
ル5.47g(収率68%)を得た。
【0201】1−(1-エトキシエチル)−2−[3−
(1−エトキシエトキシ)フェニル]−4−フェニルイ
ミダゾール3.85g(10.1mmol)をクロロホ
ルム200mlに溶解し、ヨウ素2.95g(11.6
mmol)、赤色HgO1.81g(8.4mmol)
を加え、12時間加熱還流を行った。反応混合物を放冷
後、不溶物をろ別し、ろ液を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸
エチル=4:1)で精製し、1−(1-エトキシエチ
ル)−2−[3−(1−エトキシエトキシ)フェニル]
−5−ヨード−4−フェニルイミダゾール2.83g
(収率55%)を得た。
【0202】1−(1-エトキシエチル)−2−[3−
(1−エトキシエトキシ)フェニル]−5−ヨード−4
−フェニルイミダゾール1.11g(2.19mmo
l)をトリエチルアミン5ml、THF5mlの混合溶
媒に溶解し、続いてフェニルアセチレン0.26g
(2.62mmol)、CuI 0.041g(0.2
2mmol)、PdCl2(PPh3)20.076g
(0.11mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、6時
間加熱還流を行った。
【0203】反応混合物を放冷後、フェニルアセチレン
0.26g(2.62mmol)、CuI 0.041g
(0.22mmol)、PdCl2(PPh3)20.07
6g(0.11mmol)を追加し、アルゴン雰囲気下
でさらに12時間加熱還流を行った。反応液を放冷後、
水に加え酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)で精製し、1−(1-エト
キシエチル)−2−[3−(1−エトキシエトキシ)フ
ェニル]-5-フェニルエチニル−4−フェニルイミダゾ
ール0.6g(57%)を得た。
【0204】1−(1-エトキシエチル)−2−[3−
(1−エトキシエトキシ)フェニル]-5-フェニルエチ
ニル−4−フェニルイミダゾール0.6g(1.25m
mol)をエタノール5mlに溶解し、濃塩酸5mlを
加え室温で15分撹拌した。反応液を水に加え、飽和重
曹水で中和後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、目的
物0.22gを得た。 収率52%、mp.201−203℃
【0205】上記のようにして得られた本発明化合物を
第3表に示した。なお、表中の略号、記号は第1表、第
2表と同じ意味を示す。
【0206】
【表9】
【0207】
【表10】
【0208】〔農園芸用殺菌剤〕次に、本発明の組成物
の実施例を若干示すが、添加物及び添加割合は、これら
実施例に限定されるべきものではなく、広範囲に変化さ
せることができる。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0209】 実施例12 水和剤 本発明化合物 40部 珪藻土 53部 高級アルコー ル硫酸エステル 4部 アルキルナフタレンスルホン 酸塩 3部 以上を均一に混合して微細に粉砕して、有効 成分40%の水和剤を得る。
【0210】実施例13 乳剤 本発明化合物 30部 キシレン 33部 ジメチルホルムアミド 30部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 7部 以上を混合溶解して、有効成分30%の乳剤を得る。
【0211】 実施例14 懸濁剤 本発明化合物 10部 リグニンスルホン酸ナトリウム 4部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1部 キサンタンガム 0.2部 水 84.8部 以上を混合し、粒度が1ミクロン以下になるまで湿式粉
砕して、有効成分10%の懸濁剤を得る。
【0212】
【発明の効果】次に、本発明化合物が各種植物病害防除
剤の有効成分として有用であることを試験例で示す。
【0213】試験例1 ブドウべと病防除試験 素焼きポットで栽培したブドウ幼苗(品種「甲州」、2
葉期)に、実施例13の本発明化合物の乳剤を有効成分
200ppmの濃度で散布した。散布後、室温で自然乾
燥し、ブドウべと病菌(Plasmopara vit
icola)の遊走子嚢の懸濁液を噴霧接種し、明暗を
12時間毎に繰り返す高湿度の恒温室(20℃)に10
日間保持した。葉上の病斑出現状態を無処理と比較調査
し、防除効果を求めた。その結果以下の化合物が75%
以上の優れた防除価を示した。なお、化合物番号は第3
表中の化合物番号に対応する。
【0214】III−2、III−3、III−5、I
II−6、III−7、III−8、III−9、II
I−10、III−11、III−12、III−1
3、III−15、III−16、III−17、II
I−18、III−19、III−20、III−2
1、III−22、III−25、III−27、II
I−28、III−29、III−30、III−3
1、III−32、III−35、III−36、II
I−37、III−38
【0215】試験例2 トマト疫病防除試験 素焼きポットで栽培したトマト幼苗(品種「レジナ」、
4〜5葉期)に、実施例13の本発明化合物の乳剤を有
効成分200ppmの濃度で散布した。散布後、室温で
自然乾燥し、トマト疫病菌(Phytophthora
infestans)の遊走子嚢の懸濁液を噴霧接種
