JP2001163365A - リターナブル包装システムおよび梱包方法 - Google Patents

リターナブル包装システムおよび梱包方法

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JP2001163365A
JP2001163365A JP35019099A JP35019099A JP2001163365A JP 2001163365 A JP2001163365 A JP 2001163365A JP 35019099 A JP35019099 A JP 35019099A JP 35019099 A JP35019099 A JP 35019099A JP 2001163365 A JP2001163365 A JP 2001163365A
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JP
Japan
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bag
inner bag
air
packaging system
bags
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JP35019099A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kakisako
誠一 垣迫
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】廃材量を減少させることができ、梱包作業の容
易化を図れるリターナブル包装システムおよび梱包方法
を提供すること。 【解決手段】被包装物であるバンパー60の形状に応じ
て形成された外皮ケース10と、この外皮ケース10に
収納される第1内装袋20および第2内装袋30とを備
えるとともに、これらの各内装袋20、30は、空気の
導入および排出を行う弁構造を有するリターナブル包装
システム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リターナブル包装
システムおよび梱包方法に関し、例えば、自動車のバン
パーや建築資材等の長尺物の包装に好適に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来、自動車用バンパー等の車両用備品、
建築仕上げ材等の大型かつ長尺物の梱包においては、仕
上げ面を傷つけないように、段ボールにバンパー等を入
れた上に、発泡シートや紙等の緩衝材を用いて厳重に梱
包を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、長尺物
に使用する段ボール等の梱包材は比較的大きなものが必
要であるとともに、納入後の修理工場等では梱包材は不
必要であるため、全て廃材として処理され、廃材量が増
加するという問題がある。このような廃材量の増加は、
環境保護の観点から好ましくなく、また、修理工場等に
おけるISO14000を取得する際においても不利と
なる。さらに、上述のような梱包材を用いる場合、梱包
作業にも時間と手間がかかり、梱包工程のコスト増につ
ながる等の問題もある。したがって、梱包材による廃材
量の減少および梱包工程のコスト低減を図ることのでき
る梱包材の開発が望まれている。
【0004】本発明の目的は、廃材量を減少させること
ができ、梱包作業の容易化を図れるリターナブル包装シ
ステムおよび梱包方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被包装物の形
状に応じて形成された外皮ケースおよび空気の導入、排
出可能な弁構造を有する内装袋を備えたリターナブル包
装システムを用いることで前記目的を達成しようとする
ものである。
【0006】具体的には、請求項1に記載の発明は、被
包装物の形状に応じて形成された外皮ケースと、この外
皮ケースに収納される1つ以上の内装袋とを備えるとと
もに、これらの内装袋は、空気の導入および排出を行う
弁構造を有することを特徴とするリターナブル包装シス
テムである。
【0007】本発明における外皮ケースとしては、形状
保持性の比較的高いものを採用することができ、ウレタ
ンレザー等の合成皮革で形成された縫製品を採用するこ
とができる。例えば、バンパー等の平面形状に応じた上
ケース、下ケースをファスナーで接合したり、バンド締
めで接合する外皮ケースを採用することができる。本発
明における弁構造としては、内装袋に導入された空気が
容易に排出されないような構造を有する種々の逆止弁を
採用することができ、例えば、フィルム状の逆止弁等を
採用することができる。また、内装袋に使用する樹脂と
しては、ガスバリアー性および溶着性を有し、袋として
使用できる熱可塑性樹脂であれば特に限定はなく、例え
ば、ポリエチレン(以下、PEという)、ポリプロピレ
ン(以下、PPという)等を採用することができる。こ
れら、外皮ケース、弁構造、内装袋を構成する樹脂につ
いては、以下に説明する各発明についても同様である。
【0008】なお、本発明における内装袋は、例えば、
インフレーション成形により円筒状に成形されたフィル
ムにおける上下端の一端に前述したフィルム状の逆止弁
を介装した状態で、上下各端部を溶着、封止することで
製造することができる。このような内装袋を被包装物を
包むように複数個配置し、弁構造から袋内部に空気を導
入して、空気により膨張した内装袋で被包装物の周囲が
保護されるようにする。
【0009】本発明によれば、外皮ケースおよび弁構造
を有する1つ以上の内装袋を備えたリターナブル包装シ
ステムを採用している。したがって、外皮ケース内へバ
ンパー等の長尺状の被包装物および内装袋を収納した
後、内装袋へ弁構造から空気を導入することで、内装袋
がバンパー等の面に密着してシール効果が発揮される。
また、内装袋内へ導入された空気が緩衝材となり被包装
物を衝撃等から保護することができる。さらに、外皮ケ
ース内に、被包装物および内装袋を収納した後に、弁構
造から空気を導入するだけで梱包することができ、梱包
作業の簡易化および梱包工程コストの低減を図ることが
できる。
【0010】そして、梱包終了時には、弁構造を通じて
内装袋内の空気を排出することが可能であり、内装袋を
小さく畳んで運搬可能であるとともに、再び空気を導入
すれば再利用可能である。したがって、通常の梱包材の
ように一度使用しただけで廃材とすることもなく、廃材
量が減少して環境保護の面からも好ましい。また、外皮
ケースを採用しているから、空気導入の際に膨張する包
装袋の形状を外皮ケースの形状に合わせることができ
る。したがって、外皮ケースを積載、運搬に有利な形状
とすることで、積載、運搬時の安定性向上および保管ス
ペース等の低減を図ることができる。さらに、内装袋
が、丈夫な合成皮革で形成された外皮ケースに覆われて
いることから、輸送時、積載時等における内装袋の破損
を防止することができ、同じ内装袋を繰り返し使用する
ことが可能になる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のリターナブル包装システムにおいて、前記内装袋は樹
脂製フィルムを二重にして形成されることを特徴とする
リターナブル包装システムである。この発明によれば、
内装袋を樹脂製フィルムの二重構造にしているから、内
装袋の強度を高め、その破損を防止することができる。
したがって、袋の破損による導入された空気の漏れを防
止することができる。しかも、二重構造を形成する各フ
ィルム間の空気量を調整することができるから、フィル
ム間の空気量を適度に調整しておくことで、万一内装袋
を構成するフィルムの一枚が破損しても、もう一方のフ
ィルムが破損することを確実に防止でき、内装袋内部の
空気が漏れて、緩衝作用が低下することを確実に防止で
きる。また、このようにして内装袋の強度を向上させる
ことで、同じ袋を繰り返し使用することができる。特
に、このような二重構造を採用することで、樹脂製フィ
ルムの一枚一枚を薄くすることができ、内装袋を折り畳
みやすくなる。
【0012】請求項3に記載の発明は、被包装物の形状
に応じて形成された外皮ケースと、筒状に形成された樹
脂製の内袋および外袋を同心状に重ねて配置し、その一
端を溶着して封止し、その他端において内袋と外袋との
みを溶着することにより内外袋間に形成される空隙室お
よび前記他端で前記内袋内部と連通する開口部を備えた
内装袋とを備えるとともに、この内装袋は、空気の導入
および排出を行う弁構造を有することを特徴とするリタ
ーナブル包装システムである。
【0013】本発明における内装袋の製造方法として
は、例えば、以下のようなものがある。すなわち、イン
フレーション成形により円筒状の内袋および外袋を同心
円状に重ねた後、封止される一端部に熱溶着等を施して
シールするとともに、フィルム状の弁構造を開口部にお
ける内袋と外袋との間に介装した状態で、内袋および外
袋間を溶着する方法が採用できる。
【0014】この発明によれば、内装袋が、内袋および
外袋の間に設けられた空隙室と、空隙室内外への空気の
導入、排出を行う弁構造とを備えている。したがって、
内装袋内部にバンパー等を収納した後、弁構造から空気
を導入することで、内袋がバンパー等の面に密着してシ
ール効果が発揮されるとともに、空隙室内の空気が緩衝
材となり被包装物を保護することができる。また、内装
袋内部に被包装物を収納し、弁構造から空気を導入する
だけで梱包でき、梱包作業の簡易化および梱包工程のコ
スト低減を図ることができる。さらに、バンパー等を取
り出した後は、空隙室内の空気を排出して、小さく畳ん
で運搬可能であるとともに、再び弁構造部分に空気を入