し、明暗を12時間毎に繰り返す高湿度の恒温室(20
℃)に4日間保持した。葉上の病斑出現状態を無処理と
比較調査し、防除効果を求めた。その結果以下の化合物
が75%以上の優れた防除価を示した。なお、化合物番
号は第3表中の化合物番号に対応する。
【0216】III−2、III−3、III−4、I
II−5、III−6、III−9、III−10、I
II−11、III−12、III−13、III−1
6、III−17、III−18、III−19、II
I−20、III−21、III−22、III−2
7、III−28、III−29、III−30、II
I−31、III−32、III−33、III−3
4、III−35、III−36、III−37
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 409/04 C07D 409/04 417/04 417/04 (72)発明者 濱村 洋 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 斎賀 睦幸 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB01 CC25 CC26 CC51 CC61 CC62 CC75 CC76 CC92 CC94 DD04 DD06 DD12 DD22 DD25 EE03 4H011 AA01 AD01 BA01 BB09 BC01 BC06 BC07 DA15 DA16 DD03 DE17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[I] 【化1】 {式中、Aは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニ
    トロ基、ホルミル基、C 1-10アルキル基、C2-10アルケ
    ニル基、C2-10アルキニル基、C1-10ハロアルキル基、
    2-10ハロアルケニル基、C2-10ハロアルキニル基、C
    1-10アルコキシ基、C1-10ハロアルコキシ基、Gで置換
    されてもよいフェニルC1-3アルキル基、Gで置換され
    てもよいフェノキシC1-3アルキル基、Gで置換されて
    もよいフェニルチオC1-3アルキル基、C3-6シクロアル
    キルC1-10アルキル基、(ハロゲン原子、C1-10アルキ
    ル基もしくはGで置換されてもよいフェニル基で置換さ
    れてもよい)C3-10シクロアルキル基、Gで置換されて
    もよいフェニル基で置換されたC2-10アルケニル基、G
    で置換されてもよいフェニル基で置換されたC2-10アル
    キニル基、C1-6トリアルキルシリルC2-10アルキニル
    基、ヒドロキシイミノメチル基、C1-10アルコキシイミ
    ノメチル基、C1-6アルコキシカルボニル基、ジC1-6
    ルキルカルバモイル基、Gで置換されていてもよいフェ
    ニルC1-10アルコキシ基、Gで置換されてもよいフェノ
    キシ基、ジC1-6アルキルスルファモイル基、Gで置換
    されてもよいナフチル基、式S(O)nR5(ここで、
    5はC 1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基もしくは
    Gで置換されてもよいフェニル基を表し、nは0,1も
    しくは2を表す。)で表される基、または下記式 【化2】 (式中、Xはハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6
    ハロアルキル基を表し、Yは水素原子又はC1-6アルキ
    ル基を表し、Zはハロゲン原子、C1-6アルキル基、C
    1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又はニトロ基を
    表し、mは0、1又は2を表す。mが2のとき、X、Z
    はそれぞれ相異なっていても良い。)から選ばれる複素
    環基を表し、 R1、R2はそれぞれ独立して、ハロゲン原子、シアノ
    基、ニトロ基、ヒドロキシル基、C1-6アルキル基、C
    1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C2-6アルケ
    ニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルキニル基、
    ジC1-6アルキルアミノ基、C3-6シクロアルキル基、C
    1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C
    1-6アルキルスルフィニル基またはC1-6アルキルスルホ
    ニル基を表し、 R3、R4はそれぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキ
    ルカルボニル基、C1-6アルコキシカルボニル基、ジC
    1-6アルキルカルバモイル基、Gで置換されてもよいベ
    ンゾイル基、C1-6アルキルスルホニル基、ジC1-6アル
    キルスルファモイル基、Gで置換されてもよいフェニル
    スルホニル基、C1-6アルコキシメチル基または、C1-6
    アルキルカルボキシメチル基を表す。Gはハロゲン原