れてバンパー等を包装できるので再利用可能であり、廃
材量が減少して環境保護の観点からも有用なリターナブ
ル包装システムであるといえる。
【0015】そして、このようなリターナブル包装シス
テムを採用することで、空気導入の際の内装袋の形状を
外皮ケースの形状に合わせることができる。すなわち、
内装袋のみでは円筒状等の積載に不向きな形状となる
が、外皮ケースを積載に有利な形状とすることで、この
ような問題を解決できる。さらに、内装袋の外袋が、丈
夫な合成皮革で形成された外皮ケースに覆われているこ
とから、輸送時、積載時等における内装袋の外袋の破損
を防止することができ、同じ内装袋を繰り返し使用する
ことができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のリターナブル包装システムにおいて、前記内袋は樹脂
製フィルムを二重にして形成されることを特徴とするリ
ターナブル包装システムである。このように、内袋を二
重構造とすることで、内袋の強度を高めてフィルム破損
による空気の漏れを防止できるとともに、万一内袋を構
成するフィルムの一枚が破損しても、空隙室の空気が漏
れることを確実に防止できる。また、このように内袋の
強度を向上させることで、同じ包装袋を繰り返し使用す
ることができるようになる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項3または
請求項4に記載のリターナブル包装システムにおいて、
前記外袋は樹脂製フィルムを二重にして形成されること
を特徴とするリターナブル包装システムである。このよ
うに、外袋を二重構造とすることで、内袋の場合と同様
に、外袋の強度を高めることができ、輸送中に外袋が他
の物に接触して破損することを防止できる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4または
請求項5に記載のリターナブル包装システムにおいて、
前記樹脂製フィルムの厚さは30μm以上であることを
特徴とするリターナブル包装システムである。本発明に
よれば、樹脂製フィルムの厚さが30μ以上であるか
ら、内袋および外袋の強度を十分に確保することがで
き、被包装物と接触するフィルム面および外部と接触す
るフィルム面が輸送中に破損し、緩衝体となる空気の漏
出を防止できる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項3から請
求項6のいずれかに記載のリターナブル包装システムに
おいて、前記弁構造は、前記開口部近傍に設けられてい
ることを特徴とするリターナブル包装システムである。
本発明によれば、開口部近傍に弁構造が設けられている
から、使用後の包装袋を小さく折り畳む際に、空隙室内
の空気と、袋本体内部の空気とを同時に排出しながら容
易に畳むことができ、取扱い性の向上を図ることができ
る。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のリターナブル包装システムを用いた梱
包方法であって、前記外皮ケースに前記複数の内装袋お
よび被包装物を収納し、前記内装袋の弁構造から空気を
吹き込むことを特徴とする梱包方法である。
【0021】このような梱包方法を採用することで、複
数の内装袋を被包装物に密着させた上で、複数の内装袋
全体としての外形を外皮ケースの形状に合わせることが
できる。また、外皮ケース内で内装袋に空気を導入し、
膨張させる方法であるから、外皮ケース外で予め内装袋
に空気を導入した後に、外皮ケースに収納する方法に比
べて、梱包作業を容易かつ迅速に行える。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項3から請
求項7のいずれかに記載のリターナブル包装システムを
用いた梱包方法であって、前記内装袋に被包装物を挿入
し、この内装袋を前記外皮ケースに収納した後、前記内
装袋の弁構造から空気を吹き込むことを特徴とする梱包
方法である。
【0023】この梱包方法を採用することで、内装袋の
内袋を被包装物に密着させた上で、内装袋全体を外皮ケ
ースの形状に容易に合わせることができる。また、内装
袋に空気を導入した後に、外皮ケースに収納する場合
は、空気導入により膨らんだ内装袋を外皮ケースに収納
するため、その作業が困難であるが、本発明のように空
気導入前の内装袋を予め外皮ケースに収納しておくこと
で、その梱包作業を容易に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1から図3には、本発明の第1実施
形態に係るリターナブル包装システム1が示されてい
る。リターナブル包装システム1は、被包装物であるバ
ンパー60に対応した形状とされた外皮ケース10と、
1つ以上の内装袋、すなわち、第1内装袋20および第
2内装袋30とを備えて構成されている。
【0025】外皮ケース10は、図1に示されるよう
に、バンパー60の平面形状に応じて平面視でコ字状に
形成されたウレタンレザー製の上ケース11と、この上
ケース11と同一形状の下ケース12と、これら上下各
ケース11、12を背面側で接合する背面ケース13と
を備えている。また、これら上下各ケース11、12の
前面にはファスナー14が取り付けられ、開閉自在とさ
れている。
【0026】上ケース11は、平面コ字状の上面カバー
11Aと平面長方形状の側面カバー11Bを縫製して形
成されている。また、下ケース12も同様形状の二枚の
カバー12A、12Bを縫製して形成されている。これ
らの上下各ケース11、12は、平面長方形状の背面ケ
ース13とそれぞれ端部において縫製されて一体とされ
ている。なお、上ケース11を構成する側面カバー11
Bにおける、折り曲げられて外皮ケース10の長手方向
に垂直な方向に延びた二面の一方には孔15が形成さ
れ、第1内装袋20の弁構造21が外部に露出してい
る。また、背面ケース13における孔15と対向する位
置にも別の孔が設けられており(図示省略)、第2内装
袋30の弁構造31が外部に露出している。
【0027】図2に示されるように、外皮ケース30の
内部には、被包装物であるバンパー60が収納されると
ともに、このバンパー60の周囲を包むように、第1内
装袋20および第2内装袋30が配置され、収納されて
いる。
【0028】第1内装袋20は、図4に示されるよう
に、樹脂製フィルムであるPEフィルム20Aおよび2
0Bから形成された二重構造とされている。ここで、内
装袋20を構成するPEフィルム20A、20Bは互い
に溶着されておらず、PEフィルム20A、20B間に
は、製造時に適宜空気を導入することができる。このよ
うな第1内装袋20は、インフレーション成形で2重円
筒状に成形されたフィルムの両開口端部を溶着、封止し
て製造されたものである。すなわち、一端部ではシール
部20CによりすべてのPEフィルム20A、20Bが
溶着、封止され、他端部では、円筒状のフィルムの一端
部内側に樹脂フィルム製の弁構造21が介装された状態
でシール部20Dにより溶着されたものである。また、
弁構造21は、PE等の二枚の樹脂製フィルム21A、
21Bより形成されており、内装袋20の内部への空気
の導入および内部からの空気の排出を行うものである。
なお、第2内装袋30は、第1内装袋20と同一の構造
であり、図4中かっこ内に第2内装袋30に対応する符
号を付すのみで、その説明を省略する。
【0029】以上のように構成されたリターナブル包装
システム1を用いたバンパー60の梱包方法は以下のよ
うに行う。まず、外皮ケース10に被包装物であるバン
パー60を入れる。次に、収納したバンパー60を周囲
を包むように第1内装袋20および第2内装袋30を収
納し、ファスナー14を閉じ、バンド16を締める。こ
の際、第1、第2内装袋の弁構造21、31を、前述の
孔15および図示しない別の孔を介して外部に出してお
く。
【0030】弁構造21、31の二枚の樹脂製フィルム
21A(31A)、21B(31B)間に、空気を導入
するためのノズル等を挿入して空気を各内装袋20、3
0内に吹き込み、膨張させる。これにより、各内装袋2
0、30内の圧力が大きくなり、弁構造21を構成する
樹脂製フィルム21A(31A)、21B(31B)が
密着して、各内装袋20、30内に導入された空気が外
部へ漏れ出すことがない。また、各内装袋20、30が
膨らむことで、二重にされた外側のPEフィルム20
A、30Aがバンパー60周囲に密着するとともに、空
気が緩衝材として作用し、バンパー60への外部からの
衝撃およびそれに伴う破損を防止することとなる(図3
参照)。さらに、外皮ケース10が各内装袋20、30
を覆うこととなり、内装袋20、30が他の物に接触し
て破損するのを防止することとなる。
【0031】上述のバンパー60を包装したリターナブ
ル包装システム1を車両等に積載し、修理工場からユー
ザー等へ運搬後、被包装物であるバンパー60を取り出
す作業は、以下のように行う。すなわち、弁構造21、
31にノズル等を挿入して各内装袋20、30内の空気
を抜く。続いて、外皮ケース10に装着されているバン
ド16を全て外した後、ファスナー14を開く。この状
態でバンパー60を外皮ケース10から取り出す。バン
パー60を取り出した後の各内装袋20、30をシール
部20C、30C側から折り畳み、各内装袋20、30
内の空気を全て排出する。このようにして、コンパクト
に折り畳んだ各内装袋20、30および外皮ケース10
を工場へ返却して再使用する。
【0032】上述のような第1実施形態によれば以下の
ような効果がある。 (1)外皮ケース10および弁構造21、31を有する
第1、第2内装袋20、30を備えたリターナブル包装