    子、C1-6アルキル基、C1-10アルコキシまたはC1-6
    ロアルキル基を表し、これらの置換基は1、2又は3個
    置換されていてもよく、2個以上置換されているとき
    は、同一でも相異なっていてもよい。kは0または1〜
    5の整数を表し、kが2以上のときR1は相異なっても
    良い。lは0または1〜4の整数を表し、lが2以上の
    ときR2は相異なっても良い。但し、Aが塩素原子であ
    って、R4がアセチル基である化合物、およびAが4−
    ピリジル基であって、Xが2,6−ジメチルまたは2,
    4,6−トリメチルであり、かつYが4−Clである化
    合物をのぞく。}で表されるジフェニルイミダゾール化
    合物。
  2. 【請求項2】一般式[I’] 【化3】 {式中、Aは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニ
    トロ基、ホルミル基、C 1-10アルキル基、C2-10アルケ
    ニル基、C2-10アルキニル基C1-10ハロアルキル基、C
    2-10ハロアルケニル基、C2-10ハロアルキニル基、C
    1-10アルコキシ基、C1-10ハロアルコキシ基、Gで置換
    されてもよいフェニルC1-3アルキル基、Gで置換され
    てもよいフェノキシC1-3アルキル基、Gで置換されて
    もよいフェニルチオC1-3アルキル基、C3-6シクロアル
    キルC1-10アルキル基、(ハロゲン原子、C1-10アルキ
    ル基もしくは、Gで置換されてもよいフェニル基で置換
    されてもよい)C3-10シクロアルキル基、Gで置換され
    てもよいフェニル基で置換されたC2-10アルケニル基、
    Gで置換されてもよいフェニル基で置換されたC2-10
    ルキニル基、C1-6トリアルキルシリルC2-10アルキニ
    ル基、ヒドロキシイミノメチル基、C1-10アルコキシイ
    ミノメチル基、C1-6アルコキシカルボニル基、ジC1-6
    アルキルカルバモイル基、Gで置換されてもよいフェニ
    ルC1-10アルコキシ基、Gで置換されてもよいフェノキ
    シ基、ジC1-6アルキルスルファモイル基、Gで置換さ
    れてもよいナフチル基、式 S(O)nR5(ここで、R
    5はC1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基もしくはG
    で置換されてもよいフェニル基を表し、nは0、1もし
    くは2を表す。)で表される基、または下記式 【化4】 (式中、Xはハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6
    ハロアルキル基を表し、Yは水素原子又はC1-6アルキ
    ル基を表し、Zはハロゲン原子、C1-6アルキル基、C
    1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又はニトロ基を
    表し、mは0、1又は2を表す。mが2のとき、X、Z
    はそれぞれ相異なっていても良い。)から選ばれる複素
    環基を表し、 R1、R2はそれぞれ独立して、ハロゲン原子、シアノ
    基、ニトロ基、ヒドロキシル基、C1-6アルキル基、C
    1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C2-6アルケ
    ニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルキニル基、
    ジC1-6アルキルアミノ基、C3-6シクロアルキル基、C
    1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C
    1-6アルキルスルフィニル基またはC1-6アルキルスルホ
    ニル基を表し、 R3、R4はそれぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキ
    ルカルボニル基、C1-6アルコキシカルボニル基、ジC
    1-6アルキルカルバモイル基、Gで置換されてもよいベ
    ンゾイル基、C1-6アルキルスルホニル基、ジC1-6アル
    キルスルファモイル基、Gで置換されてもよいフェニル
    スルホニル基、C1-6アルコキシメチル基または、C1-6
    アルキルカルボキシメチル基を表し、 Gはハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-10アルコキ
    シまたはC1-6ハロアルキル基を表す。また、これらの
    置換基は1、2又は3個置換されていてもよく、2個以
    上置換されているときは、同一でも相異なっていてもよ
    い。kは0または1〜5の整数を表し、kが2以上のと
    きR1は相異なっても良い。lは0または1〜4の整数
    を表し、lが2以上のときR2は相異なっても良い。}
    で表されるジフェニルイミダゾール化合物またはその薬
    学的に許容される塩の1種もしくは2種以上を有効成分
    として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
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