システム1を採用している。したがって、外皮ケース1
0内へバンパー60および各内装袋20、30を収納し
た後、各内装袋20、30へ弁構造21、31から空気
を導入することで、各内装袋20、30がバンパー60
の面に密着してシール効果が発揮される。
【0033】(2)各内装袋20、30内へ導入された
空気が緩衝材となりバンパー60を衝撃等から保護する
ことができ、バンパー60の破損を防止することができ
る。 (3)外皮ケース10内に、バンパー60および各内装
袋20、30を収納した後に、弁構造21、31から空
気を導入するだけで梱包することができ、梱包作業の簡
易化及び梱包工程コストの低減を図ることができる。
【0034】(4)弁構造21、31を有する内装袋2
0、30を採用しているから、梱包終了時には、各内装
袋20、30内の空気を排出することが可能であり、内
装袋20、30を小さく畳んで運搬可能であるととも
に、再び空気を導入すれば再利用することができる。し
たがって、通常の梱包材のように一度使用しただけで廃
材とすることもなく、廃材量が減少して環境保護の面か
らも好ましい。 (5)外皮ケース10を採用しているから、空気導入の
際に、膨張する各内装袋20、30の形状を外皮ケース
10の形状に合わせることができる。したがって、外皮
ケース10を積載、運搬に有利な形状とすることで、積
載、運搬時の安定性および積載、保管スペースの低減を
図ることができる。
【0035】(6)内装袋20、30が、丈夫なウレタ
ンレザー製の外皮ケース10に覆われていることから、
輸送時、積載時等における内装袋20、30の破損を防
止することができ、同じ内装袋20、30を繰り返し使
用することが可能になる。 (7)内装袋20、30をPEフィルム20A(30
A)、20B(30B)の二重構造としているから、各
内装袋20、30の強度を高めて導入された空気の漏れ
を防止できるとともに、万一内装袋20、30を構成す
るPEフィルム20A(30A)、20B(30B)の
一枚が破損しても、内部の空気が漏れることを確実に防
止できる。また、このように内装袋20、30の強度を
向上させることで、同じ内装袋20、30を繰り返し使
用することができる。
【0036】(8)内装袋20、30に二重構造を採用
しているから、PEフィルム20A、20B、30A、
30Bの一枚一枚を薄くすることができ、各内装袋2
0、30を折り畳みやすくなる。 (9)外皮ケース10内にバンパー60および各内装袋
20、30を収納後、弁構造21、31から各内装袋2
0、30内へ空気を導入する梱包方法を採用しているか
ら、各内装袋20、30をバンパー60に密着させた上
で、各内装袋20、30全体としての外形を外皮ケース
10の形状に合わせることができる。
【0037】(10)外皮ケース10内で各内装袋2
0、30に空気を導入する方法であるから、外皮ケース
10外で予め内装袋20、30に空気を導入する方法に
比べて、梱包作業が容易かつ迅速に行える。 (11)外皮ケース10に各内装袋20、30の弁構造
21、31を挿通する孔15が形成されているから、各
内装袋20、30を外皮ケース10に収納した後でも、
容易に各内装袋20、30空気の導入を行うことができ
る。
【0038】[第2実施形態]以下の説明においては、
第1実施形態と同一構造には同一符号を付すとともに、
その説明を省略もしくは簡略化する。図5には、本発明
の第2実施形態に係るリターナブル包装システム2が示
されている。リターナブル包装システム2は、外皮ケー
ス10および後に詳述する内装袋40から構成されてい
る。
【0039】内装袋40は、図6に示されるように、平
面視で長方形状に形成され、その一端が溶着により封止
された底面シール部40Aと、後述する内袋および外袋
のみが溶着、封止された開口シール部40Bとを備えて
いる。
【0040】また、内装袋40は、図7に示されるよう
に、樹脂製フィルムであるPEフィルム41A、41B
を二重にして形成された外袋41と、同じくPEフィル
ム42A、42Bを二重にして形成された内袋42とを
備えている。ここで、外袋41を構成するPEフィルム
41A、41Bは互いに溶着されておらず、また、内袋
42を構成するPEフィルム42A、42Bも互いに溶
着されていない。
【0041】外袋41および内袋42は、内装袋40の
一端部、すなわち、前述の底面シール部40Aにおい
て、4枚のPEフィルム41A、41B、42A、42
Bが全て溶着され、封止されている。また、内装袋40
の他端においては、外袋41および内袋42のみが、前
述の開口シール部40B、40Cにより溶着、封止され
ている。これにより、外袋41および内袋42間には、
空隙室44が形成されるとともに、前記他端で内袋42
の内部と連通する開口部43が形成される。なお、内袋
42の内部が、被包装物を収納する収納スペース46と
なっている。以上において、外袋41および内袋42を
構成するPEフィルムの厚さは、被包装物や設定される
外力に応じて適宜設定すればよいが、30μm以上であ
ることが好ましい。
【0042】また、内装袋40における開口部43の近
傍に位置する外袋41および内袋42の間には、弁構造
21が介装されて開口シール部40Cにより、外袋41
および内袋42と一体に溶着されている。ここで、弁構
造21は、PE等の二枚の樹脂製フィルム21A、21
Bより形成されており、前述の空隙室44の内部への空
気の導入および内部からの空気の排出を行うものであ
る。
【0043】このような内装袋40の製造に当たって
は、インフレーション成形により、円筒状の外袋41お
よび内袋42を同心円上に重ねて4重円筒体を形成し、
4枚のPEフィルム41A、41B、42A、42B全
てを底面シール部40Aにおいて、溶着して封止する。
また、他端において外袋41と内袋42との間に弁構造
21を介装するとともに、外袋41と内袋42と開口シ
ール部40Bにおいて溶着し、開口部43および空隙室
44を形成する方法が採用できる。
【0044】以上のように構成されたリターナブル包装
システム2を用いたバンパー60の梱包は以下のように
行う。まず、内装袋40の開口部43を通じて、内装袋
40内部の収納スペース46に被包装物であるバンパー
60を入れ、そのまま、内装袋40を外皮ケース10に
収納し、ファスナー14を閉じ、バンド16を締める。
この際、内装袋40の弁構造21を、前述の孔15を介
して外部に出しておく。
【0045】この状態で、弁構造21の二枚の樹脂製フ
ィルム21A、21B間に、空気を導入するためのノズ
ル等を挿入して空気を空隙室44内に吹き込み、空隙室
44を膨張させる。これにより、空隙室44内の圧力が
大きくなり、弁構造21を構成する樹脂製フィルム21
A、21Bが密着して、空隙室44内に導入された空気
が外部へ漏れ出すことがない。また、空隙室44が膨ら
むことで、内袋42がバンパー60周辺に密着するとと
もに、空気が緩衝材として作用し、バンパー60への外
部からの衝撃およびそれに伴う破損を防止することとな
る(図9参照)。一方、空隙室44内に導入された空気
により、外袋41は外側に膨らみ、外皮ケース10の内
壁面に密着する。
【0046】このような方法を採用することで、空隙室
44内の空気が緩衝材として作用し、バンパー60を保
護するとともに、外皮ケース10が内装袋40の外袋4
1を覆うこととなり、外袋41が他の物に接触して破損
するのを防止することとなる。
【0047】上述のバンパー60を包装したリターナブ
ル包装システム2を車両等に積載し、修理工場からユー
ザー等へ運搬後、被包装物であるバンパー60を取り出
す作業は、以下のように行う。すなわち、弁構造21に
ノズル等を挿入して空隙室44内の空気を一部抜く。続
いて、外皮ケース10に装着されているバンド16を全
て外した後、ファスナー14を開く。この状態でバンパ
ー60を内装袋40ごと外皮ケース10から取り出した
後、バンパー60を内装袋40から取り出す。バンパー
60を取り出した後の内装袋40を底面シール部40A
側から折り畳み、空隙室44内の空気および収納スペー
ス46の空気を全て排出する。このようにして、コンパ
クトに折り畳んだ内装袋40および外皮ケース10を工
場へ返却して再使用する。
【0048】このような第2実施形態によれば、第1実
施形態の(1)〜(11)の効果の他、以下のような効
果がある。 (12)内装袋40が、外袋41および内袋42の間に
空隙室44と、空隙室44への空気の導入、排出を行う
弁構造21とを備えている。したがって、内装袋40内
部に長尺状のバンパー60を収納した後、弁構造21か
ら空気を導入することで、内袋42がバンパー60の面
に密着してシール効果が発揮されるとともに、空隙室4
4内の空気が緩衝材となりバンパー60を保護すること
ができる。
【0049】(13)バンパー60を取り出した後は、
空隙室44内の空気を排出して、小さく折り畳んで運搬
可能であるとともに、再び空気を入れれば再利用可能で
あり、廃材量が減少して環境保護の観点からも有用な内
装袋40であるといえる。 (14)インフレーション成形を用いて内装袋40を製
造しているから、バンパー60や長尺状の建築資材に容
易に対応可能な内装袋40を比較的簡便に製造すること
ができる。
【0050】(15)弁構造21は、内装袋40の開口
部43近傍に設けられているから、使用後の内装袋40
を小さく畳む際に、空隙室44内の空気と、内装袋40
内部の空気とを同時に排出しながら容易に畳むことがで
き、取扱いの容易化を図ることができる。 (16)内装袋40と外皮ケース10とを組み合わせた
リターナブル包装システム2を採用しているから、空隙
室44への空気導入の際の内装袋40の形状を外皮ケー
ス10の形状に合わせることができる。したがって、内
装袋40のみでは円筒状等の積載に不向きな形状となる
が、外皮ケース10を積載に有利な形状とすることで、
積載の際の安定性等が向上し、積載しやすくなる。
【0051】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、前
記第1実施形態において、第1内装袋20および第2内
装袋30を用いていたがこれに限られない。すなわち、
内装袋の数は被包装物の形状等に応じて適宜選択するこ
とができ、3つ以上の内装袋を使用してもよい。また、
各内装袋20、30はPEフィルム20A、20Bおよ
びPEフィルム30A、30Bの二重構造とされていた
がこれに限られない。すなわち、一枚のフィルムからな
る内装袋を用いてもよく、三重構造以上の内装袋を用い
てもよい。
【0052】前記第2実施形態においては、外袋41お
よび内袋42はPEフィルム41A、41BおよびPE
フィルム42A、42Bの二重構造とされていたが、こ
れに限られない。すなわち、一枚のPEフィルムからな
る外袋および内袋を用いてもよく、三重構造以上の外袋
および内袋を用いてもよく、重層構造の互いに異なる外
袋および内袋を用いてもよい。以上において、内袋とし
て一枚の樹脂フィルムからなるものを用いる場合には、
十分な強度を得るため、その厚みを30μm以上とする
ことが好ましい。また、内装袋40の一端を溶着、封止
する底面シール部40Aも、前記第2実施形態のものに
限られず、例えば、底面を形成する平面円形の別の樹脂
フィルムで塞ぎ、これと、袋本体の外袋および内袋とを
溶着、封止するもの等を用いてもよい。
【0053】さらに、前記各実施形態において、第1内
装袋20、第2内装袋30、外袋41、内袋42を構成
する樹脂フィルム20A、20B、30A、30B、4
1A、41B、42A、42Bの材質として、ポリエチ
レンを採用していたが、これに限られない。すなわち、
ガスバリアー性を有し、熱溶着可能な熱可塑性樹脂で形
成されたフィルムであれば特に限定はなく、例えば、ポ
リプロピレンフィルム、ポリエチレンとポリプロピレン
とのラミネートフィルム等を採用することもできる。ま
た、弁構造21、31として、樹脂製フィルムからなる
ものを採用していたが、これに限られない。すなわち、
第1内装袋、第2内装袋および空隙室内への空気の導入
が容易に行え、かつ、導入された空気が容易に外部へ排
出されない構造を有する種々の弁構造を用いることがで
きる。さらに、前記第2実施形態における弁構造21の
位置も、開口部43近傍に限らず、内装袋40の任意の
位置に設けることができる。
【0054】前記各実施形態において、内装袋20、3
0、40はバンパー60を包装するために用いられてい
たが、これに限らず、他の自動車用部品、または建築資
材等を被包装物として使用してもよい。また、外皮ケー
ス10は、被包装物であるバンパー60の形状を考慮し
て、平面形状がコ字状とされていたが、これに限らず、
積載の状態および被包装物の形状に応じて適宜設定して
よい。さらに、外皮ケース10の材質としてウレタンレ
ザーを用いていたが、これに限られず、形状保持性の比
較的高い種々の材質を用いることができる。そして、外
皮ケース10を締め付けるのに用いていたバンド16
は、特に使用しなくてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、外皮ケースおよび弁構
造を有する内装袋を備えたリターナブル包装システムを
採用している。したがって、外皮ケース内へバンパー等
の長尺状の被包装物および内装袋を収納した後、内装袋
へ弁構造から空気を導入することで、内装袋がバンパー
等の面に密着してシール効果が発揮される。また、内装
袋内へ導入された空気が緩衝材となり被包装物を衝撃等
から保護することができるという効果がある。さらに、
外皮ケース内に、被包装物および内装袋を収納した後
に、弁構造から空気を導入するだけで梱包することがで
き、梱包作業の簡易化および梱包工程コストの低減を図
ることができるという効果がある。
【0056】そして、梱包終了時には、内装袋内の空気
を排出することが可能であり、内装袋を小さく畳んで運
搬可能であるとともに、再び空気を導入すれば再利用可
能である。したがって、通常の梱包材のように一度使用
しただけで廃材とすることもなく、廃材量が減少して環
境保護の面からも好ましい。また、外皮ケースを採用し
ているから、空気導入の際に膨張する包装袋の形状を外
皮ケースの形状に合わせることができるという効果があ
る。したがって、外皮ケースを積載、運搬に有利な形状
とすることで、積載、運搬時の安定性の向上および保管
スペース等の低減を図ることができるという効果があ
る。さらに、内装袋が、丈夫な合成皮革で形成された外
皮ケースに覆われていることから、輸送時、積載時等に
おける内装袋の破損を防止することができ、同じ内装袋
を繰り返し使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るリターナブル包装
システムを示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態におけるII−II線に沿う端面図
である。
【図3】図1の実施形態における使用状態を示す図2相
当の端面図である。
【図4】図1の実施形態における内装袋を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態に係るリターナブル包装
システムを示す斜視図である。
【図6】図5の実施形態における内装袋を示す平面図で
ある。
【図7】図6のVII-VII線に沿う断面図である。
【図8】図5の実施形態における内装袋の使用状態を示
す平面図である。
【図9】図5の実施形態における内装袋の使用状態を示
すIX-IX線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1、2 リターナブル包装システム 10 外皮ケース 20、30、40 内装袋 20A、20B、30A、30B、41A、41B、4
2A、42B 樹脂製フィルム 21、31 弁構造 41 外袋 42 内袋 43 開口部 44 空隙室 60 被包装物であるバンパー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物の形状に応じて形成された外皮ケ
    ースと、 この外皮ケースに収納される1つ以上の内装袋とを備え
    るとともに、 これらの内装袋は、空気の導入および排出を行う弁構造
    を有することを特徴とするリターナブル包装システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のリターナブル包装システ
    ムにおいて、 前記内装袋は樹脂製フィルムを二重にして形成されるこ
    とを特徴とするリターナブル包装システム。
  3. 【請求項3】被包装物の形状に応じて形成された外皮ケ
    ースと、 筒状に形成された樹脂製の内袋および外袋を同心状に重
    ねて配置し、その一端を溶着して封止し、その他端にお
    いて内袋と外袋とのみを溶着することにより内外袋間に
    形成される空隙室および前記他端で前記内袋内部と連通
    する開口部を備えた内装袋とを備えるとともに、 この内装袋は、空気の導入および排出を行う弁構造を有
    することを特徴とするリターナブル包装システム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のリターナブル包装システ
    ムにおいて、 前記内袋は樹脂製フィルムを二重にして形成されること
    を特徴とすリターナブル包装システム。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載のリターナ
    ブル包装システムにおいて、 前記外袋は樹脂製フィルムを二重にして形成されること
    を特徴とするリターナブル包装システム。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5に記載のリターナ
    ブル包装システムにおいて、 前記樹脂製フィルムの厚さは30μm以上であることを
    特徴とするリターナブル包装システム。
  7. 【請求項7】請求項3から請求項6のいずれかに記載の
    リターナブル包装システムにおいて、 前記弁構造は、前記開口部近傍に設けられていることを
    特徴とするリターナブル包装システム。
  8. 【請求項8】請求項1または請求項2に記載のリターナ
    ブル包装システムを用いた梱包方法であって、 前記外皮ケースに前記複数の内装袋および被包装物を収
    納し、 前記内装袋の弁構造から空気を吹き込むことを特徴とす
    る梱包方法。
  9. 【請求項9】請求項3から請求項7のいずれかに記載の
    リターナブル包装システムを用いた梱包方法であって、 前記内装袋に被包装物を挿入し、この内装袋を前記外皮
    ケースに収納した後、 前記内装袋の弁構造から空気を吹き込むことを特徴とす
    る梱包方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230841A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 配管部材の包装方法
KR200491678Y1 (ko) * 2018-11-09 2020-05-19 김태석 자동차 범퍼 커버용 포장재

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